抗炎症化合物としてのトリアゾロピリジン
本発明は、式(I)(式中、Xは>CH2、>NH、硫黄、>S=O、>SO2または酸素であり;ここで、前記>CH2および>NHが、適切な置換基で置換されていてもよく;R1は、水素、(C1−C6)アルキルおよび他の適切な置換基からなる群から選択され;R2は、水素、(C1−C6)アルキルおよび他の適切な置換基からなる群から選択され;sは、0〜4の整数であり;R3は、R3の分子量が500AMU未満、好ましくは250AMU未満であるような、R4、R5−(NR6)−、R5−S−、R5−(S=O)−、R5−(SO2)−、R5−SO2−NR6−、R5−(NR6)−SO2−、R5−O−、R5−(C=O)−、R5−(NR6)−(C=O)−、R5−(C=O)−NR6−、R5−O−(C=O)−、R5−(C=O)−O−、R5−CR7=CR8−またはR5−C=−C−であり;R4、R5およびR6は、それぞれ、水素、(C1−C6)アルキルおよび他の適切な置換基からなる群から選択される)の新規なトリアゾロピリジン、またはその薬学的に許容できる塩、それらを調製するための中間体、それらを含有する医薬組成物およびそれらの医学的使用に関する。本発明の化合物は、MAPキナーゼの強力な阻害剤である。それらは、炎症、変形性関節症、慢性関節リウマチ、癌、脳卒中または心臓発作における再潅流または虚血、自己免疫疾患および他の疾患の治療に有用である。
【化1】
【化1】
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
次式Iの化合物またはその薬学的に許容できる塩。
【化1】
(式中、R1は、水素、−C≡N、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環および(R17)2−N−からなる置換基の群から選択され;ここで、前記の(C1−C6)アルキル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C1−C10)各複素環置換基は独立して、ハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、ホルミル、−C≡N、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、H2N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−NH−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−HN−(C=O)−NH−、(フェニル)2−N−(C=O)−NH−、フェニル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(フェニル)2−N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−O−(C=O)−NH−、フェニル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−SO2NH−、フェニル−SO2NH−、(C1−C6)アルキル−SO2−、フェニル−SO2−、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−、フェニル−(C=O)−O−、H2N−(C=O)−O−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−O−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−O−、フェニル−HN−(C=O)−O−および(フェニル)2−N−(C=O)−O−からなる群から独立して選択される部分1〜4個によって置換されていてもよく;ここで、前記R1フェニル置換基が2つの隣接する部分を含有する場合、かかる部分は任意に、それらが結合する炭素原子とひとまとめにされ、5員ないし6員炭素環式または複素環式環を形成し;フェニル代替物(alternative)を含有する前記部分のそれぞれは、(C1−C6)アルキル、ハロ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルキルおよびペルハロ(C1−C6)アルコキシからなる群から独立して選択される1個または2個のラジカルによって置換されていてもよく;
sは、0〜4の整数であり;
各R2は独立して、水素、ハロ、(C1−C4)アルキル、および−CF3からなる群から独立して選択され;
R3は、R4、R5−(NR6)−、R5−S−、R5−(S=O)−、R5−(SO2)−、R5−SO2−NR6−、R5−(NR6)−SO2−、R5−O−、R5−(C=O)−、R5−(NR6)−(C=O)−、R5−(C=O)−NR6−、R5−O−(C=O)−、R5−(C=O)−O−、R5−CR7=CR8−またはR5−C≡C−であり;
R4は、水素、ハロ、−C≡N、(R9)m−(C1−C6)アルキル、(R9)m−(C2−C6)アルケニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、(R9)m−フェニル、(R9)m−(C1−C10)ヘテロアリール、(R9)m−(C1−C10)複素環または(R9)m−(C3−C10)シクロアルキルであり、
R5は、水素、−C≡N、(R9)m−(C1−C6)アルキル、(R9)m−(C2−C6)アルケニル、(R9)m−(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、(R9)m−フェニル、(R9)m−(C1−C10)ヘテロアリール、(R9)m−(C1−C10)複素環、または(R9)m−(C3−C10)シクロアルキルであり;
mは、1〜3の整数であり;
R6は、水素、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、R13−(C=O)−、およびR13−(SO2)−からなる群から選択され;ここで、前記の(C1−C6)アルキル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C1−C10)複素環置換基のそれぞれは独立して、ハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、ホルミル、−C≡N、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、H2N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−NH−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−HN−(C=O)−NH−、(フェニル)2−N−(C=O)−NH−、フェニル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(フェニル−)2N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−O−(C=O)−NH−、フェニル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−SO2NH−、フェニル−SO2NH−、(C1−C6)アルキル−SO2−、フェニル−SO2−、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−、フェニル−(C=O)−O−、H2N−(C=O)−O−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−O−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−O−、フェニル−HN−(C=O)−O−、および(フェニル−)2N−(C=O)−O−からなる群から独立して選択される置換基1個につき1〜4個の部分によって、いずれかの炭素原子上で置換されていてもよく;ここで、前記R6フェニル置換基が2つの隣接する部分を含有する場合、かかる部分は任意に、それらが結合する炭素原子とひとまとめにされ、5員ないし6員炭素環式または複素環式環を形成し;フェニル代替物を含有する前記部分のそれぞれは(C1−C6)アルキル、ハロ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルキルおよびペルハロ(C1−C6)アルコキシからなる群から独立して選択される1個または2個のラジカルによって置換されていてもよく;
R7は、水素、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、および(C3−C10)シクロアルキルからなる群から選択され;
R8は、水素、または(C1−C6)アルキルであり;
ここで、R9が炭素原子上の置換基である場合、各R9は独立して、水素、ハロ、R11−(C1−C6)アルキル、R11−(C2−C6)アルケニル、R11−(C2−C6)アルキニル、アジド、ペルハロ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、R11−[N(R10)]−SO2−、−NO2、(R11)2N−、R11−SO2−[N(R10)]−、R11−(C=O)−[N(R10)]−、(R11)−[N(R10)]−(C=O)−[N(R10)]−、R11−O−(C=O)−[N(R10)]−、−C≡N、R11−(C=O)−、R11−O−(C=O)−、(R11)−[N(R10)]−(C=O)−、R11−O−、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、R11−(C=O)−O−、R11−O−(C=O)−O−および(R11)−[N(R10)]−(C=O)−O−からなる群から選択され;
R9が窒素原子上の置換基である場合、各R9は独立して、水素、R11−(C1−C6)アルキル、R11−(C2−C6)アルケニル、R11−(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキル−SO2−、R11−[N(R10)]−SO2−、R11−(C=O)−、R11−O−(C=O)−および(R11)−[N(R10)]−(C=O)−からなる群から選択され;
R10は、水素または(C1−C4)アルキルであり;
R11は、水素、R12−(C1−C6)アルキル、(C3−C6)アルケニル、(C3−C6)アルキニル、(C1−C10)複素環、(C1−C10)ヘテロアリール、(C3−C10)シクロアルキル、およびフェニルからなる群から選択され;ここで、前記R12−(C1−C6)アルキル、(C1−C10)複素環、(C1−C10)ヘテロアリール、(C3−C10)シクロアルキル、およびフェニル置換基のそれぞれは、ハロ、−C≡N、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、および(C1−C6)アルコキシから独立して選択される1〜3個の部分で置換されていてもよく;
R12は、水素、ヒドロキシ、(C1−C10)複素環、(C1−C10)ヘテロアリール、(C3−C10)シクロアルキル、およびフェニルからなる群から選択され;ここで、前記(C1−C10)複素環、(C1−C10)ヘテロアリール、(C3−C10)シクロアルキル、およびフェニル置換基は、ハロ、−C≡N、(C1−C6)アルキル、および(C1−C6)アルコキシから独立して選択される1〜3個の部分で置換されていてもよく;
R13は、水素、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)複素環−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、およびフェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−からなる群から選択され;
Xは、>C(R14)2、>NR15、硫黄、>S=O、>SO2または酸素であり;
各R14は独立して、水素、ハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)複素環−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−C≡N、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)複素環−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)複素環−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−および(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−からなる群から選択され;ここで、2つのR14置換基は任意に、それらが結合する炭素原子とひとまとめにされて、5員ないし6員炭素環式または複素環式環を形成し;
R15は、水素、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、R16−(C=O)−、およびR16−(SO2)−からなる群から選択され;ここで、前記(C1−C6)アルキル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C1−C10)複素環置換基のそれぞれは独立して、置換基1個につきハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、ホルミル、−C≡N、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、H2N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−NH−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−HN−(C=O)−NH−、(フェニル)2−N−(C=O)−NH−、フェニル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(フェニル−)2N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−O−(C=O)−NH−、フェニル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−SO2NH−、フェニル−SO2NH−、(C1−C6)アルキル−SO2−、フェニル−SO2−、