説明

固定冶具

【課題】溶接対象となり得る部材が倒れたり位置ずれしたりすることがないよう安定的に保持できるようにし、溶接するときの作業性、及び作業者の安全性の向上を図った溶接部材保持装置を提供する。
【解決手段】一方の部材2を他方の部材3に溶接により接合する際に、前記一方の部材2を前記他方の部材3に当接させた状態で保持することが可能な溶接部材保持装置1であって、負圧発生手段20と、該負圧発生手段20で発生された負圧により前記他方の部材3に吸着される吸着部4と、把持レバー11と、把持レバー11の反復操作により、前記他方の部材3に当接させた前記一方の部材2を前記他方の部材3に向かって押圧して保持する油圧ロッド7とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、保持対象である部材が倒れたり位置ずれしないように、保持対象物を安定的に保持することができる固定冶具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、2つの鋼板など金属製の部材を一体化する方法は、工作機械の分野だけではなく建築分野など様々な技術分野で行われている。例えば、水平方向に載置された金属フレームに対し、長尺状の金属板を起立させた状態でT継手の隅肉溶接をする場合には、溶接作業中に金属板が倒れたり位置ずれしたりすることがないよう保持する必要があり、保持対象の金属板を位置ずれ等しないよう保持する手段としては、手力で保持する以外に、磁力を用いたクランパや係止手段など様々な手段が提案されており、例えば特許文献1には、回転軸に圧入されたプーリを抜き取るに際し、板状腕部の引掛け爪部でプーリを保持する技術等が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特公昭63−29120号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1で開示されている技術は、引掛け爪部で係止されたプーリの中心に圧入された回転軸を押付けキャップで押圧し、回転軸からプーリを抜き取るという、作業性を向上しようという技術であり、こうした作業効率の向上を図ることが様々な分野で望まれている。例えば、金属製の部材同士を溶接により一体接合する技術分野においては、溶接作業性に加え溶接時の作業者に対する安全性を配慮した技術が望まれている。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、溶接対象となり得るような部材が、溶接などの作業中に倒れたり位置ずれ等することがないよう安定的に保持できるようにし、作業性、及び作業者の安全性の向上を図った溶接部材保持装置等の固定冶具を提供することを目的とする。
【0006】
さらに本発明は、垂直に立ち上がった部材に対して水平方向に保持対象物を保持固定して溶接等の作業をする場合であっても、固定冶具を駆動する油圧発生用の作動油がこぼれない構成の固定冶具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る固定冶具の発明は、
一方の部材を他方の部材に接合する際に、前記一方の部材を前記他方の部材に当接させた状態で保持することが可能な固定冶具であって、
負圧を発生させる負圧発生手段と、該負圧発生手段で発生された負圧により前記他方の部材に吸着される吸着部と、前記他方の部材に当接させた前記一方の部材を前記他方の部材に向かって押圧する油圧ロッドと、該油圧ロッドにより前記一方の部材を前記他方の部材に向かって押圧するときに反復操作される把持レバーとを備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る固定冶具の発明は、請求項1において、
前記油圧ロッドを内挿した油圧シリンダーと、該油圧シリンダーに油を供給する油圧ポンプとを備え、前記把持レバーの反復操作により前記油圧ポンプから前記油圧シリンダーへ作動油を供給することにより、該作動油を介在して設けられた前記油圧ロッドを突出させ、前記一方の部材を前記他方の部材に向かって油圧により弾性的に押圧して保持するように構成したことを特徴とする。
【0009】
請求項3に係る固定冶具の発明は、請求項2において、
前記油圧ポンプ内には可撓性を有するゴムタンクを備えており、該ゴムタンクは、前記油圧シリンダーへ供給される作動油が前記油圧ポンプの外部に漏れ出さないように覆い気密性を確保するものであることを特徴とする。
【0010】
請求項4に係る固定冶具の発明は、請求項3において、
前記負圧発生手段は、圧縮空気が供給される吸気ポートと、該吸気ポートから供給された圧縮空気が排出される排気ポートと、前記吸気ポートと前記排気ポートの間に設けられた負圧ポートとを備えたエジェクタ装置であり、
