説明

他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供システム、方法、サービスサーバー、移動通信端末、終端端末および記憶媒体

本発明は、他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供システム、方法、サービスサーバー、移動通信端末、終端端末および記憶媒体に関するものであり、終端端末が有する認証情報が現在接続中の移動通信端末の認証情報ではない場合にも終端端末がサービスを利用できるようにするものである。本発明に係る提供システムは、近距離通信網を介して第1の移動通信端末および第2の移動通信端末に接続され、第2の移動通信端末を介してサービスサーバーに接続されるが、第1の移動通信端末の認証情報を用いてサービスを利用する終端端末と、近距離通信網を介して前記終端端末に接続され、移動通信網を介してサービスサーバーと接続され、第1の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末を前記サービスサーバーに接続させる第2の移動通信端末と、移動通信網を介して前記第1の移動通信端末および第2の移動通信端末に接続され、前記第1の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末が第2の移動通信端末を介してサービスを利用するように認証するサービスサーバーと、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供システム、方法、サービスサーバー、移動通信端末、終端端末および記憶媒体に係り、さらに詳しくは、終端端末の有する認証情報が現在接続中の移動通信端末の認証情報ではない場合にも終端端末がサービスを利用できるようにする技術に関する。
【背景技術】
【0002】
最近の情報通信技術の発展には目を見張るものがあり、これに伴い、文書、イメージおよび動画など(以下、説明の便宜のために、特に言及のない限り、「文書、イメージおよび動画など」は、「コンテンツ」と略称する。)を再生可能なMP3(MPEGオーディオレイヤー)プレーヤー、パーソナルマルチメディアプレーヤー(PMP:Personal Multimedia Player)、ウルトラモバイルパソコン(UMPC:Ultra Mobile Personal Computer)などの様々な終端端末が用いられている。この種の終端端末は、ユーザーが所望するコンテンツをパソコン(PC)からダウンロードして再生するが、ユーザーが移動中であるか、あるいは、PCと接続不能な状況では所望のコンテンツをダウンロードすることができないという不都合がある。
【0003】
上述した不都合を解消するために、終端端末にブルーテゥース、ウルトラワイドバンド(UWB:Ultra Wide Band)などの近距離無線通信網に接続可能な通信手段を付加し、終端端末と移動通信端末とを近距離通信網を介して接続する技術が提案されている。これにより、ユーザーは、本人所有の終端端末および移動通信端末を介して所望のサービスの提供を受けることができる。
【0004】
一方、ユーザー所有の移動通信端末を故障、バッテリー放電など何らかの原因により使用することができない場合がある。この場合、ユーザーは、移動通信端末が正常に使用可能な状態になることを待ったり、他のユーザーが所有している移動通信端末を介してサービスの提供を受けたりしなければならない。このとき、サービス利用に伴う課金が行われる場合に、ユーザーおよび他のユーザーは他のユーザーが所有している移動通信端末への課金料金に対して打ち合わせを行うことを余儀なくされるため、この場合には適用し難いという問題が発生する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上述した従来の技術による問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、終端端末を使用するユーザーが他のユーザーが所有している移動通信端末を介してサービスの提供を受ける場合に、ユーザー所有の移動通信端末に課金などが行われて課金の打ち合わせなどの過程なしにもサービスを容易に利用できるようにする技術を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した目的を達成するために、本発明の実施形態に係る他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供システムは、近距離通信網を介して第1の移動通信端末および第2の移動通信端末に接続され、第2の移動通信端末を介してサービスサーバーに接続されるが、第1の移動通信端末の認証情報を用いてサービスを利用する終端端末と、近距離通信網を介して前記終端端末に接続され、移動通信網を介してサービスサーバーと接続され、第1の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末を前記サービスサーバーに接続させる第2の移動通信端末と、移動通信網を介して前記第1の移動通信端末および第2の移動通信端末に接続され、前記第1の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末が第2の移動通信端末を介してサービスを利用するように認証するサービスサーバーと、を備える。
【0007】
前記他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供システムにおいて、前記サービスサーバーは、前記終端端末と、第2の移動通信端末によって選択された認証オプションとが一致する場合に限ってサービス利用を認証してもよい。
【0008】
