説明

情報処理装置およびコンテンツ表示制御方法

【課題】 スライドショーのバリエーションを増やすことができる情報処理装置およびコンテンツ表示制御方法を提供する。
【解決手段】 複数のキーワードと複数のエフェクトデータとがそれぞれ関連付けられた情報を記憶しておき、複数のキーワードを選択可能に表示し、選択されたキーワードを示す「うみ」に基づいて、関連するコンテンツデータを取得すると共に、「うみ」の関連するエフェクトデータを読み出して、コンテンツデータにエフェクトデータを掛けて、「うみ」に関連したコンテンツ映像を表示する。続いて、選択されたキーワードを示す「うみ」に基づいて、「うみ」と関連するキーワードである「みかん」を抽出する。「みかん」に関連するコンテンツデータを取得すると共に、「みかん」に関連するエフェクトデータを読み出して、コンテンツデータにエフェクトデータを掛けて、「うみ」のコンテンツ映像の後に「みかん」のコンテンツ映像を表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のコンテンツの表示制御を実行する情報処理装置および同機器に適用されるコンテンツ表示制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置上で実行されるアプリケーションにおいて、コンテンツである複数の画像データをスライドショーとして順次表示するアプリケーションが知られている。例えば、特許文献1には、予め、曲とエフェクト(スライドショーにおいて静止画の切り替えに用いられる効果)とを対応づけて記憶しておき、スライドショーを行う場合(静止画を連続する場合)、ユーザによって選択された曲に対応づけられたエフェクトを静止画に掛けてスライドショーを表示する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−86620号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の技術は、スライドショーに用いるエフェクトを、キーワードを基準として次々に切り替えるようにしたスライドショーを表示することができない。
【0005】
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、スライドショーのバリエーションを増やすことができる情報処理装置およびコンテンツ表示制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一態様によれば、コンテンツデータと、キーワードと前記コンテンツに重畳する映像のためのエフェクトデータとを記憶する記憶手段と、記憶された前記キーワードの中から第1のキーワードに関連する情報を抽出する抽出手段と、抽出された前記情報に関連する第1のキーワードを前記記憶手段から取得すると共に、該第1のキーワードに関連するコンテンツデータおよびエフェクトデータを前記記憶手段から取得する取得手段と、取得した前記コンテンツデータおよびエフェクトデータに基づいて、コンテンツ映像を作成する作成手段と、作成した前記コンテンツ映像を再生する再生手段と、前記再生手段により再生しているコンテンツのキーワードである前記第1のキーワードに基づいて、この前記第1のキーワードに関連する関連キーワードとして第2のキーワードを選択する選択手段と、再生している前記コンテンツ映像に引き続き、選択された前記第2のキーワードに基づいて、前記取得手段による取得、前記作成手段による作成、前記再生手段による再生、前記選択手段による選択を繰り返し実行するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置を供す。
【0007】
さらに、本発明の一態様によれば、キーワードと前記コンテンツに重畳する映像のためのエフェクトデータとを記憶する記憶手段と、記憶された前記キーワードの中から第1のキーワードに関連する情報を抽出する抽出手段と、抽出された前記情報に関連する第1のキーワードと、該第1のキーワードに関連するエフェクトデータとを前記記憶手段から取得すると共に、外部ネットワークを介して該第1のキーワードに関連するコンテンツデータを取得する取得手段と、取得した前記コンテンツデータおよびエフェクトデータに基づいて、コンテンツ映像を作成する作成手段と、作成した前記コンテンツ映像を再生する再生手段と、前記再生手段により再生しているコンテンツのキーワードである前記第1のキーワードに基づいて、この前記第1のキーワードに関連する関連キーワードとして第2のキーワードを選択する選択手段と、再生している前記コンテンツ映像に引き続き、選択された前記第2のキーワードに基づいて、前記取得手段による取得、前記作成手段による作成、前記再生手段による再生、前記選択手段による選択を繰り返し実行するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
【0008】
