説明

振動のデータを取り込むシステム及び方法

【課題】入力レンジを大きすぎて設定すると、測定機器が小さな信号を測定できないかもしれない。入力レンジを小さすぎて設定すると、測定機器が大きな入力信号により過負荷になるかもしれない。
【解決手段】振動分析信号用のデータ取込みシステムは、広ダイナミック・レンジ信号を圧縮する対数増幅器を含む。対数増幅器は、従来システムに用いる減衰器、利得増幅器及び利得スイッチに取って代わる。更に、低ビット・カウントのアナログ・デジタル変換器のみが対数増幅器との組合せで必要となる。よって、システムの設置面積及びシステム・コストを低減する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、信号分析で出会う広ダイナミック・レンジの信号の測定に関する。
【背景技術】
【0002】
しばしば振動分析器を用いて、機械装置をモニタし、予測機械装置メインテナンスを実行する。分析すべき振動を測定するために、加速度計、速度センサ、又は変位センサの如きセンサを用いて、機械装置振動をモニタできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−115537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
測定すべき振動信号は、しばしば、100dB以上の広いダイナミック・レンジにわたる。かかる大きなダイナミック・レンジを扱うことができない振動分析機器は、ユーザが入力レンジ及び利得増幅を設定できるようにする。しかし、不正確なユーザ設定による問題が起きるかもしれない。例えば、入力レンジが広すぎて設定されると、機器は小さな信号を測定できない。また、入力レンジが小さすぎて設定されると、機器は大きな入力信号により過負荷になる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)信号の検知に応答して振動信号を出力するように構成されたセンサと;振動信号から直流バイアス電圧を除去し交流電圧信号を出力するように構成された結合と;交流電圧信号を電力信号に変換するように構成された変換器と;電流信号のダイナミック・レンジを圧縮し出力信号を出力するように構成された対数増幅器とを具えた信号のデータの取込みシステム。
(2)出力信号をデジタル信号にデジタル化するように構成されたアナログ・デジタル変換器を更に具える概念1のシステム。
(3)アナログ・デジタル変換器は、低分解能のアナログ・デジタル変換器で構成される概念2のシステム。
(4)アナログ・デジタル変換器の分解能がほぼ14ビット以下である概念2のシステム。
(5)アナログ・デジタル変換器の動作周波数レンジの外の信号を減衰するように構成されたアンチエリアシング・フィルタをさらに具えた概念2のシステム。
(6)デジタル信号を処理するように構成されたプロセッサを更に具えた概念2のシステム。
(7)プロセッサは、デジタル信号を逆圧縮すると共に、デジタル信号に関する周波数情報を維持する概念6のシステム。
(8)プロセッサは、デジタル信号を平均化し、窓処理する概念6のシステム。
(9)プロセッサは、高速フーリエ変換を実行する概念6のシステム。
(10)センサは、加速度計を具える概念1のシステム。
(11)振動センサと;この振動センサからの信号のダイナミック・レンジを圧縮するように構成された対数増幅器とを具える振動データ取込みシステム。
(12)振動センサからの信号の交流電圧成分を通過させ、振動センサからの信号から直流バイアス電圧成分を除去するように構成された交流結合を更に具える概念11のシステム。
(13)振動センサからの信号を電圧信号から電流信号に変換するように構成された電流電圧変換器を更に具える概念11のシステム。
(14)対数増幅器は、電流信号を受けるように構成された概念13のシステム。
(15)振動を検知し、振動に基づく信号を発生し;この信号のダイナミック・レンジを圧縮する信号に基づくデータ取込み方法。
(16)信号から任意の直流バイアス電圧を除去することを更に具える概念15の方法。
(17)信号を電圧から電流に変換することを更に具える概念15の方法。
(18)信号のダイナミック・レンジを圧縮して圧縮信号を提供する概念15の方法。
(19)圧縮信号をデジタル化することを更に具える概念18の方法。
(20)信号をデジタル化する前に、圧縮信号の周波数を除去することを更に具える概念19の方法。
【発明の効果】
【0006】
振動分析信号用のデータ取込みシステムは、広いダイナミック・レンジ信号を圧縮する対数増幅器を含んでもよい。この対数増幅器は、従来システムにて必要とされる減衰器、利得増幅器及び/又は利得スイッチを置き換えることができる。更に、対数増幅器と組合せて低分解能アナログ・デジタル変換器を用いてもよい。よって、システムの設置面積、必要電力及びシステム・コストを低減できる。
【0007】
