説明

位置特定支援システム、位置特定支援方法及びプログラム

【課題】携帯電話機によって通報があった場合においてもその位置を正確に特定する。
【解決手段】位置情報送信装置1から送信されてきた位置情報に基づいて、当該位置を含む地図データを生成、表示する地図データ提供部20と、位置情報送信装置1から送信されてきた位置情報に基づいて、当該位置を含む映像データを生成、表示する映像データ提供部10と、地図データ提供部20における地図データの表示と、映像データ提供部10における映像データの表示とを、位置情報に応じて連動させる連動部30とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、指定された位置の特定を支援する位置特定支援システム、位置特定支援方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、消防指令業務の共同運用・広域化が話題となっている。消防指令業務の共同運用・広域化においては、管轄範囲が広がるため、指令員は、土地勘のない地域からの119通報を受ける可能性が生じる。その際、指令員は、通報地点を特定するツールとして電子地図を利用しているが、一般的な文字情報ベースの住宅地図では、通報者からの視覚的情報(建物の色等)を有効に利用することができない。
【0003】
そこで、通報者が使用する固定電話機の電話番号をキーワードとしてその電話機の位置情報(契約者情報)を取得し、地図情報に変換して可視表示することにより通報地点の決定を行う技術が、特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開昭63−299659号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された技術においては、取得する位置情報は、固定電話機の位置情報であるため、位置情報の誤差がなく、地図での確認で充分であった。
【0006】
ここで、近年においては、携帯電話機からの通報が増加しており、その場合、GPSを用いて位置情報を取得して通報地点を特定している。ところが、このような通報地点の特定は精度誤差が生じてしまうため、不案内な通報者であった場合には通報地点の特定に時間がかかってしまうという問題点がある。
【0007】
図6は、GPSを用いて位置情報を取得して通報地点を特定する場合の例を示す図である。
【0008】
図6に示すように、GPSを用いて位置情報を取得して通報地点を特定する場合、地点Aから通報しているのも関わらず、その通報地点が図中円内のどこかであると限定することしかできず、それにより、正確に通報地点を決定するために更なる情報が必要となり、通報地点の特定に時間がかかってしまう。
【0009】
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、携帯電話機によって通報があった場合においてもその位置を正確に特定することができる位置特定支援システム、位置特定支援方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために本発明は、
指定された位置の特定を支援する位置特定支援システムであって、
前記指定された位置を示す位置情報に基づいて、当該位置を含む地図データを生成、表示する地図データ提供手段と、
前記指定された位置を示す位置情報に基づいて、当該位置を含む映像データを生成、表示する映像データ提供手段と、
前記地図データ提供手段における地図データの表示と、前記映像データ提供手段における映像データの表示とを、前記位置情報に応じて連動させる連動手段とを有する。
【0011】
また、指定された位置の特定を支援する位置特定支援方法であって、
前記指定された位置を示す位置情報に基づいて、当該位置を含む地図データを生成、表示するステップと、
前記指定された位置を示す位置情報に基づいて、当該位置を含む映像データを生成、表示するステップと、
前記地図データの表示と前記映像データの表示とを、前記位置情報に応じて連動させるステップとを有する。
【0012】
また、コンピュータに、
指定された位置を示す位置情報に基づいて、当該位置を含む地図データを生成、表示する手順と、
前記指定された位置を示す位置情報に基づいて、当該位置を含む映像データを生成、表示する手順と
前記地図データの表示と前記映像データの表示とを、前記位置情報に応じて連動させる手順とを実行させる。
【発明の効果】
【0013】
