説明

光検出装置

【課題】、簡単な構成で光学的クロストークの低減が可能な光検出装置を提供すること。
【解決手段】面M1においてy軸に沿って順に配置された光検出領域15及び17を有する光検出素子3と、互いに隣り合う光検出領域15及び17の各々が有する互いに向き合う端辺L1及びL2の間を端辺L1に沿って通る下地部11と、面M2が面M1に向き合うように光検出素子3から離隔して配置された配線基板5と、面M2のうち下地部11と向き合う領域上に設けられた下地部22と、互いに向き合う下地部11から下地部22に連続して延びると共に端辺L1に沿って連続して延びる遮光性の壁部31とを備え、壁部31は、下地部11及び下地部22の各々と密着しており、光検出領域15及び光検出領域17と面M2上に設けられた配線部23とは導電性バンプ29を介して電気的に接続されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光検出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、光を検出する光検出素子が2次元的に配置された光検出装置の開発が進められている。特許文献1には、複数のシンチレータと、各シンチレータにおいて放射線から変換された光を電気信号に更に変換する複数の光電変換素子とを備えた放射線撮像装置が開示されている。この放射線撮像装置は、各シンチレータを囲む遮光性の高い壁を有している。この壁によって、互いに隣接するシンチレータ間で生じ得る光学的クロストークが低減される。
【特許文献1】特開2002−55169号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、上述の放射線撮像装置は、シンチレータを囲む壁を各シンチレータ毎に設けるため、構成が複雑となる。また、このような構成では、シンチレータを用いずに光検出を行うような光検出装置に対しては適用が困難である。そこで、本発明は、簡単な構成で光学的クロストークの低減が可能な光検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、第1の面を有しており、第1の面において所定の軸に沿って順に配置された複数の光検出領域を有する光検出素子と、第1の面上に設けられており、互いに隣り合う二つの光検出領域間を通る第1の下地部と、第2の面を有しており、第2の面が第1の面に向き合うように光検出素子から離隔して配置された透光性基板と、第2の面のうち第1の下地部と向き合う領域上に設けられた第2の下地部と、互いに向き合う第1の下地部から第2の下地部に連続して設けられていると共に、二つの光検出領域間を連続して延びる遮光性の壁部とを備え、壁部は、第1の下地部及び第2の下地部の各々と密着しており、光検出領域と第2の面上に設けられた配線部とは第1の導電性バンプを介して電気的に接続されている、ことを特徴とする。
【0005】
本発明の光検出装置によれば、第1の下地部から第2の下地部に連続して延びると共に互いに隣合う二つの光検出領域間に沿って連続して延びる遮光性の壁部が、第1の下地部及び第2の下地部の各々と密着している。このように、壁部は、透光性基板と光検出素子との間の空間領域を、互いに隣り合う二つの光検出領域上の各空間領域に区分けする。このため、壁部により区分けされた各空間領域間を光が行き来することがないので、光検出装置に入射する光信号が、各空間領域に入射した後に、入射した空間領域とは別の空間領域に反射等により進行する、ということが生じなくなる。よって、各光検出領域の上の空間領域に入射した光信号は、入射した空間領域とは別の光検出領域の上の空間領域には進行しないので、光学的クロストークが低減される。また、このような壁部は、互いに向き合う光検出素子と透光性基板とに接合されて光検出装置に設けられているので、壁部の構成は比較的簡単となる。
【0006】
更に、本発明では、壁部は二つの光検出領域間に沿って連なる圧潰された複数の第2の導電性バンプが結合して成るのが好ましい。このため、第1の導電性バンプを設ける際に、第1の導電性バンプと併せて第2の導電性バンプを設けることが可能となる。
【0007】
更に、本発明では、壁部は二つの光検出領域間に沿って延びる金属ワイヤ又は金属テープによって成るものであってもよい。このため、光検出装置の作製に必要な金属ワイヤや金属テープ等の部材が利用できる。
【0008】
更に、本発明では、壁部の材料は第1の導電性バンプの材料と同じであるのが好ましい。このため、第1の導電性バンプを設ける際に壁部を設けることが可能となる。特に、壁部が第2の導電性バンプから成る場合には、第2の導電性バンプを設けることと、第1の導電性バンプを設けることとは実質的に同じであるため、壁部を設けるのは容易となる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、簡単な構成で光学的クロストークの低減が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明に係る好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において、可能な場合には、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する場合がある。図1は、実施形態に係る光検出装置1の構成を示す図である。図1(a)は、図1(b)に示すI−I線(y軸方向)に沿ってとられた光検出装置1の断面を矢示方向(z軸方向とは逆向き)に見た図である。図1(b)は、x軸方向に見た光検出装置1の平面図である。なお、図1(b)に示す光検出装置1の平面図は、光検出装置1の構成を明確に表すため、図1(a)に示す配線基板5及び酸化シリコン膜9が省略されている。
