パーソナルビデオレコーダ、記録方法及びユーザインタフェース
本発明は、オーディオ−ビジュアルコンテンツのためのパーソナルビデオレコーダ（ＰＶＲ）にコンテンツを記録し、該ＰＶＲからコンテンツを再生する方法に関する。レコーダは、ストレージメディア１２を有している。該メディアに記録されたコンテンツに関する情報が提供される。第一のタイプの番組のうちの番組がストレージメディア１２に記録され、番組は、レコーダのユーザにより加入される。視聴のためにユーザにより選択された番組が選択される。第二のタイプの番組のうちの番組が該ストレージメディア１２に記録され、該第二のタイプの番組はユーザプロファイルに構成される。さらに、第三のタイプの番組が該ストレージメディア１２に記録され、該第三のタイプの番組は、ブロードキャスタにより推薦される番組を含んでいる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、パーソナルビデオレコーダ（ＰＶＲ）システムの分野全般に関し、より詳細には、ＰＶＲへの記録及びＰＶＲからの再生に関し、更には、ＰＶＲに記憶されたプログラムに関するユーザインタフェースによる情報のプレゼンテーションに関する。
【背景技術】
【０００２】
パーソナルビデオレコーダ（ＰＶＲ）は、一般に、たとえばハードディスクといったノンテープベースの記録媒体を有するデジタルビデオレコーダ（ＤＶＲ）である。ＰＶＲは、従来のテープビデオレコーダとして使用することができる。タイマーがセットされ、所望のテレビ番組がブロードキャストされたときに記録媒体に記録される。ＰＶＲのタイマーを自動設定するために電子番組ガイド（ＥＰＧ）が使用されることがある。このケースでは、所定のテレビチャネルでの所定のテレビ番組は、記録のために電子リストから選択される。オートマチックなＰＶＲレコーディングのため、ユーザの好みを使用することが一般的であり、これにより、タイマー設定が遠隔的に調整される。
【０００３】
ＰＶＲは、一般に、異なるテレビジョンチャネルでテレビ放送された番組へのアクセスのため、エアインタフェースを介するか、又はケーブルコネクションを介して、ブロードキャスティングネットワークに結合される。個別の通信チャネルは、たとえば電話接続を介して、アップトゥデート情報をアップロード及び／ダウンロードするための情報プロバイダに接続するために使用されることがある。チャネル上の情報及びテレビ番組のための送信時間は、ＰＶＲに規則的に送信される。たとえば、所定のタイプの番組を記録する頻度といった、ＰＶＲにより収集されるユーザの振る舞いに関する情報は、処理のために情報プロバイダに規則的に送信される。ＰＶＲのユーザに提供される情報プロバイダのテレビジョンサービスは、一般に、ＰＶＲユーザが支払い及び／又は加入するサービスである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上述された従来のＰＶＲシステムには、多数の問題が関連される。
最近、テレビジョンサービスのプロバイダは、通信チャネルを介して、所定の番組が記録されるべきであり、この番組は所定の時間の間に装置から消去されることが許可されていないことを、全ての加入者のＰＶＲ装置に指示を送っている。ブロードキャスタは、新たなテレビジョンシリーズを売り込むため、このサービスについてこのケースで支払いを行う。これにより、ユーザは該ユーザの個人のＰＶＲに所定の番組を記録しており、多くのケースでは記録されるのを望まないので、多数のユーザは反対する結果となる。さらに、ユーザは、彼の個人のＰＶＲにテレビ番組を記録しており、これは所定の時間は消去することができない。このことは、彼ら個人で所有のＰＶＲの記憶媒体に番組が記録されるのを望まない多くのユーザにとって悩ませるものである。番組は、ＰＶＲにおける記憶スペースを取り、この記憶スペースは、消去させることが不可能であるので、他の目的のために使用することができない。ユーザは、ユーザの個人の記録媒体にあるため、記録された番組を所有しているという認識を有している。
【０００５】
ＰＶＲに関連される別の問題は、記録媒体がたとえばディスククラッシュにより損傷を受けたとき、記録されたコンテンツが失われることである。このことは、購入されたビデオテープが破壊されてコンテンツが失われたときの状況に類似して、ユーザにとって悩ませるものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、従来技術において先に識別された問題点を克服し、現在使用されている「ビデオレコーダ」システムに代わり、ＰＶＲのユーザに「ビデオ・オン・デマンド」システムを提供することで先の問題を解決する。厳密に同じ機能がユーザに提供される。ユーザは、任意の時点で、記録された番組を事前に見ることができる。ユーザインタフェースレベル下では、ＰＶＲは、すなわちコンテンツを記憶媒体に記録することで正確に同じやり方で実現される。ユーザがＥＰＧからコンテンツを記録するのを可能にする代わりに、ユーザには番組に加入するためのオプションが与えられる。ひとたび、ユーザが番組に加入すると、少なくとも数回は見るために利用可能となる。最初にブロードキャストされた後に番組を見ることができるのは、ユーザの観点から合理的である。ユーザは、たとえば好みのリストを追加することで、不明確にコンテンツに加入することが許可される。ユーザインタフェースは番組に加入するコンセプトを与えるが、これは、たとえばハードディスクといったＰＶＲの記憶媒体に番組を記録することで実現される。
【０００７】
ユーザには、（すなわちディスク上で）見るために利用可能な番組のリストが与えられる。この与えることで、視聴者が明示的に加入する番組、ユーザプロファイルに基づいて選択された番組、及び他の推薦された番組（たとえば、ブロードキャスタが売り込みたい新たなコンテンツ）の間で区別することができる。本発明は、先に記載されたビデオレコーダのユーザインタフェースではユーザが反対したのに対して、新たなシリーズを見る可能性が提供されるのをユーザが反対しないので、システムが非常にユーザフレンドリであるという利点を有する。
【０００８】
