接着剤成分と硬化剤成分とを混合させることによりすぐに使える充填材を生産させる装置
【課題】接着剤成分と硬化剤成分とを混合させる装置の提供。
【解決手段】中空円筒状ステータ部品とロータ部品とから成り、縦軸線に同心的に回転できる混合装置1と、ロータ部品とステータ部品の間に混合室を形成させるリング形状隙間とによって、少なくとも二つの成分、特に接着剤成分と硬化剤成分とを混合させる装置で、接着剤成分の貯蔵容器90と硬化剤成分の三つの貯蔵容器91,92,92’を受ける充填ヘッド104を形成する支持板を備える可動可能な支持板或いはハウジング並びに接着剤成分の貯蔵容器90と硬化剤成分の二つの貯蔵容器91,92用の油圧シリンダを作動させる第一駆動装置102、混合装置1の第二駆動装置250と歯付きラックとして設計されたピストンロッドを作動させる第三駆動装置270とから成る。
【解決手段】中空円筒状ステータ部品とロータ部品とから成り、縦軸線に同心的に回転できる混合装置1と、ロータ部品とステータ部品の間に混合室を形成させるリング形状隙間とによって、少なくとも二つの成分、特に接着剤成分と硬化剤成分とを混合させる装置で、接着剤成分の貯蔵容器90と硬化剤成分の三つの貯蔵容器91,92,92’を受ける充填ヘッド104を形成する支持板を備える可動可能な支持板或いはハウジング並びに接着剤成分の貯蔵容器90と硬化剤成分の二つの貯蔵容器91,92用の油圧シリンダを作動させる第一駆動装置102、混合装置1の第二駆動装置250と歯付きラックとして設計されたピストンロッドを作動させる第三駆動装置270とから成る。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、請求項1の上位概念に基づくペースト状或いは液状混合物を形成させるように、少なくとも二つの成分、特に接着剤成分と硬化剤成分とを混合させることによりすぐに使える充填材を生産させる装置に関する。
【背景技術】
【0002】
少なくとも二つの成分を混合させるそのような装置は、充填材の生産に使用されていて、1−2%の硬化剤成分が接着剤成分に混合されて硬化可能な充填材を生産させる。それぞれの成分の供給のために、混合装置は成分が混合室に加えられる入口から成る。成分は上流に配列されるカートリッジのような容器に貯蔵されていて、混合装置が充填材を備える装置の一部を形成する。
【0003】
例えば車両車体に関する表面の充填のためにすぐに使える充填材を生産させるそのような装置は、ドイツ実用新案第20307518明細書(特許文献1)から知られている。この装置は、ベースステーションに配列された二つの貯蔵容器から成り、一方の貯蔵容器が接着剤成分、即ち充填材成分から成り、他方が硬化剤成分から成る。計量装置によって、各二つの成分が送り通路によって連続的に混合室に供給されて、混合室にて成分が互いに接触される。混合室は柔軟なホースの管状部分から成り、プレスローラ或いはシリンダがホースに外側から作用し、プレスローラ或いはシリンダが管状部分を絞り、同時に管状部分を駆動するので、管状部分が長手方向軸線にて回転する。ホースの内壁に対して成分の摩擦と付着の結果として、成分が混合される。混合物が管状部分を通過した後にホースに設けられた出口に到達し、出口にて混合物がホースから連続的に抜け出す。ホース壁は気密なプラスチック材料から成るので、ホースを取り囲む空気が混合処理中に混合物に入り込まなく、孔或いは気泡の形状の混合物に閉じ込みできない。
【0004】
欧州特許出願公開第1627690号明細書(特許文献2)から、特に二成分接着剤を塗布する接着剤ガンが知られていて、このガンは簡単な形式で接着剤ガンにおける比較的粘性のある接着剤成分と比較的液状接着剤成分との間に出来るだけ幅広い範囲の混合物比を形成させる。この接着剤ガンは、第一円筒状容器から比較的粘性のある接着剤成分を押圧する第一ピストンから成る第一円筒状容器と;第二円筒状容器から比較的液状接着剤成分を押圧する第二ピストンから成る第二円筒状容器と;第一円筒状容器と第二円筒状容器に導く混合ユニットと;第一ピストンと第二ピストンを移動させる駆動手段とから成り、駆動手段が第二ピストンの速度と比較されるときに第一ピストンのより高速度に設計されていて、第一円筒状容器が第二円筒状容器より大きい内径から成ることを特徴とする。
【0005】
欧州特許出願公開第1570805号明細書(特許文献3)は、特に歯科目的用の幾つかの成分の混合物を発生させる装置を開示する。この装置は少なくとも二つのカートリッジとピストン用の駆動装置とから成り、各カートリッジが幾つかの成分から成る混合物の成分とカートリッジから成分を押圧するために設けられたピストンとから成り、駆動装置には駆動速度が設定でき、この駆動装置がステッピングモータから成る。低回転速度中にステッピングモータが公知の直流モータと比較されるときにより大きいトルクを提供することであり、ステッピングモータはピストンの速い前進引込みのために十分である比較的低いトルクさえも、高回転速度を備える。
【0006】
米国特許第6499630号明細書(特許文献4)は、二つの以上の注射器から二つの以上の流動性物質を等比例に放出させる配列を開示し、少なくとも一方の注射器が、特に歯科目的のために、それ自体に使用されるか、或いは他方の注射器に関連して使用される。この配列は、送り方向においてそれぞれのピストン位置から独立して分解可能な連結装置によって、両注射器本体と注射器ピストンが互いにしっかりと連結され得ることを備える。この配列では、連結装置はピストン及び/ 又は注射器本体が送り方向において互いに任意の所望相対位置で互いに連結され得るように設計されている。この配列は、さらに、注射器本体が所定相対位置のみで互いに連結され得るように設けられ、しかしながら、ピストンと関連されるピストンロッドが任意の所望相対位置で互いに連結され得る。
【0007】
しかしながら、実際の経験は、時折、装置の使用により混合された充填材が更に不均一性から成ることを示された。充填材が車両車体の表面を充填するために塗布されるならば、充填材は硬化剤成分が存在しない位置において硬化しない。そのような欠点を取り除くのは、比較的大きな労力と高消費に関連されている、というのは、充填材が研磨によって本体から取り除かれなければならなく、その後に本体が新たに充填されなければならないからである。そのような欠点が修繕手続中に検出されないままであるとき、且つ車体が実質的に塗装されるときに、その箇所を新たに再塗装することが必要になる。混合装置が延長された期間に非作用のままであるならば、充填材の乾燥が特にホースの端領域に起こり、使用できない装置となる。さらに、ホースが著しい磨減や引裂に晒される、というのは、ホースが装置の作動中に著しい屈曲作業を受けるからである。さらに、プレスローラ或いはシリンダによりこの装置が非常に高価で且つ場所の集中的である。
【0008】
更なる不利益があり、視覚的検査によって少なくとも硬化剤成分の添加ができないので、硬化剤成分と接着剤成分の混合装置への同時送りが保証されることを確認することが不可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】ドイツ実用新案第20307518明細書
【特許文献2】欧州特許出願公開第1627690号明細書
【特許文献3】欧州特許出願公開第1570805号明細書
【特許文献4】米国特許第6499630号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
この発明の目的は、混合物を形成させるように接着剤成分と硬化剤成分とを混合させる装置を創作して、硬化剤成分の一部が接着剤成分と他の硬化剤成分とに比較されるときに前流により混合装置へ供給されるので、接着剤成分が混合室に入るときに、既に小量の硬化剤成分が混合装置の前記混合室にあることを創作することである。
【0011】
さらに、接着剤成分と硬化剤成分の貯蔵容器内の充填高さの均等化が達成されるので、貯蔵容器から二つの成分を引き抜く開始時に、その貯蔵容器内における接着剤成分と硬化剤成分の表面高さが等しいと仮定され得て、装置が床モデル装置或いは壁モデル装置或いは可動装置として設計されている。
【0012】
好ましくは、装置がワゴンとして設計されているので、送りホースと電気ケーブルが回避されて、それで非常に大きな工場或いは生産ホールに使用され得る完全機能装置を創作させる。
【0013】
この発明の他の目的は、接着剤成分Aの冷却によって、例えば改良、即ち延長できる温度に接着剤成分Aを維持し、硬化剤成分Bと接着剤成分Aから成る混合された反応成分のポット寿命が反応時間を遅延させる。
【0014】
この目的は、特徴事項と関連して請求項1の上位概念によって装置に基づいて出発される。
【0015】
この発明は、中空円筒状ステータ部品と前記ステータ部品内に保持されるロータ部品とから成り、縦軸線に同心的に回転できる混合装置と、ロータ部品とステータ部品の間に創作され且つペースト状或いは液状混合物を形成させるように混合室を形成させるリング形状隙間とによって、少なくとも二つの成分、特に接着剤成分Aと硬化剤成分Bとを混合させることにより、特に車両車体の表面の充填用のすぐに使える充填材を生産させる装置であり、混合装置が接着剤成分Aを供給する少なくとも一つの流入ノズルと硬化剤成分Bを供給する少なくとも一つの他の入口及び混合物を放出させる放出開口から成り、流入ノズルと放出開口の間に混合室が設計されて、この混合室内には成分A、Bが混合され、混合室が上領域にて横支柱によって接続される二つの直立コラム状支柱を備える支持板から成り、支柱の間に充填ヘッドが配列され、充填ヘッドが支持板を形成し、接着剤成分Aの貯蔵容器と硬化剤成分B、B1、B2の三つの貯蔵容器を保持して受け取られ、ピストンロッドが貯蔵容器内に案内され、ピストンロッドが油圧シリンダに接続されていて、ピストンロッドの取付け案内要素が貯蔵容器上に設けられ、接着剤成分Aの貯蔵容器用の油圧シリンダ或いはピストンロッドを作動させる第一駆動装置が設けられ、硬化剤成分B、B1、B2の三つの貯蔵容器と混合装置の二つの貯蔵容器用の第二駆動装置が設けられ、硬化剤成分B2の第三貯蔵容器用の油圧シリンダ或いはピストンロッドを作動させる第三駆動装置が設けられ、三つのモータ駆動された駆動装置がプログラム切換装置或いは制御装置で一緒にされ、混合処理と接着剤成分Aの貯蔵容器と硬化剤成分B、B1の二つの貯蔵容器用の油圧シリンダ或いはピストンロッドの作動の開始に先立って、硬化剤成分B2の第三貯蔵容器用の第三駆動装置がすべての他の機能を独立的に作動されるので、現実の混合処理の開始に先立って、硬化剤成分B2の前流(fore-run) が約1秒間に生じ、混合装置のロータ部品の回転運動の開始と接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1の供給の後に、硬化剤成分B2の第三貯蔵容器用の第三駆動装置が硬化剤成分B2のそれ以上の供給を1秒の後流( after-run ) により作動され、硬化剤成分B2の第三貯蔵容器用の完全放出の場合には、ベースの二つの支柱の横断支柱上の箱状容器に配列される第三駆動装置によって駆動されるピストンロッドとして歯付きラックが硬化剤成分B2の第三貯蔵容器の下領域に到達されて、それ以上の下方運動では箱状容器を持ち上げ、箱状容器がヒンジによって縦支柱に片面に取付けされ、箱状容器がおよそ2mmだけ持ち上げられ、箱状容器のこの運動によって視覚信号化装置が作動され、全貯蔵容器用の硬化剤成分B2の空の第三貯蔵容器を交換するために全装置が非作動にされ、支持板が移動できるように設計されて、貯蔵容器のピストンロッドの油圧作動駆動装置を作動するために、コンプレッサから成り、貯蔵容器のピストンロッドの電気モータ駆動される駆動装置の作動のために且つ混合装置の作動のために電源から成り、装置が手動或いはモータにより駆動されて可動できるように設計される壁モデル或いは床モデル装置として設計されている技術的教示を包含する。
【0016】
この発明の有益な改良点は従属特許請求項に述べられている。
【0017】
他の実施例によると、装置の支持板が接着剤成分Aの貯蔵容器を受けるために且つ硬化剤成分B、B1、B2の三つの貯蔵容器を受けるために、支持板として設計された充填ヘッドから成り、四つの貯蔵容器がスリップしない或いは固定形式で充填ヘッドに位置されていて、その出口が充填ヘッドの送り通路の入口に一致し、その出口が混合装置の接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1、B2の流入ノズルと、或いは混合装置のために交換され得る捕獲容器の硬化剤成分B、B1、B2の流入ノズルとの有効な接続とされて、硬化剤成分B、B1、B2用の貯蔵容器における硬化剤成分B、B1、B2の過剰充填によって決定される量の受けて処分し、内部空間の貯蔵容器が容器中味に衝突する板形状ピストンから成り、ピストンロッドが幾つかの他の方法で設計されているモータ駆動可能な油圧シリンダ或いは駆動装置によって或いは手動作用によって容器の縦方向に移動でき、そのピストン或いはピストンロッドによって接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1、B2用の貯蔵容器の中味が混合装置に押圧され得るか、或いは硬化剤成分B、B1、B2用の貯蔵容器の部分中味が捕獲容器に押圧され得る。
【0018】
さらに、この発明は、貯蔵容器における硬化剤成分Bや接着剤成分Aの充填高さが異なっていて、引き抜く開始において二つの成分間の混合比を生じ、大量の硬化剤成分から成ることが得られるので、所定と必要な混合比が得られないことに基づいている。混合に必要な量で貯蔵容器から成分を引き抜く既に開始の際に貯蔵容器の接着剤成分Aと貯蔵容器の硬化剤成分B、B1の両方表面高さが精密に均一化されることが絶対的に必要である。この理由のために、硬化剤成分B、B1の貯蔵容器上の充填高さが貯蔵容器の接着剤成分Aの充填高さより高い。ほとんどの場合には、この過剰充填がおよそ10mmである。接着剤成分A用の新たな貯蔵容器を挿入して且つ硬化剤成分B、B1用の貯蔵容器を混合装置へ挿入すると、すべての成分A、B、B1のすべての調和が最初にもたらされる。これは、ピストンロッドに設けられたグリップ状ハンドルが手動により作動され、そのハンドルによって硬化剤成分B、B1の過剰充填量が貯蔵容器の外へ押圧されて装置に挿入された捕獲容器に置かれるまで硬化剤成分B、B1用の貯蔵容器内のすべてのピストンロッドが最初に移動されることを達成される。この配列では、接着剤成分A用の貯蔵容器内の板形状ピストンのような時間が前記接着剤成分Aに衝突されたまで、ハンドルの作動が生じ;この時点では、過剰充填量の硬化剤成分B、B1が押圧され得た。
【0019】
硬化剤成分B、B1の過剰高さを接着剤成分Aの過剰高さに対応させるために、ハンドルが張力レバーとして設計されている装置のハンドルがピストンロッド、或いは圧縮空気シリンダの高さの半分に作動される。接着剤成分A用の新たな貯蔵容器と硬化剤成分B、B1用の二つのカートリッジ状貯蔵容器とを装置に挿入させた後に、ハンドルがそれ以上に移動しないまで、ハンドルが全力、即ちおよそ30kgにより下方に引張られる。この点では、充填高さが均等化された。接着剤成分Aが硬化剤成分B、B1よりかなり大きな粘性を有するから且つ貯蔵容器量における接着剤成分Aの表面の寸法が全面の98%まであるから、接着剤成分Aがおよそ2バールの圧力を必要として底で貯蔵容器の出口から或いは充填ヘッドの出口から放出させるので、手動力により接着剤成分Aを貯蔵容器から押出できない。接着剤成分A用の10kg貯蔵容器において、0.15バールの圧力が接着剤成分Aに作用される。これは、無論、接着剤成分Aの輸送のために十分ではなく、その輸送が400kgの張力を必要とした。これは、達成できない。接着剤成分A用の3kg貯蔵容器において、30kgの張力が0.4バールの圧力を接着剤成分Aに作用させる。これは、接着剤成分Aをその貯蔵容器から混合装置へ押し込むのに十分ではない。それで、手動力が任意の接着剤成分Aを押出するのに決して十分ではない。硬化剤成分B、B1用の貯蔵容器内の過剰充填を取り除くために、捕獲容器のノズルスタッブが硬化剤成分B、B1用の装置の充填ヘッドの出口に挿入されて、その後にハンドルが全力で下方に引張られる。この点では、装置により混合させる作用容易さとその混合装置が形成される。硬化剤成分B、B1の過剰充填量を受ける捕獲容器が混合装置と交換されるので、接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1の混合物が生産され得る。すべての次の混合物が過剰充填の任意の除去を必要としない;これは接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1用の新たな貯蔵容器が装置へ挿入されるときにのみ再び必要とされる。
【0020】
この発明の実施例によると、捕獲容器が円筒状であるカップ状形成片から成るか、或いは幾つかの他の幾何学横断面形状から成り、片面に閉鎖される前記形成片の壁が並んで配列され且つ形成片の内部空間と連通する二つのノズルスタッブから成り、ノズルスタッブは、硬化剤成分B、B1用の充填ヘッドの出口へ挿入され得るノズルスタッブによって捕獲容器が充填ヘッドにクリップされ得るように配列され且つ設計されている。捕獲容器がもはや必要とされないならば、前記捕獲容器が充填ヘッドから引張られ、混合装置がクリップされる。
【0021】
二つのノズルスタッブと反対の壁表面には、捕獲容器の形成片が捕獲容器を保持して心合せするために装置に設けられたハンドル或いは締付け装置により或いは混合装置の駆動軸により係合されるノズルスタッブから成る。
【0022】
混合装置は中空円筒状ステータ部品と前記ステータ部品に保持されるロータ部品とから成り、縦軸線に同心的に回転でき、混合室がステータ部品とロータ部品の間のリング形状隙間として形成されていて、ステータ部品に形成された幾つかの第一混合歯が半径方向に内方に延びていて、ロータ部品に形成された幾つかの第二歯が半径方向に外方に混合室へ延びていて、ロータ部品の回転運動によって互いに対してステータ部品の混合歯を移動させ、それで成分A、B、B1、B2の混合を達成させ、ステータ部品が硬化剤成分B、B1、B2用の混合室に接続される三つの入口から成る。
【0023】
入口から離れて面する端には、ステータ部品が取付け開口を備えるリング形状保持装置から成り、その保持装置がバイヨネット接続部の形式で行われ、ステータ部品に回転自在に接続されていて、回転性が端ストッパによって制限されて、接着剤成分A用の送り込みにより接着剤成分A用の入口の取付けと同時に硬化剤成分のもの用の送込み装置により硬化剤成分B、B1、B2用の入口開口の取付けとが達成される。
【0024】
このリング形状保持装置は保持装置の周辺縁と平行な彎曲形状に延びている二つの対向スロット形状開口から成り、そのスロット形状開口の各が異なった幅の二つの案内部分から成り、それぞれに幅広い案内部分がステータ部品の下周辺縁に形成されるL字形状ガイドカムを挿入させるように設計されていて、幅広い案内部分の幅がガイドカムの自由アングル脚の長さに一致し、案内部分のそれぞれの狭い案内部分がL字形状ガイドカムの脚の厚さに一致する幅から成り、その脚がステータ部品の下周辺縁に形成されていて、混合装置の縦方向に平行に延びている。
【0025】
この発明の有益な実施例は、入口が混合装置の混合室へ直接に導くことを提供し、硬化剤成分の供給用の三つの入口があり、硬化剤成分との混合物の過多の供給を創作し、且つ混合装置の混合室へ前流と後流により第三貯蔵容器から硬化剤成分B2を供給できる選択を創作する。硬化剤成分の過多の供給の必要条件は、混合物の不均質性が硬化剤成分内のトラップ空気により通常に発生され;実際の明細書にはそのようなトラップ空気が硬化剤成分の注意深い生産によってさえ、確実に阻止され得ないことの認識に基づいている。硬化剤成分が混合物の全容積の5%以下、好ましくはおよそ2%のみの百分率から成り、硬化剤成分内のほとんど微小量のトラップ空気が任意の硬化剤成分を含有しなく、それで硬化しない混合物の特定箇所に生じ得る。この発明による装置において、好ましくは二つの貯蔵容器が硬化剤成分のために設けられ、個別の送り通路によって混合室に接続されていて、この場合には、空気気泡が一つの送り通路に含有され、それにもかかわらず、硬化剤成分が第二送り通路によって混合室に供給され続けられ得る。同時に硬化剤成分の空気気泡を含有するすべての送り通路の危険が数倍減少され、それで無視してもよい。装置は例えば次の接着剤システムのために使用され得る:ポリエステル樹脂(不飽和)、ペロキシド・スチレンシステム、エポキシ樹脂(二成分)、ポリウレタン樹脂システム、フェノール樹脂システム、シリコンシステム(二成分)、アクリルシステム(二成分)或いはチオコールシステム(ポリジサルファイド・システム)。
【0026】
視覚的検査によって硬化剤成分B、B1、B2の供給を検査できるために、少なくともステータ部品が透明な材料から形成されていて、透明な材料がポリカーボネート(PC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)及び/ 又はスチレン・アクリロニトリレ(SAN)から成るプラスチックのグループから選択される。この配列では、さらに、硬化剤成分が乾燥されるならば、特に有益である。硬化剤成分の供給が透明なステータ部品によって視覚できるので、混合装置の作動中に操作者が硬化剤成分の供給を眼で維持できる。
【0027】
この発明のそれ以上の有益な実施例は、第一混合歯が少なくとも一つの第一混合歯平面に配列され、そして第二混合歯が少なくとも一つの第二混合歯平面に配列され、混合歯平面がが縦軸線の方向において軸方向にレベルの形式で互いに関して片寄っているので、ロータ部品の第二混合歯が半径方向にステータ部品の第一混合歯のそれぞれの隙間で回転する。ステータ部品の第一混合歯から全体で、5つの混合歯平面が設けられているので、それぞれの隙間においてロータ部品の第二混合歯が4つの混合歯平面の全体に配列されている。この配列には、混合物が入口から放出開口まで通過し、全体で第一混合歯の5つの混合歯平面並びに第二混合歯の4つの混合歯平面である。
【0028】
有益に各例では、混合歯は軸方向において互いに向かい合う向合う領域から成り、ステータ部品とロータ部品の間の軸方向作用力の場合に互いに対して向合う領域を位置決めする。さらに、回転軸線に規則通り配列される平面に関して、向合う領域が角度αに傾斜されるので、材料が混合歯から取り除かれて混合物に到達することなしに、混合処理中に向合い領域が互いに摺動する。この方法では、回転軸線の方向においてロータ部品の長さを短く維持することができるので、ロータ部品或いはステータ部品の使用後に対応残量の混合物が混合室に残留する。この方法では、装置が成分の消費を低く維持できる。混合処理中にロータ部品の混合歯とステータ部品の混合歯とが成分の搬送圧の結果として互いに対して押圧され、歯が混合物に入る材料を研磨的に取り除くことなしに、互いに傾斜して延びている向合い領域が一方を他方の天部に摺動させる。この配列では、混合物の成分が互いに摺動させる向合い領域間の薄いフィルムを形成し、そのフィルムが摺動層として作用する。混合歯が回転軸線に規則通りに配列された平面に関して互いの方へ傾斜される角度αが少なくとも5°から成り、必要ならば、10°、好ましくは少なくとも15°から成る。
【0029】
この発明のそれ以上の有益な実施例は、ステータ部品が支持軸受領域から成り、ロータ部品が前記ロータ部品に形成されていた混合歯の面に静止し、摺動して軸方向摺動軸受配列を創作することを提供する。最初に、前記ステータ部品が支持軸受領域を混合歯と接触するまで、ロータ部品が入口と反対を向いた開放端面を介してステータ部品に挿入される。これはステータ部品にロータ部品の片面の軸方向軸受配列を可能とさせる。ロータ部品の幾何学が適合されて、混合歯が支持軸受領域に向合い静止するときに、ロータ部品の第一混合歯がステータ部品の第一混合歯のそれぞれの隙間に配置されている。ロータ部品の軸方向支持板が支持軸受領域に対してロータ部品をステータ部品に結合させる方向において生じて、ステータ部品の開放の方向における軸方向遊び中に互いに接触する第一と第二混合歯の危険がある。角度αに配列される向合う領域によって、ロータ部品が結合方向において支持軸受領域へ戻され、そこからロータ部品がステータ部品へ摺動される。
【0030】
この装置のそれ以上の有益な実施例は、開放され且つ好ましくは透明であり、貯蔵容器をカバーする保護カバーから成る装置の負荷支持構造から成り、特に好ましくは、保護スイッチが保護カバーと作用接続され、保護カバーが開放されるときに保護スイッチが装置を遮断する装置が設けられ、その保護カバーが透明なプラスチック或いは幾つかの他の適切な材料から成り、前記保護カバーがドア状形式に設計されている。
