ヘッドアップ表示を使用する途上ナビゲーション表示方法および装置
乗り物用の途上ナビゲーション・システムにおいて、ケーブルの画像がナビゲーション物体としてヘッドアップ表示内に示され、その乗り物が追随するべく経路を表示する。特定の実施態様においては、このケーブルが、風景内に存在し、たとえばトロリー・ケーブルのように観察者の頭より高いところを延びていく実在のケーブルのように観察者に見える。このケーブルは例示的に、乗り物が移動しているときの風景の視界フローと一貫した視界フローを伴ってボリューム表示され、それによって、それが実在するという印象を作り出す。その結果として、ケーブル上の点と風景内の位置を相関させる随伴画像を伴わずにケーブルの表示が可能になり、しかも乗り物が追随するべき経路を運転者に表示するための非常に有用なツールとしての機能を提供することができる。ケーブルは、連続ライン、密でない間隔のギャップを伴うライン、密でない間隔の、残りのラインと異なるルミナンスを有するセグメントを有するライン、密な間隔の物体のストリングを含む多数の形状のいずれとしてもよい。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つのケーブルの画像を、地球表面上のみを移動する乗り物のヘッドアップ表示内に表示することを包含する方法であって、前記乗り物内からの前記ケーブルの画像の観察者に前記ケーブルが前記観察者の頭より高い高さで風景内に存在する実在の物体であるかのように見える態様で風景の外観の上に前記ケーブルが重合される方法。
【請求項2】
前記ケーブルは、前記観察者に対して、連続する深度を伴ってボリューム表示される、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
【請求項3】
前記ケーブルは、前記観察者に、前記風景の表面の上方の約3〜20メートルの高さで前記乗り物の正面に延び、そこから遠ざかるように見え、前記高さは任意の特定の時点において実質的に一様であり、前記高さは前記風景の表面が実質的に平坦とならないところも含めて実質的に一様である、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
【請求項4】
前記ケーブルの画像は、前記乗り物が移動しているとき、前記風景の視界フローと一貫した視界フローを伴って前記観察者に表示される、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
【請求項5】
さらに、
前記乗り物の経路を決定すること、
前記経路上を前記乗り物から前方に遠ざかる方向に延びているように前記観察者に見えるケーブルの画像を前記観察者に表示する態様で前記ヘッドアップ表示をコントロールするデータを計算すること、および
前記乗り物が移動しているときであっても、前記ケーブルが前記風景に対して実質的に静止しているように前記観察者に見える態様で連続する時間間隔において前記計算を反復すること;
を包含する、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
【請求項6】
前記経路は少なくとも1つの道路を含み、かつ
前記ケーブルは、前記道路の表面が実質的に平坦とならないところも含めて前記道路の表面から上に実質的に一様な距離にあるように前記観察者に見える、特許請求の範囲第5項に記載の方法。
【請求項7】
前記ケーブルは、前記道路が平坦とならないところも含めて前記道路に対して実質的に固定されているように前記観察者に見える、特許請求の範囲第6項に記載の方法。
【請求項8】
前記ケーブルの画像は、深度キュー:立体表示、運動視差、焦点、輻輳、および暗化のうちの少なくとも1つを伴って表示される、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
【請求項9】
少なくとも第1の時点において、前記観察者の頭が前記経路上にない場合であっても、前記ケーブルが前記観察者の頭と整列して位置決めされているように前記観察者に見える態様で前記ケーブルの画像が前記観察者に表示される、特許請求の範囲第5項に記載の方法。
【請求項10】
その後に続いて前記乗り物が移動し、選択された時間期間を超えて前記ケーブルの見かけの位置から外にとどまっている場合には、再び、前記ケーブルが前記観察者の頭に整列して位置決めされているように前記観察者に見える態様で前記ケーブルの画像が前記観察者に表示される、特許請求の範囲第9項に記載の方法。
【請求項11】
前記ケーブルは、前記ケーブル上の点と前記風景内の場所を相関させる随伴画像をまったく伴うことなく表示される、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
【請求項12】
道路上を移動する自動車内において使用するための、前記自動車の操作者によって実質的に前記自動車の正面に見られる仮想光学画像を表示することによって希望された経路を示すべく適合された装置であって、それにおいて前記仮想光学画像が明るいスポットの形式であり、前記仮想光学画像が3次元経路に沿って移動し、前記経路が少なくとも部分的に前記自動車の実質的な正面であり、かつその上方の前記道路から3〜20メートルの高さで、前記道路の中心線と実質的に平行に位置決めされており、かつ前記仮想光学画像の動きが、人間の視覚の持続性に起因して、前記仮想光学画像を前記自動車の前記操作者に前記経路に沿って延びている物体として知覚させるに充分な速さである装置。
【請求項13】
前記仮想光学画像は、周期的に、かつ前記自動車の前記操作者に前記画像が連続的に存在していると知覚させるに充分な頻度で生成される、特許請求の範囲第12項に記載の方法。
【請求項14】
