説明

信号灯および安全灯を有する広視野バックミラー

車両用広視野バックミラー組立体。該広視野バックミラー組立体はミラー(14)を有するカバー(11)と、ホルダー(12)と、そして車両へ結合するためのハンガー(13)と、を備える。ミラー(14)はその水平長さに関して、平らな部分と、カーブした部分と、を有する。該広視野バックミラー組立体は更に信号及び安全の灯火システムを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は動力車(motor vehicles)に革新的(innovative)広視野バックミラー(Wide Range Rearview Mirror)を提供することによる道路安全(road safety)の改善に関する。本発明は更に直接的には、動力車の両側に設置される考案された広視野バックミラーを提供することによりドライブ安全性(driving safety)を改善するための外部バックミラーに関する。本発明は更に直接的には、カーブミラー(curve mirror)によりエッジまで延び、死角(blind spots)をカバーする中央が平らなミラー(flat mirror at the center)を有する広視野バックミラーとして、ドライブ安全性を改善することに関する。最後に、本発明は又、考案された広視野バックミラーが車両(vehicles)に設置(installed)された時、乗用車(cars)、バン(Vans)、トラック、バスそしてトレーラー(trailers)のドライブ安全性を高めるために、該ミラーへの追加機能(added function)としての信号灯(signal light)及び安全灯(safety light)を提供する。
【背景技術】
【0002】
市場には、車両の平なバックミラーの死角の問題を解決するために試みられた多くの発明製品(inventive products)がある。現在、種々の寸法の多数の円い形状のカーブミラーが入手可能である。それらは該死角をカバーする目的に役立つ。現在の平らなバックミラーを改良し、アップグレード(upgrade)させる余地がある。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明には2つの側面がある。1つは該バックミラーに該死角をカバーする広視野視認(wide range view)を提供することであり、もう1つは道路上の安全の完結デバイス(completed device)として該バックミラーに信号灯と安全灯を提供することである。この革新的発明、広視野バックミラーは完結性と優秀性を達成することである。その革新的思想は該ミラー内で反射する対象が実在する様にリアルであらねばならず、同時にその死角がカバーされ得ることである。平らなミラーの延長(extension of a flat mirror)としての、1/4及び1/3の曲げ湾曲ミラー(bending curvature mirror)の発明は現在の問題を解決出来る。
【実施例1】
【0004】
ここで描かれた図面及び図解を参照すると、図1はカバー(11)と、ホルダー(12)と、そして車両との結合用のハンガー(13)と、を用いて固定された広視野バックミラー(Wide Range Rearview Mirror)の外観を描いている。該バックミラー(rearview mirror)は図2に描かれる考案された広視野バックミラー(14)と共に設置される。このミラーは車両の左側用である。そのレプリカが車両の右側用になる。
【0005】
図2は本発明の考案された広視野バックミラーを平面図で描いている。このバックミラーは、(10)で、1/4水平長さの湾曲ミラー(curvature mirror)を用いて延ばされた、(9)から(7)の3/4水平長さの平らなミラーであり、点(8)は該考案されたミラーの中点(mid point)を示す。(1)は上部の平らなコ
ーナーであり、(2)は下部の平らなコーナーである。主なゾーンは(5)であり、中央カーブ(6)へ徐々に延びる。(3)は該カーブミラーの上部エッジ(upper edge)であり、(4)は該カーブミラーの下部エッジ(lower edge)である。該上部カーブ(3)と下部カーブ(4)は該中央カーブ(6)と共に完結した湾曲を構成し、該湾曲は点(7)で該主なゾーンの平らなミラーと徐々にそしてスムーズに合体する。これは完結した広視野バックミラーを形成する。該主なゾーンから反射する対象は実在する様に真実である。側部カーブゾーンで反射される対象は距離により約0.30−0.61m(1−2フイート)変わる無視出来る歪みを引き起こし得る。真の利点はこのより広い視野にあり、現存する死角(blind spot)は除かれる。死角の問題はかくして解消されている。
【0006】