また、本発明の一態様によれば、情報処理装置で用いられるプログラムであって、コンピュータに、コンテンツデータと、キーワードと前記コンテンツに重畳する映像のためのエフェクトデータとを記憶する記憶手順と、記憶された前記キーワードの中から第1のキーワードに関連する情報を抽出する抽出手順と、抽出された前記情報に関連する第1のキーワードを取得すると共に、該第1のキーワードに関連するコンテンツデータおよびエフェクトデータを取得する取得手順と、取得した前記コンテンツデータおよびエフェクトデータに基づいて、コンテンツ映像を作成する作成手順と、作成した前記コンテンツ映像を再生する再生手順と、前記再生手順により再生しているコンテンツのキーワードである前記第1のキーワードに基づいて、この前記第1のキーワードに関連する関連キーワードとして第2のキーワードを選択する選択手順と、再生している前記コンテンツ映像に引き続き、選択された前記第2のキーワードに基づいて、前記取得手順による取得、前記作成手段による作成、前記再生手段による再生、前記選択手段による選択を繰り返し実行するように制御する制御手順とを実行させるためのプログラムを供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、スライドショーのバリエーションを増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報処理装置の外観を示す図。
【図2】同実施形態の情報処理装置の構成を示すブロック図。
【図3】同実施形態の情報処理装置によって実行されるコンテンツ表示制御アプリケーションの機能構成他を示すブロック図。
【図4】同実施形態の情報処理装置によって用いられるテーブルデータを模式的に示す図。
【図5】同実施形態の情報処理装置によって用いられるエフェクトデータを模式的に示す図。
【図6】同実施形態の情報処理装置によって用いられるエフェクトデータを模式的に示す図。
【図7】同実施形態の情報処理装置によって用いられるコンテンツデータを模式的に示す図。
【図8】同実施形態の情報処理装置によって用いられるコンテンツデータを模式的に示す図。
【図9】同実施形態の情報処理装置によって実行されるコンテンツ表示制御アプリケーションの動作を示すフローチャート。
【図10】同実施形態の情報処理装置によって実行されるコンテンツ表示制御アプリケーションによって表示されるキーワードデータの一覧表示の概念を示す図。
【図11】同実施形態の情報処理装置によって用いられるエフェクトデータをコンテンツデータに掛けた状態を模式的に示す図。
【図12】同実施形態の情報処理装置によって用いられるエフェクトデータをコンテンツデータに掛けた状態を模式的に示す図。
【図13】同実施形態の情報処理装置によって用いられるエフェクトデータをコンテンツデータに掛けた状態で、スライドショーを実行する形態を模式的に示す図。
【図14】同実施形態の情報処理装置によって実行されるコンテンツ表示制御アプリケーションが参照するジャンル別に分類されたテーブルデータの概念を示す図。
【図15】同実施形態の情報処理装置によって実行されるコンテンツ表示制御アプリケーションが参照する関連語辞書サイトの概念を示す図。
【図16】同実施形態の変形例である情報処理装置によって用いられるテーブルデータを模式的に示す図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0012】
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成を説明する。本実施形態の情報処理装置は、例えば、ノートブック型のパーソナルコンピュータ10として実現されている。なお、本実施形態では、ノートブック型のパーソナルコンピュータ10として説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、PDA(Personal Digital Assistant)、電子フォトフレーム、ホームサーバ(メディアサーバ)等、記憶装置を備えた機器であればよい。
【0013】
図1に示すように、コンピュータ10は、コンピュータ本体と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12にはLCD(Liquid Crystal Display)からなる表示装置が組み込まれており、その表示画面であるLCD121はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
【0014】
ディスプレイユニット12は、コンピュータ10に対して解放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ10の本体側は薄い箱形の筐体を有しており、その上面には電源ボタン21、キーボード125、パームレスト上にはタッチパッド124、および左右2つのボタン124a、124b等が配置されている。
【0015】
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
【0016】
本コンピュータ10は、図2に示されているように、CPU111、ノースブリッジ113、グラフィクスコントローラ114、主メモリ112、LCD121、サウスブリッジ116、ハードディスクドライブ(HDD:記憶手段)117、光ディスクドライブ(ODD)118、BIOS−ROM119、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)120、タッチパッド124、キーボード125、電源回路130、バッテリ122、ACアダプタ123およびネットワーク接続部140等を備えている。
【0017】
