化合物
本発明は、ケモカイン受容体に結合するような方法でHIV感染由来の標的細胞に保護効果を示し、そして標的細胞のCXCR4などの受容体への天然リガンド又はケモカインの結合に影響を与える化合物を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物:
【化1】
〔式中:
tは、0、1又は2であり;
各Rは、独立して、H、C1−C8アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C8ハロアルキル、C3−C8シクロアルキル、−RaAy、−RaOR10、−RaN(R10)2又は−RaS(O)qR10であり;
各R1は、独立して、ハロゲン、C1−8ハロアルキル、C1−C8アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8シクロアルケニル、−Ay、−N(H)Ay、−Het、−N(H)Het、−OR10、−OAy、−OHet、−RaOR10、−N(R6)R7、−RaN(R6)R7、−RaC(O)R10、−C(O)R10、−CO2R10、−RaCO2R10、−C(O)N(R6)R7、−C(O)Ay、−C(O)Het、−S(O)2N(R6)R7、−S(O)qR10、−S(O)qAy、シアノ、ニトロ又はアジドであり;
nは、0、1又は2であり;
mは、0、1又は2であり;
R2は、H、C1−C8 アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C8ハロアルキル、C3−C8シクロアルキル、−Raシクロアルキル、−RaAy、−RaOR5又は−RaS(O)qR5であり、ここで、R2は、アミン若しくはアルキルアミンではなく、又はアミン若しくはアルキルアミンで置換されておらず;
R3は、ハロゲン、−N(R11)R12、−OR11、−C(O)R11、−C(O)N(R11)R12、−N(R11)C(O)R12、−N(R11)C(O)N(R11)R12、−N(R11)C(O)OR12、−S(O)2N(R11)R12、−N(R11)S(O)2R12、シアノ、ニトロ又はアジドであり;
各R4は、独立して、ハロゲン、C1−C8ハロアルキル、C1−C8アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8シクロアルケニル、−Ay、−N(H)Ay、−Het、−N(H)Het、−OR10、−OAy、−OHet、−RaOR10、−N(R6)R7、−RaN(R6)R7、−RaC(O)R10、−C(O)R10、−CO2R10、−RaCO2R10、−C(O)N(R6)R7、−C(O)Ay、−C(O)Het、−S(O)2N(R6)R7、−S(O)qR10、−S(O)qAy、−S(O)qHet、シアノ、ニトロ又はアジドであり;
各R5は、独立して、H、C1−C8アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C8シクロアルキル又は−Ayであり;
pは、0又は1であり;
Yは、−NR10−、−O−、−C(O)NR10−、−N(R10)C(O)−、−C(O)−、−C(O)O−、−N(R10)C(O)N(R10)−、−S(O)q−、−S(O)qN(R10)−又は−N(R10)S(O)q−であり;
Xは、−RaN(R10)2、−AyN(R10)2、−RaAyN(R10)2、−AyRaN(R10)2、−RaAyRaN(R10)2、−Het、−RaHet、−HetN(R10)2、−RaHetN(R10)2、−HetRaN(R10)2、−RaHetRaN(R10)2、−HetRaAy又は−HetRaHetであり;
各Raは、独立して、C1−C8アルキレン、C3−C8シクロアルキレン、C2−C6アルケニレン、C3−C8シクロアルケニレン又はC2−C6アルキニレンであり、そして任意により1個以上のC1−C8アルキル、ヒドロキシル又はオキソで置換されており;
各R10は、独立して、H、C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C8シクロアルケニル、−Raシクロアルキル、−RaOR5、RaN(R6)R7又はRaHetであり、
各R11及びR12は、独立して、H、C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C8シクロアルケニル、−Raシクロアルキル、−RaOR5であり、
R6及びR7のそれぞれは、独立して、H、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8シクロアルケニル、−Raシクロアルキル、−RaOR5、−RaN(R8)R9、−Ay、−Het、−RaAy、−RaHet、−C(O)R5又は−S(O)qR5から選択され;
R8及びR9のそれぞれは、独立して、H又はC1−C8アルキルから選択され;
各qは、独立して、0、1又は2であり;
各Ayは、独立して、任意によりC1−C8アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C8アルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、C1−C8ハロアルキル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8シクロアルコキシ、シアノ、アミド、アミノ及びC1−C8アルキルアミノの1個以上で置換されたC3−C10アリール基であり;そして
各Hetは、独立して、 任意によりC1−C8アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C8アルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、C1−C8ハロアルキル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8シクロアルコキシ、シアノ、アミド、アミノ及びC1−C8アルキルアミノの1個以上で置換されたC3−C7ヘテロシクリル又はヘテロアリール基である〕;又はその医薬上許容される誘導体。
【請求項2】
tが1である、請求項1の化合物。
【請求項3】
mが0である、請求項1の化合物。
【請求項4】
mが1又は2である、請求項1の化合物。
【請求項5】
mが1である、請求項4の化合物。