図3は曲げカーブミラー(bend curve mirror)用に湾曲(curvature)を得る過程を図解する。線XYが平らなミラーであると仮定すると、線XZは該ミラーの1/4部分である。湾曲を創るために、177.5°(176°と179°の中央)の角度が点Xに創られ、線Aの様に延ばされる。中央XAで90°垂直線BRを引き、Eまで延ばす。点Eの交点から線Cを作る。次いで該交点から、そして線Cに直角に線D1を作る。平らなミラーの3/4の終端点から線XYに直角に線D2を作る。線D1と線D2の交点は該ミラー水平長さの1/4の該ミラーの湾曲の中央(center of the mirror’s curvature)である。該湾曲の半径は1/4の曲げ湾曲を有する約165.1mm(6.5インチ)のミラー用として得られる。該湾曲半径は約0.473m(1.55フイート)である。線Rは該半径である。それは唯図解用に過ぎず、尺度合わせされていない。同じ方法論を用いて、約177.8mm(7インチミラー)用の1/3曲げ湾曲の湾曲半径は約0.677m(2.22フイート)であることが得られる。
【0007】
該湾曲半径が既知の時、広視野バックミラーの曲げカーブ線の湾曲が描かれ得る。該曲げカーブの程度は既知であり、該湾曲半径が既知であり、製造者は生産用にモールドを容易に作ることが出来る。
【0008】
図4はミラー水平長さの1/4の曲げ長さ(Bending Length)を示すが、そこでは(15)は該3/4の平らな部分に接する1/4のミラー曲げ湾曲を示す。(16)は反射ミラー、(17)は176°と179°の間のミラー曲げ角度であり、(18)は該1/4ミラー水平長さであり、そして(19)は該ミラー水平長さ{約165.1mm(6.5インチ)}である。該ミラー曲げ湾曲半径は約0.30と約0.61m(1と2フイート)の間にある。該考案された広視野バックミラーにより得られるより広い視野を示すために、図5の線図は比較で図解する。該線図で、(20)は平らなミラーを表し、(21)は終端部分での曲げ湾曲を有する反射ミラーである。(水平曲げのみ)。ここで(22)は目の視野の部分である。該平らなミラーの視野(23)の比較的小さい覆い方(cope)はより小さい反射角に依る。広視野バックミラーは該終端曲げ湾曲(End Bending Curvature)に依りより広い視認範囲(wider scope of view)(24)を得るが、得られる該範囲は線(25)と線(26)の間にある。この得られたより広い視野、約32%、のために、現在の死角はカバーされ、その場合、距離により変わる約0.30−0.61m(1−2フイート)の歪み比(distortion ratio)を伴うがそれは無視可能である。同様に、同じ方法論に基づき、約177.8mm(7インチ)又は約203.2mm(8インチ)のミラー水平長さ用の1/3曲げ湾曲が描かれ得て、より広い視野範囲が得られ得る。
【0009】
図6は考案されたバックミラーの斜視図の図2のレプリカであり、それは図7の相互参照として役立つが、該図7は広視野バックミラーの好ましい実施例の断面側面図である。図7で、(9)から(10)が該広視野バックミラーの水平長さであることが観察出来る
。(9)から(7)は該平らなミラー部分の水平長さである。(7)から(10)は該ミラーの湾曲部分である。(8)は平らなミラーの中央ゾーンである。普通、ドライバーは(7)と(8)の間の視認ゾーンを見る。(7)と(9)の間の視認ゾーン内では、反射される対象は実在する様に真である。(3)の湾曲付近の視認範囲が死角をカバーする。
【0010】
図8はトラック及びバン用に設計された広視野バックミラーである。該ミラーの提案長さは約177.8mm(7インチ)であり、幅約152.4mm(6インチ)を有するが、望むならそれはどんな寸法でも製造され得る。該ミラーはカバー(11)、ホルダー(12)そして車両と結合するためのハンガー(13)を有する。そこに設置される広視野バックミラーが図9に描かれている。この広視野バックミラーは約177.8mm(7インチ)又は約203.2mm(8インチ)の平らなミラーの水平長さ内で1/3の曲げカーブを有するよう設計される。この線図で、(9)から(10)は該ミラーの水平長さである。(7)から(10)は該ミラーの1/3の部分であり、該部分は曲げ湾曲である。(9)から(7)は平らなミラーである。この広視野バックミラーで、(1)は平らなミラーの上部部分であり、(2)は該平らなミラーの下部部分である。(3)は該曲げカーブ部分内の該カーブミラーの上部部分であり、(4)は該カーブミラーの下部部分である。中央線(5)は徐々に延び、該カーブミラーのカーブ線6とスムーズに合流する。延長点(extended point)(7)は、それがスムーズで、検出不可能であるので、気付かれないであろう。この形成は完全な広視野バックミラーをもたらす。