CPU111は本コンピュータ10の動作を制御するプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)117から主メモリ112にロードされる、オペレーティングシステム(OS)202、およびコンテンツ表示制御アプリケーションプログラム201(以下、コンテンツ表示制御アプリケーションとも称する)のような各種アプリケーションプログラムを実行する。CPUの制御の下、コンテンツ表示制御アプリケーションプログラム201は、スライドショーを実行するアプリケーションである。スライドショーのコンテンツ(静止画等)の切り替え時に適用するエフェクトはキーワードと共に関連づけて予めHDD117等に記憶されている。コンテンツ表示制御アプリケーションプログラム201は、ユーザによって選択されたキーワードに関連するエフェクトを適用してコンテンツのスライドショーを実行する。続いて、コンテンツ表示制御アプリケーションプログラム201は、ユーザによって選択されたキーワードに関連する次のキーワードを読み出して、このキーワードに関連するエフェクトを適用してコンテンツのスライドショーを実行する。このように、コンテンツ表示制御アプリケーションプログラム201は、次々と関連するキーワードおよび当該キーワードに関連するエフェクトを適用してコンテンツのスライドショーを実行する制御を行うソフトウェアである。
【0018】
ノースブリッジ113はCPU111のローカルバスとサウスブリッジ116との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ113には、主メモリ112をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ113は、グラフィックスコントローラ114との通信を実行する機能も有している。
【0019】
グラフィックスコントローラ114は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD(ディスプレイ)121を制御する表示コントローラである。このグラフィックスコントローラ114によって生成される表示信号はディスプレイユニット12のLCD121に送られる。
【0020】
サウスブリッジ116は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイス等を制御する。また、サウスブリッジ116は、ハードディスクドライブ(HDD)117およびODD118を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ116は、サウンドコントローラとの通信を実行する機能も有している。
【0021】
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)120は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)125およびタッチパッド124を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。このエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)120は、ユーザによる電源ボタン21の操作に応じて本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。
【0022】
次に、図3は、コンテンツ表示制御アプリケーション201の機能構成を示したブロック図である。
【0023】
コンテンツ表示制御アプリケーション201は、制御部201aを備えている。制御部201aは、HDD117のテーブルデータ記憶領域117aから受信したキーワードデータ210a、コンテンツデータ210bおよびエフェクトデータ210cに基づいて、スライドショーを作成する。キーワードデータ210aは、コンピュータ10のユーザが予めコンテンツデータ210bおよびエフェクトデータ210cに関連づけて登録するものである。ユーザがキーワードデータ210aの登録を行う場合は、例えばコンテンツ表示制御アプリケーション201を起動して登録を行う。コンテンツデータ210bは、例えば、ユーザがデジタルカメラ等で撮影した画像データである。また、コンテンツデータ210bは、HDD117に記憶されている実施形態に限らず、インターネット上で検索して取得可能な実施形態であってもよい。コンテンツデータをインターネット上で検索して取得する場合は、ネットワーク接続部140を介してインターネットに接続を行う。また、コンテンツデータ210bは、動画データ等であってもよい。エフェクトデータ210cは、スライドショーにおいて、コンテンツデータ210bを修飾(重畳)するための動画または静止画である(後述:図5、6参照)。エフェクトデータ210cは、上述したキーワードデータ210aとそれぞれ関連づけされてHDD117に記憶されている(後述)。なお、コンテンツデータ210bがHDD117に記憶されている場合は、コンテンツデータ210bも上述したキーワードデータ210aとそれぞれ関連づけされてHDD117に記憶されている。
【0024】
次に図4は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置が用いるテーブルデータを模式的に示す図である。当該実施形態では、コンテンツデータがHDD117に記憶されている場合について説明する。
