説明

ラベル製造装置およびラベル印刷機

【課題】ラベルシートに使用される基材シートと接着剤との組み合わせが自由に行え、基材シートや接着剤を変更する際に、作業者が清掃や接着剤の除去作業等の作業負担を負うことのないラベル製造装置およびラベル印刷機を提供する。
【解決手段】基材供給ユニット11から基材シートBSを繰出駆動部13により繰り出す。接着フィルムAFに第1および第2剥離シートRL1、RL2を仮着して成るフィルム原反WFを接着フィルム供給ユニット60から供給し、第2剥離シートRL2を剥離ユニット70によって接着フィルムAFから剥離する。ラベル印刷機20において、基材シートBSに印刷を施すとともに、接着フィルムAFを貼付する。基材シートBSと接着フィルムAFと第1剥離シートRL1から成るラベルシートLSを切断機40に供給する。切断機40において基材シートBSにラベルの形状に対応した切れ目を形成した後、巻取ローラ41によってさらに移送し、製品巻取ユニット52で巻き取る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷が施された基材シートと接着剤層と剥離シートの三層構造を有するラベルシートを製造するためのラベル製造装置、および基材シートと接着剤層と剥離シートの三層構造を有するラベルシートに印刷を施すラベル印刷機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、このようなラベル製造装置として、予め接着剤層が設けられた基材シートに印刷を施す装置(例えば特許文献1)、あるいは、印刷された基材シートに接着剤を塗布する装置(例えば特許文献2)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特公平7−35104号公報
【特許文献1】特開2002−1845号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した2つの装置において、前者は、予め基材シートに接着剤層が積層されたウェッブに印刷を施すため、目的や用途に応じて基材シートと接着剤との組み合わせを変更しなければならず、このような印刷を施す印刷業者は、それら組み合せの数に応じたウェッブの在庫を所有しなければならないという問題がある。また後者は、基材シートや接着剤の変更は可能であるが、変更の作業時に溶剤等を用いて接着剤付与ヘッド等を清掃しなければならず、このような作業は、作業者にとって大変負担が大きい。また、接着剤が作業者の手、衣服あるいは周辺機器等の他のものに付着するため、その除去が非常に面倒であるという問題もある。
【0005】
そこで本発明は、ラベルシートに使用される基材シートと接着剤との組み合わせが自由に行え、基材シートや接着剤を変更する際に、作業者が清掃や接着剤の除去作業等の作業負担を負うことのないラベル製造装置、およびラベル印刷機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るラベル製造装置は、帯状の基材シートを繰り出す基材繰出手段と、基材シートの一方の面に印刷を施す印刷手段と、両方の面が接着可能とされるとともに、一方の面に第1剥離シートが仮着された帯状の接着フィルムを繰り出すフィルム繰出手段と、基材シートの他方の面に接着フィルムを貼付する貼付手段とを備えることを特徴としている。
【0007】
印刷手段は、版胴と基材シートを版胴に圧接させるための圧胴とを有し、圧胴が貼付手段を兼ねていることが好ましい。すなわち、この場合における印刷手段は、接着フィルムを基材シートに貼付しつつ印刷を施すので、接着フィルムと基材シートを圧着するための専用の装置が省略できる。
【0008】
貼付手段は、印刷手段による印刷が完了した後の基材シートに接着フィルムを貼付するように構成されてもよい。すなわち、この構成では印刷手段と貼付手段は独立している。
【0009】
接着フィルムは他方の面に第2剥離シートが仮着されたものであってもよい。この場合、ラベル製造装置は第2剥離シートを剥離する剥離手段をさらに備える。
【0010】