図10は図2のレプリカであり、図10Aは該曲げカーブが該広視野バックミラーの右側にあり、かくして該ミラーが車両の右側用に設計されているのを描いている。図11は図9のレプリカであり、図11Aはトラック及びバン用に設計され、より大きい寸法の該広視野バックミラーを描いている。右に曲げ湾曲を有する該ミラーは車両の右側用に設計されている。図12での平らなミラーと、図13での円弧カーブミラーと、そして図14でのミラーの終端部分に於ける湾曲を有する広視野バックミラーと、の3種類のバックミラーの比較が示される。現在、該平らなバックミラーと該カーブしたバックミラーとは全てそれらの目的に役立っている。新発明の、広視野バックミラーは公共と産業とに選択を提供する。図6は比較目的用としての前の4/26ページの図6のレプリカである。この考案された広視野バックミラーの利点として、それが距離に依って変わる約0.30−0.61m(1−2フイート)の無視できる歪みのみを有するが、死角をカバーすることが出来ることは前に書かれている。
【0011】
該安全灯(33)は丸い形状である。このパターンの主な寄与は、反対方向から到来する車両(incoming vehicles from opposite direction)がこの安全灯システムを設置された車両の寸法を判断出来ることである。これは、車両が発展途上国で対面交通、2車線道路(two−way, two lane
roads)を走行中は、決定的に重要(critical important)である。夜間の多くの正面衝突(head−on collisions)は到来する車両のドライバーの誤った判断による。道路灯のない狭い対面交通の2車線道路では、大きな(huge)トラック又はトレーラーは乗用車(cars)と判断される。大抵の場合、これらの大きな車両は到来車線内に侵入(encroach)し、状況を悪化させる。このバックミラーの該安全灯は生命を救い、悲劇を避ける。図15Bは、2つの出口を有する信号灯と、安全灯用の1つの出口と、を備えたモジュールを設置されたトラック及びバン用の広視野バックミラーの正面図を描いている。図15Cの絵(depicts)は、両者共2つの出口を有する信号及び安全灯を設置した考案されたミラーの正面図である。これら2つのパターン15Bと15Cは丸い形状の矢印画像車幅灯(round shape arrow image side light)とマッチしている。図16はカバーを有するバス及びトレーラー用の考案された広視野バックミラーである。図16Aは該ミラーの平らな部分と湾曲部分とを描く。トラック用に考案されたミラーと同様に、(8)は該ミラーの中点であり、(7)は湾曲部分へ延びるための1/3点である。(1)
は該平らなミラーの上部部分であり、(2)下部部分である。なお(3)は該湾曲部分の上部部分であり、(4)はその下部部分である。(5)は該平らなミラーの主ゾーンであり、湾曲(6)を形成するために徐々にそしてスムーズに延びている。より広い視認範囲である考案された広視野バックミラーの該湾曲部分は距離によって約0.30−0.61m(1−2フイート)変わる無視できる歪みを有するが死角をカバー出来る。
【0012】
この広視野バックミラーを設置して、バス及びトレーラーは小綺麗で美学的な快適さを伴って完全に後方視認を行うことが出来る。該ミラーはバス、トレーラー及び他の重車両(heavy vehicles)の要求を充たすために種々の寸法で設計される。図17は約203.2mm(8インチ)幅で約406.4mm(16インチ)高さの寸法のトレーラー及び他の重車両用広視野バックミラーの外観を描いている。図17Aはバス及び他の車両用の約177.8mm(7インチ)幅と約304.8mm(12インチ)高さの減少した寸法の広視野バックミラーである。しかしながら、該ミラーメーカーは、もし要求されれば、どんな寸法で作ることも出来る。信号灯及び安全灯を有する該考案された広視野バックミラーは安全用に良好なデバイスである。バス及びトレーラー用の該広視野バックミラーへの信号灯及び安全灯の特徴の提供は、特に発展途上国で含まれる事故の数を見ると優先事項である様に見える。図18では、水平幅で約177.8mm(7インチ)又は約203.2mm(8インチ)であり、406.4mm(16インチ)の垂直長さを有する提案寸法での、バス及びトレーラー用の考案された広視野バックミラーの斜視図が示される。そこでは(35)はカバーであり、(40)は該カバー内にハウジングを有するよう設計された信号灯である。図18Aは該広視野バックミラーの該カバーの正面図を描き、その中では(35)はフレームであり、(39)は外カバーである。(39A)と示された部分は該信号灯及び安全灯の該設計されたハウジングである。該信号灯(41)は上部部分に置かれ、該安全灯は下部部分に置かれる。該信号灯はアンバーレッド(Amber red)であり、該安全灯はアンバーイエロー(Amber yellow)又は透明な白(Clear white)である。該複合体は安全効果に加えて快適な目の視認を与える。