【0025】
同図に示されるように、ユーザによって予め記憶されているキーワードデータは、それぞれエフェクトデータと関連づけられて記憶されている。例えば、キーワードデータ「うみ」は、エフェクトデータ「波」と関連づけられている。エフェクトデータ「波」は、例えば、図5に示すようなエフェクトデータである。さらに、キーワードデータ「みかん」は、エフェクトデータ「果汁」と関連づけられている。エフェクトデータ「果汁」は、例えば、図6に示すようなエフェクトデータである。
【0026】
次に、上述したキーワードデータは、それぞれコンテンツデータとも関連づけられて記憶されている。例えば、キーワードデータ「うみ」は、コンテンツデータ「001.jpg」と関連づけられている。コンテンツデータ「001.jpg」は、例えば、図7に示すようなコンテンツデータである。さらに、キーワードデータ「みかん」は、コンテンツデータ「DHC003.jpg」と関連づけられている。コンテンツデータ「DHC003.jpg」は、例えば、図8に示すようなコンテンツデータである。なお、コンテンツ表示制御アプリケーション201の起動ごとにデータベースであるテーブルデータを一から作成する必要はない。追加または削除された写真に対してのみテーブルデータを更新するようにすればよい。
【0027】
なお、「波」のエフェクトとは、例えば写真を表示するウィンドウのフレーム(またはウィンドウ全体)が波打つ、波の動画と重ね合わせて波の上部のみを表示する態様である。また、「果汁」のエフェクトとは、例えば写真の一部が粒状に表示された後で徐々に全体が表示される、写真の上部で粒が飛び散る動画または静止画を重ね合わせる態様である。上述したエフェクトについてはユーザがあらかじめキーワードを連想して作成したものを使用してもよいし、ネットワークから取得したものでもよい。キーワードとエフェクトの関連付けについても、コンテンツ表示制御アプリケーション201の起動ごとに一から作成する必要はなく、テーブルデータに追加登録されたキーワードについてのみ、新たにエフェクトと関連づけてテーブルデータに登録すればよい。
【0028】
以上のようなテーブルデータが予め登録された状態で、本実施形態の動作を説明する。
【0029】
図9は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置を適用したコンテンツ表示制御方法の動作を示すフローチャートである。
【0030】
コンピュータ10のCPU111は、HDD117等に記憶されたコンテンツ表示制御アプリケーション201を起動して主メモリ112にロードする。まず、上述したように、例えばコンテンツ表示制御アプリケーション201を用いて、ユーザによりテーブルデータへの登録を行う(ステップS101)。
【0031】
コンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、キーワードデータの一覧を表示する(ステップS102)。例えば、図10に示されるように、ユーザによって予め登録されたキーワードデータの一覧が表示される。抽出手段であるコンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、前記キーワードの中から第1のキーワードに関連する情報を抽出し、抽出された情報に関連する第1のキーワードをテーブルデータから取得する。取得手段であるコンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、表示されたキーワードデータの一覧のうち、ユーザによってキーワードが選択されたと判別した場合は(ステップS103のYES)、選択されたキーワードデータに関連するエフェクトおよびコンテンツデータをHDD117から読み出す(ステップS104)。例えば、ユーザによってキーワード「うみ」が選択されたと判別した場合は、キーワード「うみ」に対応するエフェクトデータ「波」およびコンテンツデータ「001.jpg」がコンテンツ表示制御アプリケーション201によって読み出される。続いて、作成手段および再生手段であるコンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、読み出されたコンテンツデータにエフェクトデータを掛ける処理を実行して表示する(ステップS105)。例えば、コンテンツ表示制御アプリケーション201は、図11に示されるように、読み出されたコンテンツデータ「001.jpg」にエフェクトデータ「波」を掛ける処理を実行して表示する。同様に、例えば、キーワード「みかん」が選択されたと判別した場合は、コンテンツ表示制御アプリケーション201は、図12に示されるように、読み出されたコンテンツデータ「DHC003.jpg」にエフェクトデータ「果汁」を掛ける処理を実行して表示する。
【0032】
