説明

中性子検出器

【課題】大強度中性子束を検出することを可能にし、また、大量の中性子が照射された場合において動作が不安点になることがないようにし、また、中性子束を直接測定することを可能にする。
【解決手段】中性子検出媒体として中性子シンチレータを用いた中性子検出器において、複数の孔を形成された枠体22と、上記枠体22に形成された上記孔22a内に嵌合された中性子シンチレータ24と、上記中性子シンチレータ24からの出力信号が入力される光電面ピクセルを形成するマルチアノード光電子増倍管30を有し、上記光電面ピクセルからの出力信号に基づいて中性子画像を得る光検出部とを有するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、中性子検出器に関し、さらに詳細には、中性子シンチレータを用いた中性子検出器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、中性子を検出するための中性子検出器として、中性子検出媒体として中性子シンチレータを用いた中性子検出器が知られている。
【0003】
こうした従来の中性子検出器においては、一般に、中性子検出媒体としてLiガラスシンチレータを用いていた。
【0004】
ところで、Liガラスシンチレータは、他のシンチレータに比較して高速に応答するものであるが、大強度中性子束に対しては充分な応答速度とは言えないため、Liガラスシンチレータを用いた従来の中性子検出器によれば、大強度中性子束を検出することが困難であるという問題点があった。
【0005】
また、Liガラスシンチレータを用いた従来の中性子検出器においては、大量の中性子が照射された場合に光センサーに流れる電流量が増大して動作が不安定となるという問題点があった。
【0006】
さらに、上記した動作が不安定となるという問題点のため、Liガラスシンチレータを用いた従来の中性子検出器は、中性子束の直接測定に利用することはできないという問題点があった。

【非特許文献1】K.Mizukami et al., Nucl.Instr.Meth. A529(2004)310
【非特許文献2】佐藤節夫, 波紋(日本中性子科学会誌) Vol.15−1(2005)78
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記したような従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、大強度中性子束を検出することを可能にした中性子検出器を提供しようとするものである。
【0008】
また、本発明の目的とするところは、大量の中性子が照射された場合において、動作が不安点になることがない中性子検出器を提供しようとするものである。
【0009】
さらに、本発明の目的とするところは、中性子束を直接測定することを可能にした中性子検出器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明は、高速応答する中性子シンチレータを用いて中性子検出器を構成するようにしたものである。例えば、従来のLiガラスシンチレータよりも2桁程度応答速度の早い中性子シンチレータと高感度の光センサーと組み合わせて中性子検出器を構成することにより、従来では不可能であった大強度の中性子束を直接測定できるようになる。
【0011】
従来のLiガラスシンチレータよりも2桁程度応答速度の早い中性子シンチレータとしては、例えば、本願出願人等が特開2003−183637号公報において開示した組成比がLiである単結晶にCuを少量添加(例えば、Cuは、CuOで0.001〜0.1wt%含有されている。)した材料(Li:Cu)よりなる中性子シンチレータ(以下、「Cu添加LBO単結晶中性子シンチレータ」と適宜に称する。)を用いることができる。
【0012】
このCu添加LBO単結晶中性子シンチレータは、従来のLiガラスシンチレータに対して2桁程度高速に応答し、また、発光量も小さいため、大強度中性子束の照射においても光センサーの電流飽和が避けられるなどの利点があり、光センサーと組み合わせることにより大強度中性子束の直接測定が可能となる。
【0013】

即ち、本発明のうち請求項1に記載の発明は、中性子検出媒体として中性子シンチレータを用いた中性子検出器において、複数の孔を形成された枠体と、上記枠体に形成された上記孔内に嵌合された中性子シンチレータと、上記中性子シンチレータからの出力信号が入力される光電面ピクセルを有し、上記光電面ピクセルからの出力信号に基づいて中性子画像を得る光検出部とを有するようにしたものである。
【0014】
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、本発明のうち請求項1に記載の発明において、上記中性子シンチレータは、組成比がLiである単結晶よりなるようにしたものである。
【0015】
また、本発明のうち請求項3に記載の発明は、本発明のうち請求項1に記載の発明において、上記中性子シンチレータは、組成比がLiである単結晶にCuを少量添加した材料よりなるようにしたものである。
【0016】
また、本発明のうち請求項4に記載の発明は、本発明のうち請求項1、2または3のいずれか1項に記載の発明において、上記光検出部は、1個の上記光電面ピクセルに対して複数個の上記中性子シンチレータがそれぞれ配置され、上記複数個の上記中性子シンチレータからの出力信号が上記1個の上記光電面ピクセルに入力されたときに中性子画像を得るようにしたものである。
【0017】
また、本発明のうち請求項5に記載の発明は、本発明のうち請求項4に記載の中性子検出器において、上記複数の上記中性子シンチレータは、互いに隣り合う2個の中性子シンチレータであるようにしたものである。
【0018】
また、本発明のうち請求項6に記載の発明は、本発明のうち請求項1、2または3のいずれか1項に記載の中性子検出器において、上記光検出部は、複数個の上記光電面ピクセルに対して1個の上記中性子シンチレータがそれぞれ配置され、上記1個の上記中性子シンチレータからの出力信号が上記複数個の上記光電面ピクセルに入力されたときに中性子画像を得るようにしたものである。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、大強度中性子束を検出することを可能にした中性子検出器を提供することができるという優れた効果が奏される。
【0020】
また、本発明によれば、大量の中性子が照射された場合において、動作が不安点になることがない中性子検出器を提供することができるという優れた効果が奏される。
【0021】
さらに、本発明によれば、中性子束を直接測定することを可能にした中性子検出器を提供することができるという優れた効果が奏される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、添付の図面を参照しながら、本発明による中性子検出器の実施の形態の一例を詳細に説明するものとする。
【0023】

