説明

断熱板及びその製造方法

【課題】取り扱い易くすることで作業性を高めることができ、しかも製造コストや組立コストを抑えることができ、更には厚さ寸法を小さくすることのできる断熱板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の断熱板によれば、金属板等の重量のある部品を多く用いることなく形成できるので、軽量化を図ることができる。従って、断熱板が取り扱い易くなり、作業性を高めることができる。また、金属板等の高価な部品を少なくすることができるので製造コストを抑えることができる。さらに、厚さ寸法を小さくすることができるので、例えば自動販売機の断熱壁として断熱板を用いる場合に自動販売機本体の小型化を図ることができる。また、本実施形態の断熱板の製造方法によれば、得られた断熱板の各表面材11,12の板厚方向を金属板によって被覆する工程が不要なので、組立コストを抑えることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動販売機、冷凍・冷蔵ショーケース、冷蔵庫、冷凍庫、その他の種々の製品に使用される断熱板及びその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の断熱板として、複数の金属板によって形成された箱体の中に真空断熱材を配置し、各金属板と真空断熱材との隙間に発泡性断熱材を注入して充填させた断熱板が知られている(例えば、特許文献1参照)。この断熱板は、各金属板と真空断熱材との隙間に発泡性断熱材を充填することによって、断熱性を向上させることができる。
【0003】
また、この種の断熱板の製造方法として、連続供給されるシート状の一方の表面材に発泡性断熱材を供給し、この発泡性断熱材を他方の表面材に固定された真空断熱材を埋設可能な状態まで発泡させた後、各表面材を押さえることにより一定の厚みの断熱板を製造するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2乃至特許文献4参照)。この断熱板の製造方法によれば、複数の断熱板を連続的に製造することができる。
【特許文献1】特開平11−83296号公報
【特許文献2】特開2005−161794号公報
【特許文献3】特開2004−223759号公報
【特許文献4】特開2004−234392号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記断熱板では、複数の金属板によって形成された箱体の中に真空断熱材や発泡性断熱材を配置しているので、断熱板全体が重くなることから、取り扱いが困難となり、作業性が低下するおそれがあった。
【0005】
また、前記断熱板では、複数の金属板によって形成された箱体の中に真空断熱材や発泡性断熱材を配置しているので、厚さ寸法が大きくなるという問題があった。このため、例えば前記断熱板を自動販売機の断熱壁として使用した場合には、自動販売機本体が大型化することになる。
【0006】
さらに、前記断熱板では、複数の金属板を構成部品としているので、製造コストが高くなるという問題点を有していた。
【0007】
また、前記断熱板の製造方法では、真空断熱材を保護するために、製造後の断熱板を用いて、各表面材の板厚方向を金属製の補強板によって被覆する工程をさらに必要とするため、組立コストが高くなるという問題点を有していた。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、取り扱い易くすることで作業性を高めることができ、しかも製造コストや組立コストを抑えることができ、更には厚さ寸法を小さくすることのできる断熱板及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の断熱板は、上記目的を達成するために、板厚方向両面に配置された非金属性の表面材と、各表面材の間に配置された板状の真空断熱材と、各表面材の間に配置されるとともに、真空断熱材の板厚方向の少なくとも一方の面を覆う金属製の補強板と、各表面材間の隙間に充填された発泡性断熱材とからなる。
【0010】
本発明の断熱板によれば、非金属性の表面材の間に配置され、真空断熱材の板厚方向の少なくとも一方の面を覆う補強板によって真空断熱材が保護されるので、金属板等の重量のある部品を各表面材として用いる必要がない。
【0011】
また、本発明の断熱板の製造方法は、上記目的を達成するために、互いに断熱板の板厚方向に間隔をおいて配置され、シート状に連続した非金属製の表面材間に、板状の真空断熱材と、真空断熱材の板厚方向の少なくとも一方の面を覆う金属製の補強板とを配置し、各表面材を所定方向に送り出しながら各表面材間の隙間に発泡性断熱材を充填した後、所定寸法に切断するようにしている。
【0012】
本発明の断熱板の製造方法によれば、真空断熱材の板厚方向の少なくとも一方の面を覆う金属製の補強板によって真空断熱材が保護されるので、得られた断熱板の各表面材の板厚方向を金属板によって被覆する工程が不要となる。