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−、フェニル−(C=O)−O−、H2N−(C=O)−O−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−O−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−O−、フェニル−HN−(C=O)−O−、および(フェニル−)2N−(C=O)−O−からなる群から独立して選択される1〜4個の部分によっていずれかの炭素上で置換されていてもよく;ここで、前記(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C1−C10)複素環置換基のそれぞれは独立して、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、ホルミル、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−SO2−およびフェニル−SO2−からなる群から選択される置換基によっていずれかの窒素上で置換されていてもよく;ここで、前記R15フェニル置換基が2つの隣接する部分を含有する場合、かかる部分は任意に、それらが結合する炭素原子とひとまとめにされ、5員ないし6員炭素環式または複素環式環を形成し;フェニル代替物を含有する前記部分のそれぞれは、(C1−C6)アルキル、ハロ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルキルおよびペルハロ(C1−C6)アルコキシからなる群から独立して選択される1個または2個のラジカルによって置換されていてもよく;
R16は、水素、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C6)アルコキシおよびペルハロ(C1−C6)アルコキシからなる群から選択され;
各R17は独立して、水素、(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環および(C3−C10)シクロアルキルから選択され;ここで、前記R17置換基(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環および(C3−C10)シクロアルキルのそれぞれは、ハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)複素環−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−C≡N、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)複素環−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)複素環−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−からなる群から独立して選択される置換基1個につき1〜4個の部分によっていずれかの炭素原子上で置換されていてもよく;ここで、前記R17置換基(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C1−C10)複素環のそれぞれは、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)複素環−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)複素環−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−からなる群から独立して選択される置換基1個につき1つの部分によっていずれかの窒素原子上で置換されていてもよく;ここで、2つのR17(C1−C6)アルキル基が、それらが結合する窒素原子とひとまとめにされ、5ないし6員複素環またはヘテロアリール環が形成される)。
【請求項2】
R4は(R9)m−(C1−C6)アルキルであり;mは1であり;R9は、R11−(C=O)−[N(R10)]−、(R11)−[N(R10)]−(C=O)−[N(R10)]−、R11−O−(C=O)−[N(R10)]−、R11−(C=O)−、R11−O−(C=O)−、(R11)−[N(R10)]−(C=O)−、R11−O−、R11−(C=O)−O−、R11−O−(C=O)−O−および(R11)−[N(R10)]−(C=O)−O−からなる群から選択され;R11は、(C1−C10)複素環、(C1−C10)ヘテロアリール、(C3−C10)シクロアルキル、およびフェニルから選択される群から選択され;
ここで、前記の(C1−C10)複素環、(C1−C10)ヘテロアリール、(C3−C10)シクロアルキル、およびフェニル置換基のそれぞれは、ハロ、(C1−C6)アルキル、および(C1−C6)アルコキシから独立して選択される1〜3個の部分で置換されていてもよいことを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項3】
R4は(R9)m−(C1)アルキルであり;mは1であり;R9は、R11−(C=O)−[N(R10)]−、(R11)−[N(R10)]−(C=O)−[N(R10)]−、R11−O−(C=O)−[N(R10)]−、R11−(C=O)−、R11−O−(C=O)−、(R11)−[N(R10)]−(C=O)−、R11−O−、R11−(C=O)−O−、R11−O−(C=O)−O−および(R11)−[N(R10)]−(C=O)−O−からなる群から選択され;R11は、水素、R12−(C1−C6)アルキルおよび(C1−C10)ヘテロアリールからなる群から選択され;ここで、前記(C1−C6)アルキルおよび(C1−C10)ヘテロアリール置換基のそれぞれは、ハロ、(C1−C6)アルキル、および(C1−C6)アルコキシから独立して選択される1〜3個の部分で置換されていてもよいことを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項4】
Xは>C(R14)2であることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項5】
Xは>NR15であることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項6】
Xは−S−であることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項7】
Xは−O−であることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項8】
R1は、置換されていてもよい(C1−C6)アルキル、フェニル、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C10)ヘテロアリールまたは(C1−C10)複素環であることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項9】
