説明

フロアトンネルボックス

【課題】部品点数及び質量を低減することができるフロアトンネルボックスを提供する。
【解決手段】フロアトンネルボックス30は、車両フロアに載置された左右一対のシート間に設けられ、車両の一方の側部から一方のシートに加わった衝突荷重を他方のシートを介して車両の他方の側部へと伝達する。フロアトンネルボックス30は、複数の中空部C1,C2を形成して車両幅方向に一定断面を有する軽金属の押出材からなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両フロアに載置された左右一対の車両シート間に設けられるフロアトンネルボックスに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、フロアトンネルボックスとしては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。このフロアトンネルボックスは、車両フロアに載置された左右一対の車両シート間に設けられており、例えば車両の側面衝突時に該車両の一方の側部(ドア、サイドピラー等)から一方の車両シートに加わった衝突荷重を他方の車両シートを介して車両の他方の側部へと伝達する。これにより、衝突荷重に基づく車室の変形(車両シートの倒れ込み等)が抑制されて車室空間が確保される。
【特許文献1】特開2008−1252号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、特許文献1のフロアトンネルボックスは、金属板からなる箱形中空状の直方体内にその内部空間を車両前後方向に仕切る複数の補強板が設けられた構造を有しており、部品点数及び質量の増大を余儀なくされている。
【0004】
本発明の目的は、部品点数及び質量を低減することができるフロアトンネルボックスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両フロアに載置された左右一対の車両シート間に設けられ、車両の一方の側部から一方の前記車両シートに加わった衝突荷重を他方の前記車両シートを介して車両の他方の側部へと伝達するフロアトンネルボックスにおいて、複数の中空部を形成して車両幅方向に一定断面を有する軽金属の押出材からなることを要旨とする。
【0006】
同構成によれば、軽金属の押出材として一体化されていることで、部品点数を削減することができる。また、例えば鉄などに比べて比重の小さい軽金属製であることで、十分な強度を維持しつつもより軽量化を図ることができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のフロアトンネルボックスにおいて、車両幅方向に開口する筒状の本体部と、該本体部内を区画して前記複数の中空部を形成する少なくとも一つのリブとを備え、前記リブは、前記車両シートの幅方向両側に配設された一対のリクライニング機構を一体動作するように連結するシートロッドに車両幅方向で対向する肉厚部を有することを要旨とする。
【0008】
同構成によれば、前記リブは、前記シートロッドに車両幅方向で対向する肉厚部を有することで、前記シートロッドを通じて集中的に加わる前記車両シートからの衝突荷重を前記肉厚部でより確実に受けることができる。また、フロアトンネルボックスの押出成形時、軽金属材料の流れを円滑化することができる。さらに、このような肉厚部の設定を、押出しの型変更のみで容易に行うことができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のフロアトンネルボックスにおいて、前記リブは、前記車両シートの車両前後方向への移動に伴う前記シートロッドの移動軌跡に車両幅方向で対向するように延在することを要旨とする。
【0010】
同構成によれば、前記車両シートが車両前後方向に移動しても、前記リブは、前記シートロッドを通じて集中的に加わる前記車両シートからの衝突荷重を受けることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のフロアトンネルボックスにおいて、前記本体部の車両前後方向両端から下側に延出して前記車両フロアに取着される一対の取付部を一体的に備え、前記両取付部の板厚を前記本体部の板厚よりも大きく設定したことを要旨とする。
【0011】
同構成によれば、前記両取付部により、フロアトンネルボックスを前記車両フロア上により堅固に支持することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明では、部品点数及び質量を低減することができるフロアトンネルボックスを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2は、本発明が適用される自動車などの車両を示す横断面図及び斜視図である。同図に示されるように、車両の本体をなすボデー1は、その床部及び屋根部をなす車両フロア2及びルーフ3を有するとともに、車両幅方向両側で車両フロア2及びルーフ3を連結してその前後にフロント開口部1a及びリヤ開口部1bを形成するサイドピラー4を有する。なお、車両前方に向かって右側及び左側に配置されるフロント開口部1aは、車両ドアD1,D2(図1参照)によってそれぞれ開閉される。同様に、リヤ開口部1bも車両ドア(図示略)によって開閉される。