ユーザが番組を消去するのを可能にする代わりに、ユーザは、関心がないことを示すことができ、このことは、ＰＶＲに記録を消去するか、又はより長い間にそれを保持するかに関する選択を与える。
【０００９】
本発明の態様によれば、特許請求の範囲に従って、本発明のコンセプトの範囲内で、ＰＶＲシステム、方法、コンピュータ読取り可能な媒体及びグラフィカルユーザインタフェースが開示される。
【００１０】
本発明の１態様によれば、方法が開示される。該方法は、オーディオ−ビジュアルコンテンツのためにパーソナルビデオレコーダにコンテンツを記録すること、パーソナルビデオレコーダからコンテンツを再生することを含んでおり、レコーダは、テレビ番組を記録するために記憶媒体を有している。該レコーダに記録されたコンテンツに関する情報が与えられる。本方法は、レコーダの記憶媒体に少なくとも第一のタイプの番組のうちの番組を記録するステップを有しており、該第一のタイプの番組は、レコーダのユーザにより加入された番組を有している。さらに、本方法は、ユーザインタフェースに纏まった形式で記録された番組を与えるステップ、及びユーザにより選択された番組を再生するステップを有しており、選択された番組は、少なくとも第一のタイプの番組のうちの先に記録された番組のうちの１つである。
【００１１】
本発明の別の態様によれば、パーソナルビデオレコーディングシステム向けのユーザインタフェースが提供され、情報はユーザに提供される。ユーザインタフェースは、記録のための番組に加入するための第一のユーザインタフェースを有している。第二のユーザインタフェースは、記録された番組を与え、記録された番組は、少なくとも加入された番組を有する。ユーザには、ディスプレイスクリーンで見るために記録された番組のうちの１つを選択する機会、又は代替的に記録された番組に関心のないことを示す機会が与えられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１２】
本発明の好適な実施の形態は、以下の詳細な説明で記載され、添付図面に対して参照がなされる。
本発明の可能性のある実現は、図面を参照して記載される。図１は、ＰＶＲシステム１を示しており、このＰＶＲシステムは、本発明の実現を例示している。このシステム１は、処理ユニット１０、ブロードキャスティングネットワークインタフェース１１、オーディオ−ビジュアルデータを記憶するためのストレージメディア１２、記録すべき番組に関する情報及び所定の番組のためのユーザの好みのような他のデータを記憶するためのメモリ、動作パネル１５及びディスプレイスクリーン１４を有している。さらに、テレビジョンサービスプロバイダ１６は、例示的な目的のために示されている。テレビジョンサービスプロバイダ１６は、本発明のシステムの一部ではなく、これは、処理ユニット１０とテレビジョンサービスプロバイダ１６との間のコネクションにわたり破線で示されている。
【００１３】
処理ユニット１０は、動作パネル１５を介してユーザからの情報を受信及び配信し、ストレージメディア１２、メモリ１３、テレビジョンサービスプロバイダ１６から、及びストレージメディア１２、メモリ１３、テレビジョンサービスプロバイダ１６への動作コネクションを介してユーザからの情報を受信及び配信し、及びブロードキャストネットワーク１１からの情報を受信する。動作パネルは、好ましくは、リモートコントロールであるが、ＰＶＲ装置に統合することができるか、ディスプレイスクリーン１４に統合することができる。情報及び／又は番組コンテンツはディスプレイスクリーン１４で表示される。また、ディスプレイスクリーン１４は、ユーザとの対話のために使用される。ディスプレイスクリーン１４のグラフィカルユーザインタフェースを介して、本発明に係る先に記載された「ビデオ・オン・デマンド」方法が実現される。
【００１４】
図２によれば、ユーザには、ステップ２０で、番組に加入するためのオプションが与えられる。このため、ユーザには、ディスプレイスクリーン１４で利用可能な番組のリストが与えられる。この目的のために使用されるユーザインタフェース３の例示的な実施の形態は、図３に例示されている。加入のために利用可能な番組３０のリストは、外部のサービスプロバイダ１６へのコネクション１７を介して更新される。所定の番組への加入は、動作パネル１５及び該ユーザインタフェース３を介して入力される。本発明に係るユーザインタフェースの実施の形態では、加入のために利用可能な番組３０のリストから番組が選択され、例では、これらは番組Ａ，Ｂ，Ｃ及びＤである。加入は、ボタン３１を押すことでアクチベートされ、選択された番組は、加入された番組３２のリストに追加される。図３の例では、番組Ａ及びＢが加入される。ユーザが所定の番組にひとたび加入すると、ブロードキャストネットワーク１１からダウンロードされ、ステップ２１でストレージメディアに記憶される。番組は、ディスプレイスクリーン１４での視聴のために利用可能である。ブロードキャスタが即座のダウンロードのサービスを提供するケースでは、番組を記録しつつ、短時間での視聴が可能である。さもなければ、スケジュールされた時点で送信されたとき、この時点で番組が記録される。ユーザは、たとえば、好みの番組を含むリストに追加することで、不明確にコンテンツに加入することが可能である。ユーザインタフェースが番組に加入するコンセプトを与えるが、これは、ＰＶＲシステム１のストレージメディア１２に番組を記録することで実現される。ストレージメディア１２は、たとえば、ハードディスク、記録可能なＤＶＤ（Digital Versatile Disc）、又は別の大容量のリード／ライトメモリである。番組又は番組のタイプが加入される情報は、メモリ１３に記憶され、サービスプロバイダ１６に伝達することができる。
【００１５】
