説明

事故車両への追突防止装置

【課題】事故車両のドライバーの意識とは無関係に、追突防止のための警報を自動的に表示し、後続車両のドライバー等に対して、事故車両の存在を認識させ、二次災害を未然に防止する。
【解決手段】衝突事故等の車両事故の際に、車両に設置されているエアーバッグシステムの作動に連動させて、バルーン5内へガスを供給し、折りたたんだ状態のバルーン5を瞬時に膨張展開するとともに、膨張したバルーン5を車外へ自動的に放出し、空中に浮遊させ、後続車両等に対して、道路上に停止している事故車両の存在を報知する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の衝突事故等が発生した際に、車体に受けた衝撃を検知し、後続車両および対向車両に対して、二次災害を防止するための注意を喚起することができる事故車両への追突防止装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、車両の衝突時等における乗員の安全を確保するものとして、エアーバッグシステムが多用されている。しかし、一旦衝突等の事故が発生した場合、エアーバッグの作動によって乗員の一命はとりとめたものの、事故後の防護策が不完全なために、後続車両や対向車両との衝突や追突による二次災害を招くことが多い。
【0003】
特に、見通しの悪い道路や夜間の事故では、後続車両や対向車両のドライバーが事故車両を発見するのが遅れたことによる事故の拡大の危険はきわめて大きい。したがって、事故車両自体もドライバーの意識とは無関係に、他の車両に対して何らかの警報を発することにより、二次災害を未然に防止すると同時に、事故の発生を周囲に知らしめて迅速な救援を要請することが必要となる。
【0004】
従来、事故発生時において、後続車両や対向車両など周辺の車両に対し、事故車両の存在を報知する方法としては、例えば、(1)ハザードランプを点滅させて後続車両のドライバーへ注意を喚起する。(2)赤色点滅する懐中電灯を車体の屋根に置く。(3)三角停止表示板(例えば、特許文献1参照)を車両の近傍に配置し、後続車両へ異常事態を報知するなどがあり、これにより、後続車両等に対して道路路上に停止している車両があることを知らせていた。
【0005】
さらに、他の従来の方法としては、車両のサイドドアが開放状態にあることや車両の存在を後方の車両から確実に視認できるようにするために、サイドドアやバックドアに装備されたドアロック機構部に、注意灯としての機能を発揮する光源を設けた車両用灯具(例えば、特許文献2参照)など、数多くの追突防止策が提案されている。
【0006】
【特許文献1】実開平5−35491号公報
【特許文献2】特開2003−112571号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来は、車両事故発生時において、後続車両や対向車両など周辺の車両に対し、事故車両の存在を報知する方法として上述したような方法が採られているが、一般の乗用車は、車体の屋根までの高さが1.5m程度であり、また、1ボックスタイプのワゴン車であっても、2m程度であって、後続車両からは、事故等で道路上に停止している車両は、認知されにくい。また、後続車両のドライバーに対して注意を喚起するための各種追突防止のための表示も、ドライバーの目線よりも低い場所に設置がされているものが多く、見落としがちであり、事故車両に追突するなどの二次災害を発生することが多いという問題がある。
【0008】
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、事故車両のドライバーの意識とは無関係に、追突防止のための警報をより高い位置に大きく自動的に表示し、後続車両のドライバーに対して、より強いインパクトを与えて事故車両の存在を確実に認識させることができ、二次災害を未然に防止することを可能にした事故車両への追突防止装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明の事故車両への追突防止装置は、車体に受けた衝撃の程度を検知する衝撃検知手段と、浮力手段を有し、かつ車両に係止された警報表示手段と、前記衝撃検知手段が所定以上の衝撃を検知した時に、前記警報表示手段を車外へ放出する放出手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】
さらに、本発明は、上記事故車両への追突防止装置において、以下の態様の発明をも提供するものである。
【0011】
すなわち、前記衝撃検知手段は、車両に設置されているエアーバッグの作動に連動するように構成したことを特徴としている。
【0012】
また、前記警報表示手段は、前記衝撃検知手段が所定以上の衝撃を検知した時に、ガスを発生するガス発生手段からのガスを受けて膨張する折りたたみ自在なバルーンで構成したことを特徴としている。
【0013】
また、前記警報表示手段には、事故である旨を警報する表示が付加されていることを特徴としている。
【0014】
さらに、前記警報表示手段は、電池を電源とする光源を内蔵し、前記警報表示手段の車外への放出動作と同時に点灯し、前記警報表示手段を発光させるように構成したことを特徴としている。
【0015】
