説明

基板支持装置及び真空処理装置

【課題】基板移載時の基板支持姿勢を安定させることで高スループット化に寄与する基板支持装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るエンドエフェクターは、センタ孔9aを有する基板を鉛直姿勢で支持するものであり、進退方向及び上下方向の動作を駆動源よって制御されるアーム部材6aと、アーム部材6aに取り付けられ、基板9を支持する係止機構6bとを備え、係止機構6bは、センタ孔9a内側の縁部分が載せられる、上方に開放された窪み状の支持溝32が形成された支持ブロック8を有する。また、支持溝32は、センタ孔9a内側の縁部分と4箇所の接点31で接した状態で、鉛直姿勢の基板9を支持することができるため、基板支持姿勢を安定させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板支持装置及び、該基板支持装置を備える真空処理装置に係り、特に、基板表面に所定の処理を施す真空処理装置において、センタ孔が形成されている基板を支持する基板支持装置、及び該基板支持装置を備える真空処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、成膜処理前の基板を基板収納部から取り出してキャリアに搭載し、または、所定の成膜処理が終了した基板をキャリアから取り外して基板収納部へ格納する作業にロボットが用いられている。
【0003】
このようなロボットとして多関節タイプのロボットが用いられることが多い。例えば、駆動部本体と駆動ベルトを介して駆動制御される第一アーム、第二アームを備えるロボットであり、第二アーム先端にはアダプターを備えている。このアダプターには、基板を支持できる様々な形状のエンドエフェクター(基板支持装置)が設けられて構成されている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0004】
特許文献1、2などに記載されたロボットのエンドエフェクターには、基板の着脱を確実に行うための支持ブロック(ピック)が取り付けられている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に記載されている支持ブロックは、基板のセンタ孔を係止するV字状の溝を備えており、このV字状の溝にセンタ孔の内縁部を挿し込むことで安定した基板搬送、及び、スループットの向上が図られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平8−274142号公報
【特許文献2】特開2001−210695号公報
【特許文献3】特開2000−236010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献3に開示された支持ブロックを用いても、基板搬送装置の動作スピードを速くすると基板が揺れるため、基板を安定して支持するのが難しくなるという不都合があった。例えば、図9に示すように、基板厚さ方向の揺れにより基板が支持ブロック108上で傾くおそれがあった。さらに、図10で示すように、基板円周方向の揺れにより基板が振り子運動をしてしまい、支持ブロック108のV字溝が削れて、V溝端部に基板が挟み込まれる懸念があった。
これらの基板支持姿勢の異常に起因して、基板移載動作中に基板の外周部と基板ホルダとの接触、または基板の外周部の下端が基板ホルダから脱落することで、基板の受け渡しが失敗する懸念があった。
【0007】
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、基板ホルダに安定して搬送出来る基板支持装置及び真空処理装置を提供することにある。本発明の他の目的は、基板のキャリアへの搭載速度、若しくはキャリアからの回収速度を向上し、高スループット化に寄与する基板支持装置及び真空処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る基板支持装置は、センタ孔を有する基板を支持する基板支持装置であって、
基板を支持する支持部と、支持部を進退方向及び上下方向に動作させる駆動源とを備え、支持部は、重力方向を横切る方向に連続して形成された断面V字状の支持溝を備え、支持溝の両端部は、基板を支持する際に、センタ孔内側の縁部に接しないように拡幅されていることを特徴とする。また、本発明に係る真空処理装置はこのような基板支持装置を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、基板移載時の基板支持姿勢が安定するため、確実に基板の移載を行うことができるようになるため、移載速度が向上し、高スループット化に寄与する基板支持装置及び真空処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態に係る真空処理装置の概略図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るロードチャンバの部分平面図及び部分側面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るロボットの概略図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るキャリアの概略図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るピックの概略図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るピックの断面図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るピックの断面図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るピックの他の構成例である。