【0013】
現在のバックミラーの欠陥である死角の図解が図19にある。そこでは(43)は考案された広視野バックミラーを設置してない車両である。ドライバーは彼の後の近づく乗用車(44)を見ることが出来ないが、それは彼の従来のバックミラーの後方視認範囲(45)が反射出来ないからである。もし該乗用車(43)が終端湾曲を有する考案された広視野バックミラーを設置しているなら、可視範囲は(46)まで拡大され、その死角はカバーされる。車線を変更時及びコーナーリング中の事故は避けられ、かくして路上の安全が高められる。
【0014】
本発明、該広視野バックミラーへの追加機能としての該信号灯及び安全灯は路上の安全を更に高める。図20は信号灯を有するこの考案された外部バックミラーを設置された車両(47)を示す。これは該信号灯フラッシングパターン(49)の正面図である。図21は側面図からの信号灯パターン(50)のフラッシングを描いている。図22は図20に示された該車両及び該フラッシング信号灯パターンの平面図である。同じ考案されたミラーは安全灯と共に組み込まれる。図23は光放射パターンと共に外部ミラーの考案されたパターンIIIを設置されたトレーラーを示す。光パターン及びカバーされたゾーン(52)及び(53)が示される。図24は、前から見た、該考案された外部バックミラーから該安全灯により発生される光パターン(53)である。図25は、トラックと、安全灯パターン(54)と、そしてカバーするゾーンと、の平面図である。図25Aはミラーパターンである。道路に沿い進行する車両移動状況では、該広視野バックミラーの信号灯は実際的に道路の安全を高める。図26で人は、トレーラー(56)の後の乗用車(55)が、それが該トレーラーの後部信号(rear signal)(57)を既に通り過ぎたので、該トレーラーが車線を左へ変えようとしていることを気付くことが出来ないこ
とを観察出来る。該乗用車は危険な移動状況にある。もしこのトレーラーが信号灯システムを組み入れた考案された広視野バックミラーを設置しているなら、該乗用車はそのターン信号(58)の予めの警報(prewarning)に気付くであろう。かくして道路の悲劇は避けられる。
【0015】
該広視野バックミラーに設置された信号灯システムの道路安全への寄与が図27で示される。乗用車(59)は東南アジアの国の1つで対面、2車線道路システムの外側を行く車線(outgoing lane)に沿って前へ進んでいる。該道路は砂の肩部(sand shoulder)(60)、草の範囲(grass area)(61)、そして道路ドライブ車線(road driving line)(62)を有する比較的良好な構造である。これらの種類の道路は都市から町へそして町から都市への輸送用である。それらは都市から都市への通行料無料道路を有する。通行料料金を節約したい人々は都市から都市へのこの種の道路を走る。この種の道路は中央分離線(central division line)を設置されているだけである。この種の道路を夜走行する人々には常に危険がある。図27で、対抗車線内へ少し侵入さえしながら、到来する車線を大きなトラックが真っ直ぐ来つつあることが示されている。それらの国では対向車線内への侵入は普通である。ヘッドライト(65)を有し暗闇の中で近づく大きなトレーラー(64)が来る。このトレーラーが該安全灯を組み込んだ広視野バックミラーを設置していることは幸運である。その時該乗用車(59)のドライバーは該安全灯(66)を観察し、やって来る車両が巨大なものであることを知る。彼は右側を守り、該巨大なものを避ける。人々は今や、何故それらの国で夜それ程多くの死亡事故(deadly accidents)が過去に起こり、今も起こるか、を想像出来る。警察報告(Police Report)に依れば、9日間の調査期間中、4車線高速道路及び2車線道路の両道路上の道路事故はそれぞれ18件と477件であり、129人の死亡を含むと言う統計が1999年1月22日にマレーシアの地方新聞に公開された。これらの死亡事故の多くは夜のドライブ中に起こった。絶対的に、該バックミラーに設置された該安全灯は道路安全に向かって1部として貢献出来る。
【0016】