まず、図1には本発明による中性子検出器の第1の実施の形態の概念構成分解斜視説明図が示されている。
【0024】
この本発明の第1の実施の形態による中性子検出器10は、中性子シンチレータ部20と、位置分解能を有する光検出部たるマルチピクセル型のマルチアノード光電子増倍管30とを有して構成されており、中性子検出器10がマルチアノード光電子増倍管30に装着されて一体化されている。
【0025】
ここで、中性子シンチレータ部20は、例えば、平面形状が縦2mm×横2mmの四角形状の孔22aを2次元マトリクス状に所定の方向に沿って16個配置するとともに当該所定の方向と直交する方向に沿って16個配置して、全部で256個の孔22aを備えた枠体22を備えている。
【0026】
なお、この孔22aの大きさは、マルチアノード光電子増倍管30の光電面ピクセル32(後述する。)の大きさに対応して適宜の大きさに設定すればよい。
【0027】
また、この枠体22の材料は限定されるものではないが、例えば、メチルメタアクリレートなどの樹脂材料を用いると、レーザー加工などによって孔22aを容易に形成することができる。
【0028】

そして、枠体22の全ての孔22aには、当該孔22a内に緊密に嵌合する大きさを備えた四角柱体形状に形成された中性子シンチレータ24が配設されている(なお、図1には、本発明の理解を容易にするために、一部の孔22aにのみ中性子シンチレータ24が配設された状態が示されているが、中性子検出器10を実際に使用する際には、全ての22a内に中性子シンチレータ24が配設されることになる。)。
【0029】
なお、孔22a内に緊密に嵌合する大きさを備えた四角柱体形状に形成された中性子シンチレータ24は、板状に形成した中性子シンチレータを適宜に切断して形成すれば、容易に大量生産することができる。
【0030】
ここで、中性子シンチレータ24は、例えば、中性子捕獲時の発光時間が1〜2ナノ秒と非常に短時間であるものを用いることが好ましい。こうした中性子シンチレータ24としては、上記において説明した本願出願人等が特開2003−183637号公報において開示した組成比がLiである単結晶にCuを少量添加した材料(Li:Cu)よりなる中性子シンチレータ(Cu添加LBO単結晶中性子シンチレータ)を用いることができる。
【0031】

次に、図2には、マルチアノード光電子増倍管30の一部のピクセルについての回路構成図が示されている。
【0032】
即ち、このマルチアノード光電子増倍管30は、中性子シンチレータ24のそれぞれと1対1に対応して接着して配置される光電面ピクセル32と、光電面ピクセル32からの出力信号を増幅するアンプ回路34と、アンプ回路34からの出力信号をデジタル化するディスクリミネーター回路36と、ディスクリミネーター回路36を通過した信号を計数して中性子画像を得るための計数回路38とを有して構成されている。
【0033】

以上の構成において、中性子検出器10では、中性子が中性子シンチレータ24へ入射すると、中性子シンチレータ24が蛍光を発することになり、この蛍光が光電面ピクセル32に入射し、光電面ピクセル32から信号が出力される。
【0034】
光電面ピクセル32からの出力信号はアンプ回路34により増幅された後に、ディスクリミネーター回路36に入力されてデジタル化される。
【0035】
そして、計数回路38により各ディスクリミネーター回路36を通過した信号の数を数えることで、中性子画像を高速動作で得ることができる。
【0036】
また、この中性子検出器10においては、枠体22により中性子シンチレータ24の位置決めを行われるとともに、枠体22により遮光の機能が果たされて、中性子検出の精度を向上することができる。
【0037】
また、この中性子検出器10は、中性子シンチレータ24のそれぞれと光電面ピクセル32のそれぞれとを1対1に対応させるように構成すればよいため、作製が極めて容易である。
【0038】

