説明

ブロックコンバータ

【課題】 地上アナログテレビジョン放送信号と隣接している空きチャンネルにも、地上アナログテレビジョン放送信号に妨害を与えることなく、地上デジタルテレビジョン放送信号を周波数変換する。
【解決手段】 ブロックコンバータ部4、6は、接続される共同受信システムにおいて伝送可能で地上デジタルテレビジョン放送信号を伝送不能な空きチャンネルのうち、地上アナログテレビジョン放送信号のチャンネルと非隣接の連続空きチャンネルに、複数の地上デジタルテレビジョン放送信号を、纏めて周波数変換する。単チャンネルコンバータ部32が、前記地上デジタルテレビジョン放送信号と異なる1波の地上デジタルテレビジョン放送信号を、前記空きチャンネルのうち前記地上アナログテレビジョン放送信号と隣接するものに周波数変換する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブロックコンバータに関し、特に、地上デジタルテレビジョン放送信号を周波数変換するものに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、地上デジタルテレビジョン放送が開始されている。地上デジタルテレビジョン放送信号を、共同受信システムを介して伝送することがある。但し、共同受信システムの伝送周波数帯域が狭帯域で、直接に地上デジタルテレビジョン放送信号を伝送することができない場合に、地上デジタルテレビジョン放送信号を、その共同受信システムで伝送可能なミッドバンドに周波数変換して伝送することが行われている。この場合に使用するブロックコンバータの一例が非特許文献1に開示されている。このブロックコンバータでは、UHF帯のチャンネル13(CH13)乃至チャンネル18(CH18)の連続する6波の地上デジタルテレビジョン放送信号をミッドバンドのチャンネルC14乃至C19に、UHF帯のチャンネル24(CH24)の地上デジタルテレビジョン放送信号をミッドバンドのチャンネルC21に周波数変換している。なお、チャンネルC20に周波数変換していないのは、チャンネル19(CH19)に地上アナログテレビジョン放送信号が存在しており、CH13乃至CH18をC14乃至C19に周波数変換した際、CH19がC20に自動的に周波数変換されるので、CH24をC20に周波数変換すると、両者が共に受信不能となるからである。
【0003】
【非特許文献1】月刊「衛星&ケーブルテレビ」 株式会社テレケーブル新聞社 平成18年2月15日 第39巻第2号 裏表紙
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ミッドバンドは、C13からC22まで設定されているが、C13はVHF放送バンドのチャンネル3(CH3)に隣接し、C22はVHF放送バンドのチャンネル4(CH4)に隣接している。従って、C13またはC22に地上デジタルテレビジョン放送信号を上記のようなブロックコンバータで周波数変換した場合、ブロックコンバータが纏めて複数波の地上デジタルテレビジョン放送信号を周波数変換する構成である関係上、内部で使用しているバンドパスフィルタに遮断特性が先鋭なものを使用できず、隣接するVHF放送バンドのCH3またはCH4に妨害を与える可能性がある。そのため、VHF放送バンドから離れているC14乃至C21に周波数変換している。ところが、受信地域によっては、上述したCH13乃至CH18、CH24以外の他の地上デジタルテレビジョン放送信号を受信可能なことがある。しかし、上述したようなブロックコンバータでは、CH14乃至CH20しか利用できず、上述した他の地上デジタルテレビジョン放送信号を周波数変換して、伝送することが不可能となり、周波数の有効利用が図れていなかった。
【0005】
この問題は、例えばVHF放送バンドの最高チャンネルであるチャンネル12(CH12)に後続するスーパーハイバンドのチャンネル24(C24)乃至チャンネル26(CH26)に3波の地上デジタルテレビジョン放送信号をブロックコンバートしている場合に、更に1波の地上デジタルテレビジョン放送信号をCH12に隣接するスーパーハイバンドのチャンネル23(C23)に周波数変換したいような場合にも、生じる。
