説明

操作パネルおよび操作パネルのカスタマイズシステム

【課題】ユーザの利用実態に即してカスタマイズされた使いやすい操作画面を表示する。
【解決手段】被操作装置1の操作パネル2により操作されると、その操作情報がカスタマイズ装置3に送信される。カスタマイズ装置3の表示データ判定部15が、操作情報からユーザの利用実態を分析して、使用頻度の高い操作項目を判断する。表示データ作成部16が、使用頻度の高い操作項目を操作しやすい状態に表示した表示データを作成する。カスタマイズ装置3は、作成された表示データを操作パネル2に送信する。操作パネル2は、表示データに基づいてカスタマイズされた操作画面を表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作画面を変更して、カスタマイズ可能な操作パネルに関する。
【背景技術】
【0002】
多機能周辺機器(MFP)のようなデータ処理装置では、コピー、ファクシミリ、スキャン等の各機能に応じて操作が異なる。そのため、データ処理装置の操作パネルの操作画面は、多数の操作項目が並んだレイアウトになっており、使い勝手がよいとは言い難い。
【0003】
操作パネルには、一般的にタッチパネルが採用されている。操作パネルの操作画面は、ユーザが操作するたびに表示が変わる。すなわち、操作画面は変更可能である。このような操作パネルにおいて、特許文献1には、ユーザ毎に操作パネルをカスタマイズするともに、ネットワークを通じて接続された他のデータ処理装置でもカスタマイズされた操作パネルを使えることが記載されている。
【特許文献1】特開2003−333234号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
操作パネルをカスタマイズするためには、最初に操作画面を設定しなければならない。しかし、実際に操作パネルを操作していくと、設定された操作画面であっても、使いにくい点が生じてくる。使いやすくするためには、操作画面を変更すればよいが、再び設定のための操作が必要となり、煩雑である。
【0005】
本発明は、上記に鑑み、利用実態に即してカスタマイズすることによって、使いやすい操作パネルを提供するとともに、他のデータ処理装置でもカスタマイズされた操作パネルを使えるカスタマイズシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、操作画面が変更可能とされた操作パネルであって、ユーザの利用実態に応じて操作画面が変化するものである。これによって、ユーザが操作するたびに操作画面が変化し、ユーザにとって徐々に使いやすいカスタマイズされた操作画面になっていく。すなわち、使用頻度の高い操作項目は、操作しやすい状態に表示される。例えば、特定の操作項目が、上位に表示される、大きく表示される、目立つようにカラー表示されるといった操作画面となる。
【0007】
操作パネルは、操作画面を形成するための表示データを作成するパネル制御部を備え、パネル制御部は、ユーザの利用実態に応じて表示データを更新する。この表示データの更新によって、操作画面が利用実態に即した表示に変化する。
【0008】
また、ユーザ毎に操作画面が異なるものとする。ユーザによって利用実態は異なり、操作画面も異なる。そこで、パネル制御部は、ユーザ毎に表示データを作成する。これによって、特定のユーザが操作するときに、ユーザに応じた表示データが読み出され、ユーザ毎の操作画面が表示される。
【0009】
被操作装置に設けられた上記の操作パネルと、操作パネルの操作画面を形成するための表示データを提供するカスタマイズ装置とを備えたカスタマイズシステムとし、操作パネルは、カスタマイズ装置にユーザの操作情報を出力し、カスタマイズ装置は、操作情報からユーザの利用実態を判断し、利用実態に応じて表示データを作成する。操作パネルは、操作画面を表示するとき、カスタマイズ装置に表示データを要求し、カスタマイズ装置は、要求された表示データを操作パネルに提供する。
【0010】
このようにシステム化することにより、カスタマイズ装置が操作画面を表示するための表示データを管理する。したがって、カスタマイズ装置と通信可能な被操作装置であれば、いつでもユーザはカスタマイズされた操作画面を表示できる。