前記他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供システムにおいて、前記認証オプションは、サービスの利用に伴う課金を第1の移動通信端末に対してのみ行うか、あるいは、第1の移動通信端末および第2の移動通信端末の両方に対して行うかに対する選択肢を含んでいてもよい。
【0009】
前記他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供システムは、移動通信網または有線通信網を介して前記サービスサーバーと接続され、前記終端端末にサービスが提供された場合に、認証オプションに応じて前記第1の移動通信端末または第2の移動移動通信端末に対して課金を行う課金サーバーをさらに備えていてもよい。
【0010】
上述した目的を達成するために、本発明の他の実施形態に係る他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法は、終端端末が近距離通信網を介して第1の移動通信端末および第2の移動通信端末に接続され、前記第1の移動通信端末および第2の移動通信端末が移動通信網を介してサービスサーバーに接続され、前記サービスサーバーと課金サーバーとが有線通信網を介して接続されるシステムによるサービス提供方法であって、前記終端端末が第1の移動通信端末を介してサービスサーバーに接続されるステップと、前記終端端末がサービスサーバーに第1の移動通信端末の認証情報送信を要請するステップと、前記サービスサーバーが前記第1の移動通信端末から認証情報の送信許容信号を受信して終端端末に第1の移動通信端末の認証情報を送信するステップと、前記終端端末が第2の移動通信端末を介してサービスサーバーに接続されて第1の移動通信端末の認証情報を送信するステップと、前記サービスサーバーが、前記終端端末と、第2の移動通信端末によって選択された認証オプションとが一致するか否かを確認するステップと、前記サービスサーバーが、前記終端端末と、第2の移動通信端末によって選択された認証オプションとが一致する場合に、終端端末にサービスを提供するステップと、を含む。
【0011】
前記他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法において、前記認証オプションは、サービスの利用に伴う課金を第1の移動通信端末に対してのみ行うか、あるいは、第1の移動通信端末および第2の移動通信端末の両方に対して行うかに対する選択肢を含んでいてもよい。
【0012】
前記他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法は、前記サービスサーバーがサービスを提供した後、課金サーバーが、認証オプションに応じて、前記第1の移動通信端末または第2の移動移動通信端末に対して課金を行うステップをさらに含んでいてもよい。
【0013】
上述した目的を達成するために、本発明のさらに他の実施形態に係る他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供のためのサービスサーバーは、移動通信網を介してデータを送受信する通信部と、前記通信部を介して受信された第1の移動通信端末および第2の移動通信端末の情報を管理する移動通信端末管理部と、前記通信部を介して受信された終端端末の情報を管理する終端端末管理部と、前記第1の移動通信端末と終端端末との間、および第2の移動通信端末と終端端末との間の通信を中継する近距離通信網の情報を管理する近距離通信網管理部と、前記第1の移動通信端末および第2の移動通信端末の情報、終端端末の情報、近距離通信網の情報および終端端末に提供された第1の移動通信端末の認証情報を記憶する記憶部と、各構成要素の動作を制御し、前記終端端末の要請に応じて第1の移動通信端末の認証情報を提供するように前記通信部を制御し、第2の移動通信端末を介して接続された終端端末が第1の移動通信端末の認証情報を提供した場合に前記終端端末にサービス利用を認証する制御部と、を備える。
【0014】
前記他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供のためのサービスサーバーにおいて、前記制御部は、前記終端端末と、第2の移動通信端末によって選択された認証オプションとが一致する場合に限ってサービス利用を認証してもよい。
【0015】
上述した目的を達成するために、本発明のさらに他の実施形態に係るサービスサーバーによる他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法は、終端端末から第1の移動通信端末の認証情報要請を受けるステップと、前記第1の移動通信端末の承認によって終端端末に第1の移動通信端末の認証情報を提供するステップと、第2の移動通信端末を介して第1の移動通信端末の認証情報を有する終端端末の接続要請を受けるステップと、前記終端端末と、第2の移動通信端末によって選択された認証オプションとが一致するか否かを確認するステップと、認証オプションが一致する場合に前記終端端末にサービスを提供するステップと、を含む。
【0016】
上述した目的を達成するために、本発明のさらに他の実施形態に係る記憶媒体は、上述したサービスサーバーによる他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法をプログラムとして記憶する。
【0017】
上述した目的を達成するために、本発明のさらに他の実施形態に係る他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末への接続を許容する移動通信端末は、移動通信網を介してデータを送受信する第1の通信部と、近距離通信網を介してデータを送受信する第2の通信部と、終端端末の情報を管理する終端端末管理部と、自分の認証情報を記憶する記憶部と、各構成要素の動作を制御するが、近距離通信網を介して接続された終端端末に対する認証オプションを選択し、終端端末によって選択された認証オプションと一致する場合に終端端末とサービスサーバーとの間の接続を承認する制御部と、を備える。