ユーザが番組を見ることを望むとき、ステップ２２で、ユーザには、ストレージメディア１２で見るために利用可能な番組のリストが提供される。図４には、この実現のための実施の形態が例示されている。利用可能な番組は、加入のときからユーザが加入された番組を見るのを望むときとの間にダウンロードされた番組である。このプレゼンテーションは、視聴者により明示的に加入された番組、ユーザプロファイルに基づいて選択された番組、及びブロードキャスタが売り込むのを望む新たなコンテンツのような他の推薦された番組の間で区別することができる。ユーザインタフェース４のフィールド４０は、記録された番組、及びたとえば、記録された番組の加入日付、利用可能な日付（すなわち、番組を最初に視聴することができるとき）、番組のタイプ、期限切れ日付、視聴価格等といったこれらの番組の更なる情報からなるリストを有している。フィールド４０の目的は、ユーザが利用可能な番組のリストから視聴するために番組を識別することができることであり、これは、加入された番組であるか、又は先に説明されたユーザプロファイルのような他の目的に基づいて視聴するためのユーザに提供される番組のいずれかである。２つのボタン４１及び４２は、ユーザインタフェース４で利用可能である。視聴のための所定の記録された番組を選択するため、ボタン４１が使用される。ボタン４２により、ユーザは、彼が所定の記録された番組に関心がないことを示し、これにより、番組を消去するか、別の時間の間に保持することができる。ユーザはフィールド４０から番組を選択するとき、ステップ２３で、ディスプレイスクリーン１４で表示される。
【００１６】
記録は、たとえば、ストレージメディアがフリーストレージスペースを使い尽くしたため、又は（記録が所定時間の間でのみ利用可能である場合）余りに長い時間が経過したため、所定時間後に好ましくは除かれる。
【００１７】
本発明は、先に記載されたビデオレコーダのユーザインタフェースモデルではユーザが反対したが、新たなシリーズを見る可能性が提供されることにユーザは反対ではないので、システムが非常にユーザフレンドリであるという利点を有している。本発明は、記録されたビデオメディアを購入又はレンタルすることができるビデオストアに比較することができる。本発明は、ユーザが彼の家を離れ、ビデオを探すために時間を費やす必要がないという利点を提供する。さらに、本発明は、より細心のコンテンツをユーザに供給可能である。
【００１８】
ユーザが番組を消去するのを可能にする代わりに、ユーザは、番組に関心がないことを示すことができ、これにより、記録を消去するか、より長く保持するかに関する選択がＰＶＲに与えられる。ユーザが所定の番組又は番組のタイプに関心がないことを示した情報は、メモリ１３に記憶される。この情報は、好適な番組及び番組のタイプに関するユーザプロファイルを適合するために使用されることが好ましい。好ましくは、この情報は、更なる処理のためにサービスプロバイダ１６に伝達される。
【００１９】
既存のＰＶＲのハードウェアは、本発明を実現するために変更される必要が必ずしもない。
【００２０】
さらに、本発明は、コンテンツが「それらの」ストレージメディアに記憶されているが、ユーザがコンテンツを所有するという認識をユーザが有さないという利点を提供する。これは、ストレージメディアが破壊されて記憶されているコンテンツが失われたときに、特に有利である。たとえば、本発明に係るＰＶＲシステムにおけるハードディスクがクラッシュした場合、ユーザはＰＶＲボックスを差し換えることができ、ユーザがそれらのコンテンツを失ったことを感じる場合よりも悩まされない。さらに、破壊されたメディアをもつＰＶＲに記憶された情報は、たとえば、これらが後の時点で繰り返されるときに、番組を再び記録することで前のコンテンツを少なくとも部分的に記憶するために使用することができる。
【００２１】
本発明によれば、ブロードキャスタは、コンテンツがどのように利用可能であるかに関する完全な制御を有する。たとえば、ＰＰＶ（Ｐａｙ Ｐｅｒ Ｖｉｅｗ）システムでは、番組がユーザのストレージメディアに既に記憶されており、ダウンロードする必要がないが、ブロードキャスタは番組が視聴されるたびにチャージすることができる。従来の「ビデオレコーダ」のユーザインタフェースによれば、「それらの」ストレージメディアで何かを見るたびに支払いを許容しない。本発明の別の実現では、ブロードキャスタは、たとえば、ユーザが反対することなしに、ＤＶＤで購入することがリリースされる前に、ダウンロードされてＰＶＲストレージメディアに記憶されたプレビュープログラムといった、あるコンテンツの消去を強制する。
【００２２】
それらのセットトップボックス（ＳＴＢ）にハードディスクを含む、すなわち、ＰＶＲがＳＴＢに統合されているブロードキャスタについて、本発明は、大幅に有利であり、代替的なビジネスモデルを実現することが非常に容易になる。
好ましくは、先に記載されたＰＶＲは、セットトップボックス（ＳＴＢ）に統合される。
好ましくは、本発明に係る方法は、ＰＶＲで専用に使用され、したがって、ビデオ・オン・デマンドシステムが形成される。
【００２３】
本発明は、特定の実施の形態を参照して先に説明された。しかし、たとえば、ハードウェア又はソフトウェアによる先の方法を実行し、記載されたユーザインタフェースの異なるレイアウトといった、先の好適な実施の形態以外の実施の形態は、特許請求の範囲で同様に可能である。
【００２４】
さらに、用語「有する“comprising”」は、他の構成要素又はステップを排除するものではなく、用語“ａ”及び“ａｎ”は、複数であることを排除するものではなく、シングルプロセッサ又は他のユニットは、請求項に記載の幾つかのユニット又は回路の機能を果たす場合がある。
【００２５】
本発明は、オーディオ−ビジュアルコンテンツのためのパーソナルビデオレコーダ（ＰＶＲ）にコンテンツを記録し、該ＰＶＲからコンテンツを再生する方法として要約することができる。レコーダは、テレビ番組を記録するためのストレージメディアを有している。該レコーダに記録されたコンテンツに関する情報が提供される。少なくとも第一のタイプの番組のうちの番組がレコーダにストレージメディアに記録され、番組がレコーダのユーザにより加入される。ユーザインタフェース（ＵＩ）では、情報は、ビデオ・オン・デマンドシステムにおいて、要約された形式で記録された番組に関して提供される。視聴のためにユーザにより選択された番組が再生され、選択された番組は、先に記録された番組のうちの１つである。第二のタイプの番組のうちの更なる番組は、レコーダの該ストレージメディアに記録されることが好ましく、該第二のタイプの番組は、ＰＶＲユーザのユーザプロファイルに構成されている。さらに、第三のタイプの番組は、レコーダの該ストレージメディアに記録され、該第三のタイプの番組は、ブロードキャスタにより推薦される番組を有している。ユーザは、所定の記録される番組に興味がないことを示すことができ、この情報は、ユーザプロファイルを更新するために使用される。ビデオ・オン・デマンドシステムとして、パーソナルビデオレコーダシステムが使用される。