【0006】
本発明は、地上アナログテレビジョン放送信号と隣接している空きチャンネルにも、地上デジタルテレビジョン放送信号を周波数変換することを可能として周波数の有効利用を図るブロックコンバータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様のブロックコンバータは、ブロックコンバータ手段を有している。このブロックコンバータ手段は、連続する複数チャンネルを含む1グループの地上デジタルテレビジョン放送信号を周波数変換する。1グループ内には、連続する複数チャンネル以外のチャンネルを含むこともある。周波数変換される周波数帯域は、このブロックコンバータが接続される共同受信システムにおいて伝送可能な周波数帯域であって、地上アナログテレビジョン放送信号のチャンネルが含まれ、かつ地上デジタルテレビジョン放送信号をそのまま伝送不能な周波数帯域である。ブロックコンバータ手段は、この周波数帯域の空きチャンネル、即ち地上アナログテレビジョン放送信号で使用されていないチャンネルであって、地上アナログテレビジョン放送信号のチャンネルと非隣接の連続する複数の空きチャンネル内に纏めて周波数変換する。このブロックコンバータ手段は、1台だけ設けることもできるし、複数台設けることもできる。このブロックコンバータ手段の他に、単チャンネルコンバータ手段が設けられている。この単チャンネルコンバータ手段は、第1周波数変換手段を有し、この第1周波数変換手段は、前記1グループの地上デジタルテレビジョン放送信号と異なる1波の地上デジタルテレビジョン放送信号を、中間周波信号に周波数変換する。中間周波信号は、地上アナログテレビジョン放送信号や地上デジタルテレビジョン放送信号と周波数が重複しないように、また、これらよりも低い周波数に選択することが望ましい。第1周波数変換手段からの前記中間周波信号が帯域通過フィルタに供給される。この帯域通過フィルタは、この中間周波信号のみを通過させる狭帯域のものである。この帯域通過フィルタを通過した前記中間周波信号が第2周波数変換手段に供給され、第2周波数変換手段は、空きチャンネルのうち地上アナログテレビジョン放送信号と隣接する空きチャンネルに周波数変換する。ブロックコンバータ手段の出力信号と単チャンネルコンバータの出力信号とが、合成手段によって合成され、前記共同受信システムに出力される。
【0008】
このように構成したブロックコンバータでは、単チャンネルコンバータ手段によって、地上アナログテレビジョン放送信号に隣接するチャンネルに、地上デジタルテレビジョン放送信号を周波数変換している。この単チャンネルコンバータ手段は、第1周波数変換手段によって地上デジタルテレビジョン放送信号を中間周波信号に周波数変換し、この中間周波信号のみを通過させる帯域通過フィルタを通過させている。1波の中間周波信号のみを通過させるので、その遮断特性は容易に先鋭にすることができる。この遮断特性が先鋭な帯域通過フィルタを通過した中間周波信号を第2周波数変換手段によって地上アナログテレビジョン放送信号に隣接するチャンネルに周波数変換しているので、隣接する地上アナログテレビジョン放送信号に妨害を与えることはない。
【0009】
空きチャンネルは、例えばVHF放送バンドにおけるCH3とCH4との間に存在するミッドバンドとすることができ、単チャンネルコンバータの出力信号のチャンネルは、前記ミッドバンドの両端のチャンネルC13、C22のいずれか一方とすることができる。単チャンネルコンバータ手段をもう1台設けることによって、ミッドバンドの両端のチャンネルにそれぞれ地上デジタルテレビジョン放送信号を周波数変換することができる。単チャンネルコンバータの帯域通過フィルタは、遮断特性が先鋭なSAWフィルタとすることができる。これによって、より確実に隣接する地上アナログテレビジョン放送信号に対する妨害を抑圧することができる。
【発明の効果】
【0010】
