説明

リラックス装置

【課題】使用者に対してより効果的にリラックス効果を付与することができるリラックス装置を提供する。
【解決手段】コントローラにより身体支持部材13が前後方向に揺動動作されるものにおいて、コントローラにより、使用者の前庭器官に相当する身体部位である耳珠42aの移動範囲がそれを中心とした半径50mm内となる揺動範囲内で使用者が揺動動作されるように揺動駆動装置が制御される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、使用者に対してリラックス効果を付与するリラックス装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、椅子型の身体支持部材に腰掛けた使用者の身体を揺動させることでリラックス効果を付与するリラックス装置が例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1のリラックス装置では、身体支持部材を前後方向に揺動させる揺動駆動装置(特許文献1では加振手段)を備え、その揺動駆動装置により身体支持部材を1Hz以下の周波数で揺動させるとともに、0.2Hz以下の変動幅で周波数を漸次変化させて使用者に対してリラックス効果を与えている。
【特許文献1】特開2000−42112号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上記のリラックス装置では、身体支持部材に腰掛けた使用者の身体を揺動させているため、特に揺動動作の周波数が高い場合に平衡感覚を司る三半規管(前庭器官)に強い刺激が与えられて不快感を受けやすく、乗り物酔い等を誘発する虞がある。これにより、揺動動作によるリラックス効果が薄れる傾向となっており、この問題の改善が望まれている。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、使用者に対してより効果的にリラックス効果を付与することができるリラックス装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、使用者の身体を支持する身体支持手段と、該身体支持手段を揺動動作させる揺動駆動手段と、該揺動駆動手段を制御して前記身体支持手段をリラックス揺動させる制御手段とを備えたリラックス装置であって、前記制御手段は、前記使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の移動範囲がそれを中心とした半径50mm内となる揺動範囲内で前記使用者が揺動動作されるように前記揺動駆動手段を制御することをその要旨とする。
【0006】
この発明では、制御手段により、使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の移動範囲がそれを中心とした半径50mm内となる揺動範囲内で使用者が揺動動作されるように揺動駆動手段が制御される。ここで、使用者の前庭器官(又はそれに相当する身体部位である耳珠)と使用者の受ける快感・不快感との関係(図3)から、制御手段により、使用者の前庭器官(耳珠)の移動範囲がそれを中心とした半径50mm内となる揺動範囲内で使用者が揺動動作されるように揺動駆動手段が制御されることで、使用者に不快感を与えることが抑制される。そのため、乗り物酔い等の誘発も抑制され、より効果的なリラックス効果を付与することが可能となる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のリラックス装置において、前記制御手段は、前記揺動駆動手段を制御して前記身体支持手段を前後方向に揺動動作させるものであることをその要旨とする。
【0008】
この発明では、制御手段により、揺動駆動手段が制御されて身体支持手段が前後方向に揺動動作される。つまり、身体支持手段を前後方向のみに揺動動作されるものにおいて、使用者に与える不快感を抑制することができ、より効果的にリラックス効果を付与することが可能となる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のリラックス装置において、前記使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置を認識する位置認識部を備え、前記制御手段は、前記位置認識部によって認識された前記使用者の認識部位が前記移動範囲内となるように前記揺動駆動手段を制御することをその要旨とする。
【0010】
この発明では、使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置を認識する位置認識部が備えられる。そして、制御手段により、この位置認識部によって認識された使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位が移動範囲(半径50mm内)となるように揺動駆動手段が制御される。つまり、使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置を位置認識部によって認識されることで、制御手段により使用者の体格(特に身長)の違いに対応した制御を行うことが可能となり、より効果的なリラックス効果を付与することが可能となる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のリラックス装置において、前記位置認識部は、前記使用者の身体的特徴情報に基づいて前記使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置を規定することをその要旨とする。
