説明

ヒトZVENアンタゴニストの使用

本発明は、ケモカイン生成を高めるためにZven1及びZven2ポリペプチドを用いる方法を提供する。本発明はまた、腸における炎症を処理するためへのZven1及びZven2に対するアンタゴニストの使用方法も提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
哺乳類の腸における炎症を低めるための方法であって、Zven1又はZven2アンタゴニストをその必要な哺乳類に投与し、腸における炎症が低められる方法。
【請求項2】
哺乳類の腸における炎症を処理するための方法であって、Zven1又はZven2アンタゴニストをその必要な哺乳類に投与し、腸における炎症が低められる方法。
【請求項3】
前記アンタゴニストが抗体である請求項1又は2記載の方法。
【請求項4】
前記アンタゴニストが、
a)抗−イディオタイプ抗体;
b)抗体フラグメント;
c)キメラ抗体;及び
d)ヒト型化抗体、
から選択される請求項1又は2記載の方法。
【請求項5】
前記アンタゴニストが受容体であり、そして前記受容体が配列番号2、配列番号29又は配列番号5に示されるようなアミノ酸配列を結合する請求項1又は2記載の方法。
【請求項6】
前記受容体が、配列番号27又は配列番号28に記載されるようなアミノ酸配列を含んで成る請求項5記載の方法。
【請求項7】
前記アンタゴニストが受容体であり、そして前記受容体の一部が、配列番号2、配列番号29又は配列番号5に示されるようなアミノ酸配列に対して特異的に結合する請求項1又は2記載の方法。
【請求項8】
前記炎症が慢性である請求項1又は2記載の方法。
【請求項9】
前記炎症が散在性である請求項1又は2記載の方法。
【請求項10】
前記炎症が過敏性腸症候群の症状である請求項1又は2記載の方法。
【請求項11】
前記炎症が炎症性腸疾患の症状である請求項1又は2記載の方法。
【請求項12】
前記炎症性腸疾患が、潰瘍性大腸炎、クローン病又は下痢−傾向過敏性腸症候群である請求項11記載の方法。
【請求項13】
配列番号1又は配列番号4のポリヌクレオチド配列、又はそのフラグメントについて生物学的サンプルをスクリーニングすることを含んで成る、前記サンプルにおける炎症性腸疾患を検出するための方法。
【請求項14】
配列番号2、配列番号29又は配列番号5に示されるようなポリペプチド配列、又はそのフラグメントについて生物学的サンプルをスクリーニングすることを含んで成る、前記サンプルにおける炎症性腸疾患を検出するための方法。
【請求項15】
配列番号2、配列番号29又は配列番号5に示されるようなポリペプチド配列、又はそのフラグメントについて生物学的サンプルをスクリーニングすることを含んで成る、前記サンプルにおける過敏性腸症候群を検出するための方法。
【請求項16】
配列番号1又は配列番号4に示されるようなポリヌクレオチド配列、又はそのフラグメントについて生物学的サンプルをスクリーニングすることを含んで成る、前記サンプルにおける炎症性腸疾患を検出するための方法。
【請求項17】
配列番号1又は配列番号4のポリヌクレオチド配列、又はそのフラグメントについて生物学的サンプルをスクリーニングすることを含んで成る、前記サンプルにおける炎症性腸疾患を診断するための方法。
【請求項18】
配列番号2、配列番号29又は配列番号5に示されるようなポリペプチド配列、又はそのフラグメントについて生物学的サンプルをスクリーニングすることを含んで成る、前記サンプルにおける炎症性腸疾患を診断するための方法。
【請求項19】
配列番号2、配列番号29又は配列番号5に示されるようなポリペプチド配列、又はそのフラグメントについて生物学的サンプルをスクリーニングすることを含んで成る、前記サンプルにおける過敏性腸症候群を診断するための方法。
【請求項20】
配列番号1又は配列番号4に示されるようなポリヌクレオチド配列、又はそのフラグメントについて生物学的サンプルをスクリーニングすることを含んで成る、前記サンプルにおける炎症性腸疾患を診断するための方法。
【請求項21】
配列番号2のアミノ酸残基28〜108、配列番号29のアミノ酸残基28〜129又は配列番号5のアミノ酸残基20〜105のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドを、その必要な哺乳類に投与することを含んで成る、哺乳類における炎症性腸疾患を処理するための方法。
【請求項22】
前記腸における炎症が低められるか、縮小されるか、又は阻害される請求項21記載の方法。
【請求項23】
配列番号2のアミノ酸残基28〜108、配列番号29のアミノ酸残基28〜129又は配列番号5のアミノ酸残基20〜105のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドを、その必要な哺乳類に投与することを含んで成る、哺乳類における過敏性腸症候群を処理するための方法。
【請求項24】
前記腸における炎症が低められるか、縮小されるか、又は阻害される請求項23記載の方法。
【請求項25】
配列番号1又は配列番号5の核酸配列を含んで成るポリヌクレオチドを、その必要な哺乳類に投与することを含んで成る、哺乳類における過敏性腸症候群を処理するための方法。
【請求項26】
前記腸における炎症が低められるか、縮小されるか、又は阻害される請求項25記載の方法。

【公表番号】特表2006−514683(P2006−514683A)
【公表日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−501095(P2005−501095)
【出願日】平成15年10月7日(2003.10.7)
【国際出願番号】PCT/US2003/031562
【国際公開番号】WO2004/032850
【国際公開日】平成16年4月22日(2004.4.22)
【出願人】(500049831)ザイモジェネティクス,インコーポレイティド (37)
【Fターム(参考)】