説明

多関節ロボット

【課題】 2つの関節アームにて平面的な作業を有効的に行うことができる多関節ロボットを提供する。
【解決手段】 第1の関節アーム1および第2の関節アーム3が連接されて成り作業領域面A上の作業を行う多関節ロボットにおいて、第1の関節アーム1は一端1aに第1の関節アーム1を作業領域面Aにおいて水平方向に回転するために作業領域面Aにおいて鉛直方向にて成る第1の回転軸2を有し、第2の関節アーム3は第2の関節アーム3を作業領域面Aにおいて水平方向に回転するために作業領域面Aにおいて鉛直方向にて成る第2の回転軸4を介して第1の関節アーム1より作業領域面A側に配設され、作業領域面A上において第1の回転軸2を回転可能に保持する保持手段5を備え、第2の関節アーム3の回転移動半径Rは第1の関節アーム1の回転移動半径Rと同一長さにて成る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、最少の関節アーム数にて平面的な作業を有効的に行うことができる多関節ロボットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の多関節ロボットは、多数の関節アームを用いることにより3次元的に作業領域空間を有し、そのあらゆる箇所において作業を行うことができるものであった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2004−216535号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の多関節ロボットは上記のように構成されているため、3次元的には有効的に作業を行うことができるものの、多くの関節アームが必要となり高コストであるという問題点があった。
【0005】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、2つの関節アームにて平面的な作業を有効的に行うことができる多関節ロボットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、第1の関節アームおよび第2の関節アームが連接されて成り作業領域面上の作業を行う多関節ロボットにおいて、第1の関節アームは一端に第1の関節アームを作業領域面において水平方向に回転するために作業領域面において鉛直方向にて成る第1の回転軸を有し、第2の関節アームは第2の関節アームを作業領域面において水平方向に回転するために作業領域面において鉛直方向にて成る第2の回転軸を介して第1の関節アームより作業領域面側に配設され、作業領域面上において第1の回転軸を回転可能に保持する保持手段を備え、第2の関節アームの回転移動半径は第1の関節アームの回転移動半径と同一長さまたは長く構成されるものである。
【発明の効果】
【0007】
この発明の多関節ロボットは、第1の関節アームおよび第2の関節アームが連接されて成り作業領域面上の作業を行う多関節ロボットにおいて、第1の関節アームは一端に第1の関節アームを作業領域面において水平方向に回転するために作業領域面において鉛直方向にて成る第1の回転軸を有し、第2の関節アームは第2の関節アームを作業領域面において水平方向に回転するために作業領域面において鉛直方向にて成る第2の回転軸を介して第1の関節アームより作業領域面側に配設され、作業領域面上において第1の回転軸を回転可能に保持する保持手段を備え、第2の関節アームの回転移動半径は第1の関節アームの回転移動半径と同一長さまたは長く構成されるので、平面的な作業を有効的に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
実施の形態1.
以下、本願発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の実施の形態1における多関節ロボットのアーム部の内部構造の詳細を示す断面図、図2は図1に示した多関節ロボットの全体構成を示す側面図、図3は図1に示した多関節ロボットの動作を説明するための斜視図、図4は図1に示した多関節ロボットの動作状態を示す図、図5は図1に示した多関節ロボットの制御手段の構成を示すブロック図、図6はこの発明の実施の形態1の多関節ロボットの他の設置例を示した図である。
【0009】
図において、第1の関節アーム1と第2の関節アーム3とが連接されて成り作業領域面A上の作業を行う多関節ロボットである。そして、その作業領域面Aは作業台7上に有する。第1の関節アーム1は、一端1aに第1の関節アーム1を作業領域面Aにおいて水平方向に回転するために作業領域面Aにおいて鉛直方向にて成る第1の回転軸2を有している。第2の関節アーム3は、一端3aに第2の関節アーム3を作業領域面Aにおいて水平方向に回転するために作業領域面Aにおいて鉛直方向にて成る第2の回転軸4を有し、第1の関節アーム1より作業領域面A側の他端1b、ここでは第1の関節アーム1より下方側に接続され配設されている。
【0010】