印刷手段は、基材シートの他方の面に印刷を施すことが可能であってもよい。
【0011】
本発明に係るラベル印刷機は、刷版を保持する版胴と、版胴に対向させて設けられる圧胴とを備え、帯状の基材シートと、両方の面が接着可能とされるとともに、一方の面に第1剥離シートが仮着された帯状の接着フィルムとを、版胴と圧胴によって挟持し、搬送することにより、基材シートの他方の面に接着フィルムの他方の面を貼付しつつ、基材シートの一方の面に印刷を施すことを特徴としている。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、ラベルシートに使用される基材シートと接着剤とを自由に組み合わせることができ、さらに、基材シートや接着剤を変更する際に、作業者が清掃や接着剤の除去作業等の作業負担を負うことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の一実施形態であるラベル製造装置の概略構成を示す配置図である。
【図2】本発明の他の実施形態であるラベル製造装置の概略構成を示す配置図である。
【図3】基材シートの下面に印刷を施すための印刷ユニットの概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下本発明のラベル製造装置とラベル印刷機を、実施形態を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるラベル製造装置10の概略構成を示し、このラベル製造装置は、印刷手段としてのラベル印刷機20を備えている。
【0015】
ラベル製造装置10の概要を説明すると、基材供給ユニット11から上方に引き出された帯状の基材シートBSは、案内ローラ12によって繰出駆動部13方向に導かれ、ラベル印刷機20に供給される。一方、両方の面が接着可能とされるとともに、一方の面である被着体貼付面AF1(図1の拡大図F3中上面)に第1剥離シートRL1が仮着された帯状の接着フィルムAFが、フィルム繰出手段としての接着フィルム供給ユニット60から、剥離手段としての剥離ユニット70を経てラベル印刷機20に供給される。基材シートBSは、ラベル印刷機20において、一方の面である表面BS1(図1の拡大図F1中上面)に印刷が施されるとともに、他方の面である裏面BS2(図1の拡大図F1中下面)に、接着フィルムAFの他方の面である基材貼付面AF2(図1の拡大図F3中下面)が貼付され、基材シートBSと接着フィルムAFと第1剥離シートRL1から成るラベルシートLS(図1の拡大図F4参照)が形成される。そして、ラベルシートLSは、切断機40に搬送され、この切断機40において、基材シートBSの一方の面側から第1剥離シートRL1にまで達する切れ目Cが成形される。その後、ラベルシートLSは、巻取駆動部41によって移送され、案内ローラ51によって製品巻取ユニット52方向に導かれて巻き取られる。なお、基材供給ユニット11と繰出駆動部13と巻取駆動部41と製品巻取ユニット52とにより基材繰出手段が構成される。
【0016】
以下にラベル製造装置の構成を詳細に説明する。
基材供給ユニット11は、ロール状に巻き回された基材シートBSを支持する支持ローラ11Aと、支持ローラ11Aを回転可能に支持する支持ブラケット11Bとを備える。なお基材シートBSは、例えば、紙や樹脂から成る一層又は複数層の帯状のシートによって構成されるものを採用することができる。
【0017】
繰出駆動部13は、案内ローラ12とラベル印刷機20の間に設けられ、基材シートBSの裏面BS2側に位置し、図示しないモータに連結された駆動ローラ14と、基材シートBSの表面BS1側に位置し、タイミングベルト等の図示しない連動手段を介して駆動ローラ14と連動して回転する従動ローラ15とを備える。
【0018】