前記仮想光学画像は、その移動の少なくともいくつかの部分において、前記自動車の動きにかかわらず、前記道路に関して実質的に同じ仮想経路を通り抜け、その結果、前記自動車の前記操作者に前記画像が前記道路に対して静止しているように知覚させる、特許請求の範囲第13項に記載の方法。
【請求項15】
前記仮想光学画像は、表示装置の直視光学系を介して見られる実在する光源の画像であり、前記装置は、前記自動車の前記操作者からの前記仮想光学画像の光学的距離を、前記表示装置の前記直視光学系に対する前記実在する光源の位置を連続的に調整することによって変更することができる、特許請求の範囲第12項に記載の方法。
【請求項16】
前記直視光学系は、前記操作者の両眼に適応する充分に大きな射出瞳を有する、特許請求の範囲第15項に記載の方法。
【請求項1】
少なくとも1つのケーブルの画像を、地球表面上のみを移動する乗り物のヘッドアップ表示内に表示することを包含する方法であって、前記乗り物内からの前記ケーブルの画像の観察者に前記ケーブルが前記観察者の頭より高い高さで風景内に存在する実在の物体であるかのように見える態様で風景の外観の上に前記ケーブルが重合される方法。
【請求項2】
前記ケーブルは、前記観察者に対して、連続する深度を伴ってボリューム表示される、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
【請求項3】
前記ケーブルは、前記観察者に、前記風景の表面の上方の約3〜20メートルの高さで前記乗り物の正面に延び、そこから遠ざかるように見え、前記高さは任意の特定の時点において実質的に一様であり、前記高さは前記風景の表面が実質的に平坦とならないところも含めて実質的に一様である、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
【請求項4】
前記ケーブルの画像は、前記乗り物が移動しているとき、前記風景の視界フローと一貫した視界フローを伴って前記観察者に表示される、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
【請求項5】
さらに、
前記乗り物の経路を決定すること、
前記経路上を前記乗り物から前方に遠ざかる方向に延びているように前記観察者に見えるケーブルの画像を前記観察者に表示する態様で前記ヘッドアップ表示をコントロールするデータを計算すること、および
前記乗り物が移動しているときであっても、前記ケーブルが前記風景に対して実質的に静止しているように前記観察者に見える態様で連続する時間間隔において前記計算を反復すること;
を包含する、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
【請求項6】
前記経路は少なくとも1つの道路を含み、かつ
前記ケーブルは、前記道路の表面が実質的に平坦とならないところも含めて前記道路の表面から上に実質的に一様な距離にあるように前記観察者に見える、特許請求の範囲第5項に記載の方法。
【請求項7】
前記ケーブルは、前記道路が平坦とならないところも含めて前記道路に対して実質的に固定されているように前記観察者に見える、特許請求の範囲第6項に記載の方法。
【請求項8】
前記ケーブルの画像は、深度キュー:立体表示、運動視差、焦点、輻輳、および暗化のうちの少なくとも1つを伴って表示される、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
【請求項9】
少なくとも第1の時点において、前記観察者の頭が前記経路上にない場合であっても、前記ケーブルが前記観察者の頭と整列して位置決めされているように前記観察者に見える態様で前記ケーブルの画像が前記観察者に表示される、特許請求の範囲第5項に記載の方法。
【請求項10】
その後に続いて前記乗り物が移動し、選択された時間期間を超えて前記ケーブルの見かけの位置から外にとどまっている場合には、再び、前記ケーブルが前記観察者の頭に整列して位置決めされているように前記観察者に見える態様で前記ケーブルの画像が前記観察者に表示される、特許請求の範囲第9項に記載の方法。
【請求項11】
前記ケーブルは、前記ケーブル上の点と前記風景内の場所を相関させる随伴画像をまったく伴うことなく表示される、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
【請求項12】
道路上を移動する自動車内において使用するための、前記自動車の操作者によって実質的に前記自動車の正面に見られる仮想光学画像を表示することによって希望された経路を示すべく適合された装置であって、それにおいて前記仮想光学画像が明るいスポットの形式であり、前記仮想光学画像が3次元経路に沿って移動し、前記経路が少なくとも部分的に前記自動車の実質的な正面であり、かつその上方の前記道路から3〜20メートルの高さで、前記道路の中心線と実質的に平行に位置決めされており、かつ前記仮想光学画像の動きが、人間の視覚の持続性に起因して、前記仮想光学画像を前記自動車の前記操作者に前記経路に沿って延びている物体として知覚させるに充分な速さである装置。
【請求項13】
前記仮想光学画像は、周期的に、かつ前記自動車の前記操作者に前記画像が連続的に存在していると知覚させるに充分な頻度で生成される、特許請求の範囲第12項に記載の方法。
【請求項14】
前記仮想光学画像は、その移動の少なくともいくつかの部分において、前記自動車の動きにかかわらず、前記道路に関して実質的に同じ仮想経路を通り抜け、その結果、前記自動車の前記操作者に前記画像が前記道路に対して静止しているように知覚させる、特許請求の範囲第13項に記載の方法。
【請求項15】
