説明

入力装置及びこれを用いた電子機器

【課題】優れた操作感触を有する入力装置及びその入力装置を用いた電子機器を提供する。
【解決手段】本発明の入力装置1は、嵌合孔13の周囲上面に複数の静電電極12を配置したプリント基板10と、プリント基板10の嵌合孔13に嵌合して回動自在に組み付けられる回転操作体30と、から構成されている。そして、回転操作体30の回転板31を押圧すると、板厚方向に弾性変形し、押圧を解除すると、復帰して操作感触を付与する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、携帯電話、PC、PDA、テレビ、ビデオ等の電子機器に適用できる入力装置及びこれを用いた電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、静電容量の変化を検出するセンサを利用した入力装置が知られている。そのような入力装置では、指で接触することにより、プリント基板に埋設されているコンデンサの静電容量を変化させている。センサのコンデンサは格子状に配置されているため、センサの表面で移動した指の軌跡は、静電容量の変化があった軌跡から知ることができ、モニター上におけるスクロール等の操作に使用されている。
【0003】
例えば、特許文献1に係る入力装置では、回転操作子を回転させることにより、回転量及び回転方向に応じた信号を制御回路を介して出力部から外部回路に出力している。そして、回転操作子を押圧することにより、押し込み移動に対応する静電容量の変化を制御回路を介して出力部から外部回路に出力している。これらの信号が、この入力装置の組み込まれたAV機器の表示部に表示され、選択された設定項目を実行処理する(特許文献1参照)。
【0004】
しかしながら、従来の入力装置の回転操作子は、板厚が一様な回転板に回転軸が設けられたものである。このため、回転板とプリント基板との間隔が一様であるので、回転操作子を押圧操作しても所望の操作感触が得られないという問題点がある。
【特許文献1】特開2007−42489号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、優れた操作感触を有する入力装置及びこれを用いた電子機器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するための手段として、本発明の入力装置及びこれを用いた電子機器は、嵌合孔の周囲上面に複数の静電電極を配置したプリント基板と、前記プリント基板の前記嵌合孔に嵌合して回動自在に組み付けられる回転操作体と、を備え、前記回転操作体の回転板を押圧すると、板厚方向に弾性変形し、押圧を解除すると、復帰して操作感触を付与するようにしたものである。
【0007】
この構成により、回転操作体を操作する際、指が回転操作体に押圧することで、回転操作体を板厚方向に弾性的に変形させることにより、回転操作体がプリント基板に接近し、入力部の静電電極が変化する。そして、弾性復帰する際の操作感触を付与することにより、操作者が安心感を得られる。
【0008】
実施形態としては、前記回転操作体が半径方向の外側に向かって板厚が薄くなることが好ましい。
この構成により、回転操作体が半径方向外側に向かうほど板厚が薄くなっていくので、押圧操作の際の押し込み量が増加する。このため、弾性復帰する際の操作感触が増加し、入力装置の操作感触を向上させることができる。
また、板厚が一様な場合と比較して、回転操作体の回転板を押圧した際における回転操作体とプリント基板との接触面積が少なくなる。このため、回転トルクによる摩擦抵抗を低減することができ、適度な摩擦抵抗を有する入力装置が得られる。
【0009】
また、他の実施形態としては、前記回転操作体が、前記プリント基板との対向面の外周縁部に肉厚部を設けることが好ましい。
この構成により、回転操作体の回転板が押圧された際に、回転軸と外周縁部とで回転操作体を支持するため、回転操作体の回転板が、安定するとともに、弾性復帰する際の操作感触を得ることができる。その結果、入力装置の操作感触を向上させることができる。
【0010】
また、別の実施形態としては、前記回転操作体の直下に位置する前記プリント基板の上面に、補強部を設けることが好ましい。
この構成により、プリント基板を補強することで、プリント基板の変形量を低減させることができる。このため、押圧操作の際のプリント基板の安定感を増加させることができ、入力装置の操作感触が向上する。
【0011】
また、異なる実施形態としては、前記回転操作体の直下に位置する前記プリント基板の下面に、補強用底板を設けることが好ましい。
この構成により、補強用底板を設けてプリント基板を補強することで、プリント基板の変形量を低減させることができる。このため、押圧操作の際のプリント基板の安定感を増加させることができ、入力装置の操作感触が向上する。
【0012】
また、別の実施形態としては、前記回転操作体と前記プリント基板との間に摺動シートを配置することが好ましい。
この構成により、回転操作体を滑らかに摺動させることができ、入力装置の操作感触が向上する。
【0013】
また、前記回転操作体の下面又は前記プリント基板の上面の少なくともいずれか一方に摺動層を一体に設けることが好ましい。
