説明

データ収集装置、データ管理システム、データ収集方法及びプログラム

【課題】管理すべきデータの通信回線の使用効率を向上させる。
【解決手段】データ収集部10は、外部機器20からデータを収集する。データ送信バッファ11は、データ収集部10によって収集されたデータを記憶する。命令出力部13は、一定の時間間隔で、送信命令を出力する。データ送信有効判定部14は、データ送信バッファ11に記憶されたデータが判定条件を満たす場合に、命令出力部13から出力された送信命令を出力する。データ送信部12は、データ送信有効判定部14から送信命令を入力すると、データ管理装置2に判定条件を満たすデータを送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、データを収集してデータ管理装置へ送信するデータ収集装置、データを管理するデータ管理システム、データ収集方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
太陽光発電システム等の外部機器から発電量等のデータを収集して管理するデータ管理システムの中には、データを収集して蓄積するデータ収集装置と、データ収集装置で蓄積されたデータを管理するデータ管理装置とを備えるものがある。データ収集装置とデータ管理装置とは通信可能となっており、データ管理装置からの送信要求に応じてデータ収集装置が蓄積したデータをデータ管理装置に送信する。
【0003】
このようなシステムでは、データ管理装置から一定の時間間隔で送信される送信要求に応じて、データ収集装置が蓄積したデータをデータ管理装置に送信するのが一般的である。しかしながら、データ収集装置によって蓄積されるデータ量は常に一定であるわけではない。蓄積されるデータ量が増大して送信されるデータ量より多くなると、データ収集装置で蓄積されるデータ量が許容値を超えて、送信前にデータが消失するおそれがあるうえ、通信回線の使用効率を向上させるのも容易ではなくなる。
【0004】
そこで、データ収集装置のデータ蓄積量に基づいて、送信要求の送信時間間隔/連続送信回数を調整可能なデータ収集方式が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平5−191472号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、蓄積されたデータの中には、管理するに値しないようなデータも含まれている場合がある。例えば、データが太陽電池パネルの発電量である場合、発電がなされない夜間のデータは管理するに値しないものになる。このようなデータが大量に通信回線を送信された場合には、例えデータ蓄積量に基づいて送信要求の送信時間間隔/連続送信回数を調整したとしても、通信回線の使用効率を実質的に向上させるのは困難になる。
【0007】
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、管理すべきデータの通信回線の使用効率を向上することができるデータ収集装置、データ管理システム、データ収集方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、この発明に係るデータ収集装置は、データ管理装置によって管理されるデータを収集するデータ収集装置である。このデータ収集装置において、データ収集部は、外部機器からデータを収集する。記憶部は、データ収集部によって収集されたデータを記憶する。判定部は、記憶部に記憶されたデータが所定の送信条件を満たすか否かを判定し、送信条件が満たされる場合に、送信命令を出力する。送信部は、判定部から送信命令が入力されると、記憶部によって記憶されたデータのうち、送信条件を満たすデータをデータ管理装置に送信する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、記憶部に記憶されたデータが所定の送信条件を満たすと判定された場合に、そのデータがデータ管理装置に送信される。これにより、送信条件を満たさないデータがデータ管理装置に送信されなくなるので、通信回線の使用効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】この発明の実施形態に係るデータ管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】データ送信有効判定部の動作を示すフローチャートである。
【図3】太陽電池パネルの発電量の一日の推移を示すグラフである。
【図4】この発明の実施形態に係るデータ管理システムの構成の他の例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
この実施形態に係るデータ管理システムは、外部機器のデータを収集して管理するシステムである。まず、図1を参照して、本実施形態に係るデータ収集システム100の構成について説明する。
【0013】
図1に示すように、データ管理システム100は、データ収集装置1と、データ管理装置2とを備える。データ収集装置1とデータ管理装置2とは、通信ネットワーク3で互いに接続されている。
【0014】
データ収集装置1は、データを収集して蓄積し、蓄積したデータをデータ管理装置2に送信するデータロガーである。データ収集装置1は、コンピュータであり、内部に設けられたCPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより、データロガーとしての機能が発揮される。
【0015】
データ管理装置2は、データ収集装置1から送信されたデータを管理するセンタサーバである。データ管理装置2は、コンピュータであり、内部に設けられたCPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより、センタサーバとしての機能が発揮される。