次に、図3には、本発明による中性子検出器の第2の実施の形態として、図3ならびに図4を参照しながら、ノイズ除去能力を向上させた中性子検出器について説明する。
【0039】
なお、以下の説明においては、図1ならびに図2を参照しながら説明した本発明の第1の実施の形態による中性子検出器10と同一または相当する構成については、上記において用いた符号と同一の符号を用いて示すことにより、その構成ならびに作用の詳細な説明は適宜に省略することとする。
【0040】
この本発明の中性子検出器の第2の実施の形態による中性子検出器100は、中性子シンチレータ24のそれぞれと光電面ピクセル32のそれぞれとを1対1に対応させるのではなく、本発明の第1の実施の形態による中性子検出器10において中性子シンチレータ24のそれぞれと光電面ピクセル32のそれぞれとを半分づつ配置位置をずらすようにして、隣接する一対の光電面ピクセル32に対して1個の中性子シンチレータ24が配置されるようにしたものである。
【0041】
また、中性子シンチレータ24ならびに光電面ピクセル32を上記したように配置することに伴い、位置分解能を有する光検出部たるマルチピクセル型のマルチアノード光電子増倍管130は、ディスクリミネーター回路36と計数回路38との間に、隣接する一対のディスクリミネーター回路36の出力信号がそれぞれ入力されるアンド回路132を設けるようにしている。
【0042】

ここで、中性子シンチレータ24として用いることのできるCu添加LBO単結晶中性子シンチレータは、高速応答することと、光量が小さいという特徴を備えている。
【0043】
中性子検出器において、高計数率を実現するためには高速応答が必須であるが、光量が大きすぎる場合には高計数率下で光電面ピクセル32からの出力信号が大きくなりすぎ、光電面ピクセル32も含めた回路全体が不安定になる。
【0044】
上記したCu添加LBO単結晶中性子シンチレータは、光量が小さいためにこのような不安定性を生じさせない一方で、信号そのものも小さくなるために、光電面ピクセル32や他の電子回路が発生させる電気的ノイズに対して脆弱であるということが指摘されていた。
【0045】
こうしたことから、マルチアノード光電子増倍管130においては、コインシデンス法を用いてS/N比の改善を図るため、上記において図3ならびに図4を参照しながら説明したように、中性子シンチレータ24の位置と光電面ピクセル32の位置とを半分だけずらし、ひとつの中性子シンチレータ24の出力が隣接する2つの光電面ピクセル32へ入力されるように配置している。
【0046】
そして、マルチアノード光電子増倍管130は、ディスクリミネーター回路36の後段に隣り合う光電面ピクセル32のコインシデンス(同時計測)を見るアンド回路132が配設されている。
【0047】
従って、隣り合う2つの光電面ピクセル32から信号が出力された場合にのみ、計数回路においては中性子検出の計数が行われ、隣り合う2つの光電面ピクセル32の一方にのみから信号が出力された場合には、単なるノイズであると判断されて中性子検出の計数は行われない。
【0048】