また、所定の手動操作手段をさらに有し、前記衝撃検知手段が衝撃を検知した後、前記手動操作手段の操作により前記警報表示手段を車外へ放出可能とすることを特徴としている。
【発明の効果】
【0016】
本発明の事故車両への追突防止装置は、車両事故の際に、車体に受けた衝撃の程度を検知し、その検知の結果、車体に受けた衝撃が所定以上の場合には、警報表示手段を車外へ自動的に放出して空中に浮遊するように構成したことにより、後続車両等は、道路上に停止している事故車両の存在を遠方地点から容易に認識することができ、後続車両等による衝突事故等を未然に防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の第1〜第3の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。なお、本発明は、以下に述べる実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施することが可能である。
【実施例1】
【0018】
まず、図1に基づき、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の基本構成を示す説明図である。
【0019】
図1において、1は事故車両への追突防止装置の本体であって、車体2の屋根3へ取り付けられている。この本体1の上面側には、長方形をした凹字形状の空間部4か形成されている。この空間部4は、その内部に後述する警報表示手段であるバルーン5が折りたたんで格納できる寸法に構成されている。なお、図1に示す本体1と空間部4の形状は、長方形であるが、円形状あるいは、その他の形状であってもよいことは勿論である。
【0020】
上記バルーン5は、柔軟性と機密性と対候性を有する膜状もしくは布状の皮膜材を用いて袋状体に形成され、上述したように、本体1の空間部4の内へ小さく折りたたんで格納されるものである。このバルーン5の内部は、中空の袋体で密閉状態に形成されている。
【0021】
また、このバルーン5の内部には、ガスを圧縮封入した高圧ガスカプセル(図示しない)が内蔵されている。この高圧ガスカプセルは、後述するように、車両に設置されているエアーバッグシステム(図示しない)の作動に連動してガスを放出し、折りたたんだバルーン5を瞬時に膨張展開するように構成されている。
【0022】
上記エアーバッグシステムは、周知のように、基本的には、車体2に受ける衝撃を検知する衝撃検知センサーと、インフレータ(ガス発生器)と、エアーバッグの3つのサブシステムから構成されている。そして、上記衝撃検知センサーは、車両の衝突事故等の際に車体2に受けた衝撃の程度を判断して、車体2に受けた衝撃が所定以上のときに信号を送り、その信号によりインフレータが所定の種類のガスを発生し、このガスがエアーバッグ内に供給されて、瞬時に膨張展開し、乗員の胸部等を保護するように構成されている。
【0023】
この第1の実施の形態では、上記エアーバッグシステムの衝撃検知センサーが、車体2に受けた衝撃が所定以上のときに発生する信号を用いて、例えば、折りたたんだ状態で空間部4に格納されているバルーン5に対して外部から衝撃を加えることによって、バルーン5に内蔵されている高圧ガスカプセルへ衝撃を加えて、その高圧ガスカプセルを破壊し、バルーン5内へガスを放出して、瞬時にバルーン5を膨張展開するように構成されている。
【0024】
この折りたたんだバルーン5の膨張したときの形状は、例えば、直径80cm以上の大きさの球形状になるように形成されている。また、この膨張したバルーン5は、ロープ6を用いてバルーン5の密封部7へその一端を結び止めるとともに、他端を本体1へ係止して、少なくとも2mの高さへ上昇して浮遊するように取り付けられている。
【0025】
このバルーン5は、膨らませた際に皺が生じない材質のものが用いられ、その外周面には、「緊急」、「事故」、「故障」などの文字8を印刷などにより大きく表示することで、後続車両のドライバーなどに注意を促すことができようにしている。また、バルーン5に対して、黄色や赤などの明色を着色、あるいは夜間に視認しやすい蛍光物質を外周面へ塗布することで、後続車両のドライバーなどに注意を促すことができるようにしている。
【0026】
また、このバルーン5の内部には、例えば、電池を電源とする高輝度の発光ダイオード等の発光素子や小型電球などの光源(図示しない)を多数内蔵させ、車体2の上空に浮遊状態にあるバルーン5の全体を発光させて、遠方まで光がとどくように構成されている。
【0027】
このバルーン5に内蔵された光源は、例えば、バルーン5が膨張する動作に連動して電源スイッチ(図示しない)が自動的にオン状態となって点灯し、また、バルーン5が折りたたんだ状態にあるときは、電源スイッチがオフ状態を維持し、非点灯状態となるように構成されている。
【0028】
上記のように構成した本発明の第1の実施の形態によれば、車両事故の際に、車両に設置されているエアーバッグシステムの作動に連動して、バルーン5内へガスを放出し、折りたたんだ状態にあるバルーン5を瞬時に膨張展開するとともに、その膨張したバルーン5を車外へ自動的に放出して空中に浮遊するように構成したことにより、後続車両等は、道路上に停止している事故車両の存在を遠方地点から容易に認識することができ、後続車両等による衝突事故等を未然に防止することができる。