この構成により、回転操作体を滑らかに摺動させることができ、入力装置の操作感触が向上する。
【0014】
また、他の発明としては、携帯電話、PC、PDA、テレビ、ビデオ等の電子機器が、嵌合孔の周囲上面に複数の静電電極を配置したプリント基板と、前記プリント基板の前記嵌合孔に嵌合して回動自在に組み付けられる回転操作体と、を備え、前記回転操作体の回転板を押圧すると、板厚方向に弾性変形し、押圧を解除すると、復帰して操作感触を付与する入力装置が組み込まれるようにした。
この構成により、所望の操作感触を有する電子機器が得られるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明にかかる入力装置の実施形態を、図1ないし図12の添付図面に従って説明する。
第1実施形態にかかる入力装置1は、図1ないし図6に示すように、携帯電話機2に適用した場合である。
すなわち、携帯電話機2に設けられたモニター3内のスクロールバー(図示せず)を入力装置1の回転操作体30の回転板31を回動させてスクロールし、回転操作体30の回転板31を押圧操作して選択指示を出すことができる。なお、5はテンキー、6はマイク、7はスピーカーである。
【0016】
前記入力装置1は、図4及び図5に示すように、プリント基板10の下面に配置した底板(補強用底板)20と、前記プリント基板10の上面に載置される摺動シート24と、回動自在に取り付けられる回転操作体30と、からなるものである。
【0017】
本実施例にかかるプリント基板10は、FPC(フレキシブルプリント基板)である。前記プリント基板10は、フレキシブルな樹脂フィルムからなり、電極部15の長手方向の幅で、所定の長さを有する樹脂フィルムと、入力部11の直径の幅で所定の長さを有する樹脂フィルムとが一体となったものである。プリント基板10の上面には補強板16、下面には金属端子17が設けられている。また、さらに、プリント基板10の下面には、嵌合する底板20と重ならない位置に制御素子18が設けられている。
プリント基板10は、図4に示すように、一端に、円環状の入力部11が設けられている。入力部11は、90度の範囲で区切られた4つの静電電極部12からなっている。静電電極部12が検知した信号は、制御素子18を介し、電極部15から出力される。入力部11の内側には、嵌合孔13が設けられている。なお、静電電極部12は、両面テープ又は接着剤で接着されている。
【0018】
前記底板20は、図3ないし図5に示すように、円板であり、中心に設けた嵌合孔21の周囲下面に円環状の段部22が設けられている。底板20の上面には、嵌合孔21を包囲する円環状のリブ23とが設けられている。
【0019】
摺動シート24は、図4及び図5に示すように、円形であり、その中心には、嵌合孔25が設けられている。
【0020】
回転操作体30は、図5に示すように、回転板31の下面中心に回転軸32を突設したものである。第1実施例では、回転軸32は、凸部33の下面中心から突設した軸部35に細首部34を設けてある。
【0021】
次に、前述の構成部品の組立について説明する。
回転操作体30の回転軸32を摺動シート24の嵌合孔25、プリント基板10の嵌合孔13、底板20の嵌合孔21、抜け止め板26の順に挿通する。ついで、抜け止め板26を底板20の段部22に嵌合した後、Eリング27を回転操作体30の細首部34に係止し、抜け止めする。
【0022】
次に、前述の構成からなる入力装置1の操作方法について説明する。
回転操作体30を回動すると、指で回転板31が押圧されるので、回転板31が板厚方向に弾性変形し、プリント基板10の入力部11に接近する。このため、回転板31が接近した範囲にある静電電極部12との間で静電誘導が発生し、静電容量が変化する。そして、静電容量の変化を追跡することにより、指の回動方向と回動量とを検出することができる。また、回動ではなく押圧のみであった場合でもON/OFFスイッチや、入力等の指示を実行できる。この結果、所望の入力を生成することができる。
【0023】
特に、本発明にかかる入力装置1では、操作感触を向上させる要素について説明する。上述したように、入力装置1の操作は、回転操作体30の回転板31の押圧又は回動である。いずれの操作においても、回転板31と入力部11との接触面積及び/又は回転板31の断面形状が操作感触を向上させる要素の一部となる。摺動シート24又は摺動層は回転操作体30の回動時に、回転操作体30の回転を滑らかにするとともに、適度な摺動摩擦を発生させ、回動の安定感を維持する。
【0024】
図6(A)に示す第1実施形態にかかる回転操作体30の回転板31の断面形状は、軸部35を除く下面外周では、上側に膨出する湾曲面となっている。
従来の回転操作体の平滑な回転板と比較して、本発明にかかる本実施形態の回転板31は弾性的に変形するので、回転操作体30の回転板31を押し込むことができる。また、本実施形態の形状により、平滑な回転板と比較して、押し込み量をより多く確保できる。その結果、押し込んだ際に、回転板31の弾性復帰する際の操作感触を得ることができ、入力装置1の操作感触を向上させることができる。
【0025】
