説明

導電体、回路基板及びこれを備える電子機器

【課題】アース側部材に対する接触不良をなくすることができるとともに、アース側部材との接触面積を増加することができる導電体、回路基板及び電子機器を提供する。
【解決手段】回路基板7をアース側部材6に接触させるための導電体において、アース側部材に接触する一面と、回路基板7に取付けられる他面との間に、その撓みにて一面及び他面間の厚さが薄くなる可撓部80を有し、該可撓部80は、発泡部材81及び該発泡部材81を包被してある可撓シート82を有し、可撓部80を保持導体83にて保持し、該保持導体83を回路基板7に取付ける構成とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電子部品が実装されている回路基板をアース側物体に接触させるための導電体、該導電体がその一面に取付けられている回路基板、及び該回路基板を備える液晶表示装置、プラズマ表示装置等の電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
液晶テレビジョン、プラズマテレビジョン等の電子機器は、前側に表示面を有し、後側に、電源回路基板、制御回路基板等の複数の回路基板が装着されている。
【0003】
回路基板から発するノイズは、多接点アースバネにてアースされる(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
多接点アースバネは、略コ字形をなし、両端に取付片を有する金属板の中央板部に、略L字形をなす二つのスリットにて二つの接片が設けられている。このように構成された多接点アースバネは、両端の取付片が回路基板に半田等により取付けられ、二つの接片が機器の筐体に接触し、アースされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実開昭61−142483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、以上のように構成された従来の多接点アースバネは金属板にて形成され、接片の先部が筐体に接触するだけであるため、筐体に対して接触不良箇所が発生し易く、また、比較的大型の液晶テレビジョン等の電子機器にあっては、アース側物体との接触面積が不足することになり、改善策が要望されていた。
【0007】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的はアース側物体に対する接触不良をなくすることができるとともに、アース側物体との接触面積を増加することができる導電体、回路基板及び電子機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る導電体は、その一面及び他面間に、その撓みにて前記一面及び他面間の厚さが薄くなる可撓部を有することを特徴とする。
【0009】
この発明にあっては、一面及び他面間の可撓部を撓ませ、該可撓部の弾性復元力にて前記一面をアース側物体に接触させることができるため、アース側物体に対する接触不良をなくすることができるとともに、アース側物体との接触面積を増加することができる。
【0010】
また、本発明に係る導電体は、前記可撓部は発泡部材及び該発泡部材を包被してある可撓シートを有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、発泡部材を可撓シートが包被しているため、導電体の長さが比較的長い場合においても、アース側物体に対する接触不良をなくすることができる。
【0011】
また、本発明に係る導電体は、前記可撓部を保持する保持導体を有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、可撓部を保持している保持導体が可撓部の撓み量を制限し、可撓部の撓みすぎをなくすることができるため、可撓部の耐久性を高めることができる。
【0012】
また、本発明に係る導電体は、前記可撓部は前記他面の側にスリットを有し、該スリットにて分断された一方側部分に貫通孔を設けてある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、貫通孔にリベット等の軸体を挿入することにより、可撓部のスリットから一方側部分を撓ませて保持導体に保持させることができるため、可撓部の保持を強固にできる。
【0013】
また、本発明に係る導電体は、前記保持導体は、略L字形をなし、L字の一方の辺に前記可撓部を保持してある保持板部と、他方の辺から外方へ延出されている取付板部とを有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、取付板部を回路基板に接触させ、回路基板の外力による撓みを、取付板部から保持板部及び可撓部を経てアース側物体に伝え得るため、回路基板の外力による撓みを防ぐことができる。
【0014】
また、本発明に係る導電体は、前記保持板部は、前記貫通孔に対応する軸孔を有し、前記貫通孔から前記軸孔に嵌入される軸体にて前記可撓部を保持してある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、可撓部のスリットにて分断された一方側部分を軸体にて撓ませ、保持板部に固定することができるので、可撓部の保持力を高めることができる。