【図9】従来の支持ブロック上で基板厚さ方向の揺れにより基板が傾く様子を示した説明図である。
【図10】従来の支持ブロック上で基板円周方向の揺れにより基板が振り子運動する様子を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は発明を具体化した一例であって本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
【0012】
図1〜図7は本発明の一実施形態に係る真空処理装置及び基板搬送ロボット(以下ロボットとする)について説明した図であり、図1は真空処理装置の概略図、図2はロードチャンバの平面図及び側面図、図3はロボットの概略図、図4はキャリアの概略図、図5はピック(支持ブロック)の概略図、図6と図7はピックの断面図である。なお、図面の煩雑化を防ぐため一部を除いて省略している。
【0013】
図1に示す真空処理装置Sは、インライン型のスパッタリング成膜装置であり、ロードチャンバLL、アンロードチャンバUL、成膜室(チャンバ)S1やその他の処理室などとして機能する複数のチャンバがゲートバルブGVを介して四角形状に連結されている。基板9は、基板カセット28に搭載された状態で、ロードチャンバLLに装填され、カセット間移載ロボット30によって基板収納部27に移載される。そして基板9は、ロボット15(基板搬送ロボット)によって後述するキャリア10に移載される。その後、キャリア10に搭載された基板は、チャンバを貫通して設けられた基板搬送路22に沿って搬送され、各チャンバで所定の処理が施される。
【0014】
本実施形態における基板9としては、磁気ディスクや光ディスクなどの記憶メディアに用いられる円盤状部材が好適に用いられるが、センタ孔9aなどのピックが係止できる部分を有するものであれば、種々の形状のガラス基板、アルミニウム若しくはアルミニウム合金などの金属基板、シリコン基板、樹脂基板などでもよい。なお、ロードチャンバLLとアンロードチャンバULをまとめて基板移載チャンバとする。
【0015】
ロボット15(基板搬送ロボット)は、スパッタリング成膜装置、電子ビームなどを使用した薄膜形成、若しくは、表面改質、ドライエッチングのような真空処理装置に設けられる基板移載装置として幅広く適用可能なものであるが、本実施形態においてはインライン型のスパッタリング成膜装置に適用した例(真空処理装置S)について説明する。
【0016】
図2は、本発明の実施形態であるロードチャンバLLの平面図及び側面図を示す。ロボット15は、ロードチャンバLL内の基板搬送路22と基板収納部27の間の位置に設置されている。キャリア10は、基板9を搭載した状態で基板搬送路22に沿って移動する部材であり、基板9の移載動作中、ロードチャンバLL内の所定位置(基板移載位置)に停止制御される。また、ロードチャンバLL内には成膜前の基板9が別途収納されている基板収納部27が設置されている。ロードチャンバLL内に設置されたロボット15の動作によって、基板収納部27に格納された基板9をキャリア10に移載される。
【0017】
なお、アンロードチャンバULはロードチャンバLLとほぼ同様に構成されている。すなわち、処理済の基板9は、アンロードチャンバUL内に設置されたロボット15の動作によって、キャリア10に搭載された基板9が基板収納部27に格納され、そして、カセット間移載ロボット30により、基板カセット28に搭載された後、基板カセット28ごとアンロードチャンバULから取り出される。また、基板収納部27は、基板9を25枚ずつ二列に並べることができ、基板カセット28は、基板9を25枚若しくは50枚ずつ二列に並べることができる。
【0018】
図3はロボットの概略図である。ロボット15は、多関節タイプのロボットであり、駆動機構としてのロボット本体1に、駆動機構からの回転力を伝達する駆動ベルトを備えた第一アーム3、第一アーム3と同様の機構を有する第二アーム4が設置されて構成されている。ロボット本体1には、回転及び上下動のための駆動源が内蔵されるとともに、チャンバに設置するための接続フランジ2が設けられている。第二アーム4には、基板支持装置としてのエンドエフェクター6を接続するためのアダプター5が設置されている。エンドエフェクター6(基板支持装置)の先端には後述するように係止機構6bが取り付けてある。なお、ロボット15の構成要素のうち、ロボット本体1、第一アーム3、第二アーム4は公知のものを用いることができる。
【0019】