次に、コンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、キーワードデータを切り替える。即ち、選択手段であるコンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、上述した「ユーザにより選択されたキーワードデータ」に関連する次のキーワードデータがあるか否かを判別する(ステップS106)。ステップS106で、「ユーザにより選択されたキーワードデータ」に関連する次のキーワードデータがあると判別された場合は、制御手段であるコンテンツ表示制御アプリケーション201によって、ステップS104に遷移する。一方、ステップS106で、「ユーザにより選択されたキーワードデータ」に関連する次のキーワードデータがないと判別された場合は、コンテンツデータの再生終了のエフェクト、例えば、フェードアウトのエフェクトを掛けてスライドショーを終了する(ステップS107)。
【0033】
上述した、「関連する次のキーワードデータがあるか否かを判別する方法」の1つとしては、「しりとり」を用いる。即ち、第1のキーワードの語尾の文字と一致する文字から始まる第2のキーワードを抽出するものである。「しりとり」を用いたキーワードデータ選定方法は、例えば、図13に示されるように、まず、ユーザによってキーワード「うみ」が選択された場合は、コンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、コンテンツデータ「001.jpg」にエフェクトデータ「波」を掛ける処理を実行して表示される(状態A:図12)。なお、図13の状態Aにおいては、コンテンツデータ「001.jpg」にエフェクトデータ「波」を掛けた状態と、コンテンツデータ「001.jpg」のみの状態とを示している。即ち、コンテンツデータ「001.jpg」にエフェクトデータ「波」を掛けた状態と、エフェクトデータ「波」を点滅して表示する等、エフェクトデータ「波」が係っていない状態で、コンテンツデータ「001.jpg」のみが表示されている状態も可能である。
【0034】
次に、コンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、ユーザによって選択されたキーワード(第1のキーワード)「うみ」の最後の一文字である「み」と一致するキーワードデータをHDD117のテーブルデータから検索する。コンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、「み」から始まるキーワードデータをHDD117のテーブルデータから検索し、キーワードデータ(第2のキーワード)「みかん」を抽出する(「関連する次のキーワードデータがある判別された場合」)。次のキーワードデータとして、キーワード「みかん」が抽出された場合は、コンテンツ表示制御アプリケーション201は、図13に示されるように、読み出されたコンテンツデータ「DHC003.jpg」にエフェクトデータ「果汁」を掛ける処理を実行して表示する(状態B:図13)。コンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、「ん」から始まるキーワードデータをHDD117のテーブルデータから検索するが、「しりとり」方式であるため、「ん」で始まるキーワードデータは存在しないので、例えば、コンテンツデータ「DHC003.jpg」を消去しながら(フェードアウト)スライドショーを終了する(「関連する次のキーワードデータがない判別された場合」)。また、HDD117に記憶されているテーブルデータの登録キーワードデータにない場合も終了する。即ち、あるキーワードに続くキーワードを発見できなかったときは、直前に再生した写真を少しずつ画面から消去する。
【0035】
なお、上述したスライドショーで再生されたコンテンツデータに対してフラグデータ(再生フラグ)を付加することにより、一度再生したコンテンツデータを二度再生することが無いようにすることもできる。再生フラグはコンテンツ連続再生開始時には、コンテンツ表示制御アプリケーション201がテーブルデータに登録されたすべての写真(コンテンツデータ)に対して再生フラグをOFFに設定するものとする。また、一つのキーワードデータに複数のコンテンツデータが関連づけられている場合には、関連づけられている複数のコンテンツデータを登録順に、またはランダムに再生する。このとき、これらのコンテンツデータに掛けられるエフェクトデータは、同じものとする。例えば、図4に示されるように、キーワードデータ「やま」に関連するコンテンツデータ「JH090.jpg」、「877708GY.jpg」は、両方のコンテンツデータにエフェクトデータ「森」を掛けて再生する。
【0036】
次に、上述した、「関連する次のキーワードデータがあるか否かを判別する方法」の1つとして、「ジャンル別の分類」を用いる。例えば、図14に示されるように、ユーザによって、キーワードデータを予め所定のジャンル別に分類して登録をする。例えば、キーワードデータ「うみ」、「やま」、「かわ」は、「風景」というジャンルとして登録する。さらに、キーワードデータ「みかん」、「りんご」は、「果物」というジャンルとして登録する。また、キーワードデータ「あかちゃん」は、「人物」というジャンルとして登録する。さらに、キーワードデータ「いぬ」、「ねこ」は、「動物」というジャンルとして登録する。
【0037】