【図面の簡単な説明】
【００２６】
【図１】本発明の実施の形態が実現される、パーソナルビデオレコーディングシステムを示している。
【図２】本発明の実施の形態を例示するフローチャートである。
【図３】本発明に係る実施の形態のユーザインタフェースの概念図を示す図である。
【図４】本発明に係る別の実施の形態のユーザインタフェースの概念図を示す図である。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、パーソナルビデオレコーダ（ＰＶＲ）システムの分野全般に関し、より詳細には、ＰＶＲへの記録及びＰＶＲからの再生に関し、更には、ＰＶＲに記憶されたプログラムに関するユーザインタフェースによる情報のプレゼンテーションに関する。
【背景技術】
【０００２】
パーソナルビデオレコーダ（ＰＶＲ）は、一般に、たとえばハードディスクといったノンテープベースの記録媒体を有するデジタルビデオレコーダ（ＤＶＲ）である。ＰＶＲは、従来のテープビデオレコーダとして使用することができる。タイマーがセットされ、所望のテレビ番組がブロードキャストされたときに記録媒体に記録される。ＰＶＲのタイマーを自動設定するために電子番組ガイド（ＥＰＧ）が使用されることがある。このケースでは、所定のテレビチャネルでの所定のテレビ番組は、記録のために電子リストから選択される。オートマチックなＰＶＲレコーディングのため、ユーザの好みを使用することが一般的であり、これにより、タイマー設定が遠隔的に調整される。
【０００３】
ＰＶＲは、一般に、異なるテレビジョンチャネルでテレビ放送された番組へのアクセスのため、エアインタフェースを介するか、又はケーブルコネクションを介して、ブロードキャスティングネットワークに結合される。個別の通信チャネルは、たとえば電話接続を介して、アップトゥデート情報をアップロード及び／ダウンロードするための情報プロバイダに接続するために使用されることがある。チャネル上の情報及びテレビ番組のための送信時間は、ＰＶＲに規則的に送信される。たとえば、所定のタイプの番組を記録する頻度といった、ＰＶＲにより収集されるユーザの振る舞いに関する情報は、処理のために情報プロバイダに規則的に送信される。ＰＶＲのユーザに提供される情報プロバイダのテレビジョンサービスは、一般に、ＰＶＲユーザが支払い及び／又は加入するサービスである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上述された従来のＰＶＲシステムには、多数の問題が関連される。
最近、テレビジョンサービスのプロバイダは、通信チャネルを介して、所定の番組が記録されるべきであり、この番組は所定の時間の間に装置から消去されることが許可されていないことを、全ての加入者のＰＶＲ装置に指示を送っている。ブロードキャスタは、新たなテレビジョンシリーズを売り込むため、このサービスについてこのケースで支払いを行う。これにより、ユーザは該ユーザの個人のＰＶＲに所定の番組を記録しており、多くのケースでは記録されるのを望まないので、多数のユーザは反対する結果となる。さらに、ユーザは、彼の個人のＰＶＲにテレビ番組を記録しており、これは所定の時間は消去することができない。このことは、彼ら個人で所有のＰＶＲの記憶媒体に番組が記録されるのを望まない多くのユーザにとって悩ませるものである。番組は、ＰＶＲにおける記憶スペースを取り、この記憶スペースは、消去させることが不可能であるので、他の目的のために使用することができない。ユーザは、ユーザの個人の記録媒体にあるため、記録された番組を所有しているという認識を有している。
【０００５】
ＰＶＲに関連される別の問題は、記録媒体がたとえばディスククラッシュにより損傷を受けたとき、記録されたコンテンツが失われることである。このことは、購入されたビデオテープが破壊されてコンテンツが失われたときの状況に類似して、ユーザにとって悩ませるものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、従来技術において先に識別された問題点を克服し、現在使用されている「ビデオレコーダ」システムに代わり、ＰＶＲのユーザに「ビデオ・オン・デマンド」システムを提供することで先の問題を解決する。厳密に同じ機能がユーザに提供される。ユーザは、任意の時点で、記録された番組を事前に見ることができる。ユーザインタフェースレベル下では、ＰＶＲは、すなわちコンテンツを記憶媒体に記録することで正確に同じやり方で実現される。ユーザがＥＰＧからコンテンツを記録するのを可能にする代わりに、ユーザには番組に加入するためのオプションが与えられる。ひとたび、ユーザが番組に加入すると、少なくとも数回は見るために利用可能となる。最初にブロードキャストされた後に番組を見ることができるのは、ユーザの観点から合理的である。ユーザは、たとえば好みのリストを追加することで、不明確にコンテンツに加入することが許可される。ユーザインタフェースは番組に加入するコンセプトを与えるが、これは、たとえばハードディスクといったＰＶＲの記憶媒体に番組を記録することで実現される。
【０００７】
ユーザには、（すなわちディスク上で）見るために利用可能な番組のリストが与えられる。この与えることで、視聴者が明示的に加入する番組、ユーザプロファイルに基づいて選択された番組、及び他の推薦された番組（たとえば、ブロードキャスタが売り込みたい新たなコンテンツ）の間で区別することができる。本発明は、先に記載されたビデオレコーダのユーザインタフェースではユーザが反対したのに対して、新たなシリーズを見る可能性が提供されるのをユーザが反対しないので、システムが非常にユーザフレンドリであるという利点を有する。
【０００８】
ユーザが番組を消去するのを可能にする代わりに、ユーザは、関心がないことを示すことができ、このことは、ＰＶＲに記録を消去するか、又はより長い間にそれを保持するかに関する選択を与える。
