説明

回転角度検出装置

【課題】主に自動車のステアリングホイールの回転角度検出等に用いられる回転角度検出装置に関し、検出誤差が少なく回転角度の確実な検出が可能なものを提供することを目的とする。
【解決手段】直方体の磁石4Aを押圧付勢して磁石4Aの一側面を略矩形の保持部12Bの一内側面に当接させるホルダー14を設け、このホルダー14で磁石4Aを第一の検出体12の保持部12Bに装着することによって、温度や湿度などの周囲環境が変化して保持部12Bが膨張や収縮しても、磁石4Aは第一の検出体12の回転方向に回転ずれを生じ難いため、回転角度の検出誤差が少なく確実な回転角度の検出が可能な回転角度検出装置を得ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に自動車のステアリングホイールの回転角度検出等に用いられる回転角度検出装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、自動車の高機能化が進むなか、回転角度検出装置を用いてステアリングホイールの回転角度を検出し、この回転角度を用いて車両の各種制御を行なうものが増えている。
【0003】
このような、従来の回転角度検出装置について、図5及び図6を用いて説明する。
【0004】
図5は従来の回転角度検出装置の要部分解斜視図であり、同図において、1は側面外周に平歯車部1Aが形成された合成樹脂製の回転体で、中央筒部内周には挿通するステアリング(図示せず)の軸と係合する一対の係合部1Bが形成されている。
【0005】
そして、2は側面外周に平歯車部2Aが形成された合成樹脂製の第一の検出体、3は側面外周に平歯車部2Aとは歯数の異なる平歯車部3Aが形成された合成樹脂製の第二の検出体で、第一の検出体2の平歯車部2Aが回転体1の平歯車部1Aに噛合すると共に、第二の検出体3の平歯車部3Aが第一の検出体2の平歯車部2Aに噛合している。
【0006】
また、この第一の検出体2の中央には凹状で略矩形状の保持部2Bが、第二の検出体3の中央には同じく凹状で略矩形状の保持部3Bが、各々形成されると共に、これらの保持部2B、3Bに直方体の磁石4A、5Aが各々接着剤等により接着されて装着されている。
【0007】
そして、6は第一及び第二の検出体2、3の上方にほぼ平行に配置された配線基板で、上下面に複数の配線パターン(図示せず)が形成されると共に、第一の検出体2中央に装着された磁石4Aと、第二の検出体3中央に装着された磁石5Aとの対向面には、磁気検出素子4Bと5Bが各々装着されている。
【0008】
また、このように対向した磁石4Aと磁気検出素子4Bによって第一の検出手段が、同じく磁石5Aと磁気検出素子5Bによって第二の検出手段が各々形成されると共に、配線基板6にはマイコン等の電子部品によって、磁気検出素子4Bや5Bに接続された制御手段7が形成されて、回転角度検出装置が構成されている。
【0009】
以上の構成において、ステアリングホイールを回転すると、ステアリング軸に係止された回転体1が回転し、これに連動して第一の検出体2が、第一の検出体2に連動して第二の検出体3が各々回転するため、これらの中央に装着された磁石4A、5Aも回転して、この磁石4A、5Aの変化する磁力を磁気検出素子4B、5Bが検出信号として検出するが、第一の検出体2と第二の検出体3は歯数が異なり回転速度も異なる為、磁気検出素子4Bと5Bのデータ波形は、周期が異なり位相のずれた検出信号となる。
【0010】
そして、この第一の検出体2と第二の検出体3からの二つの異なる検出信号と各々の歯数から、制御手段7が所定の演算を行って、回転体1即ち、ステアリングホイールの回転角度を検出し、これが自動車の電子回路へ出力されて、車両の様々な制御が行われるように構成されている。
【0011】
なお、第一の検出体2や第二の検出体3の凹状の保持部2B、3Bは、装着される磁石4A、5Aに対し隙間を設けたやや大きい略矩形状で、このような保持部2B、3B内に磁石4A、5Aが接着剤を介して接着保持されていることにより、周囲の温度や湿度等の状況によっては、磁石4A、5Aが保持部2B、3B内で検出体の回転方向に回転ずれを生じる場合があった。
【0012】
つまり、例えば図6(a)の要部平面図に示すように、例えば、第一の検出体2の保持部2B内に磁石4Aが装着された状態で、周囲環境が高温または低温あるいは高湿又は乾燥状況となった場合に、接着剤や合成樹脂製の保持部2Bが膨張や収縮することによって、図6(b)に示すように、磁石4Aが保持部2B内で第一の検出体2の回転方向にずれて回転ずれθを生じることがある。
【0013】
そして、この回転ずれθを検出した磁気検出素子4Bからの検出信号によって、制御手段7が回転体1の回転角度を検出するが、この時、正常な回転角度に対し磁石4Aの回転ずれθ分、値がずれた誤差のある回転角度が検出されることがある。
【0014】