以上のように、本発明によれば、単チャンネルコンバータ手段をブロックコンバータに設けることによって、ミッドバンドの両端のような地上アナログテレビジョン放送信号のチャンネルと隣接するチャンネルにも、地上デジタルテレビジョン放送信号を周波数変換して伝送することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明の1実施形態のブロックコンバータ2は、例えば最高伝送周波数が約222MHzで、かつVHF帯の地上アナログテレビジョン放送信号を伝送している共同受信システムにおいて、地上デジタルテレビジョン放送信号を伝送するためのものである。地上デジタルテレビジョン放送信号は、上記の共同受信システムの最高伝送周波数よりも高い周波数帯のUHF帯のチャンネルで伝送されており、そのままのチャンネルでは上記共同受信システムでは伝送できない。そこで、地上デジタルテレビジョン放送信号を、VHF帯の地上アナログテレビジョン放送用のチャンネル3(CH3)とチャンネル4(CH4)との間にあり、上記共同受信システムで伝送可能なチャンネルC13乃至C22のミッドバンドに、このブロックコンバータが周波数変換する。
【0012】
このブロックコンバータ2は、図2に示すように、チャンネル13(CH13)乃至18(CH18)、CH24、CH26の地上デジタルテレビジョン放送信号を、上述したC13乃至C22に周波数変換する。なお、CH18の後側のチャンネル19(CH19)には地上アナログテレビジョン放送信号が存在する。
【0013】
このブロックコンバータ2は、CH13乃至CH18を纏めてC14乃至C19に周波数変換するブロックコンバータ部4と、CH24をC21に周波数変換するブロックコンバータ部6とを、有している。例えばブロックコンバータ部4で、CH13乃至CH24を纏めて周波数変換することも可能であるが、その場合、CH24は、ミッドバンドの帯域から外れるので、2つのコンバータ部4、6を使用している。この場合、コンバータ部6において、CH24をC20に周波数変換することも可能であるが、上述したようにCH19には、地上アナログテレビジョン放送信号が存在し、これがブロックコンバータ部4においてC20に周波数変換されるので、C20を避けて、C21に周波数変換している。
【0014】
そのため、図1に示すように、入力端子6には、図示していないアンテナで受信されたCH13乃至CH18、CH24、CH26の地上デジタルテレビジョン放送信号が供給されている。これら地上デジタルテレビジョン放送信号は、これら信号を通過させる抽出手段、例えばバンドパスフィルタ8によって不要な信号が除去され、増幅手段、例えば増幅器10によって増幅され、分岐手段、例えば1分岐器12、分配手段、例えば2分配器14を介して、ブロックコンバータ部4、ブロックコンバータ部6に供給される。
【0015】
ブロックコンバータ部4では、2分配器14からの分配出力をミキサー16に供給する。ミキサー16には局部発振手段、例えば局部発振器18から局部発振信号が供給される。この局部発振信号の周波数は、CH13乃至CH18を、C14乃至C19に周波数変換できるように、例えばCH13の中心周波数とC14の中心周波数との差の周波数に選択されている。このようにしてC14乃至C19に周波数変換された地上デジタルテレビジョン放送信号は、増幅手段、例えば増幅器20によって増幅された後、抽出手段、例えばバンドパスフィルタ22によって不要な信号が除去される。なお、バンドパスフィルタ22は、C14乃至C19を通過させるため比較的広帯域に構成されている。
【0016】
ブロックコンバータ部6も同様に、ミキサー24、局部発振器26、増幅器28、バンドパスフィルタ30によって構成され、CH24の地上デジタルテレビジョン放送信号をC21に周波数変換する。そのため、局部発振器26の発振周波数は、CH24の中心周波数とC21の中心周波数との差の周波数とされ、バンドパスフィルタ30は、CH24を通過させることができるものである。
【0017】
但し、この実施形態では、CH13乃至CH18まで連続したチャンネルで地上デジタルテレビジョン信号が存在したので、ブロックコンバータ部6は、CH24のみを周波数変換したが、使用地域によっては、例えばCH18、CH19、CH21乃至CH26のようなチャンネルで地上デジタルテレビジョン放送信号が伝送されており、ブロックコンバータ部4でCH18、CH19を、ブロックコンバータ部6でCH21乃至CH26を周波数変換する場合もある。この場合に、局部発振器18、26の発振周波数の変更と、バンドパスフィルタ22、30の通過帯域の変更とによって、対応することができるようにするため、バンドパスフィルタ30の通過帯域も、バンドパスフィルタ22と同様に広帯域のものが使用されている。