【請求項6】
R4がハロゲン、C1−C8ハロアルキル、C1−C8アルキル、OR10、NR6R7、CO2R10、CONR6R7又はシアノである、請求項5の化合物。
【請求項7】
R3がハロゲン、−C(O)R11、−C(O)N(R11)R12、−S(O)2N(R11)R12、−N(R11)C(O)N(R11)R12又はシアノである、請求項1の化合物。
【請求項8】
R3が−C(O)N(R11)R12又は−S(O)2N(R11)R12である、請求項1の化合物。
【請求項9】
R3がハロゲンである、請求項1の化合物。
【請求項10】
tが1又は2であり;RがH又はC1−C8アルキルであり;R2がH、C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル又は−Raシクロアルキルであり;R3がハロゲン、−C(O)R11、−C(O)N(R11)R12、−S(O)2N(R11)R12又はシアノであり;nが0であり;mが0であり;pが0であり、そしてXが−Het又は−HetN(R10)2であり、R10がH又はC1−C8アルキルであり、そして−Hetが非置換であるか又はC1−C8アルキル若しくはC3−C8シクロアルキルで置換されている、請求項1の化合物。
【請求項11】
tが1又は2であり;RがH又はC1−C8アルキルであり;R2がH、C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル又は−Raシクロアルキルであり;R3がハロゲン、−C(O)R11、−C(O)N(R11)R12、−S(O)2N(R11)R12又はシアノであり;nが0であり;mが0であり;pが1であり;Yが−N(R10)−、−O−、−C(O)N(R10)−又は−N(R10)C(O)−であり;Xが−Het又は−HetN(R10)2であり、そしてR10がH又はC1−C8アルキルであり、そして−Hetが非置換であるか又はC1−C8アルキル若しくはC3−C8シクロアルキルで置換されている、請求項1の化合物。
【請求項12】
tが1又は2であり;RがH又はC1−C8アルキルであり;R2がH、C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル又は−Raシクロアルキルであり;R3がハロゲン、−C(O)R11、−C(O)N(R11)R12、−S(O)2N(R11)R12又はシアノであり;nが0であり;mが0であり;pが1であり;Yが−N(R10)−又は−O−であり、そしてXが非置換であるか又はC1−C8アルキル若しくはC3−C8シクロアルキルで置換された−Hetである、請求項1の化合物。
【請求項13】
置換基−Yp−Xが、式(I−A):
【化2】
に示すベンゾイミダゾール環上に位置する、請求項1の化合物
又はその医薬上許容される誘導体。
【請求項14】
Hetがピペリジン、ピペラジン、アゼチジン、ピロリジン、イミダゾール又はピリジンである、請求項1の化合物。
【請求項15】
pが0であり、そしてXが−Het又は−HetN(R10)2であり、ここで、R10がH又はC1−C8アルキルである、請求項1の化合物。
【請求項16】
Hetが非置換であるか又は1個以上のC1−C8アルキル若しくはC3−C8シクロアルキルで置換されている、請求項15の化合物。
【請求項17】
5−(4−メチル−1−ピペラジニル)−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−(4−メチル−1−ピペラジニル)−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
2−({エチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
2−({エチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−(4−メチル−1−ピペラジニル)−2−({プロピル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−(4−メチル−1−ピペラジニル)−2−({プロピル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
2−({(1−メチルエチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
2−({(1−メチルエチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
2−({(シクロプロピルメチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({エチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({エチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({プロピル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({プロピル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({(1−メチルエチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({(1−メチルエチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({(フェニルメチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({エチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({エチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({プロピル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({プロピル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({(1−メチルエチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({(1−メチルエチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