【0031】
装置の負荷支持構造が使用済み或いは新たな混合装置を受ける前及び/ 又は後容器から成る。
【0032】
床モデル装置として使用されるために、装置がベース板或いはH形状ベースから成る。
【0033】
装置を移動できるために、支持板が設計でハウジング状であり、装置を受ける支持板が移動できるように設計されていて、移動性が手動で、或いはモータ駆動により、好ましくは電気モータ駆動により達成される。このために、支持板或いはハウジングが電源、特に再充電可能な電池、好ましくは24ボルト作用と一緒に駆動モータに接続されるローラと、25リットル或いは50リットル或いは支持板或いはハウジングに配列される大量の圧縮空気の受取り容積を備える圧力容器とから成り、圧縮空気を発生させるコンプレッサが設けられ得る。このように形成された装置は電流接続部も、圧縮空気接続部も必要としなく、それで、例えば100メートル以上の長さの大きな生産ホールを備える大きな工場に使用するのに適している。それで、装置のすべてのモータ駆動のために、再充電可能な電池からの24ボルトの電流が利用でき、装置のすべての駆動モータが24ボルト作用に設計されている。装置の油圧駆動装置、即ち駆動装置は、その駆動装置が圧縮空気によって作動され、支持板或いはハウジングに配列され且つ圧縮空気により充填される圧力容器から圧縮空気を受けて、それは例えば設けられたコンプレッサによって行われる。例えば、10kgの接着剤成分Aを保持する貯蔵容器がさらに、満杯であり、より少ない圧縮空気が後で必要とされるより駆動シリンダの中空空間を充填するために使用される。装置の可動性の結果として、この装置は充填材が使用される任意の箇所に駆動され得る。
【0034】
装置の可動性を提供する他の実施例は、装置がベース板或いはH形状ベースから成る床モデル装置として設計されて、装置がロールから成る輸送テーブルに配列保持され、その輸送テーブルが装置を受ける天部支持板と、圧縮空気を受ける容器、圧縮空気発生器と電源、好ましくは再充電可能な電池及び/ 又は特に輸送テーブルの可動性を与える駆動モータを受ける他の棚状支持板とから成ることを提供する。
【0035】
装置がローラから成り、それで、移動され得るから、装置が完全に自給自足であり、任意の処理箇所に移動され得るので、生産ホール或いは工場における箇所に固定される装置と連動された長い移行が回避され得る。充填材は、これが圧縮空気或いは電流の接続部を必要とすることなしに、使用の箇所に直接に生産され得る。それで、装置のすべての駆動装置の圧縮空気及び/ 又は電流の供給が保証される。
【0036】
装置がより熱い気候で或いはより高い周囲温度で使用されるときに、硬化剤成分Bと接着剤成分Aのような混合反応成分のより速い反応が起こり、それは、充填材が使用される前に、接着剤成分と硬化剤成分から成る反応混合物が硬化するから、不利益であると認識されることが示されていた。それで、反応混合物のポット寿命を延ばすことが必要である、即ち時間間隔が延長されるべきであり、硬化剤成分Bと接着剤成分Aの混合後の反応成分の一部分が加工可能に残る。
【0037】
それ故に、硬化剤成分Bと接着剤成分Aのような反応成分のポット寿命を延ばすために、この発明は、接着剤成分Aが温度に保持され、その温度に基づいて、二つの混合成分AとBの反応時間を遅延させることができることを提供する。これは、硬化剤成分Bと接着剤成分Aのような反応成分のポット寿命を延ばすために、接着剤成分Aを冷却させるために、接着剤成分Aから成る貯蔵容器が冷凍システムと有効に接続されている。
【0038】
このために、次の技術的設計が例示的実施例として提案されている。
【0039】
接着剤成分Aを冷却させるために、この成分を受ける貯蔵容器が閉鎖可能なドアから成る容器挿入開口を備える閉鎖容器に配列されていて、前記容器の内部空間が好ましくはペルテア( Peltier ) 冷凍システムとして設計されている冷却装置の冷凍システムと有効に連通されていて、冷却装置が装置のベース板或いはベース或いは可動輸送テーブルに配列されている。
【0040】
他の実施例には、接着剤成分Aを冷却させるために、その貯蔵容器が装置の充填ヘッドに置かれた支持板とベース板に冷間輸送板として配列され、この冷間輸送板が冷却剤の供給と放出のために、リング形状形式で或いは幾つかの他の形式で配列された少なくともひとつの通路システムから成り、貯蔵容器が装置のベース板或いはベース、或いは可動輸送テーブルに配列された冷却装置と接続されていて、冷間絶縁層が一方で冷却剤を運搬する通路を備える貯蔵容器用の支持ベース板と他方で冷却されない充填ヘッドとの間に配列されている。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】ステータ部品とロータ部品とから成り、両部品が噛み合う混合歯から成り、接着剤成分を備える貯蔵容器を冷却させるペルテア( Peltier ) から成る二つの成分を混合させる装置を備えて、表面、例えば車両車体をすぐに使える充填材を生産させる可動装置の概略図を示す。
【図2】接着剤成分と硬化剤成分用の貯蔵容器のピストンロッドとその駆動手段の横断支柱によって連結された二つのコラムと開放状態における保護カバーから成る保持装置を備える可動装置の概略図を示す。
【図3】ピストンロッドとその駆動手段の横断支柱によって相互連結された二つのコラムと閉鎖保護カバーから成る保持装置を備える可動装置の概略図を示す。
【図4】接着剤成分用の貯蔵容器と硬化剤成分用の貯蔵容器を備える可動装置の概略図を示す。
【図5】図4による可動装置の横断面を示す。
【図6】硬化剤成分用の三つの貯蔵容器を備える可動装置の概略図を示す。
【図7】装置から取り除かれた硬化剤成分用の貯蔵容器を備えて、閉鎖空調容器に配列された接着剤成分用の貯蔵装置を備える可動装置の他の概略図を示す。
【図8】可動輸送テーブルに配列された装置の概略図を示し、その装置がすぐに使える充填材を生産させるために、床モデル装置として設計されている。
【図9】冷却剤を運搬する少なくとも一つ通路を備える場所に接着剤成分用の貯蔵容器の支持ベース板を備える装置の充填ヘッドの一部の垂直断面を示す。
【図10】冷却剤用通路を備えて、その通路が流入流出口から成り、接着剤成分用の貯蔵容器の支持ベース板の水平断面を示す。
【図11】冷却剤循環システム用の板に挿入された通路を備えて、接着剤成分用の貯蔵容器を適当な場所に備える支持ベース板の天面図を示す。
【図12】接着剤成分用の貯蔵容器と硬化剤成分用の三つの貯蔵容器を備える装置の一部の概略図を示す。
【図13】成分用入口と送り通路によって入口に接続される出口とから成り、混合装置と硬化剤成分の量を受ける捕獲容器はその量が硬化剤成分用の貯蔵容器における過剰充填から生じ、充填ヘッドと連動されていて、接着剤成分用の貯蔵容器のベース板として設計された充填ヘッドの概略図を示す。
【図14】接着剤成分と硬化剤成分用の出口を備える充填ヘッドの前面図を示す。
【図15】二つの硬化剤成分用の入口を備える充填ヘッドの天面図を示す。
【図16】充填ヘッドと関連された捕獲容器を備えて、適切な場所に接着剤成分と二つの硬化剤成分用の貯蔵容器を備える充填ヘッドの概略部分断面図を示す。
【図17】接着剤成分と比較されるときに過剰充填された接着剤成分用の貯蔵容器と硬化剤成分用の二つの貯蔵容器の部分投射部分垂直断面を示す。
【図18】硬化剤成分の過剰充填がその貯蔵容器から押出された後に接着剤成分用の貯蔵容器と硬化剤成分用の二つの貯蔵容器の部分投射部分垂直断面を示し、貯蔵容器から押出された過剰充填硬化剤成分量が捕獲容器へ置かれた。
【図19】捕獲容器の概略図を示す。
【図20】捕獲容器の垂直縦断面を示す。
【図21】混合室に接続された貯蔵容器から接着剤成分と二つの硬化剤成分用の制御可能な供給装置を備えて、ステータ部品とロータ部品とから成る混合装置との概略図を示し、成分用供給装置から反対を向いた端部においてステータ部品がステータ部品に分解自在に取付けられ且つ装置にしっかりと連結されるリング形状保持装置から成る。
【図22】リング形状保持装置の拡大天面図を示す。
【図23】リング形状保持装置の拡大底面図を示す。
【図24】図22のラインA−Aによる垂直断面を示す。
【図25】保持装置と係合するガイドカムを備えて、混合装置のステータ部品の底面図を示す。
【図26】ステータ部品に形成されたガイドカムを備えるステータ部品の一部の横方向図を示す。
【図27】ステータ部品とロータ部品と備える混合装置の概略分離成分図を示す。
【図28】接着剤成分と硬化剤成分用の供給装置を備える混合装置のステータの概略図を示す。
【図29】ロータ部品がステータ部品に挿入され、ステータ部品が断面図に示される混合装置の図を示す。
【図30】ステータ部品の断面図とロータ部品の断面図とから成る混合装置の横断面を示す。
【図31】ステータ部品の縦断面を示す。
【図32】ステータ部品の天面図を示し、この天面図が入口の方向からの端である。
【図33】混合装置のロータ部品の横方向図を示す。
【図34】混合室内の混合地帯に沿うロータ部品とステータ部品の部分横断面図を示し、この混合地帯が周辺にリング形状に延びていて、図にはステータ部品の歯がハッチで示され、ロータ部品の歯がハッチなしに示される。
【発明を実施するための形態】
【0042】
図1に示された可動装置100が例えば車両車体の表面を充填させるためにすぐに使える充填材を生産させ、その充填材が接着剤成分Aと硬化剤成分Bとから成り、この可動装置は第一駆動装置102を備える支持板101と、ステータ部品16とロータ部品19とから成る(図27)混合装置1用の保持装置103とから成り、二つの円筒状部品16と19との間には、リング形状隙間が混合室14を形成するために形成される。同時にハンドル103aを備える保持装置103が混合装置1用の第二駆動装置250を受ける(図1、6と7)。支持板101に支柱106、107が配列されていて、上自由端の領域には、横断支柱108によって相互接続されている。垂直支柱106、107の間には支持板104’として設計される充填ヘッド104が配列されている(図2)。この板形状充填ヘッド104が同時に支持ベース板104’として用いられて接着剤成分A用の貯蔵容器90を受けて、図3、4と12に示された実施例では、硬化剤成分B、B1、B2用の三つの貯蔵容器91、92、92’を受ける。貯蔵容器90、91、92、92’はスリップしない或いは固定した形式で充填ヘッド104に位置決めされている。貯蔵容器90、91、92、92’の出口が充填ヘッド104において送り通路204、205、206、206’の入口207、208、209、209’に対応して(図12)いて、これら送り通路は順に、装置100が作動を開始するときに、混合装置1の流入ノズル17a,17b,17’b,17”bに接続されている。それ故に、貯蔵容器90、91、92、92’の出口が入口207、208、209、209’に対応し、この入口207、208、209、209’が送り通路204、205、206、206’の充填ヘッド104に設けられていて、この出口が201、202、203、203’で示されている(図13、14と15)。
【0043】
支持板101がハウジング101’として設計されていて、支持板101と同じ形式に移動でき得る(図2、3、4、5、6と7)。
【0044】
四つの貯蔵容器90、91、92、92’はスリップしない固定した形式で充填ヘッド104に位置決めされている。
【0045】
送り通路204、205、206、206’の出口201、202、203、203’は混合装置1の接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1、B2用の流入ノズル17a,17b,17’b,17”b或いは混合装置1のために交換され得る捕獲容器230の硬化剤成分B、B1、B2用の流入ノズル231、232、232’に接続されていて、その捕獲容器230が硬化剤成分B、B1、B2用の貯蔵容器91、92、92’内の硬化剤成分B、B1、B2の量を受けて処理するのに用いられ、その量が過剰充填によって予め決定されていた。
【0046】
内部空間90a,91a,92a,92’aには、貯蔵容器90、91、92、92’はモータ駆動可能な油圧シリンダ或いは幾つかの他の方法に設計される駆動装置により或いは手動作用により容器の縦方向に移動できるピストンロッド243,244,245,245’によって容器中味に衝突する板形状ピストン240,241,242,242’から成り、そのピストンロッド243,244,245,245’によって接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1、B2用の貯蔵容器91、92、92’の中味が混合装置1へ押し込まれ得るか、或いは硬化剤成分B、B1、B2用の貯蔵容器91、92、92’の部分的中味が捕獲容器230へ押し込まれ得る(図17と18)。
【0047】
捕獲容器230は円筒状であるカップ状形成片235から成る、或いは好ましくは片面に閉鎖される幾つかの幾何学横断面形状から成り、前記形成片235の壁235cが形成片235の内部空間235bと連通する二つのノズルスタッブ231、232から成り、このノズルスタッブ231、232は硬化剤成分B、B1、B2用の充填ヘッド104の出口202、203に挿入され得るノズルスタッブ231、232、232’によって、捕獲容器230が充填ヘッド104にクリップされ得る。
【0048】
硬化剤成分が幾つかの貯蔵容器から充填ヘッド104まで供給されるならば、このとき、捕獲容器230が対応数のノズルスタッブ231、232、232’から成る。
【0049】
モータ駆動油圧シリンダ或いは幾つかのモータ駆動可能な油圧シリンダ110,111,112,112’によって、ピストンロッドが駆動され、貯蔵容器90、91、92、92’の内部空間90a,91a,92a,92’aに位置される自由端は板形状ピストン240,241,242,242’を支持するので、油圧シリンダ110,111,112,112’の作動中に貯蔵容器90、91、92、92’の内部空間に位置されるピストン240,241,242,242’を備えるピストンロッドがピストンロッドの縦方向に移動されて貯蔵容器90、91、92、92’の中味を混合装置1へ押し込む(図1、2、3、4と5)。油圧シリンダを作動させる、即ちスイッチオン・オフさせる駆動装置102のモータの作動が作動レバー115によって制御されるので、所望量の生産充填材がへら120を使用して取り除かれ得て、同時に混合装置1の駆動手段250をスイッチオン・オフさせることが行われる(図1と12)。
【0050】
図2、3、4と5はさらに、図1に示された装置100の三次元図を示す。充填ヘッド104には、接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1、B2用の容器受け装置が設けられている。容器受け装置内には輪郭部分が設けられて貯蔵容器90、91、92、92’の安定性を保証させる。
【0051】
図1に示された装置100が二つの成分、即ち接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1、B2を混合させる装置1から成る。個々の成分A、B、B1、B2は充填ヘッド104の送り通路204、205、206、206’によってこの混合装置に供給される。
【0052】
接着剤成分Aの貯蔵容器90から離れて図4と12によると、装置100が硬化剤成分B、B1用の二つの貯蔵容器91、92とさらに、他の硬化剤成分B2用の他の貯蔵容器92’とから成る。この貯蔵容器92’は安定形式で充填ヘッド104に或いは支持板104’に配列されている。他の貯蔵容器91、92の充填ヘッド或いは支持板に類似する形式において、装置が作用を開始するときに貯蔵容器の中味が容器から外へ押出され、中味が充填ヘッド104によって混合装置1に到達し、貯蔵容器92’の出口が充填ヘッド104或いは支持板104’の送り通路206に対応する(図13、14、15と16)。貯蔵容器92’からの硬化剤成分B2を押圧することは端へ固定されたピストン板242’を備える油圧駆動或いはモータ駆動ピストンロッド112’を介して駆動手段270によって行われて、ピストンロッド112’が歯付きラックとして即ち第三駆動手段270と機能的に有効に接続されるよう設計されている。油圧シリンダ或いはピストンロッド112’を作動させるために(図17と18)、第三駆動手段270が箱状容器285内の装置100のコラム状支柱106に配列されている。混合装置1のモータ駆動された駆動装置102、270とモータ駆動された駆動装置250がプログラム切換装置或いは制御装置280(図4)に一緒にもたらされて、混合処理の開始に先立って、換言すると、接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1を供給させるのに先立って且つ接着剤成分A用の貯蔵容器90と硬化剤成分B、B1用の貯蔵容器91、92の油圧シリンダ或いはピストンロッドの作動に先立って、硬化剤成分B2用の第三貯蔵容器92’の駆動手段270がすべての他の機能から独立して作動されるので、現実の混合処理の開始に先立って、硬化剤成分B2の先流がおよそ1秒間行われ、混合装置1のロータ部品19の回転運動の開始後に硬化剤成分B2用の第三貯蔵容器92’の第三駆動手段270が硬化剤成分B2用のそれ以上の供給のために1秒の後流により作動され、硬化剤成分B2用の第三貯蔵容器92’の完全放出の場合には、支持板101に箱状容器285内に配列される第三駆動手段270により駆動される歯付きラックが硬化剤成分B2用の第三貯蔵容器92’の下領域に到達する。下方へ移動し続ける歯付きラック(図面に図示されていない)は、ヒンジによって横断支柱108に片面にて取付けられる箱状容器285を持ち上げて、箱状容器285がおよそ2mmだけ持ち上げられ、箱状容器285のこの運動を介して視覚信号化装置が作動され、硬化剤成分B2と完全貯蔵容器の硬化剤成分B2用の空の第三貯蔵容器92’とを交換するために、全体装置100が非作動にされる。
【0053】
ノズルスタッブ231、232、232’と反対の壁面235cにおいて捕獲容器230の形成片235がノズルスタッブ234から成り、このノズルスタッブが捕獲容器230を保持心合せのために、装置100のハンドル或いは締付け装置103と混合装置1のために位置した駆動装置250の駆動軸と係合されている。
【0054】
図21乃至34に示された混合装置1は、ステータ部品16とロータ部品19とから成る。ロータ部品19がステータ部品16に挿入され、前記ステータ部品16に回転可能に保持される。ロータ部品19の駆動がCに作用する(図21と27)。混合物と前流後流用硬化剤成分B2を供給させるために、ステータ部品16が入口或いは入口ノズル17a,17b,17b’,17b”から成り、接着剤成分Aが入口17aを通して供給され、一方、硬化剤成分B、B1、B2が入口17b,17b’,17b”を通して供給される。成分の供給を例示するために、それぞれの矢印がA、B、B1、B2で示されている。ロータ部品19が縦軸線20に回転可能に保持され、突起22がロータ部品19で端に設けられ、突起22がロータ部品19と一緒に回転し、入口17aへ延びている。これはチキソトロピー揺変性接着剤成分Aの流動性の増加を生じて、複数の突起がロータ部品19の端へ設けられている。
【0055】
図21、22、23、24、25と26によると、装置100のベース101の保持装置103への混合装置1の取付けと据付けがリング状保持装置120によって行われる。このために、入口17a,17b,17b’から離れて向合う端16aにおけるステータ部品16が取付け開口121から成り且つステータ部品16に分解自在に接続されるリング状保持装置120から成り、バイヨネットタイプの固定配列の形式に回転でき、混合装置の回転性が端ストッパ122、123;122a、123aによって制限されて、接着剤成分Aの供給装置と接着剤成分A用の入口17aとの取付けが達成され、同時に硬化剤成分B、B1、B2の供給装置と硬化剤成分B、B1、B2用の入口17b,17b’,17b”との取付けが達成される。
【0056】
このリング状保持装置120は彎曲形状に延びている二つの対向スロット形状開口125、135から成り、スロット形状開口125、135の各々が異なった幅の二つの案内部分125a、125b、135a、135bから成り、それぞれの幅広案内部分125a、135aがステータ部品16の下周辺縁16aに形成される二つのL字形状ガイドカム140、140’の一方を挿入させるために設計されていて、幅広案内部分125a、135aの幅がガイドカム125、135の自由アングル脚140a、140’aの長さに一致して、案内部分のそれぞれの狭い案内部分125b、135bがL字形状ガイドカム140、140’の脚140b、140’bの厚さに一致する幅から成り、その脚140b、140’bはステータ部品16の下周辺縁16aに形成されていて且つ混合装置1の縦方向に平行に延びている。
【0057】
狭い案内部分125b、135bのそれぞれの外壁領域125c、135cがウエブ状壁部分125d、135dから成り、舌状縁領域127、137を形成するので、溝状窪みが形成され、その窪み深さがおよそL字形状ガイドカム140、140’のアングル脚140a、140’aの厚さに一致する(図21)。
【0058】
リング状保持装置120はプラスチック或いは幾つかの他の適切な材料、例えば金属から成る。
【0059】
リング状保持装置120は次のように使用され:リング状保持装置120が装置100の支持板101の保持装置103に取付けられ、幅広い案内部分125a、135aと狭い案内部分125b、135bを備えるスロット形状開口125、135が混合装置1と向合う(図21)。リング状保持装置120の取付け後に、混合装置1が保持装置120に置かれ、混合装置1のL字形状ガイドカム140、140’がスロット形状開口125、135の幅広い案内部分125a、135aをよって導かれる(図26)。その後に、混合装置1は、L字形状ガイドカム140、140’の自由脚140a、140’aがスロット形状開口125、135の狭い案内部分125b、135bの端と接触するまで、縦軸線で回転される。この処理では、L字形状ガイドカム140、140’の自由脚140a、140’aがリング状保持装置120の周辺縁(図12)に隣接して延びている狭い案内部分125b、135bの舌状縁領域127、137を把持される。それ故に、混合装置1がバイヨネットタイプ固定配列の形式でリング状保持装置120に且つそれで装置100のベース101の保持装置103とに保持される。混合装置1が反対方向に回転されると、バイヨネットタイプ固定配列が開放され、混合装置1が装置100から取り除かれ得るので、使用された混合装置1が新たな混合装置1と交換され得る。この方法により混合装置1が装置100に保持され、混合装置1をリング状保持装置120へ挿入させた後に、混合装置1の回転性がそのような形式で、リング状保持装置120、130のスロット形状開口125、135の端にて、端ストッパ122、123;122a、123aによって制限されていて、接着剤成分Aの供給装置と接着剤成分A用の入口17aとの取付けが達成され、同時に硬化剤成分B、B1、B2の供給装置と硬化剤成分B、B1、B2用の入口17b,17b’,17b”との取付けが達成される(図21)状況が達成される。
【0060】
ロータ部品19の端における突起22によって、運動エネルギーが接着剤成分Aに導入されてそのチキソトロピー揺変性を可逆に破壊させる;その結果、接着剤成分Aが下流混合室14に入るときに接着剤成分Aが二つの硬化剤成分BとB1とさらに一様に混合できる。混合室14がロータ部品19とステータ部品16の間のリング形状隙間の形式に形成されている。混合される成分A,BとB1は混合装置1に供給され、硬化剤成分B2が次の後流を備える前流によって混合室14へ既に供給された後に、成分が混合室14の内部にのみ組合せられる。この結果として、混合処理の完成後に且つ対応ベースステーションから混合装置の分離後に、混合物のすべての残物が混合装置1に残っている。前記混合装置1が使用後に処理されて対応する新たな部品と交換される使い捨て物品として設計されている。入口17b,17b’,17b”によって、硬化剤成分B、B1、B2が混合室14へ供給され、この混合室では硬化剤成分が接着剤成分Aと混合される。この配列では、成分A,BとB1が次の順序に行われる:すべての最初に、現実の混合処理の開始に先立って、およそ1秒間に硬化剤成分B2が前走として貯蔵容器92’から混合装置1まで供給され、任意の接着剤成分Aがなく、任意の他の硬化剤成分もなく。ロータ部品19が回転して開始された後に、硬化剤成分B2の後走が一秒以上に起こり、同時に接着剤成分Aと硬化剤成分BとB1の必要な量が貯蔵容器90、91、92から供給される。