【0015】
また、本発明に係る回路基板は、前述した発明の導電体をその一面に取付けてあることを特徴とする。
この発明にあっては、回路基板の一面に取付けられている可撓部が撓み、該可撓部の一面をアース側物体に接触させることができるため、アース側物体に対する接触不良をなくすることができるとともに、アース側物体との接触面積を増加することができる。
【0016】
また、本発明に係る回路基板は、前記取付板部が取付けられる取付部位に環状の導電板が固定されており、前記取付板部は、前記導電板に嵌入される軸体にて取付けられている構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、回路基板のノイズを導電板から保持導体へ効率よくアースすることができるとともに、合成樹脂製の軸体にて結合することができ、コストを低減できる。
【0017】
また、本発明に係る回路基板は、前記保持導体は、前記取付板部の先端から突出する凸片を有し、該凸片が嵌入される位置設定孔を設けてある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、取付板部が回路基板に接触するのに先立って、凸片が位置設定孔に嵌入され、保持導体の回路基板に対する位置を決めることができるため、保持導体を適正な取付位置に容易に取付けることができ、保持導体の取付作業能率を高めることができる。
【0018】
また、本発明に係る電子機器は、前述した発明の回路基板及び該回路基板を支持するアース側部材を備え、前記導電体は、前記可撓部の撓みにて前記アース側部材に接触していることを特徴とする。
この発明にあっては、アース側部材に接触する一面と、回路基板に取付けられる他面との間の可撓部を撓ませ、該可撓部の弾性復元力にて前記一面をアース側部材に接触させることができるため、アース側部材に対する接触不良をなくすることができるとともに、アース側部材との接触面積を増加することができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、一面及び他面間の可撓部を撓ませ、該可撓部の弾性復元力にて前記一面をアース側物体に接触させることができるため、アース側物体に対する接触不良をなくすることができるとともに、アース側物体との接触面積を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明に係る電子機器の構成を示す一部を省略した正面図である。
【図2】本発明に係る電子機器の構成を示す一部を省略した背面図である。
【図3】本発明に係る電子機器の導電体部分の構成を示す拡大断面図である。
【図4】本発明に係る導電体の構成を示す拡大断面図である。
【図5】本発明に係る導電体の構成を示す拡大斜視図である。
【図6】本発明に係る導電体の可撓部の構成を示すもので、(a) は側面図、(b) は正面図、(c) は平面図、(d) は底面図である。
【図7】本発明に係る導電体の保持導体の構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る電子機器の構成を示す一部を省略した正面図、図2は電子機器の構成を示す一部を省略した背面図、図3は電子機器の導電体部分の構成を示す拡大断面図である。
【0022】
図示した電子機器は、前側に表示面を有し、略直方体をなす表示部を備える薄型の表示装置における前記表示部の後側に装着される光源装置である。
【0023】
この光源装置は、碁盤目のように並置される光源としての複数の発光ダイオード1と、該発光ダイオード1を一面に実装してあり、複数列に並置される複数の発光ダイオード基板2と、隣合う発光ダイオード基板2,2同士を接続してある複数のコネクタ3と、発光ダイオード基板2の一面に取付けられて発光ダイオード1の頂部と対向し、該発光ダイオード1が発光した光を発散させる複数のレンズ4と、該レンズ4がその内部に配される貫通孔51を有し、前記一面及びコネクタ3の一面に対向してレンズ4が発散した光を反射させる反射シート5と、発光ダイオード基板2をその一面に複数列に並べて支持するアース側部材6と、該アース側部材6の他面に装着された複数の回路基板7と、該回路基板7の一面に取付けられている導電体8と、回路基板7に対する電磁波を遮断するシールドカバー9とを備え、導電体8がアース側部材6に接触している。
【0024】
発光ダイオード基板2は一面に回路部を有する短冊状をなし、略矩形をなすアース側部材6の一面6aに長さ方向及び幅方向に離隔して複数列に並置され、夫々の他面が一面に接触し、発光ダイオード基板2夫々が発する熱をアース側部材6に逃がすことができるようになしてある。発光ダイオード基板2夫々の一面には図1に示すように複数の発光ダイオード1を長さ方向に離隔して実装してあり、一面の長さ方向両端部には接続部21,22が設けられている。
【0025】