図28は該広視野バックミラーの追加的機能として、該バックミラーのエッジカバーへ該信号灯及び安全灯モジュールを設置するための、追加的空間の創生を示す。図28Aと28Bは現在のバックミラーのエッジカバーがそれぞれ90°曲げカーブと約70°曲げカーブであることを示す。図28の該創生される空間は128°の革新した曲げカーブに依っている。図28Cは該ミラーの現在の空間と該考案されたミラー用に創生された空間を示し、両者は信号灯及び安全灯システムモジュールの設置用に充分な空間を提供する。図29は信号灯と安全灯とその光源(light sources)の設置を描いている。該番号(30)はアンバーレッド又はアンバーオレンジカラーの信号灯カバーを示し、(31)は透明白又は黄色のカラーの安全灯カバーである。信号灯の電球は(73)である。それはビーピー3457エヌエイエルエル長寿命型又は他の種類(BP 3457 Nall Long life type or other type)とすることが出来る。高輝度の輝く照明(intense and brilliiant illumiantion)用に該灯反射器(light reflectors)は(75)と(76)である。安全灯用電球は(74)である。それはビーエフ2040又は何らかの適当な種類(BF 2040 or any appropriate type)とすることが出来る。同様な目的で光反射要素は(75)と(76)である。(77)は該広視野バックミラーのエッジコーナーに設置されるべく設計されたパッケージモジュールを有する点灯システム(lighting system)を示す。(86)は車両のスイッチ回路に接続されるべき電源である。この設計はパターンIである。図30は該信号灯(32)と安全灯(33)が該カバーエッジと、ホルダー(12)に隣接するフロントカバーと、に別々に設置されることを描いている。このモジュールでは、(78)はアンバーレッド又はオレンジカラーを有する光カバーである。信号灯(79)用電球は好ましく
は長寿命型がよい。(81)は高輝度と輝く照明用の反射器要素であり、そこでは(82)もその様に作動する。そのモジュールは該ミラーのカバーエッジに設置されるべく設計された別ユニット(80)である。だがモジュール(83)内の安全灯(33)は前に抜け出して立っている。(84)は電球で、(85)は高輝度照明用の平板状の反射器である。電力線(86)は車両の灯スイッチ回路に接続される。この設計は該灯システムのパターンIIである。パターンII用のもう1つの代替えはパターンIIaであり、それは図31で描かれる。1つの長い楕円形状の信号灯放射出口を提供する代わりに、美学的理由で円い形状の2つの放射出口が提供される。エッジカバーの円い形状の矢印画像は(32)であり、そして(32a)は、同じ光源(79a)を有する(32)に隣接する前部にある円い形状の出口である。これら2つの信号灯用のカラーは、1つの(32)はアンバーレッド(Amber Red)であり、もう1つ(32a)はアンバーオレンジ(Amber orange)とすることが出来る。両出口用の反射器要素は(87)と(87a)として示される。信号出口(32)と(32a)用の電球は好ましくは長寿命型がよい。該ハウジングモジュールは(80a)である。安全灯出口(33)用には、透明な白であるのが好ましい。安全灯用電球は(84a)であり、反射平面は(88)である。該モジュールユニットは(83)であり、(86)は車両のそれぞれの灯スイッチ回路に接続するための電力線である。図32は、パターンIIbの様なもう1つの代換えとして、追加の灯出口(89)を信号灯(32a)と安全灯(33)の間に提供する。アンバーイエローのこの灯(89)用の光源は、長い箱形光パイプ(long box shape light pipe)(90)を通した該安全灯の電球からである。示される様に、該光パイプ(90)に沿って、透明な反射器要素(92)を有する反対側へ反射するために、複数のファセットされた面(91)を有する平面状の1つの側が提供される。この箱形光パイプ(90)は該出口(89)へ光を伝送するための良好なチャンネルである。高輝度の光が、フアセットされた面でもある反射器(93)上で輝いた時、該反射器は該反射器要素(94)の方へ反射させ、かくして該光は出口(89)から放射される。この設計を用いて、追加の光(89)が輝く(illuminated)。このパターンIIb用のパッケージモジュールはそこでは(95)と示される。バン及びトラック用の広視野バックミラー用として設計された該パターンII、IIaそしてIIbは又乗用車用広視野バックミラーにも適用可能である。バス及びトレーラー用の信号及び安全灯のモジュールが図33で描かれている。アンバーレッドの信号灯(40)のハウジングモジュールはバス及びトレーラー用の広視野バックミラーの側部に設置されることが示されている。信号灯(97)及び安全灯(98)を含むもう1つの分離されたモジュールユニット(96)は該ミラーの中央前部への設置用である。該後部信号の信号電球は(99)であり、その反射要素は(100)である。該中央前部用信号灯の電球は(101)であり、該安全灯用電球は(102)である。高輝度照明用の光反射要素は信号及び安全灯用にそれぞれ(103)及び(104)である。信号灯用ガラスカバー(105)はアンバーレッドに、安全灯用(106)は透明白色とすることが出来る。