【0061】
その後に小量の硬化剤成分Bが混合室14に供給される。同時に接着剤成分Aと硬化剤成分B1が供給されるので、混合室に到達する接着剤成分Aが硬化剤成分B或いはB2に結合し、それは既に混合室に存在し、それで、前記と混合する。このアプローチは既に存在する硬化剤成分B或いはB2を結合させ且つその成分と混合させた混合室へ流入する接着剤成分Aを生じるので、硬化剤成分を有しない接着剤成分の一部分が生じない。これは、貯蔵容器92’からの硬化剤成分B2が設けられた前走の結果として既に混合室14にあるので、接着剤成分が混合室14へ流れるときに導入した接着剤成分Aが硬化剤成分B2に出会うという特別な利点と関連されている。それ故に、混合室から放出する硬化剤成分と混合される接着剤成分がいつもあるので、最初に放出する混合物さえが硬化剤成分を含有し、直ちに処理され得る。その後に、接着剤成分が混合室14へ流れる前に、硬化剤成分が混合室14に供給される。硬化剤成分のこの前走は、硬化剤成分と硬化剤成分の計量装置90、91、92、92’の対応制御が行われる(図16)制御技術によって達成される。さらに、混合装置1のステータ部品16が硬化剤成分用の一つのみの供給装置から成る。この場合には、制御システムによって、最初に前流と後流としての小量の硬化剤成分B2の供給があり、これは小量の硬化剤成分の混合室14への供給により継続され、その後に接着剤成分の供給が即ち他の硬化剤成分と一緒に行われる。前流と後流の硬化剤成分のみが貯蔵容器92’から採用されるので、既に接着剤成分の供給に先立って、非常に小量の硬化剤成分が混合室14に存在するので、接着剤成分が混合室14に到達すると、接着剤成分が前流により導入された硬化剤成分と既に結合し、滑らかな遷移を形成するために、小量の硬化剤成分の供給が行われ、その後に硬化剤成分と接着剤成分のそれ以上の供給が行われる。二つの貯蔵容器から硬化剤成分を取る代わりに、前流と後流のために、硬化剤成分の二つの貯蔵容器の一方から硬化剤成分のみを取ることができる。しかしながら、二つの貯蔵容器が硬化剤成分のために設けられるならば、さらに、有益であり、硬化剤成分を備える別の貯蔵容器が前流と後流のために設けられている。
【0062】
好ましくは上流に配列される計量装置によって、混合される成分が混合室14を通してステータ部品16に配列される放出開口21まで連続的に運搬され、この放出開口が入口17a,17b,17b’の下流且つ混合室14の下流に配列されている。ステータ部品16には、幾つかの第一混合歯23が配列されて、混合室14へ半径方向内方に延びていて、ロータ部品19には第二混合歯24が配列されて、混合室14へ半径方向外方に延びている。
【0063】
ステータ部品16内のロータ部品19の回転運動によって、混合歯23、24が互いに対して移動されるので、二つの成分A、BとB1の混合が行われる。硬化剤成分の前流が既に行われ且つ次の接着剤成分Aの一部が硬化剤成分Bと混合されたならば、二つの他の成分AとBが混合室に供給される。その後に、混合室14において、供給接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1が相互に混合される。これら二つの成分A、BとB1は、それぞれの所望量の混合物が得られるまで、所定比で混合室へ供給される。第一混合歯23は第一混合歯平面10に配列されていて、第二混合歯24が第二混合歯平面11に配列されている。全体で、5つの第一混合歯平面10と4つの第二混合歯平面11とが設けられ、綴じ込まれるように、縦軸線20に沿って軸方向に交互に配列される。ロータ部品19の回転運動の結果として、第二混合歯24が静止するためにステータ部品16に形成される第一混合歯23の隙間で半径方向に回転する。この結果として、剪断運動或いは分割運動が混合歯23と24の間に発生されるので、混合物が最適混合である。
【0064】
二つの成分A、B及び/ 又はB1の一次混合は、ロータ部品19の前端に配列される大きな第二の混合歯24により行われるので、これら成分がこの混合歯平面によって予め混合される。端へ配列される大きな第二の混合歯24はロータ部品19の周辺に四つ折りに配列される;これら混合歯は四つ折りに存在する突起22への遷移を形成する。開放端にて、ステータ部品16は受取り開口から成り、ロータ部品19に形成された円筒状軸受部分27がロータ部品19をステータ部品16に保持させる。これは、ステータ部品16にてロータ部品19の半径方向軸受配列を創作する。ロータ部品19における円筒状軸受部分27の直径取付けは、対応摺動軸受配列が創作されるような寸法とされている。
【0065】
図30は混合装置1の横断面を示し、両ステータ部品16とロータ部品19が横断面で示される。線図は特に混合歯23と24の配列を例示し、第二混合歯24がロータ部品19に形成され、射出成形の使用によるロータ部品19の生産に関連される限り、単一成形継手が単一コラム射出成形工具を加えるのに十分である。この線図はさらに、混合歯23と24が均一材料の使用によりステータ部品16或いはロータ部品19に形成されるので、混合装置1のみがこれら二つの成分から成ることを示す。ロータ部品19は窪み29である中空である内部領域から成る。捕獲リブ25は窪み29へ半径方向内方に延びていて、全部で8個の捕獲リブ25が周辺に配列されている。ステータ部品16は外周に設けられる三日月状捕獲輪郭15から成る。
【0066】
図31は縦軸線20に沿って断面図に示されたステータ部品16の横断面を例示する。それ故に、直接に混合室14に導かれる入口17a,17b,17b’の配列が断面図で示されている。ステータ部品16の壁の内側には、第一混合歯23が5つの平面の全体に配列されていて、全体で、12個の第一混合歯23が設けられて、一つの混合歯平面に離れて周辺に間隔されている。端が入口17a,17b,17b’と反対である混合室14の端において、放出開口21が設けられていて、混合室14から混合物を半径方向外方に排出する(図5)。ステータ部品16の外周は板状形成部品18から成り、全体で、三つの板状形成部品18が放出開口21の高さに且つステータ部品16の端に設けられている。支持軸受領域12の高さには、入口17a或いは17bが混合室14に遷移をさせ、支持軸受領域12がロータ部品19の軸方向軸受配列を形成させる(図示されていない)。入口17a,17b,17’b,17”bの反対である後端には、ステータ部品16が端で開放されるので、ロータ部品19がこの開口を通してステータ部品16に結合され得る。開口の領域には、ステータ部品16が一部として設計される中空空間28から成り、この領域へ移動する混合物を受け取る。場合によっては混合物を放出できるために、出口開口13が壁に形成され、全体で、二つの開口が周辺に配列されている。
【0067】
図32がステータ部品16の天面図を示し、特に入口17a,17b,17’bの配列が示される。入口17aが設計において偏心していて、円形横断面から成る。入口17aから離れて、二つの入口17b,17’bが設けられて、硬化剤成分を混合室14へ残り供給できる。この配列には入口17b,17’b、17”bが互いから離れて間隔されるように設計されている;入口が送りラインと互いから離れている計量装置91、92とによって送られる。さらに、線図は放出開口21の配列を示し、ステータ部品16から横方向に混合物を運搬させる。
【0068】
図33がロータ部品19を示し、特にロータ部品19の周辺の分布が関連されている限り、第二混合歯24が示される。全体で、12個の混合歯が混合歯平面に設けられるので、全体の4個の混合歯平面11により全体の48個の混合歯がロータ部品19に設けられている。さらに、ロータ部品19の上部品には、混合物を予め混合させる4個の他の混合歯24がある。これら混合歯が突起22に移行させ、ロータ部品19の延長のタイプに四つ折りに配列される。
【0069】
図34がリング状周辺混合地域に沿って混合装置1の部分横断面を例示し、ステータ部品16の混合歯23が線図にハッチで示されていて、ロータ部品19の混合歯24がハッチせずに示されている。個々の混合歯平面の混合歯23と24が互いから離れて間隔されるように配列されていて、歯が互いに対する隙間から成る。個々の混合歯平面の間に混合歯23と24が隙間から成り、隙間を通してそれぞれの隙間と反対である混合歯が回転運動中に走行する。混合室14への成分A、Bの連続的供給によって、混合物流れの分割が行われ、即ち混合物流れの一部がそれぞれの歯23と24の片側に流れ、他の部分がそれぞれの歯23と24の他の側を通して流れる。この分割がレベル或いは混合歯平面の数に一致する幾つかのステージにおいて行われるから、混合物が強力に混合される。
【0070】
混合歯23が第二混合歯24に形成される向合う領域30と反対である向合う領域31から成る。混合歯23と24の接触中に、混合歯からの材料の取り除きなしに摺動が起こることを可能とする。これは特に、ロータ部品19がステータ部品16に関して量xだけ片寄るときに行われるので、混合歯23と24が互いに出会う。向合う領域30、31は角度αに傾斜され、前記角度αが好ましくは15°である。
【0071】
装置100を作動するために、方法技術的には、ピストン板240、241、242、242’を備えるピストンロッド110、111、112、112’が開放された貯蔵容器90、91、92に手で挿入され、ピストン板が貯蔵容器90、91、92、92’の開口縁の下に静止するとすぐに、硬化剤成分B2用の貯蔵容器92’のピストンロッド245’を作動させる油圧駆動装置270が作動されて、硬化剤成分B2用の前走が開始されることが進行される。硬化剤成分B2用の前走が開始されるとすぐに、接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1用の貯蔵容器90、91、92のピストンロッド110、111、112を作動させる油圧モータ102が作動されて、同時に硬化剤成分の後走が開始され;次に個々の混合処理が実施される。この措置は、操作者の手の指が開口縁の領域に、特に接着剤成分Aの貯蔵容器90の領域に静止するときに生じた損傷を阻止し、それで、容器の方向において比較的高圧で移動されるピストン板の結果として、停止された。
【0072】
混合装置1のノズルスタッブ状流入開口17a,17b,17’b,17”bは、装置1が作動を開始する(図6と21)ときに充填ヘッド104の出口201,202,203,203’へ挿入される。この点では、保持装置103が開放されて、混合装置1の流入開口17a,17b,17’b,17”bが充填ヘッド104の出口201,202,203,203’へ挿入され、保持装置103が閉鎖され、同時に保持装置103に設けられた駆動モータ250とロータ部品19との接続が形成される(図6)。
【0073】
貯蔵容器の交換を容易とするために且つ貯蔵容器の充填高さの均一化を達成させるために、前記充填高さが接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1の間で相違し、硬化剤成分B、B1の貯蔵容器91、92の過剰充填を取り除くので、捕獲容器230が設けられ、貯蔵容器90、91、92から成分A、B、B1を引き出す開始にて、混合装置1の代わりに、装置100に挿入される。
【0074】
捕獲容器230の成形片235がプラスチック或いは幾つかの適切な材料から成る。
【0075】
捕獲容器230の取り扱いは次のようである:
接着剤成分Aの新たな貯蔵容器90と硬化剤成分B、B1の新たな貯蔵容器91、92を装置100への挿入後に(図16)、捕獲容器230が保持装置103へ挿入される(図16)、前記捕獲容器230のノズルスタッブ231、232が充填ヘッド104の送り通路205、206の出口202、203へ挿入されて、送り通路205、206によって、硬化剤成分B、B1が供給される(図13と16)。捕獲容器230を充填ヘッド104へ挿入した後に接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1の貯蔵容器90、91、92のピストンロッド110、111、112に接続されるハンドル260が全力により矢印Xの方向に即ち装置100のベース101の方向に引張られる(図1)ので、板状ピストン240、241、242が貯蔵容器90、91、92の成分A、B、B1の表面0B、0B1、0B2に衝突するまで、ピストンロッド110、111、112が矢印x1,x2,x3の方向に(図17)に移動される。次に、ハンドル260を引張ることが増加され、その結果、硬化剤成分B、B1の二つの貯蔵容器91、92における過剰充填が貯蔵容器91、92から押圧され且つ捕獲容器230へ押圧される(図18)まで、硬化剤成分B、B1の貯蔵容器91、92の中味が矢印x4,x5の方向に押し込まれる。このために、三つの貯蔵容器90、91、92の充填高さが貯蔵容器90内の充填高さに到達された、というのは、硬化剤成分B、B1の粘性と比較されるときに接着剤成分Aの大きな粘性により、接着剤成分Aが貯蔵容器91、92から硬化剤成分B、B1の量から押出する期間に貯蔵容器90から押圧されないからである。
【0076】
すべて三つの貯蔵容器90、91、92の充填高さが均等化されると(図18)、硬化剤成分B、B1の量を含有する捕獲容器230は、その量が過剰充填を説明し、充填ヘッド104から引き出されて処分される(図18)。捕獲容器230が充填ヘッド104から引き出された後に、混合装置1が前記充填ヘッド104に置かれ、混合装置1のノズルスタッブ状入口17a,17b,17’bが充填ヘッド104における送り通路204、205、206の出口201,202,203へ挿入される(図17)。充填ヘッド104における硬化剤成分B、B1の出口202,203の配列と、混合装置1のノズルスタッブ状入口17b,17’bの配列並びに捕獲容器230のノズルスタッブ231、232の配列は、混合装置1のノズルスタッブ状入口17b,17’bと捕獲容器230のノズルスタッブ231、232の両方が充填ヘッド104における硬化剤成分B、B1の出口202,203へ挿入され得るようになっている。さらに、充填ヘッド104における接着剤成分Aの出口201の配列は、接着剤成分Aのノズルスタッブ状入口17aが充填ヘッド104における接着剤成分Aの出口201と連通するようになっている(図13)。
【0077】
混合装置1と捕獲容器230を備えるこの発明による装置100の使用により、接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1、B2とを混合させてペースト状或いは液状混合物を形成することによって、表面、例えば車両車体の表面を充填するすぐに使える充填材は、貯蔵容器90内の接着剤成分Aと二つの貯蔵容器91、92内の硬化剤成分B、B1との表面高さの均一化のために接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1の混合量を引き出す開始に先立って、二つの貯蔵容器91、92内の硬化剤成分B、B1の表面高さが貯蔵容器90内の接着剤成分Aの表面高さに関してより高く設定され;その後に手動作用により内部空間90a、91a、92aに配列されるピストンロッド110、111、112が、自由端支持板状ピストン240、241、242におけるピストンロッド110、111、112が容器中味に対して貯蔵容器90、91、92内で手動で移動され、同時に貯蔵容器90内の接着剤成分Aと貯蔵容器91、92内の硬化剤成分B、B1に衝突させていて、そして接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1の同じ表面高さが達成されるまで、貯蔵容器91、92から硬化剤成分B、B1の過剰充填量が装置1に挿入された捕獲容器230に押圧され、それにより捕獲容器230が混合装置1と交換され、続いてすべてのピストンロッド110、111、112がモータ駆動或いは油圧力によって作動されて接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1の量を押圧し、その量が貯蔵容器90、91、92から成分A、B、B1を混合させる混合装置1へ混合物を生産させるために必要とされ、現実の混合装置1の開始に先立って、硬化剤成分B2が追加的貯蔵容器92’から取り出され、混合装置1の混合室14に前流と後流として供給されるか、或いはこの方法に関連した処理に組み込まれ得るような形式で生産される。
【0078】
装置の負荷支持構造は、貯蔵容器90、91、92、92’をカバーするが開放される透明な保護カバー200から成り、保護スイッチが設けられて保護カバー200と装置100とに有効に接続していて、保護カバーが開放すると、保護スイッチが装置を遮断し、保護カバーが透明なプラスチック或いは幾つかの適切な材料から成り、前記保護カバーがドア状形式に設計されている(図2)。
【0079】
さらに、装置100の負荷支持構造が使用済み或いは新たな混合装置1を受ける前及び/ 又は後容器300、301から成る(図4と5)。
【0080】
光学信号装置290から離れて、装置100の負荷支持構造には、電源に接続された視覚的に他の視覚信号装置350、例えば白光或いは着色光を発生させる信号光351及び/ 又は信号警報或いはサイレン361のような音響信号装置360が配列されていて、両信号装置350、360の両方が装置100の始動中に所定期間、好ましくは2或いは3分の期間に発光及び/ 又は信号発生によって作動され得る。信号発生装置360は硬化剤成分B2の貯蔵容器92’が空である(図1)ことを表示する表示の場合に作動され得る。
【0081】
装置100を受ける支持板101は移動できるように設計されて、このために、ローラ405から成る(図2、3、4)。貯蔵容器90、91、92、92’のピストンロッドの駆動装置が油圧式に作動される限り、コンプレッサ400、好ましくはミニコンプレッサが支持板101上に配列されていて、そのコンプレッサによって圧縮空気が発生されてピストンロッドに接続される油圧シリンダ110、111、112、112’を作動させるために必要とされる。コンプレッサ400が容器401から成り、好ましくは少なくとも20バールの圧力を受ける少なくとも20リットルの空気から成る。
【0082】
貯蔵容器90、91、92、92’のピストンロッドと、混合装置1のロータ部品19を作動させ並びに装置100をオン・オフに切換える歯付きラック用の駆動装置270を作動させる電動モータ駆動された駆動装置が支持板101に設けられていて、電源410が例えば再充電可能な電池、好ましくは一つの或いは幾つかのモータ車両電池に配列され、変圧器に接続され得る。
【0083】
支持板101はハウジング101’として設計され得る。支持板に或いはハウジングには25リットル或いは50リットル或いは大量の圧縮空気の容量を備える圧縮空気容器401及び/ 又は電源410が配列されている(図1、2、3、4、5、6と7)。好ましくは24ボルト作用の再充電可能な電池が電源410として使用される。必要な圧縮空気を発生させるために、圧縮空気容器401がコンプレッサ400に接続され得る。圧縮空気容器401に圧縮空気を貯蔵させる可能性の結果として、圧縮空気が装置100を作動させる任意の時間に有効である。
【0084】
装置100を移動できるために、ハウジング101’として設計され得る支持板101がローラ405から成る(図2、3、4、5、6と7)。装置の手動運動のために、支持板101或いはハウジング101’或いは装置100自体がバー状ハンドル406から成る(図2)。支持板101或いはハウジング101’上の装置100のモータ駆動運動のために、駆動モータ408が設けられていて、電源401により供給される(図1)。オン・オフスイッチと速度制御装置(図面に図示されていない)によって、装置の運動が制御できる。装置100の可動設計では、貯蔵容器90、91、92、92’がスリップしない固定式で装置の充填ヘッド104に位置されている。
【0085】
図8によると、装置の可動性を備えるそれ以上の可能性は、ベース板或いはH字状ベース130から成る床モデル装置として設計される装置100から成り、装置100を移動させるために、ローラ405から成る輸送テーブル140に配列されて保持され、その輸送テーブルが装置100のベース面と取付け面としての天支持板141と、圧縮空気を含有する容器401を受ける他の棚状支持板142と圧縮空気発生器及び/ 又は電源410、装置100の可動性を備える好ましくは再充電可能な電池及び/ 又は駆動モータ408とから成る。電源として使用される再充電可能な電池が好ましくは24ボルト作用のために設計される。
【0086】
特に高い温度を備える日には、過度な熱にとって、二つの反応成分AとBのゲル化が非常に迅速に行われるので、得られた充填材を充填させる有効な時間が余りにも短いので、ゲル化が既に2分内に行われることが起こっている。それ故に、充填するのに有効な時間、好ましくは3ー4分が延長されることが必要である。これは、接着剤成分Aを冷却させることによって達成できる。
【0087】
硬化剤成分Bと接着剤成分Aのような反応成分のポット寿命を延長させるために、接着剤成分Aから成る貯蔵容器90が閉鎖容器150に配列されていて、上領域が貫通孔から成り、孔を通してピストンロッドがピストンロッドの自由端に接続され且つ容器90の内部空間に位置されるピストン板を移動できるように導かれる。この容器150は閉鎖可能な容器挿入開口151から成る(図7)。底端には、容器150が容器90の出口に一致する開口から成る。好ましくは容器150が適切な冷間絶縁材料から成る。
【0088】
容器150の内部空間152は冷却装置155の冷凍システムと有効に接続されていて、貯蔵容器90と上昇周囲温度で前記貯蔵容器90に配列される接着剤成分Aとを冷却させる。好ましくは、ペルテア冷凍システムが冷却のために使用され;しかしながら、冷却装置155が装置100のベース板或いはベース130に或いは可動輸送テーブル140に配列されている(図7と8)。幾つかの他の形式で設計された冷凍システムが使用され得る。
【0089】
図9と10は接着剤成分Aを冷却させる他の実施例を示す。この実施例によると、接着剤成分Aを冷却させるために、その貯蔵容器90が、装置100の充填ヘッド104上適切な場所に置かれた支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”に配列されて、その支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”が冷媒の供給と放出のために円形であるか、或いは幾つかの他の形式で配列される少なくとも一つ通路システム157から成り、貯蔵容器90が装置100のベース板或いはベース130に或いは可動輸送テーブル140に配列されている冷却装置155に接続されていて、冷間絶縁層158が一方で冷媒と他方で非冷却充填ヘッド104を運搬する通路157を備える貯蔵容器90用の支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”の間に配列されている。冷間絶縁層158は接着剤成分Aの出口通路207へ或いは装置100の混合装置1へ延びている(図9)。
【0090】
図10に示されるように、通路システム157が送り通路157’と放出通路157”とから成る。冷媒を充填させることが159で行われる。二つの通路部分157b、157cを相互接続させる通路部分157aは159における閉鎖可能な開口から成る。
【0091】
支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”へ導入された冷媒によって、支持ベース板104’、特に貯蔵容器90用のベース領域と特に接着剤成分Aの領域を形成するブロックは、より低い温度まで冷却され、そのブロックが貯蔵容器90の底領域に位置される。例えば10°Cー12°Cの温度の水が冷媒として使用されるならば、次に、貯蔵容器の底領域の接着剤成分Aが15°Cの温度に維持されるならば、既に十分であり、その結果としてポット寿命が既に延長されている。
【0092】
水或いは幾つかの他の適切な冷媒から離れて、冷間空気が冷媒として使用され得る。冷却装置155が知られていること自体である形式で設計されている。
【0093】