長さ方向一端が対向するように複数列に並置された発光ダイオード基板2において、各列の発光ダイオード基板2は、隣合う二つの接続部21,21同士がコネクタ3にて接続され、一方の発光ダイオード基板2の接続部22が後記する電源回路基板に第2コネクタにて接続され、他方の発光ダイオード基板2の接続部22が後記する制御回路基板に第3コネクタにて接続されている。
【0026】
アース側部材6は金属板を成形してなり、略矩形をなす平板状の板部61及び該板部61の周縁に連なる枠部を有し、板部61の一面6aに発光ダイオード基板2を長さ方向及び幅方向に並べて収容支持してある。
【0027】
板部61における他面には、導電性を有する複数本の柱体62が取付けられ、該柱体62の先端に回路基板7が装着されている。板部61における柱体62の取付部には、一面側が大径となる段付の嵌合孔63が開設され、該嵌合孔63の大径部内に柱体62の一端部がカシメられている。柱体62の他端部には螺子孔62aが設けられている。
【0028】
回路基板7は、第2コネクタにて発光ダイオード基板2の一方の接続部22に接続され、発光ダイオード基板2に実装されている発光ダイオード1等の電子部品に電圧を供給する電源回路基板71、第3コネクタにて発光ダイオード基板2の他方の接続部22に接続され、電子部品を制御する制御回路基板72、前記表示部を制御する制御回路基板73等を有し、いずれも四角形をなし、図2に示すように板部に沿って並置されている。
【0029】
制御回路基板72は略四角形をなし、四つの角部に第1の取付孔7aが開設され、中央部に第2の取付孔7b及び二つの位置設定孔7c,7cが開設され、第2の取付孔7bの一面側の縁部に環状の導電板74が固定されており、該導電板74及び第2の取付孔7bに嵌入される第1の軸体10にて導電体8が取付けられている。また、第1の取付孔7aに挿通される雄螺子11を柱体62の螺子孔62aに捩込むことにより、回路基板7が板部61に取付けられている。位置設定孔7c,7cは第2の取付孔7bから両側へ離隔して配され、角孔形をなしている。
【0030】
図4は導電体8の構成を示す拡大断面図、図5は導電体8の構成を示す拡大斜視図、図6は導電体8の可撓部の構成を示すもので、(a) は側面図、(b) は正面図、(c) は平面図、(d) は底面図である。また、図7は保持導体の構成を示す斜視図である。
【0031】
導電体8は、可撓性を有する発泡部材81及び該発泡部材81を包被してある可撓シート82を有し、四角柱形をなす可撓部80と、該可撓部80の一面を保持する保持導体83とを備えている。可撓シート82は、アルミニウム溶液が含浸された布製であり、発泡部材81とともに撓むことができるように構成されている。可撓部80の他面には導電性を有する両面テープ84が貼付けられており、該両面テープ84にて可撓部80を保持導体83に保持してある。また、可撓部80の長さ方向中央部の一面側にはスリット80aが設けられ、該スリット80aにて分断された一方側部分に貫通孔80bが設けられている。
【0032】
保持導体83は、導電性を有する金属板を成形してなり、略L字形をなし、L字の一方の辺に可撓部80を保持してある保持板部83aと、L字の他方の辺から外方へ延出され、導電板74と対向する取付板部83bと、L字の一方の辺の端縁から延出され、L字の他方の辺と対向する延出板部83cと、取付板部83bの先端から屈曲された凸片83d及び延出板部83cの先端から突出する凸片83eとを有する。
【0033】
取付板部83bには取付孔7bに対応する軸孔83fが開設され、導電板74及び取付孔7bに嵌入される第1の軸体10にて保持導体83が取付けられている。また、保持板部83aのL字の一方の辺には、貫通孔80bに対応する軸孔83gが開設され、貫通孔80b及び軸孔83gに嵌入される第2の軸体12にて可撓部80を保持してある。凸片83d,83eは位置設定孔7c,7cに嵌入され、回路基板7に対する導電体8の取付位置を設定することができるように構成されている。
【0034】
第1の軸体10は、合成樹脂製の可撓筒10a及び該可撓筒10aに嵌入される合成樹脂製のピン10bを有する。可撓筒10aは、一端に鍔部を有し、他端側に、軸長方向の複数のスリット及び内側へ膨出する膨出部を有し、スリット間の部片が径方向へ可撓になっており、可撓筒10aが軸孔83f、導電板74及び取付孔7bに嵌入されている。
【0035】
ピン10bは、可撓筒10aの鍔部よりも大径の鍔部を一端に有し、可撓筒10a内への嵌入により可撓筒10aのスリット間部片を径方向外方へ撓ませ、抜け出ないように構成されている。
【0036】
第2軸体12は、合成樹脂製の可撓筒12a及び該可撓筒12aに嵌入される合成樹脂製のピン12bを有する。可撓筒12aは、一端に鍔部を有し、他端側に、軸長方向の複数のスリット及び内側へ膨出する膨出部を有し、スリット間の部片が径方向へ可撓になっており、可撓筒12aが貫通孔80b及び軸孔83gに嵌入されている。
【0037】
ピン12bは、可撓筒12aの鍔部よりも大径の鍔部を一端に有し、可撓筒12a内への嵌入により可撓筒12aのスリット間部片を径方向外方へ撓ませ、抜け出ないように構成されている。
【0038】
シールドカバー9は、制御回路基板72の他面側を覆う皿形をなし、周縁部の複数箇所が雄螺子にてアース側部材6に取付けられている。