そして、第2の関節アーム3の回転移動半径Rは第1の関節アーム1の回転移動半径Rと同一長さにて構成されている。よって、第1の関節アーム1と第2の関節アーム3とを連接した先端までの回転移動半径Rは第1の関節アーム1の回転移動半径Rおよび第2の関節アーム3の回転移動半径Rを合わせた長さにて成る。そして、第1の関節アーム1の一端1aにおける第1の回転軸2の中心位置Bから第2の関節アーム3の一端3aにおける第2の回転軸4の中心位置Cまでが作業領域面Aに対する水平方向からα角度分傾斜して成る。また、第2の関節アーム3の一端3aにおける第2の回転軸4の中心位置Cから第2の関節アーム3の他端3bの中心位置Cまでが作業領域面A方向に水平方向からα角度分傾斜して成る。
【0011】
保持手段5は、作業領域面A外から作業領域面A上に延在して構成され、第1の関節アーム1の一端1aを作業領域面A上において第1の回転軸2を回転可能に保持して成る。また、第1の関節アーム1の第1の回転軸2を有する第1の回転部8は、第1のモータ9にて第1の歯車部10を駆動させこの回転力を第1のベアリング部11を介して第1の回転軸2に伝えて第1の関節アーム1を回転させている。そしてこの回転は第1のロータリーエンコーダ12により制御されている。そして、第1の関節アーム1の第1の回転部8にはその回転における360°以上の回転を監視するための第1の回転センサ24が形成されている。また、第2の関節アーム3の第2の回転軸4を有する第2の回転部13は、第2のモータ14にて第2の歯車部15を駆動させこの回転力を第2のベアリング部16を介して第2の回転軸4に伝えて第2の関節アーム3を回転させている。そしてこの回転は第2のロータリーエンコーダ17により制御されている。そして、第2の関節アーム3の第2の回転部13にはその回転における360°以上の回転を監視するための第2の回転センサ25が形成されている。
【0012】
そして、第2の関節アーム3の他端3b側には作業手段6を備えている。この作業手段6は作業を行う先端部6aを垂直軸26を中心に回転させるための回転用モータ18と、この回転によりタイミングベルト19を介して駆動するプーリー20とを備える。さらに、昇降用モータ21と、この昇降をタイミングベルト22を介して駆動するプーリー23とを備え、作業領域面A面に対して先端部6aが昇降可能に構成されている。
【0013】
次に、多関節ロボットの電気系統の制御を行う制御手段70の構成について図5に基づいて説明する。スタートおよびストップを指示するスイッチ707と、各部位を制御する制御部700と、制御部700の制御に基づき各モータを指示するモータ駆動部701と、制御部700および非常停止部706に電源を供給する電源部708と、位置データを格納している回転位置(座標)制御データ格納部702と、第1および第2のロータリーエンコーダ12、17から得られる回転を角度絶対値に変換する絶対位置変換部703と、この角度絶対値のデータを制御部700にて制御可能な数値に変換する制御値比較部704と、第1および第2の回転センサ24、25から送信される第1および第2の関節アーム1、3の回転異常信号を受信して制御部700に送信する回転異常制御部705とにて成る。
【0014】
次に上記のように構成された実施の形態1の多関節ロボットの動作について説明する。まず、第1および第2の回転部8、13の動作について説明する。第1および第2のモータ9、14は例えばパルスモータにて成り、所定の駆動パルスで回転を行う。3600パルスで360°回転すると設定すれば、1パルスで0.1°の回転を得ることができる。そして、この回転力は第1および第2の歯車部10、15を駆動し、その回転力により第1および第2の回転軸2、4を中心に第1および第2の回転部8、13がそれぞれ駆動する。また、第1および第2の回転部8、13は同時にもそれぞれ別々にも動作することが可能である。第1および第2の回転部8、13が別々に動作し移動している状態の参考例を図4の斜視図、上面図、側面図、正面図にて示す。
【0015】
そして、この回転駆動の制御は、第1および第2のモータ9、14にパルスを加えて回転するが、所定のパルスに対して第1および第2の関節アーム1、3がそれぞれ正確に駆動されているかを、第1および第2のロータリーエンコーダ12、17により検出している。この第1および第2のロータリーエンコーダ12、17にて回転を読み取り、これらにて得られた信号と、第1および第2のモータ9、14を駆動したパルス数とを比較することにより動作を制御して正確に確認することができる。さらに、第1および第2の回転センサ24、25により第1および第2の関節アーム1、3の360°以上の回転を検出し、回転過多の監視を行っている。
【0016】
次に、作業手段6の昇降動作について説明する。まず、昇降用モータ21および回転用モータ21を用いてプーリー20、23およびタイミングベルト19、22を介して垂直軸26を駆動して回転させ作業手段6の昇降動作を行うことができる。
【0017】
次に、多関節ロボットの作業領域面Aについて説明する。図3に示すように、垂直軸26を鉛直に降下させた作業点Cを動かし第1の回転軸2を360°回転させると、第1の回転軸2の回転移動半径Rすなわち第1の関節アーム1の回転移動半径Rおよび第2の関節アーム3の回転移動半径Rの合計の長さにて成る太実線にて示された円周の作業点軌跡aを得て、元の作業点Cに戻る。この動作点軌跡aに囲まれた領域が作業領域面Aと同一の領域となる。よって、保持手段5にて保持された第1の中心軸2を中心が作業領域面Aの中心と同一と成る。
【0018】
