説明

ナースコールシステム

【課題】 地震発生を受けて緊急地震速報の報知に加えて、病院建屋の劣化を判断し、その結果を看護師等に通知することを可能とする。
【解決手段】 廊下灯2に接続されて病院建屋の構造体の損傷情報を入手するAEセンサ5と、制御機4に接続されてAEセンサ5が検出した損傷情報から病院の耐震度の劣化状況を分析する耐震度分析装置7とを備え、耐震度分析装置7は、地震解析装置6が地震発生情報の受信を終了したら、AEセンサ5が測定した損傷情報を入手し、病院の耐震度を分析する。分析した耐震度情報は制御機4を介してナースコール親機3に送信され、ナースコール親機3が表示部3aに表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、緊急地震速報を報知する機能を備えたナースコールシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
地震が発生すると、地震発生直後に震源に近い地震観測点で観測される初期微動(P破)の波形を解析し、気象庁等から解析した情報が発せられて、各地域での震度や主要波であるS波の到達時間を知らせる所謂緊急地震速報を行うシステムの運用が開始された。
ナースコールシステムにおいても、このシステムを接続して病院の位置する場所での震度及び何秒後に地震が発生するかを地震解析装置で解析し、解析結果をナースコール親機等に通知するナースコールシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
これにより、看護師は揺れが発生する前に地震の発生を把握することができ、重傷な患者の場所を把握して、必要な処置を講ずる等の対策をとることが可能となった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−211658号公報
【特許文献2】特開平11−64098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来のナースコールシステムでは、まもなく地震波が到達して揺れが発生することを知ることができても、地震が発生した結果、揺れによる被害がどの程度であったか、具体的に病院建屋自体の耐震性能の劣化具合がどの程度か把握することができなかった。そのため、壁面に亀裂が入ったような場合等それがどの程度の損傷か、耐震性能に重大な影響が発生したのか病院関係者は判断できず、専門業者による診断を待たなければならなかった。そのため、耐震補強等の対策もスムーズに実施することができなかった。
【0005】
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、地震発生を受けて緊急地震速報の報知に加えて、病院建屋の劣化を速やかに判断し、その結果を看護師等に通知することを可能としたナースコールシステムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、ナースコール子機からの呼び出しを検出して報知するための廊下灯と、ナースコール子機からの呼び出しに応答して患者と通話するためのナースコール親機と、ナースコール子機、廊下灯、ナースコール親機の間の通信を制御する制御機と、制御機に接続されて気象庁等の地震管理センターから地震発生情報を受信して病院のある地域の震度、揺れが発生するまでの時間等の地域地震発生情報を解析する地震解析装置とを備え、地震解析装置が解析した地域地震発生情報をナースコール親機が報知するナースコールシステムにおいて、病院構造体の損傷情報を入手するAEセンサと、制御機に接続されてAEセンサが検出した損傷情報から病院構造体の耐震度を分析する耐震度分析装置とを備え、耐震度分析装置は、地震解析装置が地震発生情報を受信したら、或いは地震解析装置が地域地震発生情報を出力したら、所定のタイミングでAEセンサが入手した損傷情報を基に病院の耐震度を分析し、分析した耐震度情報を制御機を介してナースコール親機に送信し、ナースコール親機が耐震度情報を報知することを特徴とする。
この構成によれば、地震管理センターが発信する地震発生情報を受けて、ナースコール親機で地域地震発生情報が報知される。そして、地域地震発生情報の報知に連動して耐震度分析装置が、AEセンサが測定した病院建屋の構造体損傷情報を基に病院建屋の耐震度を分析してナースコール親機から報知する。よって、看護師等の病院関関係者は地震の直後に病院の損傷状況を把握でき、適切な判断をすることができるし、補強工事等を行うにあたって必要な情報を得ることが可能となる。
尚、AEセンサや耐震度分析装置は公知であり、例えば特許文献2に開示されている。また、AEセンサの製品としては、株式会社ジャスト製のスマートAEセンサがある。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、耐震度分析装置は、地震解析装置が地震発生情報の受信を終了したら、AEセンサから損傷情報を入手して耐震度を分析することを特徴とする。
この構成によれば、地震発生情報の送信が終了したら、即ち地震の終了を待ってAEセンサからデータを収集するので、確実に地震による損傷情報を入手して確度の高い耐震度情報を得ることができる。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1に記載の構成において、耐震度分析装置は常時AEセンサから損傷情報を入手し、地震解析装置が地震発生情報を受信したら、或いは地震解析装置が地域地震発生情報を出力したら、所定のタイミングで入手した損傷情報を基に耐震度を分析することを特徴とする。
この構成によれば、AEセンサから情報を常時入手するため、AEセンサの故障等を逐次確認することができ、地震発生時に耐震度情報を送信出来ないような事態を防止できる。また、直下型の地震で地震発生情報の発信が間に合わない状況でも損傷情報の入手が可能となる。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、AEセンサを複数備えると共に、耐震度分析装置或いは制御機は個々のAEセンサの設置場所を記憶する場所情報記憶部を有し、耐震度分析装置は、分析した耐震度情報を場所情報と共にナースコール親機に送信することを特徴とする。
この構成によれば、複数の場所にAEセンサを設置することで、より細かい損傷情報を入手することができる。そして、AEセンサの場所も認識できるので、病院内のどの場所の強度が不足しているかを把握することができる。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、AEセンサは複数の廊下灯に接続され、廊下灯は、AEセンサから入手した損傷情報に自身のIDを場所情報として付加して耐震度分析装置に送信することを特徴とする。
この構成によれば、AEセンサは病室毎に設置されている廊下灯に接続すれば良いため、最寄りの廊下灯まで配線すれば良く、短い距離で済む。また、AEセンサの場所情報を廊下灯のID情報で管理するため、AEセンサを複数設置しても管理し易く、病院内のどの場所の強度が不足しているかを容易に把握することができる。
【0011】
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の構成において、耐震度分析装置は、分析した耐震度情報が所定値以下の軽微な損傷である場合は、前記ナースコール親機に耐震度情報を送信しないことを特徴とする。
この構成によれば、地域地震発生情報が報知されても、損傷がないか軽微であれば、耐震度情報は報知されない。よって、看護師に余計な不安を与えないで済む。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、地震発生情報を受けて地震が発生した直後に耐震度分析装置から病院の耐震度情報がナースコール親機に送信され報知される。よって、看護師等の病院関係者は地震の直後に病院建屋の損傷状況を把握でき、適切な判断をすることができるし、補強工事等を行うにあたって必要な情報を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図である。
【図2】図1のシステムの地震発生情報を受信した動作の流れを示すタイムチャートである。
【図3】図1のナースコール親機の画面表示例を示し、(a)は地域地震発生情報を表示した状態、(b)は耐震度情報を表示した状態である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図であり、1は患者が看護師を呼び出すために病室のベッド毎に設置されたナースコール子機、2は病室内のナースコール子機1からの呼び出しを検出して報知するために病室毎に出入口付近に設置された廊下灯、3はナースコール子機1からの呼び出しに応答して患者と通話するためにナースステーションに設置されたナースコール親機、4はナースコール子機1と廊下灯2とナースコール親機3の間の通信を制御する制御機、5は病院の構造体に設置され、構造体の損傷情報を入手するためのAEセンサ、6は本発明のナースコールシステムが設置される病院のある地域の震度・揺れが発生するまでの時間を、気象庁等の地震管理センターWからの情報を基に解析して地域地震発生情報を発信する地震解析装置、7はAEセンサ5が検出した構造体の損傷情報から病院の耐震度の劣化を分析するための耐震度分析装置である。
【0015】
尚、Xは震源地を示し、地震が発生したら、地震管理センターWは震源地Xの近くの複数の観測点から情報を入手し、この情報を基に震源地、地震の規模等の地震発生情報を発信する。この情報をインターネットN等を介して地震解析装置6が受信し、地震解析装置6が設置された地域での揺れの大きさや到達時間が解析される。
【0016】
ナースコール子機1は伝送線L1により病室毎に廊下灯2に接続され、廊下灯2は廊下灯幹線L2により制御機4に接続されている。また、ナースコール親機3は伝送線L3により制御機4に接続され、地震解析装置6、耐震度分析装置7は個々に伝送線L4,L5により制御機4に接続されている。更に、地震解析装置6と耐震度分析装置間7の間も伝送線L6で接続され、AEセンサ5は伝送線L7を介して各廊下灯2に接続されている。
【0017】