また、磁石4Aや5Aを第一及び第二の検出体2、3中央に装着する方法としては、上記のような接着のほか、インサート成形によって固定装着する方法があるが、この場合、インサート成形するための金型が複雑な構成となり製作にもやや時間を要すると共に、成形時の高温状態によって磁石の磁力が劣化するため、インサート成形後、再度、磁石を着磁させる必要があり、製作に手間がかかり複雑で高価なものになり易いものであった。
【0015】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【特許文献1】特開2007−139741号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
しかしながら,上記従来の回転角度検出装置においては、温度や湿度などの周囲環境によって、磁石4A、5Aを保持する接着剤や保持部2B、3Bが膨張や収縮して、磁石4A、5Aが保持部2B、3B内で検出体の回転方向に回転ずれを生じてしまい、制御手段7が磁石の回転ずれ分の誤差のある回転角度を検出してしまう場合があるという課題があった。
【0017】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、回転角度の検出誤差が少なく確実な回転角度の検出が可能な回転角度検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0018】
上記目的を達成するために本発明は、直方体の磁石を押圧付勢して磁石の少なくとも一側面を略矩形の保持部の一内側面に当接させるホルダーを設けると共に、このホルダーによって、磁石を検出体の保持部に装着したものであり、ホルダーが磁石を押圧付勢し、磁石の少なくとも一側面が保持部の一内側面に当接して装着されていることにより、温度や湿度などの周囲環境が変化して保持部が膨張や収縮した際にも、保持部の内側面自体は検出体の回転方向への角度変化はほとんどなく、したがって、この保持部の内側面に側面が当接した磁石も回転ずれを生じ難いため、回転角度の検出誤差が少なく確実な回転角度の検出が可能な回転角度検出装置を得ることができるという作用を有するものである。
【発明の効果】
【0019】
以上のように本発明によれば、検出体に対する磁石の回転ずれが生じ難く、確実な回転角度の検出が可能な回転角度検出装置を実現できるという有利な効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の一実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。
【0021】
なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
【0022】
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による回転角度検出装置の要部断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、1は側面外周に平歯車部1Aを設けた合成樹脂製または金属製の回転体で、中央筒部内周には挿通するステアリング(図示せず)の軸と係合する一対の係合部1Bが形成されている。
【0023】
そして、12は側面外周に平歯車部12Aが形成されたポリオキシメチレン等の合成樹脂製の第一の検出体、13は側面外周に平歯車部12Aとは歯数の異なる平歯車部13Aが形成されたポリオキシメチレン等の合成樹脂製の第二の検出体で、第一の検出体12の平歯車部12Aが回転体1の平歯車部1Aに噛合すると共に、第二の検出体13の平歯車部13Aが第一の検出体12の平歯車部12Aに噛合している。
【0024】
また、この第一の検出体12の中央には凹状で略矩形状の保持部12Bが、第二の検出体13の中央には同じく凹状で略矩形状の保持部13Bが、各々形成されると共に、これらの保持部12B、13B内に直方体の磁石4A、5Aが収納されている。
【0025】
さらに、14及び15はポリオキシメチレン等の合成樹脂製のホルダーで、天面の一側端から下方に付勢部14A、15Aが延出すると共に、付勢部14A、15Aと直交する両側端から下方に把持部14B、15Bが延出して、これらホルダー14、15によって磁石4A、5Aが保持部12B、13B内に各々装着されている。
【0026】
なお、ここで、ホルダー14、15による磁石4A、5Aの第一及び第二の検出体12、13の保持部12B、13Bにおける装着状態について、第一の検出体12を例として図3及び図4を用いて説明する。
【0027】
図3は磁石4Aが保持部12Bに装着された状態を示す要部平面断面図、図4は同要部側面断面図であり、同図において、略矩形の保持部12Bの一内側面には、切欠き12Dを挟んで両側に支持部12Cが設けられると共に左右方向に対称に形成され、その左右方向の間隔は磁石4Aの縦幅よりやや大きくなっている。
【0028】
また、支持部12Cと直交する両側面部12Eには係止壁12Fとその外側に係止孔12Gが形成され、両側面部12Eの間隔も磁石4Aの横幅よりやや大きく形成されている。
【0029】
