説明

ドライバICチップ、駆動装置、プリントヘッド、画像形成装置、及び表示装置

【課題】ドライバICチップにおける、駆動データ信号の転送に要する時間を短くする。
【解決手段】アレイを構成する被駆動素子(101〜104、105〜108)を、駆動データ信号(DOT1〜DOT192)に基づいて駆動する駆動部(DRV)と、駆動データ信号を転送するためのシフトレジスタ(SFRa〜SFRd)の前段に設けられ、遅延時間を選択可能な遅延回路(331〜334)を備える。シフトレジスタ(SFRa〜SFRd)はまた,遅延時間を選択するためのデータ(Hd)を転送し、メモリ(MDM)に記憶させる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
アレイを構成する被駆動素子を、駆動データ信号に基づいて駆動する駆動部と、
前記駆動データ信号を転送するためのシフトレジスタと、
前記シフトレジスタの前段に設けられ、遅延時間を選択可能な遅延回路と
を有するドライバICチップにおいて、
前記遅延時間を選択するためのデータを記憶するメモリをさらに備え、
前記シフトレジスタは、前記遅延時間を選択するためのデータを転送し、前記メモリに記憶させる
ことを特徴とするドライバICチップ。
【請求項2】
前記遅延回路が、縦続接続可能な複数のバッファ回路を備え、前記遅延回路の選択が、前記バッファ回路の縦続段数の選択により行われる
ことを特徴とする請求項1に記載のドライバICチップ。
【請求項3】
電源投入時にパルス信号を発生し、前記メモリに所定の値にリセットする信号発生手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のドライバICチップ。
【請求項4】
前記シフトレジスタは、
第1段乃至第N段(Nは3以上の整数)のフリップフロップと選択回路とを備え、
第1段のフリップフロップのデータ入力端子は当該ドライバICチップのデータ入力端子に接続され、
第2段乃至第(N−1)段のフリップフロップのデータ入力端子は、それぞれ第1段乃至第(N−2)段のフリップフロップの出力端子に接続され、
前記選択回路の第1及び第2の入力端子は、それぞれ第(N−2)段のフリップフロップの出力端子及び第(N−1)段のフリップフロップの出力端子に接続され、
第N段のフリップフロップのデータ入力端子は、前記選択回路の出力端子に接続され、
前記N段のフリップフロップの出力は当該ドライバICチップのデータ出力端子に接続されており、
前記選択回路が前記第1の入力端子への入力を選択して出力端子から出力するときは、前記シフトレジスタはカスケード接続された(N−1)段のシフトレジスタとして作用し、
前記選択回路が前記第2の入力端子への入力を選択して出力端子から出力するときは、前記シフトレジスタはカスケード接続されたN段のシフトレジスタとして作用する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のドライバICチップ。
【請求項5】
アレイを構成する被駆動素子を、駆動データ信号に基づいて駆動する駆動部と、
前記駆動データ信号を転送するためのシフトレジスタと
を有するドライバICチップにおいて、
前記シフトレジスタは、複数個のフリップフロップを接続して成るものであり、
初段フリップフロップのデータ入力端子は、遅延時間選択信号に基づいて遅延時間を切り替え可能な遅延回路を介して当該ドライバICチップのデータ入力端子に接続され、
前記遅延時間選択信号を入力する遅延時間選択信号端子をさらに有する
ことを特徴とするドライバICチップ。
【請求項6】
前記遅延回路が、
複数段のインバータを直列接続してなるインバータチェーンと、
前記遅延時間選択信号に基づいて前記インバータチェーンの接続段数を切り替える切り替え回路とを有する
ことを特徴とする請求項5に記載のドライバICチップ。
【請求項7】
前記ドライバICチップは、端子パッドが形成される面が長方形状に形成され、
その長辺に沿って前記被駆動素子との接続のための端子が設けられ、
その一方の短辺に前記遅延時間選択信号端子が設けられている
ことを特徴とする請求項5又は6に記載のドライバICチップ。
【請求項8】
前記シフトレジスタは、
第1段乃至第N段(Nは3以上の整数)のフリップフロップと選択回路とを備え、