ラベル印刷機20は、目的に応じた数の印刷ユニットを備えることが可能である。通常のカラー印刷では、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色を印刷するために4つの印刷ユニット21が基材シートBSの移送方向に沿って順に配置される(図1では2つの印刷ユニット21を省略している)。印刷ユニット21は、基材シートBSの裏面BS2側に位置する圧胴23と、基材シートBSの表面BS1側に位置する版胴24と、版胴24の上方に位置するインク供給ローラ25、26と、インク供給ローラ26に隣接するインクパンIPとを有し、台座31の上方に設けられたレール32とそのスライダ32Aとを介して、基材シートBSの搬送方向に沿って変位可能な状態で支持されている。圧胴23は、図示しないモータの出力軸に連結されて回転し、版胴24とインク供給ローラ25、26は、タイミングベルト等の図示しない連動手段を介して圧胴23と連動して回転する。版胴24は、基材シートBSに施す印刷内容が形成された刷版(図示せず)を保持可能に設けられ、インクパンIP内に蓄えられたインキIがインク供給ローラ25、26を介して刷版に供給され、基材シートBSの表面BS1に印刷が施される。圧胴23は、図示しない位置調整機構によって図1中上下方向にその高さ位置が調整可能である。これにより、圧胴23は、基材シートBS等の厚さに応じて、版胴24との間の距離を適切に設定され、基材シートBSに適切な力で圧接される。そして、圧胴23と版胴24とが基材繰出手段と連動して回転することにより、これらの間を搬送される基材シートBSに印刷を施す。なお、他の印刷ユニット21も同様の構成であるため、説明は省略する。
【0019】
接着フィルム供給ユニット60は、ラベル印刷機20と切断機40との間に配置され、ロール状に巻き回された接着フィルムAFと支持する支持ローラ60Aと、支持ローラ60Aを回転可能に支持する支持ブラケット60Bとを備える。なお、接着フィルムAFは、図1の拡大図F2に示すように、被着体貼付面AF1に第1剥離シートRL1が仮着されるとともに、基材貼付面AF2に第2剥離シートRL2が仮着された三層構造を有するフィルム原反WFの形態で支持ローラ60Aに支持されている。
【0020】
剥離ユニット70は、図示しないモータの出力軸に連結されて回転する駆動ローラ71と、この駆動ローラ71とでフィルム原反WFを挟み込むとともに、第2剥離シートRL2を剥離する剥離ローラ72と、図示しないモータの出力軸に連結されて回転するとともに、ガイドローラ73に掛け回された第2剥離シートRL2を巻き取る巻取ローラ74と、巻取ローラ74を回転可能に支持する支持ブラケット75とを備える。これにより、接着フィルム供給ユニット60から繰り出されたフィルム原反WFは、剥離ローラ72によって第2剥離シートRL2が剥離され、第1剥離シートRL1が仮着された帯状の接着フィルムAFがラベル印刷機20に供給される。
【0021】
ここで、第1剥離シートRL1が仮着された接着フィルムAFは、図1中右側(最も下流側)の印刷ユニット21の圧胴23に掛け回され、接着フィルムAFの基材貼付面AF2が基材シートBSの裏面BS2に貼付され、図1の拡大図F4に示すように、上から、印刷が施された基材シートBSと接着フィルムAFと第1剥離シートRL1の順に積層された三層構造のラベルシートLSが形成されることとなる。なお、接着フィルムAFと第1剥離シートRL1が圧胴23に掛け回される印刷ユニット21は、最も下流側の印刷ユニット21以外に、例えば、最も上流側の印刷ユニット21の圧胴23等の他の印刷ユニット21の圧胴23に巻回してもよい。
【0022】
切断機40は、ラベルシートLSの第1剥離シートRL1側に位置し、図示しないモータに連結されたプラテンローラ42と、ラベルシートLSの基材シートBS側に位置し、タイミングベルト等の図示しない連動手段を介してプラテンローラ42と連動して回転するダイカットローラ43とを備え、台座44の上に設けられたレール45とそのスライダ45Aを介してラベルシートLSの搬送方向に沿って変位可能な状態で支持されている。基材シートBSと接着フィルムAFは、ダイカットローラ43によって所定のラベル形状に対応した切れ目Cが成形され、第1剥離シートRL1から剥離可能な状態になる。
【0023】