そして、図4(a)の正面視の断面図に示すように、付勢部14A下端部がやや撓んだ状態で保持部12Bに収納された磁石4Aの左側面を押圧付勢し、磁石4Aの一側面である右側面を保持部12Bの一内側面である右側の支持部12Cに弾接させている。
【0030】
また、図4(b)の側面視の断面図に示すように、ホルダー14天面の下面に設けたリブ14Dが磁石4Aの上面に当接し、2つの把持部14Bが検出体12の係止孔12Gに前後方向をガイドされて挿通すると共に、やや下方へ撓んだ状態の把持部14B下端のフック部14Cが保持部12Bの係止壁12F外側の下端に各々弾接係止して、磁石4Aが保持部12B内に装着されている。
【0031】
なお、磁石4Aを保持部12B内に上述のように装着するには、まず、磁石4Aを保持部12B内に挿入し収納した後、ホルダー14を磁石4A上方から被せ、付勢部14Aを磁石4Aの左側面に弾接させると共に、両把持部14Bを係止孔12Gに左右方向にガイドして挿入し、リブ14Dを中心に両把持部14Bを下方へ撓ませながら、把持部14B下端のフック部14Cを係止壁12Fの外側下端に弾接係止させ、付勢部14Aによって押圧付勢された磁石4Aの右側面が支持部12Cに当接した状態にして、磁石4Aを保持部12B内に装着する。
【0032】
また、磁石4Aはホルダー14の付勢部14Aによって左側面を押圧付勢されて、磁石4Aの右側面が保持部12Bの右内側面の支持部12Cに当接しているが、保持部12Bは左右対称の形状であり、付勢部14Aを磁石4Aの右側に配置して、磁石4Aの右側面を付勢部14Aが押圧付勢し、磁石4Aの左側面を保持部12Bの左側の内側面である支持部12Cに当接させても良い。
【0033】
このように、検出体12の保持部12B内に収納した磁石4Aに対し、上方からホルダー14を保持部12Bに組付けることによって、付勢部14Aにより確実に磁石4Aの側面が保持部12Bの内側面に当接すると共に、把持部14Bにより弾接しながら磁石4Aが保持部12B内に弾接保持されるため、磁石4Aを保持部12B内に容易に装着できると共に、保持部12B内での磁石4Aの保持が確実で安定したものとなる。
【0034】
そして、図1や図2に示すように、第一及び第二の検出体12、13の上方には、配線基板6がほぼ平行に配置され、この上下面に複数の配線パターン(図示せず)が形成されると共に、第一の検出体12中央に装着された磁石4Aと、第二の検出体13中央に装着された磁石5Aとの対向面には、AMR(異方性磁気抵抗)素子等の磁気検出素子4Bと5Bが各々装着されている。
【0035】
また、このように対向した磁石4Aと磁気検出素子4Bによって第一の検出手段が、同じく磁石5Aと磁気検出素子5Bによって第二の検出手段が各々形成されると共に、配線基板6にはマイコン等の電子部品によって、磁気検出素子4Bや5Bに接続された制御手段7が形成されて、回転角度検出装置が構成されている。
【0036】
以上の構成において、ステアリングホイールを回転すると、ステアリング軸に係止された回転体1が回転し、これに連動して第一の検出体12が、第一の検出体12に連動して第二の検出体13が各々回転するため、これらの中央に装着された磁石4A、5Aも回転して、この磁石4A、5Aの変化する磁力を磁気検出素子4B、5Bが検出信号として検出するが、第一の検出体12と第二の検出体13は歯数が異なり回転速度も異なる為、磁気検出素子4Bと5Bのデータ波形は、周期が異なり位相のずれた検出信号となる。
【0037】
そして、この第一の検出体12と第二の検出体13からの二つの異なる検出信号と各々の歯数から、制御手段7が所定の演算を行って、回転体1即ち、ステアリングホイールの回転角度を検出し、これが自動車の電子回路へ出力されて、車両の様々な制御が行われるように構成されている。
【0038】
なお、このように車両内に装着された回転角度検出装置は、周囲が高温または低温、あるいは高湿または乾燥状態の環境下で使用された場合、第一の検出体12と第二の検出体13の保持部12B、13Bは周囲環境によって膨張や収縮などが生じることがある。
【0039】
しかし、この時、磁石4A、5Aはホルダー14、15により磁石4A、5Aの一側面が保持部12B、13Bの一内側面の支持部12C、13Cに押圧付勢されて当接し、保持部12B、13Bに装着されているため、保持部12B、13Bの膨張や収縮などによっても第一及び第二の検出体12、13に対して磁石4A、5Aは回転方向には回転ずれを生じ難くなり、磁石4A、5Aに対向した磁気検出素子4B、5Bからの検出信号に基づいて、制御手段7によって検出される回転体1の回転角度には誤差が少ないものとなる。
【0040】
つまり、例えば図3に示す第一の検出体12の場合、略矩形の保持部12Bが膨張や収縮することによって、保持部12Bの支持部12Cに当接している直方体の磁石4Aは、内側面である支持部12Cに沿う方向へは少々位置ずれを生じる可能性はあるが、略矩形の保持部12Bの内側面は膨張や収縮によっても回転方向への角度の変化はほとんど生じないため、この内側面に当接している磁石4Aも保持部12B、即ち検出体12に対して回転方向への回転ずれは生じ難くなっている。