以上説明したように本発明においては、指定された位置を示す位置情報に基づいて、その位置を含む地図データが生成、表示されるとともに、指定された位置を示す位置情報に基づいて、その位置を含む映像データが生成、表示され、これら地図データの表示と映像データの表示とが、位置情報に応じて連動されるので、指定された位置が地図データと映像データとで確認され、それにより、携帯電話機によって通報があった場合等においてもその位置を正確に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の位置特定支援システムの実施の一形態となる地上映像システムの構成例を示す図である。
【図2】図1に示した地上映像システムの詳細な構成を示す図である。
【図3】図1及び図2に示した映像データ表示端末における画面イメージを示す図である。
【図4】図1及び図2に示した地図データ表示端末における画面イメージを示す図である。
【図5】図1及び図2に示した映像データ表示端末にて通報者の情報に適合した建物が表示された画面を示す図である。
【図6】GPSを用いて位置情報を取得して通報地点を特定する場合の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明の位置特定支援システムの実施の一形態となる地上映像システムの構成例を示す図である。
【0017】
本形態の地上映像システムは図1に示すように、通報を行った携帯電話機の位置を取得し、その位置情報(緯度経度や座標)を送信する位置情報送信装置1に接続されて構成されおり、位置情報送信装置1から送信されてくる位置情報に基づいて、その位置を含む地図データを表示するための地図データ表示端末24と、位置情報送信装置1から送信されてくる位置情報に基づいて、その位置を含む映像データを表示するための映像データ表示端末14と、これら地図データ表示端末24及び映像データ表示端末14の表示内容を指定するためのマウス40とを有している。
【0018】
図2は、図1に示した地上映像システム2の詳細な構成を示す図である。
【0019】
図1に示した地上映像システム2は図2に示すように、位置情報送信装置1から送信されてきた位置情報に基づいて、その位置を含む映像データを生成、表示する映像提供部10と、位置情報送信装置1から送信されてきた位置情報に基づいて、その位置を含む地図データを生成、表示する地図提供部20と、位置情報送信装置1から送信されてきた位置情報に基づいて、映像データ提供部10における映像データの表示と、地図データ提供部10における地図データの表示とを、位置情報送信装置1から送信されてきた位置情報に応じて連動させる連動部30とから構成されている。
【0020】
映像データ提供部10は、必要エリアを予め撮影することで取得した360度パノラマ写真が格納された映像データDB12と、位置情報送信装置1から送信されてきた位置情報に基づいて、その位置を含む映像データを映像データDB12から抽出する映像データ制御部11と、映像データ制御部11にて映像データDB12から抽出された映像データを補正して歪みのない映像データを生成する映像データ生成部13と、映像データ生成部13にて生成された映像データを表示する映像データ表示端末14と、映像データ表示端末14にて表示された映像データについてのマウス40による操作を検出する映像データ操作検出部15とから構成されている。
【0021】
地図データ提供部20は、住所情報や表札情報などの地図情報が格納された地図データDB22と、位置情報送信装置1から送信されてきた位置情報に基づいて、その位置を含む地図データを地図データDB22から抽出する地図データ制御部21と、地図データ制御部21にて地図データDB22から抽出された地図データを用いて電子地図を生成する地図データ生成部23と、地図データ生成部23にて生成された電子地図を表示する地図データ表示端末24と、地図データ表示端末24にて表示された電子地図についてのマウス40による操作を検出する地図データ操作検出部25とから構成されている。
【0022】
連動部30は、位置情報送信装置1から送信されてきた位置情報を受信すると、受信した位置情報を映像データ制御部11及び地図データ制御部21に送信する。また、地図データ操作検出部25にて検出された操作に従って映像データ提供部11に対して映像データの表示内容を指示し、映像データ操作検出部15にて検出された操作に従って地図データ提供部20に対して地図データの表示内容を指示し、それにより、地図データ操作検出部25にて検出された操作に従って映像データ提供部10における映像データの表示内容が制御され、映像データ操作検出部15にて検出された操作に従って地図データ提供部20における地図データの表示内容が制御されることになる。
【0023】