【0012】
この発明では、位置認識部により、使用者の身体的情報に基づいて使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置が規定される。ここで、身体的特徴情報とは、特に身長や座高等の事を意味し、これ以降、同様の意味として使用する。つまり、特に前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置を計測する必要なく、簡易な構成にて容易に前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置の規定を行うことができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、使用者に対してより効果的にリラックス効果を付与することができるリラックス装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のリラックス装置の概略構成図を示す。図1に示すように、リラックス装置10は、その基台11の底部11aが図示しない床面に載置されるとともに、基台11に設けられた揺動駆動手段としての揺動駆動装置12と該揺動駆動装置12により揺動される身体支持手段としての身体支持部材13とを備えている。
【0015】
揺動駆動装置12は、モータ20と、減速機21と、クランク機構22と、リンク部材23とから構成されている。
モータ20は、基台11の底部11a上面に設けられるとともに、前記底部11a上面に設けられる制御手段としてのコントローラ24によりその駆動が制御されている。減速機21は、基台11の底部11a上面に設けられるとともに、前記モータ20と駆動連結され、モータ20の駆動力を減速出力するものである。
【0016】
クランク機構22は、2つの接続部材22a,22bから構成されるとともに、減速機21の回転駆動を半径の極めて大きな円弧運動に変換するものである。接続部材22aは、その基端が減速機21の出力軸と一体回転可能に接続されるとともに、その先端が接続部材22bの基端と回転可能に接続されている。接続部材22bの先端は、身体支持部材13が固定される四角枠状のベース部25の下部と接続されている。
【0017】
前記基台11には、その底部11aから上方向に突設される支持枠11bが備えられており、2つのリンク部材23はそれらの基端が各支持枠11b上部に所定間隔を有して回転可能に連結されるとともに、各先端がベース部25の下部と回転可能に連結されている。つまり、この2本のリンク部材23は、基端を中心として回動するようになっており、クランク機構22からの駆動力を基に、ベース部25に固定される身体支持部材13をロッキングチェア等のように前後方向に揺動させている。
【0018】
ベース部25の上部には、椅子型の身体支持部材13を構成する座部30がベース部25と一体移動可能に固定されており、座部30の後部に傾動可能に固定された背もたれ部31と、座部30の前部に固定されたオットマン32と、座部30の左右両側に固定された肘掛け部33とが設けられている。
【0019】
背もたれ部31は、図示しないリクライニング機構がコントローラ24により制御されて適宜傾動するようになっている。
次に、上記の様に構成されたリラックス装置10の動作について図1〜図4を用いて説明する。
【0020】
コントローラ24は、揺動駆動装置12を駆動して身体支持部材13のリラックス揺動を実施するモード単独、若しくはそのリラックス揺動と背もたれ部31とを連動するモード等、各種の作動モードが設定されている。その中で、リフレッシュ機能を有するリラックス揺動モードがある。この作動モードでは、先ず使用者に対してリラックス効果を付与する[リラックス揺動]が実施され、所定時間経過すると[リラックス揺動]から[リフレッシュ揺動]へと切り替わって作動モードが終了するようになっている。尚、図2は、その作動モードにおける身体支持部材13が揺動駆動装置12により揺動される際の振幅及び周波数の変化について示している。
【0021】
[リラックス揺動]
先ず、コントローラ24は、座部30と背もたれ部31との間のリクライニング角度θを起立状態(例えばリクライニング角度θ=120度)からリクライニング状態(例えばリクライニング角度θ=150度)となるように、リクライニング機構を制御して背もたれ部31を所定角度(例えば30度)傾動させる。この時、背もたれ部31の作動速度は漸減するように制御される。そして、コントローラ24は、使用者を覚醒状態からリラックス状態に導くように、時間経過に伴って身体支持部材13の揺動動作の揺動間隔(周波数)を例えば0.3Hzから開始し、所定時間Aまでの間で0.25Hzまで0.05Hz刻みで漸減させるようにモータ20を制御するとともに、揺動動作の揺れ幅(振幅)にランダムなゆらぎを付与するようにモータ20を制御してリラックス揺動を行うようになっている。
【0022】
所定時間A経過後、所定時間Bまで、コントローラ24は、前記の最終動作、つまり身体支持部材13を本実施形態の周波数の下限値である周波数0.25Hzで、振幅にゆらぎが生じるようにモータ20を制御し、使用者を更にリラックス状態から睡眠状態となるように揺動を続ける。
【0023】