【０００９】
本発明の態様によれば、特許請求の範囲に従って、本発明のコンセプトの範囲内で、ＰＶＲシステム、方法、コンピュータ読取り可能な媒体及びグラフィカルユーザインタフェースが開示される。
【００１０】
本発明の１態様によれば、方法が開示される。該方法は、オーディオ−ビジュアルコンテンツのためにパーソナルビデオレコーダにコンテンツを記録すること、パーソナルビデオレコーダからコンテンツを再生することを含んでおり、レコーダは、テレビ番組を記録するために記憶媒体を有している。該レコーダに記録されたコンテンツに関する情報が与えられる。本方法は、レコーダの記憶媒体に少なくとも第一のタイプの番組のうちの番組を記録するステップを有しており、該第一のタイプの番組は、レコーダのユーザにより加入された番組を有している。さらに、本方法は、ユーザインタフェースに纏まった形式で記録された番組を与えるステップ、及びユーザにより選択された番組を再生するステップを有しており、選択された番組は、少なくとも第一のタイプの番組のうちの先に記録された番組のうちの１つである。
【００１１】
本発明の別の態様によれば、パーソナルビデオレコーディングシステム向けのユーザインタフェースが提供され、情報はユーザに提供される。ユーザインタフェースは、記録のための番組に加入するための第一のユーザインタフェースを有している。第二のユーザインタフェースは、記録された番組を与え、記録された番組は、少なくとも加入された番組を有する。ユーザには、ディスプレイスクリーンで見るために記録された番組のうちの１つを選択する機会、又は代替的に記録された番組に関心のないことを示す機会が与えられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１２】
本発明の好適な実施の形態は、以下の詳細な説明で記載され、添付図面に対して参照がなされる。
本発明の可能性のある実現は、図面を参照して記載される。図１は、ＰＶＲシステム１を示しており、このＰＶＲシステムは、本発明の実現を例示している。このシステム１は、処理ユニット１０、ブロードキャスティングネットワークインタフェース１１、オーディオ−ビジュアルデータを記憶するためのストレージメディア１２、記録すべき番組に関する情報及び所定の番組のためのユーザの好みのような他のデータを記憶するためのメモリ、動作パネル１５及びディスプレイスクリーン１４を有している。さらに、テレビジョンサービスプロバイダ１６は、例示的な目的のために示されている。テレビジョンサービスプロバイダ１６は、本発明のシステムの一部ではなく、これは、処理ユニット１０とテレビジョンサービスプロバイダ１６との間のコネクションにわたり破線で示されている。
【００１３】
処理ユニット１０は、動作パネル１５を介してユーザからの情報を受信及び配信し、ストレージメディア１２、メモリ１３、テレビジョンサービスプロバイダ１６から、及びストレージメディア１２、メモリ１３、テレビジョンサービスプロバイダ１６への動作コネクションを介してユーザからの情報を受信及び配信し、及びブロードキャストネットワーク１１からの情報を受信する。動作パネルは、好ましくは、リモートコントロールであるが、ＰＶＲ装置に統合することができるか、ディスプレイスクリーン１４に統合することができる。情報及び／又は番組コンテンツはディスプレイスクリーン１４で表示される。また、ディスプレイスクリーン１４は、ユーザとの対話のために使用される。ディスプレイスクリーン１４のグラフィカルユーザインタフェースを介して、本発明に係る先に記載された「ビデオ・オン・デマンド」方法が実現される。
【００１４】
図２によれば、ユーザには、ステップ２０で、番組に加入するためのオプションが与えられる。このため、ユーザには、ディスプレイスクリーン１４で利用可能な番組のリストが与えられる。この目的のために使用されるユーザインタフェース３の例示的な実施の形態は、図３に例示されている。加入のために利用可能な番組３０のリストは、外部のサービスプロバイダ１６へのコネクション１７を介して更新される。所定の番組への加入は、動作パネル１５及び該ユーザインタフェース３を介して入力される。本発明に係るユーザインタフェースの実施の形態では、加入のために利用可能な番組３０のリストから番組が選択され、例では、これらは番組Ａ，Ｂ，Ｃ及びＤである。加入は、ボタン３１を押すことでアクチベートされ、選択された番組は、加入された番組３２のリストに追加される。図３の例では、番組Ａ及びＢが加入される。ユーザが所定の番組にひとたび加入すると、ブロードキャストネットワーク１１からダウンロードされ、ステップ２１でストレージメディアに記憶される。番組は、ディスプレイスクリーン１４での視聴のために利用可能である。ブロードキャスタが即座のダウンロードのサービスを提供するケースでは、番組を記録しつつ、短時間での視聴が可能である。さもなければ、スケジュールされた時点で送信されたとき、この時点で番組が記録される。ユーザは、たとえば、好みの番組を含むリストに追加することで、不明確にコンテンツに加入することが可能である。ユーザインタフェースが番組に加入するコンセプトを与えるが、これは、ＰＶＲシステム１のストレージメディア１２に番組を記録することで実現される。ストレージメディア１２は、たとえば、ハードディスク、記録可能なＤＶＤ（Digital Versatile Disc）、又は別の大容量のリード／ライトメモリである。番組又は番組のタイプが加入される情報は、メモリ１３に記憶され、サービスプロバイダ１６に伝達することができる。
【００１５】