【0013】
さらに、本発明の断熱板の製造方法は、上記目的を達成するために、互いに断熱板の板厚方向に間隔をおいて配置され、所定寸法に形成された非金属製の表面材間に、板状の真空断熱材と、真空断熱材の板厚方向の少なくとも一方の面を覆う金属製の補強板とを配置し、各表面材を所定間隔に保持した状態で各表面材間の隙間に発泡性断熱材を充填するようにしている。
【0014】
本発明の断熱板の製造方法によれば、真空断熱材の板厚方向の少なくとも一方の面を覆う金属製の補強板によって真空断熱材が保護されるので、得られた断熱板の各表面材の板厚方向を金属板によって被覆する工程が不要となる。
【発明の効果】
【0015】
本発明の断熱板によれば、金属板等の重量のある部品を多く用いることなく形成することができるので、断熱板の軽量化を図ることができる。従って、断熱板が取り扱い易くなり、例えば自動販売機等の外箱に充填する等において作業性を高めることができる。また、金属板等の高価な部品を少なくすることができるので、製造コストを抑えることができる。さらに、断熱板の厚さ寸法を小さくすることができるので、例えば自動販売機の断熱壁として断熱板を用いる場合に自動販売機本体の小型化を図ることができる。
【0016】
また、本発明の断熱板の製造方法によれば、得られた断熱板の各表面材の板厚方向を金属板によって被覆する工程を必要としないので、組立コストを抑えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図1乃至図3は本発明の一実施形態を示すもので、図1は断熱板の概略側面断面図、図2は真空断熱材の概略側面断面図、図3は断熱板の製造装置の概略正面図を示す。
【0018】
まず、断熱板の構成について説明する。断熱板は、表面材10、真空断熱材20、補強板30及び発泡性断熱材40から構成されている。
【0019】
表面材10は、第1の表面材11及び第2の表面材12から構成され、各表面材11,12が断熱板の板厚方向の両面にそれぞれ配置されている。また、表面材10は、真空断熱材20及び補強板30よりも幅が大きくなるように形成されている。このように構成された表面材10は、例えば紙や樹脂フィルム等の非金属性の材料から形成され、補強板30の外側表面を被覆するようになっている。
【0020】
真空断熱材20は、断熱性を有する繊維状のグラスウール21と、このグラスウール21の全体を被覆する気密性のラミネートフィルム22とから構成され、各表面材11,12の間に配置される。このラミネートフィルム22の周縁には、ラミネートフィルム22の内部を吸引するための図示しない吸引口が設けられている。この吸引口からラミネートフィルム22の内部を吸引することにより、真空断熱材20の内部が真空状態となり、周縁部23が形成される。
【0021】
補強板30は、第1の補強板31及び第2の補強板32から構成され、各表面材11,12の間に配置されるとともに、各補強板31,32が真空断熱材20の板厚方向の両面を覆うようにそれぞれ配置されている。この補強板30は、例えば鉄板等の金属製の薄板から形成され、真空断熱材20の板厚方向両面を覆うことによって真空断熱材20を保護するようになっている。補強板30が真空断熱材20を保護することにより、金属板等の重量のある部品を各表面材11,12として用いる必要がない。
【0022】
発泡性断熱材40は、例えばポリウレタンやポリエチレンテレフタレート(以下、PETという)等の硬質プラスチック発泡体から形成され、真空断熱材20及び補強板30を配置した各表面材11,12の隙間に充填されるものである。
【0023】
次に、上記のように構成された断熱板を製造する際に用いられる製造装置50について説明する。
【0024】
製造装置50は、第1のローラ51、第2のローラ52、第1のコンベヤ53、第2のコンベヤ54、第3のコンベヤ55及びカッタ56から構成されている。このように構成された製造装置50を用いることによって、断熱板を連続的に製造することが可能になる。
【0025】
第1のローラ51は、シート状に連続した第1の表面材11がコイル状に巻回された第1のコイル51aを装着している。この第1のローラ51は、第1の方向転換ローラ51bを介して、第1の表面材11を第2のコンベヤ54の直下に第1のコンベヤ53と等しい所定速度で送り出す。
【0026】
第2のローラ52は、シート状に連続した第2の表面材12がコイル状に巻回された第2のコイル52aを装着している。この第2のローラ52は、第2の方向転換ローラ52bを介して、第2の表面材12を第1のコンベヤ53上に第1のコンベヤ53と等しい所定速度で送り出す。
【0027】
第1のコンベヤ53は、第2の表面材12や補強板30によって板厚方向両面が覆われた真空断熱材20を一定方向に所定の搬送速度で搬送するものである。この第1のコンベヤ53に対して所定間隔を隔てた搬送方向上流側には、噴射ノズル53aが設置されている。この噴射ノズル53aから各表面材11,12の隙間に向かって、液状の発泡性断熱材40が噴射されるようになっている。