なお、上記した実施の形態は、以下の(1)〜(7)に示すように変形することができるものである。
【0049】
(1)上記した実施の形態においては、中性子シンチレータ24としてCu添加LBO単結晶中性子シンチレータを用いたが、中性子シンチレータ24として用いることのできる中性子シンチレータはこれに限られるものではないことは勿論であり、高速応答性を備えるものであるならば他の材料により構成されたものでもよく、例えば、Cuなどを添加していない組成比がLiである単結晶よりなるものを用いることができる。
【0050】
(2)上記した実施の形態においては、中性子シンチレータ24の位置と光電面ピクセル32の位置とを半分だけずらし、ひとつの中性子シンチレータ24の出力が隣接する2つの光電面ピクセル32へ入力されるように配置したが、これに限られるものではないことは勿論である。即ち、田の字形状に4個配置された光電面ピクセル32の中央にのみ中性子シンチレータ24が配置されるようにして、ひとつの中性子シンチレータ24の出力が田の字形状に配置された隣接する4つの光電面ピクセル32へ入力されるようにするなどのように、ひとつの中性子シンチレータ24の出力が複数の光電面ピクセル32へ入力されるようにしてもよい。
【0051】
また、上記の中性子シンチレータ24の位置と光電面ピクセル32との配置関係は、それぞれ逆になるようにしてもよい。例えば、隣接する2個の中性子シンチレータ24に対して1個の光電面ピクセル32を配置するようにしてもよい。
【0052】
(3)上記した実施の形態においては、中性子シンチレータ24ならびに光電面ピクセル32の平面形状を四角形状としたが、これに限られるものではないことは勿論であり、丸形形状などでもよい。
【0053】
(4)上記した実施の形態においては、枠体22に256個の孔22aを形成するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、孔22aの個数は設計に応じて適宜に設定すればよい。
【0054】
(5)上記した実施の形態においては、平面形状が四角形状の孔22aの大きさを縦2mm×横2mmとしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、孔22aの寸法は設計に応じて適宜に設定すればよい。
【0055】
(6)上記した実施の形態においては、枠体22は樹脂材料などに形成される場合について説明したが、枠体22の材料はこれに限られるものではなく、金属の表面に樹脂コーティングした材料などを適宜に用いることができる。また、枠体22の形態も、自立可能な剛体に限られるものではなく、自立しない、例えば、フィルム状の形態でもよい。
【0056】
(7)上記した実施の形態ならびに上記した(1)〜(6)に示す変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0057】
本発明は、大強度の中性子束の直接測定が可能であるため、世界各地の中性子実験施設において主にビームモニターとして利用することができ、また、中性子ラジオグラフィーとしても利用することができる。
【0058】
なお、中性子束の直接測定は、現在国家プロジェクトとして進められているJ−PARC中性子実験施設や、今後進展が期待できる小型加速器を用いた中性子実験施設において必要となる測定手法の一つであるが、本発明によれば、こうした直接測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】図1は、本発明による中性子検出器の第1の実施の形態の概念構成分解斜視説明図である。
【図2】図2は、本発明による中性子検出器の第1の実施の形態におけるマルチアノード光電子増倍管の一部のピクセルについての回路構成図である。
【図3】図3は、本発明による中性子検出器の第2の実施の形態の一部平面説明図である。
【図4】図4は、本発明による中性子検出器の第2の実施の形態におけるマルチアノード光電子増倍管の一部のピクセルについての回路構成図である。
【符号の説明】
【0060】
10 中性子検出器
20 中性子シンチレータ部
22 枠体
22a 孔
24 中性子シンチレータ
30 マルチアノード光電子増倍管
32 光電面ピクセル
34 アンプ回路
36 ディスクリミネーター回路
38 計数回路
100 中性子検出器
130 マルチアノード光電子増倍管
132 アンド回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中性子検出媒体として中性子シンチレータを用いた中性子検出器において、
複数の孔を形成された枠体と、
前記枠体に形成された前記孔内に嵌合された中性子シンチレータと、
前記中性子シンチレータからの出力信号が入力される光電面ピクセルを有し、前記光電面ピクセルからの出力信号に基づいて中性子画像を得る光検出部と
を有することを特徴とする中性子検出器。
【請求項2】
請求項1に記載の中性子検出器において、
前記中性子シンチレータは、組成比がLiである単結晶よりなる
ことを特徴とする中性子検出器。
【請求項3】
請求項1に記載の中性子検出器において、
前記中性子シンチレータは、組成比がLiである単結晶にCuを少量添加した材料よりなる
ことを特徴とする中性子検出器。
【請求項4】
請求項1、2または3のいずれか1項に記載の中性子検出器において、
前記光検出部は、1個の前記光電面ピクセルに対して複数個の前記中性子シンチレータがそれぞれ配置され、前記複数個の前記中性子シンチレータからの出力信号が前記1個の前記光電面ピクセルに入力されたときに中性子画像を得る
ことを特徴とする中性子検出器。
【請求項5】
請求項4に記載の中性子検出器において、
前記複数の前記中性子シンチレータは、互いに隣り合う2個の中性子シンチレータである
ことを特徴とする中性子検出器。
【請求項6】
請求項1、2または3のいずれか1項に記載の中性子検出器において、
前記光検出部は、複数個の前記光電面ピクセルに対して1個の前記中性子シンチレータがそれぞれ配置され、前記1個の前記中性子シンチレータからの出力信号が前記複数個の前記光電面ピクセルに入力されたときに中性子画像を得る
ことを特徴とする中性子検出器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−183149(P2007−183149A)
【公開日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−1164(P2006−1164)
【出願日】平成18年1月6日(2006.1.6)
【出願人】(503359821)独立行政法人理化学研究所 (1,056)
【出願人】(594075204)株式会社第一機電 (9)
【Fターム(参考)】