説明

操作入力装置

【課題】部品点数,組立工数が少ないとともに、動作特性にバラツキがない小型の操作入力装置を提供する。
【解決手段】プリント基板10の上方で支持した操作ダイヤル40を回動操作することにより、前記プリント基板10に実装した磁気検出センサー19で前記操作ダイヤル40の回動操作に基づく磁界の変化を検出する操作入力装置である。特に、前記操作ダイヤル40の所定の位置を着磁し、複数の着磁マグネット部44,45を形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は操作入力装置、特に、携帯電話機、PDA,テレビ,ビデオの電子機器に組み込まれる操作入力装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、操作入力装置としては、例えば、ホイールの下側に固定されて前記ホイールと同時に回転する多極着磁リング型マグネットと、前記マグネットの回転を検出する検出素子と、前記検出素子が装着される印刷回路基板と、前記印刷回路基板が固定されるベースと、前記ベースに固定されて前記ホイールを回転できるように支持するホルダーと、からなる情報入力装置がある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−27443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前述の情報入力装置では、ホイールの下側に多極着磁リング型マグネットを固定してあるので、部品点数,組立工数が多く、生産性が低いとともに、組立精度のバラツキによって動作特性にバラツキが生じやすい。
また、ホイールの下側に多極着磁リング型マグネットを固定するため、直径方向および厚さ方向のいずれの方向においても装置の小型化に限界があるという問題点がある。
【0005】
本発明は、前記問題点に鑑み、部品点数,組立工数が少ないとともに、動作特性にバラツキがない小型の操作入力装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明にかかる操作入力装置は、前記課題を解決すべく、プリント基板の上方で支持した操作ダイヤルを回動操作することにより、前記プリント基板に実装した磁気検出センサーで、前記操作ダイヤルの回動操作に基づく磁界の変化を検出する操作入力装置であって、前記操作ダイヤルの少なくとも一部を着磁し、複数の着磁マグネット部を形成した構成としてある。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、操作ダイヤルを着磁して着磁マグネット部を形成してある。このため、従来例に係るリング型マグネットが不要となるので、部品点数,組立工数が少なくなり、生産性が高くなるとともに、操作ダイヤルに組立精度のバラツキが生じず、動作特性にバラツキが生じない。
また、別体のリング型マグネットを固定する必要がないので、直径方向および厚さ方向のいずれの方向においても、装置を小型化できる。
【0008】
本発明にかかる実施形態としては、操作ダイヤルを軸心方向に着磁し、複数の着磁マグネット部を異なる磁極で交互に連続するように形成してもよい。
本実施形態によれば、前記操作ダイヤルの下方側に磁気検出センサーを配置することにより、磁気感度が良くなるので、大きな磁力を生ずるように着磁する必要がなく、高感度の磁気検出センサーを必要としない。
【0009】
本発明にかかる他の実施形態としては、操作ダイヤルを軸心方向に着磁し、複数の着磁マグネット部を異なる磁極で交互に不連続となるように形成しておいてもよい。
着磁マグネット部を連続的に形成する必要がないので、着磁作業が簡単になる。
【0010】
本発明にかかる別の実施形態としては、操作ダイヤルの外周縁部だけを着磁しておいてもよく、また、操作ダイヤルの内周縁部だけを着磁しておいてもよい。
本実施形態によれば、磁束領域を最小限度に抑えることにより、外部に対する悪影響、例えば、磁気カードに影響を与えるおそれがない。
【0011】
本発明にかかる異なる実施形態としては、前記操作ダイヤルを直径方向に着磁し、複数の着磁マグネット部を異なる磁極で交互に連続するように形成してもよい。
本実施形態としては、磁束が横方向に長くなるので、操作ダイヤルの外側に磁気検出センサーを配置でき、より一層薄型の操作入力装置が得られる。
【0012】
本発明にかかる新たな実施形態としては、操作ダイヤルの着磁を直径方向に着磁し、かつ、複数の着磁マグネット部を異なる磁極で交互に不連続となるように形成してもよい。
本実施形態によれば、着磁マグネット部を連続的に形成する必要がないので、着磁作業が簡単になる。
【0013】
本発明に係る他の実施形態としては、環状の操作ダイヤルの下方側に配置され、かつ、プリント基板に固定された環状ホルダーの少なくとも一部を着磁し、複数の着磁マグネット部を異なる磁極で交互に形成してもよい。