【0018】
上述した目的を達成するために、本発明のさらに他の実施形態に係る移動通信端末による他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末への接続許容方法は、他の移動通信端末の認証情報を有する終端端末が接続されるステップと、前記認証情報をサービスサーバーに転送し、終端端末に対する認証オプションを選択して終端端末によって選択された認証オプションと一致するか否かを確認するステップと、選択された終端端末に対する認証オプションと、終端端末によって選択された認証オプションとが一致する場合に、前記終端端末とサービスサーバーとの間の接続を中継するステップと、を含む。
【0019】
上述した目的を達成するために、本発明のさらに他の実施形態に係る記憶媒体は、上述した移動通信端末による他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末への接続許容方法をプログラムとして記憶する。
【0020】
上述した目的を達成するために、本発明のさらに他の実施形態に係る他の移動通信端末の認証情報を用いてサービスを利用するための終端端末は、近距離通信網を介してデータを送受信する通信部と、ユーザーの指令が入力される入力部と、サービスサーバーから受信されたサービス内容を再生する再生部と、サービスサーバーから受信された第1の移動通信端末および第2の移動通信端末の認証情報を記憶する記憶部と、各構成要素の動作を制御するが、入力部を介して入力されたユーザーの指令に応じて、サービスサーバーに第1の移動通信端末の認証情報を受信し、第2の移動通信端末と接続された場合に前記第1の移動通信端末の認証情報を第2の移動通信端末に送信し、入力部を介して入力された認証オプションを第2の移動通信端末に送信するように通信部を制御する制御部と、を備える。
【0021】
上述した目的を達成するために、本発明のさらに他の実施形態に係る終端端末による他の移動通信端末の認証情報を用いたサービス利用方法は、サービスサーバーに第1の移動通信端末の認証情報を要請するステップと、サービスサーバーから認証情報を受信して記憶するステップと、認証オプションを選択するステップと、サービスサーバーの認証によってサービスを利用するステップと、を含む。
【0022】
上述した目的を達成するために、本発明のさらに他の実施形態に係る記憶媒体は、上述した終端端末による他の移動通信端末の認証情報を用いたサービス利用方法をプログラムとして記憶する。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施形態に係るサービス提供システムのブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るサービス提供方法のフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態に係るサービスサーバーのブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係るサービスサーバーによるサービス提供方法のフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態に係る移動通信端末のブロック図である。
【図6】本発明の実施形態に係る移動通信端末による接続許容方法のフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態に係る終端端末のブロック図である。
【図8】本発明の実施形態に係る終端端末によるサービス利用方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、添付図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。
以下、本発明を説明するに当たって、関連された公知機能または構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を余計に曖昧にする虞があると認められる場合にはその詳細な説明は省略する。なお、後述する用語は本発明における機能を考慮して設定された用語であり、これらの用語は製品を生産する生産者の意図または慣例によって異なり、用語の定義は本明細書全般に亘っての内容に基づいて下されるべきである。
【0025】
まず、図1に基づき、本発明の実施形態に係る他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供システムを説明する。
【0026】
図1は、本発明の実施形態に係るサービス提供システムのブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供システム100(以下、説明の便宜のために、特に言及のない限り、「他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供システム」は、「サービス提供システム」と略称する。)は、有線通信網101および/または移動通信網102を介してサービスサーバー110と、アプリケーションサーバー120および課金サーバー130が接続され、移動通信網102を介してサービスサーバー110と第1の移動通信端末140および第2の移動通信端末142が接続され、近距離通信網103を介して第1の移動通信端末140および終端端末150、または第2の移動通信端末142および終端端末150が接続された構成を有する。このとき、近距離通信網としては、無線LAN、ブルーテゥース、UWBなどが使用可能である。なお、アプリケーションサーバー120および/または課金サーバー130は、サービスサーバー110の構成要素として含まれる。