(8S)−N−{[3−クロロ−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]メチル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−{[3−クロロ−5−(4−エチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]メチル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−({3−クロロ−5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}メチル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−({3−クロロ−5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}メチル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−{[3−クロロ−5−(4−メチルヘキサヒドロ−1H−1,4−ジアゼピン−1−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]メチル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
N−[3−クロロ−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル]−N,N’,N’−トリメチル−1,2−エタンジアミン;
(8S)−N−({3−クロロ−5−[(3S)−3−メチル−1−ピペラジニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}メチル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−({3−クロロ−5−[(3S)−3,4−ジメチル−1−ピペラジニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}メチル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−({3−クロロ−5−[4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}メチル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−({3−クロロ−5−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}メチル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
1−[5−(4−メチル−1−ピペラジニル)−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル]エタノン;
(8S)−N−{[3−ブロモ−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]メチル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−{[8−フルオロ−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]メチル}−N−プロピル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−({5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}メチル)−N−プロピル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;及びそれらの医薬上許容される誘導体
からなる群から選択される化合物。
【請求項18】
実施例の何れか一つに関して実質的に定義されるとおりの、請求項1〜17の何れか1項の化合物。
【請求項19】
請求項1〜17の何れか1項の化合物、及び医薬上許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項20】
錠剤又はカプセルの形態にある、請求項19の医薬組成物。
【請求項21】
液体又は懸濁液の形態にある、請求項19の医薬組成物。
【請求項22】
上記の医薬組成物が、ヌクレオチド逆転写酵素阻害剤、例えばジドブジン、ジダノシン、ラミブジン、ザリシタビン、アバカビル、スタビジン、アデフォビル、アデフォビルジピボキシル、フォジブジン、トドキシル、エムトリシタビン、アロブジン、アムドキソビル、エルブシタジン及び同様の物質;非ヌクレオチド逆転写酵素阻害剤(イムノカル、オルチプラズなどのような抗酸化活性を有する物質を包含する)、例えばネビラピン、デラビルジン、エファビレンズ、ロビリド、イムノカル、オルチプラズ、カプラビリン、TMC−278、TMC−125、エトラビリン及び同様の物質;プロテアーゼ阻害剤、例えばサキナビル、リトナビル、インジナビル、ネルフィナビル、アムプレナビル、フォスアムプレナビル、ブレカナビル、パリナビル、ラシナビル、アタザナビル、チプラナビル及び同様の物質;エントリー阻害剤、例えばエンフビルチド(T−20)、T−1249、PRO−542、PRO−140、TNX−355、BMS−860,5−Helix及び同様の物質;インテグラーゼ阻害剤、例えばL−870,180及び同様の物質;出芽阻害剤、例えばPA−344及びPA−457及び同様の物質;並びにCXCR4及び/又はCCR5阻害剤、例えばビクリビロク(Sch−C)、Sch−D、TAK779、マラビロク(UK427,857)、TAK449;及び同様の物質からなる群から選択される少なくとも一つの追加の治療剤を含む、請求項19の組成物。
【請求項23】
上記の組成物が、CXCR4及び/又はCCR5阻害剤、例えばビクリビロク(Sch−C)、Sch−D、TAK779、マラビロク(UK427,857)、TAK449;及び同様の物質からなる群から選択される少なくとも一つの追加の治療剤を含む、請求項22の組成物。
【請求項24】
ウイルス感染の治療における、請求項1〜17の何れか1項の化合物の使用。
【請求項25】