貯蔵容器90用の支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”が支持板104’に一致するように設計されて、ベース板156に貯蔵容器90を安全に保持することを保証し、そのベース板が対応穴から成り、接着剤成分Aが混合装置1の混合処理の間に供給され得る。
【0094】
適切な材料が冷間絶縁層158として使用されて、その仕事は充填ヘッド104を全体に冷却させることであり、冷却装置155の仕事が貯蔵容器90の支持ベース板104’を冷却させるので、特に貯蔵容器90の底領域における容器中味は、熱い周囲空気、即ち所望と所定の温度と比較されるときに冷却される。支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”の温度が所定間隔で測定され得て、所定温度値と比較され得る。次に、冷媒の温度が得られた測定結果によって制御されるので、支持ベース板104’が次に所望と必要な温度である。
【0095】
図11に示されるように、接着剤成分Aの貯蔵容器90の支持ベース板104’が冷媒、例えば水用の多数の通路を備える通路システム157から成る冷間輸送板104”を形成し、その通路が板材料に形成される。この冷間輸送板104”は通路を通して流れる冷媒によって冷却されるので、底領域や好ましくは出口90’の領域の貯蔵容器90とこの領域に位置される接着剤成分Aとは、接着剤成分Aが所定と必要な温度以上にあるならば、所定温度に冷却される。強力な冷却を達成させるために、通路システム157が送り通路157’と放出通路157”から成り、放出通路が送り通路と平行に延びていて、通路が支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”の全領域上に延びていて、その領域が貯蔵容器90の底の寸法により形成され、この実施例における通路157’、157”は各が接着剤成分Aの出口90’の片側に延びていて、その出口が貯蔵容器90の底に形成されるように配列されている。両通路157’、157”は接続通路157’”によって相互接続されていて、その接続通路が支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”から導かれ、その端が閉鎖されるように設計されるので、通路システム157が冷媒で充填され得る。通路システム157が別体の冷間輸送板104”のみに設けられることが可能であり、冷間輸送板が支持ベース板104’に置かれてこの支持ベース板に接続される。次に、貯蔵容器90がこの冷間輸送板104”に置かれている。この冷間輸送板には、通路システム157は、全板が冷却され、貯蔵容器90の底板における出口90’で冷却されるように設計されている。冷間輸送板104”は支持ベース板104’の入口と一致する穴から成り、この入口が混合装置1の接着剤成分Aの出口161に導かれる出口通路160と連通する(図11)。
【0096】
図11によると、接着剤成分Aを冷却させる他の選択が支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”から成り、接着剤成分A用の貯蔵容器90が支持ベース板或いは冷間輸送板104に位置され、貯蔵容器が冷却水により冷却される例えば金属錫である。この水は冷凍器166に配置される水容器165によって冷却される。前走ホース157’aと戻しホース157”とによって水容器165は冷間輸送板104”の二つの通路157’、157”に接続されている。ポンプ167が直列に接続されていて、冷却水を冷間輸送板104”に送ることができる。冷間輸送板104”が下方向き金属チューブ168から成る。冷間輸送板104”が装置100の充填ヘッド104から絶縁されるので、冷却された冷間輸送板104”からの冷間が充填ヘッド104へ移送され得ない。
【0097】
金属チューブ168の出口端のみに、即ち接着剤成分Aが混合装置1に入る前に、接着剤成分Aを備える小さい領域であり、この領域がまだ完全に冷却されなかった、それ故に、さらに、熱くなる。接着剤成分Aのこの領域の温度を減少させるために、混合装置1のプラスチック混合ノズルが冷凍器166に貯蔵されるならば、有益である。混合ノズルが使用されてこの形式で予め冷却されたならば、混合ノズルに入る接着剤成分Aの一部が冷却されて、結果として一様に冷却され且つ混合された充填材が放出し、その結果、充填材の処理が積極的に影響され得る。
【符号の説明】
【0098】
1.....混合装置
14....混合室
16....ステータ部品
17a,17b,17’b....ノズルスタッブ状入口
19....ロータ部品
21....放出開口
90、91、92...貯蔵容器
100...装置
101...支持板
101’...ハウジング
104’...支持ベース板
104”...冷間輸送板
110、111、112、112’...ピストンロッド
150...容器
【技術分野】
【0001】
この発明は、請求項1の上位概念に基づくペースト状或いは液状混合物を形成させるように、少なくとも二つの成分、特に接着剤成分と硬化剤成分とを混合させることによりすぐに使える充填材を生産させる装置に関する。
【背景技術】
【0002】
少なくとも二つの成分を混合させるそのような装置は、充填材の生産に使用されていて、1−2%の硬化剤成分が接着剤成分に混合されて硬化可能な充填材を生産させる。それぞれの成分の供給のために、混合装置は成分が混合室に加えられる入口から成る。成分は上流に配列されるカートリッジのような容器に貯蔵されていて、混合装置が充填材を備える装置の一部を形成する。
【0003】
例えば車両車体に関する表面の充填のためにすぐに使える充填材を生産させるそのような装置は、ドイツ実用新案第20307518明細書(特許文献1)から知られている。この装置は、ベースステーションに配列された二つの貯蔵容器から成り、一方の貯蔵容器が接着剤成分、即ち充填材成分から成り、他方が硬化剤成分から成る。計量装置によって、各二つの成分が送り通路によって連続的に混合室に供給されて、混合室にて成分が互いに接触される。混合室は柔軟なホースの管状部分から成り、プレスローラ或いはシリンダがホースに外側から作用し、プレスローラ或いはシリンダが管状部分を絞り、同時に管状部分を駆動するので、管状部分が長手方向軸線にて回転する。ホースの内壁に対して成分の摩擦と付着の結果として、成分が混合される。混合物が管状部分を通過した後にホースに設けられた出口に到達し、出口にて混合物がホースから連続的に抜け出す。ホース壁は気密なプラスチック材料から成るので、ホースを取り囲む空気が混合処理中に混合物に入り込まなく、孔或いは気泡の形状の混合物に閉じ込みできない。
【0004】
欧州特許出願公開第1627690号明細書(特許文献2)から、特に二成分接着剤を塗布する接着剤ガンが知られていて、このガンは簡単な形式で接着剤ガンにおける比較的粘性のある接着剤成分と比較的液状接着剤成分との間に出来るだけ幅広い範囲の混合物比を形成させる。この接着剤ガンは、第一円筒状容器から比較的粘性のある接着剤成分を押圧する第一ピストンから成る第一円筒状容器と;第二円筒状容器から比較的液状接着剤成分を押圧する第二ピストンから成る第二円筒状容器と;第一円筒状容器と第二円筒状容器に導く混合ユニットと;第一ピストンと第二ピストンを移動させる駆動手段とから成り、駆動手段が第二ピストンの速度と比較されるときに第一ピストンのより高速度に設計されていて、第一円筒状容器が第二円筒状容器より大きい内径から成ることを特徴とする。
【0005】
欧州特許出願公開第1570805号明細書(特許文献3)は、特に歯科目的用の幾つかの成分の混合物を発生させる装置を開示する。この装置は少なくとも二つのカートリッジとピストン用の駆動装置とから成り、各カートリッジが幾つかの成分から成る混合物の成分とカートリッジから成分を押圧するために設けられたピストンとから成り、駆動装置には駆動速度が設定でき、この駆動装置がステッピングモータから成る。低回転速度中にステッピングモータが公知の直流モータと比較されるときにより大きいトルクを提供することであり、ステッピングモータはピストンの速い前進引込みのために十分である比較的低いトルクさえも、高回転速度を備える。
【0006】
米国特許第6499630号明細書(特許文献4)は、二つの以上の注射器から二つの以上の流動性物質を等比例に放出させる配列を開示し、少なくとも一方の注射器が、特に歯科目的のために、それ自体に使用されるか、或いは他方の注射器に関連して使用される。この配列は、送り方向においてそれぞれのピストン位置から独立して分解可能な連結装置によって、両注射器本体と注射器ピストンが互いにしっかりと連結され得ることを備える。この配列では、連結装置はピストン及び/ 又は注射器本体が送り方向において互いに任意の所望相対位置で互いに連結され得るように設計されている。この配列は、さらに、注射器本体が所定相対位置のみで互いに連結され得るように設けられ、しかしながら、ピストンと関連されるピストンロッドが任意の所望相対位置で互いに連結され得る。
【0007】
しかしながら、実際の経験は、時折、装置の使用により混合された充填材が更に不均一性から成ることを示された。充填材が車両車体の表面を充填するために塗布されるならば、充填材は硬化剤成分が存在しない位置において硬化しない。そのような欠点を取り除くのは、比較的大きな労力と高消費に関連されている、というのは、充填材が研磨によって本体から取り除かれなければならなく、その後に本体が新たに充填されなければならないからである。そのような欠点が修繕手続中に検出されないままであるとき、且つ車体が実質的に塗装されるときに、その箇所を新たに再塗装することが必要になる。混合装置が延長された期間に非作用のままであるならば、充填材の乾燥が特にホースの端領域に起こり、使用できない装置となる。さらに、ホースが著しい磨減や引裂に晒される、というのは、ホースが装置の作動中に著しい屈曲作業を受けるからである。さらに、プレスローラ或いはシリンダによりこの装置が非常に高価で且つ場所の集中的である。
【0008】
更なる不利益があり、視覚的検査によって少なくとも硬化剤成分の添加ができないので、硬化剤成分と接着剤成分の混合装置への同時送りが保証されることを確認することが不可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】ドイツ実用新案第20307518明細書
【特許文献2】欧州特許出願公開第1627690号明細書
【特許文献3】欧州特許出願公開第1570805号明細書
【特許文献4】米国特許第6499630号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
この発明の目的は、混合物を形成させるように接着剤成分と硬化剤成分とを混合させる装置を創作して、硬化剤成分の一部が接着剤成分と他の硬化剤成分とに比較されるときに前流により混合装置へ供給されるので、接着剤成分が混合室に入るときに、既に小量の硬化剤成分が混合装置の前記混合室にあることを創作することである。
【0011】
さらに、接着剤成分と硬化剤成分の貯蔵容器内の充填高さの均等化が達成されるので、貯蔵容器から二つの成分を引き抜く開始時に、その貯蔵容器内における接着剤成分と硬化剤成分の表面高さが等しいと仮定され得て、装置が床モデル装置或いは壁モデル装置或いは可動装置として設計されている。
【0012】
好ましくは、装置がワゴンとして設計されているので、送りホースと電気ケーブルが回避されて、それで非常に大きな工場或いは生産ホールに使用され得る完全機能装置を創作させる。
【0013】
この発明の他の目的は、接着剤成分Aの冷却によって、例えば改良、即ち延長できる温度に接着剤成分Aを維持し、硬化剤成分Bと接着剤成分Aから成る混合された反応成分のポット寿命が反応時間を遅延させる。
【0014】
この目的は、特徴事項と関連して請求項1の上位概念によって装置に基づいて出発される。
【0015】
この発明は、中空円筒状ステータ部品と前記ステータ部品内に保持されるロータ部品とから成り、縦軸線に同心的に回転できる混合装置と、ロータ部品とステータ部品の間に創作され且つペースト状或いは液状混合物を形成させるように混合室を形成させるリング形状隙間とによって、少なくとも二つの成分、特に接着剤成分Aと硬化剤成分Bとを混合させることにより、特に車両車体の表面の充填用のすぐに使える充填材を生産させる装置であり、混合装置が接着剤成分Aを供給する少なくとも一つの流入ノズルと硬化剤成分Bを供給する少なくとも一つの他の入口及び混合物を放出させる放出開口から成り、流入ノズルと放出開口の間に混合室が設計されて、この混合室内には成分A、Bが混合され、混合室が上領域にて横支柱によって接続される二つの直立コラム状支柱を備える支持板から成り、支柱の間に充填ヘッドが配列され、充填ヘッドが支持板を形成し、接着剤成分Aの貯蔵容器と硬化剤成分B、B1、B2の三つの貯蔵容器を保持して受け取られ、ピストンロッドが貯蔵容器内に案内され、ピストンロッドが油圧シリンダに接続されていて、ピストンロッドの取付け案内要素が貯蔵容器上に設けられ、接着剤成分Aの貯蔵容器用の油圧シリンダ或いはピストンロッドを作動させる第一駆動装置が設けられ、硬化剤成分B、B1、B2の三つの貯蔵容器と混合装置の二つの貯蔵容器用の第二駆動装置が設けられ、硬化剤成分B2の第三貯蔵容器用の油圧シリンダ或いはピストンロッドを作動させる第三駆動装置が設けられ、三つのモータ駆動された駆動装置がプログラム切換装置或いは制御装置で一緒にされ、混合処理と接着剤成分Aの貯蔵容器と硬化剤成分B、B1の二つの貯蔵容器用の油圧シリンダ或いはピストンロッドの作動の開始に先立って、硬化剤成分B2の第三貯蔵容器用の第三駆動装置がすべての他の機能を独立的に作動されるので、現実の混合処理の開始に先立って、硬化剤成分B2の前流(fore-run) が約1秒間に生じ、混合装置のロータ部品の回転運動の開始と接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1の供給の後に、硬化剤成分B2の第三貯蔵容器用の第三駆動装置が硬化剤成分B2のそれ以上の供給を1秒の後流( after-run ) により作動され、硬化剤成分B2の第三貯蔵容器用の完全放出の場合には、ベースの二つの支柱の横断支柱上の箱状容器に配列される第三駆動装置によって駆動されるピストンロッドとして歯付きラックが硬化剤成分B2の第三貯蔵容器の下領域に到達されて、それ以上の下方運動では箱状容器を持ち上げ、箱状容器がヒンジによって縦支柱に片面に取付けされ、箱状容器がおよそ2mmだけ持ち上げられ、箱状容器のこの運動によって視覚信号化装置が作動され、全貯蔵容器用の硬化剤成分B2の空の第三貯蔵容器を交換するために全装置が非作動にされ、支持板が移動できるように設計されて、貯蔵容器のピストンロッドの油圧作動駆動装置を作動するために、コンプレッサから成り、貯蔵容器のピストンロッドの電気モータ駆動される駆動装置の作動のために且つ混合装置の作動のために電源から成り、装置が手動或いはモータにより駆動されて可動できるように設計される壁モデル或いは床モデル装置として設計されている技術的教示を包含する。
【0016】
この発明の有益な改良点は従属特許請求項に述べられている。
【0017】
他の実施例によると、装置の支持板が接着剤成分Aの貯蔵容器を受けるために且つ硬化剤成分B、B1、B2の三つの貯蔵容器を受けるために、支持板として設計された充填ヘッドから成り、四つの貯蔵容器がスリップしない或いは固定形式で充填ヘッドに位置されていて、その出口が充填ヘッドの送り通路の入口に一致し、その出口が混合装置の接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1、B2の流入ノズルと、或いは混合装置のために交換され得る捕獲容器の硬化剤成分B、B1、B2の流入ノズルとの有効な接続とされて、硬化剤成分B、B1、B2用の貯蔵容器における硬化剤成分B、B1、B2の過剰充填によって決定される量の受けて処分し、内部空間の貯蔵容器が容器中味に衝突する板形状ピストンから成り、ピストンロッドが幾つかの他の方法で設計されているモータ駆動可能な油圧シリンダ或いは駆動装置によって或いは手動作用によって容器の縦方向に移動でき、そのピストン或いはピストンロッドによって接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1、B2用の貯蔵容器の中味が混合装置に押圧され得るか、或いは硬化剤成分B、B1、B2用の貯蔵容器の部分中味が捕獲容器に押圧され得る。
【0018】
さらに、この発明は、貯蔵容器における硬化剤成分Bや接着剤成分Aの充填高さが異なっていて、引き抜く開始において二つの成分間の混合比を生じ、大量の硬化剤成分から成ることが得られるので、所定と必要な混合比が得られないことに基づいている。混合に必要な量で貯蔵容器から成分を引き抜く既に開始の際に貯蔵容器の接着剤成分Aと貯蔵容器の硬化剤成分B、B1の両方表面高さが精密に均一化されることが絶対的に必要である。この理由のために、硬化剤成分B、B1の貯蔵容器上の充填高さが貯蔵容器の接着剤成分Aの充填高さより高い。ほとんどの場合には、この過剰充填がおよそ10mmである。接着剤成分A用の新たな貯蔵容器を挿入して且つ硬化剤成分B、B1用の貯蔵容器を混合装置へ挿入すると、すべての成分A、B、B1のすべての調和が最初にもたらされる。これは、ピストンロッドに設けられたグリップ状ハンドルが手動により作動され、そのハンドルによって硬化剤成分B、B1の過剰充填量が貯蔵容器の外へ押圧されて装置に挿入された捕獲容器に置かれるまで硬化剤成分B、B1用の貯蔵容器内のすべてのピストンロッドが最初に移動されることを達成される。この配列では、接着剤成分A用の貯蔵容器内の板形状ピストンのような時間が前記接着剤成分Aに衝突されたまで、ハンドルの作動が生じ;この時点では、過剰充填量の硬化剤成分B、B1が押圧され得た。
【0019】
硬化剤成分B、B1の過剰高さを接着剤成分Aの過剰高さに対応させるために、ハンドルが張力レバーとして設計されている装置のハンドルがピストンロッド、或いは圧縮空気シリンダの高さの半分に作動される。接着剤成分A用の新たな貯蔵容器と硬化剤成分B、B1用の二つのカートリッジ状貯蔵容器とを装置に挿入させた後に、ハンドルがそれ以上に移動しないまで、ハンドルが全力、即ちおよそ30kgにより下方に引張られる。この点では、充填高さが均等化された。接着剤成分Aが硬化剤成分B、B1よりかなり大きな粘性を有するから且つ貯蔵容器量における接着剤成分Aの表面の寸法が全面の98%まであるから、接着剤成分Aがおよそ2バールの圧力を必要として底で貯蔵容器の出口から或いは充填ヘッドの出口から放出させるので、手動力により接着剤成分Aを貯蔵容器から押出できない。接着剤成分A用の10kg貯蔵容器において、0.15バールの圧力が接着剤成分Aに作用される。これは、無論、接着剤成分Aの輸送のために十分ではなく、その輸送が400kgの張力を必要とした。これは、達成できない。接着剤成分A用の3kg貯蔵容器において、30kgの張力が0.4バールの圧力を接着剤成分Aに作用させる。これは、接着剤成分Aをその貯蔵容器から混合装置へ押し込むのに十分ではない。それで、手動力が任意の接着剤成分Aを押出するのに決して十分ではない。硬化剤成分B、B1用の貯蔵容器内の過剰充填を取り除くために、捕獲容器のノズルスタッブが硬化剤成分B、B1用の装置の充填ヘッドの出口に挿入されて、その後にハンドルが全力で下方に引張られる。この点では、装置により混合させる作用容易さとその混合装置が形成される。硬化剤成分B、B1の過剰充填量を受ける捕獲容器が混合装置と交換されるので、接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1の混合物が生産され得る。すべての次の混合物が過剰充填の任意の除去を必要としない;これは接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1用の新たな貯蔵容器が装置へ挿入されるときにのみ再び必要とされる。
【0020】
この発明の実施例によると、捕獲容器が円筒状であるカップ状形成片から成るか、或いは幾つかの他の幾何学横断面形状から成り、片面に閉鎖される前記形成片の壁が並んで配列され且つ形成片の内部空間と連通する二つのノズルスタッブから成り、ノズルスタッブは、硬化剤成分B、B1用の充填ヘッドの出口へ挿入され得るノズルスタッブによって捕獲容器が充填ヘッドにクリップされ得るように配列され且つ設計されている。捕獲容器がもはや必要とされないならば、前記捕獲容器が充填ヘッドから引張られ、混合装置がクリップされる。
【0021】
二つのノズルスタッブと反対の壁表面には、捕獲容器の形成片が捕獲容器を保持して心合せするために装置に設けられたハンドル或いは締付け装置により或いは混合装置の駆動軸により係合されるノズルスタッブから成る。
【0022】
混合装置は中空円筒状ステータ部品と前記ステータ部品に保持されるロータ部品とから成り、縦軸線に同心的に回転でき、混合室がステータ部品とロータ部品の間のリング形状隙間として形成されていて、ステータ部品に形成された幾つかの第一混合歯が半径方向に内方に延びていて、ロータ部品に形成された幾つかの第二歯が半径方向に外方に混合室へ延びていて、ロータ部品の回転運動によって互いに対してステータ部品の混合歯を移動させ、それで成分A、B、B1、B2の混合を達成させ、ステータ部品が硬化剤成分B、B1、B2用の混合室に接続される三つの入口から成る。
【0023】
入口から離れて面する端には、ステータ部品が取付け開口を備えるリング形状保持装置から成り、その保持装置がバイヨネット接続部の形式で行われ、ステータ部品に回転自在に接続されていて、回転性が端ストッパによって制限されて、接着剤成分A用の送り込みにより接着剤成分A用の入口の取付けと同時に硬化剤成分のもの用の送込み装置により硬化剤成分B、B1、B2用の入口開口の取付けとが達成される。
【0024】
このリング形状保持装置は保持装置の周辺縁と平行な彎曲形状に延びている二つの対向スロット形状開口から成り、そのスロット形状開口の各が異なった幅の二つの案内部分から成り、それぞれに幅広い案内部分がステータ部品の下周辺縁に形成されるL字形状ガイドカムを挿入させるように設計されていて、幅広い案内部分の幅がガイドカムの自由アングル脚の長さに一致し、案内部分のそれぞれの狭い案内部分がL字形状ガイドカムの脚の厚さに一致する幅から成り、その脚がステータ部品の下周辺縁に形成されていて、混合装置の縦方向に平行に延びている。
【0025】
この発明の有益な実施例は、入口が混合装置の混合室へ直接に導くことを提供し、硬化剤成分の供給用の三つの入口があり、硬化剤成分との混合物の過多の供給を創作し、且つ混合装置の混合室へ前流と後流により第三貯蔵容器から硬化剤成分B2を供給できる選択を創作する。硬化剤成分の過多の供給の必要条件は、混合物の不均質性が硬化剤成分内のトラップ空気により通常に発生され;実際の明細書にはそのようなトラップ空気が硬化剤成分の注意深い生産によってさえ、確実に阻止され得ないことの認識に基づいている。硬化剤成分が混合物の全容積の5%以下、好ましくはおよそ2%のみの百分率から成り、硬化剤成分内のほとんど微小量のトラップ空気が任意の硬化剤成分を含有しなく、それで硬化しない混合物の特定箇所に生じ得る。この発明による装置において、好ましくは二つの貯蔵容器が硬化剤成分のために設けられ、個別の送り通路によって混合室に接続されていて、この場合には、空気気泡が一つの送り通路に含有され、それにもかかわらず、硬化剤成分が第二送り通路によって混合室に供給され続けられ得る。同時に硬化剤成分の空気気泡を含有するすべての送り通路の危険が数倍減少され、それで無視してもよい。装置は例えば次の接着剤システムのために使用され得る:ポリエステル樹脂(不飽和)、ペロキシド・スチレンシステム、エポキシ樹脂(二成分)、ポリウレタン樹脂システム、フェノール樹脂システム、シリコンシステム(二成分)、アクリルシステム(二成分)或いはチオコールシステム(ポリジサルファイド・システム)。
【0026】
視覚的検査によって硬化剤成分B、B1、B2の供給を検査できるために、少なくともステータ部品が透明な材料から形成されていて、透明な材料がポリカーボネート(PC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)及び/ 又はスチレン・アクリロニトリレ(SAN)から成るプラスチックのグループから選択される。この配列では、さらに、硬化剤成分が乾燥されるならば、特に有益である。硬化剤成分の供給が透明なステータ部品によって視覚できるので、混合装置の作動中に操作者が硬化剤成分の供給を眼で維持できる。
【0027】