前記負圧ポートで発生される負圧により前記吸着部に吸引力を発生させるものであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本固定冶具の発明によれば、溶接部材等になるような一方の部材を他方の部材に溶接等により接合する際、固定冶具に設けた吸着部を他方の部材に吸着させると共に、他方の部材に当接された一方の部材を油圧ロッドの先端で押圧して、一方の部材が倒れたり位置ずれしたりしないよう静止状態で保持することができる。よって、一方の部材が溶接対象である場合には、溶接を行う作業者は、溶接に伴い高熱化する一方の部材を手などで支えたりすることなく容易且つ安全に溶接作業を行うことができる。
【0012】
また、他方の部材を吸着部により強固に吸着し、該吸着部で吸着された他方の部材に対し前記一方の部材を前記油圧ロッドにより押圧して保持することで歪により変形を生じている他方の部材と一方の部材との隙間を矯正し無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の一例の溶接部材保持装置の正面図であり、溶接部材保持装置により一方の部材を他方の部材に当接させた状態で保持した状態を示す。
【図2】同上、溶接部材保持装置を示す平面図である。
【図3】同上、溶接部材保持装置を背面側から視た状態の要部を示す断面図である。
【図4】同上、溶接部材保持装置を側面側から視た状態を示す断面図である。
【図5】同上、油圧ポンプのタンクカバー内に設けられるゴムタンクを示す平面図である。
【図6】同上、油圧ポンプのタンクカバー内に設けられるゴムタンクを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態を図1〜図6により以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反しない範囲で実施形態において説明した以外の構成のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
【0015】
図1及び図2に示す本発明の一例の固定冶具たる溶接部材保持装置1は、鋼材などの金属製の部材(一方の部材2と他方の部材3)をT継手の隅肉溶接により一体に接合する際に、他方の部材3の表面(上面)に当接された一方の部材2が倒れたり位置ずれしないように保持するためのものである。
【0016】
溶接部材保持装置1には、一方の部材2を保持するための油圧シリンダー5と、他方の部材3を吸着するための一対の吸着部4とを備えており、油圧シリンダー5は、その油圧シリンダー5内に基端側が内挿され、先端部には他方の部材3に当接される押圧部材6が装着された油圧ロッド7を備えている。
【0017】
油圧シリンダー5には、流路8を通じて作動油を供給する油圧ポンプ9を備えており、この油圧ポンプ9は手動による反復操作により、油圧シリンダー5に対して作動油を供給する把持レバー11を備えている。また、別の駆動手段として、前記吸着部4に吸引力を発生させる負圧発生手段20等を備えている。そして、この油圧ポンプ9と負圧発生手段20とが、一方の部材2と他方の部材3を保持する駆動手段として動作される。
【0018】
油圧ポンプ9の外側を覆うタンクカバー12のその内側には、可撓性を有するゴムタンク13を有しており、把持レバー11の反復操作に伴い、油圧ポンプ9の往復動ピストン31が往復動され、一対の一方向弁32,33の存在によりゴムタンク13内の作動油がポンプアップされ、このポンプアップされた作動油は、横方向の流路8を介して縦方向の流路34を経て油圧シリンダー5内に圧入され、油圧ロッド7が前進(図3に示す下方)される。油圧ロッド7が前進する際には、ゴムタンク13は、油圧シリンダー5へ供給される加圧作動油が油圧ポンプ9の外部に漏れ出すことがないよう気密性が保持される。
【0019】
他方の部材3に対して吸着される吸着部4の中心には、図1に示すように、吸着部4に対し垂直方向になるようにして上部に連結フレーム14が装着されている。連結フレーム14にはその長手方向に連続して多数の孔14aが形成されており、吸着部4の負圧発生手段20のほか、油圧ポンプ9と油圧シリンダー5等が一体に設けられた本体フレーム15の高さを調整することが可能となっており、保持する一方の部材2の高さの相違によって、本体フレーム15の高さを調整する際には、図1に示すように、本体フレーム15の孔部15aと連結フレーム14の所望の孔14aとを対向させ、ピン30によりピン止めを行い、高さ調整を行う。
【0020】
