説明

情報システム、情報処理方法、およびプログラム

【課題】低コストで簡易に動画、静止画、音声などの素材データを含むデジタルコンテンツの制作を可能にする。
【解決手段】情報システムは、動画データから、部分再生区間動画、画像フレームに対応する静止画、および動画データに含まれる音声データのいずれかに対応する素材データを少なくとも1つ抽出する素材抽出手段と、素材データを配置するためのテンプレートデータに抽出された素材データを表す表示パターンを配置した画面を生成するとともに、画面上の表示パターンと関連付けて素材データを記憶する手段と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動画、静止画、音声などを含む素材データの処理技術に関する。
【背景技術】
【0002】
動画、静止画、音声などの素材を含むデジタルコンテンツを制作する際に、各素材に合わせて複数の機材をオペレーションする場合がある。例えば、動画はビデオ機材、静止画はカメラ機材、音声は録音機材などを用いて取得され、デジタルコンテンツに加工される場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−186905号公報
【特許文献2】特許第4347298号公報
【特許文献3】特開平8−292965号公報
【特許文献4】特開2006−270793号公報
【特許文献5】特開2008−98719号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、素材ごとにビデオ機材、カメラ機材、録音機材などを用意すると、複数の機材が必要であるばかりでなく、機材のオペレーションに複数のスタッフが必要となる。その結果、素材の取得、さらには、複数素材を含むデジタルコンテンツの制作が高コストで煩雑なものとなってしまう。
【0005】
そこで、本発明の目的は、低コストで簡易に動画、静止画、音声などの素材データを含むコンテンツの制作を可能にする技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一側面は、以下の手段により例示できる。すなわち、本発明は、動画データから、部分再生区間動画、画像フレームに対応する静止画、および動画データに含まれる音声データのいずれかに対応する素材データを少なくとも1つ抽出する素材抽出手段と、素材データを配置するためのテンプレートデータに抽出された素材データを表す表示パターンを配置した画面を生成するとともに、画面上の表示パターンと関連付けて素材データを記憶する手段と、を備える情報システムとして例示できる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、低コストで簡易に動画、静止画、音声などの素材データを含むコンテンツの制作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】情報システムが提供するサービスを例示する図である。
【図2】情報システムの構成を例示する図である。
【図3】編集画面を例示する図である。
【図4】コンテンツ作成画面を例示する図である。
【図5】情報システムのシステム構成を例示する図である。
【図6】DBサーバが保持する管理情報を例示する図である。
【図7】動画アップロード時の処理を例示するフローチャートである。
【図8】トリミング処理の詳細を例示するフローチャートである。
【図9】デジタルコンテンツ作成処理およびウェブページ作成処理を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、一実施形態に係る情報システムについて説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本情報システムは実施形態の構成には限定されない。
【実施例】
【0010】
図1に、本実施例に係る情報システム10が提供するサービスを例示する。情報システム10は、ビデオ素材から、動画/静止画/音声など複数の素材を作成し、ネットワーク上で提供可能なデジタルコンテンツを作成する。情報システム10により、コンテンツ作成時のオペレーションコストが圧縮できる。
【0011】
情報システム10を利用する場合に、ユーザは、情報システム10に動画ファイルをアップロードする。アップロードとは、ユーザのコンピュータから、情報システム10へのデータ転送をいう。より具体的には、ユーザは、情報システム10が提供するウェブページのアップロード受付機能を利用して動画ファイルを情報システム10に転送する。なお、ユーザは、デジタルコンテンツを編集する編集者と考えることができる。
【0012】
情報システム10は、ウェブページ上でアップロードされた動画に対する種々の設定を受け付ける。例えば、情報システム10は、動画ファイルの再生区間の一部を切り出すためのトリミングの設定を受け付ける。また、情報システム10は、動画を構成する画像フレームを指定するための設定を受け付ける。また、情報システム10は、動画ファイルの再生区間中で音声データを抽出する再生区間の指定を受け付ける。