この発明のそれ以上の有益な実施例は、第一混合歯が少なくとも一つの第一混合歯平面に配列され、そして第二混合歯が少なくとも一つの第二混合歯平面に配列され、混合歯平面がが縦軸線の方向において軸方向にレベルの形式で互いに関して片寄っているので、ロータ部品の第二混合歯が半径方向にステータ部品の第一混合歯のそれぞれの隙間で回転する。ステータ部品の第一混合歯から全体で、5つの混合歯平面が設けられているので、それぞれの隙間においてロータ部品の第二混合歯が4つの混合歯平面の全体に配列されている。この配列には、混合物が入口から放出開口まで通過し、全体で第一混合歯の5つの混合歯平面並びに第二混合歯の4つの混合歯平面である。
【0028】
有益に各例では、混合歯は軸方向において互いに向かい合う向合う領域から成り、ステータ部品とロータ部品の間の軸方向作用力の場合に互いに対して向合う領域を位置決めする。さらに、回転軸線に規則通り配列される平面に関して、向合う領域が角度αに傾斜されるので、材料が混合歯から取り除かれて混合物に到達することなしに、混合処理中に向合い領域が互いに摺動する。この方法では、回転軸線の方向においてロータ部品の長さを短く維持することができるので、ロータ部品或いはステータ部品の使用後に対応残量の混合物が混合室に残留する。この方法では、装置が成分の消費を低く維持できる。混合処理中にロータ部品の混合歯とステータ部品の混合歯とが成分の搬送圧の結果として互いに対して押圧され、歯が混合物に入る材料を研磨的に取り除くことなしに、互いに傾斜して延びている向合い領域が一方を他方の天部に摺動させる。この配列では、混合物の成分が互いに摺動させる向合い領域間の薄いフィルムを形成し、そのフィルムが摺動層として作用する。混合歯が回転軸線に規則通りに配列された平面に関して互いの方へ傾斜される角度αが少なくとも5°から成り、必要ならば、10°、好ましくは少なくとも15°から成る。
【0029】
この発明のそれ以上の有益な実施例は、ステータ部品が支持軸受領域から成り、ロータ部品が前記ロータ部品に形成されていた混合歯の面に静止し、摺動して軸方向摺動軸受配列を創作することを提供する。最初に、前記ステータ部品が支持軸受領域を混合歯と接触するまで、ロータ部品が入口と反対を向いた開放端面を介してステータ部品に挿入される。これはステータ部品にロータ部品の片面の軸方向軸受配列を可能とさせる。ロータ部品の幾何学が適合されて、混合歯が支持軸受領域に向合い静止するときに、ロータ部品の第一混合歯がステータ部品の第一混合歯のそれぞれの隙間に配置されている。ロータ部品の軸方向支持板が支持軸受領域に対してロータ部品をステータ部品に結合させる方向において生じて、ステータ部品の開放の方向における軸方向遊び中に互いに接触する第一と第二混合歯の危険がある。角度αに配列される向合う領域によって、ロータ部品が結合方向において支持軸受領域へ戻され、そこからロータ部品がステータ部品へ摺動される。
【0030】
この装置のそれ以上の有益な実施例は、開放され且つ好ましくは透明であり、貯蔵容器をカバーする保護カバーから成る装置の負荷支持構造から成り、特に好ましくは、保護スイッチが保護カバーと作用接続され、保護カバーが開放されるときに保護スイッチが装置を遮断する装置が設けられ、その保護カバーが透明なプラスチック或いは幾つかの他の適切な材料から成り、前記保護カバーがドア状形式に設計されている。
【0031】
装置の負荷支持構造が使用済み或いは新たな混合装置を受ける前及び/ 又は後容器から成る。
【0032】
床モデル装置として使用されるために、装置がベース板或いはH形状ベースから成る。
【0033】
装置を移動できるために、支持板が設計でハウジング状であり、装置を受ける支持板が移動できるように設計されていて、移動性が手動で、或いはモータ駆動により、好ましくは電気モータ駆動により達成される。このために、支持板或いはハウジングが電源、特に再充電可能な電池、好ましくは24ボルト作用と一緒に駆動モータに接続されるローラと、25リットル或いは50リットル或いは支持板或いはハウジングに配列される大量の圧縮空気の受取り容積を備える圧力容器とから成り、圧縮空気を発生させるコンプレッサが設けられ得る。このように形成された装置は電流接続部も、圧縮空気接続部も必要としなく、それで、例えば100メートル以上の長さの大きな生産ホールを備える大きな工場に使用するのに適している。それで、装置のすべてのモータ駆動のために、再充電可能な電池からの24ボルトの電流が利用でき、装置のすべての駆動モータが24ボルト作用に設計されている。装置の油圧駆動装置、即ち駆動装置は、その駆動装置が圧縮空気によって作動され、支持板或いはハウジングに配列され且つ圧縮空気により充填される圧力容器から圧縮空気を受けて、それは例えば設けられたコンプレッサによって行われる。例えば、10kgの接着剤成分Aを保持する貯蔵容器がさらに、満杯であり、より少ない圧縮空気が後で必要とされるより駆動シリンダの中空空間を充填するために使用される。装置の可動性の結果として、この装置は充填材が使用される任意の箇所に駆動され得る。
【0034】
装置の可動性を提供する他の実施例は、装置がベース板或いはH形状ベースから成る床モデル装置として設計されて、装置がロールから成る輸送テーブルに配列保持され、その輸送テーブルが装置を受ける天部支持板と、圧縮空気を受ける容器、圧縮空気発生器と電源、好ましくは再充電可能な電池及び/ 又は特に輸送テーブルの可動性を与える駆動モータを受ける他の棚状支持板とから成ることを提供する。
【0035】
装置がローラから成り、それで、移動され得るから、装置が完全に自給自足であり、任意の処理箇所に移動され得るので、生産ホール或いは工場における箇所に固定される装置と連動された長い移行が回避され得る。充填材は、これが圧縮空気或いは電流の接続部を必要とすることなしに、使用の箇所に直接に生産され得る。それで、装置のすべての駆動装置の圧縮空気及び/ 又は電流の供給が保証される。
【0036】
装置がより熱い気候で或いはより高い周囲温度で使用されるときに、硬化剤成分Bと接着剤成分Aのような混合反応成分のより速い反応が起こり、それは、充填材が使用される前に、接着剤成分と硬化剤成分から成る反応混合物が硬化するから、不利益であると認識されることが示されていた。それで、反応混合物のポット寿命を延ばすことが必要である、即ち時間間隔が延長されるべきであり、硬化剤成分Bと接着剤成分Aの混合後の反応成分の一部分が加工可能に残る。
【0037】
それ故に、硬化剤成分Bと接着剤成分Aのような反応成分のポット寿命を延ばすために、この発明は、接着剤成分Aが温度に保持され、その温度に基づいて、二つの混合成分AとBの反応時間を遅延させることができることを提供する。これは、硬化剤成分Bと接着剤成分Aのような反応成分のポット寿命を延ばすために、接着剤成分Aを冷却させるために、接着剤成分Aから成る貯蔵容器が冷凍システムと有効に接続されている。
【0038】
このために、次の技術的設計が例示的実施例として提案されている。
【0039】
接着剤成分Aを冷却させるために、この成分を受ける貯蔵容器が閉鎖可能なドアから成る容器挿入開口を備える閉鎖容器に配列されていて、前記容器の内部空間が好ましくはペルテア( Peltier ) 冷凍システムとして設計されている冷却装置の冷凍システムと有効に連通されていて、冷却装置が装置のベース板或いはベース或いは可動輸送テーブルに配列されている。
【0040】
他の実施例には、接着剤成分Aを冷却させるために、その貯蔵容器が装置の充填ヘッドに置かれた支持板とベース板に冷間輸送板として配列され、この冷間輸送板が冷却剤の供給と放出のために、リング形状形式で或いは幾つかの他の形式で配列された少なくともひとつの通路システムから成り、貯蔵容器が装置のベース板或いはベース、或いは可動輸送テーブルに配列された冷却装置と接続されていて、冷間絶縁層が一方で冷却剤を運搬する通路を備える貯蔵容器用の支持ベース板と他方で冷却されない充填ヘッドとの間に配列されている。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】ステータ部品とロータ部品とから成り、両部品が噛み合う混合歯から成り、接着剤成分を備える貯蔵容器を冷却させるペルテア( Peltier ) から成る二つの成分を混合させる装置を備えて、表面、例えば車両車体をすぐに使える充填材を生産させる可動装置の概略図を示す。
【図2】接着剤成分と硬化剤成分用の貯蔵容器のピストンロッドとその駆動手段の横断支柱によって連結された二つのコラムと開放状態における保護カバーから成る保持装置を備える可動装置の概略図を示す。
【図3】ピストンロッドとその駆動手段の横断支柱によって相互連結された二つのコラムと閉鎖保護カバーから成る保持装置を備える可動装置の概略図を示す。
【図4】接着剤成分用の貯蔵容器と硬化剤成分用の貯蔵容器を備える可動装置の概略図を示す。
【図5】図4による可動装置の横断面を示す。
【図6】硬化剤成分用の三つの貯蔵容器を備える可動装置の概略図を示す。
【図7】装置から取り除かれた硬化剤成分用の貯蔵容器を備えて、閉鎖空調容器に配列された接着剤成分用の貯蔵装置を備える可動装置の他の概略図を示す。
【図8】可動輸送テーブルに配列された装置の概略図を示し、その装置がすぐに使える充填材を生産させるために、床モデル装置として設計されている。
【図9】冷却剤を運搬する少なくとも一つ通路を備える場所に接着剤成分用の貯蔵容器の支持ベース板を備える装置の充填ヘッドの一部の垂直断面を示す。
【図10】冷却剤用通路を備えて、その通路が流入流出口から成り、接着剤成分用の貯蔵容器の支持ベース板の水平断面を示す。
【図11】冷却剤循環システム用の板に挿入された通路を備えて、接着剤成分用の貯蔵容器を適当な場所に備える支持ベース板の天面図を示す。
【図12】接着剤成分用の貯蔵容器と硬化剤成分用の三つの貯蔵容器を備える装置の一部の概略図を示す。
【図13】成分用入口と送り通路によって入口に接続される出口とから成り、混合装置と硬化剤成分の量を受ける捕獲容器はその量が硬化剤成分用の貯蔵容器における過剰充填から生じ、充填ヘッドと連動されていて、接着剤成分用の貯蔵容器のベース板として設計された充填ヘッドの概略図を示す。
【図14】接着剤成分と硬化剤成分用の出口を備える充填ヘッドの前面図を示す。
【図15】二つの硬化剤成分用の入口を備える充填ヘッドの天面図を示す。
【図16】充填ヘッドと関連された捕獲容器を備えて、適切な場所に接着剤成分と二つの硬化剤成分用の貯蔵容器を備える充填ヘッドの概略部分断面図を示す。
【図17】接着剤成分と比較されるときに過剰充填された接着剤成分用の貯蔵容器と硬化剤成分用の二つの貯蔵容器の部分投射部分垂直断面を示す。
【図18】硬化剤成分の過剰充填がその貯蔵容器から押出された後に接着剤成分用の貯蔵容器と硬化剤成分用の二つの貯蔵容器の部分投射部分垂直断面を示し、貯蔵容器から押出された過剰充填硬化剤成分量が捕獲容器へ置かれた。
【図19】捕獲容器の概略図を示す。
【図20】捕獲容器の垂直縦断面を示す。
【図21】混合室に接続された貯蔵容器から接着剤成分と二つの硬化剤成分用の制御可能な供給装置を備えて、ステータ部品とロータ部品とから成る混合装置との概略図を示し、成分用供給装置から反対を向いた端部においてステータ部品がステータ部品に分解自在に取付けられ且つ装置にしっかりと連結されるリング形状保持装置から成る。
【図22】リング形状保持装置の拡大天面図を示す。
【図23】リング形状保持装置の拡大底面図を示す。
【図24】図22のラインA−Aによる垂直断面を示す。
【図25】保持装置と係合するガイドカムを備えて、混合装置のステータ部品の底面図を示す。
【図26】ステータ部品に形成されたガイドカムを備えるステータ部品の一部の横方向図を示す。
【図27】ステータ部品とロータ部品と備える混合装置の概略分離成分図を示す。
【図28】接着剤成分と硬化剤成分用の供給装置を備える混合装置のステータの概略図を示す。
【図29】ロータ部品がステータ部品に挿入され、ステータ部品が断面図に示される混合装置の図を示す。
【図30】ステータ部品の断面図とロータ部品の断面図とから成る混合装置の横断面を示す。
【図31】ステータ部品の縦断面を示す。
【図32】ステータ部品の天面図を示し、この天面図が入口の方向からの端である。
【図33】混合装置のロータ部品の横方向図を示す。
【図34】混合室内の混合地帯に沿うロータ部品とステータ部品の部分横断面図を示し、この混合地帯が周辺にリング形状に延びていて、図にはステータ部品の歯がハッチで示され、ロータ部品の歯がハッチなしに示される。
【発明を実施するための形態】
【0042】
図1に示された可動装置100が例えば車両車体の表面を充填させるためにすぐに使える充填材を生産させ、その充填材が接着剤成分Aと硬化剤成分Bとから成り、この可動装置は第一駆動装置102を備える支持板101と、ステータ部品16とロータ部品19とから成る(図27)混合装置1用の保持装置103とから成り、二つの円筒状部品16と19との間には、リング形状隙間が混合室14を形成するために形成される。同時にハンドル103aを備える保持装置103が混合装置1用の第二駆動装置250を受ける(図1、6と7)。支持板101に支柱106、107が配列されていて、上自由端の領域には、横断支柱108によって相互接続されている。垂直支柱106、107の間には支持板104’として設計される充填ヘッド104が配列されている(図2)。この板形状充填ヘッド104が同時に支持ベース板104’として用いられて接着剤成分A用の貯蔵容器90を受けて、図3、4と12に示された実施例では、硬化剤成分B、B1、B2用の三つの貯蔵容器91、92、92’を受ける。貯蔵容器90、91、92、92’はスリップしない或いは固定した形式で充填ヘッド104に位置決めされている。貯蔵容器90、91、92、92’の出口が充填ヘッド104において送り通路204、205、206、206’の入口207、208、209、209’に対応して(図12)いて、これら送り通路は順に、装置100が作動を開始するときに、混合装置1の流入ノズル17a,17b,17’b,17”bに接続されている。それ故に、貯蔵容器90、91、92、92’の出口が入口207、208、209、209’に対応し、この入口207、208、209、209’が送り通路204、205、206、206’の充填ヘッド104に設けられていて、この出口が201、202、203、203’で示されている(図13、14と15)。
【0043】
支持板101がハウジング101’として設計されていて、支持板101と同じ形式に移動でき得る(図2、3、4、5、6と7)。
【0044】
四つの貯蔵容器90、91、92、92’はスリップしない固定した形式で充填ヘッド104に位置決めされている。
【0045】
送り通路204、205、206、206’の出口201、202、203、203’は混合装置1の接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1、B2用の流入ノズル17a,17b,17’b,17”b或いは混合装置1のために交換され得る捕獲容器230の硬化剤成分B、B1、B2用の流入ノズル231、232、232’に接続されていて、その捕獲容器230が硬化剤成分B、B1、B2用の貯蔵容器91、92、92’内の硬化剤成分B、B1、B2の量を受けて処理するのに用いられ、その量が過剰充填によって予め決定されていた。
【0046】
内部空間90a,91a,92a,92’aには、貯蔵容器90、91、92、92’はモータ駆動可能な油圧シリンダ或いは幾つかの他の方法に設計される駆動装置により或いは手動作用により容器の縦方向に移動できるピストンロッド243,244,245,245’によって容器中味に衝突する板形状ピストン240,241,242,242’から成り、そのピストンロッド243,244,245,245’によって接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1、B2用の貯蔵容器91、92、92’の中味が混合装置1へ押し込まれ得るか、或いは硬化剤成分B、B1、B2用の貯蔵容器91、92、92’の部分的中味が捕獲容器230へ押し込まれ得る(図17と18)。
【0047】
捕獲容器230は円筒状であるカップ状形成片235から成る、或いは好ましくは片面に閉鎖される幾つかの幾何学横断面形状から成り、前記形成片235の壁235cが形成片235の内部空間235bと連通する二つのノズルスタッブ231、232から成り、このノズルスタッブ231、232は硬化剤成分B、B1、B2用の充填ヘッド104の出口202、203に挿入され得るノズルスタッブ231、232、232’によって、捕獲容器230が充填ヘッド104にクリップされ得る。
【0048】
硬化剤成分が幾つかの貯蔵容器から充填ヘッド104まで供給されるならば、このとき、捕獲容器230が対応数のノズルスタッブ231、232、232’から成る。
【0049】
モータ駆動油圧シリンダ或いは幾つかのモータ駆動可能な油圧シリンダ110,111,112,112’によって、ピストンロッドが駆動され、貯蔵容器90、91、92、92’の内部空間90a,91a,92a,92’aに位置される自由端は板形状ピストン240,241,242,242’を支持するので、油圧シリンダ110,111,112,112’の作動中に貯蔵容器90、91、92、92’の内部空間に位置されるピストン240,241,242,242’を備えるピストンロッドがピストンロッドの縦方向に移動されて貯蔵容器90、91、92、92’の中味を混合装置1へ押し込む(図1、2、3、4と5)。油圧シリンダを作動させる、即ちスイッチオン・オフさせる駆動装置102のモータの作動が作動レバー115によって制御されるので、所望量の生産充填材がへら120を使用して取り除かれ得て、同時に混合装置1の駆動手段250をスイッチオン・オフさせることが行われる(図1と12)。
【0050】
図2、3、4と5はさらに、図1に示された装置100の三次元図を示す。充填ヘッド104には、接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1、B2用の容器受け装置が設けられている。容器受け装置内には輪郭部分が設けられて貯蔵容器90、91、92、92’の安定性を保証させる。
【0051】
図1に示された装置100が二つの成分、即ち接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1、B2を混合させる装置1から成る。個々の成分A、B、B1、B2は充填ヘッド104の送り通路204、205、206、206’によってこの混合装置に供給される。
【0052】
接着剤成分Aの貯蔵容器90から離れて図4と12によると、装置100が硬化剤成分B、B1用の二つの貯蔵容器91、92とさらに、他の硬化剤成分B2用の他の貯蔵容器92’とから成る。この貯蔵容器92’は安定形式で充填ヘッド104に或いは支持板104’に配列されている。他の貯蔵容器91、92の充填ヘッド或いは支持板に類似する形式において、装置が作用を開始するときに貯蔵容器の中味が容器から外へ押出され、中味が充填ヘッド104によって混合装置1に到達し、貯蔵容器92’の出口が充填ヘッド104或いは支持板104’の送り通路206に対応する(図13、14、15と16)。貯蔵容器92’からの硬化剤成分B2を押圧することは端へ固定されたピストン板242’を備える油圧駆動或いはモータ駆動ピストンロッド112’を介して駆動手段270によって行われて、ピストンロッド112’が歯付きラックとして即ち第三駆動手段270と機能的に有効に接続されるよう設計されている。油圧シリンダ或いはピストンロッド112’を作動させるために(図17と18)、第三駆動手段270が箱状容器285内の装置100のコラム状支柱106に配列されている。混合装置1のモータ駆動された駆動装置102、270とモータ駆動された駆動装置250がプログラム切換装置或いは制御装置280(図4)に一緒にもたらされて、混合処理の開始に先立って、換言すると、接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1を供給させるのに先立って且つ接着剤成分A用の貯蔵容器90と硬化剤成分B、B1用の貯蔵容器91、92の油圧シリンダ或いはピストンロッドの作動に先立って、硬化剤成分B2用の第三貯蔵容器92’の駆動手段270がすべての他の機能から独立して作動されるので、現実の混合処理の開始に先立って、硬化剤成分B2の先流がおよそ1秒間行われ、混合装置1のロータ部品19の回転運動の開始後に硬化剤成分B2用の第三貯蔵容器92’の第三駆動手段270が硬化剤成分B2用のそれ以上の供給のために1秒の後流により作動され、硬化剤成分B2用の第三貯蔵容器92’の完全放出の場合には、支持板101に箱状容器285内に配列される第三駆動手段270により駆動される歯付きラックが硬化剤成分B2用の第三貯蔵容器92’の下領域に到達する。下方へ移動し続ける歯付きラック(図面に図示されていない)は、ヒンジによって横断支柱108に片面にて取付けられる箱状容器285を持ち上げて、箱状容器285がおよそ2mmだけ持ち上げられ、箱状容器285のこの運動を介して視覚信号化装置が作動され、硬化剤成分B2と完全貯蔵容器の硬化剤成分B2用の空の第三貯蔵容器92’とを交換するために、全体装置100が非作動にされる。
【0053】
ノズルスタッブ231、232、232’と反対の壁面235cにおいて捕獲容器230の形成片235がノズルスタッブ234から成り、このノズルスタッブが捕獲容器230を保持心合せのために、装置100のハンドル或いは締付け装置103と混合装置1のために位置した駆動装置250の駆動軸と係合されている。
【0054】
図21乃至34に示された混合装置1は、ステータ部品16とロータ部品19とから成る。ロータ部品19がステータ部品16に挿入され、前記ステータ部品16に回転可能に保持される。ロータ部品19の駆動がCに作用する(図21と27)。混合物と前流後流用硬化剤成分B2を供給させるために、ステータ部品16が入口或いは入口ノズル17a,17b,17b’,17b”から成り、接着剤成分Aが入口17aを通して供給され、一方、硬化剤成分B、B1、B2が入口17b,17b’,17b”を通して供給される。成分の供給を例示するために、それぞれの矢印がA、B、B1、B2で示されている。ロータ部品19が縦軸線20に回転可能に保持され、突起22がロータ部品19で端に設けられ、突起22がロータ部品19と一緒に回転し、入口17aへ延びている。これはチキソトロピー揺変性接着剤成分Aの流動性の増加を生じて、複数の突起がロータ部品19の端へ設けられている。
【0055】
図21、22、23、24、25と26によると、装置100のベース101の保持装置103への混合装置1の取付けと据付けがリング状保持装置120によって行われる。このために、入口17a,17b,17b’から離れて向合う端16aにおけるステータ部品16が取付け開口121から成り且つステータ部品16に分解自在に接続されるリング状保持装置120から成り、バイヨネットタイプの固定配列の形式に回転でき、混合装置の回転性が端ストッパ122、123;122a、123aによって制限されて、接着剤成分Aの供給装置と接着剤成分A用の入口17aとの取付けが達成され、同時に硬化剤成分B、B1、B2の供給装置と硬化剤成分B、B1、B2用の入口17b,17b’,17b”との取付けが達成される。
【0056】
このリング状保持装置120は彎曲形状に延びている二つの対向スロット形状開口125、135から成り、スロット形状開口125、135の各々が異なった幅の二つの案内部分125a、125b、135a、135bから成り、それぞれの幅広案内部分125a、135aがステータ部品16の下周辺縁16aに形成される二つのL字形状ガイドカム140、140’の一方を挿入させるために設計されていて、幅広案内部分125a、135aの幅がガイドカム125、135の自由アングル脚140a、140’aの長さに一致して、案内部分のそれぞれの狭い案内部分125b、135bがL字形状ガイドカム140、140’の脚140b、140’bの厚さに一致する幅から成り、その脚140b、140’bはステータ部品16の下周辺縁16aに形成されていて且つ混合装置1の縦方向に平行に延びている。
【0057】
狭い案内部分125b、135bのそれぞれの外壁領域125c、135cがウエブ状壁部分125d、135dから成り、舌状縁領域127、137を形成するので、溝状窪みが形成され、その窪み深さがおよそL字形状ガイドカム140、140’のアングル脚140a、140’aの厚さに一致する(図21)。
【0058】
リング状保持装置120はプラスチック或いは幾つかの他の適切な材料、例えば金属から成る。
【0059】