ユーザが番組を見ることを望むとき、ステップ２２で、ユーザには、ストレージメディア１２で見るために利用可能な番組のリストが提供される。図４には、この実現のための実施の形態が例示されている。利用可能な番組は、加入のときからユーザが加入された番組を見るのを望むときとの間にダウンロードされた番組である。このプレゼンテーションは、視聴者により明示的に加入された番組、ユーザプロファイルに基づいて選択された番組、及びブロードキャスタが売り込むのを望む新たなコンテンツのような他の推薦された番組の間で区別することができる。ユーザインタフェース４のフィールド４０は、記録された番組、及びたとえば、記録された番組の加入日付、利用可能な日付（すなわち、番組を最初に視聴することができるとき）、番組のタイプ、期限切れ日付、視聴価格等といったこれらの番組の更なる情報からなるリストを有している。フィールド４０の目的は、ユーザが利用可能な番組のリストから視聴するために番組を識別することができることであり、これは、加入された番組であるか、又は先に説明されたユーザプロファイルのような他の目的に基づいて視聴するためのユーザに提供される番組のいずれかである。２つのボタン４１及び４２は、ユーザインタフェース４で利用可能である。視聴のための所定の記録された番組を選択するため、ボタン４１が使用される。ボタン４２により、ユーザは、彼が所定の記録された番組に関心がないことを示し、これにより、番組を消去するか、別の時間の間に保持することができる。ユーザはフィールド４０から番組を選択するとき、ステップ２３で、ディスプレイスクリーン１４で表示される。
【００１６】
記録は、たとえば、ストレージメディアがフリーストレージスペースを使い尽くしたため、又は（記録が所定時間の間でのみ利用可能である場合）余りに長い時間が経過したため、所定時間後に好ましくは除かれる。
【００１７】
本発明は、先に記載されたビデオレコーダのユーザインタフェースモデルではユーザが反対したが、新たなシリーズを見る可能性が提供されることにユーザは反対ではないので、システムが非常にユーザフレンドリであるという利点を有している。本発明は、記録されたビデオメディアを購入又はレンタルすることができるビデオストアに比較することができる。本発明は、ユーザが彼の家を離れ、ビデオを探すために時間を費やす必要がないという利点を提供する。さらに、本発明は、より細心のコンテンツをユーザに供給可能である。
【００１８】
ユーザが番組を消去するのを可能にする代わりに、ユーザは、番組に関心がないことを示すことができ、これにより、記録を消去するか、より長く保持するかに関する選択がＰＶＲに与えられる。ユーザが所定の番組又は番組のタイプに関心がないことを示した情報は、メモリ１３に記憶される。この情報は、好適な番組及び番組のタイプに関するユーザプロファイルを適合するために使用されることが好ましい。好ましくは、この情報は、更なる処理のためにサービスプロバイダ１６に伝達される。
【００１９】
既存のＰＶＲのハードウェアは、本発明を実現するために変更される必要が必ずしもない。
【００２０】
さらに、本発明は、コンテンツが「それらの」ストレージメディアに記憶されているが、ユーザがコンテンツを所有するという認識をユーザが有さないという利点を提供する。これは、ストレージメディアが破壊されて記憶されているコンテンツが失われたときに、特に有利である。たとえば、本発明に係るＰＶＲシステムにおけるハードディスクがクラッシュした場合、ユーザはＰＶＲボックスを差し換えることができ、ユーザがそれらのコンテンツを失ったことを感じる場合よりも悩まされない。さらに、破壊されたメディアをもつＰＶＲに記憶された情報は、たとえば、これらが後の時点で繰り返されるときに、番組を再び記録することで前のコンテンツを少なくとも部分的に記憶するために使用することができる。
【００２１】
本発明によれば、ブロードキャスタは、コンテンツがどのように利用可能であるかに関する完全な制御を有する。たとえば、ＰＰＶ（Ｐａｙ Ｐｅｒ Ｖｉｅｗ）システムでは、番組がユーザのストレージメディアに既に記憶されており、ダウンロードする必要がないが、ブロードキャスタは番組が視聴されるたびにチャージすることができる。従来の「ビデオレコーダ」のユーザインタフェースによれば、「それらの」ストレージメディアで何かを見るたびに支払いを許容しない。本発明の別の実現では、ブロードキャスタは、たとえば、ユーザが反対することなしに、ＤＶＤで購入することがリリースされる前に、ダウンロードされてＰＶＲストレージメディアに記憶されたプレビュープログラムといった、あるコンテンツの消去を強制する。
【００２２】
それらのセットトップボックス（ＳＴＢ）にハードディスクを含む、すなわち、ＰＶＲがＳＴＢに統合されているブロードキャスタについて、本発明は、大幅に有利であり、代替的なビジネスモデルを実現することが非常に容易になる。
好ましくは、先に記載されたＰＶＲは、セットトップボックス（ＳＴＢ）に統合される。
好ましくは、本発明に係る方法は、ＰＶＲで専用に使用され、したがって、ビデオ・オン・デマンドシステムが形成される。
【００２３】
本発明は、特定の実施の形態を参照して先に説明された。しかし、たとえば、ハードウェア又はソフトウェアによる先の方法を実行し、記載されたユーザインタフェースの異なるレイアウトといった、先の好適な実施の形態以外の実施の形態は、特許請求の範囲で同様に可能である。
【００２４】
さらに、用語「有する“comprising”」は、他の構成要素又はステップを排除するものではなく、用語“ａ”及び“ａｎ”は、複数であることを排除するものではなく、シングルプロセッサ又は他のユニットは、請求項に記載の幾つかのユニット又は回路の機能を果たす場合がある。
【００２５】
本発明は、オーディオ−ビジュアルコンテンツのためのパーソナルビデオレコーダ（ＰＶＲ）にコンテンツを記録し、該ＰＶＲからコンテンツを再生する方法として要約することができる。レコーダは、テレビ番組を記録するためのストレージメディアを有している。該レコーダに記録されたコンテンツに関する情報が提供される。少なくとも第一のタイプの番組のうちの番組がレコーダにストレージメディアに記録され、番組がレコーダのユーザにより加入される。ユーザインタフェース（ＵＩ）では、情報は、ビデオ・オン・デマンドシステムにおいて、要約された形式で記録された番組に関して提供される。視聴のためにユーザにより選択された番組が再生され、選択された番組は、先に記録された番組のうちの１つである。第二のタイプの番組のうちの更なる番組は、レコーダの該ストレージメディアに記録されることが好ましく、該第二のタイプの番組は、ＰＶＲユーザのユーザプロファイルに構成されている。さらに、第三のタイプの番組は、レコーダの該ストレージメディアに記録され、該第三のタイプの番組は、ブロードキャスタにより推薦される番組を有している。ユーザは、所定の記録される番組に興味がないことを示すことができ、この情報は、ユーザプロファイルを更新するために使用される。ビデオ・オン・デマンドシステムとして、パーソナルビデオレコーダシステムが使用される。
