説明

入力情報処理装置

【課題】ユーザが画面を注視せずに直感的な1回の短い操作で所望の機能の実行を指示可能な入力情報処理装置を提供すること。
【解決手段】押下されたときの接点パターンに固有の特徴を有するボタンを用いた入力情報処理装置は、複数の接点の位置を検出可能な、ボタンが配置されるタッチパネルと、タッチパネル上に配置されたボタンが押下されたとき、タッチパネルが検出したボタンとの接点の座標データを照合して、押下されたボタンに対応する機能を行うよう指示する照合部と、照合部から指示された機能を実行する機能実行部とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、静電容量方式のタッチパネルを用いた直感的な操作が可能な入力情報処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザがパネル画面を触ると、その接触点の数に応じて、地図を拡大・縮小したり案内音声のボリュームを調整する車両用ナビゲーション装置が開示されている。また、特許文献2には、車内に配置されたタッチパネルにおけるボタン操作を容易にする情報処理装置が、タッチパネルの表示領域を、車両の経路を運転者に案内するナビゲーション画面の領域と、操作ボタンの領域とに分ける技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−162267号公報(図2)
【特許文献2】特開2010−66197号公報(図9)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記説明した特許文献1,2の技術では、ユーザが画面を注視せずに直感的な1回の短い操作で所望の機能の実行を指示することができない。
【0005】
本発明の目的は、ユーザが画面を注視せずに直感的な1回の短い操作で所望の機能の実行を指示可能な入力情報処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、押下されたときの接点パターンに固有の特徴を有するボタンを用いた入力情報処理装置であって、複数の接点の位置を検出可能な、前記ボタンが配置されるタッチパネルと、前記タッチパネル上に配置された前記ボタンが押下されたとき、前記タッチパネルが検出した前記ボタンとの接点の座標データを照合して、前記押下されたボタンに対応する機能を行うよう指示する照合部と、前記照合部から指示された機能を実行する機能実行部と、を備えた入力情報処理装置を提供する。
【0007】
上記入力情報処理装置では、前記ボタンは、当該ボタンの底面に、当該ボタンが押下されたときに前記タッチパネルと接触し、前記接点パターンを形成する複数の構造物と、前記タッチパネル上に前記ボタンを配置するための粘着物が塗布された接触部と、を有する。
【0008】
上記入力情報処理装置では、前記構造物は着脱可能である。
【0009】
上記入力情報処理装置では、前記照合部は、前記接点パターンを構成する接点の数に応じて、実行指示する機能を決定する。
【0010】
上記入力情報処理装置では、前記照合部は、前記接点パターンを構成する接点によって形成される多角形の隣接する各頂点間の距離の総和に応じて、実行指示する機能を決定する。
【0011】
上記入力情報処理装置では、前記照合部は、前記接点パターンを構成する接点によって形成される多角形の隣接する2辺から構成される角度のうちの最大値に応じて、実行指示する機能を決定する。
【0012】
上記入力情報処理装置では、前記照合部は、前記接点パターンに応じて、実行指示する機能を決定する。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る入力情報処理装置によれば、ユーザが画面又は操作部を注視せずに直感的な1回の短い操作で所望の機能の実行を指示できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】ボタン1A,1B,1Cがタッチパネル上に配置された状態の正面図
【図2】図1に示した状態の裏面図
【図3】図1に示したボタン1CのIII−III線断面図
【図4】複数の構造物が配置された他の例のボタンの裏面図
【図5】3つのボタンがタッチパネル上に配置されたカーナビゲーション装置の正面図
【図6】図5に示した状態のカーナビゲーション装置の側面図
【図7】タッチパネル上にボタンが配置された一実施形態のカーナビゲーション装置を示すブロック図
【図8】正規化部による座標データの正規化の一例を示す図