また、環状の操作ダイヤルの内側に配置され、かつ、プリント基板に固定されたリング状固定具の少なくとも一部を着磁し、複数の着磁マグネット部を異なる磁極で交互に形成してもよい。
本実施形態によれば、操作ダイヤルと環状ホルダーとの間、または、操作ダイヤルとリング状固定具との間に生じる反発力,吸引力により、回動操作時にクリック感が得られる。
【0014】
本発明に係る別の実施形態としては、リング状固定具の内周面を同一の磁極に着磁する一方、前記リング状固定具の内側に嵌合される押しボタンの外周面を同一の磁極に着磁してもよい。
本実施形態によれば、リング状固定具と押しボタンとが磁力で相互に吸引または反発し合うことにより、高い部品精度を必要とせずに、押しボタンをリング状固定具にガタツキなく組み立てることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】図1A,1Bは本発明に係る操作入力装置の実施形態を異なる角度から見た斜視図である。
【図2】図1Aで示した操作入力装置の分解斜視図である。
【図3】図1Bで示した操作入力装置の分解斜視図である。
【図4】図4Aは図2で図示した操作ダイヤルの着磁領域を示す斜視図、図4Bは図1Aで示し実施形態の部分断面図である。
【図5】図5A,5Bは異なる着磁領域を有する操作ダイヤルの変形例を示す斜視図である。
【図6】図6は異なる着磁領域を有する操作ダイヤルの他の変形例を示す斜視図である。
【図7】図2で示したリング状固定具および押しボタンをそれぞれ着磁した応用例を示す斜視図である。
【図8】図8Aは図1で示した操作入力装置の底面図、図8Bは図8AのB−B線断面図である。
【図9】図9Aは図1で示した操作入力装置の底面図、図9Bは図9AのB−B線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明に係る操作入力装置の実施形態を図1ないし図9の添付図面に従って説明する。
本実施形態に係る操作入力装置は、図2および図3に示すように、硬質のプリント基板10と、下面にドーム状可動接点からなる中央の押しボタンスイッチ21aおよび4個の押しボタンスイッチ21b〜21eを貼り付けた樹脂製フィルムカバー20と、前記プリント基板10にカシメ固定される環状ホルダー30と、前記環状ホルダー30に摺動シート39を介して回動可能に載置される操作ダイヤル40と、前記操作ダイヤル40の嵌合孔41内に嵌め込まれ、前記プリント基板10にカシメ固定されるリング状固定具50と、前記リング状固定具50に係合固定される押しボタン60と、からなるものである。
【0017】
前記プリント基板10は、その外周縁部に接続部10aを有する一方、その中央に導電部11aを設けてあるとともに、前記導電部11aを中心として同一円周上に均等のピッチで導電部11b〜11eを配置してある。前記導電部11a〜11eは、環状固定接点部と前記環状固定接点部内に配置された固定接点部とからなるものである。また、前記プリント基板10は、前記導電部11aを間にして一対のカシメ孔12,12が形成されているとともに、前記カシメ孔12の外側に治具孔13,13をそれぞれ設けてある。さらに、前記カシメ孔12,12と直交する方向に、前記導電部11aを間にして一対のカシメ孔14,14が設けられているとともに、その外側に磁気検出センサー19を嵌合して収納する収納孔15,15を設けてある。前記磁気検出センサー19は、プリント基板10の厚さ寸法を有効活用するため、前記収納孔15にひっくり返した状態で収納され、前記プリント基板10に接続される。なお、プリント基板10は、金属薄板からなるベースにフレキシブルなプリント基板を貼着一体化したものであってもよい。
【0018】
樹脂製フィルムカバー20は、前記プリント基板10に被覆可能な平面形状を有し、接着剤を塗布した裏面のうち、前記導電部11a〜11eと対応する位置に、偏平なドーム状反転バネからなる押しボタンスイッチ21a〜21eがそれぞれ貼り付けられている(図3)。また、前記樹脂製フィルムカバー20は、前記プリント基板10のカシメ孔12,14および治具孔13に対応する位置に、カシメ孔22,24および治具孔23をそれぞれ設けてある。さらに、前記プリント基板10に組み付けた磁気検出センサー19を被覆しないように逃げ部25を設けてある。なお、前記樹脂製フィルムカバー20は、押圧時の空気抵抗を小さくするため、前記押しボタンスイッチ21a〜21eに連通する通気部26を形成してある。
【0019】
環状ホルダー30は、図2に示すように、前記押しボタンスイッチ21b〜21e上に載置可能な外周形状を有している。そして、前記環状ホルダー30は、その下面に、前記押しボタンスイッチ21b〜21eを押圧可能な操作用突起31を突設するとともに、前記カシメ孔12に対応する位置にカシメ用突起32を突設してある(図3)。なお、環状ホルダー30は、後述する操作ダイヤル40の回動操作を円滑に行うために環状の摺動シート39を載置可能となっている。