リング状保持装置120は次のように使用され:リング状保持装置120が装置100の支持板101の保持装置103に取付けられ、幅広い案内部分125a、135aと狭い案内部分125b、135bを備えるスロット形状開口125、135が混合装置1と向合う(図21)。リング状保持装置120の取付け後に、混合装置1が保持装置120に置かれ、混合装置1のL字形状ガイドカム140、140’がスロット形状開口125、135の幅広い案内部分125a、135aをよって導かれる(図26)。その後に、混合装置1は、L字形状ガイドカム140、140’の自由脚140a、140’aがスロット形状開口125、135の狭い案内部分125b、135bの端と接触するまで、縦軸線で回転される。この処理では、L字形状ガイドカム140、140’の自由脚140a、140’aがリング状保持装置120の周辺縁(図12)に隣接して延びている狭い案内部分125b、135bの舌状縁領域127、137を把持される。それ故に、混合装置1がバイヨネットタイプ固定配列の形式でリング状保持装置120に且つそれで装置100のベース101の保持装置103とに保持される。混合装置1が反対方向に回転されると、バイヨネットタイプ固定配列が開放され、混合装置1が装置100から取り除かれ得るので、使用された混合装置1が新たな混合装置1と交換され得る。この方法により混合装置1が装置100に保持され、混合装置1をリング状保持装置120へ挿入させた後に、混合装置1の回転性がそのような形式で、リング状保持装置120、130のスロット形状開口125、135の端にて、端ストッパ122、123;122a、123aによって制限されていて、接着剤成分Aの供給装置と接着剤成分A用の入口17aとの取付けが達成され、同時に硬化剤成分B、B1、B2の供給装置と硬化剤成分B、B1、B2用の入口17b,17b’,17b”との取付けが達成される(図21)状況が達成される。
【0060】
ロータ部品19の端における突起22によって、運動エネルギーが接着剤成分Aに導入されてそのチキソトロピー揺変性を可逆に破壊させる;その結果、接着剤成分Aが下流混合室14に入るときに接着剤成分Aが二つの硬化剤成分BとB1とさらに一様に混合できる。混合室14がロータ部品19とステータ部品16の間のリング形状隙間の形式に形成されている。混合される成分A,BとB1は混合装置1に供給され、硬化剤成分B2が次の後流を備える前流によって混合室14へ既に供給された後に、成分が混合室14の内部にのみ組合せられる。この結果として、混合処理の完成後に且つ対応ベースステーションから混合装置の分離後に、混合物のすべての残物が混合装置1に残っている。前記混合装置1が使用後に処理されて対応する新たな部品と交換される使い捨て物品として設計されている。入口17b,17b’,17b”によって、硬化剤成分B、B1、B2が混合室14へ供給され、この混合室では硬化剤成分が接着剤成分Aと混合される。この配列では、成分A,BとB1が次の順序に行われる:すべての最初に、現実の混合処理の開始に先立って、およそ1秒間に硬化剤成分B2が前走として貯蔵容器92’から混合装置1まで供給され、任意の接着剤成分Aがなく、任意の他の硬化剤成分もなく。ロータ部品19が回転して開始された後に、硬化剤成分B2の後走が一秒以上に起こり、同時に接着剤成分Aと硬化剤成分BとB1の必要な量が貯蔵容器90、91、92から供給される。
【0061】
その後に小量の硬化剤成分Bが混合室14に供給される。同時に接着剤成分Aと硬化剤成分B1が供給されるので、混合室に到達する接着剤成分Aが硬化剤成分B或いはB2に結合し、それは既に混合室に存在し、それで、前記と混合する。このアプローチは既に存在する硬化剤成分B或いはB2を結合させ且つその成分と混合させた混合室へ流入する接着剤成分Aを生じるので、硬化剤成分を有しない接着剤成分の一部分が生じない。これは、貯蔵容器92’からの硬化剤成分B2が設けられた前走の結果として既に混合室14にあるので、接着剤成分が混合室14へ流れるときに導入した接着剤成分Aが硬化剤成分B2に出会うという特別な利点と関連されている。それ故に、混合室から放出する硬化剤成分と混合される接着剤成分がいつもあるので、最初に放出する混合物さえが硬化剤成分を含有し、直ちに処理され得る。その後に、接着剤成分が混合室14へ流れる前に、硬化剤成分が混合室14に供給される。硬化剤成分のこの前走は、硬化剤成分と硬化剤成分の計量装置90、91、92、92’の対応制御が行われる(図16)制御技術によって達成される。さらに、混合装置1のステータ部品16が硬化剤成分用の一つのみの供給装置から成る。この場合には、制御システムによって、最初に前流と後流としての小量の硬化剤成分B2の供給があり、これは小量の硬化剤成分の混合室14への供給により継続され、その後に接着剤成分の供給が即ち他の硬化剤成分と一緒に行われる。前流と後流の硬化剤成分のみが貯蔵容器92’から採用されるので、既に接着剤成分の供給に先立って、非常に小量の硬化剤成分が混合室14に存在するので、接着剤成分が混合室14に到達すると、接着剤成分が前流により導入された硬化剤成分と既に結合し、滑らかな遷移を形成するために、小量の硬化剤成分の供給が行われ、その後に硬化剤成分と接着剤成分のそれ以上の供給が行われる。二つの貯蔵容器から硬化剤成分を取る代わりに、前流と後流のために、硬化剤成分の二つの貯蔵容器の一方から硬化剤成分のみを取ることができる。しかしながら、二つの貯蔵容器が硬化剤成分のために設けられるならば、さらに、有益であり、硬化剤成分を備える別の貯蔵容器が前流と後流のために設けられている。
【0062】
好ましくは上流に配列される計量装置によって、混合される成分が混合室14を通してステータ部品16に配列される放出開口21まで連続的に運搬され、この放出開口が入口17a,17b,17b’の下流且つ混合室14の下流に配列されている。ステータ部品16には、幾つかの第一混合歯23が配列されて、混合室14へ半径方向内方に延びていて、ロータ部品19には第二混合歯24が配列されて、混合室14へ半径方向外方に延びている。
【0063】
ステータ部品16内のロータ部品19の回転運動によって、混合歯23、24が互いに対して移動されるので、二つの成分A、BとB1の混合が行われる。硬化剤成分の前流が既に行われ且つ次の接着剤成分Aの一部が硬化剤成分Bと混合されたならば、二つの他の成分AとBが混合室に供給される。その後に、混合室14において、供給接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1が相互に混合される。これら二つの成分A、BとB1は、それぞれの所望量の混合物が得られるまで、所定比で混合室へ供給される。第一混合歯23は第一混合歯平面10に配列されていて、第二混合歯24が第二混合歯平面11に配列されている。全体で、5つの第一混合歯平面10と4つの第二混合歯平面11とが設けられ、綴じ込まれるように、縦軸線20に沿って軸方向に交互に配列される。ロータ部品19の回転運動の結果として、第二混合歯24が静止するためにステータ部品16に形成される第一混合歯23の隙間で半径方向に回転する。この結果として、剪断運動或いは分割運動が混合歯23と24の間に発生されるので、混合物が最適混合である。
【0064】
二つの成分A、B及び/ 又はB1の一次混合は、ロータ部品19の前端に配列される大きな第二の混合歯24により行われるので、これら成分がこの混合歯平面によって予め混合される。端へ配列される大きな第二の混合歯24はロータ部品19の周辺に四つ折りに配列される;これら混合歯は四つ折りに存在する突起22への遷移を形成する。開放端にて、ステータ部品16は受取り開口から成り、ロータ部品19に形成された円筒状軸受部分27がロータ部品19をステータ部品16に保持させる。これは、ステータ部品16にてロータ部品19の半径方向軸受配列を創作する。ロータ部品19における円筒状軸受部分27の直径取付けは、対応摺動軸受配列が創作されるような寸法とされている。
【0065】
図30は混合装置1の横断面を示し、両ステータ部品16とロータ部品19が横断面で示される。線図は特に混合歯23と24の配列を例示し、第二混合歯24がロータ部品19に形成され、射出成形の使用によるロータ部品19の生産に関連される限り、単一成形継手が単一コラム射出成形工具を加えるのに十分である。この線図はさらに、混合歯23と24が均一材料の使用によりステータ部品16或いはロータ部品19に形成されるので、混合装置1のみがこれら二つの成分から成ることを示す。ロータ部品19は窪み29である中空である内部領域から成る。捕獲リブ25は窪み29へ半径方向内方に延びていて、全部で8個の捕獲リブ25が周辺に配列されている。ステータ部品16は外周に設けられる三日月状捕獲輪郭15から成る。
【0066】
図31は縦軸線20に沿って断面図に示されたステータ部品16の横断面を例示する。それ故に、直接に混合室14に導かれる入口17a,17b,17b’の配列が断面図で示されている。ステータ部品16の壁の内側には、第一混合歯23が5つの平面の全体に配列されていて、全体で、12個の第一混合歯23が設けられて、一つの混合歯平面に離れて周辺に間隔されている。端が入口17a,17b,17b’と反対である混合室14の端において、放出開口21が設けられていて、混合室14から混合物を半径方向外方に排出する(図5)。ステータ部品16の外周は板状形成部品18から成り、全体で、三つの板状形成部品18が放出開口21の高さに且つステータ部品16の端に設けられている。支持軸受領域12の高さには、入口17a或いは17bが混合室14に遷移をさせ、支持軸受領域12がロータ部品19の軸方向軸受配列を形成させる(図示されていない)。入口17a,17b,17’b,17”bの反対である後端には、ステータ部品16が端で開放されるので、ロータ部品19がこの開口を通してステータ部品16に結合され得る。開口の領域には、ステータ部品16が一部として設計される中空空間28から成り、この領域へ移動する混合物を受け取る。場合によっては混合物を放出できるために、出口開口13が壁に形成され、全体で、二つの開口が周辺に配列されている。
【0067】
図32がステータ部品16の天面図を示し、特に入口17a,17b,17’bの配列が示される。入口17aが設計において偏心していて、円形横断面から成る。入口17aから離れて、二つの入口17b,17’bが設けられて、硬化剤成分を混合室14へ残り供給できる。この配列には入口17b,17’b、17”bが互いから離れて間隔されるように設計されている;入口が送りラインと互いから離れている計量装置91、92とによって送られる。さらに、線図は放出開口21の配列を示し、ステータ部品16から横方向に混合物を運搬させる。
【0068】
図33がロータ部品19を示し、特にロータ部品19の周辺の分布が関連されている限り、第二混合歯24が示される。全体で、12個の混合歯が混合歯平面に設けられるので、全体の4個の混合歯平面11により全体の48個の混合歯がロータ部品19に設けられている。さらに、ロータ部品19の上部品には、混合物を予め混合させる4個の他の混合歯24がある。これら混合歯が突起22に移行させ、ロータ部品19の延長のタイプに四つ折りに配列される。
【0069】
図34がリング状周辺混合地域に沿って混合装置1の部分横断面を例示し、ステータ部品16の混合歯23が線図にハッチで示されていて、ロータ部品19の混合歯24がハッチせずに示されている。個々の混合歯平面の混合歯23と24が互いから離れて間隔されるように配列されていて、歯が互いに対する隙間から成る。個々の混合歯平面の間に混合歯23と24が隙間から成り、隙間を通してそれぞれの隙間と反対である混合歯が回転運動中に走行する。混合室14への成分A、Bの連続的供給によって、混合物流れの分割が行われ、即ち混合物流れの一部がそれぞれの歯23と24の片側に流れ、他の部分がそれぞれの歯23と24の他の側を通して流れる。この分割がレベル或いは混合歯平面の数に一致する幾つかのステージにおいて行われるから、混合物が強力に混合される。
【0070】
混合歯23が第二混合歯24に形成される向合う領域30と反対である向合う領域31から成る。混合歯23と24の接触中に、混合歯からの材料の取り除きなしに摺動が起こることを可能とする。これは特に、ロータ部品19がステータ部品16に関して量xだけ片寄るときに行われるので、混合歯23と24が互いに出会う。向合う領域30、31は角度αに傾斜され、前記角度αが好ましくは15°である。
【0071】
装置100を作動するために、方法技術的には、ピストン板240、241、242、242’を備えるピストンロッド110、111、112、112’が開放された貯蔵容器90、91、92に手で挿入され、ピストン板が貯蔵容器90、91、92、92’の開口縁の下に静止するとすぐに、硬化剤成分B2用の貯蔵容器92’のピストンロッド245’を作動させる油圧駆動装置270が作動されて、硬化剤成分B2用の前走が開始されることが進行される。硬化剤成分B2用の前走が開始されるとすぐに、接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1用の貯蔵容器90、91、92のピストンロッド110、111、112を作動させる油圧モータ102が作動されて、同時に硬化剤成分の後走が開始され;次に個々の混合処理が実施される。この措置は、操作者の手の指が開口縁の領域に、特に接着剤成分Aの貯蔵容器90の領域に静止するときに生じた損傷を阻止し、それで、容器の方向において比較的高圧で移動されるピストン板の結果として、停止された。
【0072】
混合装置1のノズルスタッブ状流入開口17a,17b,17’b,17”bは、装置1が作動を開始する(図6と21)ときに充填ヘッド104の出口201,202,203,203’へ挿入される。この点では、保持装置103が開放されて、混合装置1の流入開口17a,17b,17’b,17”bが充填ヘッド104の出口201,202,203,203’へ挿入され、保持装置103が閉鎖され、同時に保持装置103に設けられた駆動モータ250とロータ部品19との接続が形成される(図6)。
【0073】
貯蔵容器の交換を容易とするために且つ貯蔵容器の充填高さの均一化を達成させるために、前記充填高さが接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1の間で相違し、硬化剤成分B、B1の貯蔵容器91、92の過剰充填を取り除くので、捕獲容器230が設けられ、貯蔵容器90、91、92から成分A、B、B1を引き出す開始にて、混合装置1の代わりに、装置100に挿入される。
【0074】
捕獲容器230の成形片235がプラスチック或いは幾つかの適切な材料から成る。
【0075】
捕獲容器230の取り扱いは次のようである:
接着剤成分Aの新たな貯蔵容器90と硬化剤成分B、B1の新たな貯蔵容器91、92を装置100への挿入後に(図16)、捕獲容器230が保持装置103へ挿入される(図16)、前記捕獲容器230のノズルスタッブ231、232が充填ヘッド104の送り通路205、206の出口202、203へ挿入されて、送り通路205、206によって、硬化剤成分B、B1が供給される(図13と16)。捕獲容器230を充填ヘッド104へ挿入した後に接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1の貯蔵容器90、91、92のピストンロッド110、111、112に接続されるハンドル260が全力により矢印Xの方向に即ち装置100のベース101の方向に引張られる(図1)ので、板状ピストン240、241、242が貯蔵容器90、91、92の成分A、B、B1の表面0B、0B1、0B2に衝突するまで、ピストンロッド110、111、112が矢印x1,x2,x3の方向に(図17)に移動される。次に、ハンドル260を引張ることが増加され、その結果、硬化剤成分B、B1の二つの貯蔵容器91、92における過剰充填が貯蔵容器91、92から押圧され且つ捕獲容器230へ押圧される(図18)まで、硬化剤成分B、B1の貯蔵容器91、92の中味が矢印x4,x5の方向に押し込まれる。このために、三つの貯蔵容器90、91、92の充填高さが貯蔵容器90内の充填高さに到達された、というのは、硬化剤成分B、B1の粘性と比較されるときに接着剤成分Aの大きな粘性により、接着剤成分Aが貯蔵容器91、92から硬化剤成分B、B1の量から押出する期間に貯蔵容器90から押圧されないからである。
【0076】
すべて三つの貯蔵容器90、91、92の充填高さが均等化されると(図18)、硬化剤成分B、B1の量を含有する捕獲容器230は、その量が過剰充填を説明し、充填ヘッド104から引き出されて処分される(図18)。捕獲容器230が充填ヘッド104から引き出された後に、混合装置1が前記充填ヘッド104に置かれ、混合装置1のノズルスタッブ状入口17a,17b,17’bが充填ヘッド104における送り通路204、205、206の出口201,202,203へ挿入される(図17)。充填ヘッド104における硬化剤成分B、B1の出口202,203の配列と、混合装置1のノズルスタッブ状入口17b,17’bの配列並びに捕獲容器230のノズルスタッブ231、232の配列は、混合装置1のノズルスタッブ状入口17b,17’bと捕獲容器230のノズルスタッブ231、232の両方が充填ヘッド104における硬化剤成分B、B1の出口202,203へ挿入され得るようになっている。さらに、充填ヘッド104における接着剤成分Aの出口201の配列は、接着剤成分Aのノズルスタッブ状入口17aが充填ヘッド104における接着剤成分Aの出口201と連通するようになっている(図13)。
【0077】
混合装置1と捕獲容器230を備えるこの発明による装置100の使用により、接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1、B2とを混合させてペースト状或いは液状混合物を形成することによって、表面、例えば車両車体の表面を充填するすぐに使える充填材は、貯蔵容器90内の接着剤成分Aと二つの貯蔵容器91、92内の硬化剤成分B、B1との表面高さの均一化のために接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1の混合量を引き出す開始に先立って、二つの貯蔵容器91、92内の硬化剤成分B、B1の表面高さが貯蔵容器90内の接着剤成分Aの表面高さに関してより高く設定され;その後に手動作用により内部空間90a、91a、92aに配列されるピストンロッド110、111、112が、自由端支持板状ピストン240、241、242におけるピストンロッド110、111、112が容器中味に対して貯蔵容器90、91、92内で手動で移動され、同時に貯蔵容器90内の接着剤成分Aと貯蔵容器91、92内の硬化剤成分B、B1に衝突させていて、そして接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1の同じ表面高さが達成されるまで、貯蔵容器91、92から硬化剤成分B、B1の過剰充填量が装置1に挿入された捕獲容器230に押圧され、それにより捕獲容器230が混合装置1と交換され、続いてすべてのピストンロッド110、111、112がモータ駆動或いは油圧力によって作動されて接着剤成分Aと硬化剤成分B、B1の量を押圧し、その量が貯蔵容器90、91、92から成分A、B、B1を混合させる混合装置1へ混合物を生産させるために必要とされ、現実の混合装置1の開始に先立って、硬化剤成分B2が追加的貯蔵容器92’から取り出され、混合装置1の混合室14に前流と後流として供給されるか、或いはこの方法に関連した処理に組み込まれ得るような形式で生産される。
【0078】
装置の負荷支持構造は、貯蔵容器90、91、92、92’をカバーするが開放される透明な保護カバー200から成り、保護スイッチが設けられて保護カバー200と装置100とに有効に接続していて、保護カバーが開放すると、保護スイッチが装置を遮断し、保護カバーが透明なプラスチック或いは幾つかの適切な材料から成り、前記保護カバーがドア状形式に設計されている(図2)。
【0079】
さらに、装置100の負荷支持構造が使用済み或いは新たな混合装置1を受ける前及び/ 又は後容器300、301から成る(図4と5)。
【0080】
光学信号装置290から離れて、装置100の負荷支持構造には、電源に接続された視覚的に他の視覚信号装置350、例えば白光或いは着色光を発生させる信号光351及び/ 又は信号警報或いはサイレン361のような音響信号装置360が配列されていて、両信号装置350、360の両方が装置100の始動中に所定期間、好ましくは2或いは3分の期間に発光及び/ 又は信号発生によって作動され得る。信号発生装置360は硬化剤成分B2の貯蔵容器92’が空である(図1)ことを表示する表示の場合に作動され得る。
【0081】
装置100を受ける支持板101は移動できるように設計されて、このために、ローラ405から成る(図2、3、4)。貯蔵容器90、91、92、92’のピストンロッドの駆動装置が油圧式に作動される限り、コンプレッサ400、好ましくはミニコンプレッサが支持板101上に配列されていて、そのコンプレッサによって圧縮空気が発生されてピストンロッドに接続される油圧シリンダ110、111、112、112’を作動させるために必要とされる。コンプレッサ400が容器401から成り、好ましくは少なくとも20バールの圧力を受ける少なくとも20リットルの空気から成る。
【0082】
貯蔵容器90、91、92、92’のピストンロッドと、混合装置1のロータ部品19を作動させ並びに装置100をオン・オフに切換える歯付きラック用の駆動装置270を作動させる電動モータ駆動された駆動装置が支持板101に設けられていて、電源410が例えば再充電可能な電池、好ましくは一つの或いは幾つかのモータ車両電池に配列され、変圧器に接続され得る。
【0083】
支持板101はハウジング101’として設計され得る。支持板に或いはハウジングには25リットル或いは50リットル或いは大量の圧縮空気の容量を備える圧縮空気容器401及び/ 又は電源410が配列されている(図1、2、3、4、5、6と7)。好ましくは24ボルト作用の再充電可能な電池が電源410として使用される。必要な圧縮空気を発生させるために、圧縮空気容器401がコンプレッサ400に接続され得る。圧縮空気容器401に圧縮空気を貯蔵させる可能性の結果として、圧縮空気が装置100を作動させる任意の時間に有効である。
【0084】
装置100を移動できるために、ハウジング101’として設計され得る支持板101がローラ405から成る(図2、3、4、5、6と7)。装置の手動運動のために、支持板101或いはハウジング101’或いは装置100自体がバー状ハンドル406から成る(図2)。支持板101或いはハウジング101’上の装置100のモータ駆動運動のために、駆動モータ408が設けられていて、電源401により供給される(図1)。オン・オフスイッチと速度制御装置(図面に図示されていない)によって、装置の運動が制御できる。装置100の可動設計では、貯蔵容器90、91、92、92’がスリップしない固定式で装置の充填ヘッド104に位置されている。
【0085】
図8によると、装置の可動性を備えるそれ以上の可能性は、ベース板或いはH字状ベース130から成る床モデル装置として設計される装置100から成り、装置100を移動させるために、ローラ405から成る輸送テーブル140に配列されて保持され、その輸送テーブルが装置100のベース面と取付け面としての天支持板141と、圧縮空気を含有する容器401を受ける他の棚状支持板142と圧縮空気発生器及び/ 又は電源410、装置100の可動性を備える好ましくは再充電可能な電池及び/ 又は駆動モータ408とから成る。電源として使用される再充電可能な電池が好ましくは24ボルト作用のために設計される。
【0086】
特に高い温度を備える日には、過度な熱にとって、二つの反応成分AとBのゲル化が非常に迅速に行われるので、得られた充填材を充填させる有効な時間が余りにも短いので、ゲル化が既に2分内に行われることが起こっている。それ故に、充填するのに有効な時間、好ましくは3ー4分が延長されることが必要である。これは、接着剤成分Aを冷却させることによって達成できる。
【0087】
硬化剤成分Bと接着剤成分Aのような反応成分のポット寿命を延長させるために、接着剤成分Aから成る貯蔵容器90が閉鎖容器150に配列されていて、上領域が貫通孔から成り、孔を通してピストンロッドがピストンロッドの自由端に接続され且つ容器90の内部空間に位置されるピストン板を移動できるように導かれる。この容器150は閉鎖可能な容器挿入開口151から成る(図7)。底端には、容器150が容器90の出口に一致する開口から成る。好ましくは容器150が適切な冷間絶縁材料から成る。