以上のようにテーブルデータに「ジャンル別の分類」が登録された状態で、ユーザによって、例えば、キーワードデータ「うみ」が選択された場合、コンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、キーワードデータ「うみ」が属するジャンルである「風景」を選択する。コンテンツ表示制御アプリケーション201は、ジャンル「風景」に属するキーワードデータの中から例えばランダムにキーワードを抽出する。続いてコンテンツ表示制御アプリケーション201は、抽出されたキーワードである例えば「うみ」に関連付けられたコンテンツデータを抽出する。コンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、抽出されたコンテンツデータを当該コンテンツデータと関連するキーワードデータに関連するエフェクトデータを掛けて再生する。コンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、次のキーワードデータは、さらに「風景」に属するキーワードデータの中から例えばランダムにコンテンツデータを抽出する。コンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、抽出されたコンテンツデータを当該コンテンツデータと関連するキーワードデータに関連するエフェクトデータを掛けて再生する。コンテンツ表示制御アプリケーション201は、「風景」に属するキーワードデータが無くなるまで次々にコンテンツデータの抽出を行う。なお、上述したように、スライドショーで一度再生したコンテンツデータにフラグデータを付加して管理することで同じコンテンツデータを二度再生しないようにする。
【0038】
次に、上述した、「関連する次のキーワードデータがあるか否かを判別する方法」の1つとして、「関連語辞書」を用いる。例えば、図15に示されるように、コンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、関連語辞書サービスを提供している関連語辞書サイトにアクセスを行う。関連語辞書サイトにアクセスを行う場合は、上述したネットワーク接続部(図2参照)140を介してアクセスを行う。コンテンツ表示制御アプリケーション201は、CPU111の制御の下、ユーザによって選択されたキーワードデータを予め登録された関連語辞書サイトにて検索する。例えば、キーワードデータ「うみ」をコンテンツ表示制御アプリケーション201によって検索する場合、見出し語「海」に対応する関連語である、「夏」、「花火」、「船」、・・・が抽出される。この抽出処理は、例えば、関連語辞書サイトに表示される関連語の表示フォーマットを予め登録することで実現する。即ち、例えば、特定のサイトで、キーワードデータである見出し語(例えば「うみ」)の右側に、「、」の前後に関連語が提示される関連語辞書が表示されている場合に、このサイトの関連語辞書の表示フォーマットをコンテンツ表示制御アプリケーション201に予め登録する。コンテンツ表示制御アプリケーション201は、登録された上述の関連語辞書サイトにアクセスした場合、まず、キーワードデータである例えば「うみ=海」を関連語辞書サイトの見出し語から検索する。次にコンテンツ表示制御アプリケーション201は、登録されたフォーマットに従って、検索された見出し語(キーワードデータ)である「海」の右側に「、」の前後に表示されている関連語を抽出する。このようにして、例えば見出し語「海」に対応する関連語である、「夏」、「花火」、「船」、・・・が抽出される。
【0039】
コンテンツ表示制御アプリケーション201は、抽出された関連語の内、例えば最初の関連語である「夏」を「関連する次のキーワードデータ」としてHDD117に記憶されているテーブルデータの登録キーワードデータから検索する。コンテンツ表示制御アプリケーション201によって、HDD117に記憶されているテーブルデータの登録キーワードデータから最初の関連語である「夏」が見つかった場合は、スライドショーの次のキーワードデータとして採用する。一方、HDD117に記憶されているテーブルデータの登録キーワードデータから最初の関連語である「夏」が見つからなかった場合は、コンテンツ表示制御アプリケーション201は、例えば次の関連語である「花火」を「関連する次のキーワードデータ」としてHDD117に記憶されているテーブルデータの登録キーワードデータから検索する。このようにして、コンテンツ表示制御アプリケーション201は、HDD117に記憶されているテーブルデータの登録キーワードデータから見つかるまで関連語を検索する。また、コンテンツ表示制御アプリケーション201は、関連語辞書サイトにおけるキーワードデータ「うみ」に関するすべての関連語を検索した場合、関連語が見つからず表示できるコンテンツがないこと示すエフェクト、例えばフェードアウトで終了する。
【0040】