【0027】
終端端末150は、第2の移動通信端末142を介してサービスサーバー110に接続されるが、第1の移動通信端末110の認証情報を用いてサービスを利用する。
【0028】
第1の移動通信端末140は、終端端末150が認証情報を利用できるように許容する。
【0029】
第2の移動通信端末142は、第1の移動通信端末140の認証情報を利用する終端端末150をサービスサーバー110に接続させる。ここで、第1の移動通信端末140、第2の移動通信端末142および終端端末150は同じ近距離通信網103を介して接続されていると示してあるが、本発明はこれに特に限定されるものではなく、異なる近距離通信網103を介して接続されてもよいことに留意されたい。すなわち、第1の移動通信端末および終端端末が一つの近距離通信網を介して接続された後、終端端末が他の場所に移動した場合に他の近距離通信網を介して第2の移動通信端末および終端端末が接続されることもある。このため、終端端末と第2の移動通信端末との間の接続は、終端端末と第1の移動通信端末との間の接続に比べて、物理的・時間的に差分があることに留意されたい。
【0030】
サービスサーバー110は、第1の移動通信端末140の認証情報を利用する終端端末150が第2の移動通信端末142を介してサービスを利用するように認証する。また、サービスサーバー110は、終端端末150が利用しようとするサービスを提供する。場合によって、サービスは、アプリケーションサーバー120から提供されることもある点に留意されたい。サービスサーバー110は、終端端末150と、第2の移動通信端末142とによって選択された認証オプションが一致する場合に限って終端端末のサービス利用を認証することが好ましい。ここで、認証オプションは、サービスの利用に伴う課金を第1の移動通信端末に対してのみ行うか、あるいは、第1の移動通信端末および第2の移動通信端末の両方に対して行うかに対する選択肢を含む。認証オプションの選択が一致しない場合には、サービスを提供することができなくなる。
【0031】
アプリケーションサーバー120は、終端端末150が利用するサービス、コンテンツなどを記憶する。
【0032】
課金サーバー130は、終端端末150にサービスが提供された場合に、認証オプションに応じて、第1の移動通信端末140および/または第2の移動移動通信端末142に対して課金を行う。
【0033】
以下、図2に基づき、本発明の実施形態に係る他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法を説明する。
【0034】
図2は、本発明の実施形態に係るサービス提供方法のフローチャートである。
図2に示すように、本実施形態に係る他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法(以下、説明の便宜のために、特に言及のない限り、「他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法」は、「サービス提供方法」と略称する。)は、終端端末が近距離通信網を介して第1の移動通信端末および第2の移動通信端末に接続され、第1の移動通信端末および第2の移動通信端末が移動通信網を介してサービスサーバーに接続され、サービスサーバーと課金サーバーとが有線通信網を介して接続されるシステムに適用される。
【0035】
ステップ1において、終端端末が第1の移動通信端末を介してサービスサーバーに接続される(S100)。終端端末がサービスサーバーに接続されるとき、サービスサーバーは、終端端末の情報、第1の移動通信端末の情報、近距離通信網の情報およびログイン情報などを受信して記憶する。
【0036】
ステップ2において、終端端末がサービスサーバーに第1の移動通信端末の認証情報送信を要請する(S110)。
【0037】
ステップ3において、サービスサーバーが第1の移動通信端末から認証情報送信許容信号を受信して終端端末に第1の移動通信端末の認証情報を送信する(S120)。認証情報が送信されれば、サービスサーバーは、第1の移動通信端末が認証情報送信を許容した旨を記録する。このような記録は、課金に際して課金の妥当性を立証するために必要である。認証情報には、USIMコード、加入者コードなどが含まれる。
【0038】
ステップ4において、終端端末が第2の移動通信端末を介してサービスサーバーに接続されて第1の移動通信端末の認証情報を送信する(S130)。
【0039】
ステップ5において、サービスサーバーが、終端端末と、第2の移動通信端末とによって選択された認証オプションが一致するか否かを確認する(S140)。このとき、認証オプションは、サービスの利用に伴う課金を第1の移動通信端末に対してのみ行うか、あるいは、第1の移動通信端末および第2の移動通信端末の両方に対して行うかに対する選択肢を含むことが好ましい。
【0040】
ステップ6において、サービスサーバーが、終端端末と、第2の移動通信端末とによって選択された認証オプションが一致する場合に終端端末にサービスを提供する(S150)。ここで、ステップ6後に、課金サーバーが、認証オプションに応じて、第1の移動通信端末および/または第2の移動移動通信端末に対して課金を行うステップをさらに含んでいてもよい。
【0041】
以下、図3に基づき、他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供のためのサービスサーバーを説明する。
【0042】