振動解析のために広いダイナミック・レンジ信号に対して用いることができる対数増幅器の例を図に示す。これら例及び図は、限定するためではなく示すためである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】図1は、対数増幅器を用いることなく広いダイナミック・レンジ信号を扱うシステムの例を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明の実施例により対数増幅器を用いて広いダイナミック・レンジ信号を扱うシステムの例を示すブロック図である。
【図3】図3は、本発明の実施例により対数増幅器を用いて、振動分析から得た広いダイナミック・レンジ信号を処理する例示の処理を示す流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
信号分析器は、加速度計、速度センサ又は変位センサの如き振動センサからの信号を検知する。加速度計が発生したピーク・ピーク信号のレンジは、1分当たりの回転数(RPM)が非常に低い機械用のマイクロボルト・レベルから高速回転機械の数十ボルトまでである。
【0010】
図1は、従来の振動分析システム100の例を示すブロック図である。システム100は、センサ110と、AC/DC結合120と、1個以上の減衰器130と、1個以上の利得増幅器ステージ140と、アンチエリアシング・フィルタ150と、高分解能アナログ・デジタル変換器(ADC)160と、マイクロプロセッサ170とを含んでいる。
【0011】
センサ110は、変動モニタ及び分析のための振動を検知する。電源(図示せず)をセンサに結合して、電力をセンサに供給できる。センサ110は、その出力をAC/DC結合120に送り、このAC/DC結合120は、交流(AC)及び/又は直流(DC)電圧信号を供給する。典型的には、加速度計信号は、AC成分とDCバイアス成分を有する。
【0012】
AC/DC結合120から、信号の強さに応じて、信号を1個以上の減衰器130及び/又は1個以上の利得増幅器140のステージに送る。利得増幅器140の出力は、増幅された信号から帯域外信号を除去するアンチエリアシング・フィルタ150を介して送られる。つぎに、濾波された信号は、高分解能ADC160に入力されて、デジタル化される。アンチエリアシング・フィルタ150により除去された信号は、高分解能ADC160の動作範囲より上の周波数である。最後に、マイクロプロセッサ170がデジタル化信号を更に処理する。
【0013】
対数増幅器を用いるシステム内のADCの分解能の条件より低いかを比較するために、ここでは、従来のシステム100のADC160の分解能条件を計算する。例えば、Vppをピーク・ピーク電圧として、測定すべき最小信号振幅が10μVppで、測定すべき最大信号振幅が20Vppならば、システム100が測定すべきダイナミック・レンジは、20×log10(20Vpp/10μVpp)とすることができ、これは、136dBに等しい。136dBダイナミック・レンジの信号を測定するADC160に必要なビット数Nは、以下に示す式(1)を用いて計算できる。
20×log10(2N)=136dB (1)
この例において、Nは、23ビットに丸められる22.59に等しい。よって、136dBダイナミック・レンジの信号を測定するADC160に必要なビットNの最小数は、約23ビットである。さらに、ADC160からの23ビットをノイズ・フリーに確実にするために、従来では非常に高分解能ADCと見なされる少なくとも28ビットADCを用いることが望ましい。
【0014】
対照的に、図2は、対数増幅器を用いて大きなダイナミック・レンジを扱う本発明の実施例によるシステム200の例を示すブロック図である。システム200は、センサ210、AC結合/DCブロック(阻止)220、電圧電流変換器230、対数増幅器240、アンチエリアシング・フィルタ250、低分解能ADC260、マイクロプロセッサ270を含んでいる。
【0015】
システム100のセンサ110と同様に、センサ210も振動を検知し、電源を必要とするかもしれない。センサ210の出力は、AC結合/DCブロック220に送られる。このブロック220は、センサ210からの出力に存在するかもしれない任意のDCバイアス電圧を除去し、AC電圧成分を伝送する。次に、電圧電流変換器230により、AC電圧成分をAC電力信号に変換する。AC電力信号に変換することにより、対数増幅器240の精度を改善する。
【0016】
対数増幅器の出力は、入力電流の対数のk倍であり、以下の式(2)の示すようになる。
Vout=k×log10(Iin/Iref) (2)
ここで、kはスケール係数であり、Iinは入力電流信号であり、Irefは正規化定数である。よって、対数増幅器240は、入力電流信号を対数的に圧縮できるので、対数増幅器240に入力する高ダイナミック・レンジ信号を低ダイナミック・レンジ出力信号に変換する。例えば、対数増幅器240により、ダイナミック・レンジが約80dBよりも大きい入力信号を、ダイナミック・レンジが約20dBよりも小さい出力信号に変換できる。
【0017】
対数的に圧縮した出力信号をアンチエリアシング・フィルタ250に送り、任意の帯域外信号を除去する。次に、アンチエリアシング・フィルタ250で濾波された信号を低分解能ADC260に送ってデジタル化する。一実施例において、アンチエリアシング・フィルタ250は、ロウパス・フィルタであり、ADC260の動作レンジよりも高い周波数を通過させない。
【0018】
入力電流信号を圧縮する対数増幅器240を用いるシステム200内のADC260の分解能条件は、従来のシステム100に用いたADC160の分解能条件と対照的である。被測定最小信号振幅が約10μVppで且つ被測定最大信号振幅が約20Vppである上述のADC160の分解能条件に用いたのと同じ信号レンジを用い、1に等しいスケール係数kを用いると、正規化定数Irefが1nAに等しく、入力電流を800Ωの抵抗に対して計算すると、最小電流信号振幅Iin,min=10μVpp/800Ω=1.25nAであり、最大電流信号振幅Iin,max=20Vpp/800Ω=25nAである。対数増幅器240が出力する最小信号振幅をlog10(1.25nA/1nA)=97mVで計算し、対数増幅器240が出力する最大信号振幅をlog10(25mA/1nA)=7.4Vで計算する。よって、対数増幅器240の出力におけるダイナミック・レンジ条件を20log10(7.4Vpp/97mVpp)=37.6dBで計算する。
【0019】
38dBダイナミック・レンジの信号を測定するADC260に必要なビットNの数は、以下の式(3)を用いて計算できる。
20×log10(2N)=38dB (3)
よって、Nは、6.3ビットに等しく、7ビットに丸められる。7ビットを確実にノイズ・フリーにするために、少なくとも14ビットADCを用いることが望ましい。この14ビットADCは、従来では低分解能ADCと見なせ、図1のシステム100における如く、対数増幅器を用いて圧縮しないで信号をデジタル化するのに必要な28ビットADCよりも低い。
【0020】
アンチエリアシング・フィルタ250からの濾波された信号出力は、ADC260によりデジタル化され、更なる処理のためにマイクロプロセッサ270に送られる。更なる処理には、これらに限定されるものではないが、デジタル化信号を回復するか逆圧縮すること、平均化及び窓処理動作、入力信号が加速度計から来た場合のデジタル積分、入力信号のスペクトル成分を求める高速フーリエ変換(FFT)の実行が含まれる。
【0021】
システム200において、対数増幅器240は、システム100の減衰器130及び利得増幅器140に取って代わる。単一の対数増幅器240が1個以上の減衰器130及び/又は利得増幅器140のステージに取って代わるので、システム200の設置面積は、従来システム100に比較して減少する。更に、図1に示さないが、複数の利得増幅器の間の切替を制御するためのソフトウェア制御回路(図1には示さない)及び異なる複数の利得増幅ステージ140の間を切り換えるのに用いるアナログ・スイッチがシステム200では除去されている。更に、従来システム100内の減衰器130及び利得ステージ140の各々は、精度を確実にするために、最初又は定期的に校正しなければならない。システム200は、この校正に必要な時間を機器も削減する。
【0022】
図3は、本発明の実施例による例示的処理を示す流れ図300であり、本発明の実施例により、対数増幅器を用いて振動分析から得た広ダイナミック・レンジ信号を処理する。
【0023】
ブロック310にて、加速度計、振動センサ又は変位センサの如きセンサを用いて、振動を検知する。加速度計センサからの出力は、典型的には、DCバイアス電圧と、広ダイナミック・レンジのAC成分又は双極性電圧信号とを有する。
【0024】
ブロック320にて、AC結合/DCブロックを用いて、存在するDCバイアス電圧をセンサ信号から除去する。AC結合/DCブロックは、信号のDC成分をブロックすると共に、その信号のAC成分を通過させるコンデンサを含んでもよい。
【0025】
ブロック330にて、AC電圧信号をAC電流信号に変換する。一実施例において、負帰還の演算増幅器を用いて、電圧信号を電流信号に変換する。一般的に、入力に電流信号を受ける対数増幅器は、入力に電圧信号を受ける対数増幅器よりも精度が良い。これは、対数増幅器の入力部分が期間ループ内にトランジスタを含んだ演算増幅器を用いるためである。入力トランジスタのコレクタ電流によりシステムが対数動作を起こし、対数増幅器の動作が上述の式(2)で特徴付けられ、入力に電流信号を有することが好ましい。対数増幅器への電圧信号入力は、低出力インピーダンスの電圧源に対して良好に作用できる。
【0026】
次に、ブロック340にて、AC電流信号が対数的に圧縮されるので、圧縮出力信号が入力電流信号の対数に比例する。
【0027】
電流信号が対数スケールに圧縮された後、ブロック350にて、ADCのレンジを超えた信号の高周波成分は、入力から除去される。一実施例において、ロウパス・フィルタの如きアンチエリアシング・フィルタを用いて、不要な信号を除去できる。
【0028】
ブロック360にて、アンチエリアシング・フィルタからの信号出力を、適切なサンプリング周波数で低分解能ADCによりデジタル化できる。次に、ブロック370にて、更なる処理のために、ADCからのデジタル化データをプロセッサに送る。ブロック399にて、処理が終了する。
【0029】