【0013】
次に、情報システム10は、受け付けた設定にしたがって、動画ファイルから、種々の素材を抽出する。例えば、情報システム10は、動画を構成する画像フレームに対応する1枚以上の静止画を抽出する。また、情報システム10は、動画ファイルの再生区間の一部を切り出した部分区間で再生される動画ファイルを作成する。あるいは、情報システム10は、動画ファイルから、再生区間の一部または全部に含まれる音声データを抽出する。
【0014】
そして、情報システム10は、動画ファイルから抽出した素材を様々なデジタルコンテンツとして、ウェブサイトに掲載する。本実施例では、ウェブサイトに含まれる個々のウェブページを単にページともいう。また、ページがユーザの端末などに表示されたものをウェブページ、画面などという。
【0015】
情報システム10は、例えば、静止画を含むフォトアルバムを作成し、ウェブサイトに掲載する。また、情報システム10は、部分区間で再生される動画ファイルを用いて、動画コンテンツ(ムービーともいう)を掲載する。また、情報システム10は、動画ファイルから抽出した音声データ、あるいは音データを用いて着信メロディ音(着メロともいう)、音声メール(ボイスメールともいう)を生成する。また、情報システム10は、動画ファイルから抽出した静止画を組み合わせて、Flashファイルを作成する。Flashファイルは、複数の静止画と、静止画を加工して画像効果(イフェクトとも呼ばれる)を発生させるプログラムとを組み合わせたファイルである。また、情報システム10は、動画ファイルから抽出した静止画を組み合わせて、携帯電話などの通信機器の待ち受け画面、情報機器の画面の背景となる壁紙などを生成する。また、情報システム10は、動画ファイルから抽出した素材を用いて、それぞれのユーザに独自の構成で情報を提供する情報提供サービスのテンプレートを作成する。さらに、情報システム10は、動画ファイル
から抽出した素材を用いて、それぞれのユーザが発信する電子メール用の装飾データのテンプレートを作成する。ここで、情報提供サービスとは、ユーザの生活スタイル、現在の状況などを検出し、ユーザの生活スタイル、現在の状況などに合わせた情報を提供するサービスなどをいう。
【0016】
また、電子メール用の装飾データとは、静止画、Flashファイルなどを組み合わせて、例えば、簡易なHTML形式で、電子メールに付与されるデータをいう。電子メールに装飾データを付与することで、ユーザは、静止画、疑似動画を含む電子メールを、例えば、携帯電話などの通信端末間で送受信できる。
【0017】
図2に、情報システム10の構成を例示する。情報システム10は、例えば、ウェブサーバとデータベースサーバとを含むようにすることができる。ユーザは、ウェブサーバが提供するウェブサイトに動画ファイルをアップロードする。ウェブサーバは、動画ファイルから素材を抽出し、デジタルコンテンツを作成するアプリケーションサーバとしても機能するようにしてもよい。
【0018】
ウェブサーバは、図1で説明した種々の設定を受け付け、動画ファイルから、各種素材データを抽出する。そして、ウェブサーバは、抽出した素材データをデータベースサーバに格納する。図2の例では、データベースサーバには、アニメーションgifファイル、Flashファイル、画像ファイル(動画ファイル、あるいは静止画ファイル)、音声ファイルなどが例示されている。
【0019】
そして、ウェブサーバは、アプリケーションプログラムを実行するアプリケーションサーバとして、データベースサーバに格納された素材データを用いて、ウェブサイトで配信されるデジタルコンテンツを作成する。より具体的には、ウェブサーバは、所定のテンプレートにしたがって、データベースサーバに格納された素材データをウェブサイト上に配置する。また、ウェブサーバは、テンプレート上に配置された素材データを象徴する絵柄などのアイコン、サムネイルあるいは文字列と、素材データとの間に、HTMLなどの指定にしたがってリンクを定義する。このようにして、ウェブサーバは、ウェブサイト上に、ユーザがアップロードした動画ファイルから抽出した素材を配置する。ただし、静止画に関しては、絵柄などのアイコン、サムネイル、あるいは文字列と素材データとの間にリンクを定義する代わりに、テンプレートにしたがって、ウェブサイト上に直接静止画、動画などを配置してもよい。以上のようなアイコン、サムネイル、文字列、静止画、動画などが表示パターンに相当する。
【0020】
図3に、ウェブサイトにアップロードされた動画ファイルから、複数の素材データを抽出する編集画面を例示する。図3の例では、動画ファイルから、動画の再生区間のうちの部分区間を切り出した複数の動画ファイル、静止画、および音声が抽出されている。
【0021】
アップロードされた動画ファイルは、動画表示欄21で再生される。動画表示欄21には、巻き戻しボタン21A、スクロールバー21B、送りボタン21Cが設けられている。