R1は、ハロ、ヒドロキシ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルキル、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、−C≡N、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−CO2−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−SO2NH−、(C1−C6)アルキル−SO2−、置換されていてもよいフェニル−(C=O)−、置換されていてもよいフェニル−(C=O)−O−、置換されていてもよいフェノキシ、置換されていてもよいフェニル−NH−(C=O)−、置換されていてもよいフェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、置換されていてもよいフェニル−(C=O)−NH−および置換されていてもよいフェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−から独立して選択される1〜4個の基で置換されていてもよい(C1−C6)アルキルであることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項10】
R1は(R17)2−N−であり、各R17は独立して、水素、(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)複素環および(C3−C10)シクロアルキルから選択され;ここで、前記R17、(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環および(C3−C10)シクロアルキル置換基のそれぞれは、ハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)複素環−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−C≡N、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)複素環−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)複素環−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−からなる群から独立して選択される1〜4個の部分によって置換されていてもよく;2つのR2(C1−C6)アルキル基を窒素原子とひとまとめにして、5ないし6員複素環またはヘテロアリール環を形成することができることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項11】
sは、1〜4および0の整数であり、R2のうち1つまたは2つが、ハロ、(C1−C6)アルキル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、−C≡N、およびH2N(C=O)−からなる群から独立して選択されることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項12】
sは、1〜3の整数であり、各R2は独立して、フルオロ、クロロおよびメチルからなる群から選択されることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項13】
前記化合物が:
1−エチル−3−[2−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジル]−尿素;
エチル−カルバミン酸2−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジルエステル;
[2−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジル]−カルバミン酸エチルエステル;
1−(5−tert−ブチル−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−3−[2−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジル]−尿素;
エチル−カルバミン酸2−(3−tert−ブチル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジルエステル;
1−(5−tert−ブチル−イソオキサゾール−3−イル)−3−[2−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジル]−尿素;
エチル−カルバミン酸5−フルオロ−2−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジルエステル;
エチル−カルバミン酸2−フルオロ−6−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジルエステル;
N−エチル−3−[2−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−フェニル]−アクリルアミド;からなる群から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
ヒトを含む哺乳動物における、関節炎、乾癬性関節炎、ライター症候群、慢性関節リウマチ、痛風、外傷性関節炎、風疹関節炎および急性滑膜炎、慢性関節リウマチ、リウマチ様脊椎炎、変形性関節症、痛風性関節炎および他の関節炎症状、敗血症、敗血症性ショック、内毒素性ショック、グラム陰性敗血症、トキシックショック症候群、アルツハイマー病、脳卒中、神経外傷、喘息、成人型呼吸窮迫症候群、大脳マラリア、慢性肺炎症性疾患、珪肺症、肺サルコイドーシス、骨吸収疾患、骨粗鬆症、再狭窄、心臓および腎臓再潅流障害、虚血性壊死、心筋梗塞、脳卒中、やけど、血栓症、糸球体腎炎、糖尿病、移植片対宿主反応、同種移植拒絶、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、多発性硬化症、筋変性、湿疹、接触皮膚炎、乾癬、日焼け、および結膜炎からなる群から選択される症状を治療する方法であって、かかる症状を治療するのに有効な量の前記各請求項のいずれかに記載の化合物を前記哺乳動物に投与することを含むことを特徴とする方法。
【請求項15】
関節炎、乾癬性関節炎、ライター症候群、慢性関節リウマチ、痛風、外傷性関節炎、風疹関節炎および急性滑膜炎、慢性関節リウマチ、リウマチ様脊椎炎、変形性関節症、痛風性関節炎および他の関節炎症状、敗血症、敗血症性ショック、内毒素性ショック、グラム陰性敗血症、トキシックショック症候群、アルツハイマー病、脳卒中、神経外傷、喘息、成人型呼吸窮迫症候群、大脳マラリア、慢性肺炎症性疾患、珪肺症、肺サルコイドーシス、骨吸収疾患、骨粗鬆症、再狭窄、心臓および腎臓再潅流障害、血栓症、糸球体腎炎、糖尿病、移植片対宿主反応、同種移植拒絶、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、多発性硬化症、筋変性、湿疹、接触皮膚炎、乾癬、日焼け、および結膜炎からなる群から選択される症状を治療するための医薬組成物であって、かかる治療に有効な量の前記各請求項のいずれかに記載の化合物と、薬学的に許容できる担体と、を含むことを特徴とする医薬組成物。