【0014】
車両フロア2は、乗降空間の略全体に亘って平面状に広がっており、その車両幅方向中央部には、車両前後方向に延在する断面略凸状のフロアトンネル5が形成されている。このフロアトンネル5は、例えばFR車においてプロペラシャフトの配置空間を形成する。
【0015】
前記フロント開口部1aに臨む車両の前席は、前記フロアトンネル5によって右席側と左席側(例えば運転席側と助手席側)とに区画される。そして、図1に示されるように、車両フロア2には、右席側及び左席側にそれぞれ対応して右席シートS1及び左席シートS2が搭載されている。右席シートS1は、シート座面を形成するシートクッション11と、該シートクッション11の後端部において回動軸O1周りに傾動自在に支持されたシートバック12とを備えて構成される。そして、シートバック12の骨格をなす矩形状のシートバックフレーム13には、その両下端部即ちシートクッション11側となる幅方向両端部に周知のリクライニング機構(リクライナ)14,15がそれぞれ連結されるとともに、これら両リクライニング機構14,15間には前記回動軸O1と同軸で車両幅方向に延在するシートロッド16が橋渡しされている。
【0016】
各リクライニング機構14,15は、基本的にシートクッション11に対するシートバック12(シートバックフレーム13)の前記回動軸O1周りの相対回転を規制するためのもので、図示しない操作レバーを通じて一方のリクライニング機構14,15に解除力が加えられると、該一方のリクライニング機構14,15による前記相対回転の規制が解除されるとともに、前記解除力が前記シートロッド16を介して他方のリクライニング機構14,15に伝達され該他方のリクライニング機構14,15による前記相対回転の規制が解除される。つまり、両リクライニング機構14,15は、前記シートロッド16により一体動作(同期)するように連結されている。
【0017】
左席シートS2も、同様にシートクッション21と、該シートクッション21の後端部において回動軸O2周りに傾動自在に支持されたシートバック22とを備えて構成される。そして、シートバック22の骨格をなす矩形状のシートバックフレーム23には、その両下端部即ちシートクッション21側となる幅方向両端部に周知のリクライニング機構24,25がそれぞれ連結されるとともに、これら両リクライニング機構24,25間には前記回動軸O2と同軸で車両幅方向に延在するシートロッド26が橋渡しされている。
【0018】
なお、各シートS1,S2は、周知のシートスライド機構(図示略)を介して車両フロア2に対し車両前後方向に移動可能に支持されている。
前記フロアトンネル5には、両側のサイドピラー4の下端部及びシートロッド16,26(回動軸O1,O2)に車両幅方向で対向して、例えばアルミニウム合金の押出材からなるフロアトンネルボックス30が載置・固定されている。このフロアトンネルボックス30は、車両の一方の側部(いずれか一方の車両ドアD1,D2又はサイドピラー4)からいずれか一方のシートS1,S2に加わった衝突荷重を他方のシートS1,S2を介して車両の他方の側部(いずれか他方の車両ドアD1,D2又はサイドピラー4)へと伝達するためのものである。このフロアトンネルボックス30には、例えば樹脂製のカバー(図示略)が覆設されて外部への露出が回避されている。
【0019】
図3は、本実施形態のフロアトンネルボックス30を示す側面図である。同図に示されるように、フロアトンネルボックス30は、車両幅方向(紙面に直交する方向)に一定断面を有しており、車両前後方向両側にそれぞれ立設された平板状の縦壁31,32を有するとともに、車両前後方向に延在してこれら両縦壁31,32の上端間を橋渡しする平板状の蓋壁33を有する。なお、蓋壁33は、縦壁32との接続部よりも車両後方に突出して延出片33aを形成する。
【0020】
また、フロアトンネルボックス30は、車両前後方向に延在して前記両縦壁31,32の高さ方向中間部間を橋渡しする平板状のリブ34を有する。このリブ34は、前端よりも後端の方が下側に配置されるように傾斜している。さらに、フロアトンネルボックス30は、車両前後方向に延在して前記縦壁31の下端部及び前記リブ34の長手方向中間部間を橋渡しする平板状の支持壁35を有する。この支持壁35は、前端よりも後端の方が上側に配置されるように傾斜している。
【0021】
なお、前記縦壁31は、支持壁35の接続部を挟んでその上側に縦壁本体31aを形成するとともに、その下側に先端部が前側に屈曲されて取付部としてのL字状の脚部31bを形成する。また、前記縦壁32は、リブ34の接続部を挟んでその上側に縦壁本体32aを形成するとともに、その下側に先端部が後側に屈曲されて取付部としてのL字状の脚部32bを形成する。フロアトンネルボックス30は、これら脚部31b,32bにおいて前記フロアトンネル5に載置・固定される。さらに、リブ34は、支持壁35の接続部を挟んでその前側に隔壁34aを形成するとともに、その後側に連結壁34bを形成する。