【0022】
ウェブサイトの下方には、トリミング位置とカット位置を表示するための設定位置表示欄22が設けられている。ユーザが、動画表示欄21で再生される動画ファイルの動画データを視聴しつつ、例えば、キーボードでCtrl+Sを押下すると、押下の時点で、トリミング開始が設定される。ここで、Ctrl+Sは、コントロールキーとSキーとを同時に押下するキー操作をいう(以下同様)。また、ユーザが、トリミング開始を設定後に、例えば、キーボードでCtrl+Eを押下すると、押下の時点で、トリミング終了が設定される。そして、トリミング開始からトリミング終了までが、1つのトリミング期間の
指定となり、指定されたトリミング期間が設定位置表示欄22中の動画トリミング区間に、バーの色を変更して表示される。
【0023】
同様の操作で、例えば、ユーザが、Ctrl+Pを押下すると、押下の時点で、静止画(写真)取得時点が設定される。また、キーボードでCtrl+BとCtrl+Fの押下により、音声トリミング区間の開始と終了とが指定される。ユーザは、キーボード操作により、このような動画トリミング区間、静止画取得時点、および音声トリミング区間などを指定できる。
【0024】
なお、図3の例では、キーボード操作による設定例を説明したが、情報システム10は、他の様々なユーザインターフェースでユーザの設定を受け付けるようにしてもよい。例えば、トリミングの開始、終了、静止画の取得を指示する専用ボタンを画面上に設け、それらのボタンがポインティングデバイスなどで指示されたときに、動画トリミング区間の開始と終了、静止画取得時点、および音声トリミング区間の開始と終了を設定するようにしてもよい。なお、ポインティングデバイスなどで画面上のオブジェクト、例えば、ボタンなどのユーザインターフェース部品を指示することをクリックする、ともいう。
【0025】
以上のような設定の後、ユーザが、トリミングボタン23をポインティングデバイスでクリックすると、設定位置表示欄22に示された設定にしたがって、情報システム10は、動画ファイルから動画、静止画(写真)、音声などを取得する。図3の例では、画面右側の素材表示欄24に、取得された素材が表示されている。取得された素材は、例えば、movie1.mpg、movie2.mpg、movie3.mpg等の動画ファイル、photo1.jpg等の静止画ファイル、voice1.mp3等の音声ファイルに格納される。これらの素材を格納したファイルは、素材表示欄24では、画像を示す絵柄、あるいは、サムネイル等で象徴的に表示されている。
【0026】
動画のサムネイルは、動画ファイルを象徴するための画像である。動画のサムネイルは、動画ファイルに含まれる動画のフレームから静止画を作成し、さらに、静止画を縮小して作成される。また、静止画のサムネイルは、静止画を象徴するため、静止画を縮小して作成される。本実施例で象徴とは、象徴される元の情報より一般的には少ない情報量で、その情報あるいは事物などを例示することをいう。サムネイルは、動画ファイルのトリミング期間中で、情報システム10が複数取得した静止画から、ユーザが任意に選択できる。ただし、ユーザが選択しない場合、デフォルトでは、最初に取得された静止画を基にサムネイルを作成すればよい。
【0027】
図3の編集画面で、ユーザが「コンテンツ作成画面へ進む」ボタン25をポインティングデバイスで指示すると、ウェブサイトは、図4のウェブページに進む。一方、ユーザが「キャンセル」ボタン26をポインティングデバイスで指示すると、図3の編集画面が閉じて、動画をアップロードする前のウェブページに戻る。
【0028】
図4に、情報システム10が提供するコンテンツ作成画面を例示する。コンテンツ作成画面は、素材表示欄24と作成ページ表示欄27とを含む。素材表示欄24は、図3のものと同様であり、編集画面で取得された素材が表示される。なお、編集画面で取得された素材を所定の順にテンプレートに適用して、ウェブページを表示してもよい。所定の順とは、例えば、動画、静止画、音声などの素材に種類ごとに、編集画面で取得された順に、テンプレートの該当箇所に固定された順に適用する場合をいう。
【0029】
ユーザが、素材表示欄24をポインティングデバイスの操作、あるいは、キーボード操作で選択し、「選択したファイルでウェブサイトを再描画」というボタンをクリックすると、選択された素材が、テンプレート上に配置されて、素材を含むウェブページが作成ページ表示欄27に、それぞれのサムネイル、絵柄、文字列などによって表示される。
【0030】
図4の例では、静止画素材P1、動画素材P2、P3が選択されており、太枠で囲まれたサムネイルが素材表示欄24に表示されている。選択された太枠付きの静止画素材P1、動画素材P2、P3のサムネイルは、それぞれ、作成ページ表示欄27において、テンプレートに配置されて表示される。なお、図4の操作例では、静止画素材P1、動画素材P2、P3を配置する例を示したが、他の構成要素、例えば、「△△シスターズデュエットでツアー開始」「90年代の歌とともに・・」「イベントのお知らせ」「出演者のブログ」「ライブレポート」などの文字列、タイトルなどの設定手順については、本実施例では説明を省略する。