【図面の簡単な説明】
【００２６】
【図１】本発明の実施の形態が実現される、パーソナルビデオレコーディングシステムを示している。
【図２】本発明の実施の形態を例示するフローチャートである。
【図３】本発明に係る実施の形態のユーザインタフェースの概念図を示す図である。
【図４】本発明に係る別の実施の形態のユーザインタフェースの概念図を示す図である。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
オーディオ−ビデオコンテンツのためのパーソナルビデオレコーダにコンテンツを記録し、該パーソナルビデオレコーダからコンテンツを再生する方法であって、該レコーダは、テレビ番組を記録し、該レコーダに記録されたコンテンツに関する情報を提供するためのストレージメディアを有し、
該レコーダの該ストレージメディアに、該レコーダのユーザにより加入された番組を含む少なくとも第一のタイプの番組のうちの番組を記録するステップと、
ユーザインタフェースに一括された形式で該記録された番組を提供するステップと、
該少なくとも第一のタイプの番組のうちの先に記録された番組のうちの１つである、ユーザにより選択された番組を再生するステップと、
を有することを特徴とする方法。
【請求項２】
テレビ番組を記録するステップは、
該レコーダの該ストレージメディアに、該ユーザのユーザプロファイルにある、第二のタイプの番組を記録するステップと、及び／又は
該レコーダの該ストレージメディアに、ブロードキャスタにより推薦された番組を含む、第三のタイプの番組を記録するステップと、
をさらに有する請求項１記載の方法。
【請求項３】
該記録された番組を提供するステップは、該記録された番組のどれがユーザの加入に基づいているか、該ユーザプロファイルに基づいているか、又はブロードキャスタにより推薦されたかに関する指示を含む、
請求項２記載の方法。
【請求項４】
所定の記録された番組を視聴することに関心のないことをユーザが示したとき、記録された番組を消去するステップをさらに備える、
請求項１乃至３のいずれか記載の方法。
【請求項５】
該記録された番組は、所定の時間後に消去される、
請求項４記載の方法。
【請求項６】
該ストレージメディアで利用可能な記憶スペースのサイズにより、該所定の時間が制御される、
請求項５記載の方法。
【請求項７】
該指示情報に基づいて該ユーザプロファイルを更新するステップをさらに備える、
請求項４記載の方法。
【請求項８】
該第二のタイプの番組を記録するための該ユーザプロファイルは、加入された番組のタイプに基づいて該ユーザに適合される、
請求項２記載の方法。
【請求項９】
番組を再生する該ステップはＰＰＶ（ｐａｙ ｐｅｒ ｖｉｅｗ）に基づく、
請求項１記載の方法。
【請求項１０】
ブロードキャスタは、該第三のタイプの番組の記録当たり支払う、
請求項２記載の方法。
【請求項１１】
パーソナルビデオレコーディングシステムのためのユーザインタフェースであって、情報がユーザに提供され、
記録のために番組に加入するための第一のユーザインタフェースと、
少なくとも加入された番組を含む記録された番組を提供する第二のユーザインタフェースとを有し、
ディスプレイスクリーンで視聴するために記録された番組のうちの１つを選択する機会、又は記録された番組に興味がないことを示す機会が該ユーザに与えられる、
ことを特徴とするユーザインタフェース。
【請求項１２】
請求項１記載の方法の使用。
【請求項１３】
加入後に利用可能なオーディオ−ビジュアルコンテンツのためのシステムとしてのパーソナルビデオレコーダの使用であって、該パーソナルビデオレコーダは、オーディオ−ビジュアルコンテンツを記録及び再生するために適合され、該レコーダは、テレビ番組を記録するためのストレージメディアを有し、該レコーダで記録されたコンテンツに関する情報がユーザに提供され、
該レコーダのユーザにより加入される番組を含む、少なくとも第一のタイプの番組のうちの番組が該レコーダの該ストレージメディアに記録され、
ユーザインタフェースに一括された形式で記録された番組が提供され、
該少なくとも第一のタイプの番組のうちの先に記録された番組のうちの１つである選択された番組がユーザにより再生される、
ことを特徴とするパーソナルビデオレコーダの使用。
【請求項１４】
ユーザにより加入されたオーディオ−ビジュアルコンテンツの記録及び再生のために適合されるパーソナルビデオレコーダシステムであって、該レコーダは、テレビジョン番組を記録するためのストレージメディアを有し、該パーソナルビデオレコーダシステムの使用において、
該レコーダのユーザにより加入される番組である、少なくとも第一のタイプの番組が該レコーダの該ストレージメディアに記録され、
該レコーダシステムに記録されたコンテンツに関する情報は、ディスプレイ装置でユーザに提供され、
該少なくとも第一のタイプの番組のうちの先に記録された番組のうちの１つである、該ユーザにより選択された番組はユーザにより再生される、
ことを特徴とするパーソナルビデオレコーダシステム。
【請求項１】
オーディオ−ビデオコンテンツのためのパーソナルビデオレコーダにコンテンツを記録し、該パーソナルビデオレコーダからコンテンツを再生する方法であって、該レコーダは、テレビ番組を記録し、該レコーダに記録されたコンテンツに関する情報を提供するためのストレージメディアを有し、
該レコーダの該ストレージメディアに、該レコーダのユーザにより加入された番組を含む少なくとも第一のタイプの番組のうちの番組を記録するステップと、
ユーザインタフェースに一括された形式で該記録された番組を提供するステップと、
該少なくとも第一のタイプの番組のうちの先に記録された番組のうちの１つである、ユーザにより選択された番組を再生するステップと、
を有することを特徴とする方法。
【請求項２】
テレビ番組を記録するステップは、