以下に、上記のように構成された地上映像システムの動作について、携帯電話機からの通報が入ってきた際に、通報地点を特定する方法を例に挙げて説明する。なお、通報者は土地勘のないものとし、指令員へは「Bビルの前で交通事故です。Bビルは○○色で××階建ての建物です。」という情報のみ伝えるものとする。
【0024】
まず、通報者からの通報に対し、位置情報送信装置1は、携帯電話会社から位置情報を取得し、その位置情報を地上映像システム2に送信する。
【0025】
地上映像システム2においては、位置情報送信装置1から送信されてきた位置情報を、連動部30を介して映像データ制御部11及び地図データ制御部21に送信する。
【0026】
映像データ制御部11は、連動部30を介して位置情報送信装置1から受信した位置情報に基づいて、その位置を含む映像データを映像データDB12から抽出する。ここで、映像データDB12から抽出された映像データは、パノラマ画像であり歪みがあるため、映像データ生成部13にて映像データを補正し、その映像データを映像データ表示端末14に表示する。
【0027】
図3は、図1及び図2に示した映像データ表示端末14における画面イメージを示す図である。
【0028】
図3に示すように、映像データ表示端末14は、三次元の情報や視覚的情報を歪み補正して表示する映像データ表示部3と、歪み補正されていないものの360度の映像を一度に表示するパノラマ表示部4と、映像データの操作を行う操作部5と、通報地点を災害点として登録する災害点決定ボタン6とを表示する。また、パノラマ表示部に現在どの位置を表示しているか認識できるようゲージ7を設けている。
【0029】
また、地図データ制御部21は、連動部30を介して位置情報送信装置1から受信した位置情報に基づいて、その位置を含む住所情報や表札情報等からなる地図データを地図データDB22から抽出する。そして、地図データ生成部23において、地図データ制御部21にて地図データDB22から抽出された地図データを用いて電子地図を生成し、その電子地図を地図データ表示端末24に表示する。
【0030】
図4は、図1及び図2に示した地図データ表示端末24における画面イメージを示す図である。
【0031】
図4に示すように、地図データ表示端末24は、連動部30から地図データ制御部21が受信した位置情報を中心とした文字情報ベースの二次元地図の上に、映像データ表示端末14にて表示している視野方向及びその範囲を扇形で特徴化表示し、映像データと地図データにて位置だけでなく視野を共有し、よりすばやい通報地点の決定を支援する。位置情報送信装置1から送信された位置情報は、連動部30を介して映像データ提供部10と地図データ提供部20とに与えられているため、地図データ提供部20においては、映像データ表示端末14にて表示されている映像データの視野方向及びその範囲を認識することができ、それにより、二次元地図の上に、映像データ表示端末14にて表示している視野方向及びその範囲を扇形で特徴化表示することができる。また、携帯電話機からの通報の場合は精度誤差が生じるため、位置情報の精度誤差を示す円を表示し、通報地点が円内に含まれることを通知する。なお、位置情報送信装置1から受信した位置情報を地点Aとする。
【0032】
そして、通報者と対話しながら、マウス40を操作することにより、映像データ表示端末14に表示された画面を用いて前進後進などによる通報地点への移動・360度回転による全方向見渡し・ズームアップや角度調整を行い、それにより、映像データ表示端末14に表示される映像データが、移動、回転、ズームアップされ、その映像データによる看板や目標となる建物の確認を行い、付近の情報を取得して通報地点の特定を行う。
【0033】
また、映像データ操作検出部15は、このような映像データについての操作を検出し、連動部30に通知する。連動部30は、地図データ制御部21に対して、映像データ操作検出部15にて検出された操作に従った視線方向、位置情報、視野角等の表示内容を指示し、それにより、地図データ表示端末24に表示されている地図データを変更し、映像データについての操作に連動して、扇形を回転、移動、変形(中心角を増減)させる。これにより、現在地や視野方向を映像データ表示端末14及び地図データ表示端末24の双方で即座に判断することができる。
【0034】
また、反対に、マウス40を操作することにより、地図データ表示端末24に表示された地図データについての操作をマウス40に対して行うと、地図データ操作検出部25は、このような地図データについての操作を検出し、連動部30に通知する。連動部30は、映像データ制御部11に対して、地図データ操作検出部25にて検出された操作に従った地図データの表示内容を指示し、それにより、映像データ表示端末14に表示されている映像データを、地図データについての操作に連動して変更する。
【0035】