ロボット本体1の駆動力は、第一アーム3、第二アーム4及びそれらに内蔵された駆動ベルトを介してエンドエフェクター6に伝達される。第一アーム3、第二アーム4の角度を制御することにより、第二アーム4に取り付けられたエンドエファクター6の直進や回転動作を行うことができる。また、エンドエフェクター6は、ロボット本体1の上下の機構により、接続フランジ2に対して上下動可能に構成されている。具体的には、第一アーム3が上下動可能に構成され、第一アーム3に載っている第二アーム4、エンドエフェクター6などが第一アーム3に伴い上下動することができる。なお、エンドエフェクター6は第二アーム4に対して旋回運動可能に構成されている。
【0020】
エンドエフェクター6(基板支持装置)は、アダプター5と接続されるアーム部材6aと、アーム部材6aの端部位置に取り付けられ、基板9を支持する係止機構6bを有して構成されている。係止機構6bは、基板9を載せる支持部としてのピック8(支持ブロック)と、エンドエフェクター6にピック8を接続するピック接続ブロック7を主要部材として構成されている。なお、ピック8を直接エンドエフェクター6に接続してもよい。なお、ピック8については後述(図5〜8参照)する。
【0021】
具体的には、エンドエフェクター6は、略X形状に形成されたアーム部材6aを構成する4本の延設部の先端部に、それぞれピック接続ブロック7とピック8が連結されて構成されている。各ピック8には1枚の基板9を支持することができる。すなわち、エンドエフェクター6は、最大で計4枚の基板9を同時に支持することができる。また、アーム部材6aに連結されたピック8のうち、2つは一方向に、残りの2つは逆方向に向けて基板9を支持可能に取り付けられている。アーム部材6aをX形状にすることで、H形状と比べてエンドエフェクター6を軽量化することができる。
【0022】
図4にキャリア10の概略図を示す。キャリア10は、基板搬送路22側からの駆動力を受けるための機構部を有するスライダー11上に、基板9を支持するための基板支持爪14が設置されたホルダ13(基板ホルダ)が接続されて構成されている。基板支持爪14は弾性を有する部材であり、屈曲形状の板ばねから構成されている。本実施形態において用いられるキャリア10は2つのホルダ13を備えているため、基板9を同時に2枚搭載することができる。なお、キャリア10の形状はスライダー11の形状に応じて変化し、また、基板9を支持するための基板支持爪14も適宜変更可能である。
【0023】
キャリア10に基板9を搭載(移載動作)は、ロボット15の動作によってピック8に載せられた基板9をホルダ13の基板支持位置に配置することで行われる。具体的には、ホルダ13の基板支持爪14の一つを外方に屈曲させておいて、ロボット15によりピック8に支持された基板9をホルダ13の基板支持位置に配置し、ホルダ13の基板支持爪14の屈曲を解除する操作が行われる。また、アンロードチャンバUL内においても、ロードチャンバLLと同様の構成にすることができる。この場合、ロボット15はロードロックLL内とは、ほぼ逆の動作を行うことになる。
【0024】
上述したX形状のエンドエフェクター6を用いたロボット15の動作では、基板収納部27からキャリア10へと基板9を運ぶ際、エンドエフェクター6が旋回を繰り返すことですばやく基板移載動作を行うことができる。なお上述のように、ロボット15は、駆動源、Xアームなどを介してピック8を、キャリア10に対して接近若しくは離れる方向(進退方向)、及び、重力方向若しくは反重力方向(上下方向)に動作させることもできる。
【0025】
図5〜図7に基づいて、ピック32について説明する。
図5にピック8の斜視図を示す。支持部としてのピック8は断面V字状の支持溝32を有しており、基板9のセンタ孔9aの内縁上側を支持溝32に載せることで基板を支持することができる。基板9が支持溝32に支持された状態では、支持溝32の水平方向の幅内に基板9の重心が位置するため基板9は確実に支持される。なお、ここでいう断面V字状の溝とは、溝の幅が上方(反重力方向)に向けて徐々に広がる形状の溝をいい、曲面から構成されているものも含むものとする。
【0026】
図6と図7は、支持溝32での基板9の支持状態を示す図であり、図6(a)のA−A断面を図6(b)に、B−B断面を図6(c)に、図7(a)のC−C断面を図7(b)にそれぞれ示したものである。なお、支持溝32はA−A線を中心に左右対称形状であり、上に凸な円弧状に形成されている。支持溝32の円弧の半径は基板9のセンタ孔9aの半径よりも大きく形成されており、このため、センタ孔9aの内側縁とピック8は3点以上で接することになり、ピック8上に支持された基板9の振り子運動を抑制することができる。
【0027】
図6(b)に示したピック8のA−A断面は、基板9がピック8に支持された状態で、センタ孔9aの内側上部と支持溝32の底部に所定の隙間dが形成されるようになっている。また、基板がピック8に支持された状態で、支持溝32の左右側の壁面に、センタ孔9aの両面がいずれも接触しないように構成されている。
【0028】
隙間dを制御することにより、基板9の厚さ方向の揺れを抑制することができる。また、隙間dは0.5mm以下になるように支持溝32のR形状を最適化することが好ましい。しかし、基板が揺れた場合には、A−A線上においてセンタ孔9aと支持溝32が接触して基板の揺れが大きくなることを抑えることができる。