【請求項1】
次式Iの化合物またはその薬学的に許容できる塩。
【化1】
(式中、R1は、水素、−C≡N、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環および(R17)2−N−からなる置換基の群から選択され;ここで、前記の(C1−C6)アルキル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C1−C10)各複素環置換基は独立して、ハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、ホルミル、−C≡N、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、H2N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−NH−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−HN−(C=O)−NH−、(フェニル)2−N−(C=O)−NH−、フェニル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(フェニル)2−N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−O−(C=O)−NH−、フェニル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−SO2NH−、フェニル−SO2NH−、(C1−C6)アルキル−SO2−、フェニル−SO2−、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−、フェニル−(C=O)−O−、H2N−(C=O)−O−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−O−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−O−、フェニル−HN−(C=O)−O−および(フェニル)2−N−(C=O)−O−からなる群から独立して選択される部分1〜4個によって置換されていてもよく;ここで、前記R1フェニル置換基が2つの隣接する部分を含有する場合、かかる部分は任意に、それらが結合する炭素原子とひとまとめにされ、5員ないし6員炭素環式または複素環式環を形成し;フェニル代替物(alternative)を含有する前記部分のそれぞれは、(C1−C6)アルキル、ハロ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルキルおよびペルハロ(C1−C6)アルコキシからなる群から独立して選択される1個または2個のラジカルによって置換されていてもよく;
sは、0〜4の整数であり;
各R2は独立して、水素、ハロ、(C1−C4)アルキル、および−CF3からなる群から独立して選択され;
R3は、R4、R5−(NR6)−、R5−S−、R5−(S=O)−、R5−(SO2)−、R5−SO2−NR6−、R5−(NR6)−SO2−、R5−O−、R5−(C=O)−、R5−(NR6)−(C=O)−、R5−(C=O)−NR6−、R5−O−(C=O)−、R5−(C=O)−O−、R5−CR7=CR8−またはR5−C≡C−であり;
R4は、水素、ハロ、−C≡N、(R9)m−(C1−C6)アルキル、(R9)m−(C2−C6)アルケニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、(R9)m−フェニル、(R9)m−(C1−C10)ヘテロアリール、(R9)m−(C1−C10)複素環または(R9)m−(C3−C10)シクロアルキルであり、
R5は、水素、−C≡N、(R9)m−(C1−C6)アルキル、(R9)m−(C2−C6)アルケニル、(R9)m−(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、(R9)m−フェニル、(R9)m−(C1−C10)ヘテロアリール、(R9)m−(C1−C10)複素環、または(R9)m−(C3−C10)シクロアルキルであり;
mは、1〜3の整数であり;
R6は、水素、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、R13−(C=O)−、およびR13−(SO2)−からなる群から選択され;ここで、前記の(C1−C6)アルキル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C1−C10)複素環置換基のそれぞれは独立して、ハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、ホルミル、−C≡N、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、H2N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−NH−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−HN−(C=O)−NH−、(フェニル)2−N−(C=O)−NH−、フェニル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(フェニル−)2N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−O−(C=O)−NH−、フェニル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−SO2NH−、フェニル−SO2NH−、(C1−C6)アルキル−SO2−、フェニル−SO2−、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−、フェニル−(C=O)−O−、H2N−(C=O)−O−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−O−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−O−、フェニル−HN−(C=O)−O−、および(フェニル−)2N−(C=O)−O−からなる群から独立して選択される置換基1個につき1〜4個の部分によって、いずれかの炭素原子上で置換されていてもよく;ここで、前記R6フェニル置換基が2つの隣接する部分を含有する場合、かかる部分は任意に、それらが結合する炭素原子とひとまとめにされ、5員ないし6員炭素環式または複素環式環を形成し;フェニル代替物を含有する前記部分のそれぞれは(C1−C6)アルキル、ハロ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルキルおよびペルハロ(C1−C6)アルコキシからなる群から独立して選択される1個または2個のラジカルによって置換されていてもよく;
R7は、水素、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、および(C3−C10)シクロアルキルからなる群から選択され;
R8は、水素、または(C1−C6)アルキルであり;