第2実施形態は、図7に示すように、回転板31の断面形状は、回転軸36を除く下面外周では、回転軸36に接する平坦面に続いて、半径方向外側へ、下側に膨出する湾曲面となっている。
この回転操作体30は、回転軸36の近傍で、回転板31と摺動シート24を介した底板28との接地面積が一定量確保されているので、第1実施形態と比較して、回転操作の際の安定感が向上している。
また、図7(A)に示す回転操作体30の回転板31は、回転軸36が、図7(B)に示すようにカシメられ、底板28と一体化されている。このような回転操作体30は、組立工程を減少させることができ、製造コストを軽減できるという利点もある。
【0026】
第3実施形態の、図8(A)に示す回転操作体30の回転軸36は、カシメられた回転軸39aを示している。
回転板31の断面形状は、回転軸36を除く下面外周では、回転軸36に接する平坦面に続いて、半径方向外側へ、上側に膨出する湾曲面となっている。
図7(A)に示す第2実施形態にかかる回転操作体30の回転板31と比較して、回転板31下面での平坦面による接地面積を一定量確保する一方で、この回転操作体30の回転板31の押し込み量を、半径方向外側で増加させている。その結果、押し込んだ際に、回転板31の弾性復帰する際の操作感触が増加し、入力装置1の操作感触を向上させることができる。
【0027】
第4実施形態は、図9に示すように、回転板31の断面形状は、第3実施形態にかかる回転操作板30の回転板31と同様に、回転軸36を除く下面外周では、回転軸36に接する平坦面に続いて、半径方向外側へ、上側に膨出する湾曲面となっている。
本実施形態にかかる回転操作板30の回転板31は、回転板31の外周縁部38に、肉厚部38aをさらに設けている。それにより、本実施形態にかかる回転操作板30の回転板31は、回転板31が押し込まれた際に、回転板31の最も外側に位置する、肉厚部38aが、回転板31を支持する。その結果、第1〜3実施形態にかかる回転操作板30の回転板31と比較して、回転板31の半径方向内側と外側の両方で支持された回転板31が、押し込まれた際の回転板31の弾性復帰する際の操作感触をさらに増加させる。そのため、入力装置1の操作感触をさらに向上させることができる。
また、回転板31の外周縁部38に肉厚部38aを設けたことで、回転板31の耐久性を向上させることもできる。
【0028】
図10及び図11に示す第5実施形態では、プリント基板10の上面の、入力部11に補強リブ(補強部)19を設けてもよい。例えば、静電電極部12を包囲する位置に設けることができる。前記補強リブ19の位置は、一例である。図10(B)は図10(A)のB領域の拡大断面図を示す。また、図10(C)は、図10(A)のC領域の拡大断面図を示す。プリント基板10を補強することで、プリント基板10の変形量を低減させることができる結果、押圧操作の際のプリント基板10の安定感を増加させ、入力装置1の操作感触を向上させることができる。また、耐久性や円滑性も向上させることができる。本実施形態においては、摺動シート24はなくてもよい。
【0029】
図12に示す第6実施形態のように、底板29に設けられた回転軸29aが、回転操作体39の孔に挿通されて固定されてもよい。このようにすることで、回転操作体39の成形が容易になるという利点がある。また、回転操作体30の回転軸32,36を底板20,28へ固定する方法は、カシメ(例えば、図7(B))、Eリング27の使用等、いずれによってもよい。
【0030】
各実施形態においては、回転操作体30が板厚方向にたわむことで、回転操作体30がプリント基板10に接近するため、回転操作体の板厚が一様な場合と比較して、検知感度は向上する。
また、各実施形態の回転操作体30は、指で押さえ込まれた際のプリント基板10への接触面積が、回転操作体の板厚が一様な場合と比較して少ない。このため、回転トルクによる過剰な摩擦抵抗を低減でき、適度で安定した摩擦抵抗を得ることができる。
【0031】
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したものに過ぎず、本発明で開示された実施形態により、本発明の技術思想が限定されるものではない。特許請求の範囲内で修正及び変形が可能である。
【0032】
本実施形態では、プリント基板10はFPC(フレキシブルプリント基板)であるが、例えば、ガラスエポキシ基板のようなリジッドなプリント基板であってもよい。
【0033】
また、摺動層は、ドライ系フッ素潤滑剤又はグリースなどが考えられ、プリント基板10の入力部11の上面又は、回転操作体30の下面に塗着して利用することができる。
【0034】
なお、本発明にかかる入力装置1は携帯電話機2に限定されず、各実施形態の回転操作体30,39を含めた構成により、回転・接触検知を備えると共に、薄型化、入力感、静電感度向上、摺動性向上となる入力装置を提供する他のモバイル機器や携帯電話、PC、PDA、テレビ、ビデオ等の電子機器に適用してもよい。その場合には、回転操作体30に備える軸で、摺動シート24、プリント基板10などを貫通し、抜け止め板26に一体化(挟み込み)により、各電子機器へ容易に組み込むことができる。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明にかかる入力装置は携帯電話機に限らず、他のモバイル機器やその他の電子機器に適用してもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明にかかる入力装置が組み込まれた携帯電話の正面図である。