【0022】
そして、フロアトンネルボックス30は、リブ34を挟んでその上側及び下側に配置される2つの中空部C1,C2を形成する。換言すれば、フロアトンネルボックス30は、支持壁35及び連結壁34bからなる上向きに折れ曲がった壁とともに縦壁本体31a,32a(縦壁31,32)及び蓋壁33で車両幅方向に開口する五角筒状の本体部30aを形成するとともに、前記隔壁34aにて本体部30a内を区画して前記中空部C1,C2を形成する。そして、前記脚部31b,32bは、本体部30aの車両前後方向両端から下側に延出してフロアトンネル5(車両フロア2)に取着される。
【0023】
ここで、本実施形態では、前記リブ34は、前記シートS1,S2の車両前後方向への移動に伴う前記シートロッド16,26の移動軌跡に車両幅方向で対向するように延在している。また、前記リブ34は、前記縦壁本体31a(縦壁31)とでなす角部が所定曲率で肉盛りされて肉厚部36が設定されるとともに、前記支持壁35とでなす角部が所定曲率で肉盛りされて肉厚部37が設定される。これら肉厚部36,37は、所定の強度試験の仕様において、前記シートロッド16,26が配置されるべき2位置に車両幅方向で対向するように配置されている。
【0024】
さらに、前記脚部31b,32bの板厚は、その他の一般部(本体部30a等)の板厚よりも大きく設定されている。これにより、フロアトンネルボックス30は、前記フロアトンネル5(車両フロア2)上により堅固に支持される。
【0025】
このような構成にあって、例えば車両の側面衝突時に車両の右側部(車両ドアD1又はサイドピラー4)から右席シートS1に加わった衝突荷重は、前記フロアトンネルボックス30に伝えられる。この際、当該衝突荷重は前記シートロッド16を通じてフロアトンネルボックス30(リブ34又は肉厚部36,37)に集中的に加わる。そして、フロアトンネルボックス30に加わった衝突荷重は、左席シートS2から車両の左側部(車両ドアD2又はサイドピラー4)に伝えられる。これにより、衝突荷重に基づく車室の変形(右席シートS1の倒れ込み等)が抑制されて車室空間が好適に確保される。
【0026】
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、フロアトンネルボックス30は、軽金属(アルミニウム合金)の押出材として一体化されていることで、部品点数を削減することができる。また、例えば鉄などに比べて比重の小さい軽金属製であることで、十分な強度を維持しつつもより軽量化を図ることができる。
【0027】
(2)本実施形態では、リブ34(隔壁34a)は、前記2位置に配置されるシートロッド16,26に車両幅方向で対向する肉厚部36,37を有することで、前記シートロッド16,26を通じて集中的に加わるシートS1,S2からの衝突荷重を前記肉厚部36,37でより確実に受けることができる。また、フロアトンネルボックス30の押出成形時、軽金属材料の流れを円滑化することができる。さらに、このような肉厚部36,37の設定を、押出しの型変更のみで容易に行うことができる。
【0028】
(3)本実施形態では、リブ34は、シートS1,S2の車両前後方向への移動に伴う前記シートロッド16,26の移動軌跡に車両幅方向で対向するように延在することで、前記シートS1,S2が車両前後方向に移動しても、前記リブ34は、前記シートロッド16,26を通じて集中的に加わるシートS1,S2からの衝突荷重を受けることができる。
【0029】
(4)本実施形態では、前記両脚部31b,32bの板厚を前記本体部30aの板厚よりも大きく設定したことで、該両脚部31b,32bにより、フロアトンネルボックス30を前記フロアトンネル5(車両フロア2)上により堅固に支持することができる。
【0030】
(5)本実施形態では、基本的に押出しの型変更のみでフロアトンネルボックス30の断面形状を変更できるため、要求される仕様(試験の仕様等)に応じた設計変更を容易に行うことができ、ひいては製造コストや型費を削減することができる。
【0031】
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図4に示す構造のフロアトンネルボックス40であってもよい。すなわち、このフロアトンネルボックス40は、車両幅方向(紙面に直交する方向)に一定断面を有しており、車両前後方向両側にそれぞれ立設された平板状の縦壁41,42を有するとともに、車両前後方向に延在してこれら両縦壁41,42の上端間及び高さ方向中間部間をそれぞれ橋渡しする平板状の蓋壁43及び底壁44を有する。なお、蓋壁43は、縦壁42との接続部よりも車両後方に突出して延出片43aを形成する。
【0032】
また、フロアトンネルボックス40は、車両前後方向に間隔をおいて蓋壁43及び底壁44間を連結する複数(2つ)の平板状のリブ45,46を有する。これらリブ45,46は、所定の強度試験の仕様において、前記シートロッド16,26が配置されるべき2位置に車両幅方向で対向するように配置されている。