【0031】
そして、ユーザが決定ボタン28をポインティングデバイスで指示すると、作成ページ表示欄27に表示された状態で、ウェブページ作成が完了する。一方、ユーザが「編集画面に戻る」ボタン29をポインティングデバイスで指示すると、図3の編集画面が表示される。なお、ユーザが「選択したファイルをダウンロード」というボタンをクリックすると、素材表示欄24で選択された素材を自身の端末に取り込むことができる。
【0032】
図5に、情報システム10のシステム構成を例示する。図5のように、情報システム10は、キャッシュサーバ1、Web/Appサーバ2、動画エンコーディングサーバ3、DB(データベース)サーバ4、ファイルサーバ5を含む。これらのサーバは、いずれも、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、外部記憶装置、通信インターフェース
等を含むコンピュータによって実現される。
【0033】
なお、図5では、情報システム10がキャッシュサーバ1、Web/Appサーバ2、動画エンコーディングサーバ3、DB(データベース)サーバ4、ファイルサーバ5を含むものとしたが、本実施例の情報システム10は、図5の構成に限定される訳ではない。例えば、図5に示したいずれかのサーバまたはすべてのサーバが、単一のコンピュータ上の資源を共有して構成されていてもよい。また、図5に示したいずれかのサーバまたはすべてのサーバが複数のコンピュータを含むようにしてもよい。例えば、複数のコンピュータで負荷分散を実行するようにしてもよい。また、Web/Appサーバ2を、HTTP(HyperText Transfer Protocol)によりユーザの端末と通信するWebサーバと、ユー
ザにアプリケーションプログラムの機能を提供するアプリケーションサーバとに分けてもよい。
【0034】
キュッシュサーバ1は、インターネット経由でのユーザのアクセスを受け付け、ユーザの端末にページの内容を送信し、表示させる。キュッシュサーバ1は、ユーザに送信されたページの内容を保持する。また、キュッシュサーバ1は、アクセスしてきたユーザの端末との接続を維持するためのセッション情報を保持する。セッション情報は、例えば、アクセスしてきたユーザのID、ログインの有無、ログイン時期、ユーザの端末で実行中のアプリケーションプログラムなどを示す情報である。
【0035】
Web/Appサーバ2は、キャッシュサーバ1を介して、ユーザの端末と通信し、さらに、図1−図4に示したようなウェブサイトを提供し、動画ファイルからの素材の取得およびコンテンツの作成支援機能を実行する。例えば、Web/Appサーバ2は、図3に例示した編集画面を表示し、動画ファイルからのトリミング処理を実行する。また、Web/Appサーバ2は、図4に例示したコンテンツ作成処理を実行する。
【0036】
DBサーバ4は、作成されたコンテンツを管理する管理情報を保持する。管理情報は、例えば、作成するウェブページのテンプレート、アップロードされた動画ファイルを管理するアップロードファイル管理情報、図3の設定位置表示欄22に表示されるユーザ設定の情報、動画ファイルから取得された動画素材を管理する素材管理情報などである。
【0037】
情報システム10は、様々なフォーマットでユーザが動画ファイルをアップロードすることを許容する。情報システム10は、アップロードされた動画ファイルを情報システム10で処理可能なフォーマットに変換(エンコード)する。ただし、エンコードにはある程度の時間を要するため、情報システム10は、アップロードされた動画ファイルの部分的な再生区間だけエンコードし、図3のような編集画面をユーザの端末に表示させる。そして、ユーザが編集画面の操作を行う間に、動画ファイルの残りの再生区間をエンコードするようにすればよい。動画ファイルの残りの再生区間をエンコードする処理は、動画エンコーディングサーバ3により、所定の優先度にしたがって、実行される。このようなエンコードディングを要する動画ファイルが複数ある場合には、複数の動画ファイルに対する処理が所定の優先度で、所定のタイムスケジュールにしたがって実行される。本実施例では、タイムスケジュールにしたがって実行されるエンコードディング処理を定期的エンコーディング処理と呼ぶ。
【0038】
また、動画エンコーディングサーバ3は、動画ファイルから取得された素材を携帯電話などの通信キャリアのサーバから通信端末に供給するためのフォーマット変換を実行する。例えば、1つの国で、複数の通信キャリアがそれぞれの通信キャリア専用の通信端末に対して、それぞれ異なるフォーマットで素材を配信する場合がある。本情報システム10で作成されたウェブページを通常の一般的なインターネット以外のキャリアごとのサーバから、キャリアごとの通信端末向けに配信するため、動画エンコードディングサーバ3は、キャリア向けのフォーマット変換を実行する。本実施例では、動画、静止画などのフォーマット変換をエンコーディングという。