再び(86)は車両のそれぞれの灯スイッチ回路への接続用に提供された電力コネクターである。この設計は該広視野バックミラー用の考案された点灯システムのパターンIIIである。図34の線図は各々が1システムとして1つの電球を有する該信号灯及び安全灯用の電気制御システムのブロック線図を示す。ここで(30)は信号灯、(31)は安全灯である。又そこではトラック及びバン用点灯システム用として、(32)は信号灯、(33)は安全灯であることが示されている。従って、この線図はパターンI、Ia、II、IIaそしてIIbに適用可能である。この線図は乗用車、バン及びトラック用の広視野バックミラーの左及び右の両側用である。電源の該並列接続は簡単である。職務に関わる自動車会社の電気技術者又は技術員は必要なことを行う方法を知っている。図35は2つのモジュール、信号灯用の1つと、信号灯及び安全灯を有するもう1つと、のための電気制御システムを描いている。この線図は、バス及びトレーラー用の好ましい広視野バックミラーのパターンIIIである2つの電球の信号灯と1つの電球の安全灯の点灯システムに適用可能である。図34と図35の両図では、夜間灯火スイッチ回路への並列接続は(107)であり、該信号灯ス
イッチ回路への並列接続は(108)である。そのレプリカは該ミラーの右側用である。
【産業上の利用可能性】
【0017】
この考案された広視野バックミラーは、商業化された時、識別用に“ジェーシー広視野バックミラー(JC Wide Range Rearview mirror)”と呼ばれた。種々の寸法を有する該ジェーシー広視野バックミラーの複数の設計が、乗用車、トラック、バスそしてトレーラー他の様な種々の種類の車両用に適合するよう作られた。該ミラーのカバーに提供された信号灯及び安全灯の追加された機能を用いて該車両及び他の道路ユーザーの道路安全への寄与がもたらされた。
【0018】
該ジェーシー広視野バックミラーは妥当なコストで世界の乗用車製造者により新車両用に設置された。該広視野バックミラーの真のコストは現在の平らなバックミラーと同じに出来る。追加コストは該ミラーへの設計された信号及び安全灯システムの供給に相当する。
【0019】
該新特徴が付加された後この新しいミラーの販売価格は10%−20%だけ僅かに高くなる。本発明で与えられる湾曲の必要程度及び曲げ湾曲の半径に依ればモールドは容易に作り得るので、そのカーブミラーを製造するためには新しい技術を必要としない。
【0020】
この考案された広視野バックミラーを製造するための追加コスト、10%−20%は販売価格に反映されるだろう。しかしながら、この広視野バックミラーを設置することにより、該車両ドライバーは改良された安全及び便益の追加利益を受けることが出来る。該ジェーシー広視野バックミラーを設置する利益は、製造コストの増加との簡単な1対1の対応よりも大きい(greater than the simple one to one correspondence to the increase of manufacturing cost)。かくして、該広視野バックミラーの製造コストの10%−20%の増加は、事故により失われる安全、生命そして財産の意味で、10%−20%より大きい利益を生み出す。道路上の安全は今や公共的な関心となっている。大抵の国で、特に発展途上国で、混雑、排気、マナーの欠如、交通管理の欠如(lack of
traffic control)があり、路上の車両は常に前の車両を追い越そう(overpass)としており、急いでいるそのドライバーは追い越し時、死角内に隠れた脇の車両により当てられる。保険請求(insurance claims)に帰着する損失の生命と財産は巨額である。裁判過程(Court proceedings)及び警察取り調べ(Police investigations)に関わる損失時間とコストも巨額である。本発明の適用でドライブの安全はかくして高められる。ミラーの付加機能として提供される信号灯及び安全灯のシステムは該車両及び他の道路ユーザーの安全を高めるのみならず、該車両オーナー及び公共に美学的快適さ(aesthetical
pleasant)をも与える。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】カバーと、ホルダーとそして車両へ結合するハンガーと、を有する考案された広視野バックミラーの斜視図を描いている。
【図2】考案された広視野バックミラーの好ましい実施例の斜視図を描いている。
【図3】該広視野バックミラーの曲げカーブ部分用の曲率半径を得る発明過程を図解する。
【図4】ミラー水平長さでの曲げ長さを描く。
【図5】平らなミラーと、考案された終端曲げ湾曲を有する平らなミラーと、の視野比較である。
【図6】考案された広視野バックミラーの斜視図である。