図3は、本発明の実施形態に係るサービスサーバーのブロック図である。
図3に示すように、本実施形態に係る他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供のためのサービスサーバー110(以下、説明の便宜のために、特に言及のない限り、「他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供のためのサービスサーバー」は、「サービスサーバー」と略称する。)における通信部111は、移動通信網を介してデータを送受信する。
【0043】
移動通信端末管理部112は、通信部111を介して受信された第1の移動通信端末および第2の移動通信端末の情報を管理する。
【0044】
終端端末管理部113は、通信部111を介して受信された終端端末の情報を管理する。
【0045】
近距離通信網管理部114は、第1の移動通信端末と終端端末との間、および第2の移動通信端末と終端端末との間の通信を中継する近距離通信網の情報を管理する。
【0046】
記憶部116は、第1の移動通信端末および第2の移動通信端末の情報、終端端末の情報、近距離通信網の情報および終端端末に提供された第1の移動通信端末の認証情報を記憶する。
【0047】
制御部115は、各構成要素の動作を制御し、終端端末の要請に応じて第1の移動通信端末の認証情報を提供するように通信部111を制御し、第2の移動通信端末を介して接続された終端端末が第1の移動通信端末の認証情報を提供した場合に終端端末のサービス利用を認証する。ここで、制御部115は、終端端末と、第2の移動通信端末とによって選択された認証オプションが一致する場合に限って終端端末のサービス利用を認証することが好ましい。認証オプションは、課金責任所在に関する重要な情報を含んでいるため、各移動通信端末所有者の争いなどを防止するために必ず一致する必要がある。しかしながら、サービスの利用に伴う料金が発生しない場合には認証オプションが必ず一致する必要はない。
【0048】
以下、図4に基づき、本発明の実施形態に係るサービスサーバーによる他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法を説明する。
【0049】
図4は、本発明の実施形態に係るサービスサーバーによるサービス提供方法のフローチャートである。
図4に示すように、本実施形態に係るサービスサーバーによる他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法(以下、説明の便宜のために、特に言及のない限り、「サービスサーバーによる他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法」は、「サービスサーバーによるサービス提供方法」と略称する。)は、ステップ1において、終端端末から第1の移動通信端末の認証情報要請を受ける(S200)。
【0050】
ステップ2において、第1の移動通信端末の承認によって終端端末に第1の移動通信端末の認証情報を提供する(S210)。認証情報が提供された場合に、第1の移動通信端末に関する情報に認証情報が提供された旨が記録される。
【0051】
ステップ3において、第2の移動通信端末を介して第1の移動通信端末の認証情報を有する終端端末の接続要請を受ける(S220)。
【0052】
ステップ4において、終端端末と、第2の移動通信端末とによって選択された認証オプションが一致するか否かを確認する(S230)。前記終端端末と、第2の移動通信端末とによって選択された認証オプションが一致する場合に、第2の移動通信端末に関する情報に認証オプション情報が記録される。
【0053】
ステップ5において、前記終端端末と、第2の移動通信端末とによって選択された認証オプションが一致する場合に、終端端末にサービスを提供する(S240)。
【0054】
一方、このようなサービスサーバーによる他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法は、記憶媒体にプログラムとして記憶される。
【0055】
以下、図5に基づき、本発明の実施形態に係る他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末への接続を許容する移動通信端末を説明する。
【0056】
図5は、本発明の実施形態に係る移動通信端末のブロック図である。
図5に示すように、本実施形態に係る他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末への接続を許容する移動通信端末142(以下、説明の便宜のために、特に言及のない限り、「他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末への接続を許容する移動通信端末」は、「移動通信端末」と略称する。)における第1の通信部143は、移動通信網を介してデータを送受信する。
【0057】
第2の通信部144は、近距離通信網を介してデータを送受信する。様々な近距離通信網の種類に対応するために、第2の通信部144は2以上の近距離通信網通信規格を有する。
【0058】
終端端末管理部145は、終端端末の情報を管理する。
制御部146は、各構成要素の動作を制御するが、近距離通信網を介して接続された終端端末に対する認証オプションを選択し、前記終端端末に対する認証オプションと、終端端末によって選択された認証オプションとが一致する場合に終端端末とサービスサーバーとの間の接続を承認する。
【0059】
記憶部147は、自分の認証情報を記憶する。記憶部147に記憶された認証情報は、サービスサーバーおよび終端端末に提供されてもよい。
【0060】
