説明

携帯端末機を利用した会員認証システム及びその方法

【課題】携帯端末機を利用した会員認証システム及びその方法を提供する。
【解決手段】会員加入を通じて認証用ID23が付与された携帯端末機10を持つ会員に対する認証手順が行われる認証部5、認証部5に掲示され携帯端末機10の画像認識手段21を通じて認識されることで携帯端末機10に認証部5固有の識別符号25が抽出される認識用標識手段7、携帯端末機10と通信網で連結されて会員認証要請があった時、携帯端末機10から伝送された認証用ID23及び認証部識別符号25を、既に保存された認証部情報及び会員認証情報と対照することで、認証用ID23及び認証部識別符号25の適否を判定する認証サーバ9、通信網を通じて認証サーバ9と連結されるように認証部5に設けられて、認証用ID23及び認証部識別符号25に対する認証サーバ9の適否判定結果によって会員認証を行う認証モジュール27が設けられた認証用コンピュータ11を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末機を利用した会員認証システム及びその方法に係り、さらに詳細には、会員加入したユーザーがオフライン上の特定事業場に入場する時、または特定事業場で物品をレンタルする時、認証デスクまたは物品レンタル台など事業場の出入口または物品の出納口に設けられた認証部に掲示されたバーコードなどの認識用標識手段を、持っている携帯端末機で認識する簡単な手順を通じて会員認証を受けるようにした、携帯端末機を利用した会員認証システム及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、オフライン上に特定のサービスを提供するか、または物をレンタルする目的でユーザーや物の出入を統制する事業場は、出入口に出入統制のための人員や装備が設けられるところ、会員などの出入または出納が承認されたユーザーにバーコードが印刷された会員証などを配り、出入または出納時にこの会員証を提示するようにしているが、認証する役割を行うバーコードが露出されていて複製が容易であり、したがって、保安性に非常に脆弱な問題点があった。
【0003】
また最近は、承認されたユーザーであるかどうかを判断するために多様な形態の認証装置が出入または出納統制装備に含まれるが、前記のようなバーコード露出問題を解消するために、個人携帯端末機にバーコードを持つ会員証などを保存し、携帯端末機に保存されたバーコードを、物理的な会員証に印刷されたことコードと共に使用可能にしている。その一例として、韓国特許出願第10−2001−0035983号で出願された‘インターネット携帯電話バーコード認証及び決済システム’を挙げることができる。このシステムは、図1に図面符号101で概略的に図示されたように、携帯電話、すなわち、携帯端末機110の画面108に表示されたバーコード107をバーコードリーダー121に読み込ませて抽出された識別符号を、バーコードシステム111を通じて既に保存された認証情報と対照することで会員認証を行うようになっている。
【0004】
ところが、このような従来の認証システム101は、バーコードリーダー121でバーコード107を読み込む時に携帯端末機110の画面108の乱反射によって、特に、レーザー方式のバーコードリーダー121の場合にバーコード107の正常的な認識ができなくなるという問題点があった。
【0005】
さらに、前記のような認証システム101は、大体に認証過程でユーザーの携帯端末機110を出入統制人員に渡さねばならないところ、個人物品のやりとり時に不愉快感が発生する恐れがあり、手順が複雑になるなど、運営上不便さが招来されるという問題点もあった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記の問題点を解決するためになされたものであり、個人携帯端末機を会員認証に活用するものの携帯端末機における認証キー露出による保安脆弱性を除去する一方、認証手順を簡素で正常的な認証部以外での虚偽使用を遮断して運営上の効率性を高めることで、安全かつ便利に使用できる認証ソリューションを提供しようとするところにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的を達成するために本発明は、会員加入を通じて認証用ID23が付与された携帯端末機10を持っている会員に対する認証手順が行われる認証部;前記認証部に掲示されて前記携帯端末機の画像認識手段を通じて認識されることで、前記携帯端末機に前記認証部固有の識別符号が抽出されるようにする認識用標識手段;前記携帯端末機と通信網で連結されて会員認証要請があった時、前記携帯端末機から伝送された前記認証用ID及び前記認証部識別符号を、既に保存された認証部情報及び会員認証情報と対照することで、前記認証用ID及び前記認証部識別符号の適否を判定する認証サーバ;通信網を通じて前記認証サーバと連結されるように前記認証部に設けられて、前記認証用ID及び前記認証部識別符号に対する前記認証サーバの適否判定結果によって会員認証を行う認証モジュールが設けられた認証用コンピュータ;を備える携帯端末機を利用した会員認証システムを提供する。