活性治療物質として使用するための、請求項1〜17の何れか1項の化合物。
【請求項26】
CXCR4の不適切な活性により引き起こされる疾患及び状態の治療に使用するための、請求項1〜17の何れか1項の化合物。
【請求項27】
HIV感染、心筋梗塞、造血に関連する疾患の治療に、化学療法の副作用の制御に、骨髄移植の成功率の向上に、傷の治癒及び火傷治療の向上に、白血病における細菌感染症、炎症、炎症性又はアレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、過敏性肺疾患、過敏性肺炎、好酸性肺炎、遅延型過敏症、間質性肺疾患(ILD)、特発性肺線維症、全身性エリテマトーデス、強直性脊椎炎、全身性硬化症、シェーグレン症候群、多発性筋炎又は皮膚筋炎、全身性アナフィラキシー又は過敏性反応、薬物アレルギー、虫刺されアレルギー、自己免疫疾患、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、重症筋無力症、若年発症糖尿病、糸球体腎炎、自己免疫性甲状腺炎、移植片拒絶反応、同種移植片拒絶反応、移植片対宿主疾患、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、脊椎関節症、強皮症;乾癬、T細胞仲介乾癬、炎症性皮膚疾患、皮膚炎、湿疹、アトピー性皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎、じん麻疹、血管炎、壊死性の、皮膚の、過敏性血管炎、好酸球性筋炎、好酸球性筋膜炎、並びに脳、乳房、前立腺、肺又は造血組織の癌との闘いに使用するための、請求項1〜17の何れか1項の化合物。
【請求項28】
状態又は疾患がHIV感染、関節リウマチ、炎症又は癌である、請求項27の化合物。
【請求項29】
状態又は疾患がHIV感染である、請求項27の化合物。
【請求項30】
ケモカイン受容体により調節される状態又は疾患の治療に使用するための医薬の製造における、請求項1〜17の何れか1項の化合物の使用。
【請求項31】
ケモカイン受容体がCXCR4である、請求項30の化合物の使用。
【請求項32】
HIV感染、心筋梗塞、造血に関連する疾患の治療に、化学療法の副作用の制御に、骨髄移植の成功率の向上に、傷の治癒及び火傷治療の向上に、白血病における細菌感染症、炎症、炎症性又はアレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、過敏性肺疾患、過敏性肺炎、好酸性肺炎、遅延型過敏症、間質性肺疾患(ILD)、特発性肺線維症、全身性エリテマトーデス、強直性脊椎炎、全身性硬化症、シェーグレン症候群、多発性筋炎又は皮膚筋炎、全身性アナフィラキシー又は過敏性反応、薬物アレルギー、虫刺されアレルギー、自己免疫疾患、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、重症筋無力症、若年発症糖尿病、糸球体腎炎、自己免疫性甲状腺炎、移植片拒絶反応、同種移植片拒絶反応、移植片対宿主疾患、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、脊椎関節症、強皮症;乾癬、T細胞仲介乾癬、炎症性皮膚疾患、皮膚炎、湿疹、アトピー性皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎、じん麻疹、血管炎、壊死性の、皮膚の、過敏性血管炎、好酸球性筋炎、好酸球性筋膜炎、並びに脳、乳房、前立腺、肺又は造血組織の癌との闘いに使用するための医薬の製造における、請求項1〜17の何れか1項の化合物の使用。
【請求項33】
状態又は疾患がHIV感染、関節リウマチ、炎症又は癌である、請求項32の化合物の使用。
【請求項34】
状態又は疾患がHIV感染である、請求項32の化合物の使用。
【請求項35】
請求項1〜17の何れか1項の化合物を投与することを含む、ケモカイン受容体により調節される状態又は疾患の治療方法。
【請求項36】
ケモカイン受容体がCXCR4である、請求項35の方法。
【請求項37】
請求項1〜17の何れか1項の化合物を投与することを含む、HIV感染、心筋梗塞、造血に関連する疾患を治療し、化学療法の副作用を制御し、骨髄移植の成功率を向上させ、傷の治癒及び火傷治療を向上させ、白血病における細菌感染症、炎症、炎症性又はアレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、過敏性肺疾患、過敏性肺炎、好酸性肺炎、遅延型過敏症、間質性肺疾患(ILD)、特発性肺線維症、全身性エリテマトーデス、強直性脊椎炎、全身性硬化症、シェーグレン症候群、多発性筋炎又は皮膚筋炎、全身性アナフィラキシー又は過敏性反応、薬物アレルギー、虫刺されアレルギー、自己免疫疾患、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、重症筋無力症、若年発症糖尿病、糸球体腎炎、自己免疫性甲状腺炎、移植片拒絶反応、同種移植片拒絶反応、移植片対宿主疾患、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、脊椎関節症、強皮症;乾癬、T細胞仲介乾癬、炎症性皮膚疾患、皮膚炎、湿疹、アトピー性皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎、じん麻疹、血管炎、壊死性の、皮膚の、過敏性血管炎、好酸球性筋炎、好酸球性筋膜炎、並びに脳、乳房、前立腺、肺又は造血組織の癌と闘う方法。
【請求項38】
請求項1〜17の何れか1項の化合物を投与することを含む、HIV感染、関節リウマチ、炎症又は癌の治療方法。
【請求項39】
請求項1〜17の何れか1項の化合物を投与することを含む、HIV感染の治療方法。
【請求項1】
式(I)の化合物:
【化1】
〔式中:
tは、0、1又は2であり;
各Rは、独立して、H、C1−C8アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C8ハロアルキル、C3−C8シクロアルキル、−RaAy、−RaOR10、−RaN(R10)2又は−RaS(O)qR10であり;