第1段のフリップフロップのデータ入力端子は当該ドライバICチップのデータ入力端子に接続され、
第2段乃至第(N−1)段のフリップフロップのデータ入力端子は、それぞれ第1段乃至第(N−2)段のフリップフロップの出力端子に接続され、
前記選択回路の第1及び第2の入力端子は、それぞれ第(N−2)段のフリップフロップの出力端子及び第(N−1)段のフリップフロップの出力端子に接続され、
第N段のフリップフロップのデータ入力端子は、前記選択回路の出力端子に接続され、
前記N段のフリップフロップの出力は当該ドライバICチップのデータ出力端子に接続されており、
前記選択回路が前記第1の入力端子への入力を選択して出力端子から出力するときは、前記シフトレジスタはカスケード接続された(N−1)段のシフトレジスタとして作用し、
前記選択回路が前記第2の入力端子への入力を選択して出力端子から出力するときは、前記シフトレジスタはカスケード接続されたN段のシフトレジスタとして作用する
ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載のドライバICチップ。
【請求項9】
請求項1乃至4のいずれかに記載のドライバICチップを複数個カスケード接続して成る駆動装置。
【請求項10】
請求項5乃至8のいずれかに記載のドライバICチップを複数個カスケード接続して成る駆動装置であって、
第1段のドライバICチップの前記遅延時間選択信号端子には、前記遅延時間を第1の値にするため遅延時間選択信号が入力され、
前記第2段以降のドライバICチップの前記遅延時間選択信号端子には、前記遅延時間を前記第1の値よりも短い第2の値にする遅延時間選択信号が入力されている
ことを特徴とする駆動装置。
【請求項11】
前記遅延時間を第1の値にするための遅延時間選択信号が、前記遅延時間選択信号端子をグランド電位に接続することにより与えられ、
前記遅延時間を前記第2の値にする遅延時間選択信号が、前記遅延時間選択信号端子を開放することにより与えられる
ことを特徴とする請求項10に記載の駆動装置
【請求項12】
前記被駆動素子と、
請求項9乃至11のいずれかに記載の駆動装置とを備え、
前記被駆動素子が印刷用被駆動素子である
ことを特徴とするプリントヘッド。
【請求項13】
前記ドライバICチップの前記シフトレジスタが前記被駆動素子のための補正データの転送を行うとともに、前記印刷用被駆動素子の前記駆動データ信号としての印刷データ信号の転送を行うものであり、
前記ドライバICチップにデータ転送のためのクロック信号を供給する制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記補正データの転送時においては、前記印刷データ信号の転送時に比べ、より低い周波数のクロック信号を供給する
ことを特徴とする請求項12に記載のプリントヘッド。
【請求項14】
前記印刷用被駆動素子が、発光素子又は発熱素子である
ことを特徴とする請求項12又は13に記載のプリントヘッド。
【請求項15】
請求項12乃至14のいずれかに記載のプリントヘッドを備え、
感光体ドラムに静電潜像を形成する露光装置と、
前記感光体ドラム上に前記静電潜像に対応したトナー像を形成する現像部と、
前記感光体ドラム上のトナー像を印刷用紙に転写する転写部とを備えた
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項16】
前記被駆動素子と、
請求項9乃至11のいずれかに記載の駆動装置とを備え、
前記被駆動素子が発光素子である
ことを特徴とする表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【公開番号】特開2013−28168(P2013−28168A)
【公開日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−189950(P2012−189950)
【出願日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【分割の表示】特願2007−111450(P2007−111450)の分割
【原出願日】平成19年4月20日(2007.4.20)
【出願人】(591044164)株式会社沖データ (2,444)
【出願人】(500002571)株式会社沖デジタルイメージング (186)
【Fターム(参考)】