【0033】
そして、フロアトンネルボックス40は、これらリブ45,46により車両前後方向に並設された3つの中空部C11,C12,C13を形成する。換言すれば、フロアトンネルボックス40は、縦壁41,42、蓋壁43及び底壁44で車両幅方向に開口する四角筒状の本体部40aを形成するとともに、前記リブ45,46にて本体部40a内を区画して前記中空部C11,C12,C13を形成する。なお、前記縦壁41,42の脚部31b,32bの板厚は、その他の一般部(本体部40a等)の板厚よりも大きく設定されている。このように変形しても、前記実施形態の(1)(4)(5)と同様の効果が得られる。
【0034】
・図5(a)〜(g)に示す構造のフロアトンネルボックス51,52,53,54,55,56,57であってもよい。これらフロアトンネルボックス51〜57は、いずれも複数の中空部を形成して車両幅方向に一定断面を有しており、シートロッドからの衝突荷重の狙いとする受け方に応じて様々な断面形状を呈している。
【0035】
・前記実施形態において、車両シートの車両高さ位置を調整する機構(昇降機構)を備える場合には、車両シートの車両高さ方向への移動に伴うシートロッドの移動軌跡に車両幅方向で対向するように延在するリブを設けてもよい。この場合、車両シートが車両高さ方向に移動(昇降)しても、リブは、シートロッドを通じて集中的に加わる車両シートからの衝突荷重を受けることができる。
【0036】
・前記実施形態において、マグネシウム合金などのその他の軽金属の押出材からなるフロアトンネルボックスであってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
【0037】
・請求項2に記載のフロアトンネルボックスにおいて、
前記リブは、前記車両シートの車両高さ方向への移動に伴う前記シートロッドの移動軌跡に車両幅方向で対向するように延在することを特徴とするフロアトンネルボックス。同構成によれば、前記車両シートが車両高さ方向に移動(昇降)しても、前記リブは、前記シートロッドを通じて集中的に加わる前記車両シートからの衝突荷重を受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の一実施形態が適用されるボデーを示す横断面図。
【図2】ボデーを示す斜視図。
【図3】同実施形態を示す側面図。
【図4】本発明の変形形態を示す側面図。
【図5】(a)〜(g)は、本発明の変形形態を示す側面図。
【符号の説明】
【0039】
C1,C2,C11〜C13…中空部、S1,S2…シート(車両シート)、2…車両フロア、14,15,24,25…リクライニング機構、16,26…シートロッド、30,40,51〜57…フロアトンネルボックス、30a,40a…本体部、31b,32b…脚部(取付部)、34,45,46…リブ、36,37…肉厚部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両フロアに載置された左右一対の車両シート間に設けられ、車両の一方の側部から一方の前記車両シートに加わった衝突荷重を他方の前記車両シートを介して車両の他方の側部へと伝達するフロアトンネルボックスにおいて、
複数の中空部を形成して車両幅方向に一定断面を有する軽金属の押出材からなることを特徴とするフロアトンネルボックス。
【請求項2】
請求項1に記載のフロアトンネルボックスにおいて、
車両幅方向に開口する筒状の本体部と、該本体部内を区画して前記複数の中空部を形成する少なくとも一つのリブとを備え、
前記リブは、前記車両シートの幅方向両側に配設された一対のリクライニング機構を一体動作するように連結するシートロッドに車両幅方向で対向する肉厚部を有することを特徴とするフロアトンネルボックス。
【請求項3】
請求項2に記載のフロアトンネルボックスにおいて、
前記リブは、前記車両シートの車両前後方向への移動に伴う前記シートロッドの移動軌跡に車両幅方向で対向するように延在することを特徴とするフロアトンネルボックス。
【請求項4】
請求項2又は3に記載のフロアトンネルボックスにおいて、
前記本体部の車両前後方向両端から下側に延出して前記車両フロアに取着される一対の取付部を一体的に備え、
前記両取付部の板厚を前記本体部の板厚よりも大きく設定したことを特徴とするフロアトンネルボックス。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2009−298191(P2009−298191A)
【公開日】平成21年12月24日(2009.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−151967(P2008−151967)
【出願日】平成20年6月10日(2008.6.10)
【出願人】(000000011)アイシン精機株式会社 (5,421)
【出願人】(000100791)アイシン軽金属株式会社 (137)
【Fターム(参考)】