【0039】
より具体的には、Web/Appサーバ2が動画エンコーディングサーバ3に対して、動画ファイルからの素材抽出、例えば、動画トリミング、静止画取得、音声トリミングなどを指示する。すると、動画エンコーディングサーバ3は、アップロード済みの動画ファイルから、トリミング区間での動画ファイルの作成、指定時点での静止画の作成、音声トリミング区間での音声ファイルの作成を実行し、素材を取得する。そして、動画エンコーディングサーバ3は、取得された素材をキャリア別にそれぞれ該当するフォーマットに変換する。
【0040】
また、動画エンコーディングサーバ3は、アップロードされた動画のエンコーディング、トリミングされた動画ファイルを象徴するためのサムネイルの作成、静止画を象徴するためのサムネイルの作成、および動画、静止画などの通信キャリア向けのエンコーディングなどを実行する。
【0041】
図6に、DBサーバ4が保持する管理情報を例示する。図6のように、管理情報には、動画ファイルテーブル31、動画ファイルテーブル32、エンコーディングタイムテーブル33、サムネイルテーブル35、動画トリミングテーブル36、サウンドテーブル37を含む。図6では、各テーブルは、1レコード分だけ例示されている。
【0042】
動画ファイルテーブル31は、ユーザからアップロードされたエンコーディング前の動画ファイルを管理するための情報を保持する。動画ファイルテーブル31は、動画ID、動画名、変更後動画名、エンコーディング種類、完了フラグ、削除フラグ、作成日付、および更新日付の各フィールドを含む。
【0043】
動画IDは、アップロードされた動画ファイルを情報システム10内でユニークに識別する識別情報である。図6に示す各テーブルは、いずれも動画IDを有し、動画IDで関連付けされる。すなわち、アップロードされた動画ファイルからエンコードされたファイル、エンコードされたファイルからトリミングされたファイルをそれぞれ管理する各テー
ブルは、アップロードされた動画ファイルの動画IDで関連付けられることになる。
【0044】
動画名は、動画の名称であり、通常、ユーザがアップロードするときに動画名を付与する。また、動画名にファイル拡張子を付与することにより、アップロードされた動画ファイルの名称とすることができる。
【0045】
変更後動画名は、エンコードディングされた動画を示す名称である。変更後動画名は、動画ファイルテーブル32のものと共通である。変更後動画名を動画ファイルテーブル31と動画ファイルテーブル32の両方に含めるのは、動画ファイルテーブル32の設定が完了する前に、動画ID、動画名、変更後動画名を関連付ける処理を実行する場合もあるためである。
【0046】
エンコーディング種類は、アップロードされた動画ファイルのフォーマットを示す情報である。完了フラグは、例えば、エンコーディングの完了を示すために使用される。また、削除フラグは、エンコード前の動画ファイル自体が削除された後、動画ファイルテーブル31のレコードを履歴として残す場合に、動画ファイル自体が削除されていることを示す。作成日付、更新日付は、それぞれ、動画ファイルが最初にアップロードされた日付、再度アップロードされた日付など、履歴を記録するために使用される。
【0047】
作成日付は、動画ファイルがアップロードされた日付である。更新日付は、同一の動画IDに対して、動画ファイルがさらにアップロードされ、置き換えられたときの日付である。ただし、作成日付、および更新日付は、それぞれ動画ファイルテーブル31が作成された日付、および更新された日付としてもよい。
【0048】
動画ファイルテーブル32は、エンコーディング後の動画ファイルを管理する情報を保持する。動画ファイルテーブル32は、動画ID、変更後動画名、ウェブサイトID、編集フラグ、作成権限、動画サイズ、時間、作成日付、更新日付の各フィールドを有する。このうち、動画ID、および変更後動画名は動画ファイルテーブル31で説明した通りである。
【0049】
ウェブサイトIDは、エンコーディングされた動画ファイルが配置されるウェブサイトのIDである。
【0050】
編集フラグは、未編集、編集中、編集完了などを示す。作成権限は、複数ユーザに、同一の動画ファイルを編集させる権限を認めるか、否かを示すために使用すればよい。例えば、W:誰にでも編集を許可する、G:グループメンバとして登録されているユーザに編集を許可する、U:動画ファイルをアップロードしたユーザだけに編集許可を認める、などのフラグを設ければよい。なお、図6では、省略されているが、動画IDと動画ファイルをアップロードしたユーザとの関係を示すユーザテーブルを設けてもよい。また、動画ファイルテーブル31および動画ファイルテーブル32の少なくとも一方に、動画ファイルをアップロードしたユーザの識別情報を保持するようにしてもよい。
【0051】
動画サイズはエンコーディング後の動画ファイルのデータ量である。時間は、動画の再生時間である。作成日付、および更新日付は、それぞれ動画ファイルテーブル32が作成された日付、および更新された日付である。