各R1は、独立して、ハロゲン、C1−8ハロアルキル、C1−C8アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8シクロアルケニル、−Ay、−N(H)Ay、−Het、−N(H)Het、−OR10、−OAy、−OHet、−RaOR10、−N(R6)R7、−RaN(R6)R7、−RaC(O)R10、−C(O)R10、−CO2R10、−RaCO2R10、−C(O)N(R6)R7、−C(O)Ay、−C(O)Het、−S(O)2N(R6)R7、−S(O)qR10、−S(O)qAy、シアノ、ニトロ又はアジドであり;
nは、0、1又は2であり;
mは、0、1又は2であり;
R2は、H、C1−C8 アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C8ハロアルキル、C3−C8シクロアルキル、−Raシクロアルキル、−RaAy、−RaOR5又は−RaS(O)qR5であり、ここで、R2は、アミン若しくはアルキルアミンではなく、又はアミン若しくはアルキルアミンで置換されておらず;
R3は、ハロゲン、−N(R11)R12、−OR11、−C(O)R11、−C(O)N(R11)R12、−N(R11)C(O)R12、−N(R11)C(O)N(R11)R12、−N(R11)C(O)OR12、−S(O)2N(R11)R12、−N(R11)S(O)2R12、シアノ、ニトロ又はアジドであり;
各R4は、独立して、ハロゲン、C1−C8ハロアルキル、C1−C8アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8シクロアルケニル、−Ay、−N(H)Ay、−Het、−N(H)Het、−OR10、−OAy、−OHet、−RaOR10、−N(R6)R7、−RaN(R6)R7、−RaC(O)R10、−C(O)R10、−CO2R10、−RaCO2R10、−C(O)N(R6)R7、−C(O)Ay、−C(O)Het、−S(O)2N(R6)R7、−S(O)qR10、−S(O)qAy、−S(O)qHet、シアノ、ニトロ又はアジドであり;
各R5は、独立して、H、C1−C8アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C8シクロアルキル又は−Ayであり;
pは、0又は1であり;
Yは、−NR10−、−O−、−C(O)NR10−、−N(R10)C(O)−、−C(O)−、−C(O)O−、−N(R10)C(O)N(R10)−、−S(O)q−、−S(O)qN(R10)−又は−N(R10)S(O)q−であり;
Xは、−RaN(R10)2、−AyN(R10)2、−RaAyN(R10)2、−AyRaN(R10)2、−RaAyRaN(R10)2、−Het、−RaHet、−HetN(R10)2、−RaHetN(R10)2、−HetRaN(R10)2、−RaHetRaN(R10)2、−HetRaAy又は−HetRaHetであり;
各Raは、独立して、C1−C8アルキレン、C3−C8シクロアルキレン、C2−C6アルケニレン、C3−C8シクロアルケニレン又はC2−C6アルキニレンであり、そして任意により1個以上のC1−C8アルキル、ヒドロキシル又はオキソで置換されており;
各R10は、独立して、H、C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C8シクロアルケニル、−Raシクロアルキル、−RaOR5、RaN(R6)R7又はRaHetであり、
各R11及びR12は、独立して、H、C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C8シクロアルケニル、−Raシクロアルキル、−RaOR5であり、
R6及びR7のそれぞれは、独立して、H、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8シクロアルケニル、−Raシクロアルキル、−RaOR5、−RaN(R8)R9、−Ay、−Het、−RaAy、−RaHet、−C(O)R5又は−S(O)qR5から選択され;
R8及びR9のそれぞれは、独立して、H又はC1−C8アルキルから選択され;
各qは、独立して、0、1又は2であり;
各Ayは、独立して、任意によりC1−C8アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C8アルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、C1−C8ハロアルキル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8シクロアルコキシ、シアノ、アミド、アミノ及びC1−C8アルキルアミノの1個以上で置換されたC3−C10アリール基であり;そして
各Hetは、独立して、 任意によりC1−C8アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C8アルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、C1−C8ハロアルキル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8シクロアルコキシ、シアノ、アミド、アミノ及びC1−C8アルキルアミノの1個以上で置換されたC3−C7ヘテロシクリル又はヘテロアリール基である〕;又はその医薬上許容される誘導体。
【請求項2】
tが1である、請求項1の化合物。
【請求項3】
mが0である、請求項1の化合物。
【請求項4】
mが1又は2である、請求項1の化合物。
【請求項5】
mが1である、請求項4の化合物。
【請求項6】
R4がハロゲン、C1−C8ハロアルキル、C1−C8アルキル、OR10、NR6R7、CO2R10、CONR6R7又はシアノである、請求項5の化合物。
【請求項7】
R3がハロゲン、−C(O)R11、−C(O)N(R11)R12、−S(O)2N(R11)R12、−N(R11)C(O)N(R11)R12又はシアノである、請求項1の化合物。
【請求項8】
R3が−C(O)N(R11)R12又は−S(O)2N(R11)R12である、請求項1の化合物。
【請求項9】
R3がハロゲンである、請求項1の化合物。
【請求項10】
tが1又は2であり;RがH又はC1−C8アルキルであり;R2がH、C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル又は−Raシクロアルキルであり;R3がハロゲン、−C(O)R11、−C(O)N(R11)R12、−S(O)2N(R11)R12又はシアノであり;nが0であり;mが0であり;pが0であり、そしてXが−Het又は−HetN(R10)2であり、R10がH又はC1−C8アルキルであり、そして−Hetが非置換であるか又はC1−C8アルキル若しくはC3−C8シクロアルキルで置換されている、請求項1の化合物。