【0020】
操作ダイヤル40は、図2および図3に示すように、前記プリント基板10を被覆可能な同心円形状であり、その中心に後述するリング状固定具50および押しボタン60を嵌合できる嵌合孔41を設けてある。また、前記操作ダイヤル40は、前記嵌合孔41の下面内周縁部に沿って環状リブ42を設けてあるとともに、その外側に環状溝部43を形成してある。
【0021】
特に、前記操作ダイヤル40は、図4に示すように、射出成形用磁性材からなるものであり、軸心方向に着磁マグネット部44,45を異なる磁極で交互に連続するように磁化したものである。このため、前記操作ダイヤル10の上面がN極であれば、その下面はS極となり、上面がS極であれば、下面がN極となる。また、前記操作ダイヤル40の着磁は、N極およびS極を交互に連続的に配置する場合に限らず、図5Aに示すように、所定の間隔をあけて着磁マグネット部44,45を軸心方向に異なる磁極で交互に不連続に着磁してもよい。さらに、磁化領域を外周縁部から内周縁部までとする必要はなく、外周縁部だけを着磁してもよく(図5B)、内周縁部だけを磁化してもよい(図示せず)。さらに、図6に示すように、操作ダイヤル40の直径方向にN極およびS極を交互に連続するように着磁マグネット部46,47を配置してもよく、または、不連続に配置してもよい(図示せず)。
【0022】
リング状固定具50は、前記操作ダイヤル40の嵌合孔41に嵌合可能な外径寸法を有し、その嵌合孔51の内側面から位置決め用突起52を内方に突設するとともに、その内側面に沿って環状段部53を突設してある。そして、リング状固定具50は、その下面に突設したカシメ用突起54,54を前記プリント基板10のカシメ孔14,14にそれぞれカシメ固定し、その外周縁部を前記操作ダイヤル40の環状リブ42に係合し、抜け止めする。
【0023】
押しボタン60は、前記リング状固定具50に嵌合可能な外周形状を有し、その下面中央に操作用突起61を突設してある。そして、前記押しボタン60は、その下面外周縁部に突設した弾性爪部62を、前記リング状固定具50の環状段部53に係合することにより、抜け止めされる。
【0024】
なお、図7に示すように、リング状固定具50の内側全周面をN極とし、その外側全周面をS極とする一方、前記押しボタン60の外周部をN極とし、その中心部をS極とする磁化を行ってもよい。そして、前記リング状固定具50に押しボタン60を組み合わせると、接合部分でN極同士が相互に反発し合うので、高い部品精度を必要とせずに、押しボタン60をリング状固定具50にガタツキなく組み立てることができる。なお、前記リング状固定具50と前記押しボタン60とが相互に吸引し合うように着磁しても、高い部品精度を必要とせずに、ガタツキなく組み立てられるという同一の効果が得られる。
【0025】
また、前記リング状固定具50に着磁マグネット部を異なる磁極で交互に軸心方向、あるいは、直径方向に形成しておけば、前記操作ダイヤル40の着磁マグネット部との間に生ずる吸引力,反発力により、操作時にクリック感が得られるという利点がある。
【0026】
次に、前述の構成部品の組立方法を説明する。
まず、図示しない治具である一対の位置決めピンに前記プリント基板10の治具孔13,13を挿入して位置決めする。そして、前記プリント基板10の収納孔15に磁気検出センサー19をそれぞれ嵌合して収納し、電気接続する。ついで、前記位置決めピンに樹脂製フィルムカバー20の治具孔23,23を挿入し、プリント基板10に貼着一体化することにより、導電部11a〜11eにドーム状反転バネからなる押しボタンスイッチ21a〜21eをそれぞれ位置決めする。
【0027】
そして、前記プリント基板10のカシメ孔12に環状ホルダー30のカシメ用突起32をカシメて固定するとともに、摺動シート39を載置して位置決めする。ついで、前記環状ホルダー30に操作ダイヤル40の環状溝部43を回動可能に嵌合する。そして、リング状固定具50の外周縁部を前記操作ダイヤル40の環状リブ42に係合し、プリント基板10のカシメ孔14に前記リング状固定具50のカシメ用突起54をカシメ固定する。これにより、前記操作ダイヤル40が抜け止めされるとともに、操作用突起31が押しボタンスイッチ21b(〜21e)を押圧可能にそれぞれ当接する。なお、前記環状ホルダー30は押しボタンスイッチ21b〜21eに付勢されているので、ガタツキは生じない。
【0028】
最後に、前記リング状固定具50の内周縁部に設けた環状段部53に押しボタン60の弾性爪部62を弾性係合することにより、操作用突起61が押しボタンスイッチ21aに押圧可能に当接する。
【0029】
次に、前述の構成からなる操作入力装置を携帯電話機(図示せず)に適用した場合の操作方法について説明する。