そしてこの時、第2の回転軸4の中心点Bは第1の関節アーム1の回転移動半径Rの細実線にて示された中心点軌跡bを得る。次に、第2の回転軸4を360°回転させると第2の回転軸4の回転移動半径Rの点線にて示された作業点軌跡cを得て、元の作業点Cに戻る。よってこのような作業点軌跡cを第2の回転軸4の中心点Bの中心点軌跡bのすべての範囲にて得ることができる。このことから作業領域面A内におけるすべての任意の座標点において作業点を設定することができる。
【0019】
さらに、作業手段6の先端部6aは先に説明した昇降動作により、高さh分移動可能に構成されている。よって、作業手段6の昇降動作を加えることにより、先の作業領域面Aの高さhの3次元領域における任意の座標点において作業点を設定することができる。
【0020】
次に上記のように構成された実施の形態1の多関節ロボットの電気的な制御について説明する。まず、スイッチ707のスタートの指示により制御部700は回転位置(座標)制御データ格納部702の位置データを読み出し、第1の関節アーム1の第1のモータ9を駆動する。この駆動により第1および第2のロータリーエンコーダ12、17より送信される回転データは、絶対位置変換部703および制御値比較部704を介し制御部700に送信される。そして、制御部700は制御値比較部704のデータを回転位置(座標)制御データ格納部702のデータと比較し補正が必要ならば補正を行う。
【0021】
また、回転異常制御部705は、第1の関節アーム1および第2の関節アーム3の回転異常の信号を第1の回転センサ24および第2の回転センサ25から受信する。そして、制御部700は、回転異常制御部705の信号を読み取り異常の場合は所定の停止制御または補正の制御を行う。また、非常停止部706は非常停止の際に押す。そして、電源部708を適時制御し、制御部700は、制御を安全サイドに制御する。
【0022】
上記のように構成された実施の形態1の多関節ロボットは、2関節という簡単な構成のみにて作業領域面内のすべての座標点において作業点を設定することができる。また、各関節アームが作業領域面の水平方向から傾斜して成るため、作業領域面上から所望の高さ距離を確保することができ、各関節アームの移動が行いやすくなる。また、作業手段を備えているため様々な作業が可能となり、その作業手段の昇降動作により作業領域面上の高さ方向の座標点も作業点として設定することが可能となる。
【0023】
上記実施の形態1では第2の関節アームの回転移動半径と第1の関節アームの回転移動半径とを同一の長さにて形成する例を示したが、これに限られることはなく、第2の関節アームの回転移動半径を第1の関節アームの回転移動半径より長く形成しても第1の関節アームの回転移動半径と第2の関節アームの回転移動半径とを加算した長さ分の半径を有する作業領域面内の作業は同様に行うことができる。これは、第2の関節アームの回転移動半径が第1の関節アームの回転移動半径より短いと、作業領域面内の中止位置において作業できない領域が発生するためである。
【0024】
また、上記実施の形態1では第1の関節アームの一端における第1の回転軸の中心位置から第2の関節アームの一端における第2の回転軸の中心位置までが作業領域面方向に水平方向から傾斜して成り、第2の関節アームの一端における第2の回転軸の中心位置から第2の関節アームの他端の中心位置までが作業領域面方向に水平方向から傾斜して成る例を示したが、これに限られることはなく、各関節アームを作業領域面において水平方向に設置してもよい。その場合、作業領域面と第2の関節アームの先端との距離を確保することが困難となるが、その反面、各関節アームの回転移動半径が各関節アームの長さと同一長さとなり広い範囲の作業領域面を確保することができる。
【0025】
また、上記実施の形態1では保持手段を作業領域面外から作業領域面上に延在して構成する例を示したが、これに限られることはなく、例えば図6に示すように、保持手段50を作業領域面上の天井面27に設置して第1の関節アームおよび第2の関節アームを保持するように構成してもよい。また、作業領域面上に存在する壁面上に設置しても良いことは言うまでもない。
【0026】
また、上記実施の形態1では、作業手段の先端を作業領域面に対して垂直に配設する例を示したが、これに限られることはなく、作業手段の先端を作業領域面に対して任意の傾斜角度にて保持できるように構成しても良い。
【0027】
また、上記実施の形態1では作業領域面を水平方向に設定する例を示したがこれに限られることはなく、作業領域面と各関節アームとの位置関係が同様に設定されていれば、作業領域面はいずれ方向であっても良いことは言うまでもない。
【0028】
また、上記実施の形態1では作業手段のみが上下方向に昇降するを示したがこれに限られることはなく、例えば、第1の関節アーム部分が上下方向に昇降するように構成しても良い。また、第1の関節アームおよび作業手段のいずれも上下方向に昇降するように構成しても良い。
【0029】
また、上記実施の形態1では作業手段の作業例を特に示していないが、例えば、任意の物品を挟んで作業領域面内を移動する握持手段や、溶接手段や、レーザなどの照射手段や、打ち込み手段や、引き抜き手段や、締め込み手段や、先端に撮影部を備えた検査手段や等様々な作業を行う手段を設置することができる。また、上記実施の形態1では1つの作業手段は備える例を示したが、これに限られることはなく、例えば複数の作業手段を設置することも可能である。