【図9】メモリに保存された押下ボタンの第1の判別基準を示す図
【図10】メモリに保存された押下ボタンの第2の判別基準を示す図
【図11】(a)〜(c)は、3つの接点によって形成される三角形の総座標間距離の例を示す図
【図12】4つの接点によって形成される四角形の総座標間距離の一例を示す図
【図13】メモリに保存された押下ボタンの第3の判別基準を示す図
【図14】(a)〜(c)は、3つの接点によって形成される三角形の最大角度θの例を示す図
【図15】4つの接点によって形成される四角形の最大角度θの一例を示す図
【図16】メモリに保存された押下ボタンの第4の判別基準を示す図
【図17】一実施形態のカーナビゲーション装置が行う第1の判別基準に基づく動作を示すフローチャート
【図18】一実施形態のカーナビゲーション装置が行う第4の判別基準に基づく動作を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、投影型静電容量方式のタッチパネルを用いた直感的な操作が可能なカーナビゲーション装置を例に説明する。
【0016】
図1は、ボタンA,B,Cがタッチパネル101上に配置された状態の正面図である。また、図2は、図1に示した状態の裏面図である。ボタン1A,1B,1Cは、シリコンゴム等から形成されている。各ボタンの裏面には、図2に示すように、ボタンが押されたときタッチパネル101と接触する複数の構造物11が設けられている。なお、1つのボタンに設けられた複数の構造物11の数及び/又は配列はボタン毎に異なる。構造物11の数及び/又は配列によって、各ボタンに固有の特徴が割り当てられる。
【0017】
図3は、図1に示したボタン1CのIII−III線断面図である。なお、図3にはボタン1Cの構成が示されているが、ボタン1A,1Bの各構成も複数の構造物11の配列を除きボタン1Cの構造と同じである。図3に示すように、ボタン1Cは、シリコンゴム等から形成されたボタン実部10と、ボタン実部10の底面に配置された複数の構造物11と、ボタン実部10の底面の外周に設けられた接触部13とを備える。構造物11は、導電体で構成されている。接触部13には、ボタンをタッチパネル101に固定するための、糊等の粘着物が塗布されている。
【0018】
図3に示すように、ボタン実部10の底面には、ボタンが押下されていないときは構造物11とタッチパネル101の間に空間が存在するよう、窪み部15が形成されている。構造物11は、この窪み部15内に配置されている。このため、構造物11は、ボタンの押下時のみタッチパネル101と接触する。
【0019】
図4は、複数の構造物が配置された他の例のボタンの裏面図である。図4に示すボタンの裏面に形成された窪み部15には、例えば、5行×5列の枠が設けられている。ユーザは、当該枠の任意のセルに、複数の構造物11の各々を設けることができる。図4に示した例では、第5行×第A列のセル、第5行×第C列のセル及び第2行×第D列のセルに構造物11が保持されている。このように、ボタンに固有の特徴をユーザが設定できる。
【0020】
図5は、3つのボタンがタッチパネル上に配置されたカーナビゲーション装置の正面図である。図6は、図5に示した状態のカーナビゲーション装置の側面図である。各ボタンは、接触部13に塗布された糊等の粘着物によってタッチパネル101に粘着する。このため、各ボタンのタッチパネル101上の配置は制限されない。また、タッチパネル101に配置された各ボタンは、タッチパネル101に対して凸形状を形成している。したがって、カーナビゲーション装置のユーザは、操作部を注視することなく直観的にボタンを押下できる。
【0021】
図7は、タッチパネル上にボタンが配置された一実施形態のカーナビゲーション装置を示すブロック図である。図7に示すように、カーナビゲーション装置100は、タッチパネル101と、タッチパネルコントローラ103と、データ数判定部105と、正規化部107と、照合部109と、メモリ111と、機能実行部113とを備える。タッチパネル101にはボタン1が配置されている。
【0022】
タッチパネル101は、投影型静電容量方式のマルチタッチに対応したタッチパネルである。タッチパネル101は、押下点と導電膜との間での静電容量の変化を捉えて押下位置を検出する。なお、ボタン1が押下されることで、ボタン1とタッチパネル101の間には、ボタン1に固有の配列及び数の接点が生じる。また、ユーザが指等でタッチパネル101を押下した箇所も接点である。タッチパネルコントローラ103は、タッチパネル101が検出した接点の位置情報を取得する。当該接点の位置情報は、タッチパネル101上の座標データである。