【0016】
データ収集装置1の構成についてさらに詳細に説明する。データ収集装置1は、データ収集部10と、データ送信バッファ11と、データ送信部12と、命令出力部13と、データ送信有効判定部14と、を備える。
【0017】
データ収集部10は、通信ネットワーク19の通信インターフェイスを有しており、通信ネットワーク19を介して収集対象の外部機器20と接続されている。外部機器20は複数であってもよい。データ収集部10は、外部機器20等からデータを収集して入力する。データ収集部10は、収集したデータを、データ送信バッファ11に出力する。
【0018】
なお、データ収集部10は、所定時間間隔で外部機器20から送られるデータを受信するようにしてもよいし、ランダムに外部機器20から送られるデータを受信するようにしてもよい。また、データ収集部10が、所定の時間間隔で、外部機器20へ要求を送信し、その応答として、外部機器20からデータを受信する、いわゆるポーリングを行うようにしてもよい。
【0019】
データ送信バッファ11は、所定の記憶容量を有するメモリ(記憶部)である。データ送信バッファ11は、データ収集部10によって入力されたデータを記憶し蓄積する。
【0020】
データ送信部12は、データ管理装置2との通信インターフェイスを有する。データ送信部12は、データ送信有効判定部14から送信命令を入力すると、データ管理装置2にデータに送信する。
【0021】
命令出力部13は、データ送信有効判定部14に対して一定の時間間隔で、送信命令を出力する。送信命令が出力する間隔は特に制限はないが、例えば2時間置きである。
【0022】
データ送信有効判定部14は、データ送信バッファ11に記憶されているデータが、管理するに値する有効なデータであるか否かを判定する。この判定は、命令出力部13から送信命令が出力される時間間隔よりも短い間隔で(例えば30分置きに)行われる。
【0023】
より具体的には、データ送信有効判定部14は、データ送信バッファ11に記憶されているデータが有効であるか否かを判定するための判定条件)を記憶する。判定条件Aとしては、時間帯、データの値と比較される閾値等様々なものを設定可能である。
【0024】
データ送信有効判定部14は、命令出力部13から送信命令を入力すると、データ送信バッファ11に記憶されたデータが判定条件Aを満たす場合に、命令出力部13から出力された送信命令をデータ送信部12に出力する。データ送信部12は、送信命令が入力されると、データ送信バッファ11に記憶されたデータのうち、判定条件Aを満たすデータを、データ管理装置2に送信する。また、消去部としてのデータ送信有効判定部14は、データ送信バッファ11に記憶されたデータのうち、判定条件Aを満たさないデータを消去する。
【0025】
また、データ送信有効判定部14は、命令出力部13から送信命令を入力していなくても、データ送信バッファ11に記憶されているデータが他の判定条件Bを満たす場合に、そのデータをデータ送信部12に送信する。判定条件Bとしては、例えば、所定の時間帯に、データの値が予想される範囲内に入っていないことなどがあげられる。また、消去部としてのデータ送信有効判定部14は、データ送信バッファ11に記憶されたデータのうち、判定条件Bを満たさないデータを消去する。
【0026】
次に、本実施形態に係るデータ管理システム100の動作について説明する。
【0027】
図2には、データ送信有効判定部14によって実行されるフローチャートが示されている。図2に示す処理は、一定の間隔で(例えば30分置きに)実行される。
【0028】
まず、データ送信有効判定部14は、命令出力部13から送信命令が入力されたか否かを判定する(ステップS1)。
【0029】
送信命令が入力された場合(ステップS1:Yes)、データ送信有効判定部14は、データ送信バッファ11に記憶されたデータの中に、判定条件Aを満たすものがあるか否かを判定する(ステップS2)。
【0030】
判定条件Aを満たすデータがデータ送信バッファ11に記憶されていない場合(ステップS2;No)、消去部としてのデータ送信有効判定部14は、判定条件Aを満たさないデータを、データ送信バッファ11から消去する(ステップS3)。ステップS3実行後、データ送信有効判定部14は、処理を終了する。
【0031】
一方、判定条件Aを満たすデータがデータ送信バッファ11に記憶されている場合(ステップS2;Yes)、データ送信有効判定部14は、命令出力部13から出力された送信命令をデータ送信部12に出力する(ステップS4)。データ送信部12は、送信命令を入力すると、データ送信バッファ11に記憶されたデータのうち、判定条件Aを満たすデータを、データ管理装置2に送信する。送信されなかったデータは、データ送信バッファ11から消去される。
【0032】
一方、送信命令が入力されていない場合(ステップS1;No)、データ送信有効判定部14は、データ送信バッファ11に記憶されたデータの中に判定条件Bを満たしているものがあるか否かを判定する(ステップS5)。判定条件Bには、例えば、データの値が許容範囲内となっているべき時間帯に、その値が許容範囲外になっていることや、1つ前のデータの値の差分が所定のレベルを超えていることなどが挙げられる。
【0033】
判定条件Bを満たすデータがデータ送信バッファ11に記憶されていない場合(ステップS5;No)、消去部としてのデータ送信有効判定部14は、データ送信バッファ11に記憶されたデータを消去する(ステップS6)。ステップS6実行後、データ送信有効判定部14は、処理を終了する。
【0034】