ここで、R9が炭素原子上の置換基である場合、各R9は独立して、水素、ハロ、R11−(C1−C6)アルキル、R11−(C2−C6)アルケニル、R11−(C2−C6)アルキニル、アジド、ペルハロ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、R11−[N(R10)]−SO2−、−NO2、(R11)2N−、R11−SO2−[N(R10)]−、R11−(C=O)−[N(R10)]−、(R11)−[N(R10)]−(C=O)−[N(R10)]−、R11−O−(C=O)−[N(R10)]−、−C≡N、R11−(C=O)−、R11−O−(C=O)−、(R11)−[N(R10)]−(C=O)−、R11−O−、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、R11−(C=O)−O−、R11−O−(C=O)−O−および(R11)−[N(R10)]−(C=O)−O−からなる群から選択され;
R9が窒素原子上の置換基である場合、各R9は独立して、水素、R11−(C1−C6)アルキル、R11−(C2−C6)アルケニル、R11−(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキル−SO2−、R11−[N(R10)]−SO2−、R11−(C=O)−、R11−O−(C=O)−および(R11)−[N(R10)]−(C=O)−からなる群から選択され;
R10は、水素または(C1−C4)アルキルであり;
R11は、水素、R12−(C1−C6)アルキル、(C3−C6)アルケニル、(C3−C6)アルキニル、(C1−C10)複素環、(C1−C10)ヘテロアリール、(C3−C10)シクロアルキル、およびフェニルからなる群から選択され;ここで、前記R12−(C1−C6)アルキル、(C1−C10)複素環、(C1−C10)ヘテロアリール、(C3−C10)シクロアルキル、およびフェニル置換基のそれぞれは、ハロ、−C≡N、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、および(C1−C6)アルコキシから独立して選択される1〜3個の部分で置換されていてもよく;
R12は、水素、ヒドロキシ、(C1−C10)複素環、(C1−C10)ヘテロアリール、(C3−C10)シクロアルキル、およびフェニルからなる群から選択され;ここで、前記(C1−C10)複素環、(C1−C10)ヘテロアリール、(C3−C10)シクロアルキル、およびフェニル置換基は、ハロ、−C≡N、(C1−C6)アルキル、および(C1−C6)アルコキシから独立して選択される1〜3個の部分で置換されていてもよく;
R13は、水素、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)複素環−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、およびフェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−からなる群から選択され;
Xは、>C(R14)2、>NR15、硫黄、>S=O、>SO2または酸素であり;
各R14は独立して、水素、ハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)複素環−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−C≡N、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)複素環−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)複素環−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−および(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−からなる群から選択され;ここで、2つのR14置換基は任意に、それらが結合する炭素原子とひとまとめにされて、5員ないし6員炭素環式または複素環式環を形成し;
R15は、水素、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、R16−(C=O)−、およびR16−(SO2)−からなる群から選択され;ここで、前記(C1−C6)アルキル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C1−C10)複素環置換基のそれぞれは独立して、置換基1個につきハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、ホルミル、−C≡N、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、H2N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−NH−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−HN−(C=O)−NH−、(フェニル)2−N−(C=O)−NH−、フェニル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(フェニル−)2N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−O−(C=O)−NH−、フェニル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−SO2NH−、フェニル−SO2NH−、(C1−C6)アルキル−SO2−、フェニル−SO2−、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−、フェニル−(C=O)−O−、H2N−(C=O)−O−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−O−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−O−、フェニル−HN−(C=O)−O−、および(フェニル−)2N−(C=O)−O−からなる群から独立して選択される1〜4個の部分によっていずれかの炭素上で置換されていてもよく;ここで、前記(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C1−C10)複素環置換基のそれぞれは独立して、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、ホルミル、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−SO2−およびフェニル−SO2−からなる群から選択される置換基によっていずれかの窒素上で置換されていてもよく;ここで、前記R15フェニル置換基が2つの隣接する部分を含有する場合、かかる部分は任意に、それらが結合する炭素原子とひとまとめにされ、5員ないし6員炭素環式または複素環式環を形成し;フェニル代替物を含有する前記部分のそれぞれは、(C1−C6)アルキル、ハロ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルキルおよびペルハロ(C1−C6)アルコキシからなる群から独立して選択される1個または2個のラジカルによって置換されていてもよく;