なお、上述した実施形態では、図9に示されるように、最初に登録されているキーワードデータの一覧表示を行ってユーザに選択させるようにしているが、これに限定されることなく、例えば、登録されているコンテンツデータを一覧表示するようにしてもよい。登録されているコンテンツデータを一覧表示するようにした場合は以下の様な処理を行う。即ち、ユーザによって一覧表示されたコンテンツデータから1つのコンテンツデータが選択された場合は、コンテンツ表示制御アプリケーション201は、選択されたコンテンツデータに関連するキーワードデータおよびエフェクトデータをHDD117のテーブルデータ記憶領域117aに記憶されているテーブルデータから読み出して、選択されたコンテンツデータにエフェクトデータを掛ける処理を行い、表示する。続いて、コンテンツ表示制御アプリケーション201は、選択されたコンテンツデータに関連するキーワードデータ(第1のキーワードデータ)に関連するキーワードデータ(第2のキーワードデータ)を上述した実施形態に従って抽出する。以後は、上述した実施形態と同様に、抽出されたキーワードデータ(第2のキーワードデータ)に関連づけされたエフェクトデータおよびコンテンツデータをHDD117から読み出して、読み出したコンテンツデータにエフェクトデータを掛ける処理を行い、表示する。続いて、第2のキーワードデータに関連するキーワードデータ(第3のキーワードデータ)を上述した実施形態に従って抽出する。即ち、最初にユーザが選択する対象がキーワードデータではなくコンテンツデータである点が相違点であるが、その後は、上述した実施形態と同様に、キーワードデータを基に当該キーワードデータに関連する次のキーワードデータを抽出する。このようにして次々とキーワードデータに関連するコンテンツデータのスライドショーを表示する。
【0041】
上述したように、本実施形態を用いることにより、スライドショーに用いるエフェクトを、キーワードを基準として次々に切り替えるスライドショーを作成することにより、スライドショーのバリエーションを増やすことができる。また、スライドショーの画面にキーワードを表示することなく、スライドショーの閲覧者は視覚的にコンテンツに関連するキーワードを認識することができる。
【0042】
次に、上述した実施形態の変形例について説明する。上述した実施形態では、コンテンツデータを予めHDD117に記憶する形態として説明しているが、当該変形例では、コンテンツデータを予めHDD117に記憶させておくことなく、インターネット等のサイト、またはLAN上に接続されているサーバを通して取得する。
【0043】
即ち、コンピュータ10が備えるHDD117のテーブルデータ記憶領域117aには、複数のキーワードデータと、これらのキーワードデータのそれぞれに対応して関連づけされているエフェクトデータが記憶されている。例えば、図16に示されるように、キーワードデータと関連づけされているエフェクトデータがそれぞれテーブルデータとして記憶されている。
【0044】
まず、上述した実施形態と同様に、コンテンツ表示制御アプリケーション201は、HDD117のテーブルデータ記憶領域117aに記憶されているテーブルデータに予め登録されたキーワードデータの一覧を表示して、ユーザに選択を促す。コンテンツ表示制御アプリケーション201は、ユーザが選択したキーワードデータ、例えば、キーワードデータ「うみ」のテキストデータを用いて、画像検索サイトにて画像データを検索する。なお、画像検索サイトとは、インターネット上などで提供されるサービスであり、キーワードから画像検索を行うことのできるサービスである。
【0045】
コンテンツ表示制御アプリケーション201は、検索された画像データを取得して、取得した画像データに、キーワードデータ「うみ」に関連するエフェクトデータ「波」を掛けて再生を行う。コンテンツ表示制御アプリケーション201は、次のキーワードデータとして、上述した実施形態と同様に選択されたキーワードデータ(第1のキーワードデータ)に関連するキーワードデータ(第2のキーワードデータ)をHDD117のテーブルデータ記憶領域117aに記憶されているテーブルデータから読み出して、読み出されたキーワードデータを用いて上述した画像検索サイトで画像データを検索する。即ち、コンテンツ表示制御アプリケーション201は、「海」→「夏」→「花火」とキーワードを切り替え、「海」、「夏」、「花火」に関連するコンテンツをエフェクトをかけながら順にスライドショーを表示する。コンテンツ表示制御アプリケーション201は、上述した実施形態と同様に、関連するキーワードデータをHDD117のテーブルデータ記憶領域117aに記憶されているテーブルデータを検索して該当するキーワードデータが見つからなかった場合に、スライドショーを終了する。また、キーワードデータに関連する画像データが検索できなかった場合や、一定時間検索しても画像データを検索できなかった場合等にも終了する。
【0046】
また、上述したコンテンツ表示制御アプリケーション201は、OS202の一機能としてOS202に組み込むように構成しても良い。さらに、コンテンツ表示制御アプリケーション201を「コンピュータ読み取り可能記憶媒体」に格納されているようにしてもよい。
【0047】
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0048】
10…コンピュータ、111…CPU、112…主メモリ、117…HDD、121…LCD、201…コンテンツ表示制御アプリケーション、202…OS

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツデータと、キーワードと前記コンテンツに重畳する映像のためのエフェクトデータとを記憶する記憶手段と、
記憶された前記キーワードの中から第1のキーワードに関連する情報を抽出する抽出手段と、
抽出された前記情報に関連する第1のキーワードを前記記憶手段から取得すると共に、該第1のキーワードに関連するコンテンツデータおよびエフェクトデータを前記記憶手段から取得する取得手段と、