ここで、前述のリラックス揺動動作について、本発明者は、所謂乗り物酔いを抑制して、より効果的なリラックス効果を付与できる動作範囲を実験により調査した。先ず、本発明者は、乗り物酔いを抑制させるべく使用者の内耳40の内で平衡感覚を司る前庭器官41(図5参照)に着目し、前庭器官41の移動範囲と使用者の快感・不快感との関係について調査すべく、図3に示すように「不快」から「快」までの間において「0」〜「6」の7段階で評価する評価実験を行った。尚、図5に示すように、前記前庭器官41は、三半規管41aと耳石41bとから構成されるものである。
【0024】
また、前記の評価実験において、使用者の体格(特に身長)の違いによって前庭器官41の位置の違いを考慮すべく、身長を180cm以上の「高」、170cm以上180cm未満の「中」、170cm未満の「低」の3つのレベルに分けるとともに、リクライニング角度θ=150度で揺動動作の周波数が0.25Hzの場合の条件において複数回実験を行っている。また、この実験においては、前庭器官41の移動範囲を使用者の外耳42の耳珠42a(図4及び図5参照)の移動範囲と同等とみなして実験を行っている。
【0025】
図3に示すように、揺動動作における前庭器官41(耳珠42a)の移動範囲と使用者の受ける快感・不快感との相関関係を全体の集合について近似曲線L1にて示したところ、「不快」と「快」の中間である縦軸「3」から横軸方向に延ばした直線L2との交点が前庭器官41(耳珠42a)の移動範囲(図3の横軸)の約50mm上で交わるという結果に至った。そのため、本実施形態では、リクライニング角度θ=150度で、揺動動作の周波数が0.25Hz(所定時間A‐B間)の場合には、コントローラ24は、前庭器官41(耳珠42a)を中心として半径50mm内に揺動動作にて移動される前庭器官41(耳珠42a)がおさまるように揺動駆動装置12を制御している。これにより、使用者に不快感を与えることが抑制され、より効果的なリラックス効果を付与することができる。
【0026】
[リフレッシュ揺動]
所定時間B経過後、コントローラ24は、使用者を睡眠状態(リラックス状態)から覚醒状態へと誘うように、揺動動作の周波数を0.25Hzから0.3Hz、0.3Hzから0.4Hz、0.4Hzから0.6Hzとなるように段階的に変化させるべくモータ20を制御する。この時、周波数の変化のタイミングは、身体支持部材13の揺動動作が例えば10往復した後に変化するようにコントローラ24にて制御されている。また、コントローラ24は、周波数の変化のタイミングと同期させて振幅の大きさを段階的に増加するようにモータ20を制御する。
【0027】
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)コントローラ24により、使用者の前庭器官41に相当する身体部位である耳珠42aの移動範囲がそれを中心とした半径50mm内となる揺動範囲内で使用者が揺動動作されるように揺動駆動装置12が制御される。ここで、使用者の前庭器官41(又はそれに相当する身体部位である耳珠42a)と使用者の受ける快感・不快感との関係(図3)から、コントローラ24により、使用者の前庭器官41(耳珠42a)の移動範囲がそれを中心とした半径50mm内となる揺動範囲内で使用者が揺動動作されるように揺動駆動装置12が制御されることで、使用者に不快感を与えることが抑制される。そのため、乗り物酔い等の誘発も抑制され、より効果的なリラックス効果を付与することが可能となる。
【0028】
(2)コントローラ24により、揺動駆動装置12が制御されて身体支持部材13が前後方向に揺動動作される。つまり、身体支持部材13を前後方向のみに揺動動作されるものにおいて、使用者に与える不快感を抑制することができ、より効果的にリラックス効果を付与することが可能となる。
【0029】
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、リクライニング角度θを150度とした場合において、耳珠42a(前庭器官41)を中心とした半径50mm内に揺動動作により移動される耳珠42a(前庭器官41)がおさまるように揺動動作を行う構成としたが、例えばリクライニング角度θを135度やその他の角度として、同様の条件にてリラックス揺動を行ってもよい。特にリクライニング角度θを135度とした場合には、図6に示すように、耳珠42a(前庭器官41)を中心とした半径50mm内よりも内側(40mm程度)に、揺動動作にて移動される耳珠42a(前庭器官41)がおさまるように揺動動作を行うことが不快感抑制の観点から望ましい。
【0030】
・上記実施形態では、周波数を0.25Hzとした場合に耳珠42a(前庭器官41)を中心とした所定範囲(半径50mm)に、揺動動作により移動される耳珠42a(前庭器官41)が収まるように揺動動作を行う構成としたが、0.25Hz以外の周波数においても耳珠42a(前庭器官41)を中心とした所定範囲に、揺動動作により移動される耳珠42a(前庭器官41)が収まるように揺動動作を行う構成を採用してもよい。また、この場合、揺動動作の周波数が高くなるにつれて耳珠42a(前庭器官41)の動作範囲を狭くし、揺動動作の周波数が低くなるにつれて耳珠42a(前庭器官41)の動作範囲を広くしてもよい。
【0031】
・上記実施形態では、身体支持部材13を前後方向に揺動動作させる構成としたが、これに限らず、例えば左右方向に揺動動作させる構成や、左右方向への動作と前後方向への動作を組み合わせた揺動動作を実施する構成を採用してもよい。尚、この場合も使用者の耳珠42a(前庭器官41)を中心とした半径50mm内で揺動動作が行われることが望ましいが、耳珠42a(前庭器官41)の動作範囲が小さければその他の範囲を使用してもよい。
【0032】