操作ダイヤル40を前記環状ホルダー30の軸心を中心として回動させると、前記操作ダイヤル40は摺動シート39を介して環状ホルダー30上を回動する。そして、磁化された前記操作ダイヤル40の回動に伴い、一対の磁気検出センサー19,19が磁界の変化をそれぞれ検知し、これに基づいて回動方向および回動量を検出する。
そして、その検出結果が図示しない制御回路を介してモニターの画面表示にスクロールバーの移動として反映される。ついで、所望の位置にスクロールバーが到達した場合に、押しボタン60を押すことにより、押しボタンスイッチ21aの反転バネが反転し、対応する導電部11aを導通させて選択指令を出力する。
また、操作ダイヤル40の周辺部を押し下げ、環状ホルダー30の押圧用突起31で押しボタンスイッチ21b〜21eの反転バネを適宜反転させることにより、対応する導電部11b〜11eを導通させてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明にかかる操作入力装置は携帯電話機に限らず、他のモバイル機器やその他の電子機器に適用してもよいことは勿論である。
【符号の説明】
【0031】
10:プリント基板
11a〜11e:導電部
12,14:カシメ孔
19:磁気検出センサー
20:樹脂製フィルムカバー
21a〜21e:押しボタンスイッチ
22,24:カシメ孔
30:環状ホルダー
31:操作用突起
32:カシメ用突起
39:摺動シート
40:操作ダイヤル
41:嵌合孔
42:環状リブ
43:環状溝
44,45,46,47:着磁マグネット部
50:リング状固定具
51:嵌合孔
52:位置決め用突起
53:環状段部
54:カシメ用突起
60:押しボタン
61:操作用突起
62:弾性爪部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリント基板の上方で支持した操作ダイヤルを回動操作することにより、前記プリント基板に実装した磁気検出センサーで、前記操作ダイヤルの回動操作に基づく磁界の変化を検出する操作入力装置であって、
前記操作ダイヤルの少なくとも一部を着磁し、複数の着磁マグネット部を形成したことを特徴する操作入力装置。
【請求項2】
操作ダイヤルを軸心方向に着磁し、複数の着磁マグネット部を異なる磁極で交互に連続するように形成したことを特徴とする請求項1に記載の操作入力装置。
【請求項3】
操作ダイヤルを軸心方向に着磁し、複数の着磁マグネット部を異なる磁極で交互に不連続となるように形成したことを特徴とする請求項1に記載の操作入力装置。
【請求項4】
操作ダイヤルの外周縁部だけを着磁したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれ1項に記載の操作入力装置。
【請求項5】
操作ダイヤルの内周縁部だけを着磁したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれ1項に記載の操作入力装置。
【請求項6】
前記操作ダイヤルを直径方向に着磁し、複数の着磁マグネット部を異なる磁極で交互に連続するように形成したことを特徴とする請求項1に記載の操作入力装置。
【請求項7】
操作ダイヤルの着磁を直径方向に着磁し、かつ、複数の着磁マグネット部を異なる磁極で交互に不連続となるように形成したことを特徴とする請求項1に記載の操作入力装置。
【請求項8】
環状の操作ダイヤルの下方側に配置され、かつ、プリント基板に固定された環状ホルダーの少なくとも一部を着磁し、複数の着磁マグネット部を異なる磁極で交互に形成したことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の操作入力装置。
【請求項9】
環状の操作ダイヤルの内側に配置され、かつ、プリント基板に固定されたリング状固定具の少なくとも一部を着磁し、複数の着磁マグネット部を異なる磁極で交互に形成したことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の操作入力装置。
【請求項10】
リング状固定具の内周面を同一の磁極に着磁する一方、前記リング状固定具の内側に嵌合される押しボタンの外周面を同一の磁極に着磁したことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の操作入力装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−157474(P2010−157474A)
【公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−295(P2009−295)
【出願日】平成21年1月5日(2009.1.5)
【出願人】(000002945)オムロン株式会社 (3,542)
【Fターム(参考)】