【実施例2】
【0029】
次に、図2および図3の(a)と(b)に基づき、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図2は、本発明の第2の実施の形態の基本構成を示す説明図である。図3の(a)は、図2の要部の構成を示す説明図である。また、図3の(b)は、図2の要部の構成を示す説明図である。
【0030】
図2および図3において、11は事故車両への追突防止装置のバルーン収納ケースであって、車体2の屋根3へ取り付けられている。このバルーン収納ケース11には、長方形をした凹字形状の空間部12が形成されている。この空間部12は、その内部へ後述する警報表示手段であるバルーン13を小さく巻き取った状態で格納することができる寸法で構成されている。
【0031】
14は、2つに分割された上蓋で、バルーン収納ケース11に開閉自在にそれぞれ軸着されている。この上蓋14は、装置作動時に、後述するバルーン13が膨張展開する際に発生する外方向へ押し上げる力によって押されて、それぞれ外側へ廻動し、自動的に開蓋状態となるように構成されている。
【0032】
上記バルーン13は、柔軟性と機密性と対候性を有する膜状もしくは布状の皮膜材を用いて袋状体に形成され、上述したように、バルーン収納ケース11の空間部12内へ小さく巻き取られた状態で格納されるものである。このバルーン13の内部は、中空の袋体で密閉状態に形成されている。また、このバルーン13のガス供給口15は、バルーン収納ケース11へ取り付けられるとともに、供給されたガスの排出を止める逆止弁16を備えている。
【0033】
このバルーン13には、膨らませた際に皺が生じない材質のものが用いられ、その外周面には、「緊急」、「事故」、「故障」などの文字17を印刷などにより大きく表示することで、後続車両のドライバーなどに注意を促すことができるようにしている。
【0034】
18は制御部で、エアーバッグシステムの衝撃検知センサー19が、車体2に受けた衝撃が所定以上であることを検知したときに発生する信号でリレーシーケンス回路が働き、電磁弁20を励磁し、作動させるように構成されている。この電磁弁20の作動により、小さく巻き取られた状態で格納されているバルーン13に対して、高圧酸素ボンベ21から圧縮されたガスを供給する配管22を通じてバルーン13へいっきに充填し、瞬時に膨張展開することができる。
【0035】
23はストップ弁で、バルーン13へ供給される高圧ガスを手動操作により、停止するものである。
【0036】
24は手動操作による非常操作ボタンで、エアーバッグシステムの衝撃検知センサー19が、車体に受けた衝撃が所定値を超えていないことを検知した状態にあるとき、または車両が故障等の何らかの原因により停車状態にあるときに、車両のドライバー等の判断によって、意識的にバルーン13を車外へ放出して空中に浮遊させ、後続車両等に対して、道路上に停止している車両が存在することを報知する必要が生じたときに操作するように構成されている。したがって、この非常操作ボタン24は、通常走行時に、誤って操作しても、作動しないように構成されている。
【0037】
上記のように構成した本発明の第2の実施の形態によれば、車両事故の際に、車両に設置されているエアーバッグシステムの作動に連動して小さく巻き取られた状態で格納されているバルーン13へ高圧ガスを供給してバルーン13を瞬時に膨張展開するとともに、その膨張したバルーン13車外へ自動的に放出して空中に浮遊するように構成したことにより、後続車両等は、道路上に停止している事故車両の存在を遠方地点から容易に認識することができ、後続車両等による衝突事故等を未然に防止することができる。
【実施例3】
【0038】
次に、図4の(a)と(b)に基づき、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図4の(a)と(b)は、本発明の第3の実施の形態の基本構成を示す説明図であって、図4の(a)は、バルーンを車体内へ収納した状態を示し、また、図4の(b)は、車体内に収納していたバルーンを車体外へ放出した状態を示している。
【0039】
上述した第1および第2の実施の形態においては、バルーンを備えた追突防止装置を車体の屋根、すなわち、車体の外側に装備した場合を例に挙げて説明したが、この図4に示す第3の実施の形態の特長とするとことは、バルーンを有する追突防止装置を車体内へ装備させたことにある。
【0040】
なお、この第3の実施の形態において使用するバルーンを有する追突防止装置の構成自体は、上述した第2の実施の形態(図2および図3)にて示した構成と同一であるため、同一符号を付して重複説明を省略する。
【0041】
図4の(a)と(b)において、25は、車体2の屋根やボンネット、あるいはトランクなどの内壁側に設けた収納室であって、その内部にバルーン13を有する追突防止装置を格納するとともに、バルーン13を車外へ放出するための開口部26を形成している。
【0042】
27は開口部26の蓋体で、開口部26を開蓋または閉蓋するように一端部を回動自在に軸支するとともに、他端部にロック機構28を設けている。