判定条件Bを満たすデータがデータ送信バッファ11に記憶されている場合(ステップS5;Yes)、データ送信有効判定部14は、命令出力部13から出力された送信命令をデータ送信部12に出力する(ステップS4)。データ送信部12は、送信命令を入力すると、データ送信バッファ11に記憶されたデータのうち、判定条件Bを満たすデータを、データ管理装置2に送信する。送信されなかったデータは、データ送信バッファ11から消去される。
【0035】
このように、データ送信有効判定部14は、データ送信バッファ11に記憶されたデータが判定条件A、Bを満たす場合、命令出力部13から出力された送信命令をデータ送信部12に出力する(ステップS4)。これにより、判定条件A,Bを満たすデータだけが、データ管理装置2に送信されるようになる。
【0036】
次に、太陽光発電システムにおける太陽電池パネルの発電量のデータを収集して管理する場合について説明する。
【0037】
図3には、この太陽電池パネルの一日の発電量の推移が示されている。図3では、横軸が時間であり、縦軸がその時刻における太陽電池パネルの発電量である。
【0038】
発電量のデータは、30分毎にデータ収集部10によって収集され、データ送信バッファ11に記憶される。図3は、データ送信バッファ11に記憶された太陽電池パネルの発電量をプロットしたものである。図3に示すように、太陽電池パネルの発電量は日の出と同時に増大し、昼頃にピークとなり日の入り後に0となる。
【0039】
命令出力部13は、2時間毎に、送信命令をデータ送信有効判定部14に出力する。図3では、1時、3時、5時、7時、9時、・・・に、送信命令が命令出力部13から出力されている。
【0040】
この送信命令は、データ送信有効判定部14に入力される。データ送信有効判定部14は、送信命令を入力すると(図2のステップS1;Yes)、データ記憶バッファ11に記憶されたデータが判定条件Aを満たすか否かを判定する。ここでは、発電量のデータが、閾値Th(例えば10w)を超えていることを判定条件Aとしている。
【0041】
まず、1:00から6:00までに収集された発電量は、閾値Thを下回っている。この場合、データ送信有効判定部14は、点線の矢印で示すように、命令出力部13から送信された送信命令を出力することなくキャンセルする。これにより、1:00から6:00までに収集された発電量のデータのデータ管理装置2への送信が停止される。この結果、有効でないデータが通信されるのを防止し、通信コストを削減することができる。
【0042】
6:30から14:30までに収集された発電量のデータの値は、閾値Thを上回っている。この場合、データ送信有効判定部14は、実線の矢印で示すように、命令出力部13から送信された送信命令を出力する。これにより、6:30から14:30までに収集された発電量のデータが、データ管理装置2に送信される。
【0043】
15:00から16:00までに収集された発電量のデータの値は、閾値Thより低くなっている。この時間帯における発電量は、閾値Thを超えているのが通常であることから、発電量が閾値Thよりも低いということは、装置に故障等の何等かの異常が発生している場合が考えられるので、このデータを管理する必要がある。
【0044】
そこで、本実施形態では、判定条件Bを、所定の時間帯、例えば7:00から17:00までの間であり、発電量が閾値Th以下であることとする。データ送信有効判定部14は、細線の矢印で示すように、発電量のデータの値が判定条件Bを満たす15:00、15:30、16:00に、送信命令をデータ送信部12に出力する。これにより、15:00から16:00までに収集された発電量のデータが、データ送信部12からデータ管理装置2に送信される。このようにすれば、収集対象の外部機器20の異常等を検出することができる。
【0045】
16:30から18:00までに収集された発電量のデータは、閾値Thを上回っている。この場合、データ送信有効判定部14は、実線の矢印で示すように、命令出力部13から送信された送信命令を出力する。これにより、16:30から18:00までに収集された発電量のデータが、データ管理装置2に送信される。
【0046】
まず、18:30から0:30までに収集された発電量のデータは、閾値Thを下回っている。この場合、データ送信有効判定部14は、点線の矢印で示すように、命令出力部13から送信された送信命令を出力することなくキャンセルする。これにより、18:30から0:30までに収集された発電量のデータのデータ管理装置2への送信が停止される。
【0047】
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、データ送信バッファ11に記憶されたデータが判定条件Aを満たすと判定された場合に、命令出力部13から出力された送信命令に従って、そのデータをデータ管理装置2に送信する。これにより、判定条件Aを満たさないデータをデータ管理装置2に送信しないようにすることができるので、通信ネットワーク3の使用効率を向上することができる。通信ネットワーク3の使用効率を向上させることができるので、その通信コストを低減することができる。
【0048】
また、本実施形態によれば、データ送信バッファ11に記憶されたデータが判定条件Bを満たすと判定された場合に、そのデータをデータ管理装置2に送信する。これにより、命令出力部13から送信命令が出力されていなくても、判定条件Bを満たすデータをデータ管理装置2に送信することができるようになるので、装置異常などを速やかに検出することができる。
【0049】
判定条件A、Bは、上記実施形態のものには限られない。例えば、前回のデータとの差分が、所定のレベルを超えることを判定条件A、Bとすることができる。
【0050】
また、判定条件A、Bは、いずれか一方のみであってもよい。
【0051】