このようにして、通報者の情報に適合した建物及びその位置を特定していく。
【0036】
図5は、図1及び図2に示した映像データ表示端末14にて通報者の情報に適合した建物が表示された画面を示す図である。
【0037】
上述したように映像データ及び地図データを操作することによって、図5に示すように、通報者の情報に適合した建物を確認することができた後、災害点決定ボタン6を押すことにより通報地点を特定(災害点として決定)する。
【0038】
このように、本形態においては、地図データと映像データとを連動表示させることにより、二次元ではなく三次元情報の取得、さらには、視覚的情報の取得を行うことができ、通報者と同じ目線で現場の確認が行え、それにより、よりすばやい通報地点の確認・決定が可能となる。
【0039】
なお、本形態においては、通報者の情報に適合した通報地点を特定する場合について説明したが、出動隊は、現場活動を行うに際して現場状況を把握しなければならないため、本形態によって、車両配置位置や梯子架梯位置などの付近情報を事前に把握することができ、実際の活動を開始するまでの時間を短縮することができる。
【0040】
また、映像データ表示端末14における映像データの表示については、本形態においては、予め撮影した静止画を表示し、さらにはマウス操作を行っても複数の画像を連結することによりシームレスな表示を可能としている。なお、映像データの更新は、消防車両の日常業務で取得することにより可能とする。また、衛星写真や街中に設置された監視カメラ、通報者の携帯電話から送信される動画を用いてリアルタイムに画像を取得して映像データを表示することも可能である。さらに、映像データ表示端末14を他の用途で使用している端末でも利用を可能とすることも考えられる。例えば、地図データ表示端末24で地図データと映像データの表示、WEB端末での映像データ表示、出動隊が車両に搭載しているノートPCでの映像データ表示が挙げられる。
【0041】
なお、本発明においては、地上映像システム内の処理は上述の専用のハードウェアにより実現されるもの以外に、その機能を実現するためのプログラムを地上映像システムにて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを地上映像システムに読み込ませ、実行するものであっても良い。地上映像システムにて読取可能な記録媒体とは、ICカードやメモリカード、あるいは、フロッピーディスク(登録商標)、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、地上映像システムに内蔵されたHDD等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、例えば、制御ブロックにて読み込まれ、制御ブロックの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。
【0042】
また、本形態においては、位置特定支援システムとして、通報者の情報による位置を特定するための地上映像システム2を例に挙げて説明したが、本発明は、指定された位置の特定を支援するものであればこれに限らない。
【符号の説明】
【0043】
1 位置情報送信装置
2 地上映像システム
3 映像データ表示部
4 パノラマ表示部
5 操作部
6 災害点決定ボタン
7 ゲージ
10 映像データ提供部
11 映像データ制御部
12 映像データDB
13 映像データ生成部
14 映像データ表示端末
15 映像データ操作検出部
20 地図データ提供部
21 地図データ制御部
22 地図データDB
23 地図データ生成部
24 地図データ表示端末
25 地図データ操作検出部
30 連動部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
指定された位置の特定を支援する位置特定支援システムであって、
前記指定された位置を示す位置情報に基づいて、当該位置を含む地図データを生成、表示する地図データ提供手段と、
前記指定された位置を示す位置情報に基づいて、当該位置を含む映像データを生成、表示する映像データ提供手段と、
前記地図データ提供手段における地図データの表示と、前記映像データ提供手段における映像データの表示とを、前記位置情報に応じて連動させる連動手段とを有する位置特定支援システム。
【請求項2】
請求項1に記載の位置特定支援システムにおいて、
前記地図データ提供手段は、前記地図データについての操作を検出する地図データ操作検出手段を有し、
前記映像データ提供手段は、前記映像データについての操作を検出する映像データ操作検出手段を有し、