【0011】
光検出装置1は、半導体光検出素子3(光検出素子)と配線基板5(透光性基板)とを備える。まず半導体光検出素子3について説明する。半導体光検出素子3は、半導体基板7、酸化シリコン膜9、下地部11(第1の下地部)及び電極13を有する。半導体光検出素子3の半導体基板7は、面M1(第1の面)を有しており、面M1においてy軸に沿って順に配置された光検出領域15及び光検出領域17を有する。なお、半導体光検出素子3は、三つ以上の光検出領域を有していてもよい。
【0012】
光検出領域15及び光検出領域17は、面M1から半導体基板7の内側に厚みを有する。光検出領域15と光検出領域17との間隔は500μm以下である。酸化シリコン膜9は、面M1上に設けられている。酸化シリコン膜9には、コンタクトホールH1が光検出領域15上及び光検出領域17上に設けられている。コンタクトホールH1は、光検出領域15及び光検出領域17を露出する。下地部11は、酸化シリコン膜9を介して面M1上に設けられている。下地部11は、光検出領域15及び光検出領域17を囲むように酸化シリコン膜9上に設けられている。下地部11は、例えば金属等によって成る。下地部11のうち、光検出領域15と光検出領域17との間の領域を特に下地領域19ということにする。下地領域19は、互いに隣り合う光検出領域15及び光検出領域17の各々が有しており互いに向き合う端辺L1及び端辺L2の間を、端辺L1(又は端辺L2)に沿って(z軸に沿って)通る領域(光検出領域15と光検出領域17との間の領域)である。電極13は、コンタクトホールH1を介して光検出領域15及び光検出領域17と電気的に接続されている。電極13は、導電性を有する材料によって構成されている。
【0013】
次に配線基板5について説明する。配線基板5は、基板21、下地部22(第2の下地部)及び配線部23を有する。配線基板5は、面M2(第2の面)を有しており、面M1と面M2とが互いに向き合うように半導体光検出素子3から離隔して配置されている。基板21は、例えば石英ガラス等の透光性を有する材料によって構成されている。下地部22は、面M2のうち下地部11と対向する領域上に設けられている。下地部22は、例えば金属等によって成る。以下、下地部22のうち、下地部11の下地領域19と対向する領域を特に下地領域25ということにする。配線部23は、面M2上に設けられており、導電性を有する材料(例えば、AlやAu等)によって構成されている。
【0014】
上述の半導体光検出素子3は、導電性バンプ27、導電性バンプ29及び壁部31を介して、上述の配線基板5に接合されている。導電性バンプ27は、半導体光検出素子3の下地部11と、配線基板5の下地部22との間に設けられている。導電性バンプ29は、半導体光検出素子3の電極13と、配線基板5の配線部23との間に設けられている。導電性バンプ27及び導電性バンプ29は、金属等の導電性の材料によって成る。電極13と配線部23とは、導電性バンプ29を介して電気的に接続されている。壁部31は、遮光性を有しており、互いに対向する下地領域19と下地領域25との間に設けられている。壁部31は、下地領域19から下地領域25に連続して延びていると共に、端辺L1(又は端辺L2)に沿って(光検出領域15と光検出領域17との間に沿って)連続して延びる。そして、壁部31は、下地部11及び下地部22の各々と密着している。具体的には、壁部31は、端辺L1(又は端辺L2)に沿って(光検出領域15と光検出領域17との間に沿って)連なる圧潰された複数の導電性バンプ30が結合して成る。壁部31を構成する導電性バンプ30の材料は、導電性バンプ27及び導電性バンプ29を構成する各材料(例えば、Au等)と同じであり、圧潰前の導電性バンプ27、導電性バンプ29及び導電性バンプ30の径は何れも50〜90μm程度である。このように、壁部31は、半導体光検出素子3と配線基板5との間に形成される空間領域を、光検出領域15上の空間領域と光検出領域17上の空間領域とに光学的に分ける。この壁部31によって、光検出領域15上の空間領域と、光検出領域17上の空間領域とを光が行き来することがなくなるため、光検出装置1に入射する光信号が、互いに隣合う光検出領域15及び光検出領域17の上の各空間領域に入射した後に、入射した空間領域とは別の光検出領域の上の空間領域に反射等により進行する、ということが生じなくなる。例えば、光検出領域15に入射した光信号が、光検出領域15とは別の空間領域(例えば、光検出領域17上の空間領域)に反射等により進行する、ということが生じなくなる。従って、各光検出領域の上の空間領域に入射した光信号は、入射した空間領域とは別の光検出領域の上の空間領域には進行しないので、光学的クロストークが低減される。