以下、図6に基づき、本発明の実施形態に係る移動通信端末による他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末への接続許容方法を説明する。
【0061】
図6は、本発明の実施形態に係る移動通信端末による接続許容方法のフローチャートである。
図6に示すように、本実施形態に係る移動通信端末による他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末への接続許容方法(以下、説明の便宜のために、特に言及のない限り、「移動通信端末による他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末への接続許容方法」は、「移動通信端末による接続許容方法」と略称する。)は、ステップ1において、他の移動通信端末の認証情報を有する終端端末が接続される(S300)。
【0062】
ステップ2において、認証情報をサービスサーバーに転送し、終端端末に対する認証オプションを選択して終端端末によって選択された認証オプションと一致するか否かを確認する(S310)。
【0063】
ステップ3において、選択された終端端末に対する認証オプションと、終端端末によって選択された認証オプションとが一致する場合に、終端端末とサービスサーバーとの間の接続を中継する(S320)。
【0064】
一方、このような移動通信端末による他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末への接続許容方法は、記憶媒体にプログラムとして記憶される。
【0065】
以下、図7に基づき、本発明の実施形態に係る他の移動通信端末の認証情報を用いてサービスを利用するための終端端末を説明する。
【0066】
図7は、本発明の実施形態に係る終端端末のブロック図である。
図7に示すように、本実施形態に係る他の移動通信端末の認証情報を用いてサービスを利用するための終端端末150(以下、説明の便宜のために、特に言及のない限り、「他の移動通信端末の認証情報を用いてサービスを利用するための終端端末」は、「終端端末」と略称する。)における通信部151は、近距離通信網を介してデータを送受信する。
【0067】
入力部152には、ユーザーの指令を入力される。入力部152としては、スイッチ、キーパッド、キーボード、タッチスクリーンなどの入力手段が使用可能である。
【0068】
再生部153は、サービスサーバーから受信されたサービス内容を再生する。
記憶部155は、サービスサーバーから受信された第1の移動通信端末および/または第2の移動通信端末の認証情報を記憶する。
【0069】
制御部154は、各構成要素の動作を制御するが、入力部152を介して入力されたユーザーの指令に応じて、サービスサーバーから第1の移動通信端末の認証情報を受信し、第2の移動通信端末と接続された場合には第1の移動通信端末の認証情報を第2の移動通信端末に送信し、入力部152を介して入力された認証オプションを第2の移動通信端末に送信するように通信部151を制御する。
【0070】
以下、図8に基づき、本発明の実施形態に係る終端端末による他の移動通信端末の認証情報を用いたサービス利用方法を説明する。
【0071】
図8は、本発明の実施形態に係る終端端末によるサービス利用方法のフローチャートである。
図8に示すように、本実施形態に係る終端端末による他の移動通信端末の認証情報を用いたサービス利用方法(以下、説明の便宜のために、特に言及のない限り、「終端端末による他の移動通信端末の認証情報を用いたサービス利用方法」は、「終端端末によるサービス利用方法」と略称する。)は、ステップ1において、サービスサーバーに第1の移動通信端末の認証情報を要請する(S400)。
【0072】
ステップ2において、サービスサーバーから認証情報を受信して記憶する(S410)。
ステップ3において、認証オプションを選択する(S420)。
ステップ4において、サービスサーバーの認証によってサービスを利用する(S430)。
【0073】
一方、このような終端端末による他の移動通信端末の認証情報を用いたサービス利用方法は、記憶媒体にプログラムとして記憶される。
【0074】
以下、本発明の適用例を説明する。
ステップ1において、ユーザーが終端端末を用いて第1の移動通信端末を介してサービスサーバーに接続した後、サービスを利用する。
【0075】
ステップ2において、第1の移動通信端末の使用不能状態に備えるために、終端端末を用いてサービスサーバーに認証情報を要請する。
【0076】
ステップ3において、サービスサーバーは、第1の移動通信端末からの認証情報の提供を許容するか否かを判断し、第1の移動通信端末からの認証情報の提供を許容する場合に認証情報を終端端末に送信する。
【0077】
ステップ4において、第1の移動通信端末が故障、バッテリー放電など何らかの原因によって正常に動作できなくなった場合に、ユーザーは、近距離通信網を介して第2の移動通信端末を検索し、第2の移動通信端末を介してサービスサーバーに接続する。
【0078】
ステップ5において、終端端末が第1の移動通信端末の認証情報をサービスサーバーに送信し、認証オプションを選択する。
【0079】
ステップ6において、第2の移動通信端末が認証オプションを選択する。
ステップ7において、サービスサーバーは、終端端末と、第2の移動通信端末とによって選択された認証オプションが一致するか否かを確認して、両者が一致する場合に終端端末のサービス利用を承認する。
【0080】
これにより、ユーザーは他人所有の第2の移動通信端末を介してサービスを利用し、サービス利用に伴う課金は本人所有の第1の移動通信端末に対して行われる。このため、ユーザーと他人との間の課金の打ち合わせが不要になり、終端端末が簡単に第2の移動通信端末を介してサービスサーバーからのサービスを利用することが可能となる。