このように構成されたナースコールシステムは次のように動作する。但し、患者がナースコール子機1を使用した看護師を呼び出す動作、呼び出しに対してナースコール親機3から看護師が応答する動作は従来と同様であるため説明を省略し、ここでは地震解析装置6が地震管理センターWから地震発生情報を受信した場合の動作を説明する。
【0018】
図2は、地震解析装置6が地震発生情報を受信してからの動作の流れを示すタイムチャートであり、この図に基づいて説明する。まず、震源地Xにおいて、例えば震度6の地震が発生したとすると、その情報が地震管理センターWにて収集され、地震発生情報としてインターネットN等を介して地震解析装置6に送信される。地震解析装置6は、各地域に設置されているものであって、震源地Xの震度や距離等の情報から当該地域における震度、揺れが発生するまでの時間等の地域地震発生情報を演算して求め、この結果を地域地震発生情報として接続されているナースコールシステムの制御機4に送信する(S1)。
【0019】
地域地震発生情報を受信した制御機4は、この情報をナースコール親機3に送信(S2)し、ナースコール親機3は、表示部3aに受信した地域地震発生情報を表示する。図3(a)はこの表示部3aの表示を示し、「地震!震度4!10秒後」といったメッセージが表示される。また、合わせて警報音が報音される。この表示と警報音により、看護師はまもなく地震が来ることを認識でき、重症患者の確認や窓を開ける等の対応をおこなうことができる。
【0020】
地震が収まり、地震管理センターWからの地震発生情報の発信が終了すると、制御機4からナースコール親機3に終了信号が送信される(S3)。これを受けて、ナースコール親機3は報知を終了する。また終了信号を出力した制御機4は、AEセンサ5にデータ要求信号を送信する(S4)。データ要求信号は廊下灯2に送信され、廊下灯2はこの信号を受信したら接続されているAEセンサ5にデータ要求信号を出力する。
AEセンサ5は、この信号を受けて地震発生中に検出した病院構造体の損傷情報である測定データを廊下灯2に送信する(S5)。尚、AEセンサ5は常時構造体のデータ(損傷情報)を収集し、例えば過去10分間のデータを常に保持しており、データ要求信号を受けてこのデータを出力する。
【0021】
廊下灯2は、測定データを受信すると、このデータに廊下灯2のIDを付与して制御機4に送信する(S6)。測定データの送信を受けた制御機4は、耐震度分析装置7へこの測定データを送信する(S7)。耐震度分析装置7は、AEセンサ5の測定データを入手したら、測定データから病院構造体の損傷具合を分析する。尚、測定データは各廊下灯2から送信され、廊下灯毎(病室毎)に損傷具合が分析される。
こうして、全てのAEセンサ5の測定データを分析した耐震度分析装置7は、分析結果から病院全体の耐震度を判断して耐震度情報を生成し、この耐震度情報を制御機4に送信する(S8)。
【0022】
制御機4は、この耐震度情報をナースコール親機3に送信し(S9)、ナースコール親機3は、受信した耐震度情報を表示部3aに表示する。図3(b)はこの耐震度情報を表示したナースコール親機3の表示部3aを示し、所定の強度に満たないと判定された場合の表示を示している。この表示は、耐震度情報の内容、即ち損傷の程度により変更され、強度を満たしている場合には「耐震強度に問題ありません」等のメッセージが表示される。
【0023】
尚、損傷の程度が軽微で耐震強度が引き続き満たされている場合は、耐震度情報を出力せずナースコール親機3に通知しないよう耐震度分析装置7を設定しても良い。この場合、看護師等の確認操作を受けて通知するようにしても良く、病院関係者に余計な不安を与えないで済む。また、耐震度情報の報知を行うか否かの閾値の設定は、制御機4に設けても良い。
【0024】
また耐震度情報の表示後、ナースコール親機3の所定の操作により、耐震度分析装置7から全てのAEセンサ5の分析結果を入手することができる。所定の操作で、分析結果要求信号が制御機4を介して耐震度分析装置7に出力されると、耐震度分析装置7は個々のAEセンサ5に対応する分析結果を制御機4を介してナースコール親機3に出力する。送信される分析結果には、測定データに添付された場所情報である廊下灯ID情報も引き続き添付され、受信したナースコール親機3の表示部3aには廊下灯IDに基づく場所情報と分析結果の一覧が表示される。
【0025】
このように、緊急地震速報に連動して病院建屋の構造体損傷情報を入手して耐震度が分析されるので、看護師等の病院関係者は地震直後に病院の損傷状況を把握できる。また、補強工事等を行うにあたって必要な情報を得ることが可能となる。
また、地震発生情報の送信が終了したら、即ち地震の終了を待ってAEセンサ5からデータを収集するので、確実に地震による損傷情報を入手して確度の高い耐震度情報を得ることができる。
更に、AEセンサ5を病室毎に設置されている個々の廊下灯2に接続することで、より細かい強度情報を入手することができるし、AEセンサ5の場所情報を廊下灯2のID情報で管理するため、管理し易く病院内のどの場所の強度が不足しているかを容易に把握することができる。更に、AEセンサ5は最寄りの廊下灯2まで配線すれば良く、短い距離で済む。