【図7】広視野バックミラーの好ましい実施例の断面側面図である。
【図8】折りたたみ閉じデバイス付きで、カバー、ホルダー、ハンガーを有する、トラック及びバン用広視野バックミラーの斜視図を描く。
【図9】トラック及びバン用の、より大きな寸法の、考案された広視野バックミラーの好ましい実施例の斜視図を描く。
【図10】動力車−乗用車の左側用の考案された広視野バックミラーである。
【図10A】動力車−乗用車の右側用の考案された広視野バックミラーである。
【図11】トラック及びバンの左側用のより大きな寸法の考案された広視野バックミラーである。
【図11A】トラック及びバンの右側用のより大きな寸法の考案された広視野バックミラーである。
【図12】現在の平らなミラーである。
【図13】新しい車両の右側に設置された最近考案された弧状のカーブしたバックミラーである。
【図14】側部カバーに信号灯及び安全灯の設置を有する該広視野バックミラーの好ましい実施例の立面図を描いている。
【図14A】設置された信号灯及び安全灯の図を示すミラーカバーの正面図である。
【図14B】設置された灯を示すミラーカバーの平面図である。
【図14X】エッジカバーへの楕円の形状の信号灯の設置を有する広視野バックミラーの好ましい実施例の立面図を描いている。
【図14Y】灯が楕円の形状の信号及び安全灯システムのもう1つのパターンを設置され考案されたバックミラーの正面図である。
【図14Z】設置された信号灯及び安全灯システムを示す考案されたバックミラーの平面図である。
【図15】設置された信号灯パターンを有しトラック及びバン用に考案された広視野バックミラーの側面図を描いている。
【図15A】パターンIIとして該信号灯及び安全灯を設置されたトラック及びバン用の広視野バックミラーの正面図を描いている。
【図15B】パターンIIaとして該信号灯及び安全灯を設置された広視野バックミラーの正面図を描いている。
【図15C】パターンIIbとして共に2つの出口を有する該信号灯及び安全灯を設置された広視野バックミラーの正面図を描いている。
【図16】バス及びトレーラー用のカバーを有し考案された広視野バックミラーを描いている。
【図16A】バス及びトレーラー用に垂直及び水平両方向に寸法を拡大され考案された広視野バックミラーを描いている。
【図17】トレーラー及び重車両用のより大きい寸法の広視野バックミラーの設計を示す。
【図17A】バス及び他の車両用の減少した寸法の広視野バックミラーの設計を示す。
【図18】信号灯を設置された側部カバーを有しバス及びトレーラー用に考案された広視野バックミラーの斜視図を描いている。
【図18A】信号灯及び安全灯の設置を有する広視野バックミラーのカバーの正面図を示す。
【図19】死角をカバーする考案された広視野バックミラーの全体図の図解を与える。
【図20】作られた信号灯を図解する車両の正面図である。
【図21】信号灯パターンを図解する車両の側面図である。
【図22】該信号灯がカバーするゾーンの略図である。
【図23】トレーラーから照明している安全灯の正面図を示す。
【図24】正面図から見た該広視野バックミラーのカバーに設置された安全灯を示す。
【図25−25A】図25はトラックから照明している安全灯の平面図を図解しており、図25Aはその安全灯照明パターンの正面図である。
【図26】トラック及びトレーラー用の考案された広視野バックミラーに設置された信号灯が如何に生命を救い得るかを図解する。
【図27】トラック及びトレーラー用の考案された広視野バックミラーに設置された安全灯が如何に道路事故を避け得るかを図解する。
【図28】車両ミラーの新パターンとして該信号灯及び安全灯を収容する空間用に該ミラーカバーの追加部分が如何に創られるかを示す。
【図28A】約90°曲げカーブでの現在のバックミラーのエッジカバーを示す。
【図28B】約70°曲げカーブでの現在の後写鏡のエッジカバーを示す。
【図28C】該ミラーの現在の空間と、信号灯及び安全灯モジュールの設置のために該ミラー用に創られる空間と、を示す。
【図29】パターンIとして安全灯を組み入れる信号灯モジュールの斜視図と断面図である。
【図30】パターンIIとしてより大きい寸法のミラーカバー用に安全灯を組み入れる信号灯モジュールの斜視図と断面図である。
【図31】パターンIIaとして2つの信号灯出口と1つの安全灯を組み入れる信号灯モジュールの斜視図と断面図である。
【図32】パターンIIbとして2つの放射出口を提供する信号灯モジュールと、そしてその様に提供する安全灯の正面図と断面図を示す。
【図33】パターンIIIとしてバス及びトレーラー用の広視野バックミラー用の安全灯を組み入れる信号灯モジュールの斜視図である。
【図34】パターンI、Ia,II、IIa、IIb、IIcの信号灯及び安全灯用の電気制御システムのブロック線図を示す。