【請求項11】
tが1又は2であり;RがH又はC1−C8アルキルであり;R2がH、C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル又は−Raシクロアルキルであり;R3がハロゲン、−C(O)R11、−C(O)N(R11)R12、−S(O)2N(R11)R12又はシアノであり;nが0であり;mが0であり;pが1であり;Yが−N(R10)−、−O−、−C(O)N(R10)−又は−N(R10)C(O)−であり;Xが−Het又は−HetN(R10)2であり、そしてR10がH又はC1−C8アルキルであり、そして−Hetが非置換であるか又はC1−C8アルキル若しくはC3−C8シクロアルキルで置換されている、請求項1の化合物。
【請求項12】
tが1又は2であり;RがH又はC1−C8アルキルであり;R2がH、C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル又は−Raシクロアルキルであり;R3がハロゲン、−C(O)R11、−C(O)N(R11)R12、−S(O)2N(R11)R12又はシアノであり;nが0であり;mが0であり;pが1であり;Yが−N(R10)−又は−O−であり、そしてXが非置換であるか又はC1−C8アルキル若しくはC3−C8シクロアルキルで置換された−Hetである、請求項1の化合物。
【請求項13】
置換基−Yp−Xが、式(I−A):
【化2】
に示すベンゾイミダゾール環上に位置する、請求項1の化合物
又はその医薬上許容される誘導体。
【請求項14】
Hetがピペリジン、ピペラジン、アゼチジン、ピロリジン、イミダゾール又はピリジンである、請求項1の化合物。
【請求項15】
pが0であり、そしてXが−Het又は−HetN(R10)2であり、ここで、R10がH又はC1−C8アルキルである、請求項1の化合物。
【請求項16】
Hetが非置換であるか又は1個以上のC1−C8アルキル若しくはC3−C8シクロアルキルで置換されている、請求項15の化合物。
【請求項17】
5−(4−メチル−1−ピペラジニル)−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−(4−メチル−1−ピペラジニル)−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
2−({エチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
2−({エチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−(4−メチル−1−ピペラジニル)−2−({プロピル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−(4−メチル−1−ピペラジニル)−2−({プロピル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
2−({(1−メチルエチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
2−({(1−メチルエチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
2−({(シクロプロピルメチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({エチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({エチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({プロピル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({プロピル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({(1−メチルエチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({(1−メチルエチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]−2−({(フェニルメチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({エチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({エチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({プロピル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({プロピル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({(1−メチルエチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;
5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]−2−({(1−メチルエチル)[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボキサミド;