【0043】
この蓋体27のロック機構28は、バルーン13を車外へ放出する状態になった時に、バルーン13の膨張展開する力によって、ロック状態が瞬時に解除するように構成されている。このロック機構28の解除に伴って、蓋体27はバルーン13によって押圧され、図4の(b)に示すように、車体2の外側に向けて開蓋動作を行う。
【0044】
一方、この蓋体27は、車両の通常走行時等においては、ロック機構28が常時働き、閉蓋状態が保持され、勝手に開蓋動作しないように構成されている。また、このロック機構28は、収納室25内に格納されている追突防止装置のメンテナンス等を行なうために、蓋体27の外側に設けられたノブ29を作業者等が強く外方向へ引いた際には、そのロック状態が解除されるように構成されている。
【0045】
上記のように構成した本発明の第3の実施の形態によれば、車両事故の際に、車両に設置されているエアーバッグシステムの作動に連動して収納室25に格納されているバルーン13へ高圧ガスを供給し、バルーン13を瞬時に膨張展開するとともに、その膨張展開したバルーン13の膨張力によって、バルーン収納ケース11の上蓋14と蓋体27とを順次自動的に開蓋し、バルーン13を車外へ放出して空中に浮遊するように構成したことにより、後続車両等は、道路上に停止している事故車両の存在を遠方地点から容易に認識することができ、後続車両等による衝突事故等を未然に防止することができる。
【0046】
なお、上述した第1〜第3の実施の形態においては、バルーンの収納先を屋根などの車体の外側、あるいは屋根、ボンネット、トランクなどの車体の内側に内蔵した場合について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、バルーンの収納先を例えば、サイドミラーや車体のサイドドアなどに設けることも可能である。また、車体のサイドドアなどに装着させる場合には、バルーンを浮遊させる高さを2m以上と限定しなくとも良い。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の第1の実施の形態の基本構成を示す説明図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の基本構成を示す説明図である。
【図3】図2の要部の構成を示す説明図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の基本構成を示す説明図である。
【符号の説明】
【0048】
1 本体
2 車体
3 屋根
4 空間部
5 バルーン
6 ロープ
7 密閉部
8 文字
11 バルーン収納ケース
12 空間部
13 バルーン
14 上蓋
15 ガス供給口
16 逆止弁
17 文字
18 制御部
19 衝撃検知センサー
20 電磁弁
21 高圧酸素ボンベ
22 配管
23 ストップ弁
24 非常操作ボタン
25 収納室
26 開口部
27 蓋体
28 ロック機構
29 ノブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体に受けた衝撃の程度を検知する衝撃検知手段と、
浮力手段を有し、かつ車両に係止された警報表示手段と、
前記衝撃検知手段が所定以上の衝撃を検知した時に、前記警報表示手段を車外へ放出する放出手段と、
を備えたことを特徴とする事故車両への追突防止装置。
【請求項2】
前記衝撃検知手段は、車両に設置されているエアーバッグの作動に連動するように構成したことを特徴とする請求項1記載の事故車両への追突防止装置。
【請求項3】
前記警報表示手段は、前記衝撃検知手段が所定以上の衝撃を検知した時に、ガスを発生するガス発生手段からのガスを受けて膨張する折りたたみ自在なバルーンで構成したことを特徴とする請求項1記載の事故車両への追突防止装置。
【請求項4】
前記警報表示手段には、事故である旨を警報する表示が付加されていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の事故車両への追突防止装置。
【請求項5】
前記警報表示手段は、電池を電源とする光源を内蔵し、前記警報表示手段の車外への放出動作と同時に点灯し、前記警報表示手段を発光させるように構成したことを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の事故車両への追突防止装置。
【請求項6】
所定の手動操作手段をさらに有し、
前記衝撃検知手段が衝撃を検知した後、前記手動操作手段の操作により前記警報表示手段を車外へ放出可能とすることを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の事故車両への追突防止装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−116728(P2009−116728A)
【公開日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−290714(P2007−290714)
【出願日】平成19年11月8日(2007.11.8)
【出願人】(000003595)株式会社ケンウッド (1,981)
【Fターム(参考)】