【0023】
データ数判定部105は、タッチパネルコントローラ103が取得した接点の座標データのデータ数を判定し、その判定結果に応じて座標データを正規化部107又は機能実行部113に出力する。なお、接点の座標データのデータ数が接点の数に等しい。データ数判定部105は、接点の座標データのデータ数が1つ又は2つの場合、すなわち接点が1ヶ所又は2ヶ所の場合は、その座標データを機能実行部113に出力する。また、データ数判定部105は、接点の座標データのデータ数が3つ以上の場合、すなわち接点が3ヶ所以上の場合は、各接点の座標データを機能実行部113に出力する。
【0024】
正規化部107は、データ数判定部105から入力された座標データを正規化する。図8は、正規化部107による座標データの正規化の一例を示す図である。図8に示す例では、正規化部107には5つの接点の座標データが入力される。但し、5つの接点のうち、4つの接点は座標データ上密集しているが、残る1つの接点は密集した4つの接点からは座標データ上離れている。正規化部107は、密集関係が得られない座標データはノイズとして除去する。このように、正規化部107は、各接点の座標値(X,Y)を参照して接点の散布を確認した上で、密集していない接点の座標データを除去する。本実施形態では、この処理を座標データの正規化という。
【0025】
照合部109は、正規化部107が正規化した座標データをメモリ111に保存されているデータと照合して、押下されたボタンを特定し、当該押下ボタンに対応する機能を行うよう機能実行部113に指示する。なお、照合部109は、照合の結果、適当なボタンを特定できない場合は、エラーメッセージの表示等といった所定の機能を行うよう機能実行部113に指示する。メモリ111は、ボタン1の押下によって得られる複数の接点の座標データとの照合に用いられる判別基準を記憶する。
【0026】
機能実行部113は、データ数判定部105から入力された座標データに基づいて、ユーザによるタッチパネル101の操作に応じた機能を実行する。また、機能実行部113は、照合部109にから指示された機能を実行する。なお、図4に示した構造物11の配列によって固有の特徴を設定可能なボタンが用いられる場合、機能実行部113は、当該ボタンに対応する機能を登録するときは、対象とされているボタンの構造物11の配列に所定の機能を割り当ててメモリ111に保存する。
【0027】
以下、メモリ111に保存される押下ボタンの判別基準について詳細に説明する。
【0028】
図9は、メモリ111に保存された押下ボタンの第1の判別基準を示す図である。図9に示した第1の判別基準では、正規化された座標データが示す接点数が3〜5つの場合に、接点数毎に異なる機能が割り当てられている。例えば、接点数が4つの場合には、目的地を自宅に設定する機能が割り当てられている。したがって、照合部109は、第1の判別基準がメモリ111に保存されている場合、正規化された座標データが示す接点数が4つであれば、目的地を自宅に設定する機能を行うよう機能実行部113に指示する。
【0029】
図10は、メモリ111に保存された押下ボタンの第2の判別基準を示す図である。図10に示した第2の判別基準では、正規化された座標データが示す接点によって形成される多角形の隣接する各頂点間の距離の総和(以下「総座標間距離」という)によって、異なる機能が割り当てられている。例えば、座標間距離が75ドット前後の場合には、目的地を自宅に設定する機能が割り当てられている。したがって、照合部109は、第2の判別基準がメモリ111に保存されている場合、正規化された座標データが示す接点によって形成される多角形の座標間距離が75ドット前後であれば、目的地を自宅に設定する機能を行うよう機能実行部113に指示する。
【0030】
図11(a)〜(c)は、3つの接点によって形成される三角形の総座標間距離の例を示す図である。また、図12は、4つの接点によって形成される四角形の総座標間距離の一例を示す図である。図11(a)〜(c)に示した例では、総座標間距離は「a+b+c」ドットである。また、図12に示した例では、総座標間距離は「a+b+c+d」ドットである。図11(a)〜(c)及び図12に示すように、接点数が多いほど総座標間距離が長い蓋然性が高い。
【0031】
