説明

弾球遊技機

【課題】現在の遊技状態をそれとなしに遊技者に暗示し得る弾球遊技機を提供すること。
【解決手段】
遊技状態の高確率期待度が異なる複数種類の演出モード(A〜C)のうちいずれに移行させるかについて、変動開始時の遊技状態の高低および保留内転落当選の有無に関係させて、移行先の演出モード(A〜C)の選択割合が異なるように構成する。モード移行契機が成立した場合に、変動開始時に遊技状態が低確率状態中である場合または保留内転落当選に係る保留記憶が存在する場合には、遊技状態の高確率期待度が相対的に低い演出モード(A)の方を遊技状態の高確率期待度が相対的に高い演出モード(B、C)よりも相対的に高い割合で選択し、高確率状態中である場合および/または保留内転落当選に係る保留記憶が存在しない場合には演出モード(B、C)の方が演出モード(A)よりも相対的に高い割合で選択するように構成した(図4、240a、図6、図7)。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
特別図柄始動口に遊技球が通過したことを契機に、第1の遊技情報および第2の遊技情報を含む複数種類の遊技情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された第1の遊技情報に基づき、通常遊技状態よりも遊技者に有利な当り遊技を発生させるか否かの当り抽選を実行する抽選手段と、
所定条件が成立したことに基づき、遊技図柄の変動開始および変動停止を一セットとする変動表示動作を行い、当該遊技図柄の変動停止時の表示態様により前記抽選手段による抽選結果を報知するための図柄表示手段と、
前記図柄表示手段による遊技図柄の変動表示動作を制御する図柄表示制御手段と、
前記取得手段により取得された前記第1の遊技情報と前記第2の遊技情報とを、保留データとして、前記図柄表示手段における前記特別図柄の変動表示動作に供されるまで、あらかじめ定めた最大保留記憶個数を上限として保留記憶する保留記憶手段と、
前記図柄表示手段に前記遊技図柄が特定の表示態様で停止表示された場合、前記当り遊技を実行制御する当り遊技実行制御手段と、
所定条件が成立したことに基づき、前記当り抽選の当選確率を、前記通常遊技状態の当選確率である低確率に設定された低確率状態よりも高確率に設定された高確率状態に移行制御する確率変動状態移行手段と、
前記高確率状態中において前記遊技図柄の変動表示動作が実行される場合、前記保留記憶手段に保留記憶された前記第2の遊技情報に基づき、前記当り抽選の当選確率を高確率状態から前記低確率状態に転落させるか否かの転落抽選を実行する転落抽選手段と、
前記転落抽選に当選したことを条件に、前記当り抽選の当選確率を前記高確率状態から前記低確率状態に転落移行制御する転落移行制御手段と、
前記保留記憶手段に保留記憶された前記第1の遊技情報に基づき、前記当り抽選の結果が当りとなる保留内当り当選に係る保留記憶であるか否かを、当該保留記憶が前記遊技図柄の変動表示動作に供される前に先読み判定する第1の先読み判定手段と、
前記保留記憶手段に保留記憶された前記第2の遊技情報に基づき、前記転落抽選の結果が転落となる保留内転落当選に係る保留記憶であるか否かを、当該保留記憶が前記遊技図柄の変動表示動作に供される前に先読み判定する第2の先読み判定手段と、
演出モードの演出を現出させる演出手段と、
前記演出モードのモード移行契機が成立したか否かを判断するモード移行契機判断手段と、
前記モード移行契機判断手段によりモード移行契機が成立したと判断された場合、第1の演出モードと第2の演出モードとを含む複数種類の演出モードのうちからいずれかの演出モードに移行制御するものであって、その移行先となる演出モードを、前記当り抽選の当選確率が前記高確率状態または前記低確率状態のいずれかであるか、および前記保留記憶内に前記保留内転落当選に係る保留記憶が存在するか否かを特定するための情報を少なくとも含む演出モード移行制御情報に基づき、前記複数種類の演出モードのうちからいずれかを抽選により選択する演出モード移行制御手段と、を備え、
前記演出モード移行制御手段は、
前記低確率状態中である場合または前記保留記憶内に前記保留内転落当選に係る保留記憶が存在する場合には前記第1の演出モードの方を前記第2の演出モードよりも相対的に高い割合で選択し、
前記高確率状態中である場合および/または前記保留記憶内に前記保留記憶内に前記保留内転落当選に係る保留記憶が存在しない場合には前記第2の演出モードの方を前記第1の演出モードよりも相対的に高い割合で選択するように構成されている、