【0026】
尚、上記実施形態では、制御機4がAEセンサ5を制御しているが、ナースコール親機3に制御させても良い。
また、AEセンサ5を各廊下灯2に設置して病室毎に損傷情報を収集しているが、AEセンサ5は、病院の主要構造体にのみ設けるだけでも強度を把握するには有効である。このように病室毎に設けない場合は、AEセンサ5は一括して耐震度分析装置7或いは制御機4に接続しても良い。この場合、AEセンサ5の設置場所を記憶する場所情報記憶部を耐震度分析装置7或いは制御機4に設ければ、廊下灯2に接続した場合と同様に個々にAEセンサ5の場所を把握できる。
【0027】
また、上記実施形態では、地震発生情報の受信を終了したら測定データを入手して分析しているが、AEセンサ5を常時動作させて、耐震度分析装置7に常時測定データを収集させても良く、この場合AEセンサ5の故障等を逐次確認することができ、地震発生時に耐震度情報を送信出来ないような事態を防止できる。また、直下型の地震で地震発生情報の発信が間に合わない状況でも損傷情報の入手が可能となる。
更に、地域地震発生情報の終了信号をトリガーとせず、地震発生信号や地域地震発生信号が送出されたら、予め設定した時間が経過したら自動的にAEセンサ5から測定データを入手して分析を開始しても良い。
【符号の説明】
【0028】
1・・ナースコール子機、2・・廊下灯、3・・ナースコール親機、3a・・表示部、4・・制御機、5・・AEセンサ、6・・地震解析装置、7・・耐震度分析装置。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、前記ナースコール子機からの呼び出しを検出して報知するための廊下灯と、前記ナースコール子機からの呼び出しに応答して前記患者と通話するためのナースコール親機と、前記ナースコール子機、前記廊下灯、前記ナースコール親機の間の通信を制御する制御機と、前記制御機に接続されて気象庁等の地震管理センターから地震発生情報を受信して病院のある地域の震度、揺れが発生するまでの時間等の地域地震発生情報を解析する地震解析装置とを備え、前記地震解析装置が解析した地域地震発生情報を前記ナースコール親機が報知するナースコールシステムにおいて、
病院構造体の損傷情報を入手するAEセンサと、前記制御機に接続されて前記AEセンサが検出した前記損傷情報から前記病院構造体の耐震度を分析する耐震度分析装置とを備え、
前記耐震度分析装置は、前記地震解析装置が前記地震発生情報を受信したら、或いは前記地震解析装置が前記地域地震発生情報を出力したら、所定のタイミングで前記AEセンサが入手した損傷情報を基に病院の耐震度を分析し、分析した耐震度情報を前記制御機を介して前記ナースコール親機に送信し、前記ナースコール親機が前記耐震度情報を報知することを特徴とするナースコールシステム。
【請求項2】
前記耐震度分析装置は、前記地震解析装置が地震発生情報の受信を終了したら、前記AEセンサから損傷情報を入手して耐震度を分析することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
【請求項3】
前記耐震度分析装置は常時前記AEセンサから損傷情報を入手し、前記地震解析装置が前記地震発生情報を受信したら、或いは前記地震解析装置が前記地域地震発生情報を出力したら、所定のタイミングで入手した損傷情報を基に耐震度を分析することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
【請求項4】
前記AEセンサを複数備えると共に、前記耐震度分析装置或いは前記制御機は個々のAEセンサの設置場所を記憶する場所情報記憶部を有し、前記耐震度分析装置は、分析した前記耐震度情報を場所情報と共に前記ナースコール親機に送信することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のナースコールシステム。
【請求項5】
前記AEセンサは複数の前記廊下灯に接続され、前記廊下灯は、前記AEセンサから入手した前記損傷情報に自身のIDを場所情報として付加して前記耐震度分析装置に送信することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のナースコールシステム。
【請求項6】
前記耐震度分析装置は、分析した前記耐震度情報が所定値以下の軽微な損傷である場合は、前記ナースコール親機に耐震度情報を送信しないことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のナースコールシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−10699(P2011−10699A)
【公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−155057(P2009−155057)
【出願日】平成21年6月30日(2009.6.30)
【出願人】(000100908)アイホン株式会社 (777)
【Fターム(参考)】