【0008】
また、前記認証サーバは、前記認証部についての位置情報をさらに含んでおり、会員認証要請があった時、前記携帯端末機から前記認証用ID及び前記認証部識別符号と共に前記認証サーバに伝送される前記携帯端末機の位置情報を前記認証部位置情報と対照することで、前記認証部位置情報の適否を判定するようになっていることが望ましい。
【0009】
また、前記画像認識手段は、カメラまたは光学スキャナであることが望ましい。
【0010】
また、前記認識用標識手段は、バーコード、記号、文字、数字、または既定のイメージであることが望ましい。
【0011】
また、前記位置情報モジュールはGPSモジュールであり、前記位置情報はGPS座標であることが望ましい。
【0012】
また本発明は、会員加入を通じて認証用IDを付与されて会員名義の携帯端末機に保存する会員加入段階;前記会員加入段階を通じて会員になったユーザーが、会員認証を願う認証部で前記携帯端末機の画像認識手段を通じて前記認証部の認識用標識手段を認識することで、前記認証部固有の識別符号を抽出して前記携帯端末機に保存する認証開始段階;前記認証開始段階で抽出された前記認証部識別符号を、前記認証用IDと共に通信網を通じて認証サーバに伝送する認証要請段階;前記認証要請段階で、前記認証サーバに伝送された前記認証用ID及び前記認証部識別符号を、前記認証サーバに既に保存された認証部情報及び会員認証情報と対照することで、前記認証用ID及び前記認証部識別符号の適否を判定する認証段階;前記認証段階で、前記認証用ID及び前記認証部識別符号が適していると判定された時、前記認証サーバから前記認証部の認証用コンピュータに認証キーを回送する認証キー回送段階;前記認証キー回送段階で回送された前記認証キーにより、前記認証用コンピュータの認証モジュールで会員認証を行う認証承認段階;からなる携帯端末機を利用した会員認証方法を提供する。
【0013】
また、前記認証要請段階は、前記認証用ID及び前記認証部識別符号と共に前記携帯端末機の位置情報を前記認証サーバに伝送し、前記認証段階は、前記認証要請段階で前記認証用ID及び前記認証部識別符号と共に前記認証サーバに伝送された前記携帯端末機の前記位置情報を、前記認証部情報及び会員認証情報と共に前記認証サーバに既に保存された前記認証部の位置情報と対照することで、前記携帯端末機位置情報の適否を判定することが望ましい。
【発明の効果】
【0014】
したがって、本発明による携帯端末機を利用した会員認証システム及びその方法によれば、個人携帯端末機内に資料形態に保存されている認証IDを認証サーバに送って認証を行い、外部に露出されたバーコードなどの認識用標識手段を補助的に活用するため、認証IDが外部に露出する恐れが全くなく、したがって認証保安性をさらに向上させることができる。
【0015】
また、ユーザーが認証部で会員認証を行う時、自分で直接携帯端末機で認識用標識手段を撮影またはスキャンして認証を要請する単純な手順で認証が行われるので、認証のために携帯端末機を他人に渡す時に感じる不便さや不愉快感なしに、認証手順を安全かつ便利に行える。
【0016】
さらに、認証要請時に携帯端末機の位置情報も共に認証サーバに伝送して、認証要請があった認証部の位置情報と対照することで、認証部から遠く離れたところでコピーされた認識用標識手段で認証を試みる虚偽使用を遮断できるので、認証手順の運営上効率性も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】従来の携帯端末機を利用した認証システムを概略的に示すブロック図である。
【図2】本発明による携帯端末機を利用した会員認証システムを概念的に示すブロック図である。
【図3】本発明による携帯端末機を利用した会員認証システムを概略的に示すブロック図である。
【図4】本発明による携帯端末機を利用した会員認証方法を順次に示すフローチャートである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の望ましい実施形態による携帯端末機を利用した会員認証システムを、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
本発明の会員認証システムは、個人用携帯端末機のカメラなどの画像認識装置を利用する会員認証システムであって、図2及び図3に図示されたように、認証部5、認識用標識手段7、認証サーバ9及び認証用コンピュータ11に大別できる。
【0020】