巻取駆動部41は、ラベルシートLSの第1剥離シートRL1側に位置し、図示しないモータに連結された駆動ローラ46と、ラベルシートLSの基材シートBS側に位置し、タイミングベルト等の図示しない連動手段を介して駆動ローラ46に連動して回転する従動ローラ47とを備える。
【0024】
製品巻取ユニット52は、図示しないモータの出力軸に連結されて回転するとともに、案内ローラ51によって導かれたラベルシートLSを巻き取る巻取ローラ52Aと、巻取ローラ52Aを回転自在に支持する支持ブラケット52Bとを備える。
き取られる。
【0025】
以上のように本実施形態では、ラベル製造装置10は、シート状の接着フィルムAFの両方の面に第1および第2剥離シートRL1、RL2が仮着されて構成されるフィルム原反WFを用い、第2剥離シートRL2を剥離して基材シートBSに接着フィルムAFを貼付することができる。したがって、基材シートBSへの印刷と同時に基材シートBSと接着フィルムAFとを組み合わせることができるので、印刷業者が目的や用途に応じてそれら組み合せの数に応じたラベルシートLSを在庫で所有する必要がなくなる。また、ラベルに設けられる接着剤を変更するには、所望の接着剤から成る接着フィルムAFを備えたフィルム原反WFを選定すればよく、その変更は、所定のフィルム原反WFを接着フィルム供給ユニット60にセットするだけでよいので、従来のように、作業者が清掃や接着剤の除去作業等の作業負担を負うこともない。
【0026】
また、本実施形態において印刷機20は、圧胴23と版胴24によって、基材シートBSと接着フィルムAFと第1剥離シートRL1を挟持し、この挟持による付勢力によって、接着フィルムAFを基材シートBSに貼付しつつ、基材シートBSに印刷を施すように構成されている。すなわち、この印刷機20の圧胴23は貼付手段を兼ねており、これにより接着フィルムAFと基材シートBSを圧着するための専用の貼付手段を設ける必要がなくなる。
【0027】
図2は本発明の他の実施形態であるラベル製造装置10Aの概略構成を示している。ラベル製造装置10Aの図1に示すラベル製造装置10との差異は、印刷機20が基本的に、基材シートBSに印刷を施す機能のみを有しており、基材シートBSに接着フィルムAFを貼付する貼付手段を兼ねていない点と、基材シートBSに第1剥離シートRL1が仮着された接着フィルムAFを貼付する圧接機80を設けた点である。その他の構成は図1の実施形態と同様である。
【0028】
圧接機80は、図示しないモータに連結された駆動ローラ81と、タイミングベルト等の図示しない連動手段を介して駆動ローラ81と連動して回転する従動ローラ82とを有し、台座44の上に設けられたレール45を介して、ラベルシートLSの搬送方向に沿って変位可能な状態で支持されている。駆動ローラ81は図示しない位置調整機構によって従動ローラ82との距離を調整することができ、基材シートBSや接着フィルムAF等の厚さに応じた適切な圧接力を得ることができる。
【0029】
以上のように、ラベル製造装置10Aでは、基材シートBSに接着フィルムAFを貼付するための貼付手段は、印刷機20による印刷が完了した後の基材シートBSに接着フィルムAFを貼付する。したがって、ラベル製造装置10と同様な効果が得られる上、印刷機20が接着フィルムAFを基材シートBSに貼付する機能を備えないので、各印刷ユニットの配置の自由度が高まり、例えば、後述する下面印刷用の印刷ユニット90等の配置が自由に行えるようになる。
【0030】
上述した2つの実施形態は共に、基材シートBSの表面BS1に印刷を施すように構成されているが、基材シートBSの裏面BS2に印刷を施すための印刷ユニットをさらに設けることも可能である。図3は、裏面印刷用の印刷ユニット90の構成を概略的に示している。この印刷ユニット90は、基材シートBSの表面BS1側に位置する圧胴91と、基材シートBSの裏面BS2側に位置する版胴92と、版胴92の下方に位置するインク供給ローラ93、94と、インク供給ローラ94に隣接するインクパンIPとを有し、台座31の上方に設けられたレール32とそのスライダ32Aとを介して、基材シートBSの搬送方向に沿って変位可能な状態で支持される。