【0011】
カスタマイズ装置は、利用実態から複数の操作項目の使用頻度を導き出し、使用頻度の高い操作項目が操作しやすい状態となるように表示データを作成する。作成された表示データはカスタマイズ装置において記憶される。
【0012】
複数の被操作装置がネットワークを通じてカスタマイズ装置と通信可能に接続されている場合、各被操作装置の操作パネルの操作画面は、カスタマイズ装置からの表示データによって変更される。したがって、複数の被操作装置に表示データを提供でき、ユーザは、いずれの被操作装置においても、使いやすい操作パネルによって操作できる。
【0013】
多数のユーザが被操作装置を使用するので、登録されたユーザを識別するためのユーザ判別部が設けられる。ユーザ判別部は、操作パネルに設けられるか、あるいはカスタマイズ装置に設けられる。カスタマイズ装置は、登録されたユーザ毎に表示データを記憶し、操作パネルは、登録されたユーザに応じた操作画面を表示する。したがって、登録された特定のユーザだけが操作パネルをカスタマイズできる。
【0014】
ここで、操作パネルは、ユーザが操作するとき、操作画面を変更するか否かを確認する。変更可とした場合、カスタマイズされた操作画面が表示される。変更しない場合、デフォルトの操作画面が表示される。すなわち、例外的な操作をする場合に、変更しないようにする。このような場合に、変更可とすると、このときの操作情報に基づいて利用実態が判断されると、表示データの作成に悪影響を与えるおそれがある。
【0015】
また、カスタマイズ装置は、操作情報に基づいてジョブ履歴の一覧を表示するための表示データを作成し、操作パネルは、操作画面にジョブ履歴の一覧を表示して、各ジョブ履歴を操作項目とする。ジョブ履歴は、実際の利用実態を表すものであり、同じジョブを繰り返し実行する場合がある。そこで、ジョブ履歴を操作画面に表示すれば、1回の操作で同じジョブを実行することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によると、ユーザに応じてカスタマイズされた操作画面を表示でき、ユーザにとって使いやすい操作パネルを実現できる。しかも、操作画面は利用実態に応じて変化するので、一度操作画面を設定すると、再設定しなくてもよく、利用するほど使いやすい操作画面になっていく。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本実施形態の操作パネルのカスタマイズシステムを図1に示す。被操作装置1に設けられた操作パネル2とカスタマイズ装置3とによってカスタマイズシステムが形成される。被操作装置1は、例えば、コピーモード、プリンタモード、スキャナモードおよびファクシミリモードを有する多機能周辺機器である。被操作装置1およびカスタマイズ装置3は、LAN、WAN、インターネット等のネットワークに接続される。操作パネル2は、被操作装置1の通信部4を利用して、ネットワークを通じてカスタマイズ装置3と通信可能とされる。通信としては、所定の通信プロトコル、例えばTCP/IPプロトコルにより、データの送受信を行う。
【0018】
図2に示すように、ネットワークには、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末といった情報処理装置5が接続され、被操作装置1やカスタマイズ装置3と通信可能とされる。また、被操作装置1は、複数存在し、それぞれ操作パネル2を備えている。
【0019】
操作パネル2は、操作画面を表示するための表示部10と、操作キーを有する操作部11と、パネル制御部12とを備えている。表示部10は、液晶ディスプレイ等の表示デバイスを用い、入力操作が可能なようにタッチパネルとされる。パネル制御部12は、入力操作による操作信号を出力するとともに、表示部10を駆動制御して、表示データに基づいて操作画面を表示させる。操作画面には、各モードを実行するための複数の操作項目が所定のレイアウトに沿って表示される。操作項目を押すといった操作によって、表示されている操作画面において定義された操作信号が発生する。
【0020】
