説明

型枠及び足場の組み立て部材と工法の発明

【課題】建設工事の木質仮設資材を可能な限り非木材への転換を促進することによって、森林の劣化、減少の防止に貢献し、仮設工事の総合的合理化を図る。
【解決手段】(イ)地墨金物を取り付け、水平垂直を確認して下部コンパネ3を取り付け、コンパネ3の両端にジョイント用の主材1をビスで取り付け、コンパネ3の組み立てが終わったら、コンパネ3と主材1のセパ孔2に丸セパ5を取り付け、その中間に主材1を取り付け横パイプ9で締め付けて型枠を構成する。(ロ)外部作業足場は、主材を1,8メートル間隔に配置し、9mmボルトでつなぎながら組建て、ブラケットを取り付け足場板を懸けて片足場とし、又、建地を二列にして腕木を取り付け足場板を懸けて本足場にすることもできる。筋交いを入れ、壁つなぎを横方向1,8メートル、縦方向3,6メートル間隔に設けて足場を固定する。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野】
【0001】
この発明は、建設工事の共通資材として、コンクリート型枠、作業足場等に利用されるほか、家庭の棚、物置小屋、犬小屋等の工作材にも利用される。
【背景技術】
【0002】
従来、これらは木材でなされるのが一般的である、
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
人類が化石燃料によって出し続ける二酸化炭素の増加が地球温暖化傾向の一因であるとの観点から、森林や植物プランクトン等の光合成が見直されつつあり、森林の劣化、減少をどう食い止めるかが大きな課題である、
【課題を解決するための手段】
【0004】
課題を解決するために、建設工事の仮設資材に用いられる木材の非木材化を図る。
【作用】
【0005】
森林の劣化、減少の防止に役立ち、建設工事の工期短縮、経済性の向上、精度、安全管理の確保等、総合的合理化ができる。
【実施例】
【0006】
以下、本発明の実施例を説明する、
(イ)コンクリート型枠は、主材(1)の、セパ孔(2)と合致するようにコンパネ(3)にセパ孔(4)をあけ、コンパネ(3)のセパ孔(4)から丸セパ(5)を通し、主材(1)のセパ孔(2)を通してフォームタイ(6)を取り付けて壁面型枠を組み立てる、又、コンパネ(3)とコンパネ(3)の接合部は主材(1)にビス孔(7)をあけこのビス孔(7)からコンパネ(3)をビス(8)でビス止して接合する、なお、開口、梁、柱等の型枠加工も同じであ。
(ロ)外部足場は、建地に用いる主材(1)の接地部に、ジャッキベース用の鋼管(イ)を溶接し、下部用建地に用いる、接手は上下の主材(1)を背中合わせにしてセパ孔(2)を利用して9mmボルト(ロ)で接合する、又、布材(ハ)、安全手すり(二)、ブラケット(ホ)、腕木(ヘ)、等の取り付けも、セパ孔(2)を効果的に利用し、9mmボルト(ロ)で取り付ける。
(ハ)その他、間仕切り壁、床、天井、押入れ、物置、犬小屋等の軸組みにも鉄板ビスと9mmボルトを併用して組み立てられる。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、地球の森林劣化、減少防止に効果的であり、建設工事における仮設工事を合理化する効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明請求項1の斜視図である。
【図2】本発明請求項2の立面図である。
【図3】本発明請求項2の平面詳細図である。
【図4】本発明請求項2の断面詳細図である。
【図5】本発明請求項3の立面図と断面図である

【特許請求の範囲】
【請求項1】
建設工事の共通仮設資材として、コンクリート型枠の加工、組立てや、作業足場、さらに建築工事の軸組み材等に用いるために、リップ溝形鋼を所定の長さ(750〜4500mm)に切断し、必要な個所に10mmのセパ孔(2)と5mmのビス孔(7)を施した、組み立て主材(1)(以下、主材(1)と云う)である。
【請求項2】
請求項1の、主材(1)を用いたコンクリート型枠の加工、組立工法である。
【請求項3】
請求項1の、主材(1)を用いた建設工事用作業足場の組み立て工法である。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2011−256685(P2011−256685A)
【公開日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−143125(P2010−143125)
【出願日】平成22年6月7日(2010.6.7)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.フォームタイ
【出願人】(595018190)
【Fターム(参考)】