図13は、メモリ111に保存された押下ボタンの第3の判別基準を示す図である。図13に示した第3の判別基準では、正規化された座標データが示す接点によって形成される多角形の隣接する2辺から構成される角度のうちの最大値(以下「最大角度」という)によって、異なる機能が割り当てられている。例えば、最大角度が90度前後の場合には、目的地を自宅に設定する機能が割り当てられている。したがって、照合部109は、第3の判別基準がメモリ111に保存されている場合、正規化された座標データが示す接点によって形成される多角形の最大角度が90度前後であれば、目的地を自宅に設定する機能を行うよう機能実行部113に指示する。
【0032】
図14(a)〜(c)は、3つの接点によって形成される三角形の最大角度θの例を示す図である。また、図15は、4つの接点によって形成される四角形の最大角度θの一例を示す図である。
【0033】
図16は、メモリ111に保存された押下ボタンの第4の判別基準を示す図である。図16に示した第4の判別基準では、複数の構造物11の配列によって異なる機能が割り当てられている。例えば、3つの構造物11がボタンの窪み部15に形成された枠内の第5行×第A列のセル、第5行×第C列のセル及び第2行×第D列のセルに保持されている場合には、目的地を自宅に設定する機能が割り当てられている。したがって、照合部109は、第4の判別基準がメモリ111に保存されている場合、正規化された座標データが示す接点が図4に示した構造物11の配列と同じ又は相似した関係であれば、目的地を自宅に設定する機能を行うよう機能実行部113に指示する。
【0034】
次に、本実施形態のカーナビゲーション装置の第1の判別基準に基づく動作について、図17を参照して説明する。図17は、一実施形態のカーナビゲーション装置が行う第1の判別基準に基づく動作を示すフローチャートである。図17に示すように、タッチパネルコントローラ103が接点の座標データを取得したか否かを判別し(ステップS101)、接点の座標データを取得した場合はステップS103に進む。ステップS103では、データ数判定部105は、接点の座標データのデータ数が3つ以上(接点が3ヶ所以上)であるか否かを判定し、1つ又は2つであればステップS105に進み、3つ以上であればステップS107に進む。
【0035】
ステップS105では、座標データはデータ数判定部105から機能実行部113へ出力され、機能実行部113はタッチ操作に応じた機能を実行する。一方、ステップS107では、座標データはデータ数判定部105から正規化部107へ出力され、正規化部107は、座標データを正規化する。次に、照合部109は、ステップS107で正規化された座標データをメモリ111に保存されているデータと照合する(ステップS109)。次に、照合部109は、ステップS109の照合結果から、押下されたボタンを特定できたか否かを判別し(ステップS111)、押下ボタンを特定できればステップS113に進み、特定できなかった時はステップS115に進む。
【0036】
ステップS113では、照合部109は、押下されたボタンに対応する機能を実行するよう機能実行部113に指示する。一方、ステップS115では、照合部109は、エラーメッセージの表示等といった所定の機能を行うよう機能実行部113に指示する。ステップS113又はS115の後、機能実行部113は、指示された機能を実行する(ステップS117)。
【0037】
次に、本実施形態のカーナビゲーション装置の第4の判別基準に基づく動作について、図18を参照して説明する。図18は、一実施形態のカーナビゲーション装置が行う第4の判別基準に基づく動作を示すフローチャートである。なお、図17に示したフローチャートと同じステップには同じ符号を付して説明を省略する。なお、機能実行部113は、ボタン登録フラグf1と、ボタン割当機能登録フラグf2を監視する。なお、フラグが立っている状態を「1」、フラグが降りている状態を「0」で示す。
【0038】
図18に示すように、機能実行部113は、ボタン割当機能登録フラグf2の状態を判断し(ステップS201)、ボタン割当機能登録フラグf2が立っていれば(f2=1)ステップS203に進み、降りていれば(f2=0)ステップS101に進む。ステップS203では、指定された機能を対象とされているボタンに割り当ててメモリ111に登録する。
【0039】
また、ステップS103における判断がNOの場合、図18に示すフローチャートではステップS211に進む。ステップS211では、機能実行部113は、「登録」ボタンが押下されたかを判断し、「登録」ボタンが押下されたときはステップS213に進み、押下されないときはステップS105に進む。ステップS213では、機能実行部113は、ボタン登録フラグf1を立てる(f1←1)。