【0030】
また、上記実施の形態1では特に示さなかったが、作業工程のティーチング方法としては、第1および第2の関節アームの駆動をフリーにしておいて作業手段の先端を作業者が持って移動させてダイレクトに作業工程をティーチングする方法や、ティーチングペンダントにより作業工程を指示して行うティーチング方法などを採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】この発明の実施の形態1の多関節ロボットのアーム部の内部構造の詳細を示す断面図である。
【図2】図1に示した多関節ロボットの全体構成を示す側面図である。
【図3】図1に示した多関節ロボットの動作を説明するための斜視図である。
【図4】図1に示した多関節ロボットの動作状態を示す図である。
【図5】図1に示した多関節ロボットの電気制御部の構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施の形態1の多関節ロボットの他の設置例を示した図である。
【符号の説明】
【0032】
1 第1の関節アーム、1a,3a 一端、1b,3b 他端、2 第1の回転軸、
3 第2の関節アーム、4 第2の回転軸、5,50 保持手段、6 作業手段、
6a 先端部、7 作業台、8 第1の回転部、9 第1のモータ、
10 第1の歯車部、11 第1のベアリング部、12 第1のロータリーエンコーダ、
13 第2の回転部、14 第2のモータ、15 第2の歯車部、
16 第2のベアリング部、17 第2のロータリーエンコーダ、18 回転用モータ、
19,22 タイミングベルト、20,23 プーリー21 昇降用モータ、
24 第1の回転センサ、25 第2の回転センサ、26 垂直軸、27 天井面、
70 制御手段、700 制御部、701 モータ駆動部、
702 回転位置(座標)制御データ格納部、703 絶対位置変換部、
704 制御値比較部、705 回転異常制御部、706 非常停止部、
707 スイッチ、708 電源部、A 作業領域面、a,c 動作点軌跡、
B 中心点、B,C,C 中心位置、b 中心点軌跡、C 作業点、h 高さ、
,R,R 回転移動半径。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の関節アームおよび第2の関節アームが連接されて成り作業領域面上の作業を行う多関節ロボットにおいて、上記第1の関節アームは一端に上記第1の関節アームを上記作業領域面において水平方向に回転するために上記作業領域面において鉛直方向にて成る第1の回転軸を有し、上記第2の関節アームは上記第2の関節アームを上記作業領域面において水平方向に回転するために上記作業領域面において鉛直方向にて成る第2の回転軸を介して上記第1の関節アームより上記作業領域面側に配設され、上記作業領域面上において上記第1の回転軸を回転可能に保持する保持手段を備え、上記第2の関節アームの回転移動半径は上記第1の関節アームの回転移動半径と同一長さまたは長く構成されることを特徴とする多関節ロボット。
【請求項2】
上記第1の関節アームの一端における上記第1の回転軸の中心位置から上記第2の関節アームの一端における第2の回転軸の中心位置までが上記作業領域面における水平方向から傾斜して成り、上記第2の関節アームの一端における第2の回転軸の中心位置から上記第2の関節アームの他端の中心位置までが上記作業領域面における水平方向から傾斜して成ることを特徴とする請求項1に記載の多関節ロボット。
【請求項3】
上記保持手段は、上記作業領域面外から上記作業領域面上に延在して構成されるか、または、上記作業領域面上の壁面または天井面に設置して構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の多関節ロボット。
【請求項4】
上記第2の関節アームの他端側に作業手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の多関節ロボット。
【請求項5】
上記作業手段は、上記作業手段の先端を上記作業領域面に対して任意の傾斜角度にて保持されることを特徴とする請求項4に記載の多関節ロボット。
【請求項6】
上記作業手段は上記作業領域面に対して昇降可能に構成することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の多関節ロボット。
【請求項7】
上記第1の関節アームは上記作業領域面に対して昇降可能に構成することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の多関節ロボット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−224218(P2006−224218A)
【公開日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−38672(P2005−38672)
【出願日】平成17年2月16日(2005.2.16)
【出願人】(503231402)コーナン電子株式会社 (4)
【Fターム(参考)】