【0088】
容器150の内部空間152は冷却装置155の冷凍システムと有効に接続されていて、貯蔵容器90と上昇周囲温度で前記貯蔵容器90に配列される接着剤成分Aとを冷却させる。好ましくは、ペルテア冷凍システムが冷却のために使用され;しかしながら、冷却装置155が装置100のベース板或いはベース130に或いは可動輸送テーブル140に配列されている(図7と8)。幾つかの他の形式で設計された冷凍システムが使用され得る。
【0089】
図9と10は接着剤成分Aを冷却させる他の実施例を示す。この実施例によると、接着剤成分Aを冷却させるために、その貯蔵容器90が、装置100の充填ヘッド104上適切な場所に置かれた支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”に配列されて、その支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”が冷媒の供給と放出のために円形であるか、或いは幾つかの他の形式で配列される少なくとも一つ通路システム157から成り、貯蔵容器90が装置100のベース板或いはベース130に或いは可動輸送テーブル140に配列されている冷却装置155に接続されていて、冷間絶縁層158が一方で冷媒と他方で非冷却充填ヘッド104を運搬する通路157を備える貯蔵容器90用の支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”の間に配列されている。冷間絶縁層158は接着剤成分Aの出口通路207へ或いは装置100の混合装置1へ延びている(図9)。
【0090】
図10に示されるように、通路システム157が送り通路157’と放出通路157”とから成る。冷媒を充填させることが159で行われる。二つの通路部分157b、157cを相互接続させる通路部分157aは159における閉鎖可能な開口から成る。
【0091】
支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”へ導入された冷媒によって、支持ベース板104’、特に貯蔵容器90用のベース領域と特に接着剤成分Aの領域を形成するブロックは、より低い温度まで冷却され、そのブロックが貯蔵容器90の底領域に位置される。例えば10°Cー12°Cの温度の水が冷媒として使用されるならば、次に、貯蔵容器の底領域の接着剤成分Aが15°Cの温度に維持されるならば、既に十分であり、その結果としてポット寿命が既に延長されている。
【0092】
水或いは幾つかの他の適切な冷媒から離れて、冷間空気が冷媒として使用され得る。冷却装置155が知られていること自体である形式で設計されている。
【0093】
貯蔵容器90用の支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”が支持板104’に一致するように設計されて、ベース板156に貯蔵容器90を安全に保持することを保証し、そのベース板が対応穴から成り、接着剤成分Aが混合装置1の混合処理の間に供給され得る。
【0094】
適切な材料が冷間絶縁層158として使用されて、その仕事は充填ヘッド104を全体に冷却させることであり、冷却装置155の仕事が貯蔵容器90の支持ベース板104’を冷却させるので、特に貯蔵容器90の底領域における容器中味は、熱い周囲空気、即ち所望と所定の温度と比較されるときに冷却される。支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”の温度が所定間隔で測定され得て、所定温度値と比較され得る。次に、冷媒の温度が得られた測定結果によって制御されるので、支持ベース板104’が次に所望と必要な温度である。
【0095】
図11に示されるように、接着剤成分Aの貯蔵容器90の支持ベース板104’が冷媒、例えば水用の多数の通路を備える通路システム157から成る冷間輸送板104”を形成し、その通路が板材料に形成される。この冷間輸送板104”は通路を通して流れる冷媒によって冷却されるので、底領域や好ましくは出口90’の領域の貯蔵容器90とこの領域に位置される接着剤成分Aとは、接着剤成分Aが所定と必要な温度以上にあるならば、所定温度に冷却される。強力な冷却を達成させるために、通路システム157が送り通路157’と放出通路157”から成り、放出通路が送り通路と平行に延びていて、通路が支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”の全領域上に延びていて、その領域が貯蔵容器90の底の寸法により形成され、この実施例における通路157’、157”は各が接着剤成分Aの出口90’の片側に延びていて、その出口が貯蔵容器90の底に形成されるように配列されている。両通路157’、157”は接続通路157’”によって相互接続されていて、その接続通路が支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”から導かれ、その端が閉鎖されるように設計されるので、通路システム157が冷媒で充填され得る。通路システム157が別体の冷間輸送板104”のみに設けられることが可能であり、冷間輸送板が支持ベース板104’に置かれてこの支持ベース板に接続される。次に、貯蔵容器90がこの冷間輸送板104”に置かれている。この冷間輸送板には、通路システム157は、全板が冷却され、貯蔵容器90の底板における出口90’で冷却されるように設計されている。冷間輸送板104”は支持ベース板104’の入口と一致する穴から成り、この入口が混合装置1の接着剤成分Aの出口161に導かれる出口通路160と連通する(図11)。
【0096】
図11によると、接着剤成分Aを冷却させる他の選択が支持ベース板104’或いは冷間輸送板104”から成り、接着剤成分A用の貯蔵容器90が支持ベース板或いは冷間輸送板104に位置され、貯蔵容器が冷却水により冷却される例えば金属錫である。この水は冷凍器166に配置される水容器165によって冷却される。前走ホース157’aと戻しホース157”とによって水容器165は冷間輸送板104”の二つの通路157’、157”に接続されている。ポンプ167が直列に接続されていて、冷却水を冷間輸送板104”に送ることができる。冷間輸送板104”が下方向き金属チューブ168から成る。冷間輸送板104”が装置100の充填ヘッド104から絶縁されるので、冷却された冷間輸送板104”からの冷間が充填ヘッド104へ移送され得ない。
【0097】
金属チューブ168の出口端のみに、即ち接着剤成分Aが混合装置1に入る前に、接着剤成分Aを備える小さい領域であり、この領域がまだ完全に冷却されなかった、それ故に、さらに、熱くなる。接着剤成分Aのこの領域の温度を減少させるために、混合装置1のプラスチック混合ノズルが冷凍器166に貯蔵されるならば、有益である。混合ノズルが使用されてこの形式で予め冷却されたならば、混合ノズルに入る接着剤成分Aの一部が冷却されて、結果として一様に冷却され且つ混合された充填材が放出し、その結果、充填材の処理が積極的に影響され得る。
【符号の説明】
【0098】
1.....混合装置
14....混合室
16....ステータ部品
17a,17b,17’b....ノズルスタッブ状入口
19....ロータ部品
21....放出開口
90、91、92...貯蔵容器
100...装置
101...支持板
101’...ハウジング
104’...支持ベース板
104”...冷間輸送板
110、111、112、112’...ピストンロッド
150...容器
【特許請求の範囲】
【請求項1】
中空円筒状ステータ部品(16)と前記ステータ部品(16)内に保持されるロータ部品(19)とから成り、縦軸線に同心的に回転できる混合装置(1)と、ロータ部品(19)とステータ部品(16)の間に創作され且つペースト状或いは液状混合物を形成させるように混合室(14)を形成させるリング形状隙間とによって、少なくとも二つの成分、特に接着剤成分(A)と硬化剤成分(B)とを混合させることにより、特に車両車体の表面の充填用のすぐに使える充填材を生産させる装置(100)であり、混合装置(1)が接着剤成分(A)を供給する少なくとも一つの入口ノズル(17a)と硬化剤成分(B)を供給する少なくとも一つの他の流入ノズル(17b,17’b,17”b)及び混合物を放出させる放出開口(21)から成り、流入ノズル(17a、17b,17’b,17”b)と放出開口(21)の間に混合室(14)が設計されて、この混合室(14)内では成分(A、B)が混合される装置において、この装置(100)は、上領域にて横断支柱(108)によって接続される二つの直立コラム状支柱(106、107)とそれら支柱(106、107)の間に充填ヘッド(104)を形成する支持板(104’)が配列され、接着剤成分(A)の貯蔵容器(90)と硬化剤成分(B、B1、B2)の三つの貯蔵容器(91、92、92’)の保持装置と受取り装置と、貯蔵容器(90、91、92、92’)内に案内されるピストンロッド(243、244、245、245’)と、ピストンロッド(243、244、245、245’)が油圧シリンダ或いは幾つかの他のモータ駆動された駆動装置(102、270)に接続されるものを備える支持板(101)から成り、ピストンロッドの取付け案内要素が貯蔵容器(90、91、92、92’)上に設けられ、接着剤成分(A)の貯蔵容器(90)と硬化剤成分(B、B1、B2)の三つの貯蔵容器(91、92、92’)の二つの貯蔵容器(91、92)用の油圧シリンダ或いはピストンロッドを作動させる第一駆動装置(102)が設けられ、混合装置(1)の第二駆動装置(250)が設けられ、硬化剤成分(B2)の第三貯蔵容器(92’)のために好ましくは歯付きラックである油圧シリンダ或いはピストンロッド(112)を作動させる第三駆動装置(270)が設けられており、モータ駆動された駆動装置(102、250、270)がプログラム切換装置或いは制御装置(280)で一緒にされ、混合処理と接着剤成分(A)の貯蔵容器(90)と硬化剤成分(B、B1)の二つの貯蔵容器(91、92)用の油圧シリンダ或いはピストンロッドの作動の開始に先立って、硬化剤成分(B2)の第三貯蔵容器(92”)用の第三駆動装置(270)がすべての他の機能を独立的に作動されるので、現実の混合処理の開始に先立って、硬化剤成分(B2)の前流が約1秒間に生じており、混合装置(1)のロータ部品(19)の回転運動の開始と接着剤成分(A)と硬化剤成分(B、B1)の供給との後に、硬化剤成分(B2)の第三貯蔵容器(92”)用の第三駆動装置(270)が硬化剤成分(B2)のそれ以上の供給を1秒の後流により作動され、硬化剤成分(B2)の第三貯蔵容器(92”)用の完全放出の場合には、ベース(101)の二つの支柱(106、107)の横断支柱(108)上の箱状容器(285)に配列される第三駆動装置(270)によって駆動されるピストンロッド(245’)として歯付きラックが硬化剤成分(B2)の第三貯蔵容器(92’)の下領域に到達されて、それ以上の下方運動では箱状容器(285)を持ち上げ、箱状容器(285)がヒンジによって縦支柱(106)に片面に取付けされ、箱状容器(285)がおよそ2mmだけ持ち上げられており、箱状容器(285)のこの運動によって視覚信号化装置(290)が作動され、全貯蔵容器用の硬化剤成分(B2)の空の第三貯蔵容器(92’)を交換するために全装置が非作動にされており、支持板(101)が移動できるように設計されて、貯蔵容器(90、91、92、92’)のピストンロッドの油圧作動駆動装置を作動するために、コンプレッサ(400)から成り、貯蔵容器(90、91、92、92’)のピストンロッドの電気モータ駆動される駆動装置の作動のために且つ混合装置(1)の作動のために電源(410)から成り、装置が手動或いはモータにより駆動されて可動できるように設計される壁モデル或いは床モデル装置として設計されていることを特徴とする装置。
【請求項2】
装置(100)の支持板(101)は接着剤成分(A)の貯蔵容器(90)を受けるために且つ硬化剤成分(B、B1、B2)の三つの貯蔵容器(91、92、92’)を受けるために、支持板として設計された充填ヘッド(104)から成り、四つの貯蔵容器(90、91、92、92’)がスリップしない或いは固定形式で充填ヘッド(104)に位置されており、その出口が充填ヘッド(104)の送り通路(204、205、206、206’)の入口(207、208、209、209’)に一致し、その出口(201、202、203、203’)が混合装置(1)の接着剤成分(A)と硬化剤成分(B、B1、B2)の流入ノズル(17a、17b,17’b,17”b)と、或いは混合装置(1)のために交換され得る捕獲容器(230)の硬化剤成分(B、B1、B2)の流入ノズル(231、232、232’)との有効な接続とされて、硬化剤成分(B、B1、B2)用の貯蔵容器(91、92、92’)における硬化剤成分(B、B1、B2)の過剰充填によって決定される量の受けて処分しており、内部空間(90、91a、92a、92’a)の貯蔵容器(90、91、92、92’)が容器中味に衝突する板状ピストン(240、241、242、242’)から成り、ピストンロッド(243、244、245、245’)が幾つかの他の方法で設計されているモータ駆動可能な油圧シリンダ或いは駆動装置によって或いは手動作用によって容器の縦方向に移動でき、そのピストン(240、241、242、242’)或いはピストンロッド(243、244、245、245’)によって接着剤成分(A)と硬化剤成分(B、B1、B2)用の貯蔵容器(91、92、92’)の中味が混合装置(1)に押圧され得るか、或いは硬化剤成分(B、B1、B2)用の貯蔵容器(91、92、92’)の部分中味が捕獲容器(230)に押圧され得ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
捕獲容器(230)は円筒状であるか或いは幾つかの他の幾何学横断面形状であり且つ好ましくは片側に閉鎖されるカップ状形成片(235)から成り、前記形成片(235)の壁(235c)が並んで配列された二つのノズルスタッブ(231、232)から成り、形成片(235)の内部空間(235b)と連通し、ノズルスタッブ(231、232)は硬化剤成分(B、B1)の充填ヘッド(104)の出口(202、203)に挿入され得るノズルスタッブ(231、232)によって捕獲容器(230)が充填ヘッド(104)にクリップされ得るように配列され且つ設計されていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の装置。
【請求項4】
ノズルスタッブ(231、232、232’)と反対の壁面(235c)には、捕獲容器(230)の形成片(235)が捕獲容器(230)を保持して心合せするために装置(100)に設けられたハンドル或いは締付け装置(103)と、或いは混合装置(1)に配置された駆動装置(250)の駆動軸と係合されるノズルスタッブ(234)から成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の装置。
【請求項5】
手動作用の板状ピストン(240、241、242)を備えるピストンロッド(110、111、112)がハンドル(260)によって接続されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の装置。
【請求項6】
混合装置(1)は中空円筒状ステータ部品(16)と前記ステータ部品(16)に保持されるロータ部品(19)とから成り、縦軸線(20)に同心的に回転でき、混合室(14)がステータ部品(16)とロータ部品(19)の間のリング状隙間として形成されていて、ステータ部品(16)に形成された幾つかの第一混合歯(23)が半径方向に内方に延びていて、ロータ部品(19)に形成された幾つかの第二歯(24)が半径方向に外方に混合室(14)へ延びていて、ロータ部品(19)の回転運動によって互いに対してステータ部品(16)の混合歯(23、24)を移動させ、それで成分(A、B)の混合を達成させ、ステータ部品(16)が硬化剤成分(B、B1、B2)用の混合室(14)に接続される三つの入口(17b、17’b、17”b)から成ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の装置。
【請求項7】
入口(17a、17b、17’b、17”b)から離れて向合う端(16a)にて、ステータ部品(16)は取付け開口(121)を備えるリング状保持装置(120)から成り、保持装置(120)がバイヨネット接続部の形式で行われ、ステータ部品(16)に回転可能に接続されて、回転性は端ストッパ(122、123;122a、123a)によって制限されて、接着剤成分(A)の入口(17a)と接着剤成分(A)の送りとの取付け及び硬化剤成分(B、B1、B2)の入口(17b、17’b、17”b)と硬化剤成分の送り装置との取付けが達成されていて、リング状保持装置(120)がプラスチック或いは金属から成り且つ保持装置(120)の周辺縁と平行な彎曲形状に延びている二つの対向スロット状開口(125、135)から成り、そのスロット状開口(125、135)の各が異なった幅の二つの案内部分(125a,125b;135a,135b)から成り、それぞれに幅広い案内部分(125a,135a)がステータ部品(16)の下周辺縁(16a)に形成されるL字形状ガイドカム(140;140’)を挿入させるように設計されていて、幅広い案内部分(125a,135a)の幅がガイドカム(140;140’)の自由アングル脚(140a;140’a)の長さに一致し、案内部分(125,135)のそれぞれの狭い案内部分(125b;135b)がL字形状ガイドカム(140;140’)の脚(140b;140’b)の厚さに一致する幅から成り、その脚(140b;140’b)がステータ部品(16)の下周辺縁(16a)に形成されていて、混合装置(1)の縦方向に平行に延びていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の装置 。
【請求項8】
狭い案内部分(125b;135b)のそれぞれの外壁領域(125c;135c)が溝状窪みを備える舌状縁領域(127、137)を形成してウエブ状壁部分(125d、135d)から成り、その窪みの深さがL字状ガイドカム(140;140’)のアングル脚(140a;140’a)の厚さとおよそ一致し、L字状ガイドカムの数が二つのL字状ガイドカムより大きいことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
第一混合歯(23)が少なくとも一つの第一混合歯平面(10)に配列され、そして第二混合歯(24)が少なくとも一つの第二混合歯平面(11)に配列され、混合歯平面(10、11)が縦軸線(20)の方向において軸方向にレベルの形式で互いに関して片寄っているので、ロータ部品(19)の第二混合歯(24)が半径方向にステータ部品(16)の第一混合歯(23)のそれぞれの隙間で回転し、各例では、混合歯(23、24)が向合う領域(30、31)から成り、ステータ部品(16)とロータ部品(19)の間の軸方向作用力の場合に軸方向において向合う領域を互いに対して位置決めさせることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の装置。
【請求項10】
通常には回転軸線に配列される平面に関して、向合う領域(30、31)が角度 (α)に傾斜されるので、混合処理中に向合う領域(30、31)が材料が混合歯(23、24)から取り出されて混合物に到達することを特徴とする請求項9に記載の装置。
【請求項11】
端における突起(22)がロータ部品(19)に設けられていて、その突起(22)が接着剤成分(A)の供給用の入口(17a)へ突き出し、ロータ部品(19)の回転と一緒に回転して入口(17a)の送り通路において既に接着剤成分(A)のチキソトロピー揺変性を減少させていて、端におけるロータ部品(19)が中空円筒状窪み(29)から成り、適合幾何学を備えるコアがその中空円筒状窪みに挿入されて、そのコアによってロータ部品(19)が駆動できることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の装置。
【請求項12】
窪み(29)はロータ部品(19)の本体から半径方向内方に延びている捕獲リブ(25)から成り、その捕獲リブ(25)がコアの対応窪みにスナップして回転駆動されたコアからロータ部品(19)まで混合装置(1)を作動させる駆動トルクを伝達させることを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項13】
ロータ部品(19)が密封リップ(26)から成り、ロータ部品(19)とステータ部品(16)との間に混合室(14)を密封させ且つ混合物の流出を防止し、ロータ部品(19)が円筒状軸受部分(27)から成り、半径方向軸受配列としてステータ部品(16)において摺動軸受配列を形成しており、密封リップ(26)の間に中空空間(28)が形成されて、密封リップ(26)を通して流出する混合物を捕獲できることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の装置。
【請求項14】
ステータ部品(16)が外周に少なくとも一つ板状形成部品(18)から成り、少なくとも一つ板状形成部品(18)が三日月状捕獲輪郭(15)から成り、混合装置(1)がこの三日月状捕獲輪郭に挿入されると、ピン要素と係合されてステータ部品(16)に放出開口(21)の半径方向位置を確保することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の装置。
【請求項15】
ステータ部品(16)が支持軸受領域(12)から成り、ロータ部品(19)が前記ロータ部品(19)に形成された混合歯(24)の面に静止し、摺動して軸方向摺動軸受配列を形成していることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の装置。
【請求項16】
中空空間(28)の円筒状部分におけるステータ部品(16)が円周面には少なくとも一つの出口(13)から成り、円筒状軸受部分(27)から混合物の流出を防止し、少なくとも一つステータ部品(16)が透明な材料から形成され、透明な材料がポリカーボネネート(PC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)及び/ 又はスチレン・アクリロニトリレ(SAN)から成るプラスチックのグループから選択されることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の装置。
【請求項17】
捕獲容器(230)の成形片(235)がプラスチック或いは幾つかの適切な材料から成ることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載の装置。
【請求項18】
負荷支持構造が貯蔵容器(90、91、92、92’)をカバーするが開放される透明な保護カバー(200)から成り、保護スイッチが設けられて保護カバー(200)と装置(100)とに有効に接続していて、保護カバーが開放すると、保護スイッチが装置(100)を遮断し、保護カバーが透明なプラスチック或いは幾つかの適切な材料から成り、前記保護カバーがドア状形式に設計されていることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか一項に記載の装置。
【請求項19】
装置(100)の負荷支持構造が使用済み或いは新たな混合装置(1)を受ける前及び/ 又は後容器(300、301)から成ることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか一項に記載の装置。
【請求項20】
装置(100)の負荷支持構造には、電源に接続された視覚的に他の視覚信号装置(350)、例えば白光或いは着色光を発生させる信号光(351)及び/ 又は信号警報或いはサイレン(361)のような音響信号装置(360)が配列されていて、両信号装置(350、360)の両方が装置(100)の始動中に所定期間、好ましくは2或いは3分の期間に発光及び/ 又は信号発生によって作動され、さらに、信号装置(360)が硬化剤成分(B2)の貯蔵容器(92’)が空であることを表示する表示の場合に作動されることを特徴とする請求項1乃至19のいずれか一項に記載の装置。
【請求項21】