取得した前記コンテンツデータおよびエフェクトデータに基づいて、コンテンツ映像を作成する作成手段と、
作成した前記コンテンツ映像を再生する再生手段と、
前記再生手段により再生しているコンテンツのキーワードである前記第1のキーワードに基づいて、この前記第1のキーワードに関連する関連キーワードとして第2のキーワードを選択する選択手段と、
再生している前記コンテンツ映像に引き続き、選択された前記第2のキーワードに基づいて、前記取得手段による取得、前記作成手段による作成、前記再生手段による再生、前記選択手段による選択を繰り返し実行するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記抽出手段は、前記第1のキーワードの語尾の文字と一致する文字から始まる前記第2のキーワードを抽出することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記抽出手段は、前記記憶手段に記憶された複数のキーワードを選択可能に提示することで、ユーザにキーワードの選択を促し、選択されたキーワードである第1のキーワードに関連する情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記抽出手段は、前記記憶手段に記憶された複数のコンテンツデータを選択可能に提示することで、ユーザにコンテンツデータの選択を促し、選択されたコンテンツデータを該コンテンツデータに関連するキーワードである第1のキーワードに関連する情報として抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記記憶手段は、前記キーワードを記憶する場合、さらにジャンルに関する情報を関連付けて記憶すると共に、前記選択手段は、前記第1のキーワードと同じジャンルに関連づけられているキーワードの中から、前記第2のキーワードを選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記抽出手段は、前記第1のキーワードに関連する前記第2のキーワードを関連語辞書サイトにアクセスすることにより抽出することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記選択手段によって前記第2のキーワードが選択できない場合は、前記コンテンツ映像の再生を終了することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項8】
キーワードと前記コンテンツに重畳する映像のためのエフェクトデータとを記憶する記憶手段と、
記憶された前記キーワードの中から第1のキーワードに関連する情報を抽出する抽出手段と、
抽出された前記情報に関連する第1のキーワードと、該第1のキーワードに関連するエフェクトデータとを前記記憶手段から取得すると共に、外部ネットワークを介して該第1のキーワードに関連するコンテンツデータを取得する取得手段と、
取得した前記コンテンツデータおよびエフェクトデータに基づいて、コンテンツ映像を作成する作成手段と、
作成した前記コンテンツ映像を再生する再生手段と、
前記再生手段により再生しているコンテンツのキーワードである前記第1のキーワードに基づいて、この前記第1のキーワードに関連する関連キーワードとして第2のキーワードを選択する選択手段と、
再生している前記コンテンツ映像に引き続き、選択された前記第2のキーワードに基づいて、前記取得手段による取得、前記作成手段による作成、前記再生手段による再生、前記選択手段による選択を繰り返し実行するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項9】
情報処理装置で用いられるプログラムであって、
コンピュータに、
コンテンツデータと、キーワードと前記コンテンツに重畳する映像のためのエフェクトデータとを記憶する記憶手順と、
記憶された前記キーワードの中から第1のキーワードに関連する情報を抽出する抽出手順と、
抽出された前記情報に関連する第1のキーワードを取得すると共に、該第1のキーワードに関連するコンテンツデータおよびエフェクトデータを取得する取得手順と、
取得した前記コンテンツデータおよびエフェクトデータに基づいて、コンテンツ映像を作成する作成手順と、
作成した前記コンテンツ映像を再生する再生手順と、
前記再生手順により再生しているコンテンツのキーワードである前記第1のキーワードに基づいて、この前記第1のキーワードに関連する関連キーワードとして第2のキーワードを選択する選択手順と、
再生している前記コンテンツ映像に引き続き、選択された前記第2のキーワードに基づいて、前記取得手順による取得、前記作成手段による作成、前記再生手段による再生、前記選択手段による選択を繰り返し実行するように制御する制御手順とを実行させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2011−119786(P2011−119786A)
【公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−272631(P2009−272631)
【出願日】平成21年11月30日(2009.11.30)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】