【0029】
図6(c)に示したピック8のB−B断面は、基板9がピック8に支持された状態で、センタ孔9aの縁部分の両面が支持溝32の左右側の壁面(接点31)に接して、基板9の自重が支持されるように構成されている。支持溝32はA−A線を中心に対称形状であることから、A−A線を中心に逆側でも、センタ孔9aの縁部の両面が支持溝32の左右側の壁面に接している。すなわち、ピック8の支持溝32のR形状を最適化することにより、基板9は支持溝32と4箇所の接点31で接して支持される。基板9をA−A線(中心線)の両側で支持することにより、基板円周方向の揺れ(図10参照)を抑制することができる。
【0030】
図7(b)に示したピック8のC−C断面は、基板9がピック8に支持された状態で、センタ孔9aの縁部分が支持溝32に接触しないように支持溝32の一部(両端部分32a)が矩形状に、基板の幅よりも大きな幅で形成されている。C−C断面は、支持溝32の両端部分32aであり、このような形状とすることで、支持溝32に基板を支持した際に、センタ孔内側の縁部に接することがなくなる。従って、基板9が円周方向に振り子運動(図10参照)をした際、センタ孔9aの縁部分や支持溝32の両端が削れて、基板9が支持溝32に挟み込んでしまうことを防ぐことができる。すなわち、支持溝32の両端を基板9の厚さを超える幅に形成することにより、支持溝32の両端の摺接を防ぎ、基板9の挟み込みを抑制している。
【0031】
図8は、ピックの他の構成例を示している。図8に示したピック38は、センタ孔9a上部を支持する第1ピック39と、基板外周部の下端を係止する第2ピック40とを有して構成されている。基板9が厚さ方向で揺れる際には、センタ孔9a上部の支持部(第1ピック39)を支点として揺れるので、支点から遠い基板外周部の下端にて揺れを抑制する第2ピック40を追加することにより、基板厚さ方向の揺れ(図9参照)を効果的に抑制することができる。
【0032】
なお、エンドエフェクター6は一例であり、X形状以外のエンドエフェクター(アーム部材6a)を備える構成でもよい。例えば、単純に1つのピック8を取り付けるタイプのエンドエフェクターや、両側にピック8を備えたI字状のエンドエフェクターであってもよい。また、ピックとしては、支持溝8aを複数列形成され、同時に複数の基板9を支持できるように構成されたピックでもよい。
【0033】
さらに、ロボット15も一例であり、例えば、下地層の成膜後に基板支持爪14の基板9の持ち位置を変える公知の基板回転機構に本発明の係る基板支持装置(ピック)の適用が可能であることはもちろんである。基板回転機構にピックを適用する場合は、基板9を一時的に支持するシャフトの先端部にピック8を取り付けて基板回転機構を構成すると好適である。
【符号の説明】
【0034】
LL ロードチャンバ
UL アンロードチャンバ
LU 移載チャンバ
S,T 真空処理装置
S1 成膜室
GV ゲートバルブ
1 ロボット本体
2 接続フランジ
3 第一アーム
4 第二アーム
5 アダプター
6 エンドエフェクター
6a アーム部材
6b 係止機構
7 ピック接続ブロック
8,38,108 ピック(支持ブロック)
9 基板
10 キャリア
11 スライダー
13 ホルダ
14 基板支持爪
15 ロボット
22 基板搬送路
27 基板収納部
28 基板カセット
30 カセット間移載ロボット
31 接点
32 支持溝
32a 両端部分
39 第1ピック
40 第2ピック

【特許請求の範囲】
【請求項1】
センタ孔を有する基板を支持する基板支持装置であって、
前記基板を支持する支持部と、
前記支持部を進退方向及び上下方向に動作させる駆動源とを備え、
前記支持部は、重力方向を横切る方向に連続して形成された断面V字状の支持溝を備え、
前記支持溝の両端部は、前記基板を支持する際に、前記センタ孔内側の縁部に接しないように拡幅されていることを特徴とする基板支持装置。
【請求項2】
前記支持溝は、反重力方向に凸の円弧状に形成されており、
該円弧の曲率半径は、前記基板の前記センタ孔の曲率半径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の基板支持装置。
【請求項3】
前記支持部は、前記支持溝を備えた第1支持ブロックと、前記基板の外周側に接する第2支持ブロックとを有してなることを特徴する請求項1または2に記載の基板支持装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板支持装置を備えることを特徴とする真空処理装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2011−243780(P2011−243780A)
【公開日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−115160(P2010−115160)
【出願日】平成22年5月19日(2010.5.19)
【出願人】(000227294)キヤノンアネルバ株式会社 (564)
【Fターム(参考)】