吸着部4に吸引力を発生させる負圧発生手段20は、所謂エジェクタ装置であり、負圧発生手段20は、図示しないエアーコンプレッサから圧縮空気が供給される吸気ポート21、吸気ポート21から供給された圧縮空気が排出される排気ポート22、吸気ポート21と排気ポート22の間に設けられた負圧ポート23を備えており、吸気ポート21から供給された圧縮空気が排気ポート22から排出されることにより負圧ポート23に負圧が発生される。そして、その負圧を用いて管体10を通じ吸着部4に吸引力を発生させ、これにより、吸着部4が他方の部材3を吸引し、溶接部材保持装置1を他方の部材3に吸引固定する。なお、このような負圧発生手段20は、本発明のポイントではなく、既に公知の技術でもあるのでこれ以上の詳細な説明はしない。
【0021】
ここで、溶接部材保持装置1を適用して、水平に設けられた他方の部材3上に一方の部材2を起立させた状態で保持させるときの手順(T継手の隅肉溶接)について説明する。
【0022】
先ず、他方の部材3上の所定箇所に一方の部材2を起立させた状態で当接配置し、油圧ロッド7先端に構成された押圧部材6が一方の部材2の上部に対向するように配置すると共に、この一方の部材2を跨ぐようにして一対の吸着部4を設置する。
【0023】
次に、負圧発生手段20を作動させ、吸着部4に吸引力を発生させることにより、他方の部材3の表面に対し吸着部4を吸着させる。なお、この段階では、一方の部材2に対し油圧ロッド7先端の押圧部材6が所定間隔より離れ過ぎている場合には、本体フレーム15の孔部15aに対し連結フレーム14の複数あるうちの何れかの孔14aを対向させ、これらにピン30を挿通して本体フレーム15の高さ調整をすることで、押圧部材6の高さ調整を適宜行う。
【0024】
次に、把持レバー11の反復操作を行うと、油圧ポンプ9のゴムタンク13内から油圧シリンダー5内へ作動油が供給され、それに伴い油圧ロッド7が一方の部材2側へ突出され、油圧ロッド7が油圧シリンダー5内のコイルバネ16の弾性力(引っ張り力)に抗して伸張(他方の部材3に向かって伸張)され、油圧ロッド7先端の押圧部材6が、他方の部材3側へ一方の部材2の端部(上端部)を押圧することにより、一方の部材2が他方の部材3に対して固定保持される。
【0025】
以上によれば、溶接部材保持装置1は、吸着部4により他方の部材3に吸着された状態で、他方の部材3上に当接された一方の部材2を、倒れたり位置ずれしたりしないよう静止状態で保持することができるから、他方の部材3に対し一方の部材2を溶接する作業者は、溶接に伴い高熱化する部材2を手などで支えたりすることなく容易且つ安全に溶接作業を行うことが可能となる。
【0026】
しかし、油圧ポンプ9内に封入した作動油がリジッドなタンク等に入れられている場合には、タンク内に作動油を出し入れする開口部を設ける必要があることから、溶接部材保持装置を横向きに使用することが難しかった。そこで、本実施形態においては、横向き使用を可能にするために、油圧ポンプ9には作動油を封入する可撓性を有するゴムタンク13を備えており、このゴムタンク13により、油圧シリンダー5へ供給される作動油が油圧ポンプ9の外部に漏れ出さないように覆って気密性を確保することから、ゴムタンク13内に有する油が外部へ漏れ出してこないよう防止することができる。
【0027】
また、溶接部材保持装置1は、他方の部材3を吸着部4により強固に吸着し、該吸着部4で吸着された他方の部材3に対し、一方の部材2を油圧ロッド7により押圧して保持することで歪により変形を生じている他方の部材3と一方の部材2との隙間を矯正し無くすことができる。
【0028】
ここで、ゴムタンク13の詳細を示した図6、及び図3によりゴムタンク13について説明すると、ゴムタンク13は、全体的にはハット状を呈し、下方の開口部41の外縁にはツバ部42が形成され、このツバ部42は、油圧ポンプ9のタンクカバー12の下面と油圧弁装置35の上面の間に挟持される。ゴムタンク13には、ドーナツ状の作動油封入部43が設けられ、その作動油封入部43の内側部には、内側ツバ部44が形成され、この内側ツバ部44は、往復動ピストン31を収容するシリンダー部47の下面と油圧弁装置35の上面の間に挟持される。
【0029】
また、ドーナツ状の作動油封入部43の所定位置には、作動油を供給するための作動油供給口45が形成されている。この作動油供給口45は油圧ポンプ9のタンクカバー12の所定位置に形成された開口部と位置を一致して形成されており、ゴムタンク13内の作動油が漏れないように、封止コック46が配されている。
【0030】
油圧ポンプ9の使用状態について説明する。手動により、把持レバー11を反復操作するに伴い、油圧ポンプ9の往復動ピストン31が往復動され、一対の一方向弁32,33の存在によりゴムタンク13内の作動油がポンプアップされ、この作動油が流路8を介して流路34を経て油圧シリンダー5内に圧入され、油圧ロッド7が前進(図3に示す下方)されると、これにより、油圧ロッド7先端に構成された押圧部材6が一方の部材2の上部に対向して前進され、一方の部材2が他方の部材3に固定・保持される。
【0031】