・上記実施形態では、特に言及していないが、例えば使用者の前庭器官41(耳珠42a)の位置を認識する位置認識部を備え、この位置認識部によって認識された使用者の前庭器官41(耳珠42a)の位置が移動範囲内(50mm)となるように、コントローラ24により揺動駆動装置12が制御される構成を採用してもよい。つまり、使用者の前庭器官41(耳珠42a)の位置を位置認識部によって認識されることで、コントローラ24により使用者の体格(特に身長)の違いに対応した制御を行うことが可能となり、より効果的なリラックス効果を付与することが可能となる。
【0033】
また、上述の構成に加えて、使用者の身長や座高等の身体的特徴情報を入力可能な入力部を備え、その入力に基づいて前庭器官41(耳珠42a)の位置を前記位置認識部によって規定される構成を採用してもよい。ここで、座高や身長等の身体的特徴情報を使用者が入力することで、例えば予め実験等の統計データから前庭器官41(耳珠42a)の位置を特定することが可能となるため、位置認識部により前庭器官41(耳珠42a)の位置の計測等を行わなくて済み、簡易な構成にて容易に前庭器官41(耳珠42a)の位置の規定を行うことができる。
【0034】
・上記実施形態では、前庭器官41に相当する身体部位を耳珠42aとしたが、これに限らず、例えば外耳42等を採用してもよい。
・上記実施形態では、所定時間Aや所定時間Bとでコントローラ24による各部の制御が切り替わるように構成されているが、これに限らず、例えば使用者がコントローラ24による各部の制御を切り替え可能なスイッチを設けて、使用者の所望のタイミングで切り替えをおこなってもよい。
【0035】
・上記実施形態では、リラックス揺動時に、身体支持部材13(ベース部25)の揺動動作の周波数を0.35Hzから0.25Hzの間になるようにコントローラ24によりモータ20を制御しているが、リラックスさせるその他の周波数帯域でモータ20を制御してもよい。
【0036】
・上記実施形態では、リフレッシュ揺動時に、身体支持部材13(ベース部25)の揺動動作の周波数を0.25Hzから段階的に0.60Hzまで変化するようにコントローラ24にてモータ20を制御しているが、リフレッシュさせるその他の周波数帯域を利用してもよい。
【0037】
・上記実施形態では、特に言及していないが、身体支持部材13の各部にエアバッグを設けて適宜膨縮動作を行ってマッサージ等のリラックス効果や、膨張動作の刺激によるリフレッシュ効果を付与する構成を採用してもよい。
【0038】
・上記実施形態では、リラックス揺動後にリフレッシュ揺動を行う構成としたが、リラックス揺動のみ行う構成としてもよい。
・上記実施形態では、特に言及していないが、リラックス揺動やリフレッシュ揺動に対応した音楽や振動を付与する構成を追加してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本実施形態におけるリラックス装置の概略構成図。
【図2】揺動動作の振幅及び周波数について説明するための説明図。
【図3】耳珠の揺動範囲と使用者の受ける快・不快について説明するための説明図。
【図4】耳珠の位置について説明するための説明図。
【図5】耳珠及び前庭器官について説明するための説明図である。
【図6】別例における耳珠の揺動範囲と使用者の受ける快・不快について説明するための説明図。
【符号の説明】
【0040】
10…リラックス装置、12…揺動駆動手段としての揺動駆動装置、13…身体支持手段としての身体支持部材、24、制御手段としてのコントローラ、41…前庭器官、42a…前庭器官に相当する身体部位としての耳珠。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者の身体を支持する身体支持手段と、該身体支持手段を揺動動作させる揺動駆動手段と、該揺動駆動手段を制御して前記身体支持手段をリラックス揺動させる制御手段とを備えたリラックス装置であって、
前記制御手段は、前記使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の移動範囲がそれを中心とした半径50mm内となる揺動範囲内で前記使用者が揺動動作されるように前記揺動駆動手段を制御することを特徴とするリラックス装置。
【請求項2】
請求項1に記載のリラックス装置において、
前記制御手段は、前記揺動駆動手段を制御して前記身体支持手段を前後方向に揺動動作させるものであることを特徴とするリラックス装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のリラックス装置において、
前記使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置を認識する位置認識部を備え、
前記制御手段は、前記位置認識部によって認識された前記使用者の認識部位が前記移動範囲内となるように前記揺動駆動手段を制御することを特徴とするリラックス装置。
【請求項4】
請求項3に記載のリラックス装置において、
前記位置認識部は、前記使用者の身体的特徴情報に基づいて前記使用者の前庭器官又はそれに相当する身体部位の位置を規定することを特徴とするリラックス装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−82205(P2010−82205A)
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−254901(P2008−254901)
【出願日】平成20年9月30日(2008.9.30)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】