上述及び請求項を通じて、文脈が明確に要求していない限り、用語「具える」、「具え」などは、排他的に又は網羅的な観念とは対照的に含むという概念である。すなわち、「含むが限定するものではない」という概念である。ここで用いる用語「接続された」、「結合された」又はこれらの任意の変形は、間接又は直接のいずれかで2つ以上の要素の間を任意に接続又は結合する意味であり、複数要素間の接続の結合は、物理的、論理的又はこれらの組合せである。更に、用語「ここで」、「上述」、「後述」及び類似の意味の用語は、本特許出願に用いる場合、全体としての本願を参照するものであり、本願の任意の特定部分を参照するのではない。文脈が許すならば、単一又は複数の数を用いる上述の詳細な説明内の用語は、夫々複数又は単一の数も含むものである。2つ以上の項目のリストを参照する用語「又は」は、用語の以下の解釈の全てをカバーする。すなわち、リスト内の任意の項目、リスト内の全ての項目、リスト内の項目の任意の組合せをカバーする。
【0030】
本発明の実施例の上述の詳細説明は、上述で開示した正確な形式に技術を網羅的に又は限定するものではない。本明細書にて「一実施例」又は「1つの実施例」というのは、実施例に関連し説明した特定の機能、構造又は特徴が本発明の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。本発明の特定実施例及び例を説明のために記載したが、当業者に理解できる如く、種々の均等な変更が本発明の要旨内で可能である。例えば、処理又はブロックが所定順序に示されたが、別の実施例では、異なる順序で、ステップのルーチンを実行してもよいし又はブロックを有するシステムを用いてもよいし、いくつかの処理又はブロックを削除、移動、追加、再分割、組合せ及び/又は変更して、別の又は再組合せを提供してもよい。これら処理又はブロックの各々は、種々の異なる方でインプリメンテーションしてもよい。また、処理又はブロックを一連に実行するように時間的に示したが、これら処理又はブロックを並行に実行してもよいし、異なる時間に実行してもよい。更に、ここで示した任意特定の数は単なる例であり、異なる値又は範囲で別のインプリメンテーションを用いてもよい。
【0031】
ここで説明した本発明の技術は、他のシステムに適用でき、上述のシステムが必然的ではない。上述の種々の実施例の要素及び動作を組合せて更なる実施例を提供できる。
【0032】
上述は、本発明のある実施例について説明し、予期できる最良モードについて説明したが、細部がどの様に説明に登場しようが、本技術は、多くの方法で実現できる。このシステムの細部は、そのインプリメンテーションの細部にて考慮の上変更でき、依然ここで説明した要旨の範囲内である。上述で気付くように、本発明のある特徴又は概念を説明する際に用いた特定の用語は、その用語に関係する本発明の任意特定の特徴、機能又は概念をここで再定義することを意味しない。一般的に、上述の詳細説明がかかる用語を明示的に定義しない限り、以下の請求項で用いる用語は、本明細書で説明した特定の実施例に本発明を限定するものではない。よって、本発明の実際の範囲は、開示した実施例のみを含むのではなく、請求項の下に本発明を実現又はインプリメンテーションする全ての等化の方法も含む。
【符号の説明】
【0033】
100 振動分析システム
110、210 センサ
120 AC/DC結合
130 減衰器
140 利得増幅器
150 アンチエリアシング・フィルタ
160 高分解能ADC
170、270 マイクロプロセッサ
200 システム
220 AC結合/DCブロック
230 電圧電流変換器
240 対数増幅器
250 アンチエリアシング・フィルタ
260 低分解能ADC

【特許請求の範囲】
【請求項1】
振動の検知に応答して振動信号を出力するように構成されたセンサと、
上記振動信号から直流バイアス電圧を除去し、交流電圧信号を出力するように構成された結合と、
上記交流電圧信号を電流信号に変換するように構成された変換器と、
上記電流信号のダイナミック・レンジを圧縮し、出力信号を出力するように構成された対数増幅器と
を具える振動のデータを取り込むシステム。
【請求項2】
振動センサと、
該振動センサからの信号のダイナミック・レンジを圧縮するように構成された対数増幅器と
を具えた
振動データ取込みシステム。
【請求項3】
振動を検知し、該振動に基づいた信号を発生し、
上記信号のダイナミック・レンジを圧縮する
信号のデータの取込み方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−117948(P2011−117948A)
【公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−240107(P2010−240107)
【出願日】平成22年10月26日(2010.10.26)
【出願人】(509233459)フルークコーポレイション (9)
【氏名又は名称原語表記】Fluke Corporation
【住所又は居所原語表記】6920 Seaway Boulevard, Everett, Washington 98203 U.S.A.
【Fターム(参考)】