【0018】
図2から明らかなように、ブロックコンバータ部4、6でのCH13乃至CH18の連続するグループの地上デジタルテレビジョン放送信号とCH24の地上デジタルテレビジョン放送信号とは、C14乃至C21に周波数変換されている。CH3に隣接するC13とCH4に隣接するC22とは空きチャンネルにされている。これは、コンバータ部2、4のバンドパスフィルタ22、30が広帯域であるので、その遮断特性が先鋭でなく、CH3、CH4に妨害を与える可能性があるからである。しかし、この実施形態では、上記の各チャンネルの地上デジタルテレビジョン放送信号の他に、CH26の地上デジタルテレビジョン放送信号も存在しており、これも周波数変換する必要がある。しかし、それにはCH3またはCH4に隣接するC13またはC21に周波数変換しなければならず、しかもCH3、CH4に妨害を与えないように周波数変換しなければならない。そのため、このブロックコンバータ2では、単チャンネルコンバータ32を使用している。
【0019】
単チャンネルコンバータ部32は、1分岐器12の分岐出力が供給される単チャンネル抽出手段、例えばバンドパスフィルタ34を有している。このバンドパスフィルタ34は、チャンネル26のみを抽出する狭帯域のものである。
【0020】
このバンドパスフィルタ34の出力信号は、増幅手段、例えば増幅器36によって増幅された後、第1周波数変換手段のミキサー38に供給される。ミキサー38には第1局部発振手段、例えば局部発振器40から第1局部発振信号が供給されている。ミキサー38は、増幅器36からのCH26の地上デジタルテレビジョン放送信号を中間周波信号に周波数変換する。中間周波信号が、地上デジタル及びアナログテレビジョン放送信号の周波数とは重複しない周波数、例えば50MHz帯の周波数帯になるように、第1局部発振信号の周波数は選択されている。
【0021】
ミキサー38からの中間周波信号は、増幅手段、例えば増幅器42によって増幅された後、帯域通過フィルタ、即ちバンドパスフィルタ44によって不要な信号が除去される。このバンドパスフィルタ44は、例えばSAWフィルタによって構成され、中間周波信号のみを通過させ、かつその遮断特性が先鋭なものである。SAWフィルタは、低い周波数である中間周波信号であるので、その遮断特性を充分に先鋭なものに容易にすることができる。
【0022】
このバンドパスフィルタ44を通過した中間周波信号は、第2周波数変換手段のミキサー48に供給される。ミキサー48には、第2局部発振手段、例えば局部発振器50からの第2局部発振信号が供給されている。ミキサー48は、中間周波信号をCH13の地上デジタルテレビジョン放送信号に周波数変換する。この周波数変換が行えるように第2局部発振信号の周波数は選択されている。
【0023】
このミキサー48の出力信号は、増幅手段、例えば増幅器52によって増幅された後、抽出手段、例えばCH13のみを通過させる狭帯域のバンドパスフィルタ54を通過する。
【0024】
このように単チャンネルコンバータ部32では、ミッドバンドの端のチャンネルに周波数変換する必要のある地上デジタルテレビジョン放送信号を単独で周波数変換し、しかも、それにダブルコンバージョンを行うことで、一旦低い周波数の中間周波信号に周波数変換して、この低い周波数の中間周波信号において狭帯域で先鋭な遮断特性を持つフィルタによって不要信号を除去している。従って、ミッドバンドの端のチャンネルに周波数変換しても、隣接するVHF帯の地上アナログテレビジョン放送信号に妨害を与えることはない。
【0025】
なお、ブロックコンバータ部4、6及び単チャンネルコンバータ部32の出力信号は、合成手段、例えば合成器56で合成された後、増幅手段、例えば増幅器58によって増幅され、出力端子60を介して共同受信システムに伝送される。
【0026】