【0081】
以上、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明した。
しかしながら、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて、当業者にとって特許請求の範囲の精神及び思想内において様々な修正および変更が可能であることに留意されたい。
【産業上の利用可能性】
【0082】
本発明によれば、終端端末が第1の移動通信端末の認証情報のみを有している場合にも第2の移動通信端末を介してサービスサーバーに接続してサービスを利用できるようにする技術が提供される。
【符号の説明】
【0083】
100 サービス提供システム
101 有線通信網
102 移動通信網
103 近距離通信網
110 サービスサーバー
120 アプリケーションサーバー
130 課金サーバー
140 第1の移動通信端末
142 第2の移動通信端末
150 終端端末


【特許請求の範囲】
【請求項1】
近距離通信網を介して第1の移動通信端末および第2の移動通信端末に接続され、第2の移動通信端末を介してサービスサーバーに接続されるが、第1の移動通信端末の認証情報を用いてサービスを利用する終端端末と、
近距離通信網を介して前記終端端末に接続され、移動通信網を介してサービスサーバーと接続され、第1の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末を前記サービスサーバーに接続させる第2の移動通信端末と、
移動通信網を介して前記第1の移動通信端末および第2の移動通信端末に接続され、前記第1の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末が第2の移動通信端末を介してサービスを利用するように認証するサービスサーバーと、
を備える、他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供システム。
【請求項2】
前記サービスサーバーは、前記終端端末と、第2の移動通信端末によって選択された認証オプションとが一致する場合に限ってサービス利用を認証することを特徴とする請求項1に記載の他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供システム。
【請求項3】
前記認証オプションは、サービスの利用に伴う課金を第1の移動通信端末に対してのみ行うか、あるいは、第1の移動通信端末および第2の移動通信端末の両方に対して行うかに対する選択肢を含むことを特徴とする請求項2に記載の他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供システム。
【請求項4】
移動通信網または有線通信網を介して前記サービスサーバーと接続され、前記終端端末にサービスが提供された場合に、認証オプションに応じて前記第1の移動通信端末または第2の移動移動通信端末に対して課金を行う課金サーバー
をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供システム。
【請求項5】
移動通信網を介してデータを送受信する通信部と、
前記通信部を介して受信された第1の移動通信端末および第2の移動通信端末の情報を管理する移動通信端末管理部と、
前記通信部を介して受信された終端端末の情報を管理する終端端末管理部と、
前記第1の移動通信端末と終端端末との間、および第2の移動通信端末と終端端末との間の通信を中継する近距離通信網の情報を管理する近距離通信網管理部と、
前記第1の移動通信端末および第2の移動通信端末の情報、終端端末の情報、近距離通信網の情報および終端端末に提供された第1の移動通信端末の認証情報を記憶する記憶部と、
各構成要素の動作を制御し、前記終端端末の要請に応じて第1の移動通信端末の認証情報を提供するように前記通信部を制御し、第2の移動通信端末を介して接続された終端端末が第1の移動通信端末の認証情報を提供した場合に前記終端端末にサービス利用を認証する制御部と、
を備える、他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供のためのサービスサーバー。
【請求項6】
前記制御部は、前記終端端末と、第2の移動通信端末によって選択された認証オプションとが一致する場合に限ってサービス利用を認証することを特徴とする請求項5に記載の他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供のためのサービスサーバー。
【請求項7】
移動通信網を介してデータを送受信する第1の通信部と、
近距離通信網を介してデータを送受信する第2の通信部と、
終端端末の情報を管理する終端端末管理部と、
自分の認証情報を記憶する記憶部と、
各構成要素の動作を制御するが、近距離通信網を介して接続された終端端末に対する認証オプションを選択し、前記終端端末に対する認証オプションと終端端末によって選択された認証オプションとが一致する場合に終端端末とサービスサーバーとの間の接続を承認する制御部と、
を備える、他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末への接続を許容する移動通信端末。
【請求項8】
近距離通信網を介してデータを送受信する通信部と、
ユーザーの指令が入力される入力部と、
サービスサーバーから受信されたサービス内容を再生する再生部と、
サービスサーバーから受信された第1の移動通信端末および第2の移動通信端末の認証情報を記憶する記憶部と、