R16は、水素、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C6)アルコキシおよびペルハロ(C1−C6)アルコキシからなる群から選択され;
各R17は独立して、水素、(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環および(C3−C10)シクロアルキルから選択され;ここで、前記R17置換基(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環および(C3−C10)シクロアルキルのそれぞれは、ハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)複素環−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−C≡N、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)複素環−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)複素環−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−からなる群から独立して選択される置換基1個につき1〜4個の部分によっていずれかの炭素原子上で置換されていてもよく;ここで、前記R17置換基(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C1−C10)複素環のそれぞれは、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)複素環−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)複素環−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−からなる群から独立して選択される置換基1個につき1つの部分によっていずれかの窒素原子上で置換されていてもよく;ここで、2つのR17(C1−C6)アルキル基が、それらが結合する窒素原子とひとまとめにされ、5ないし6員複素環またはヘテロアリール環が形成される)。
【請求項2】
R4は(R9)m−(C1−C6)アルキルであり;mは1であり;R9は、R11−(C=O)−[N(R10)]−、(R11)−[N(R10)]−(C=O)−[N(R10)]−、R11−O−(C=O)−[N(R10)]−、R11−(C=O)−、R11−O−(C=O)−、(R11)−[N(R10)]−(C=O)−、R11−O−、R11−(C=O)−O−、R11−O−(C=O)−O−および(R11)−[N(R10)]−(C=O)−O−からなる群から選択され;R11は、(C1−C10)複素環、(C1−C10)ヘテロアリール、(C3−C10)シクロアルキル、およびフェニルから選択される群から選択され;
ここで、前記の(C1−C10)複素環、(C1−C10)ヘテロアリール、(C3−C10)シクロアルキル、およびフェニル置換基のそれぞれは、ハロ、(C1−C6)アルキル、および(C1−C6)アルコキシから独立して選択される1〜3個の部分で置換されていてもよいことを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項3】
R4は(R9)m−(C1)アルキルであり;mは1であり;R9は、R11−(C=O)−[N(R10)]−、(R11)−[N(R10)]−(C=O)−[N(R10)]−、R11−O−(C=O)−[N(R10)]−、R11−(C=O)−、R11−O−(C=O)−、(R11)−[N(R10)]−(C=O)−、R11−O−、R11−(C=O)−O−、R11−O−(C=O)−O−および(R11)−[N(R10)]−(C=O)−O−からなる群から選択され;R11は、水素、R12−(C1−C6)アルキルおよび(C1−C10)ヘテロアリールからなる群から選択され;ここで、前記(C1−C6)アルキルおよび(C1−C10)ヘテロアリール置換基のそれぞれは、ハロ、(C1−C6)アルキル、および(C1−C6)アルコキシから独立して選択される1〜3個の部分で置換されていてもよいことを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項4】
Xは>C(R14)2であることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項5】
Xは>NR15であることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項6】
Xは−S−であることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項7】
Xは−O−であることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項8】
R1は、置換されていてもよい(C1−C6)アルキル、フェニル、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C10)ヘテロアリールまたは(C1−C10)複素環であることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項9】
R1は、ハロ、ヒドロキシ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルキル、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、−C≡N、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−CO2−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−SO2NH−、(C1−C6)アルキル−SO2−、置換されていてもよいフェニル−(C=O)−、置換されていてもよいフェニル−(C=O)−O−、置換されていてもよいフェノキシ、置換されていてもよいフェニル−NH−(C=O)−、置換されていてもよいフェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、置換されていてもよいフェニル−(C=O)−NH−および置換されていてもよいフェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−から独立して選択される1〜4個の基で置換されていてもよい(C1−C6)アルキルであることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項10】