また、操作パネル2は、ユーザ判別部13を備えている。ユーザ判別部13は、操作するユーザが登録された特定のユーザか、未登録の一般のユーザかを識別して、登録されたユーザであれば、そのユーザに与えられた権限を実行することを認証する。この識別は、ユーザIDおよびパスワードの入力によるもの、指紋、虹彩、声等の生体認証によるもの、ICカード、無線ICタグによるもののいずれかによって行われる。
【0021】
操作パネル2は、ユーザが操作したときの操作情報を通信部4を通じてカスタマイズ装置3に送信する。操作情報は、いずれのモードを選択して、どの操作項目を操作したかといった1つのジョブにおける一連の操作に関する情報である。この操作情報は、ユーザ毎に送信される。なお、操作パネル2が通信部4を有していてもよく、操作情報を直接送信できる。これらの操作情報が蓄積されて、ユーザがいつ、どのような操作を行ったかという利用実態が明らかになっていく。
【0022】
カスタマイズ装置3は、コンピュータからなり、被操作装置1を含めてシステム全体を管理する管理サーバとして機能する。カスタマイズ装置3は、操作パネル2の操作画面を使いやすいようにカスタマイズするために、ユーザの利用実態に応じて表示データを作成して、操作パネル2に提供する。そのため、カスタマイズ装置3は、表示データ判別部15、表示データ作成部16、通信部17および記憶部18を備えている。通信部17は、被操作装置1の通信部4との間でデータの送受信を行う。記憶部18は、ハードディスク装置とされ、操作パネル2から送られてきた操作情報や表示データをユーザ別に記憶する。なお、表示データは、レイアウト情報、操作項目、表示サイズ、文字サイズ等とされ、HTMLデータによって構成される。
【0023】
表示データ判別部15は、ユーザの利用実態から操作の頻度を判断する。すなわち、操作情報を分析して、操作項目の操作回数を算出して、操作項目の使用頻度を判断する。使用頻度は、所定の期間における操作回数から求める。ここで、利用実態はユーザ毎に異なるので、各ユーザの操作情報からユーザ毎に操作項目の使用頻度を判断する。
【0024】
表示データ作成部16は、ユーザの利用実態に応じて表示データを作成する。すなわち、操作の頻度が高いものほど、目立つような操作画面となるようにする。そのために、表示データ作成部は、使用頻度の高い操作項目が操作しやすい状態になるレイアウト、表示順序、サイズを決め、ユーザ特有の表示データを作成する。表示データは、ユーザ毎に作成されて、記憶部18に記憶される。新しい表示データが作成されると、記憶部18は表示データを更新していく。
【0025】
このような操作画面のカスタマイズは、ユーザが操作するたびに行う。この場合、操作画面は毎回変化する。あるいは、所定の期間経過する毎に行う。この場合、所定の期間、操作画面は変化しない。
【0026】
次に、操作パネル2のカスタマイズの手順を図3に基づいて説明する。まず、ユーザが被操作装置1を使用とするとき、ユーザ認証を行う。ユーザ判別部13は、登録されているユーザか否かを識別する。登録されていないユーザの場合、操作パネル2の操作画面は変更されず、デフォルトの操作画面のままである。
【0027】
登録されているユーザの場合、操作パネル2のパネル制御部12は、操作画面を変更するか否かを確認する。すなわち、変更の可否を問う操作画面を表示する。ユーザが変更しないことを選択したとき、操作画面は変更されず、デフォルトの操作画面のままである。変更することを選択したとき、パネル制御部12は、特定のユーザに対する表示データをカスタマイズ装置3に要求する。
【0028】
カスタマイズ装置3では、表示データ作成部16が、操作パネル2からの要求を受け付け、記憶部18から特定のユーザの表示データを読み出す。そして、このユーザ特有の表示データを不変の操作項目に関する表示データに組み合わせて、操作画面用の表示データを作成する。なお、不変の操作項目とは、例えば「OK」や「キャンセル」といったモードに関係のない共通の操作項目であり、位置やサイズは変わらない。表示データ作成部16によって作成された表示データは、通信部17により操作パネル2に送信される。
【0029】
操作パネル2では、受信した表示データに基づいて操作画面を表示する。パネル制御部12は、ブラウザを搭載しており、HTMLデータからなる表示データを解釈して、操作画面を形成して、表示する。
