説明

抗菌剤としての三環式含窒素化合物

本発明は、三環式含窒素化合物および抗菌剤としてのその使用に関する。ZおよびZは、独立して、CHおよびNから選択される。




Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

[式中:
およびZは、独立して、CHおよびNから選択され;
1aおよびR1bは、独立して、水素;ハロゲン;シアノ;(C1−6)アルキル;(C1−6)アルキルチオ;トリフルオロメチル;トリフルオロメトキシ;カルボキシ;(C1−6)アルキルまたは(C1−6)アルコキシ−置換(C1−6)アルキルにより置換されていてもよいヒドロキシ;(C1−6)アルコキシ−置換(C1−6)アルキル;ヒドロキシ(C1−6)アルキル;1または2個の(C1−6)アルキル、ホルミル、(C1−6)アルキルカルボニルまたは(C1−6)アルキルスルホニル基によりN−置換されていてもよいアミノ基;およびアミノ基が(C1−4)アルキルにより置換されていてもよいアミノカルボニルから選択される:
ただし、ZまたはZがそれぞれNである場合は、R1aおよびR1bはH以外である;
は水素、または(C1−4)アルキルであるか、あるいはRと一緒になって下記に定義するようなY基を形成し;
Aは基(i):
【化2】

[式中:RはR1aおよびR1bと同意義であるか、またはオキソであり、nは1または2である]
または、Aは基(ii):
【化3】

(式中、W、WおよびWはCRであり;
または、WおよびWはCRであり、WはWおよびN間の結合を意味し;
XはO、CR、またはNRであり;
1つのRはR1aおよびR1bと同意義であって、残りおよびRは水素であるか、あるいは1つのRおよびRは一緒になってオキソであって、残りは水素であり;
は水素または(C1−6)アルキルであるか;あるいはRと一緒になってYを形成し;
は水素;ハロゲン;(C1−6)アルキルにより置換されていてもよいヒドロキシ;または(C1−6)アルキルであり;
YはCRCH;CHCR;(C=O);CR;CR(C=O);または(C=O)CRであり;
あるいは、XがCRである場合、RおよびRは一緒になって結合を意味する)
であり;
Uは、COおよびCHから選択され;
は、4個までのヘテロ原子を含有する置換されていてもよい二環式カルボサイクリックまたはヘテロサイクリック環系(B):
【化4】