【0040】
また、ステップS107の後、図18に示すフローチャートではステップS221に進む。ステップS211では、機能実行部113は、ボタン登録フラグf1の状態を判断し、ボタン登録フラグf1が立っていれば(f1=1)ステップS223に進み、降りていれば(f1=0)ステップS109に進む。ステップS223では、照合部109は、接点のパターンをメモリ111に登録して、ボタン登録フラグf1を降ろす(f1←0)。次に、機能実行部113は、ボタン割当機能登録フラグf2を立てる(f2←1)。
【0041】
以上説明したように、本実施形態によれば、タッチパネル上の任意の箇所に、固有の特徴が割り当てられた立体的なボタンが設けられる。このため、ユーザは操作画面部を注視することなく、ボタンを押下するといった直感的な1回の短時間操作だけで、カーナビゲーション装置に目的の機能を実行させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明に係る入力情報処理装置は、タッチパネル上にボタンを配置可能なカーナビゲーション装置等として有用である。
【符号の説明】
【0043】
1,1A,1B,1C ボタン
10 ボタン実部
11 構造物
13 接触部
15 窪み部
100 カーナビゲーション装置
101 タッチパネル
103 タッチパネルコントローラ
105 データ数判定部
107 正規化部
109 照合部
111 メモリ
113 機能実行部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
押下されたときの接点パターンに固有の特徴を有するボタンを用いた入力情報処理装置であって、
複数の接点の位置を検出可能な、前記ボタンが配置されるタッチパネルと、
前記タッチパネル上に配置された前記ボタンが押下されたとき、前記タッチパネルが検出した前記ボタンとの接点の座標データを照合して、前記押下されたボタンに対応する機能を行うよう指示する照合部と、
前記照合部から指示された機能を実行する機能実行部と、
を備えたことを特徴とする入力情報処理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の入力情報処理装置であって、
前記ボタンは、当該ボタンの底面に、
当該ボタンが押下されたときに前記タッチパネルと接触し、前記接点パターンを形成する複数の構造物と、
前記タッチパネル上に前記ボタンを配置するための粘着物が塗布された接触部と、
を有することを特徴とする入力情報処理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の入力情報処理装置であって、
前記構造物は着脱可能であることを特徴とする入力情報処理装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項に記載の入力情報処理装置であって、
前記照合部は、前記接点パターンを構成する接点の数に応じて、実行指示する機能を決定することを特徴とする入力情報処理装置。
【請求項5】
請求項1〜3のいずれか一項に記載の入力情報処理装置であって、
前記照合部は、前記接点パターンを構成する接点によって形成される多角形の隣接する各頂点間の距離の総和に応じて、実行指示する機能を決定することを特徴とする入力情報処理装置。
【請求項6】
請求項1〜3のいずれか一項に記載の入力情報処理装置であって、
前記照合部は、前記接点パターンを構成する接点によって形成される多角形の隣接する2辺から構成される角度のうちの最大値に応じて、実行指示する機能を決定することを特徴とする入力情報処理装置。
【請求項7】
請求項1〜3のいずれか一項に記載の入力情報処理装置であって、
前記照合部は、前記接点パターンに応じて、実行指示する機能を決定することを特徴とする入力情報処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2013−114336(P2013−114336A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−257853(P2011−257853)
【出願日】平成23年11月25日(2011.11.25)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】