該レコーダの該ストレージメディアに、該ユーザのユーザプロファイルにある、第二のタイプの番組を記録するステップと、及び／又は
該レコーダの該ストレージメディアに、ブロードキャスタにより推薦された番組を含む、第三のタイプの番組を記録するステップと、
をさらに有する請求項１記載の方法。
【請求項３】
該記録された番組を提供するステップは、該記録された番組のどれがユーザの加入に基づいているか、該ユーザプロファイルに基づいているか、又はブロードキャスタにより推薦されたかに関する指示を含む、
請求項２記載の方法。
【請求項４】
所定の記録された番組を視聴することに関心のないことをユーザが示したとき、記録された番組を消去するステップをさらに備える、
請求項１乃至３のいずれか記載の方法。
【請求項５】
該記録された番組は、所定の時間後に消去される、
請求項４記載の方法。
【請求項６】
該ストレージメディアで利用可能な記憶スペースのサイズにより、該所定の時間が制御される、
請求項５記載の方法。
【請求項７】
該指示情報に基づいて該ユーザプロファイルを更新するステップをさらに備える、
請求項４記載の方法。
【請求項８】
該第二のタイプの番組を記録するための該ユーザプロファイルは、加入された番組のタイプに基づいて該ユーザに適合される、
請求項２記載の方法。
【請求項９】
番組を再生する該ステップはＰＰＶ（ｐａｙ ｐｅｒ ｖｉｅｗ）に基づく、
請求項１記載の方法。
【請求項１０】
ブロードキャスタは、該第三のタイプの番組の記録当たり支払う、
請求項２記載の方法。
【請求項１１】
パーソナルビデオレコーディングシステムのためのユーザインタフェースであって、情報がユーザに提供され、
記録のために番組に加入するための第一のユーザインタフェースと、
少なくとも加入された番組を含む記録された番組を提供する第二のユーザインタフェースとを有し、
ディスプレイスクリーンで視聴するために記録された番組のうちの１つを選択する機会、又は記録された番組に興味がないことを示す機会が該ユーザに与えられる、
ことを特徴とするユーザインタフェース。
【請求項１２】
請求項１記載の方法の使用。
【請求項１３】
加入後に利用可能なオーディオ−ビジュアルコンテンツのためのシステムとしてのパーソナルビデオレコーダの使用であって、該パーソナルビデオレコーダは、オーディオ−ビジュアルコンテンツを記録及び再生するために適合され、該レコーダは、テレビ番組を記録するためのストレージメディアを有し、該レコーダで記録されたコンテンツに関する情報がユーザに提供され、
該レコーダのユーザにより加入される番組を含む、少なくとも第一のタイプの番組のうちの番組が該レコーダの該ストレージメディアに記録され、
ユーザインタフェースに一括された形式で記録された番組が提供され、
該少なくとも第一のタイプの番組のうちの先に記録された番組のうちの１つである選択された番組がユーザにより再生される、
ことを特徴とするパーソナルビデオレコーダの使用。
【請求項１４】
ユーザにより加入されたオーディオ−ビジュアルコンテンツの記録及び再生のために適合されるパーソナルビデオレコーダシステムであって、該レコーダは、テレビジョン番組を記録するためのストレージメディアを有し、該パーソナルビデオレコーダシステムの使用において、
該レコーダのユーザにより加入される番組である、少なくとも第一のタイプの番組が該レコーダの該ストレージメディアに記録され、
該レコーダシステムに記録されたコンテンツに関する情報は、ディスプレイ装置でユーザに提供され、
該少なくとも第一のタイプの番組のうちの先に記録された番組のうちの１つである、該ユーザにより選択された番組はユーザにより再生される、
ことを特徴とするパーソナルビデオレコーダシステム。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図２】
【図３】
【図４】
【公表番号】特表２００６−５１０２８７（Ｐ２００６−５１０２８７Ａ）
【公表日】平成１８年３月２３日（２００６．３．２３）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００４−５５９９８０（Ｐ２００４−５５９９８０）
【出願日】平成１５年１１月１４日（２００３．１１．１４）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＩＢ２００３／００５２２０
【国際公開番号】ＷＯ２００４／０５６１０４
【国際公開日】平成１６年７月１日（２００４．７．１）
【出願人】（５９００００２４８）コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【氏名又は名称原語表記】Ｋｏｎｉｎｋｌｉｊｋｅ Ｐｈｉｌｉｐｓ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ Ｎ．Ｖ．
【住所又は居所原語表記】Ｇｒｏｅｎｅｗｏｕｄｓｅｗｅｇ １，５６２１ ＢＡ Ｅｉｎｄｈｏｖｅｎ， Ｔｈｅ Ｎｅｔｈｅｒｌａｎｄｓ
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成１８年３月２３日（２００６．３．２３）
【国際特許分類】
【出願日】平成１５年１１月１４日（２００３．１１．１４）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＩＢ２００３／００５２２０
【国際公開番号】ＷＯ２００４／０５６１０４
【国際公開日】平成１６年７月１日（２００４．７．１）
【出願人】（５９００００２４８）コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【氏名又は名称原語表記】Ｋｏｎｉｎｋｌｉｊｋｅ Ｐｈｉｌｉｐｓ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ Ｎ．Ｖ．
【住所又は居所原語表記】Ｇｒｏｅｎｅｗｏｕｄｓｅｗｅｇ １，５６２１ ＢＡ Ｅｉｎｄｈｏｖｅｎ， Ｔｈｅ Ｎｅｔｈｅｒｌａｎｄｓ
【Ｆターム（参考）】
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