【0030】
図4、5にユーザ毎の操作画面を示す。図4のように、このユーザにおいては、コピーモードを使用する頻度が最も高く、次にプリンタモードの頻度が高い。そこで、コピーモードを実行するための操作項目「コピー」が一番上位に表示され、使いやすくされる。他のユーザにおいては、図5のように、コピーモードの次にファクシミリモードの使用の頻度が高い。そこで、コピーモードを実行するための操作項目「コピー」が最上位とされ、ファクシミリモードを実行するための操作項目「FAX」が次位に表示される。
【0031】
ここで、さらに操作画面を使いやすくするために、図6に示すように、使用頻度の高い操作項目を使用頻度の低い操作項目よりも大きく表示する。あるいは、目立つように使用頻度の高い操作項目をカラーで表示し、他の操作項目は白黒で表示してもよい。
【0032】
そして、ユーザは、カスタマイズされた操作画面において入力操作する。このときの操作情報が、カスタマイズ装置3に送信される。カスタマイズ装置3では、操作したユーザを認識して、該当するユーザの操作情報として記憶部18に記憶する。このようにして、ユーザの操作情報は記憶部18に蓄積されていき、次回あるいは所定の期間経過後の操作画面のカスタマイズに反映される。
【0033】
カスタマイズ装置3は、操作情報から各モードにおける読取方法、出力形式、画質といったジョブ条件を抽出し、ユーザ毎のジョブ条件を判断する。そして、任意のモードが選択されたとき、そのモードにおける頻度の高いジョブ条件に応じた操作画面を表示できるように、表示データを作成する。特定のユーザが操作するとき、頻繁に使うジョブ条件に応じた操作画面が表示される。したがって、ユーザはジョブ条件を選択する手間を省くことができ、使い勝手のよい操作パネル2となる。
【0034】
なお、ユーザ毎の操作画面の初期設定は、操作パネル2において行う。パネル制御部12は、初期設定に対する画面情報をカスタマイズ装置3に送信する。カスタマイズ装置3は、画面情報を記憶部18に記憶する。したがって、設定後、最初の操作するときは、初期設定された操作画面が表示される。
【0035】
あるいは、操作パネル2は、デフォルトの操作画面を最初の画面として表示する。そして、特定のユーザが操作するたびに、パネル制御部12は操作情報をカスタマイズ装置3に送信する。カスタマイズ装置3では、この操作情報に基づいて、そのユーザの利用実態を判断し、ユーザ毎に操作画面を変化させていく。
【0036】
次に、ユーザの利用実態に応じた操作パネル2の操作画面の他の形態を図7に示す。操作パネル2からの操作情報には、過去に利用したジョブ履歴が含まれている。そこで、カスタマイズ装置3は、特定のユーザにおけるジョブ履歴の一覧を操作画面として表示する表示データを作成する。操作パネル2は、この表示データに基づいて、ジョブ履歴をそのまま操作項目として表示する。ジョブ履歴は、最新のものから表示される。
【0037】
ユーザが、操作画面に表示されたジョブ履歴の1つを選択すると、同じジョブが実行される。例えば、ファクシミリ送信の場合、前回送信した宛先に入力された画像データが送信される。これによって、頻繁に同じ操作する場合、1回の操作だけでジョブを実行でき、ユーザの作業が効率的となる。
【0038】
上記のカスタマイズシステムでは、複数の被操作装置1がカスタマイズ装置3と通信可能に接続されている。登録されたユーザであれば、それぞれの被操作装置1においてユーザ認証を行うことにより、カスタマイズ装置3からユーザ毎の表示データを取得できる。したがって、ユーザは、ネットワーク内のいずれの被操作装置1においても、カスタマイズされた操作パネル2で操作することができる。
【0039】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。被操作装置は、操作パネルを有するものであればよく、コピー機、プリンタ、ファクシミリ装置といったように単一のモードだけの専用機であってもよい。
【0040】
