説明

中空成形品の製造装置および製造方法

【課題】簡単な構成であって、製品の製造サイクルタイムの短縮化が図れる中空成形品の製造装置および製造方法を提供する。
【解決手段】製造装置1は、一端側から順に、パリソンPを形成するパリソン形成ステーションS1と、内蔵部品2を備えたセンター型3の両側をパリソンPを挟んで一対の成形型4で閉じ、成形型4に転写したパリソンPに内蔵部品2を取り付ける内蔵部品取付ステーションS2と、成形型4を閉じて中空成形品を成形する成形ステーションS3と、成形型4から中空成形品を取り出し搬送する搬送ステーションS4と、が並設され、センター型3が内蔵部品取付ステーションS2において固定して設けられ、成形型4が内蔵部品取付ステーションS2と成形ステーションS3との間で往復動可能に設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車に搭載される燃料タンク等の中空成形品を製造する装置および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車の燃料タンクには、バルブやポンプに関する部品、燃料タンクの強度を確保する部品、燃料の波立ちを抑制する部品等、タンク付随の各種の部品が内蔵される。これら内蔵部品を燃料タンクの内壁に取り付けるにあたっては、組み付け作業の手間等を考えた場合、完成後の燃料タンクに後付けする方法よりも燃料タンクの製造工程を利用してこの工程内に取り付ける方法を採ることが好ましい。
【0003】
燃料タンクの製造工程を利用して内蔵部品を取り付ける技術の従来例として特許文献1に記載の方法が挙げられる。同文献には、コアに内蔵部品を装填する工程と、予めパリソンが押圧されているダイ間にコアを導入する工程と、コアを利用して内蔵部品をパリソンに固定する工程と、コアを取り出してから再度ダイを閉じて燃料タンクを成形する工程と、ダイから燃料タンクを取り出す工程とを有する燃料タンクの製造方法について記載されている。さらに、コアを、コアに内蔵部品を装填する第1のコア停止位置と、第1のコア停止位置とダイとの間に位置し、コアに装填された内蔵部品の予備過熱や検査を行う第2のコア停止位置と、ダイによって閉じられる位置である第3のコア停止位置とにわたり移動可能に設ける技術が記載されている。
【0004】
同文献の技術は、パリソンの押出し装置の下方までダイとコアとを移動させてダイとコアとでパリソンを挟んで閉じ、その状態で第3のコア停止位置まで戻って内蔵部品を取り付ける工程を有するものと思われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特表2009−525204号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の技術によれば、コアが往復動するとともにダイもコアの移動方向に沿って往復動する構造となることから、両者の動きを連動して制御する制御装置が必要となり、その制御回路が複雑になりやすいという問題がある。
【0007】
本発明は、このような課題を解決するために創作されたものであり、型の制御が簡単となる中空成形品の製造装置および製造方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するため、本発明に係る中空成形品の製造装置は、一端側から順に、パリソンを形成するパリソン形成ステーションと、内蔵部品を備えたセンター型の両側をパリソンを挟んで一対の成形型で閉じ、該成形型に転写したパリソンに前記内蔵部品を取り付ける内蔵部品取付ステーションと、前記成形型を閉じて中空成形品を成形する成形ステーションと、前記成形型から前記中空成形品を取り出し搬送する搬送ステーションと、が並設され、前記センター型が前記内蔵部品取付ステーションにおいて固定して設けられ、前記成形型が前記内蔵部品取付ステーションと前記成形ステーションとの間で往復動可能に設けられることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る中空成形品の製造方法は、パリソンを、内蔵部品を備えたセンター型の両側まで一方向に搬入するパリソン搬入工程と、前記センター型を前記パリソンを挟んで一対の成形型で閉じ、該成形型に転写したパリソンに前記内蔵部品を取り付ける内蔵部品取付工程と、前記内蔵部品の取り付け後、前記成形型を所定位置まで前記一方向に移動させる成形型移動工程と、前記所定位置において前記成形型を閉じて中空成形品を成形する成形工程と、前記成形型から取り出した前記中空成形品を前記一方向に搬送する搬送工程と、を有することを特徴とする。
【0010】
本発明に係る中空成形品の製造装置または製造方法によれば、成形型とセンター型の内で成形型のみを往復動させることから、型の制御が容易となり、簡単な制御装置で中空成形品を製造できる。また、可動部分が少なくなるため、型の構造が簡単となって型の製造コストも抑えられ、型のメンテナンス作業も簡易化される。