各構成要素の動作を制御するが、入力部を介して入力されたユーザーの指令に応じて、サービスサーバーに第1の移動通信端末の認証情報を受信し、第2の移動通信端末と接続された場合に前記第1の移動通信端末の認証情報を第2の移動通信端末に送信し、入力部を介して入力された認証オプションを第2の移動通信端末に送信するように通信部を制御する制御部と、
を備える、他の移動通信端末の認証情報を用いてサービスを利用するための終端端末。
【請求項9】
終端端末が近距離通信網を介して第1の移動通信端末および第2の移動通信端末に接続され、前記第1の移動通信端末および第2の移動通信端末が移動通信網を介してサービスサーバーに接続され、前記サービスサーバーと課金サーバーとが有線通信網を介して接続されるシステムによるサービス提供方法であって、
前記終端端末が第1の移動通信端末を介してサービスサーバーに接続されるステップと、
前記終端端末がサービスサーバーに第1の移動通信端末の認証情報送信を要請するステップと、
前記サービスサーバーが前記第1の移動通信端末から認証情報の送信許容信号を受信して終端端末に第1の移動通信端末の認証情報を送信するステップと、
前記終端端末が第2の移動通信端末を介してサービスサーバーに接続されて第1の移動通信端末の認証情報を送信するステップと、
前記サービスサーバーが、前記終端端末と、第2の移動通信端末によって選択された認証オプションとが一致するか否かを確認するステップと、
前記サービスサーバーが、前記終端端末と、第2の移動通信端末によって選択された認証オプションとが一致する場合に、終端端末にサービスを提供するステップと、
を含む、他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法。
【請求項10】
前記認証オプションは、サービスの利用に伴う課金を第1の移動通信端末に対してのみ行うか、あるいは、第1の移動通信端末および第2の移動通信端末の両方に対して行うかに対する選択肢を含むことを特徴とする請求項9に記載の他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法。
【請求項11】
前記サービスサーバーがサービスを提供した後、課金サーバーが、認証オプションに応じて、前記第1の移動通信端末または第2の移動移動通信端末に対して課金を行うステップ
をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法。
【請求項12】
終端端末から第1の移動通信端末の認証情報要請を受けるステップと、
前記第1の移動通信端末の承認によって終端端末に第1の移動通信端末の認証情報を提供するステップと、
第2の移動通信端末を介して第1の移動通信端末の認証情報を有する終端端末の接続要請を受けるステップと、
前記終端端末と、第2の移動通信端末によって選択された認証オプションとが一致するか否かを確認するステップと、
前記終端端末と、第2の移動通信端末によって選択された認証オプションとが一致する場合に前記終端端末にサービスを提供するステップと、
を含む、サービスサーバーによる他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法。
【請求項13】
他の移動通信端末の認証情報を有する終端端末が接続されるステップと、
前記認証情報をサービスサーバーに転送し、終端端末に対する認証オプションを選択して終端端末によって選択された認証オプションと一致するか否かを確認するステップと、
選択された終端端末に対する認証オプションと、終端端末によって選択された認証オプションとが一致する場合に、前記終端端末とサービスサーバーとの間の接続を中継するステップと、
を含む、移動通信端末による他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末への接続許容方法。
【請求項14】
サービスサーバーに第1の移動通信端末の認証情報を要請するステップと、
サービスサーバーから認証情報を受信して記憶するステップと、
認証オプションを選択するステップと、
サービスサーバーの認証によってサービスを利用するステップと、
を含む、終端端末による他の移動通信端末の認証情報を用いたサービス利用方法。
【請求項15】
請求項12に記載のサービスサーバーによる他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供方法をプログラムとして記憶した記憶媒体。
【請求項16】
請求項13に記載の移動通信端末による他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末への接続許容方法をプログラムとして記憶した記憶媒体。
【請求項17】
請求項14に記載の終端端末による他の移動通信端末の認証情報を用いたサービス利用方法をプログラムとして記憶した記憶媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2012−511858(P2012−511858A)
【公表日】平成24年5月24日(2012.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−540597(P2011−540597)
【出願日】平成21年10月13日(2009.10.13)
【国際出願番号】PCT/KR2009/005860
【国際公開番号】WO2010/067954
【国際公開日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【出願人】(500310672)エスケーテレコム株式会社 (107)
【氏名又は名称原語表記】SK TELECOM CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】11,Euljiro−2ga,Jung−gu,Seoul,Korea
【Fターム(参考)】