前記連動手段は、前記地図データ操作検出手段にて検出された操作に従って前記映像データ提供手段に対して前記映像データの表示内容を指示し、前記映像データ操作検出手段にて検出された操作に従って前記地図データ提供手段に対して前記地図データの表示内容を指示する位置特定支援システム。
【請求項3】
請求項2に記載の位置特定支援システムにおいて、
前記映像データ提供手段は、前記映像データについての操作または前記連動手段による指示に従って、前記映像データを移動または回転表示する位置特定支援システム。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の位置特定支援システムにおいて、
前記地図データ提供手段は、前記映像データ提供手段にて表示されている映像データの視野方向及び範囲を示す情報を前記地図データ中に表示する位置特定支援システム。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の位置特定支援システムにおいて、
前記映像データ提供手段は、前記位置を含む映像データとして、リアルタイムで取得した映像データを表示する位置特定支援システム。
【請求項6】
指定された位置の特定を支援する位置特定支援方法であって、
前記指定された位置を示す位置情報に基づいて、当該位置を含む地図データを生成、表示するステップと、
前記指定された位置を示す位置情報に基づいて、当該位置を含む映像データを生成、表示するステップと、
前記地図データの表示と前記映像データの表示とを、前記位置情報に応じて連動させるステップとを有する位置特定支援方法。
【請求項7】
請求項6に記載の位置特定支援方法において、
前記地図データについての操作を検出するステップと、
前記映像データについての操作を検出するステップと、
前記地図データについての操作に従って前記映像データの表示内容を制御するステップと、
前記映像データについての操作に従って前記地図データの表示内容を制御するステップとを有する位置特定支援方法。
【請求項8】
請求項7に記載の位置特定支援方法において、
前記映像データについての操作または前記制御に従って、前記映像データを移動または回転表示する位置特定支援方法。
【請求項9】
請求項6乃至8のいずれか1項に記載の位置特定支援方法において、
前記表示されている映像データの視野方向及び範囲を示す情報を前記地図データ中に表示する位置特定支援方法。
【請求項10】
請求項6乃至9のいずれか1項に記載の位置特定支援方法において、
前記位置を含む映像データとしてリアルタイムで取得した映像データを表示する位置特定支援方法。
【請求項11】
コンピュータに、
指定された位置を示す位置情報に基づいて、当該位置を含む地図データを生成、表示する手順と、
前記指定された位置を示す位置情報に基づいて、当該位置を含む映像データを生成、表示する手順と
前記地図データの表示と前記映像データの表示とを、前記位置情報に応じて連動させる手順とを実行させるためのプログラム。
【請求項12】
請求項11に記載のプログラムにおいて、
コンピュータに、
前記地図データについての操作を検出する手順と、
前記映像データについての操作を検出する手順と、
前記地図データについての操作に従って前記映像データの表示内容を制御する手順と、
前記映像データについての操作に従って前記地図データの表示内容を制御する手順とを実行させるためのプログラム。
【請求項13】
請求項12に記載のプログラムにおいて、
コンピュータに、
前記映像データについての操作または前記制御に従って、前記映像データを移動または回転表示する手順を実行させるためのプログラム。
【請求項14】
請求項11乃至13のいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
コンピュータに、
前記表示されている映像データの視野方向及び範囲を示す情報を前記地図データ中に表示する手順を実行させるためのプログラム。
【請求項15】
請求項11乃至14のいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
コンピュータに、
前記位置を含む映像データとしてリアルタイムで取得した映像データを表示する手順を実行させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−258505(P2010−258505A)
【公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−102914(P2009−102914)
【出願日】平成21年4月21日(2009.4.21)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】