(8S)−N−{[3−クロロ−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]メチル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−{[3−クロロ−5−(4−エチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]メチル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−({3−クロロ−5−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}メチル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−({3−クロロ−5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}メチル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−{[3−クロロ−5−(4−メチルヘキサヒドロ−1H−1,4−ジアゼピン−1−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]メチル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
N−[3−クロロ−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−5−イル]−N,N’,N’−トリメチル−1,2−エタンジアミン;
(8S)−N−({3−クロロ−5−[(3S)−3−メチル−1−ピペラジニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}メチル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−({3−クロロ−5−[(3S)−3,4−ジメチル−1−ピペラジニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}メチル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−({3−クロロ−5−[4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}メチル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−({3−クロロ−5−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}メチル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
1−[5−(4−メチル−1−ピペラジニル)−2−({メチル[(8S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル]アミノ}メチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル]エタノン;
(8S)−N−{[3−ブロモ−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]メチル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−{[8−フルオロ−5−(4−メチル−1−ピペラジニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]メチル}−N−プロピル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;
(8S)−N−({5−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}メチル)−N−プロピル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリンアミン;及びそれらの医薬上許容される誘導体
からなる群から選択される化合物。
【請求項18】
実施例の何れか一つに関して実質的に定義されるとおりの、請求項1〜17の何れか1項の化合物。
【請求項19】
請求項1〜17の何れか1項の化合物、及び医薬上許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項20】
錠剤又はカプセルの形態にある、請求項19の医薬組成物。
【請求項21】
液体又は懸濁液の形態にある、請求項19の医薬組成物。
【請求項22】
上記の医薬組成物が、ヌクレオチド逆転写酵素阻害剤、例えばジドブジン、ジダノシン、ラミブジン、ザリシタビン、アバカビル、スタビジン、アデフォビル、アデフォビルジピボキシル、フォジブジン、トドキシル、エムトリシタビン、アロブジン、アムドキソビル、エルブシタジン及び同様の物質;非ヌクレオチド逆転写酵素阻害剤(イムノカル、オルチプラズなどのような抗酸化活性を有する物質を包含する)、例えばネビラピン、デラビルジン、エファビレンズ、ロビリド、イムノカル、オルチプラズ、カプラビリン、TMC−278、TMC−125、エトラビリン及び同様の物質;プロテアーゼ阻害剤、例えばサキナビル、リトナビル、インジナビル、ネルフィナビル、アムプレナビル、フォスアムプレナビル、ブレカナビル、パリナビル、ラシナビル、アタザナビル、チプラナビル及び同様の物質;エントリー阻害剤、例えばエンフビルチド(T−20)、T−1249、PRO−542、PRO−140、TNX−355、BMS−860,5−Helix及び同様の物質;インテグラーゼ阻害剤、例えばL−870,180及び同様の物質;出芽阻害剤、例えばPA−344及びPA−457及び同様の物質;並びにCXCR4及び/又はCCR5阻害剤、例えばビクリビロク(Sch−C)、Sch−D、TAK779、マラビロク(UK427,857)、TAK449;及び同様の物質からなる群から選択される少なくとも一つの追加の治療剤を含む、請求項19の組成物。
【請求項23】
上記の組成物が、CXCR4及び/又はCCR5阻害剤、例えばビクリビロク(Sch−C)、Sch−D、TAK779、マラビロク(UK427,857)、TAK449;及び同様の物質からなる群から選択される少なくとも一つの追加の治療剤を含む、請求項22の組成物。
【請求項24】
ウイルス感染の治療における、請求項1〜17の何れか1項の化合物の使用。
【請求項25】
活性治療物質として使用するための、請求項1〜17の何れか1項の化合物。
【請求項26】
CXCR4の不適切な活性により引き起こされる疾患及び状態の治療に使用するための、請求項1〜17の何れか1項の化合物。
【請求項27】