カスタマイズ装置は、被操作装置とは別に設けられているが、操作パネルがカスタマイズ装置を有していてもよい。操作パネルのパネル制御部がカスタマイズ装置として機能する。パネル制御部が、操作画面を形成するための表示データを作成するとともに、ユーザの利用実態に応じて表示データを更新する。また、被操作装置がユーザ判別部を設けられない場合、カスタマイズ装置にユーザ判別部を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の操作パネルおよびカスタマイズ装置の概略構成を示す図
【図2】カスタマイズシステムの全体構成図
【図3】カスタマイズされた操作画面を表示するときの手順を示す図
【図4】カスタマイズされた操作画面を示す図
【図5】他のユーザに対するカスタマイズされた操作画面を示す図
【図6】カスタマイズされた操作画面の変形例を示す図
【図7】他の形態のカスタマイズされた操作画面を示す図
【符号の説明】
【0042】
1 被操作装置
2 操作パネル
3 カスタマイズ装置
4 通信部
10 表示部
11 操作部
12 パネル操作部
13 ユーザ判別部
15 表示データ判別部
16 表示データ作成部
17 通信部
18 記憶部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作画面が変更可能とされた操作パネルであって、ユーザの利用実態に応じて操作画面が変化することを特徴とする操作パネル。
【請求項2】
操作画面を形成するための表示データを作成するパネル制御部を備え、パネル制御部は、ユーザの利用実態に応じて表示データを更新することを特徴とする請求項1記載の操作パネル。
【請求項3】
操作画面には、複数の操作項目が表示され、使用頻度の高い操作項目は、操作しやすい状態に表示されることを特徴とする請求項1または2記載の操作パネル。
【請求項4】
ユーザ毎に操作画面が異なることを特徴とする請求項3記載の操作パネル。
【請求項5】
操作画面が変更可能とされた被操作装置の操作パネルと、操作パネルの操作画面を形成するための表示データを提供するカスタマイズ装置とを備え、操作パネルは、カスタマイズ装置にユーザの操作情報を出力し、カスタマイズ装置は、操作情報からユーザの利用実態を判断し、利用実態に応じて表示データを作成することを特徴とする操作パネルのカスタマイズシステム。
【請求項6】
操作パネルは、操作画面を表示するとき、カスタマイズ装置に表示データを要求し、カスタマイズ装置は、要求された表示データを操作パネルに提供することを特徴とする請求項5記載の操作パネルのカスタマイズシステム。
【請求項7】
カスタマイズ装置は、利用実態から複数の操作項目の使用頻度を導き出し、使用頻度の高い操作項目が操作しやすい状態となるように表示データを作成することを特徴とする請求項5または6記載の操作パネルのカスタマイズシステム。
【請求項8】
登録されたユーザを識別するためのユーザ判別部が設けられ、カスタマイズ装置は、登録されたユーザ毎に表示データを記憶し、操作パネルは、登録されたユーザに応じた操作画面を表示することを特徴とする請求項5または6記載の操作パネルのカスタマイズシステム。
【請求項9】
操作パネルは、ユーザが操作するとき、操作画面を変更するか否かを確認することを特徴とする請求項8記載の操作パネルのカスタマイズシステム。
【請求項10】
カスタマイズ装置と複数の被操作装置とがネットワークを通じて通信可能に接続され、各被操作装置の操作パネルの操作画面は、カスタマイズ装置からの表示データによって変更されることを特徴とする請求項5または6記載の操作パネルのカスタマイズシステム。
【請求項11】
カスタマイズ装置は、操作情報に基づいてジョブ履歴の一覧を表示するための表示データを作成し、操作パネルは、操作画面にジョブ履歴の一覧を表示して、各ジョブ履歴を操作項目とすることを特徴とする請求項5または6記載の操作パネルのカスタマイズシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−142912(P2007−142912A)
【公開日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−335246(P2005−335246)
【出願日】平成17年11月21日(2005.11.21)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】