【0028】
第2のコンベヤ54は、各表面材11,12の間に配置され、補強板30によって板厚方向両面が覆われた真空断熱材20を一定方向に所定の搬送速度で搬送するものである。この第2のコンベヤ54は、第1のコンベヤ53に対して所定間隔を隔てた搬送方向下流側に設置されている。第1のコンベヤ53と第2のコンベヤ54とが互いに所定間隔を隔てて設置されることにより、各表面材11,12が断熱板の板厚方向に間隔をおいて配置されることになる。
【0029】
第3のコンベヤ55は、第1のコンベヤ53と所定の間隔をおいて設けられ、第1のコンベヤ53の搬送速度よりも高い搬送速度に設定されている。
【0030】
カッタ56は、第1のコンベヤ53と第3のコンベヤ55との間に設けられている。このカッタ56は、第3のコンベヤ55に向かって、第1のコンベヤ53と第2のコンベヤ54との間から送り出された各表面材11,12を所定間隔に切断するものである。このカッタ56としては、上下一対に形成された剪断式のカッタや回転式のカッタ等が採用される。
【0031】
続いて、上記製造装置50を用いた断熱板の製造方法について説明する。
【0032】
まず、第2のローラ52に装着された第2の表面材12は、第2の方向転換ローラ52bを介して第1のコンベヤ53上に所定速度で送り出される。この第1のコンベヤ53上に送り出された第2の表面材12に、補強板30によって板厚方向の両面が覆われた真空断熱材20が載置される。これにより、補強板30によって真空断熱材20が保護されるので、得られた断熱板の各表面材11,12の板厚方向を金属板等によって被覆する工程が不要となる。
【0033】
次に、噴射ノズル53aから第2の表面材12に向かって液状の発泡性断熱材40が噴射される。この液状の発泡性断熱材40は、噴射されると直ちに発泡が始まる。一方、第1のローラ51に装着された第1の表面材11は、第1の方向転換ローラ51bを介して第2のコンベヤ54の直下に所定速度で送り出される。つまり、第2の表面材12に向かって噴射された発泡性断熱材40は、第1のコンベヤ53と第2のコンベヤ54との間に送り込まれる。そして、第1のコンベヤ53と第2のコンベヤ54との間に送り込まれた発泡性断熱材40は、各表面材11,12によって上下方向への膨潤が規制されるとともに、第1のコンベヤ53の搬送面に沿って前後左右に膨潤状態が拡がる。これにより、発泡性断熱材40は、真空断熱材20と、真空断熱材20の板厚方向の少なくとも一方の面を覆う補強板30とを備えた各表面材11,12の隙間に充填される。
【0034】
その後、第1のコンベヤ53と第2のコンベヤ54との間から送り出された各表面材11,12が、カッタ56によって所定寸法に切断されることにより、断熱板が得られる。
【0035】
最後に、得られた複数の断熱板は、相互に間隔をおいて所定の場所まで第3のコンベヤ55によって搬送される。
【0036】
このように本実施形態の断熱板によれば、金属板等の重量のある部品を多く用いることなく形成することができるので、断熱板の軽量化を図ることができる。従って、断熱板が取り扱い易くなり、例えば自動販売機等の外箱に充填する等において作業性を高めることができる。
【0037】
また、本実施形態の断熱板によれば、金属板等の高価な部品を少なくすることができるので、製造コストを抑えることができる。
【0038】
さらに、本実施形態の断熱板によれば、厚さ寸法を小さくすることができるので、例えば自動販売機の断熱壁として断熱板を用いる場合に自動販売機本体の小型化を図ることができる。
【0039】
また、本実施形態の断熱板の製造方法によれば、得られた断熱板の各表面材11,12の板厚方向を金属板によって被覆する工程を必要としないので、組立コストを抑えることができる。
【0040】
図4は本発明の他の実施形態を示すもので、図4は断熱板の概略側面断面図を示す。尚、図1〜図3で示した断熱板と同一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。
【0041】
前記実施形態は断熱板を連続的に製造したが、本実施形態は断熱板を単体で製造する点で異なる。
【0042】
まず、断熱板の構成について説明する。断熱板は、表面材60、真空断熱材20、補強板30及び発泡性断熱材40から構成されている。
【0043】
表面材60は、所定寸法に形成された第1の表面材61及び第2の表面材62から構成されている。この各表面材61,62は、断熱板の板厚方向の両面と、断熱板の端縁側に位置するようにそれぞれ配置されている。この各表面材61,62間には、真空断熱材20及び補強板30が配置されるようになっている。また、断熱板の一端縁側に位置する第1の表面材61と第2の表面材62との間には、発泡性断熱材40を注入することが可能な注入口63が形成されている。このように構成された表面材60は、例えば紙や樹脂フィルム等の非金属性の材料から形成されている。
【0044】
続いて、上記のように構成された断熱板の製造方法について説明する。