【0011】
また、本発明に係る中空成形品の製造装置は、前記パリソン形成ステーションと前記内蔵部品取付ステーションとの間で往復動可能に設けられ、前記パリソン形成ステーションで形成されたパリソンを把持して前記センター型の両側まで搬入するパリソン搬入手段を備えることを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、簡単な構造でパリソンの搬入を行えることとなり、装置の製造コストを抑えることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、型の制御が容易となり、簡単な制御装置で中空成形品を製造できる。また、可動部分が少なくなるため、型の構造が簡単となって型の製造コストも抑えられ、型のメンテナンス作業も簡易化される。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明に係る中空成形品の製造装置の構成を示す側面図である。
【図2】(a)〜(f)は内蔵部品取付工程を示す断面図であり、(g)は成形工程を示す断面図である。
【図3】本発明に係る中空成形品の製造装置の動作を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の対象となる中空成形品は、例えば自動車に搭載される燃料タンク等のブロー成形品である。図1に示すように、本発明に係る中空成形品の製造装置1は、一端側から順に、パリソンPを形成するパリソン形成ステーションS1と、内蔵部品2を備えたセンター型3の両側をパリソンPを挟んで一対の成形型4で閉じ、成形型4に転写したパリソンPに内蔵部品2を取り付ける内蔵部品取付ステーションS2と、成形型4を閉じて中空成形品W(図2)を成形する成形ステーションS3と、成形型4から中空成形品Wを取り出し搬送する搬送ステーションS4とが直線状に並設された構成である。
【0016】
「パリソン形成ステーションS1」
パリソン形成ステーションS1にはパリソン押出し装置5が設けられる。パリソン押出し装置5から押し出されるパリソンPは、最終的にセンター型3と左右の成形型4との間に供されるようにそれぞれ略平板状を呈する一対のパリソンP(図2参照)として形成される。パリソン押出し装置5としては、例えば、溶融樹脂を中央のマンドレルと外側のダイとの間に形成される環状の樹脂通路からパリソンPを円筒状に押し出す汎用構造のものを用いることができる。この場合には、パリソン押出し装置5の直下にカッターを設けるなどして円筒状に垂下してくるパリソンPを中央で分断し、平断面半円状となった各切片をローラ等を用いてそれぞれ略平板状にならして垂下形成させるなどの措置がとられる。環状の樹脂通路ではなく、一対の直線状の樹脂通路を有して、各樹脂通路からパリソンPを初めから平板状に押し出す構造のパリソン押出し装置5を用いてもよい。
【0017】
中空成形品Wが自動車の燃料タンクである場合、パリソンPは、燃料の不透過性に優れた材質からなるバリア層を、少なくとも、タンク内面を形成する内側熱可塑性樹脂層とタンク外面を形成する外側熱可塑性樹脂層とで挟んだ多層断面構造からなる。内側熱可塑性樹脂層および外側熱可塑性樹脂層の材質は、例えば熱溶融性や成形性に優れるPE(高密度ポリエチレン)である。
【0018】
「内蔵部品取付ステーションS2」
内蔵部品取付ステーションS2にはセンター型3が設けられている。このセンター型3は固定式である。センター型3は、図2に示すように左右に合わせ面3Aが形成されており、中空の内部にはパリソンPに内蔵部品2を取り付けるアクチュエータとしてのシリンダ6が備えられる。図2では、両側のパリソンPのそれぞれに内蔵部品2を取り付ける例を示している。シリンダ6のロッドの先端にはクランプ機構7が備えられ、このクランプ機構7により内蔵部品2がシリンダ6のロッドに保持される。クランプ機構7の詳細な説明は本発明の趣旨から外れるので省略する。
【0019】
図1において、パリソン形成ステーションS1と内蔵部品取付ステーションS2との間には、両ステーション間を往復動可能であって、パリソン形成ステーションS1で形成されたパリソンPを把持してセンター型3の両側まで搬入するパリソン搬入手段8が備えられる。パリソン搬入手段8は、例えば、センター型3よりも上方の位置においてパリソン形成ステーションS1と内蔵部品取付ステーションS2とに掛けて架設された直線状のガイドレール9と、このガイドレール9を走行するパリソン搬送装置10とを備える。パリソン搬送装置10は図2(a)に示すように各パリソンPの上部を把持する一対の把持機構11を備える。パリソン形成ステーションS1においてパリソン押出し装置5から垂下しているパリソンPを把持機構11が把持すると、カッター(図示せず)が把持機構11の把持部よりも上方の部位にてパリソンPを上下に分断するようになっており、パリソン搬送装置10は分断された下側のパリソンPを把持してセンター型3の両側まで搬入する。