【0041】
なお、磁石4Aが保持部12Bに装着された状態で、保持部12Bの内側面に沿う方向に移動し、少々位置ずれしたとしても、磁石4Aによる磁界の向きは同じ状態であり、対向する磁気検出素子4Bは磁石4Aの磁界の向きによる磁力を検出してデータ波形を出力するため、このような位置ずれによってデータ波形に変化は少なく、回転角度の検出精度への影響は小さい。
【0042】
このように本実施の形態によれば、直方体の磁石4A、5Aを押圧付勢して磁石4A、5Aの一側面を略矩形の保持部12B、13Bの一内側面である支持部12C、13Cに当接させるホルダー14、15により、磁石4A、5Aを第一の検出体12、13の保持部12B、13Bに装着することによって、温度や湿度などの周囲環境が変化して保持部12B、13Bが膨張や収縮しても、磁石4A、5Aは第一及び第二の検出体12、13の回転方向に回転ずれを生じ難いため、回転角度の検出誤差が少なく確実な回転角度の検出が可能な回転角度検出装置を得ることができるものである。
【0043】
なお、以上の説明では、磁石4A、5Aをホルダー14、15の付勢部14A、15Aで押圧付勢し、磁石4A、5Aの一側面を保持部12B、13Bの一内側面である支持部12C、13Cに当接させたものとして説明したが、磁石4A、5Aの一方の隣合う側面を付勢部で押圧付勢するホルダーを設けて、磁石4A、5Aの他方の隣合う二つの側面を、保持部の対応する支持部とこれに隣合う内側面の二つの内側面に当接させるようにしても、検出体に対して磁石4A、5Aの回転ずれを生じ難く形成することができる。
【0044】
また、以上の説明では、回転体1に連動する第一の検出体12と、この第一の検出体12に連動する第二の検出体13に磁石4A、5Aを各々装着し、磁石4A、5Aに対向した磁気検出素子4B、5Bからの検出信号に基づいて制御手段7が回転体1の回転角度を検出する構成について説明したが、回転体1に連動する第一の検出体12とこれに装着された磁石4A及び磁気検出素子4Bからなる第一の検出手段のみの構成とし、制御手段7に加え記憶手段を設けて回転体1の回転角度を検出するものや、逆に第三の検出体とこれに装着された磁石や磁気検出素子をさらに追加して回転角度を検出するものなど、様々な構成の回転角度検出装置においても本発明の実施は可能である。
【0045】
さらに、以上の説明では、回転体1や第一及び第二の検出体12、13の外周に平歯車部を形成して、これらが噛合して互いに連動して回転する構成として説明したが、平歯車部以外にも、回転を伝達できる凹凸部や高摩擦部などを回転体や検出体の外周に形成し、これによって互いに連動して回転する構成としても良い。
【産業上の利用可能性】
【0046】
本発明による回転角度検出装置は、検出体に対する磁石の回転ずれが生じ難く、検出誤差が少なく回転角度の確実な検出が可能なものが得られ、主に自動車のステアリングホイールの回転角度検出等に有用である。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の一実施の形態による回転角度検出装置の要部断面図
【図2】同要部分解斜視図
【図3】同要部平面断面図
【図4】同要部側面断面図
【図5】従来の回転角度検出装置の要部分解斜視図
【図6】同要部平面図
【符号の説明】
【0048】
1 回転体
1A 平歯車部
1B 係合部
4A、5A 磁石
4B、5B 磁気検出素子
6 配線基板
7 制御手段
12 第一の検出体
13 第二の検出体
12A、13A 平歯車部
12B、13B 保持部
12C、13C 支持部
12D 切欠き
12E 側面部
12F 係止壁
14、15 ホルダー
14A、15A 付勢部
14B、15B 把持部
14C フック部
14D リブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ステアリングに連動して回転する回転体と、この回転体に連動して回転する検出体と、この検出体の中央に設けた凹状で略矩形状の保持部に装着された直方体の磁石と、この磁石に対向して配置された磁気検出素子と、前記磁気検出素子からの検出信号により前記回転体の回転角度を検出する制御手段からなり、前記磁石を押圧付勢して前記磁石の少なくとも一側面を前記保持部の一内側面に当接させるホルダーを設けると共に、このホルダーによって前記磁石を前記保持部に装着した回転角度検出装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−236515(P2009−236515A)
【公開日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−79616(P2008−79616)
【出願日】平成20年3月26日(2008.3.26)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】