圧胴91は、図示しないモータの出力軸に連結されて回転し、版胴92とインク供給ローラ93、94は、タイミングベルト等の図示しない連動手段を介して圧胴91と連動して回転する。版胴92は、基材シートBSに施す印刷内容が形成された刷版(図示せず)を保持可能に設けられ、インクパンIP内に蓄えられたインキIがインク供給ローラ93、94を介して刷版に供給され、基材シートBSの裏面BS2に印刷が施される。下面印刷用の印刷ユニット80は印刷機20において任意の位置に配置することが可能であるが、図1の構成では、接着フィルムAFと第1剥離シートRL1が巻回される圧胴23を有する印刷ユニット21よりも、基材シートBSの移送経路の上流側に設けられる。
【0031】
なお、接着フィルムAFは、上記実施形態において説明した構成に限定されるものではない。例えば、シート状の芯材の両面に接着剤が塗布されて構成されるものを採用することもできる。このように、芯材を有する接着フィルムの場合、芯材を境として両側に異なる性質を有する接着剤層を設けることができるので、接着フィルムの表面と裏面において接着力の強弱に差異を設けることができ、一方の面のみに剥離シートが貼付されるラベルシート用の接着フィルムとして利用できる。
【符号の説明】
【0032】
11 基材供給ユニット(基材繰出手段)
13 繰出駆動部(基材繰出手段)
20 ラベル印刷機(印刷手段)
23 圧胴(貼付手段)
41 巻取駆動部(基材繰出手段)
52 製品巻取ユニット(基材繰出手段)
60 接着フィルム供給ユニット(フィルム繰出手段)
70 剥離ユニット(剥離手段)
80 圧接機(貼付手段)
AF 接着フィルム
BS 基材シート
RL1 剥離シート
RL2 剥離シート
WF フィルム原反

【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯状の基材シートを繰り出す基材繰出手段と、
前記基材シートの一方の面に印刷を施す印刷手段と、
両方の面が接着可能とされるとともに、一方の面に第1剥離シートが仮着された帯状の接着フィルムを繰り出すフィルム繰出手段と、
前記基材シートの他方の面に前記接着フィルムの他方の面を貼付する貼付手段と
を備えることを特徴とするラベル製造装置。
【請求項2】
前記印刷手段は、版胴と前記基材シートを前記版胴に圧接させるための圧胴とを有し、前記圧胴が前記貼付手段を兼ねており、前記接着フィルムを前記基材シートに接着しつつ印刷を施すことを特徴とする請求項1に記載のラベル製造装置。
【請求項3】
前記貼付手段は、前記印刷手段による印刷が完了した後の前記基材シートに前記接着フィルムを貼付することを特徴とする請求項1に記載のラベル製造装置。
【請求項4】
前記接着フィルムは他方の面に第2剥離シートが仮着されており、前記第2剥離シートを剥離する剥離手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のラベル製造装置。
【請求項5】
前記印刷手段は、前記基材シートの他方の面に印刷を施すことが可能であることを特徴とする請求項1及至4の何れかに記載のラベル製造装置。
【請求項6】
刷版を保持する版胴と、
前記版胴に対向させて設けられる圧胴とを備え、
帯状の基材シートと、両方の面が接着可能とされるとともに、一方の面に第1剥離シートが仮着された帯状の接着フィルムとを、前記版胴と圧胴によって挟持し、搬送することにより、前記基材シートの他方の面に前記接着フィルムの他方の面を貼付しつつ、前記基材シートの一方の面に印刷を施すことを特徴とするラベル印刷機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−168005(P2011−168005A)
【公開日】平成23年9月1日(2011.9.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−35941(P2010−35941)
【出願日】平成22年2月22日(2010.2.22)
【出願人】(000102980)リンテック株式会社 (1,750)
【Fターム(参考)】