【0020】
「成形ステーションS3」
図1において、成形ステーションS3は成形型4を閉じて中空成形品Wを成形するエリアである。成形型4は、敷設されたガイドレール(図示せず)に沿って内蔵部品取付ステーションS2と成形ステーションS3との間を直線状に往復動可能に設けられる。符号12は前記図示しないガイドレールに沿って移動する基台を、符号13は成形型4を支持する架材を示す。
【0021】
「搬送ステーションS4」
搬送ステーションS4には、成形型4から中空成形品Wを取り出し搬送する成形品搬送手段14が備えられる。成形品搬送手段14は、例えば、成形型4よりも上方の位置において成形ステーションS3と搬送ステーションS4とに掛けて架設された直線状のガイドレール15と、このガイドレール15を走行する成形品搬送装置16とを備える。成形品搬送装置16は、図2(g)に示すように成形型4からはみ出たピンチオフ部の上部を把持する把持機構17を備える。
【0022】
以上の製造装置1を用いた中空成形品Wの製造方法を説明する。
「パリソン搬入工程」
図3(a)において、パリソン押出し装置5から中空成形品Wの成形に要する分量のパリソンPが押し出された状態で、パリソン搬送装置10は把持機構11を介してパリソンPを把持し、内蔵部品2を備えたセンター型3の両側まで一方向(Q方向)に搬入する(図3(b)の状態)。成形型4もパリソンPの搬入と同時に若しくは前後してセンター型3の両側に位置している。
【0023】
「内蔵部品取付工程」
図2を参照して説明すると、前記パリソン搬入工程によって図2(a)に示すようにパリソンPがセンター型3の両側まで搬入されると、図2(b)に示すように左右の成形型4がパリソンPを間に挟んでセンター型3を両側から閉じる。成形型4の合わせ面4Aとセンター型3の合わせ面3AとによりパリソンPの縁部全周を挟むことにより、成形型4の成形面とパリソンPとで囲まれた空間が密閉されることとなり、この状態で成形型4の成形面側から真空引きしてブローすることにより、図2(c)に示すようにパリソンPが成形型4の成形面に転写される。次いで図2(d)に示すように、シリンダ6のロッドが所定長さだけ前進し、内蔵部品2の基端がパリソンPに押し付けられて所定の深さだけ埋設されることにより、パリソンPに対する内蔵部品2の取り付けがなされる。内蔵部品2の取り付け後、クランプ機構7のクランプが外れて図2(e)に示すようにシリンダ6のロッドが縮退する。
【0024】
「成形型移動工程」
内蔵部品2の取り付け後、成形型4は図2(f)に示すように左右に開いたうえで、図3(c)に示すように成形ステーションS3(所定位置)まで前記一方向、すなわちQ方向に移動する。
【0025】
「成形工程」
次いで、成形ステーションS3において図2(g)に示すように成形型4が閉じて内部にエアがブローされることによりパリソンPが中空成形品Wとして成形される。
【0026】
なお、この成形工程の間に、例えばセンター型3に次の中空成形品W用の内蔵部品2が装填される。装填手段としては例えばロボットアーム等を用いて内蔵部品2をセンター型3内のクランプ機構7に自動装填する等である。ロボットアームを用いれば装填時間にさほど時間はかからず、センサ等による装填状態の検査時間を含めても成形工程の間に完了させておくことが可能である。勿論、場合によっては人手により内蔵部品2をセンター型3内に装填する方法を用いてもよい。
【0027】
「搬送工程」
前記成形工程で成形型4が閉じた状態において、成形品搬送装置16は把持機構17を介して成形型4からはみ出たピンチオフ部の上部を把持している。したがって、成形型4が左右に開くことにより離型した中空成形品Wは、図3(d)に示すようにそのまま把持機構17に把持された状態で前記一方向、すなわちQ方向に搬送されて次工程へと送られる。成形型4は再びセンター型3の両側まで移動する。
【0028】
以上のように本発明の製造装置1は、一端側から順に、パリソンPを形成するパリソン形成ステーションS1と、内蔵部品2を備えたセンター型3の両側をパリソンPを挟んで一対の成形型4で閉じ、成形型4に転写したパリソンPに内蔵部品2を取り付ける内蔵部品取付ステーションS2と、成形型4を閉じて中空成形品Wを成形する成形ステーションS3と、成形型4から中空成形品Wを取り出し搬送する搬送ステーションS4とが並設され、センター型3が内蔵部品取付ステーションS2において固定して設けられ、成形型4が内蔵部品取付ステーションS2と成形ステーションS3との間で往復動可能に設けられた構成である。この構成によれば、前記したパリソン搬入工程と内蔵部品取付工程と成形型移動工程と成形工程と搬送工程とを有する中空成形品Wの製造方法を構築できることとなり、次のような効果が奏される。
【0029】
(1)成形型4とセンター型3の内で成形型4のみを往復動させることから、型の制御が容易となり、簡単な制御装置で中空成形品Wを製造できる。また、可動部分が少なくなるため、型の構造が簡単となって型の製造コストも抑えられ、型のメンテナンス作業も簡易化される。