【0052】
エンコーディングタイムテーブル33は、エンコーディング時の作業用テーブルである。エンコーディングタイムテーブル33は、動画ID、エンコーディング予定時刻、エンコーディング実施時刻、エンコーディング完了時刻、エンコーディング完了フラグ、作成日付、更新日付を有する。
【0053】
エンコーディング予定時刻は、情報システム10、例えば、動画エンコーディングサーバ3が設定したエンコーディング実施予定時刻である。例えば、定期的エンコーディングの場合の次の実行時刻が設定される。また、エンコーディング実施時刻は、前回エンコーディングが実行された時刻である。また、エンコーディング完了時刻は、アップロードされた動画ファイルのエンコーディングが完了した時刻である。エンコーディング完了フラグは、エンコード完了時に付与される。作成日付、更新日付は、エンコーディングタイムテーブル33が作成された日付および更新された日付である。
【0054】
サムネイルテーブル35は、サムネイルおよび静止画を管理するテーブルである。サムネイルテーブル35は、動画ID、トリミング時刻、ファイル名、作成日付、更新日付の各フィールドを有する。
【0055】
トリミング時刻は、サムネイルまたは静止画が取得された、再生期間の開始を時刻0とする時点情報である。ファイル名は、サムネイルまたは静止画が格納されるファイルの名称である。
【0056】
動画トリミングテーブル36は、トリミングされた動画ファイルを管理するテーブルである。動画トリミングテーブル36は、動画ID、トリミング開始時刻、トリミング終了時刻、ファイル名、作成日付、更新日付の各フィールドを有する。このうち、トリミング開始時刻とトリミング終了時刻は、トリミングの期間の開始と終了、すなわち、図3の編集画面において、動画表示欄21での動画の表示中に、Ctrl+Sが押下された時刻と、Ctrl+Eが押下された時刻である。ただし、動画開始時、すなわち、最初の動画フレームの表示時点を時刻0とする。ファイル名は、トリミングされた動画ファイルが格納されるファイル名である。
【0057】
サウンドテーブル37は、取得された音声データを管理するテーブルである。サウンドテーブル37は、動画ID、トリミング開始時刻、トリミング終了時刻、ファイル名、作成日付、更新日付の各フィールドを有する。サウンドテーブル37は、管理対象が音声データである点を除き、その構成は、動画トリミングテーブル36とほぼ同様である。
【0058】
図7は、動画アップロード時の処理を例示するフローチャートである。Web/Appサーバ2は、メモリ上に実行可能に展開されたコンピュータプログラムにより図7の処理を実行する。
【0059】
Web/Appサーバ2は、まず、ユーザがアップロードした動画を読む(S1)。新規にアップロードした動画には、動画IDが付与される。また、図7から明らかなように、S1−S7の処理は、繰り返し実行される場合があり、繰り返して実行される場合には、S1は、複数回実行される。ただし、ユーザがアップロードした動画は、RAM(Random Access Memory)等を有するキャッシュに保持し、繰り返しS1の処理を実行する場合の効率を向上させてもよい。さらに、例えば、ユーザが過去にアップロードした動画を更新したい場合に、過去にアップロードしたときに用いた動画IDで、新たな動画ファイルをアップロードし、動画ファイルを更新するようにしてもよい。
【0060】
さらに、Web/Appサーバ2は、アップロードされた動画に関連して、すでに、トリミング動画がファイルサーバ5に存在する場合に、トリミング動画を読む(S2)。
【0061】
次に、Web/Appサーバ2は、トリミング動画のサムネイル画像を作成する(S3)。サムネイル画像は、トリミング動画中の所定の再生時刻の動画フレームに対応する静止画から作成される。ただし、Web/Appサーバ2は、トリミング動画から複数のサ
ムネイル画像を作成し、作成したサムネイル画像のいずれかをユーザに選択させるようにしてもよい。
【0062】
次に、Web/Appサーバ2は、編集画面のページを作成し、ユーザの端末上に表示させる(S4)。すなわち、Web/Appサーバ2は、図3に示したウェブページを作成し、ユーザの端末上に表示させる。そして、Web/Appサーバ2は、ユーザの設定を受け付ける(S5)。ユーザの設定とは、トリミングの開始、終了、静止画(写真)取得時点、音声トリミングの開始、終了等の設定である。そして、Web/Appサーバ2は、トリミングボタン23がポインティングデバイスでクリックされたか否かを判定する(S6)。
【0063】
トリミングボタン23が押下された場合、Web/Appサーバ2は、トリミング処理を実行し(S7)、その後、再度S1に制御を戻す。すなわち、トリミング後の状態で図3の画面が表示される。
【0064】