【図35】バス及びトレーラー用のパターンIIIの2つの信号灯及び1つの安全灯のシステム用の電気制御システムのブロック線図を図解する。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両用で、平らなミラー水平長さの1/4の終端曲げ湾曲部分を有することを特徴とする外部湾曲広視野バックミラー。
【請求項2】
大型車両用で、平らなミラー水平長さの1/3の終端曲げ湾曲部分を有することを特徴とする外部広視野バックミラー。
【請求項3】
この曲げ角度(エッジから曲げ線までの)が176°と179°の間にあることを特徴とする外部広視野バックミラー。
【請求項4】
ミラーの該湾曲部分用に約0.30−0.61m(1−2フイート)の曲げ湾曲半径を有することを特徴とする外部広視野バックミラー。
【請求項5】
信号及び安全の灯火システムを組み入れられ、平らなミラー水平長さの1/3の終端曲げ湾曲部分を有することを特徴とする外部広視野バックミラー。
【請求項6】
信号及び安全の灯火システムを組み入れられ、平らなミラー水平長さの1/4の終端曲げ湾曲部分を有することを特徴とする外部広視野バックミラー。
【請求項7】
湾曲部分の長さ及び寸法に関わらず、本管轄権下にある本考案された方法論で製造されたことを特徴とする請求項1の外部広視野バックミラー。
【請求項8】
パターンIとして、ミラーカバーのエッジに設置され、楕円の形状の信号及び安全の灯火システムを組み入れられることを特徴とする外部広視野バックミラー。
【請求項9】
各々が、パターンIaとして、ミラーカバーに設置され、楕円の形状で、2つの出口を有する信号灯及び安全灯のシステムを組み入れられることを特徴とする外部広視野バックミラー。
【請求項10】
パターンIIとして、エッジカバーに設置された楕円の形状の1つの信号灯と、ミラーの前部に設置された円い形状の1つの安全灯と、を組み入れられることを特徴とする外部広視野バックミラー。
【請求項11】
パターンIIaとして、それぞれがミラーカバーのエッジとミラーカバーの前部とに設置される、矢印画像の1つを有する円い形状の2つの信号灯出口と、円い形状の1つの安全灯と、を組み入れられることを特徴とする外部広視野バックミラー。
【請求項12】
パターンIIbとして、矢印画像の1つを有する円い形状の2つの信号灯出口と、円い形状でミラーの前部の2つの安全灯出口と、を組み入れられることを特徴とする外部広視野バックミラー。
【請求項13】
バス、トレーラー、及び重車両用に設計され、平らなミラー水平長さの1/3又は1/4の湾曲部分を有することを特徴とする外部広視野バックミラー。
【請求項14】
本発明のパターンIIIとして、信号灯及び安全灯のシステムを組み入れられ、バス、トレーラー、及び重車両用に設計され、平らなミラー水平長さの1/3又は1/4の湾曲部分を有することを特徴とする外部広視野バックミラー。
【請求項15】
考案された灯火の設置用の方法論により創られた、90°−160°の間の、又は何ら
かの角度の、ミラーカバーエッジを有することを特徴とする請求項1又は請求項2の外部広視野バックミラー。
【請求項16】
モーターサイクル用バックミラーに適用されることを特徴とする請求項1及び請求項2のこの考案された広視野バックミラー。

【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図10】
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【図11】
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【図6】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図14】
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【図29】
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【図15】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図18】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【公表番号】特表2007−529016(P2007−529016A)
【公表日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−507800(P2005−507800)
【出願日】平成15年8月5日(2003.8.5)
【国際出願番号】PCT/US2003/021411
【国際公開番号】WO2005/017577
【国際公開日】平成17年2月24日(2005.2.24)
【出願人】(506037951)
【Fターム(参考)】