R1は(R17)2−N−であり、各R17は独立して、水素、(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)複素環および(C3−C10)シクロアルキルから選択され;ここで、前記R17、(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環および(C3−C10)シクロアルキル置換基のそれぞれは、ハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)複素環、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)複素環−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−C≡N、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)複素環−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)複素環−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−からなる群から独立して選択される1〜4個の部分によって置換されていてもよく;2つのR2(C1−C6)アルキル基を窒素原子とひとまとめにして、5ないし6員複素環またはヘテロアリール環を形成することができることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項11】
sは、1〜4および0の整数であり、R2のうち1つまたは2つが、ハロ、(C1−C6)アルキル、ペルハロ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、ペルハロ(C1−C6)アルコキシ、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、−C≡N、およびH2N(C=O)−からなる群から独立して選択されることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項12】
sは、1〜3の整数であり、各R2は独立して、フルオロ、クロロおよびメチルからなる群から選択されることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項13】
前記化合物が:
1−エチル−3−[2−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジル]−尿素;
エチル−カルバミン酸2−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジルエステル;
[2−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジル]−カルバミン酸エチルエステル;
1−(5−tert−ブチル−2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−3−[2−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジル]−尿素;
エチル−カルバミン酸2−(3−tert−ブチル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジルエステル;
1−(5−tert−ブチル−イソオキサゾール−3−イル)−3−[2−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジル]−尿素;
エチル−カルバミン酸5−フルオロ−2−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジルエステル;
エチル−カルバミン酸2−フルオロ−6−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−ベンジルエステル;
N−エチル−3−[2−(3−イソプロピル−[1、2、4]トリアゾロ[4、3−a]ピリジン−6−イルスルファニル)−フェニル]−アクリルアミド;からなる群から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
ヒトを含む哺乳動物における、関節炎、乾癬性関節炎、ライター症候群、慢性関節リウマチ、痛風、外傷性関節炎、風疹関節炎および急性滑膜炎、慢性関節リウマチ、リウマチ様脊椎炎、変形性関節症、痛風性関節炎および他の関節炎症状、敗血症、敗血症性ショック、内毒素性ショック、グラム陰性敗血症、トキシックショック症候群、アルツハイマー病、脳卒中、神経外傷、喘息、成人型呼吸窮迫症候群、大脳マラリア、慢性肺炎症性疾患、珪肺症、肺サルコイドーシス、骨吸収疾患、骨粗鬆症、再狭窄、心臓および腎臓再潅流障害、虚血性壊死、心筋梗塞、脳卒中、やけど、血栓症、糸球体腎炎、糖尿病、移植片対宿主反応、同種移植拒絶、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、多発性硬化症、筋変性、湿疹、接触皮膚炎、乾癬、日焼け、および結膜炎からなる群から選択される症状を治療する方法であって、かかる症状を治療するのに有効な量の前記各請求項のいずれかに記載の化合物を前記哺乳動物に投与することを含むことを特徴とする方法。
【請求項15】
関節炎、乾癬性関節炎、ライター症候群、慢性関節リウマチ、痛風、外傷性関節炎、風疹関節炎および急性滑膜炎、慢性関節リウマチ、リウマチ様脊椎炎、変形性関節症、痛風性関節炎および他の関節炎症状、敗血症、敗血症性ショック、内毒素性ショック、グラム陰性敗血症、トキシックショック症候群、アルツハイマー病、脳卒中、神経外傷、喘息、成人型呼吸窮迫症候群、大脳マラリア、慢性肺炎症性疾患、珪肺症、肺サルコイドーシス、骨吸収疾患、骨粗鬆症、再狭窄、心臓および腎臓再潅流障害、血栓症、糸球体腎炎、糖尿病、移植片対宿主反応、同種移植拒絶、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、多発性硬化症、筋変性、湿疹、接触皮膚炎、乾癬、日焼け、および結膜炎からなる群から選択される症状を治療するための医薬組成物であって、かかる治療に有効な量の前記各請求項のいずれかに記載の化合物と、薬学的に許容できる担体と、を含むことを特徴とする医薬組成物。
【公表番号】特表2006−517580(P2006−517580A)
【公表日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−502428(P2006−502428)
【出願日】平成16年2月3日(2004.2.3)
【国際出願番号】PCT/IB2004/000363
【国際公開番号】WO2004/072072
【国際公開日】平成16年8月26日(2004.8.26)
【出願人】(397067152)ファイザー・プロダクツ・インク (504)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年2月3日(2004.2.3)
【国際出願番号】PCT/IB2004/000363
【国際公開番号】WO2004/072072
【国際公開日】平成16年8月26日(2004.8.26)
【出願人】(397067152)ファイザー・プロダクツ・インク (504)
【Fターム(参考)】
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