支持板(101)上に或いはハウジング(101’)内に、圧縮空気を受ける容器(401)及び/ 又は電源(410)、好ましくは24ボルト作用の再充電可能な電池、及び/ 又は装置を移動させる駆動モータ(408)が配列されていることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか一項に記載の装置。
【請求項22】
装置(100)がベース板或いはH字状ベース(130)から成る床モデル装置として設計されていて、可動性のために装置(100)がローラ(405)から成る輸送テーブル(140)に配列されて保持され、その輸送テーブル(140)が装置を収納する天支持板(141)と、圧縮空気を受ける容器(401)を受ける他の棚状支持板(142)と、圧縮空気発生器及び/ 又は電源(410)、好ましくは装置(100)の可動性を備える再充電可能な電池及び/ 又は駆動モータ(408)とから成ることを特徴とする請求項1乃至21のいずれか一項に記載の装置。
【請求項23】
硬化剤成分(B)と接着剤成分(A)のような反応成分のポット寿命を延長させるために、接着剤成分(A)から成る貯蔵容器(90)が冷凍システムと有効に接続されていて、接着剤成分(A)を冷却させることを特徴とする請求項1乃至21のいずれか一項に記載の装置。
【請求項24】
接着剤成分(A)を冷却させるために、その貯蔵容器が閉鎖可能なドアを備える容器挿入開口(151)から成る閉鎖容器(150)に配列されていて、前記閉鎖容器(150)の内部空間(152)が好ましくはペルテア冷凍システムとして設計される冷却装置(155)の冷凍システムと有効に接続されており、冷却装置(155)が装置(100)のベース板或いはベース(130)又は可動輸送テーブル(140)に配列されていることを特徴とする請求項23に記載の装置。
【請求項25】
接着剤成分(A)を冷却させるために、その貯蔵容器(90)が、装置(100)の充填ヘッド(104)上の適切な場所に置かれた支持ベース板(104’)或いは冷間輸送板(104”)に配列されていて、その支持ベース板(104’)或いは冷間輸送板(104”)が冷媒の供給と放出のために円形であるか、或いは幾つかの他の形式で配列される少なくとも一つ通路システム(157)から成り、その貯蔵容器(90)が装置(100)のベース板或いはベース(130)に或いは可動輸送テーブル(140)に配列されている冷却装置(155)に接続されていて、冷間絶縁層(158)が一方で冷媒と他方で非冷却充填ヘッド(104)とを運搬する通路(157)を備える貯蔵容器(90)用の支持ベース板(104’)或いは冷間輸送板(104”)の間に配列されていることを特徴とする請求項23に記載の装置。
【請求項26】
接着剤成分(A)を冷却させるために、その貯蔵容器(90)が支持ベース板(104’)或いは冷間輸送板(104”)に配列されていて、支持ベース板或いは冷間輸送板が水容器(165)から冷却水の形態の冷媒の供給と放出用の通路システム(157)から成り、この水容器が熱電気冷却箱のような冷凍器(166)に配列され且つ好ましくは前走ホース(157’a)と戻りホース(157”a)とによって通路システム(157)に接続されていることを特徴とする請求項23に記載の装置。
【請求項1】
中空円筒状ステータ部品(16)と前記ステータ部品(16)内に保持されるロータ部品(19)とから成り、縦軸線に同心的に回転できる混合装置(1)と、ロータ部品(19)とステータ部品(16)の間に創作され且つペースト状或いは液状混合物を形成させるように混合室(14)を形成させるリング形状隙間とによって、少なくとも二つの成分、特に接着剤成分(A)と硬化剤成分(B)とを混合させることにより、特に車両車体の表面の充填用のすぐに使える充填材を生産させる装置(100)であり、混合装置(1)が接着剤成分(A)を供給する少なくとも一つの入口ノズル(17a)と硬化剤成分(B)を供給する少なくとも一つの他の流入ノズル(17b,17’b,17”b)及び混合物を放出させる放出開口(21)から成り、流入ノズル(17a、17b,17’b,17”b)と放出開口(21)の間に混合室(14)が設計されて、この混合室(14)内では成分(A、B)が混合される装置において、この装置(100)は、上領域にて横断支柱(108)によって接続される二つの直立コラム状支柱(106、107)とそれら支柱(106、107)の間に充填ヘッド(104)を形成する支持板(104’)が配列され、接着剤成分(A)の貯蔵容器(90)と硬化剤成分(B、B1、B2)の三つの貯蔵容器(91、92、92’)の保持装置と受取り装置と、貯蔵容器(90、91、92、92’)内に案内されるピストンロッド(243、244、245、245’)と、ピストンロッド(243、244、245、245’)が油圧シリンダ或いは幾つかの他のモータ駆動された駆動装置(102、270)に接続されるものを備える支持板(101)から成り、ピストンロッドの取付け案内要素が貯蔵容器(90、91、92、92’)上に設けられ、接着剤成分(A)の貯蔵容器(90)と硬化剤成分(B、B1、B2)の三つの貯蔵容器(91、92、92’)の二つの貯蔵容器(91、92)用の油圧シリンダ或いはピストンロッドを作動させる第一駆動装置(102)が設けられ、混合装置(1)の第二駆動装置(250)が設けられ、硬化剤成分(B2)の第三貯蔵容器(92’)のために好ましくは歯付きラックである油圧シリンダ或いはピストンロッド(112)を作動させる第三駆動装置(270)が設けられており、モータ駆動された駆動装置(102、250、270)がプログラム切換装置或いは制御装置(280)で一緒にされ、混合処理と接着剤成分(A)の貯蔵容器(90)と硬化剤成分(B、B1)の二つの貯蔵容器(91、92)用の油圧シリンダ或いはピストンロッドの作動の開始に先立って、硬化剤成分(B2)の第三貯蔵容器(92”)用の第三駆動装置(270)がすべての他の機能を独立的に作動されるので、現実の混合処理の開始に先立って、硬化剤成分(B2)の前流が約1秒間に生じており、混合装置(1)のロータ部品(19)の回転運動の開始と接着剤成分(A)と硬化剤成分(B、B1)の供給との後に、硬化剤成分(B2)の第三貯蔵容器(92”)用の第三駆動装置(270)が硬化剤成分(B2)のそれ以上の供給を1秒の後流により作動され、硬化剤成分(B2)の第三貯蔵容器(92”)用の完全放出の場合には、ベース(101)の二つの支柱(106、107)の横断支柱(108)上の箱状容器(285)に配列される第三駆動装置(270)によって駆動されるピストンロッド(245’)として歯付きラックが硬化剤成分(B2)の第三貯蔵容器(92’)の下領域に到達されて、それ以上の下方運動では箱状容器(285)を持ち上げ、箱状容器(285)がヒンジによって縦支柱(106)に片面に取付けされ、箱状容器(285)がおよそ2mmだけ持ち上げられており、箱状容器(285)のこの運動によって視覚信号化装置(290)が作動され、全貯蔵容器用の硬化剤成分(B2)の空の第三貯蔵容器(92’)を交換するために全装置が非作動にされており、支持板(101)が移動できるように設計されて、貯蔵容器(90、91、92、92’)のピストンロッドの油圧作動駆動装置を作動するために、コンプレッサ(400)から成り、貯蔵容器(90、91、92、92’)のピストンロッドの電気モータ駆動される駆動装置の作動のために且つ混合装置(1)の作動のために電源(410)から成り、装置が手動或いはモータにより駆動されて可動できるように設計される壁モデル或いは床モデル装置として設計されていることを特徴とする装置。
【請求項2】
装置(100)の支持板(101)は接着剤成分(A)の貯蔵容器(90)を受けるために且つ硬化剤成分(B、B1、B2)の三つの貯蔵容器(91、92、92’)を受けるために、支持板として設計された充填ヘッド(104)から成り、四つの貯蔵容器(90、91、92、92’)がスリップしない或いは固定形式で充填ヘッド(104)に位置されており、その出口が充填ヘッド(104)の送り通路(204、205、206、206’)の入口(207、208、209、209’)に一致し、その出口(201、202、203、203’)が混合装置(1)の接着剤成分(A)と硬化剤成分(B、B1、B2)の流入ノズル(17a、17b,17’b,17”b)と、或いは混合装置(1)のために交換され得る捕獲容器(230)の硬化剤成分(B、B1、B2)の流入ノズル(231、232、232’)との有効な接続とされて、硬化剤成分(B、B1、B2)用の貯蔵容器(91、92、92’)における硬化剤成分(B、B1、B2)の過剰充填によって決定される量の受けて処分しており、内部空間(90、91a、92a、92’a)の貯蔵容器(90、91、92、92’)が容器中味に衝突する板状ピストン(240、241、242、242’)から成り、ピストンロッド(243、244、245、245’)が幾つかの他の方法で設計されているモータ駆動可能な油圧シリンダ或いは駆動装置によって或いは手動作用によって容器の縦方向に移動でき、そのピストン(240、241、242、242’)或いはピストンロッド(243、244、245、245’)によって接着剤成分(A)と硬化剤成分(B、B1、B2)用の貯蔵容器(91、92、92’)の中味が混合装置(1)に押圧され得るか、或いは硬化剤成分(B、B1、B2)用の貯蔵容器(91、92、92’)の部分中味が捕獲容器(230)に押圧され得ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
捕獲容器(230)は円筒状であるか或いは幾つかの他の幾何学横断面形状であり且つ好ましくは片側に閉鎖されるカップ状形成片(235)から成り、前記形成片(235)の壁(235c)が並んで配列された二つのノズルスタッブ(231、232)から成り、形成片(235)の内部空間(235b)と連通し、ノズルスタッブ(231、232)は硬化剤成分(B、B1)の充填ヘッド(104)の出口(202、203)に挿入され得るノズルスタッブ(231、232)によって捕獲容器(230)が充填ヘッド(104)にクリップされ得るように配列され且つ設計されていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の装置。
【請求項4】
ノズルスタッブ(231、232、232’)と反対の壁面(235c)には、捕獲容器(230)の形成片(235)が捕獲容器(230)を保持して心合せするために装置(100)に設けられたハンドル或いは締付け装置(103)と、或いは混合装置(1)に配置された駆動装置(250)の駆動軸と係合されるノズルスタッブ(234)から成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の装置。
【請求項5】
手動作用の板状ピストン(240、241、242)を備えるピストンロッド(110、111、112)がハンドル(260)によって接続されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の装置。
【請求項6】
混合装置(1)は中空円筒状ステータ部品(16)と前記ステータ部品(16)に保持されるロータ部品(19)とから成り、縦軸線(20)に同心的に回転でき、混合室(14)がステータ部品(16)とロータ部品(19)の間のリング状隙間として形成されていて、ステータ部品(16)に形成された幾つかの第一混合歯(23)が半径方向に内方に延びていて、ロータ部品(19)に形成された幾つかの第二歯(24)が半径方向に外方に混合室(14)へ延びていて、ロータ部品(19)の回転運動によって互いに対してステータ部品(16)の混合歯(23、24)を移動させ、それで成分(A、B)の混合を達成させ、ステータ部品(16)が硬化剤成分(B、B1、B2)用の混合室(14)に接続される三つの入口(17b、17’b、17”b)から成ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の装置。
【請求項7】
入口(17a、17b、17’b、17”b)から離れて向合う端(16a)にて、ステータ部品(16)は取付け開口(121)を備えるリング状保持装置(120)から成り、保持装置(120)がバイヨネット接続部の形式で行われ、ステータ部品(16)に回転可能に接続されて、回転性は端ストッパ(122、123;122a、123a)によって制限されて、接着剤成分(A)の入口(17a)と接着剤成分(A)の送りとの取付け及び硬化剤成分(B、B1、B2)の入口(17b、17’b、17”b)と硬化剤成分の送り装置との取付けが達成されていて、リング状保持装置(120)がプラスチック或いは金属から成り且つ保持装置(120)の周辺縁と平行な彎曲形状に延びている二つの対向スロット状開口(125、135)から成り、そのスロット状開口(125、135)の各が異なった幅の二つの案内部分(125a,125b;135a,135b)から成り、それぞれに幅広い案内部分(125a,135a)がステータ部品(16)の下周辺縁(16a)に形成されるL字形状ガイドカム(140;140’)を挿入させるように設計されていて、幅広い案内部分(125a,135a)の幅がガイドカム(140;140’)の自由アングル脚(140a;140’a)の長さに一致し、案内部分(125,135)のそれぞれの狭い案内部分(125b;135b)がL字形状ガイドカム(140;140’)の脚(140b;140’b)の厚さに一致する幅から成り、その脚(140b;140’b)がステータ部品(16)の下周辺縁(16a)に形成されていて、混合装置(1)の縦方向に平行に延びていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の装置 。
【請求項8】
狭い案内部分(125b;135b)のそれぞれの外壁領域(125c;135c)が溝状窪みを備える舌状縁領域(127、137)を形成してウエブ状壁部分(125d、135d)から成り、その窪みの深さがL字状ガイドカム(140;140’)のアングル脚(140a;140’a)の厚さとおよそ一致し、L字状ガイドカムの数が二つのL字状ガイドカムより大きいことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
第一混合歯(23)が少なくとも一つの第一混合歯平面(10)に配列され、そして第二混合歯(24)が少なくとも一つの第二混合歯平面(11)に配列され、混合歯平面(10、11)が縦軸線(20)の方向において軸方向にレベルの形式で互いに関して片寄っているので、ロータ部品(19)の第二混合歯(24)が半径方向にステータ部品(16)の第一混合歯(23)のそれぞれの隙間で回転し、各例では、混合歯(23、24)が向合う領域(30、31)から成り、ステータ部品(16)とロータ部品(19)の間の軸方向作用力の場合に軸方向において向合う領域を互いに対して位置決めさせることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の装置。
【請求項10】
通常には回転軸線に配列される平面に関して、向合う領域(30、31)が角度 (α)に傾斜されるので、混合処理中に向合う領域(30、31)が材料が混合歯(23、24)から取り出されて混合物に到達することを特徴とする請求項9に記載の装置。
【請求項11】
端における突起(22)がロータ部品(19)に設けられていて、その突起(22)が接着剤成分(A)の供給用の入口(17a)へ突き出し、ロータ部品(19)の回転と一緒に回転して入口(17a)の送り通路において既に接着剤成分(A)のチキソトロピー揺変性を減少させていて、端におけるロータ部品(19)が中空円筒状窪み(29)から成り、適合幾何学を備えるコアがその中空円筒状窪みに挿入されて、そのコアによってロータ部品(19)が駆動できることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の装置。
【請求項12】
窪み(29)はロータ部品(19)の本体から半径方向内方に延びている捕獲リブ(25)から成り、その捕獲リブ(25)がコアの対応窪みにスナップして回転駆動されたコアからロータ部品(19)まで混合装置(1)を作動させる駆動トルクを伝達させることを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項13】
ロータ部品(19)が密封リップ(26)から成り、ロータ部品(19)とステータ部品(16)との間に混合室(14)を密封させ且つ混合物の流出を防止し、ロータ部品(19)が円筒状軸受部分(27)から成り、半径方向軸受配列としてステータ部品(16)において摺動軸受配列を形成しており、密封リップ(26)の間に中空空間(28)が形成されて、密封リップ(26)を通して流出する混合物を捕獲できることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の装置。
【請求項14】
ステータ部品(16)が外周に少なくとも一つ板状形成部品(18)から成り、少なくとも一つ板状形成部品(18)が三日月状捕獲輪郭(15)から成り、混合装置(1)がこの三日月状捕獲輪郭に挿入されると、ピン要素と係合されてステータ部品(16)に放出開口(21)の半径方向位置を確保することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の装置。
【請求項15】
ステータ部品(16)が支持軸受領域(12)から成り、ロータ部品(19)が前記ロータ部品(19)に形成された混合歯(24)の面に静止し、摺動して軸方向摺動軸受配列を形成していることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の装置。
【請求項16】
中空空間(28)の円筒状部分におけるステータ部品(16)が円周面には少なくとも一つの出口(13)から成り、円筒状軸受部分(27)から混合物の流出を防止し、少なくとも一つステータ部品(16)が透明な材料から形成され、透明な材料がポリカーボネネート(PC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)及び/ 又はスチレン・アクリロニトリレ(SAN)から成るプラスチックのグループから選択されることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の装置。
【請求項17】
捕獲容器(230)の成形片(235)がプラスチック或いは幾つかの適切な材料から成ることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載の装置。
【請求項18】
負荷支持構造が貯蔵容器(90、91、92、92’)をカバーするが開放される透明な保護カバー(200)から成り、保護スイッチが設けられて保護カバー(200)と装置(100)とに有効に接続していて、保護カバーが開放すると、保護スイッチが装置(100)を遮断し、保護カバーが透明なプラスチック或いは幾つかの適切な材料から成り、前記保護カバーがドア状形式に設計されていることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか一項に記載の装置。
【請求項19】
装置(100)の負荷支持構造が使用済み或いは新たな混合装置(1)を受ける前及び/ 又は後容器(300、301)から成ることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか一項に記載の装置。
【請求項20】
装置(100)の負荷支持構造には、電源に接続された視覚的に他の視覚信号装置(350)、例えば白光或いは着色光を発生させる信号光(351)及び/ 又は信号警報或いはサイレン(361)のような音響信号装置(360)が配列されていて、両信号装置(350、360)の両方が装置(100)の始動中に所定期間、好ましくは2或いは3分の期間に発光及び/ 又は信号発生によって作動され、さらに、信号装置(360)が硬化剤成分(B2)の貯蔵容器(92’)が空であることを表示する表示の場合に作動されることを特徴とする請求項1乃至19のいずれか一項に記載の装置。
【請求項21】
支持板(101)上に或いはハウジング(101’)内に、圧縮空気を受ける容器(401)及び/ 又は電源(410)、好ましくは24ボルト作用の再充電可能な電池、及び/ 又は装置を移動させる駆動モータ(408)が配列されていることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか一項に記載の装置。
【請求項22】
装置(100)がベース板或いはH字状ベース(130)から成る床モデル装置として設計されていて、可動性のために装置(100)がローラ(405)から成る輸送テーブル(140)に配列されて保持され、その輸送テーブル(140)が装置を収納する天支持板(141)と、圧縮空気を受ける容器(401)を受ける他の棚状支持板(142)と、圧縮空気発生器及び/ 又は電源(410)、好ましくは装置(100)の可動性を備える再充電可能な電池及び/ 又は駆動モータ(408)とから成ることを特徴とする請求項1乃至21のいずれか一項に記載の装置。
【請求項23】
硬化剤成分(B)と接着剤成分(A)のような反応成分のポット寿命を延長させるために、接着剤成分(A)から成る貯蔵容器(90)が冷凍システムと有効に接続されていて、接着剤成分(A)を冷却させることを特徴とする請求項1乃至21のいずれか一項に記載の装置。
【請求項24】
接着剤成分(A)を冷却させるために、その貯蔵容器が閉鎖可能なドアを備える容器挿入開口(151)から成る閉鎖容器(150)に配列されていて、前記閉鎖容器(150)の内部空間(152)が好ましくはペルテア冷凍システムとして設計される冷却装置(155)の冷凍システムと有効に接続されており、冷却装置(155)が装置(100)のベース板或いはベース(130)又は可動輸送テーブル(140)に配列されていることを特徴とする請求項23に記載の装置。
【請求項25】
接着剤成分(A)を冷却させるために、その貯蔵容器(90)が、装置(100)の充填ヘッド(104)上の適切な場所に置かれた支持ベース板(104’)或いは冷間輸送板(104”)に配列されていて、その支持ベース板(104’)或いは冷間輸送板(104”)が冷媒の供給と放出のために円形であるか、或いは幾つかの他の形式で配列される少なくとも一つ通路システム(157)から成り、その貯蔵容器(90)が装置(100)のベース板或いはベース(130)に或いは可動輸送テーブル(140)に配列されている冷却装置(155)に接続されていて、冷間絶縁層(158)が一方で冷媒と他方で非冷却充填ヘッド(104)とを運搬する通路(157)を備える貯蔵容器(90)用の支持ベース板(104’)或いは冷間輸送板(104”)の間に配列されていることを特徴とする請求項23に記載の装置。
【請求項26】
接着剤成分(A)を冷却させるために、その貯蔵容器(90)が支持ベース板(104’)或いは冷間輸送板(104”)に配列されていて、支持ベース板或いは冷間輸送板が水容器(165)から冷却水の形態の冷媒の供給と放出用の通路システム(157)から成り、この水容器が熱電気冷却箱のような冷凍器(166)に配列され且つ好ましくは前走ホース(157’a)と戻りホース(157”a)とによって通路システム(157)に接続されていることを特徴とする請求項23に記載の装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【公開番号】特開2009−183937(P2009−183937A)
【公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2008−294564(P2008−294564)
【出願日】平成20年11月18日(2008.11.18)
【出願人】(508342437)フォスヒェミー・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング (1)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−294564(P2008−294564)
【出願日】平成20年11月18日(2008.11.18)
【出願人】(508342437)フォスヒェミー・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング (1)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]