また、命令出力部13とデータ送信有効判定部14とは一体となっていてもよい。この判定条件Aに、送信命令が出力される周期となっていることを含めるようにすればよい。
【0052】
また、データ収集装置1は、図4に示すような構成であってもよい。図4に示すように、このデータ収集装置1には、命令出力部13が設けられていない。この場合、データ送信有効判定部14は、以下のタイミングのいずれかで、判定を行うようにすればよい。
(1)データ送信バッファ11に新たなデータが記憶されたとき
(2)データ送信バッファ11に所定量のデータが記憶されたとき
(3)定期的(一定の時間が経過したとき)
【0053】
上記実施形態では、太陽光発電システムの太陽電池パネルの発電量を管理対象としたが、本発明はこれには限られない。例えば、空調システムに関するデータ(例えば、温度)や、照明システムに関するデータ(例えば、照度)などにも適用することができる。
【0054】
なお、上記実施の形態において、実行されるプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するシステムを構成することとしてもよい。
【0055】
また、プログラムをインターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、ダウンロード等するようにしてもよい。
【0056】
また、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、ダウンロード等してもよい。
【0057】
なお、本発明は、上記実施の形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で実施の形態及び図面に変更を加えることができるのはもちろんである。
【符号の説明】
【0058】
1 データ収集装置
2 データ管理装置
3 通信ネットワーク
10 データ収集部
11 データ送信バッファ
12 データ送信部
13 命令出力部
14 データ送信有効判定部
19 通信ネットワーク
20 外部機器
100 データ管理システム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
データ管理装置によって管理されるデータを収集するデータ収集装置であって、
外部機器からデータを収集するデータ収集部と、
前記データ収集部によって収集されたデータを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されたデータが所定の送信条件を満たすか否かを判定し、前記送信条件が満たされる場合に、送信命令を出力する判定部と、
前記判定部から前記送信命令が入力されると、前記記憶部によって記憶されたデータのうち、前記送信条件を満たすデータを前記データ管理装置に送信する送信部と、
を備えるデータ収集装置。
【請求項2】
前記送信条件には、
前記記憶部に記憶されたデータが、管理すべき有効なデータであることが含まれる、
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
【請求項3】
前記送信条件には、
前記記憶部に記憶されたデータの値が、所定の閾値を超えることが含まれる、
ことを特徴とする請求項2に記載のデータ収集装置。
【請求項4】
前記送信条件には、
所定の時間帯において、
前記記憶部に記憶されたデータの値が所定の範囲から外れることが含まれる、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のデータ収集装置。
【請求項5】
前記送信条件を満たさないデータを、前記記憶部から消去する消去部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のデータ収集装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか一項に記載のデータ収集装置と、
前記データ収集装置から送信されたデータを管理するデータ管理装置と、
を備えるデータ管理システム。
【請求項7】
データ管理装置によって管理されるデータを収集するデータ収集方法であって、
外部機器からデータを収集するデータ収集工程と、
前記データ収集工程において収集されたデータを記憶部に記憶する記憶工程と、
前記記憶部に記憶されたデータが所定の送信条件を満たすか否かを判定する判定工程と、
前記データ収集工程において収集されたデータのうち、前記送信条件を満たすデータを前記データ管理装置に送信する送信工程と、
を含むデータ収集方法。
【請求項8】
データ管理装置によって管理されるデータを収集するコンピュータを、
外部機器からデータを収集するデータ収集手段と、
前記データ収集手段によって収集されたデータを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたデータが所定の送信条件を満たすか否かを判定し、前記送信条件が満たされる場合に、送信命令を出力する判定手段と、
前記判定手段から前記送信命令が入力されると、前記記憶手段によって記憶されたデータのうち、前記送信条件を満たすデータを前記データ管理装置に送信する送信手段と、
して機能させるプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−244176(P2011−244176A)
【公開日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−114060(P2010−114060)
【出願日】平成22年5月18日(2010.5.18)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】