【0015】
次に、光検出装置1の製造工程の概略について説明する。まず、半導体光検出素子3と配線基板5とが作製された後、導電性バンプ27が下地部11(又は下地部22)上に設けられ、そして、導電性バンプ29が電極13(又は配線部23)上に設けられる。そして、複数の導電性バンプ30が、半導体光検出素子3の下地領域19(又は配線基板5の下地領域25)上に、等間隔に(又は密着させて)一列に連なって配置される。
【0016】
次に、下地領域25と下地領域19とが互いに対向するように(重なるように)半導体光検出素子3と配線基板5との位置合わせが行われる。この位置合わせの後、半導体光検出素子3と配線基板5とを互いに押し合わせ、熱圧着や超音波等によってバンプ結合する。これにより、配線基板5が、壁部31、導電性バンプ27及び導電性バンプ29を介して半導体光検出素子3に接合される。このようにして光検出装置1が作製される。
【0017】
半導体光検出素子3と配線基板5とが押し合わされ、バンプ結合される際には、複数の導電性バンプ30は何れも圧潰される。圧潰前には存在した隣接する二つの導電性バンプ30の間の隙間や、導電性バンプ30と、下地部11や下地部22との間の隙間が、圧潰後の導電性バンプ30により埋められる。このようにして、下地部11から下地部22に連続すると共に端辺L1に沿って(光検出領域15と光検出領域17との間に沿って)連続しており、下地部11(下地領域19)及び下地部22(下地領域25)に密着した壁部31が形成される。
【0018】
上述したように、壁部31を構成する導電性バンプ30の材料は、導電性バンプ29及び導電性バンプ27の各材料と同じである。このため、導電性バンプ30を設ける、ということは、導電性バンプ27の数を増加させることと実質的に同等である。従って、製造工程を新たに追加することなく、壁部31を光検出装置1に形成できる。すなわち、配線基板5を半導体光検出素子3に接合するために必要な導電性バンプ27を半導体光検出素子3(又は配線基板5)に設ける工程において、壁部31を構成する複数の導電性バンプ30も半導体光検出素子3(又は配線基板5)に設けることが可能となる。
【0019】
なお、本発明は、上述の実施形態に限らない。例えば、本発明は、図2に示す光検出装置1a又は光検出装置1bであってもよい。光検出装置1aは、壁部31に換えて壁部33を有する。光検出装置1bは、壁部31に換えて壁部35を有する。壁部33は、端辺L1(又は端辺L2)に沿って(光検出領域15と光検出領域17との間に沿って)延びる圧潰された金属ワイヤ37と、金属ワイヤ37の両端を下地部11及び下地部22に固定するための導電性バンプ39及び導電性バンプ41とによって成る。金属ワイヤ37の径は20〜30μm程度であり、例えば、Au等の材料によって成る。そして、導電性バンプ39及び導電性バンプ41の径は50〜90μm程度である。導電性バンプ39及び導電性バンプ41は、導電性バンプ27及び導電性バンプ29と同じ材料によって成るのが好ましい。この金属ワイヤ37は、下地領域19及び下地領域25に密着している。また、壁部35は、端辺L1(又は端辺L2)に沿って(光検出領域15と光検出領域17との間に沿って)延びる圧潰された金属テープ43と、金属テープ43の両端を下地部11及び下地部22に固定するための導電性バンプ39及び導電性バンプ41とによって成る。金属テープ43の厚さは20〜30μm程度であり、例えば、Au等の材料によって成る。この金属テープ43は、下地領域19及び下地領域25に密着している。
【0020】
壁部33又は壁部35を光検出装置1に設けるには、導電性バンプ39及び導電性バンプ41を半導体光検出素子3(又は配線基板5)に設けた後に、金属ワイヤ37又は金属テープ43を半導体光検出素子3(又は配線基板5)に設ける工程が加えられるだけである。また、金属ワイヤ37や金属テープ43は、光検出装置1a及び光検出装置1bの作製の際(ワイヤボンディングの際)に用いる金属ワイヤや金属テープ等の部材が利用できる。このため、壁部33又は壁部35は、光検出装置1に容易に設けられる。また、光検出素子3が大面積になる程、壁部31を構成する際に必要な導電性バンプ30の数は多くなる。このため、多数の導電性バンプ30を圧潰するには大きな力が必要となり、困難が増す。これに対し、金属ワイヤ37又は金属テープ43は、20μm〜30μmの径や厚みを有するので、50μm〜90μm径の導電性バンプ30に比べて圧潰に必要な力が小さくてすむ。従って、光検出素子3が大面積になる程、圧潰のし易さという点においては、金属ワイヤ37又は金属テープ43は導電性バンプ30に比べて好適である。
【0021】