【0039】
以上のように構成された光源装置は、アース側部材6における板部61の他面から突出する複数本の柱体62に制御回路基板72の周縁部が装着されており、制御回路基板72の中央部には、可撓部80を保持してある保持導体83が第1の軸体10にて取付けられ、可撓部80がアース側部材6の板部61に接触しているため、制御回路基板72のノイズを、柱体62からアース側部材6にアースすることができ、さらに導電板74、保持導体83及び可撓部80からアース側部材6の板部61にアースすることができる。この際、可撓部80は両面間で撓み、発泡部材81を包被してある可撓シート82が、発泡部材81の弾性復元力にて板部61に面接触しているため、導電体8のアース側部材6に対する接触不良をなくすることができるとともに、導電体8のアース側部材6との接触面積を増加することができる。因って、光源装置を備える表示装置の大型化に伴って制御回路基板72等の回路基板7が大型になっても、該回路基板7のノイズを効率よくアースすることができる。
【0040】
また、制御回路基板72の中央側に厚さ方向の外力が加わる場合、該外力を保持導体83及び可撓部80からアース側部材6にて受止めることができるため、制御回路基板72の撓みを防ぐことができる。
【0041】
また、可撓部80を有する導電体8が回路基板7に取付けられているため、アース側部材6に固定される柱体62の個数を削減することができる。板部61の嵌合孔63に柱体62をカシメにて固定する作業は時間及び手間がかかり、作業効率が悪いため、柱体62を削減することにより作業性を高めることができ、光源装置のコストを低減できる。また、柱体62が固定される板部61の一面には、複数の発光ダイオード基板2が複数列に並置され、発光ダイオード基板2夫々が板部61に接触し、発光ダイオード基板2夫々が発する熱を板部61に逃がすことができるようになしてあり、柱体62を固定する箇所が制限されているが、前述したように柱体62を削減してあるため、柱体62に制約されることなく複数の発光ダイオード基板2を複数列に並置することができる。
【0042】
尚、以上説明した実施の形態では、可撓部80の他面に貼付けられた両面テープ84にて可撓部80を保持導体83に保持し、該保持導体83をアース側部材6に取付けるように構成したが、その他、保持導体83をなくし、両面テープ84にて可撓部80を制御回路基板72等の回路基板7の一面に取付けるようにしてもよい。
【0043】
また、本発明に係る電子機器は液晶テレビジョン等の表示装置が備える光源装置である他、前記表示装置であってもよい。
【符号の説明】
【0044】
6 アース側部材
7 回路基板
7c 位置設定孔
74 導電板
8 導電体
80 可撓部
80a スリット
80b 貫通孔
81 発泡部材
82 可撓シート
83 保持導体
83a 保持板部
83b 取付板部
83d 凸片
83f 軸孔
10 軸体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
その一面及び他面間に、その撓みにて前記一面及び他面間の厚さが薄くなる可撓部を有することを特徴とする導電体。
【請求項2】
前記可撓部は発泡部材及び該発泡部材を包被してある可撓シートを有する請求項1記載の導電体。
【請求項3】
前記可撓部を保持する保持導体を有する請求項1又は2記載の導電体。
【請求項4】
前記可撓部は前記他面の側にスリットを有し、該スリットにて分断された一方側部分に貫通孔を設けてある請求項2又は3記載の導電体。
【請求項5】
前記保持導体は、略L字形をなし、L字の一方の辺に前記可撓部を保持してある保持板部と、他方の辺から外方へ延出されている取付板部とを有する請求項3又は4記載の導電体。
【請求項6】
前記保持板部は、前記貫通孔に対応する軸孔を有し、前記貫通孔から前記軸孔に嵌入される軸体にて前記可撓部を保持してある請求項4又は5記載の導電体。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一つの導電体をその一面に取付けてあることを特徴とする回路基板。
【請求項8】
前記取付板部が取付けられる取付部位に環状の導電板が固定されており、前記取付板部は、前記導電板に嵌入される軸体にて取付けられている請求項7記載の回路基板。
【請求項9】
前記保持導体は、前記取付板部の先端から突出する凸片を有し、該凸片が嵌入される位置設定孔を設けてある請求項7又は8記載の回路基板。
【請求項10】
請求項7から9のいずれか一つに記載の回路基板及び該回路基板を支持するアース側部材を備え、前記導電体は、前記可撓部の撓みにて前記アース側部材に接触していることを特徴とする電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−14408(P2011−14408A)
【公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−158161(P2009−158161)
【出願日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】