(ここに、環(a)および(b)の少なくとも1つは芳香族であり;
は、芳香環の一部である場合CまたはNであり、または非芳香環の一部である場合CR14であり;
は、芳香環または非芳香環の一部である場合N、NR13、O、S(O)、COまたはCR14であり、または非芳香環の一部である場合、加えて、CR1415であってもよく;
およびXは、独立して、NまたはCであり;
は0〜4個の原子リンカー基であり、その各々の原子は、芳香環または非芳香環の一部である場合、独立して、N、NR13、O、S(O)、COおよびCR14から選択され、または非芳香環の一部である場合、加えてCR1415であってもよく;
は、2〜6個の原子リンカー基であり、Yの各々の原子は、独立して、芳香環または非芳香環の一部である場合、N、NR13、O、S(O)、CO、CR14であり、または、非芳香環の一部である場合、加えてCR1415であってもよく;
14およびR15は、各々独立して、H;(C1−4)アルキルチオ;ハロ;カルボキシ(C1−4)アルキル;(C1−4)アルキル;(C1−4)アルコキシカルボニル;(C1−4)アルキルカルボニル;(C1−4)アルコキシ(C1−4)アルキル;ヒドロキシ;ヒドロキシ(C1−4)アルキル;(C1−4)アルコキシ;ニトロ;シアノ;カルボキシ;(C1−4)アルキルによりモノ−またはジ−置換されていてもよいアミノまたはアミノカルボニル;から選択されるか;または
14およびR15は、一緒になってオキソを意味し;
13は、各々独立して、H;トリフルオロメチル;ヒドロキシ、(C1−6)アルコキシ、(C1−6)アルキルチオ、ハロまたはトリフルオロメチルにより置換されていてもよい(C1−4)アルキル;(C2−4)アルケニル;(C1−4)アルコキシカルボニル;(C1−4)アルキルカルボニル;(C1−6)アルキルスルホニル;アミノ基が(C1−4)アルキルにより1または2置換されていてもよいアミノカルボニルであり;
xは、各々独立して、0、1または2である]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくはN−オキシド。
【請求項2】
およびZが両方CHであるか;
がNであり、ZがCHであるか;または
がCHであり、ZがNである、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
1aが水素であり、R1bが水素である、上記請求項いずれか一項記載の化合物。
【請求項4】
Aが(ia)であり、nが1であり、Rが3位のHまたはヒドロキシであるか、Aが(ii)であり、XがCRであり、RがHであり、RがHまたはOHであるか、またはAが(ii)であり、XがOであり、RがHであり、W、WおよびWが各々CHである、上記請求項いずれか一項記載の化合物。
【請求項5】
Aがピペリジン−4−イルまたはピロリジン−4−イルメチルである、請求項4記載の化合物。
【請求項6】
UがCHである、上記請求項いずれか一項記載の化合物。
【請求項7】
が、少なくとも1つがNまたはNR13である2〜4個のヘテロ原子を含む8〜11個の環原子を有する芳香族ヘテロサイクリック環(B)(ここに、Yが2〜3個のヘテロ原子を含有し、その1つがSであり、1〜2個がNであり、1つのNがXに結合している)であるか、あるいは、ヘテロサイクリック環(B)が、置換されていてもよいベンゾ、ピリド、ピリダジノおよびピリミジノから選択される芳香環(a)を有し、非芳香環(b)およびYが、少なくとも1つのヘテロ原子を含む3〜5個の原子を有し、O、S、CHまたはNR13がXに結合しており(ここに、R13は水素以外である)、NHCOがNを介してXに結合しているか、またはO、S、CHまたはNHがXに結合している、上記請求項いずれか一項記載の化合物。
【請求項8】
が:
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル
2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イル
[1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イル
6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−7−イル
2,3−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリジン−7−イル
3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−c]ピリジン−6−イル
5−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−7−イル
5−カルボニトロ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−7−イル
2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル
から選択される、請求項1〜6いずれか一項記載の化合物。
【請求項9】
1-({4-[(2,3-ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3-c]ピリジン-7−イルメチル)アミノ]-1-ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
1−({4−[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
1−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
1−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−({4−[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−({4−[(5,6,7,8−テトラヒドロ−3−イソキノリニルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−({4−[(6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[c]ピリジン−3−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−({4−[(1,3−ジヒドロフロ[3,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−({4−[(3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
7−[({1−[(4,9−ジオキソ−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−1−イル)メチル]−4−ピペリジニル}アミノ)メチル]−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−カルボニトリル;
1−[(4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン−6−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−({4−[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(1R)−1−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(1R)−1−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(2R)−2−({4−[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(2S)−2−({4−[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
2−({4−[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(2R)−2−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
2−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(2S)−2−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
2−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(1R)−1−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−4−メチル−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−({4−メチル−4−[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(2R)−2−({4−[(2,1,3−ベンゾチアジアゾール−5−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(2R)−2−[(4−{[(7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(2R)−2−({4−[(3,4−ジヒドロ−2H−[1,4]オキサチエピノ[2,3−c]ピリジン−8−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(2R)−2−({4−[([1,3]オキサチオロ[4,5−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(2R)−2−[(4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(1R)−1−({4−[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−[(4−{[(8−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−[(4−{[(7−クロロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−[(4−{[(4−クロロ−7−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−ピリミド[5,4−b][1,4]オキサジン−2−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−[(4−{[(7−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−ピリミド[5,4−b][1,4]チアジン−2−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−({4−[(1,2,3−ベンゾチアジアゾール−5−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−({4−[(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−({4−[(3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(1R)−1−({4−[(2,3−ジヒドロフロ[2,3−c]ピリジン−5−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(2R)−2−({4−[(3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(2R)−2−({4−[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(2R)−2−[(4−{[(8−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
7−{[(1−{[(2R)−3,8−ジオキソ−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−2−イル]メチル}−4−ピペリジニル)アミノ]メチル}−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−カルボニトリル;
(2R)−2−({4−[(2,3−ジヒドロフロ[2,3−c]ピリジン−5−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(1R)−1−({4−[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(1R)−1−({4−[([1,2,5]チアジアゾロ[3,4−b]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−[(4−{[(4−フルオロ−1H−ベンズイミダゾール−2−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−[((2S)−2−{[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]メチル}−4−モルホリニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−{[(2S)−2−({[(7−クロロ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}メチル)−4−モルホリニル]メチル}−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(2R)−2−({4−[([1,2,5]チアジアゾロ[3,4−b]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(1R)−1−({4−[(3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−({4−[(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−({4−[(3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(2R)−2−[(4−{[(5−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(1R)−1−{[(2S)−2−({[(7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)メチル]アミノ}メチル)−4−モルホリニル]メチル}−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−[((3S)−3−{[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]メチル}−1−ピロリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
7−{[(1−{[(1R)−3,8−ジオキソ−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−1−イル]メチル}−4−ピペリジニル)アミノ]メチル}−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−カルボニトリル;
(1R)−1−[(4−{[(7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(1R)−1−[(4−{[(8−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−3H,8H−2a,5,8a−トリアザアセナフチレン−3,8−ジオン;
(1R)−1−[(4−{[(2−オキソ−2H−クロメン−7−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−[(4−{[(2−オキソ−2H−クロメン−7−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−[(4−{[(2−オキソ−2H−クロメン−7−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
(1R)−1−({4−[(3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;または
1−[(4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン−6−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−1,2−ジヒドロ−4H,9H−イミダゾ[1,2,3−ij]−1,8−ナフチリジン−4,9−ジオン;
または表1の化合物の遊離塩基から選択される請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
【請求項10】
哺乳動物、特にヒトにおける細菌感染症の治療方法であって、かかる治療を必要とする哺乳動物に、有効量の上記請求項いずれか一項記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項11】
哺乳動物における細菌感染症の治療において用いるための医薬の製造における請求項1〜9いずれか一項記載の化合物の使用。
【請求項12】
治療において用いるための請求項1〜9いずれか一項記載の化合物。
【請求項13】
哺乳動物の細菌感染症の治療に用いるための請求項1〜9いずれか一項記載の化合物。
【請求項14】
請求項1〜9いずれか一項記載の化合物および医薬上許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項15】
式(IIIA):
【化5】

式(IIIB):
【化6】

または式(8):
【化7】

[式中、Lは−A−N(R20)R2’であり、R20は水素であり、R2’はRまたはそれに変換可能な基であり、A、R、R1aおよびR1bは請求項1の記載と同意義である]
で示される化合物。

【公表番号】特表2010−524884(P2010−524884A)
【公表日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−503491(P2010−503491)
【出願日】平成20年4月16日(2008.4.16)
【国際出願番号】PCT/EP2008/054621
【国際公開番号】WO2008/128942
【国際公開日】平成20年10月30日(2008.10.30)
【出願人】(397009934)グラクソ グループ リミテッド (832)
【氏名又は名称原語表記】GLAXO GROUP LIMITED
【住所又は居所原語表記】Glaxo Wellcome House,Berkeley Avenue Greenford,Middlesex UB6 0NN,Great Britain
【Fターム(参考)】