【0045】
まず、断熱板の板厚方向に間隔をおいて各表面材61,62を配置し、第1の表面材61と第2の表面材62との間に、補強板30によって板厚方向の両面を覆われた真空断熱材20を配置する。これにより、補強板30によって真空断熱材20が保護されるので、得られた断熱板の各表面材61,62の板厚方向を金属板等によって被覆する工程が不要となる。
【0046】
その後、各表面材61,62を所定間隔に保持した状態で、注入口63から各表面材61,62の隙間に発泡性断熱材40を注入して充填することにより、断熱板が得られる。
【0047】
このように本実施形態の断熱板の製造方法によれば、得られた断熱板の各表面材61,62の板厚方向を金属板によって被覆する工程を必要としないので、組立コストを抑えることができる。本実施形態のその他の作用及び効果は、図1〜図3で示した断熱板と同様である。
【0048】
尚、前記実施形態において、図1に示す断熱板は、真空断熱材20の板厚方向の両面を覆うように各補強板31,32を配置したが、これに限られない。例えば、図5に示すように、真空断熱材20の板厚方向の一方の面を覆うように補強板31のみを配置しても良い。同様に、図4に示す断熱板も、真空断熱材20の板厚方向の一方の面を覆うように補強板31のみを配置しても良い。この場合における作用及び効果は、図1〜図5で示した断熱板及びその製造方法と同様である。
【0049】
また、前記実施形態において、図3に示す製造装置50は、第1のコンベヤ53上に送り出された第2の表面材12に、補強板30によって板厚方向の両面が覆われた真空断熱材20を載置したが、これに限られない。例えば、第1のコンベヤ53上に送り出された第2の表面材12に、補強板30によって板厚方向の両面が覆われた真空断熱材20を貼着固定しても良い。これにより、補強板30によって板厚方向の両面が覆われた真空断熱材20は、安定した状態で第1のコンベヤ53上を搬送される。
【0050】
さらに、前記実施形態において、図3に示す製造装置50には、第1のローラ51と第2のローラ52との間から送り出された各表面材11,12の両側端縁部を切断除去するために、左右一対のスリッタが設けられていても良い。
【0051】
また、前記実施形態において、真空断熱材20をグラスウール21によって形成したがこれに限られず、例えば、ウレタン材やPETであっても良い。これにより、真空断熱材20は、汎用性の材料を用いて形成することができるので、実用化に際して極めて有利である。
【0052】
さらに、前記実施形態の断熱板は、自動販売機、冷凍・冷蔵ショーケース、冷蔵庫、冷凍庫、その他の種々の製品に使用することができる。このとき、前記実施形態の断熱板は、例えば自動販売機における内箱の代わりとして適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明の一実施形態を示す断熱板の概略側面断面図
【図2】真空断熱材の概略側面断面図
【図3】断熱板の製造装置の概略正面図
【図4】本発明の他の実施形態を示す断熱板の概略側面断面図
【図5】断熱板の変形例を示す概略側面断面図
【符号の説明】
【0054】
10,60…表面材、11,61…第1の表面材、12,62…第2の表面材、20…真空断熱材、30…補強板、40…発泡性断熱材。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
板厚方向両面に配置された非金属性の表面材と、
各表面材の間に配置された板状の真空断熱材と、
各表面材の間に配置されるとともに、真空断熱材の板厚方向の少なくとも一方の面を覆う金属製の補強板と、
各表面材間の隙間に充填された発泡性断熱材とからなる
ことを特徴とする断熱板。
【請求項2】
互いに断熱板の板厚方向に間隔をおいて配置され、シート状に連続した非金属製の表面材間に、板状の真空断熱材と、真空断熱材の板厚方向の少なくとも一方の面を覆う金属製の補強板とを配置し、
各表面材を所定方向に送り出しながら各表面材間の隙間に発泡性断熱材を充填した後、所定寸法に切断する
ことを特徴とする断熱板の製造方法。
【請求項3】
互いに断熱板の板厚方向に間隔をおいて配置され、所定寸法に形成された非金属製の表面材間に、板状の真空断熱材と、真空断熱材の板厚方向の少なくとも一方の面を覆う金属製の補強板とを配置し、
各表面材を所定間隔に保持した状態で各表面材間の隙間に発泡性断熱材を充填する
ことを特徴とする断熱板の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−69913(P2008−69913A)
【公開日】平成20年3月27日(2008.3.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−250916(P2006−250916)
【出願日】平成18年9月15日(2006.9.15)
【出願人】(000001845)サンデン株式会社 (1,791)
【Fターム(参考)】