HIV感染、心筋梗塞、造血に関連する疾患の治療に、化学療法の副作用の制御に、骨髄移植の成功率の向上に、傷の治癒及び火傷治療の向上に、白血病における細菌感染症、炎症、炎症性又はアレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、過敏性肺疾患、過敏性肺炎、好酸性肺炎、遅延型過敏症、間質性肺疾患(ILD)、特発性肺線維症、全身性エリテマトーデス、強直性脊椎炎、全身性硬化症、シェーグレン症候群、多発性筋炎又は皮膚筋炎、全身性アナフィラキシー又は過敏性反応、薬物アレルギー、虫刺されアレルギー、自己免疫疾患、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、重症筋無力症、若年発症糖尿病、糸球体腎炎、自己免疫性甲状腺炎、移植片拒絶反応、同種移植片拒絶反応、移植片対宿主疾患、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、脊椎関節症、強皮症;乾癬、T細胞仲介乾癬、炎症性皮膚疾患、皮膚炎、湿疹、アトピー性皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎、じん麻疹、血管炎、壊死性の、皮膚の、過敏性血管炎、好酸球性筋炎、好酸球性筋膜炎、並びに脳、乳房、前立腺、肺又は造血組織の癌との闘いに使用するための、請求項1〜17の何れか1項の化合物。
【請求項28】
状態又は疾患がHIV感染、関節リウマチ、炎症又は癌である、請求項27の化合物。
【請求項29】
状態又は疾患がHIV感染である、請求項27の化合物。
【請求項30】
ケモカイン受容体により調節される状態又は疾患の治療に使用するための医薬の製造における、請求項1〜17の何れか1項の化合物の使用。
【請求項31】
ケモカイン受容体がCXCR4である、請求項30の化合物の使用。
【請求項32】
HIV感染、心筋梗塞、造血に関連する疾患の治療に、化学療法の副作用の制御に、骨髄移植の成功率の向上に、傷の治癒及び火傷治療の向上に、白血病における細菌感染症、炎症、炎症性又はアレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、過敏性肺疾患、過敏性肺炎、好酸性肺炎、遅延型過敏症、間質性肺疾患(ILD)、特発性肺線維症、全身性エリテマトーデス、強直性脊椎炎、全身性硬化症、シェーグレン症候群、多発性筋炎又は皮膚筋炎、全身性アナフィラキシー又は過敏性反応、薬物アレルギー、虫刺されアレルギー、自己免疫疾患、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、重症筋無力症、若年発症糖尿病、糸球体腎炎、自己免疫性甲状腺炎、移植片拒絶反応、同種移植片拒絶反応、移植片対宿主疾患、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、脊椎関節症、強皮症;乾癬、T細胞仲介乾癬、炎症性皮膚疾患、皮膚炎、湿疹、アトピー性皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎、じん麻疹、血管炎、壊死性の、皮膚の、過敏性血管炎、好酸球性筋炎、好酸球性筋膜炎、並びに脳、乳房、前立腺、肺又は造血組織の癌との闘いに使用するための医薬の製造における、請求項1〜17の何れか1項の化合物の使用。
【請求項33】
状態又は疾患がHIV感染、関節リウマチ、炎症又は癌である、請求項32の化合物の使用。
【請求項34】
状態又は疾患がHIV感染である、請求項32の化合物の使用。
【請求項35】
請求項1〜17の何れか1項の化合物を投与することを含む、ケモカイン受容体により調節される状態又は疾患の治療方法。
【請求項36】
ケモカイン受容体がCXCR4である、請求項35の方法。
【請求項37】
請求項1〜17の何れか1項の化合物を投与することを含む、HIV感染、心筋梗塞、造血に関連する疾患を治療し、化学療法の副作用を制御し、骨髄移植の成功率を向上させ、傷の治癒及び火傷治療を向上させ、白血病における細菌感染症、炎症、炎症性又はアレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、過敏性肺疾患、過敏性肺炎、好酸性肺炎、遅延型過敏症、間質性肺疾患(ILD)、特発性肺線維症、全身性エリテマトーデス、強直性脊椎炎、全身性硬化症、シェーグレン症候群、多発性筋炎又は皮膚筋炎、全身性アナフィラキシー又は過敏性反応、薬物アレルギー、虫刺されアレルギー、自己免疫疾患、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、重症筋無力症、若年発症糖尿病、糸球体腎炎、自己免疫性甲状腺炎、移植片拒絶反応、同種移植片拒絶反応、移植片対宿主疾患、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、脊椎関節症、強皮症;乾癬、T細胞仲介乾癬、炎症性皮膚疾患、皮膚炎、湿疹、アトピー性皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎、じん麻疹、血管炎、壊死性の、皮膚の、過敏性血管炎、好酸球性筋炎、好酸球性筋膜炎、並びに脳、乳房、前立腺、肺又は造血組織の癌と闘う方法。
【請求項38】
請求項1〜17の何れか1項の化合物を投与することを含む、HIV感染、関節リウマチ、炎症又は癌の治療方法。
【請求項39】
請求項1〜17の何れか1項の化合物を投与することを含む、HIV感染の治療方法。
【公表番号】特表2009−524690(P2009−524690A)
【公表日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−552549(P2008−552549)
【出願日】平成19年1月24日(2007.1.24)
【国際出願番号】PCT/US2007/060939
【国際公開番号】WO2007/087549
【国際公開日】平成19年8月2日(2007.8.2)
【出願人】(597173680)スミスクライン ビーチャム コーポレーション (157)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年1月24日(2007.1.24)
【国際出願番号】PCT/US2007/060939
【国際公開番号】WO2007/087549
【国際公開日】平成19年8月2日(2007.8.2)
【出願人】(597173680)スミスクライン ビーチャム コーポレーション (157)
【Fターム(参考)】
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