次に、金属ワイヤ37又は金属テープ43を半導体光検出素子3(又は配線基板5)に設ける工程について詳細に説明する。まず、冶具上に半導体光検出素子3を載置し、この冶具に対し第1ボンディングを施す。この第1ボンディングの後、金属ワイヤ37又は金属テープ43を光検出領域15と光検出領域17との間に沿って延びるように配置する。この金属ワイヤ37又は金属テープ43の配置後に、上記冶具に対し半導体光検出素子3を挟んで第1ボンディングを行った箇所とは反対側に第2ボンディングを施す。そして、この第2ボンディングの後、配線基板5と半導体光検出素子3とを位置合わせした後に互いを押し合わせ導電性バンプ27と金属ワイヤ37又は金属テープ43とを圧潰する。これにより配線基板5が半導体光検出素子3に固定される。この場合、導電性バンプ39及び導電性バンプ41は、配線基板5に予め設けられているので、金属ワイヤ37又は金属テープ43は導電性バンプ39及び導電性バンプ41を介して半導体光検出素子3及び配線基板5に固定される。
【0022】
なお、金属ワイヤ37又は金属テープ43を、上述した方法で光検出装置1aや光検出装置1bに設けてもよいが、この方法に限らず、以下の方法で光検出装置1aや光検出装置1bに設けてもよい。まず、配線基板5の面M2上にパットを設けておき、このパットに対し金属ワイヤ37又は金属テープ43を予めボンディングしておく。この場合、金属ワイヤ37又は金属テープ43は、半導体光検出素子3と配線基板5との位置合わせ後に光検出領域15と光検出領域17との間に沿って延びるように配線基板5のパッドにボンディングされる。そして、配線基板5と半導体光検出素子3とを位置合わせした後に互いを押し合わせ導電性バンプ27と金属ワイヤ37又は金属テープ43とを圧潰する。これにより配線基板5が半導体光検出素子3に固定される。この場合、導電性バンプ39及び導電性バンプ41は、半導体光検出素子3に予め設けられているので、金属ワイヤ37又は金属テープ43は、導電性バンプ39及び導電性バンプ41を介して半導体光検出素子3及び配線基板5に固定される。
【0023】
以上のように導電性バンプ30に替えて金属ワイヤ37又は金属テープ43を用いても、導電性バンプ30を用いた場合と同様の効果を奏する。すなわち、金属ワイヤ37又は金属テープ43が圧潰されることにより形成される壁部33又は壁部35によって、光検出領域15上の空間領域と、光検出領域17上の空間領域とを光が行き来することがなくなるので、光検出装置1に入射する光信号が、互いに隣合う光検出領域15及び光検出領域17の上の各空間領域に入射した後に、入射した空間領域とは別の光検出領域の上の空間領域に反射等により進行する、ということが生じなくなり、光学的クロストークが低減される。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】実施形態に係る光検出装置の構成を示す図である。
【図2】実施形態に係る光検出装置の変形例を示す図である。
【符号の説明】
【0025】
1,1a,1b…光検出装置、3…半導体光検出素子、5…配線基板、7…半導体基板、9…酸化シリコン膜、11,22…下地部、13…電極、15,17…光検出領域、19,25…下地領域、21…基板、23…配線部、27,29,30,39,41…導電性バンプ、31,33,35…壁部、37,…金属ワイヤ、43…金属テープ、H1…コンタクトホール、M1,M2…面、L1,L2…端辺。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の面を有しており、該第1の面において所定の軸に沿って順に配置された複数の光検出領域を有する光検出素子と、
前記第1の面上に設けられており、互いに隣り合う二つの光検出領域間を通る第1の下地部と、
第2の面を有しており、該第2の面が前記第1の面に向き合うように前記光検出素子から離隔して配置された透光性基板と、
前記第2の面のうち前記第1の下地部と向き合う領域上に設けられた第2の下地部と、
互いに向き合う前記第1の下地部から前記第2の下地部に連続して設けられていると共に、前記二つの光検出領域間を連続して延びる遮光性の壁部と
を備え、
前記壁部は、前記第1の下地部及び前記第2の下地部の各々と密着しており、
前記光検出領域と前記第2の面上に設けられた配線部とが第1の導電性バンプを介して電気的に接続されている、ことを特徴とする光検出装置。
【請求項2】
前記壁部は、前記二つの光検出領域間に沿って連なる圧潰された複数の第2の導電性バンプが結合して成る、ことを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
【請求項3】
前記壁部は、前記二つの光検出領域間に沿って延びる金属ワイヤ又は金属テープによって成る、ことを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
【請求項4】
前記壁部の材料は前記第1の導電性バンプの材料と同じである、ことを特徴とする請求項1〜3のうち何れか一項に記載の光検出装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−71882(P2008−71882A)
【公開日】平成20年3月27日(2008.3.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−248323(P2006−248323)
【出願日】平成18年9月13日(2006.9.13)
【出願人】(000236436)浜松ホトニクス株式会社 (1,479)
【Fターム(参考)】