ここで、前記認証部5は、本発明の会員認証システム1によりオフライン上で会員認証がなされる部分であって、例えば、図2に図示されたように、出入口に設けられた案内デスクや出納口に設けられた物品レンタル台などの、会員の認証手順が実際に行われる業務空間を称する。
【0021】
したがって、認証部5は、案内員や警備員などの、認証手順を案内または監視する人員が配置されうる空間を確保せねばならず、会員認証を願うユーザー、すなわち、会員と隔離された位置に認証用コンピュータ11を、ユーザーの接近の容易な位置に認識用標識手段7をそれぞれ配置するようになっている。
【0022】
前記認識用標識手段7は、会員認証を願う会員自分が持っている携帯端末機10、すなわち、携帯電話などを利用して能動的に会員認証を要請可能にする手段であって、図2に図示されたように、携帯端末機10による撮影やスキャンが容易であるように認証部5、すなわち、案内デスクまたは物品レンタル台のデスク面上やその他の接近の容易な位置に掲示され、ユーザーの持っている携帯端末機10の画像認識手段21を通じて認識できる多様な形態の画像情報を持つ。この時、携帯端末機10の画像認識手段21としては、携帯電話に内蔵された一般的な小型カメラやバーコードリーダーとして使われる光学スキャナなどが使われ、かかる画像認識手段21により認識される被写体の画像情報としては、バーコード、記号、文字、数字など一定の規則を持って表示されるか、またはコード化された多様な形態の既定のイメージが使われうる。また、前記のように画像認識手段21を通じて認識された認識用標識手段7の画像情報は表示されたまま、またはデコーディングされた後、認識用標識手段7が掲示されている認証部5を特定できる固有の識別符号25を抽出し、このように抽出された識別符号25は携帯端末機10に保存される。
【0023】
前記認証サーバ9は、音声通信網やインターネット網などの通信網を通じて認証要請に使われた携帯端末機10と連結されて認証如何を判定する部分であって、図2及び図3に図示されたように、認証部5と遠隔地に設けられて、認証を願う会員の携帯端末機10から認証用ID23と認証部識別符号25とが伝送されて認証要請があった時、伝送された認証用ID23及び認証部識別符号25をDB31に既に保存されていた認証部情報及び会員認証情報と対照することで、認証要請された認証用ID23及び認証部識別符号25が適しているかどうかを判定する。また、認証サーバ9は、判定結果、携帯端末機10から伝送された認証用ID23及び認証部識別符号25が適していると確認されれば、認証キー29を生成して認証用コンピュータ11に回送するようになっている。
【0024】
最後に、前記認証用コンピュータ11は、認証サーバ9の判定結果によって認証処理をする部分であって、図2及び図3に図示されたように、認証部5内に設けられて同様に通信網を通じて認証サーバ9と連結され、認証サーバ9から回送された認証キー29を利用して、認証要請をした携帯端末機10の認証用ID23及び認証部識別符号25に対して最終的な認証承認を行うように、認証モジュール27を備えている。
【0025】
一方、認証サーバ9は、DB31上に各認証部5についての位置情報をさらに含むこともできるが、このようになれば、特定認証部5で会員認証要請があった時、認証要請を行った携帯端末機10から認証用ID23と認証部識別符号25だけでなく、携帯端末機10に装着されたGPSモジュールと同じ位置情報モジュール13で生成される位置情報、すなわち、GPS座標も共に認証サーバ9に伝送できるようになり、伝送された携帯端末機10の位置情報を認証サーバ9に既に保存されている認証部5位置情報と対照することで、伝送された認証部位置情報の適否を、さらに、認証要請自体の適否を判定できるようになる。
【0026】
なお、前記のように構成される本発明の携帯端末機を利用した会員認証システム1による、携帯端末機を利用した会員認証方法を説明すれば、次の通りである。
【0027】
本発明による携帯端末機を利用した会員認証方法は、認証部に掲示された認識用標識手段を携帯端末機で認識する方式により会員認証を行うところ、図4に概略的に図示されたように、会員加入段階(S10)、認証開始段階(S20)、認証要請段階(S30)、認証段階(S40)、認証キー回送段階(S50)、及び会員認証段階(S60)からなる。
【0028】
ここで、先ず前記会員加入段階(S10)は、出入時または物品出納時に認証の必要な特定サービスをオフライン上で提供するために、オン/オフラインで該当サービスの会員加入をする段階であって、この時、サービスは、オフラインで出入または出納統制がなされる、すなわち、ユーザーが出入する時または図書などの物品を出納する時に認証の必要なサービスならば、いずれも該当する。ただし、会員加入段階(S10)では、オン/オフライン上で会員加入を願うユーザーに出入認証のための認証用ID23を付与し、付与された認証用ID23が会員加入者名義の携帯端末機10に保存されるようにする。