【図2】図2(A)は本発明にかかる入力装置の拡大正面図、図2(B)は本発明にかかる入力装置の拡大背面図である。
【図3】図3(A),3(B)は図2で示した入力装置を上下方向からそれぞれ視た斜視図である。
【図4】図3(A)で示した入力装置の上方から視た分解斜視図である。
【図5】図3(B)で示した入力装置の下方から視た分解斜視図である。
【図6】図6(A)は本発明の第1実施形態における回転操作体の側面図、図6(B)は本発明の第1実施形態における入力装置のVI−VI断面図である。
【図7】図7(A)は本発明の第2実施形態における回転操作体の側面図、図7(B)は本発明の第2実施形態における入力装置の断面図である。
【図8】図8(A)は本発明の第3実施形態における回転操作体の側面図、図8(B)は本発明の第3実施形態における入力装置の断面図である。
【図9】図9(A)は本発明の第4実施形態における回転操作体の側面図、図9(B)は本発明の第4実施形態における入力装置の断面図である。
【図10】図10(A)は本発明の第5実施形態における入力装置のプリント基板の上面に補強部を設けた入力装置のXI−XI断面図、図10(B)は本発明の第5実施形態における入力装置のB領域拡大断面図、図10(C)は本発明の第5実施形態における入力装置のC領域拡大断面図である。
【図11】本発明の第5実施形態における入力装置の上面に補強部を設けたプリント基板の斜視図である。
【図12】本発明の第6実施形態における入力装置の断面図である。
【符号の説明】
【0037】
1 入力装置
2 携帯電話機
3 モニター
5 テンキー
6 マイク
7 スピーカー
10 プリント基板
11 入力部
12 静電電極部
13 嵌合孔
15 電極部
16 補強板
17 金属端子
18 制御素子
19 補強リブ
20 底板
21 嵌合孔
22 段部
23 リブ
24 摺動シート
25 嵌合孔
26 抜け止め板
27 Eリング
28 底板
29 底板
29a 回転軸
29b カシメられた回転軸
30 回転操作体
31 回転板
32 回転軸
33 凸部
34 細首部
35 軸部
36 回転軸
37 カシメられた凸部
38 外周縁部
38a 肉厚部
39 回転操作体
39a カシメられた回転軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
嵌合孔の周囲上面に複数の静電電極を配置したプリント基板と、
前記プリント基板の前記嵌合孔に嵌合して回動自在に組み付けられる回転操作体と、を備え、
前記回転操作体の回転板を押圧すると、板厚方向に弾性変形し、押圧を解除すると、復帰して操作感触を付与することを特徴とする入力装置。
【請求項2】
前記回転操作体が半径方向の外側に向かって板厚が薄くなることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
【請求項3】
前記回転操作体が、前記プリント基板との対向面の外周縁部に肉厚部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の入力装置。
【請求項4】
前記回転操作体の直下に位置する前記プリント基板の上面に、補強部を設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の入力装置。
【請求項5】
前記回転操作体の直下に位置する前記プリント基板の下面に、補強用底板を設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の入力装置。
【請求項6】
前記回転操作体と前記プリント基板との間に摺動シートを配置したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の入力装置。
【請求項7】
前記回転操作体の下面又は前記プリント基板の上面の少なくともいずれか一方に摺動層を一体に設けたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の入力装置。
【請求項8】
嵌合孔の周囲上面に複数の静電電極を配置したプリント基板と、
前記プリント基板の前記嵌合孔に嵌合して回動自在に組み付けられる回転操作体と、を備え、
前記回転操作体の回転板を押圧すると、板厚方向に弾性変形し、押圧を解除すると、復帰して操作感触を付与する入力装置が組み込まれたことを特徴とする電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2009−193521(P2009−193521A)
【公開日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−36186(P2008−36186)
【出願日】平成20年2月18日(2008.2.18)
【出願人】(000002945)オムロン株式会社 (3,542)
【Fターム(参考)】