また、ゴムタンク13内の作動油がポンプアップされ、油圧ロッド7を収納している油圧シリンダー5内に供給されると、図3の実線表示のゴムタンク13の状態から点線表示のゴムタンク13の状態となる。よって、ゴムタンク13は、油圧シリンダー5へ供給される加圧作動油が油圧ポンプ9の外部に漏れ出すことを確実に防止する。
【0032】
また、詳細な説明は省略するが、溶接作業終了後等に溶接部材保持装置1による一方の部材2の保持を終了する際には、リリースコック36を緩めることにより、一方向弁32,33による油圧流路を開放して、油圧シリンダー5内の作動油をゴムタンク13側に戻すことにより、ゴムタンク13の状態は、図3の点線表示の状態から実線表示の状態となる。そして、その状態における油圧ロッド7の後退動作は、油圧シリンダー5内のコイルバネ16の弾性力(引っ張り力)によって達成される。
【0033】
このような構成によって、本実施形態の溶接部材保持装置1においては、図1に示すように縦方向に設置して使用するだけではなく、横方向に設置したとしても油漏れを防止することができる。よって、溶接部材保持装置1から油漏れすることなく、一方の部材2を垂直方向にも水平方向にも保持することが可能となる。
【0034】
また、突出される油圧ロッド7は油圧を用いて動作されるものであることから、油圧ロッド7が突出され該油圧ロッド7の押圧部材6で一方の部材2を押圧した際、油圧による弾性力を用いて一方の部材2を他方の部材3に対して弾性的に保持することが可能となる。
【0035】
また、溶接作業終了後には、リリースコック36を緩めることにより油圧ロッド7を後退させた状態で収納することができ、吸気ポート21への供給空気を止めることにより本溶接部材保持装置1は移動可能となることから、比較的コンパクトな本実施形態の溶接部材保持装置1は、人ひとりで持ち運びが可能で、かつ、短時間に取付・取外しすることができ実用性に優れるものである。
【産業上の利用可能性】
【0036】
以上のように本発明に係わる溶接部材保持装置1は、溶接対象である部材を位置ずれ等しないよう保持しようというものであるが、溶接対象ではないようなあらゆる保持対象部材にも適用できるから、保持することを目的とした冶具として、各種技術分野においても有効に活用することができる。
【符号の説明】
【0037】
1 溶接部材保持装置(固定冶具)
2 一方の部材
3 他方の部材
4 吸着部
5 油圧シリンダー
7 油圧ロッド
9 油圧ポンプ
11 把持レバー
13 ゴムタンク
20 負圧発生手段
21 吸気ポート
22 排気ポート
23 負圧ポート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一方の部材を他方の部材に接合する際に、前記一方の部材を前記他方の部材に当接させた状態で保持することが可能な固定冶具であって、
負圧を発生させる負圧発生手段と、該負圧発生手段で発生された負圧により前記他方の部材に吸着される吸着部と、前記他方の部材に当接させた前記一方の部材を前記他方の部材に向かって押圧する油圧ロッドと、該油圧ロッドにより前記一方の部材を前記他方の部材に向かって押圧するときに反復操作される把持レバーとを備えたことを特徴とする固定冶具。
【請求項2】
前記油圧ロッドを内挿した油圧シリンダーと、該油圧シリンダーに油を供給する油圧ポンプとを備え、前記把持レバーの反復操作により前記油圧ポンプから前記油圧シリンダーへ作動油を供給することにより、該作動油を介在して設けられた前記油圧ロッドを突出させ、前記一方の部材を前記他方の部材に向かって油圧により弾性的に押圧して保持するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の固定冶具。
【請求項3】
前記油圧ポンプ内には可撓性を有するゴムタンクを備えており、該ゴムタンクは、前記油圧シリンダーへ供給される作動油が前記油圧ポンプの外部に漏れ出さないように覆い気密性を確保するものであることを特徴とする請求項2に記載の固定冶具。
【請求項4】
前記負圧発生手段は、圧縮空気が供給される吸気ポートと、該吸気ポートから供給された圧縮空気が排出される排気ポートと、前記吸気ポートと前記排気ポートの間に設けられた負圧ポートとを備えたエジェクタ装置であり、
前記負圧ポートで発生される負圧により前記吸着部に吸引力を発生させるものであることを特徴とする請求項3に記載の固定冶具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−187592(P2012−187592A)
【公開日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−51228(P2011−51228)
【出願日】平成23年3月9日(2011.3.9)
【出願人】(000222587)東洋機械金属株式会社 (299)
【出願人】(511062276)東洋工機株式会社 (1)
【Fターム(参考)】