【0029】
次いで、前記認証開始段階(S20)は、ユーザーが能動的に会員認証を開始する段階であって、この段階では、会員加入段階(S10)で会員になったユーザーが、会員認証を願う、すなわち、入場しようとするサービス事業場の出入口に設けられた案内デスク、またはレンタルしようとする物品が置かれている事業場の出納口に設けられたレンタル台などの認証部5で、認証用ID23が保存された携帯端末機10を通じて会員認証を始める。
【0030】
このために、ユーザーは、認証用ID23が保存された携帯端末機10のカメラなどの画像認識手段21を利用して、認証部5に掲示されているバーコードや数字で形成された認識用標識手段7を認識、すなわち、撮影するが、この時に携帯端末機10は、認識用標識手段7がバーコードのように暗号化されている場合には復号化し、数字のように暗号化されていない場合には、直接的に認識用標識手段7から該当認証部5固有の識別符号25を抽出して臨時に保存する。
【0031】
次いで、前記認証要請段階(S30)は、認証部5から遠隔地にある認証サーバ9に会員認証を要請する段階であって、この段階では、認証開始段階(S20)で、認識用標識手段7から抽出された認証部識別符号25と、会員加入時に付与された認証用ID23とを、携帯端末機10から音声通信網などの通信網を通じて認証サーバ9に伝送する。
【0032】
次いで、前記認証段階(S40)は、認証サーバ9により認証が直接的に行われれる段階であって、この段階では、認証要請段階(S30)で認証サーバ9に伝送された認証用ID23及び認証部識別符号25を、認証サーバ9に既に保存されている会員IDなどの会員個人の認証情報及び認証部5の一連番号などの認証部識別符号25とそれぞれ対照して、伝送された認証用ID23及び認証部識別符号25が適しているかどうかを判定して認証如何を決定する。
【0033】
次いで、認証キー回送段階(S50)は、認証段階(S40)での判定結果によって認証キー29を作って認証要請のあった認証部5に回送する段階であって、認証段階(S40)で認証用ID23及び認証部識別符号25が適していると判定されれば、認証を許諾する認証キー29を生成して認証部5の認証用コンピュータ11に回送し、逆に適していないと判定されれば、認証用コンピュータ11に認証失敗を知らせた後、本発明による会員認証手順を終了する。
【0034】
最後に、会員認証段階(S60)は、認証サーバ9での認証結果によって会員認証を最終処理する段階であって、この段階では、認証キー回送段階(S50)で認証サーバ9から認証用コンピュータ11に回送された認証キー29を、認証モジュール27により処理して会員認証を最終承認する。
【0035】
一方、コピーされた認識用標識手段7を利用して認証部5の外、すなわち、例えば、認証部5の半径50m外でなされる虚偽認証要請を遮断するために、認証要請段階(S30)で認証用ID23及び認証部識別符号25を認証サーバ9に伝送する時、携帯端末機10のGPS座標などの位置情報を共に伝送して、認証段階(S40)で認証サーバ9に既に保存されている認証部5のGPS座標などの位置情報と対照することで、認証要請をした携帯端末機10の位置が該当認証部5位置と一致するかどうかを確認して、携帯端末機10の位置情報の適否を判定してもよい。判定結果、適していると判定されれば、認証用ID23及び認証部識別符号25の対照手順を正常的に進め続け、逆に適していないと判定されれば、直ちに認証用コンピュータ11に認証失敗を伝送して、会員認証手順を終了すればよい。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明は、会員認証システム関連の技術分野に好適に用いられる。
【符号の説明】
【0037】
1 会員認証システム
5 認証部
7 認識用標識手段
9 認証サーバ
10 携帯端末機
11 認証用コンピュータ
13 位置情報モジュール
21 画像認識手段
23 認証用ID
25 認証部識別符号
27 認証モジュール
29 認証キー
31 認証サーバDB

【特許請求の範囲】
【請求項1】
会員加入を通じて認証用ID23が付与された携帯端末機10を持っている会員に対する認証手順が行われる認証部5と、
前記認証部5に掲示されて前記携帯端末機10の画像認識手段21を通じて認識されることで、前記携帯端末機10に前記認証部5固有の認証部識別符号25が抽出されるようにする認識用標識手段7と、
前記携帯端末機10と通信網で連結されて会員認証要請があった時、前記携帯端末機10から伝送された前記認証用ID23及び前記認証部識別符号25を、既に保存された認証部情報及び会員認証情報と対照することで、前記認証用ID23及び前記認証部識別符号25の適否を判定する認証サーバ9と、