前記仮想光学画像は、表示装置の直視光学系を介して見られる実在する光源の画像であり、前記装置は、前記自動車の前記操作者からの前記仮想光学画像の光学的距離を、前記表示装置の前記直視光学系に対する前記実在する光源の位置を連続的に調整することによって変更することができる、特許請求の範囲第12項に記載の方法。
【請求項16】
前記直視光学系は、前記操作者の両眼に適応する充分に大きな射出瞳を有する、特許請求の範囲第15項に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図6D】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11A】
【図11B】
【図12A】
【図12B】
【図13A】
【図13B】
【図14A】
【図14B】
【図15A】
【図15B】
【図15C】
【図15D】
【図15E】
【図16A】
【図16B】
【図17A】
【図17B】
【図18A】
【図18B】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30A】
【図30B】
【図30C】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36A】
【図36B】
【図36C】
【図36D】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図42A】
【図42B】
【図43】
【図43A】
【図43B】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51A】
【図51B】
【図51C】
【図51D】
【図51E】
【図51F】
【図52A】
【図52B】
【図52C】
【図53A】
【図53B】
【図53C】
【図53D】
【図53E】
【図54A】
【図54B】
【図54C】
【図54D】
【図55A】
【図55B】
【図55C】
【図55D】
【図56A】
【図56B】
【図56C】
【図56D】
【図56E】
【図56F】
【図57A】
【図57B】
【図57C】
【図57D】
【図57E】
【図57F】
【図58A】
【図58B】
【図58C】
【図58D】
【図58E】
【図59A】
【図59B】
【図59C】
【図60A】
【図60B】
【図60C】
【図60D】
【図60E】
【図60F】
【図60G】
【図60H】
【図60I】
【図60J】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図6D】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11A】
【図11B】
【図12A】
【図12B】
【図13A】
【図13B】
【図14A】
【図14B】
【図15A】
【図15B】
【図15C】
【図15D】
【図15E】
【図16A】
【図16B】
【図17A】
【図17B】
【図18A】
【図18B】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30A】
【図30B】
【図30C】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36A】
【図36B】
【図36C】
【図36D】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図42A】
【図42B】
【図43】
【図43A】
【図43B】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51A】
【図51B】
【図51C】
【図51D】
【図51E】
【図51F】
【図52A】
【図52B】
【図52C】
【図53A】
【図53B】
【図53C】
【図53D】
【図53E】
【図54A】
【図54B】
【図54C】
【図54D】
【図55A】
【図55B】
【図55C】
【図55D】
【図56A】
【図56B】
【図56C】
【図56D】
【図56E】
【図56F】
【図57A】
【図57B】
【図57C】
【図57D】
【図57E】
【図57F】
【図58A】
【図58B】
【図58C】
【図58D】
【図58E】
【図59A】
【図59B】
【図59C】
【図60A】
【図60B】
【図60C】
【図60D】
【図60E】
【図60F】
【図60G】
【図60H】
【図60I】
【図60J】
【公表番号】特表2008−501956(P2008−501956A)
【公表日】平成20年1月24日(2008.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−515584(P2007−515584)
【出願日】平成17年5月28日(2005.5.28)
【国際出願番号】PCT/US2005/019446
【国際公開番号】WO2005/121707
【国際公開日】平成17年12月22日(2005.12.22)
【出願人】(506400317)メイキング バーチャル ソリッド,エル.エル.シー. (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年1月24日(2008.1.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年5月28日(2005.5.28)
【国際出願番号】PCT/US2005/019446
【国際公開番号】WO2005/121707
【国際公開日】平成17年12月22日(2005.12.22)
【出願人】(506400317)メイキング バーチャル ソリッド,エル.エル.シー. (1)
【Fターム(参考)】
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