説明

化学療法、放射線療法、酸化ストレス、および加齢を防御するための食事組成物ならびに方法

本発明は、低レベルのメチオニン、トリプトファン、すべてのアミノ酸またはタンパク質を含む食事組成物、単糖、二糖、および多糖の置換物としてのグリセロールを含む食事組成物、および低レベルのエネルギー、炭水化物、またはタンパク質を含有する低カロリー食事またはノンカロリー食事に関する。また、化学療法、放射線療法、酸化ストレス、または加齢に対して対象を防御するためにこれらの組成物と食事および絶食を使用する方法を開示する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
0−0.2重量%のL−メチオニン;それぞれ少なくとも0.05重量%の量のL−トリプトファン、L−イソロイシン、L−ロイシン、L−リジン、L−フェニルアラニン、L−スレオニン、およびL−バリンを含み、かつ、タンパク質を含まない食事組成物。
【請求項2】
さらにL−アラニン、L−アスパラギン、L−アスパラギン酸、L−システイン、L−グルタミン酸、L−グルタミン、L−グリシン、L−プロリン、L−セリン、L−チロシン、L−アルギニン、およびL−ヒスチジンから成る群から選択される複数のアミノ酸を含む請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
請求項1に記載の組成物を動物またはヒトに投与すること、それによって化学療法に対して前記動物および前記ヒトを防御することを含む化学療法に対して動物またはヒトを防御する方法。
【請求項4】
さらに前記化学療法に前記動物またはヒトを暴露させることを含む請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記組成物を前記動物またはヒトに前記暴露過程前3−10連日、前記暴露過程後24時間、またはそれらの組み合せで投与する請求項4に記載の方法。
【請求項6】
0−0.2重量%のL−トリプトファン;それぞれ少なくとも0.05重量%の量のL−メチオニン、L−イソロイシン、L−ロイシン、L−リジン、L−フェニルアラニン、L−スレオニン、L−バリンを含み;かつ、タンパク質を含まない食事組成物。
【請求項7】
さらにL−アラニン、L−アスパラギン、L−アスパラギン酸、L―システイン、L−グルタミン酸、L−グルタミン、L−グリシン、L−プロリン、L−セリン、L−チロシン、L−アルギニン、およびL−ヒスチジンから成る群から選択される複数のアミノ酸を含む請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
請求項6に記載の組成物を動物またはヒトに投与すること、それによって前記動物またはヒトを化学療法に対して防御することを含む化学療法に対して動物またはヒトを防御する方法。
【請求項9】
さらに前記動物またはヒトを前記化学療法に暴露させることを含む請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記組成物を前記暴露過程前3−10連日、暴露過程後24時間、またはそれらの組み合わせで前記動物またはヒトに投与する請求項9に記載の方法。
【請求項11】
それぞれ0−0.2重量%のL−メチオニン、L−トリプトファン、L−イソロイシン、L−ロイシン、L−リジン、L−フェニルアラニン、L−スレオニン、L−バリン、L−アラニン、L−アスパラギン、L−アスパラギン酸、L−システイン、L−グルタミン酸、L−グルタミン、L−グリシン、L−プロリン、L−セリン、L−チロシン、L−アルギニン、およびL−ヒスチジンを含み;かつ、タンパク質を含まない食事組成物。
【請求項12】
請求項11に記載の組成物を動物またはヒトに投与すること、それによって化学療法、放射線療法、酸化ストレス、または加齢に対して前記動物またはヒトを防御することを含む化学療法、放射線療法、酸化ストレス、または加齢に対して動物またはヒトを防御する方法。
【請求項13】
さらに前記動物またはヒトを前記化学療法、放射線療法、または酸化ストレスに暴露させることを含む請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記組成物を前記暴露過程前3−10連日、前記暴露過程後24時間、またはそれらの組み合わせで前記動物またはヒトに投与する請求項13に記載の方法。
【請求項15】
加齢に対して前記動物またはヒトを防御するために前記組成物を3回目の食事毎または3−10日毎に投与する請求項12に記載の方法。
【請求項16】
単糖、二糖、および多糖の置換物としてのグリセロールを含む食事組成物。
【請求項17】
請求項16に記載の前記組成物を動物またはヒトに投与すること、それによって化学療法または酸化ストレスに対して前記動物またはヒトを防御することを含む化学療法または酸化ストレスに対して動物またはヒトを防御する方法。
【請求項18】
さらに前記動物またはヒトを前記化学療法または酸化ストレスに暴露させることを含む請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記組成物を前記暴露過程前3−10連日、前記暴露過程後24時間、またはそれらの組み合わせで前記動物またはヒトに投与する請求項18に記載の方法。
【請求項20】
813−957kcal以下の総エネルギーを供給し、もし炭水化物が食材中に存在する場合は前記炭水化物が占める割合は前記総エネルギーの半分以下であり、30−36g以下のタンパク質を含有する前記食材を供給しながら、対象者に栄養を供給し得る該食材を含む低カロリー食事またはノンカロリー食事。
【請求項21】
前記食材が700kcal以下の総エネルギーを供給し得る請求項20に記載の食事。
【請求項22】
1日に前記動物またはヒトのkg体重当たり11kcal以下のエネルギー、および1日に前記動物またはヒトのkg体重当たり0.4g以下のタンパク質を供給し、それによって前記動物またはヒトを化学療法、放射線療法、酸化ストレス、または加齢に対して防御し、もし前記食事中に炭水化物が存在する場合は、前記総エネルギーに占める前記炭水化物の割合は半分以下である前記食事を供給しながら栄養を供給し得る前記食事を動物またはヒトに投与することを含む化学療法、放射線療法、酸化ストレス、または加齢に対して動物またはヒトを防御する方法。
【請求項23】
前記食事は1日に700kcal以下の総エネルギーを供給し得る請求項22に記載の方法。
【請求項24】
さらに前記化学療法、放射線療法、または酸化ストレスに前記動物またはヒトを暴露させることを含む請求項22に記載の方法。
【請求項25】
前記食事を前記暴露過程前3−10連日、暴露過程後24時間、またはそれらの組み合わせで前記動物またはヒトに投与する請求項24に記載の方法。
【請求項26】
加齢に対して前記動物またはヒトを防御するために3回目の食事毎または3−10日毎に前記食事を投与する請求項22に記載の方法。
【請求項27】
担癌動物または癌患者を1ラウンドの化学療法前48−140時間、前記化学療法後4−56時間またはそれらの組み合わせで絶食させること;および前記動物またはヒトを前記化学療法に暴露させることを含む化学療法に対して動物またはヒトを防御する方法。
【請求項28】
1ラウンドの化学療法前後に180時間以下前記動物またはヒトを絶食させる請求項27に記載の方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33−1】
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【図33−2】
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【図34A】
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【図34B】
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【図34C】
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【図35】
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【公表番号】特表2011−523626(P2011−523626A)
【公表日】平成23年8月18日(2011.8.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−506488(P2011−506488)
【出願日】平成21年4月24日(2009.4.24)
【国際出願番号】PCT/US2009/041736
【国際公開番号】WO2009/132320
【国際公開日】平成21年10月29日(2009.10.29)
【出願人】(510282239)ユニバーシティー オブ サウザン カリフォルニア,ユーエスシー スティーブンズ (1)
【氏名又は名称原語表記】UNIVERSITY OF SOUTHERN CALIFORNIA,USC STEVENS
【Fターム(参考)】