通信網を通じて前記認証サーバ9と連結されるように前記認証部5に設けられて、前記認証用ID23及び前記認証部識別符号25に対する前記認証サーバ9の適否判定結果によって会員認証を行う認証モジュール27が設けられた認証用コンピュータ11と、を備えることを特徴とする携帯端末機を利用した会員認証システム。
【請求項2】
前記認証サーバ9は、前記認証部5についての認証部位置情報をさらに含んでおり、会員認証要請があった時、前記携帯端末機10から前記認証用ID23及び前記認証部識別符号25と共に前記認証サーバ9に伝送される前記携帯端末機10の位置情報を前記認証部位置情報と対照することで、前記認証部位置情報の適否を判定するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機を利用した会員認証システム。
【請求項3】
前記画像認識手段21は、カメラまたは光学スキャナであることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末機を利用した会員認証システム。
【請求項4】
前記認識用標識手段7は、バーコード、記号、文字、数字、または既定のイメージであることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末機を利用した会員認証システム。
【請求項5】
前記携帯端末機10の位置情報モジュール13はGPSモジュールであり、前記位置情報はGPS座標であることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末機を利用した会員認証システム。
【請求項6】
会員加入を通じて認証用ID23を付与されて会員名義の携帯端末機10に保存する会員加入段階(S10)と、
前記会員加入段階(S10)を通じて会員になったユーザーが、会員認証を願う認証部5で前記携帯端末機10の画像認識手段21を通じて前記認証部5の認識用標識手段7を認識することで、前記認証部5固有の識別符号25を抽出して前記携帯端末機10に保存する認証開始段階(S20)と、
前記認証開始段階(S20)で抽出された前記認証部識別符号25を、前記認証用ID23と共に通信網を通じて認証サーバ9に伝送する認証要請段階(S30)と、
前記認証要請段階(S30)で、前記認証サーバ9に伝送された前記認証用ID23及び前記認証部識別符号25を、前記認証サーバ9に既に保存された認証部情報及び会員認証情報と対照することで、前記認証用ID23及び前記認証部識別符号25の適否を判定する認証段階(S40)と、
前記認証段階(S40)で、前記認証用ID23及び前記認証部識別符号25が適していると判定された時、前記認証サーバ9から前記認証部5の認証用コンピュータ11に認証キー29を回送する認証キー回送段階(S50)と、
前記認証キー回送段階(S50)で回送された前記認証キー29により、前記認証用コンピュータ11の認証モジュール27で会員認証を行う認証承認段階(S60)と、を含むことを特徴とする携帯端末機を利用した会員認証方法。
【請求項7】
前記認証要請段階(S30)は、前記認証用ID23及び前記認証部識別符号25と共に前記携帯端末機10の位置情報を前記認証サーバ9に伝送し、前記認証段階(S40)は、前記認証要請段階(S30)で前記認証用ID23及び前記認証部識別符号25と共に前記認証サーバ9に伝送された前記携帯端末機10の前記位置情報を、前記認証部情報及び会員認証情報と共に前記認証サーバ9に既に保存された前記認証部5の位置情報と対照することで、前記携帯端末機10の位置情報の適否を判定することを特徴とする請求項6に記載の携帯端末機を利用した会員認証方法。
【請求項8】
前記画像認識手段21は、カメラまたは光学スキャナであることを特徴とする請求項6または7に記載の携帯端末機を利用した会員認証方法。
【請求項9】
前記認識用標識手段7は、バーコード、記号、文字、数字、または既定のイメージであることを特徴とする請求項6または7に記載の携帯端末機を利用した会員認証方法。
【請求項10】
前記携帯端末機10の位置情報モジュール13はGPSモジュールであり、前記位置情報はGPS座標であることを特徴とする請求項7に記載の携帯端末機を利用した会員認証方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−59266(P2012−59266A)
【公開日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−194777(P2011−194777)
【出願日】平成23年9月7日(2011.9.7)
【出願人】(510152459)アイヴイエス・インコーポレイティッド (2)
【Fターム(参考)】