トリミングボタン23が押下されなかった場合、Web/Appサーバ2は、「コンテンツ作成画面へ進む」ボタン25がクリックされたか否かを判定する(S8)。「コンテンツ作成画面へ進む」ボタン25がクリックされた場合、ユーザの端末は、Web/Appサーバ2に、コンテンツ作成画面を表示するリクエストを送信し、Web/Appサーバ2は、ユーザの端末にコンテンツ作成画面を表示させる(S9)。「コンテンツ作成画面へ進む」ボタン25がクリックされなかった場合、ユーザの端末は、制御をS6に戻す。
【0065】
図8に、トリミング処理(図7のS6)の詳細を例示する。Web/Appサーバ2は、素材抽出手段として、メモリ上に実行可能に展開されたコンピュータプログラムにより図8の処理を実行する。
【0066】
Web/Appサーバ2は、動画上でポイントされた時間を取得する(S61)。動画上でポイントされた時間とは、動画の再生期間に指定された、トリミング開始、終了、静止画取得、音声トリミング開始、終了等を指定する時刻である。
【0067】
次に、Web/Appサーバ2は、動画のトリミングを実行する(S62)。また、Web/Appサーバ2は、写真(静止画)のトリミング、すなわち、写真(静止画)の取得を実行する(S63)。また、Web/Appサーバ2は、音声のトリミングを実行する(S64)。そして、Web/Appサーバ2は、トリミングしたファイルをファイルサーバ5に保存する(S65)。
【0068】
図9は、デジタルコンテンツ作成処理およびウェブページ作成処理を例示するフローチャートである。Web/Appサーバ2は、メモリ上に実行可能に展開されたコンピュータプログラムにより図9の処理を実行する。
【0069】
この処理では、Web/Appサーバ2は、ファイルサーバ5上のトリミングされたデータを一時領域に保存する(S101)。そして、Web/Appサーバ2は、一時領域に保存されたデータをウェブサイトのテンプレートに適用する(S102)。S102の処理の結果、テンプレート上に、トリミングされた動画のサムネイル、静止画のサムネイル、あるいは、音声データを象徴する絵柄、文字列、静止画そのもの、動画を表示するするウィンドウ等が配置される。
【0070】
そして、Web/Appサーバ2は、ウェブサイト画面のHTMLファイルを作成し、ユーザの端末に表示させる(S103)。そして、Web/Appサーバ2は、ユーザの
操作を取得する(S104)。
【0071】
「選択したファイルをダウンロード」ボタンがクリックされた場合(S105でYES)、Web/Appサーバ2は、ダウンロードを実行する。その結果、選択されたファイルがユーザの端末にダウンロードされる。したがって、ユーザは、編集画面上でトリミングされた動画、静止画、音声などを端末上に取得できる。
【0072】
一方、「選択したファイルをダウンロード」ボタンがクリックされなかった場合(S105でNO)、Web/Appサーバ2は、「選択したファイルで再描画」ボタンがクリックされたか否かを判定する(S107)。
【0073】
「選択したファイルで再描画」ボタンがクリックされた場合、Web/Appサーバ2は、選択したファイルのデータを一時領域に保存し、S102に制御を戻す(S108)。その結果、ユーザが選択したファイルによって、ウェブサイト画面が作成され、ユーザの端末に表示される。
【0074】
「選択したファイルで再描画」ボタンがクリックされなかった場合、Web/Appサーバ2は、「キャンセル」ボタン29がクリックされたか否かを判定する(S109)。「キャンセル」ボタン29がクリックされた場合、ユーザの端末は、編集画面に戻るリクエストをWeb/Appサーバ2に送信し、Web/Appサーバ2は、ユーザの端末に、編集画面を表示させる(S112)。
【0075】
一方、「キャンセル」ボタンがクリックされなかった場合、Web/Appサーバ2は、「決定」ボタン28がクリックされたか否かを判定する。「決定」ボタン28がクリックされた場合、Web/Appサーバ2は、ウェブサイト画面のHTMLファイルを確定し、作成完了画面を表示する(S111)。このとき、さらに、Web/Appサーバ2は、動画エンコーディングサーバ3に対し、トリミングされた動画ファイルをさらに、通信キャリア向けの動画ファイルにエンコードするように指示する。Web/Appサーバ2は、画面生成手段として、S111の処理、および通信キャリア向けの動画ファイルへのエンコードの指示を実行する。動画エンコーディングサーバ3は、「それぞれのデータ形式に変換する手段」として、トリミングされた動画ファイルの通信キャリア向けの動画ファイルへのエンコーディングを実行し、エンコードされた動画ファイルをファイルサーバ5に格納する。また、ファイルサーバ5が、「素材データを保持する手段」に相当する。
【0076】
ただし、Web/Appサーバ2が、トリミングされた動画ファイルの通信キャリア向けの動画ファイルへのエンコーディングとエンコードされた動画ファイルをファイルサーバへの格納を実行してもよい。
【0077】
一方、「決定」ボタン28がクリックされなかった場合、Web/Appサーバ2は、制御をS104に戻す。