上記の実施の形態では、2つのブロックコンバータ部4、6を使用したが、受信する地上デジタルテレビジョン放送のチャンネル割り当てによっては、1台のブロックコンバータ部のみを使用することもある。また、上記の実施形態では、CH26をC13に周波数変換したが、図2に破線で示すように、C22に周波数変換することもある。
【0027】
上記の実施の形態では、このブロックコンバータ2と共に使用される共同受信システムの最高伝送周波数が約222MHzであるので、C13乃至C22のミッドバンドに地上デジタルテレビジョン放送信号を周波数変換した。しかし、共同受信システムの最高伝送周波数が約250MHzの場合、チャンネル12(CH12)よりも高いスーパーハイバンドのチャンネルC23乃至C27に地上デジタルテレビジョン放送信号を周波数変換することがある。この場合にも、この発明を実施することができる。但し、C24乃至C27にはブロックコンバータ部を使用して周波数変換を行い、CH12に隣接しているC23には単チャンネルコンバータを使用して周波数変換を行う。
【0028】
また、上記の実施形態では、各増幅器は、固定利得のものとしたが、これらを可変利得増幅器として自動利得制御を行うようにすることも可能である。
【0029】
上記の実施形態で示した地上デジタルテレビジョン放送信号の各チャンネルは、一例であり、このブロックコンバータが使用される地域に地上デジタルテレビジョン放送信号用に割り当てられているチャンネルに応じたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の1実施形態のブロックコンバータのブロック図である。
【図2】図1のブロックコンバータにおける周波数変換の状態を示す図である。
【符号の説明】
【0031】
4 6 ブロックコンバータ部
32 単チャンネルブロックコンバータ部
38 ミキサー(第1周波数変換手段)
40 局部発振器(第1周波数変換手段)
44 バンドパスフィルタ(帯域通過フィルタ)
48 ミキサー(第2周波数変換手段)
50 局部発振器(第2周波数変換手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
接続される共同受信システムにおいて伝送可能であって、地上アナログテレビジョン放送信号のチャンネルが含まれ、かつ地上デジタルテレビジョン放送信号を伝送不能な周波数帯の空きチャンネルのうち、前記地上アナログテレビジョン放送信号のチャンネルと非隣接の複数の連続する空きチャンネル内に、前記地上デジタルテレビジョン放送信号のうち連続するチャンネルを含む1グループのものを、纏めて周波数変換するブロックコンバータ手段と、
前記地上デジタルテレビジョン放送信号のうち前記1グループの地上デジタルテレビジョン放送信号と異なる1波の地上デジタルテレビジョン放送信号を、中間周波信号に周波数変換する第1周波数変換手段と、前記中間周波信号が供給され、この中間周波信号のみを通過させる帯域通過フィルタと、この帯域通過フィルタを通過した前記中間周波信号を、前記空きチャンネルのうち前記地上アナログテレビジョン放送信号と隣接するものに周波数変換する第2周波数変換手段とを、備える単チャンネルコンバータ手段と、
前記ブロックコンバータ手段の出力信号と前記単チャンネルコンバータの出力信号とを合成して、前記共同受信システムに出力する合成手段とを、
具備するブロックコンバータ。
【請求項2】
請求項1記載のブロックコンバータにおいて、前記空きチャンネルがミッドバンドに存在し、前記単チャンネルコンバータの出力信号のチャンネルが、前記ミッドバンドの両端のいずれか一方であるブロックコンバータ。
【請求項3】
請求項1または2記載のブロックコンバータにおいて、前記単チャンネルコンバータの帯域通過フィルタがSAWフィルタであるブロックコンバータ。


【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−271390(P2008−271390A)
【公開日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−114322(P2007−114322)
【出願日】平成19年4月24日(2007.4.24)
【出願人】(000109668)DXアンテナ株式会社 (394)
【Fターム(参考)】