【0030】
(2)本発明は、センター型3が内蔵部品取付ステーションS2において固定して設けられ、成形型4が内蔵部品取付ステーションS2と成形ステーションS3との間で往復動可能に設けられている。仮にセンター型3を往復動可能とし、成形型4を固定した構造を想定すると、この構造に比して本発明はパリソンPの搬入経路が短くて済む。
すなわち、センター型3を往復動可能、成形型4を固定としたとき、内蔵部品2をパリソンPに取り付けた後にセンター型3を成形型4から退避移動させるにあたっては、搬送ステーションS4側に退避させると中空成形品Wの搬送スペースと干渉することから、パリソン形成ステーションS1側に退避させざるを得ない。そして、センター型3をパリソン形成ステーションS1まで退避させるとパリソンPの押出し工程と内蔵部品2の装填工程の併行ができなくなるので、パリソン形成ステーションS1と成形型4との間にセンター型3を退避させることとなる。つまり、パリソン形成ステーションS1と成形型4との間にセンター型3の退避スペースを要するレイアウトとなるので、パリソン形成ステーションS1から成形型4までのパリソンPの搬入経路はセンター型3の退避スペースを跨いだ長い経路となる。
これに対して本発明は、図3(a)、(b)から明らかなように、パリソンPの搬入経路がパリソン形成ステーションS1からこれに隣設する内蔵部品取付ステーションS2までの短い経路で済むことになる。パリソンPはその温度管理の点から外気に触れる時間が短いほどよく、本発明によればパリソンPの温度管理やその解析が行いやすくなる。
【0031】
また、パリソン形成ステーションS1と内蔵部品取付ステーションS2との間で往復動可能に設けられ、パリソン形成ステーションS1で形成されたパリソンPを把持してセンター型3の両側まで搬入するパリソン搬入手段8を備える製造装置1とすれば、簡単な構造でパリソンPの搬入を行えることとなり、装置の製造コストを抑えることができる。
【0032】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は図面に記載したものに限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な設計変更が可能である。
【符号の説明】
【0033】
1 中空成形品の製造装置
2 内蔵部品
3 センター型
4 成形型
5 パリソン押出し装置
8 パリソン搬入手段
14 成形品搬送手段
P パリソン
S1 パリソン形成ステーション
S2 内蔵部品取付ステーション
S3 成形ステーション
S4 搬送ステーション
W 中空成形品

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一端側から順に、
パリソンを形成するパリソン形成ステーションと、
内蔵部品を備えたセンター型の両側をパリソンを挟んで一対の成形型で閉じ、該成形型に転写したパリソンに前記内蔵部品を取り付ける内蔵部品取付ステーションと、
前記成形型を閉じて中空成形品を成形する成形ステーションと、
前記成形型から前記中空成形品を取り出し搬送する搬送ステーションと、
が並設され、
前記センター型が前記内蔵部品取付ステーションにおいて固定して設けられ、
前記成形型が前記内蔵部品取付ステーションと前記成形ステーションとの間で往復動可能に設けられることを特徴とする中空成形品の製造装置。
【請求項2】
前記パリソン形成ステーションと前記内蔵部品取付ステーションとの間で往復動可能に設けられ、前記パリソン形成ステーションで形成されたパリソンを把持して前記センター型の両側まで搬入するパリソン搬入手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の中空成形品の製造装置。
【請求項3】
パリソンを、内蔵部品を備えたセンター型の両側まで一方向に搬入するパリソン搬入工程と、
前記センター型を前記パリソンを挟んで一対の成形型で閉じ、該成形型に転写したパリソンに前記内蔵部品を取り付ける内蔵部品取付工程と、
前記内蔵部品の取り付け後、前記成形型を所定位置まで前記一方向に移動させる成形型移動工程と、
前記所定位置において前記成形型を閉じて中空成形品を成形する成形工程と、
前記成形型から取り出した前記中空成形品を前記一方向に搬送する搬送工程と、
を有することを特徴とする中空成形品の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−187843(P2012−187843A)
【公開日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−53987(P2011−53987)
【出願日】平成23年3月11日(2011.3.11)
【出願人】(390023917)八千代工業株式会社 (186)
【出願人】(000004215)株式会社日本製鋼所 (840)
【Fターム(参考)】