【0078】
以上述べたように、本実施例の情報システム10は、ユーザが動画ファイルを情報システム10が提供するウェブサイトにアップロードし、トリミングに必要な設定を行うことで、アップロードされた動画ファイルから、トリミングされた動画、静止画、音声データなどの素材を取得する。そして、取得された素材は、ウェブサイト画面のテンプレートに適用され、テンプレートの仕様と、作成された素材とによって、ウェブサイトが生成される。
【0079】
したがって、ユーザは、動画ファイルをアップロードすることにより、アップロードさ
れた動画ファイルから、トリミングされた動画、静止画、音声データ等の素材を取得し、そのような素材が配置されたウェブサイトを簡易に作成することができる。したがって、ユーザは、動画、静止画、音声といった素材ごとに機材を用意し、素材ごとにデータを取得しなくても、様々な素材を含むウェブサイトを作成できる。
【0080】
さらに、作成された素材のデータは、通信サービスを提供するキャリアごとのフォーマットにエンコードしてファイルサーバ5に保存される。したがって、ユーザは、極めて簡易に、キャリア専用の通信端末向けに配信されるウェブサイトを作成できる。
《コンピュータが読み取り可能な記録媒体》
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
【0081】
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、ブルーレイディスク、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
【符号の説明】
【0082】
1 キャッシュサーバ
2 Web/Appサーバ
3 動画エンコーディングサーバ
4 DBサーバ
5 動画用ファイルサーバ
10 情報システム
21 動画表示欄
22 設定位置表示欄
23 トリミングボタン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
動画データから、部分再生区間動画、画像フレームに対応する静止画、および動画データに含まれる音声データのいずれかに対応する素材データを少なくとも1つ抽出する素材抽出手段と、
前記素材データを配置するためのテンプレートデータに前記抽出された素材データを表す表示パターンを配置した画面を生成するとともに、前記画面上の前記表示パターンと関連付けて前記素材データを記憶する手段と、を備える情報システム。
【請求項2】
前記素材データを複数の無線通信サービスのそれぞれを通じて提供可能なそれぞれのデータ形式に変換する手段と、
前記変換されたそれぞれのデータ形式で素材データを保持する手段と、をさらに備える請求項1に記載の情報システム。
【請求項3】
コンピュータが、動画データから、部分再生区間動画、画像フレームに対応する静止画、および動画データに含まれる音声データのいずれかに対応する素材データを少なくとも1つ抽出する素材抽出ステップと、
前記素材データを配置するためのテンプレートデータに前記抽出された素材データを表す表示パターンを配置した画面を生成するとともに、前記画面上の前記表示パターンと関連付けて前記素材データを記憶するステップと、を実行する情報処理方法。
【請求項4】
前記素材データを複数の無線通信サービスのそれぞれを通じて提供可能なそれぞれのデータ形式に変換するステップと、
前記変換されたそれぞれのデータ形式で素材データを保持するステップと、をさらに実行する請求項3に記載の情報処理方法。
【請求項5】
コンピュータに、動画データから、部分再生区間動画、画像フレームに対応する静止画、および動画データに含まれる音声データのいずれかに対応する素材データを少なくとも1つ抽出する素材抽出ステップと、
前記素材データを配置するためのテンプレートデータに前記抽出された素材データを表す表示パターンを配置した画面を生成するとともに、前記画面上の前記表示パターンと関連付けて前記素材データを記憶するステップと、を実行させるためのコンピュータ実行可能なプログラム。
【請求項6】
前記素材データを複数の無線通信サービスのそれぞれを通じて提供可能なそれぞれのデータ形式に変換するステップと、
前記変換されたそれぞれのデータ形式で素材データを保持するステップと、をさらに実行する請求項5に記載のコンピュータ実行可能なプログラム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2011−205279(P2011−205279A)
【公開日】平成23年10月13日(2011.10.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−69270(P2010−69270)
【出願日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.着メロ
【出願人】(591117192)ニフティ株式会社 (144)
【Fターム(参考)】