ことを特徴とする弾球遊技機。
【請求項2】
さらに、
普通図柄始動口に遊技球が通過したことを条件として、通常遊技状態よりも遊技者に有利な補助当り遊技に移行する補助当りとするか否かの抽選をする補助遊技抽選手段と、
前記補助遊技抽選手段による抽選結果を報知するための普通図柄を変動表示させ、当該抽選結果に応じた普通図柄を停止表示するための普通図柄表示手段と、
前記特別図柄始動口を可動部材により開閉可能または拡大可能に構成した普通変動入賞手段と、
前記普通図柄表示手段に前記補助当りを示す普通図柄が停止表示されたことを条件として、前記普通変動入賞手段の可動部材を所定のパターンに従い駆動して前記補助当り遊技を実行制御するための補助当り制御手段と、を備え、
前記補助当り制御手段は、前記当り遊技が終了したことに基づき、前記図柄変動表示動作の変動回数が所定の上限回数に達するまでの間、前記普通変動入賞手段の可動部材の動作状態を通常遊技状態よりも遊技者に有利な動作状態とする開放延長状態を発生させる開放延長手段を有し、
前記演出モード移行制御情報には、さらに前記開放延長状態中であるか否かを特定するための情報が含まれ、
前記演出モード移行制御手段は、
前記開放延長状態中でない場合であって前記低確率状態中である場合、または前記保留記憶内に前記保留内転落当選に係る保留記憶が存在する場合には前記第1の演出モードの方を前記第2の演出モードよりも相対的に高い割合で選択し、
また前記開放延長状態中でない場合であって前記高確率状態中である場合、および/または前記保留記憶内に前記保留内転落当選に係る保留記憶が存在しない場合には前記第2の演出モードの方を前記第1の演出モードよりも相対的に高い割合で選択し、
また少なくとも前記開放延長状態中である場合には前記第2の演出モードの方を前記第1の演出モードよりも相対的に高い割合で選択するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
【請求項3】
前記演出モード移行制御情報には、さらに前記保留内当り当選に係る保留記憶が有るか否かを特定するための情報が含まれ、
前記演出モード移行制御手段は、
前記保留内当り当選に係る保留記憶が有る場合、他の演出モード移行制御情報の内容にかかわらず、前記第2の演出モードの方を前記第1の演出モードよりも相対的に高い割合で選択するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
【請求項4】
前記演出モード移行制御情報には、さらに前記保留内当り当選に係る保留記憶が有るか否かを特定するための情報が含まれ
前記演出モード移行制御手段は、
前記保留内当り当選に係る保留記憶が有る場合、他の演出モード移行制御情報の内容にかかわらず、前記第1の演出モードの方を前記第2の演出モードよりも相対的に高い割合で選択するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
【請求項5】
前記複数種類の演出モードには、さらに前記保留内当り当選に係る保留記憶が有る旨を報知する第3の演出モードが含まれ、
前記演出モード移行制御手段は、
前記変動開始時において前記保留内当り当選に係る保留記憶が有る場合、前記第2の演出モードの方を前記第3の演出モードよりも相対的に高い割合で選択するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の弾球遊技機。
【請求項6】
前記複数種類の演出モードには、さらに前記保留内当り当選に係る保留記憶が有る旨を報知する第3の演出モードが含まれ、
前記演出モード移行制御手段は、
前記変動開始時において前記保留内当り当選に係る保留記憶が有る場合、前記第3の演出モードの方を前記第2の演出モードよりも相対的に高い割合で選択するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の弾球遊技機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【公開番号】特開2013−48719(P2013−48719A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−188288(P2011−188288)
【出願日】平成23年8月31日(2011.8.31)
【出願人】(391010943)株式会社藤商事 (1,465)
【Fターム(参考)】