新規遺伝子破壊、それらに関する組成物および方法
本出願において、変異した遺伝子の破壊は、CNS/神経の撹乱もしくは障害(例えば、不安);眼の異常および関連疾患;アテローム性動脈硬化症を含む心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;異常な代謝障害(糖尿病および血清中のトリグリセリドおよびコレステロールのレベルの上昇に伴う異脂肪血症を含む);免疫学的障害および炎症性障害;腫瘍学的障害;骨の代謝の異常もしくは障害(例えば、関節炎、骨粗鬆症および大理石骨病);または胚性致死などの発達疾患を含む様々な疾患状態または機能障害に関連する表現型の観察結果をもたらした。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する表現型を同定する方法であって、本方法は、
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を測定する工程;および
(c)測定された生理学的特徴を性別一致野生型動物の生理学的特徴と比較する工程を含み、ここで、野生型動物の生理学的特徴と異なる非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を、非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子の破壊から生じる表現型と同定する、方法。
【請求項2】
非ヒトトランスジェニック動物が、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊についてヘテロ接合性である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
性別一致野生型同腹仔と比較した場合の非ヒトトランスジェニック動物によって示される表現型が、以下:神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常もしくは障害;脂質代謝障害;または発達異常のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の増大である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の低減である、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
神経障害が、ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズムである、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
神経障害が、反転スクリーン試験中の運動協調性の増大である、請求項3に記載の方法。
【請求項8】
神経障害が、反転スクリーン試験中の障害性の運動協調性である、請求項3に記載の方法。
【請求項9】
神経障害が、抑鬱症、全般性不安障害、注意欠陥障害、睡眠障害、多動性障害、強迫性障害、精神分裂病、認知障害、痛覚過敏または感覚障害である、請求項3に記載の方法。
【請求項10】
眼の異常が、網膜の異常である、請求項3に記載の方法。
【請求項11】
眼の異常が、視覚問題または失明と一致する、請求項3に記載の方法。
【請求項12】
網膜の異常が、色素性網膜炎と一致する、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
網膜の異常が、網膜変性症または網膜の形成異常を特徴とする、請求項10に記載の方法。
【請求項14】
網膜の異常が、網膜の形成異常、未熟児網膜症を含む様々な網膜症、水晶体後線維増殖症、血管新生緑内障、加齢性黄斑変性、糖尿病性黄斑浮腫、角膜血管新生、角膜移植片血管新生、角膜移植片拒絶、網膜/脈絡膜血管新生、隅角血管新生(ルベオーシス)、眼球の血管新生性疾患、血管再狭窄、動静脈奇形(AVM)、髄膜腫、血管腫、血管線維腫、甲状腺肥大(グレーブス病を含む)、角膜および他の組織の移植、網膜動脈閉塞もしくは閉鎖;網膜血管系の二次的萎縮を引き起こす網膜変性症、色素性網膜炎、黄斑ジストロフィー、シュタルガルト病、先天性停在性夜盲症、コロイデレミア、脳回転状萎縮、レーバー先天性黒内障、網膜分離障害、ヴァーグナー症候群、アッシャー症候群、ツェルヴェーガー症候群、サルディーノ−マインザー症候群、シニアローケン症候群、バルデー−ビードル症候群、アルポート症候群、アルストレーム症候群、コケーン症候群、先天性脊椎・骨端異形成症、フリン−エアード症候群、フリートライヒ運動失調、ハルグレン症候群、マーシャル症候群、アルベルス−シェーンベルク病、レフサム病、キーンズ・セイアー症候群、ワールデンブルグ症候群、アラジール症候群、筋緊張性ジストロフィー、オリーブ橋小脳萎縮症、ピエール・マリー症候群、スティックラー症候群、カロチン血症、シスチン蓄積症、ウォルフラム症候群、バッセン−コルンツヴァイク症候群、無βリポタンパク質血症、色素失調症、バッテン病、ムコ多糖体沈着症、ホモシスチン尿症またはマンノシドーシスと一致する、請求項10に記載の方法。
【請求項15】
眼の異常が、白内障である、請求項3に記載の方法。
【請求項16】
白内障が、全身性疾患(例えば、ヒトダウン症候群、ハレルマン−ストレフ症候群、ロウ症候群、ガラクトース血症、マルファン症候群、トリソミー13−15、アルポート症候群、筋緊張性ジストロフィー、ファブリー病、上皮小体機能低下症またはコンラーディ症候群)と一致する、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
発達異常が、胚性致死または生存能低下を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項18】
心臓血管、内皮または血管形成の障害が、動脈疾患(例えば、真性糖尿病;乳頭浮腫;視神経萎縮;アテローム性動脈硬化症;アンギナ;急性心筋梗塞などの心筋梗塞、心臓肥大および鬱血性心不全などの心不全;高血圧症;炎症性血管炎;レイノー病およびレイノー現象;動脈瘤ならびに動脈再狭窄);静脈およびリンパの障害(例えば、血栓静脈炎、リンパ管炎およびリンパ浮腫);末梢血管疾患;癌(例えば、血管腫瘍、例えば、血管腫(毛細管および海綿状)、グロムス腫瘍、毛細管拡張症、細菌性血管腫症、血管内皮腫、血管肉腫、血管外皮腫、カポジ肉腫、リンパ管腫およびリンパ管肉腫);腫瘍血管新生;外傷(例えば、創傷、熱傷および他の組織の傷害)、移植片固定、瘢痕;虚血再灌流傷害;関節リウマチ;脳血管疾患;急性腎不全などの腎疾患または骨粗鬆症である、請求項3に記載の方法。
【請求項19】
免疫障害が、全身性エリテマトーデス;関節リウマチ;若年性慢性関節炎;脊椎関節症;全身硬化症(強皮症);特発性炎症性筋障害(皮膚筋炎、多発性筋炎);シェーグレン症候群;全身性血管炎;サルコイドーシス;自己免疫性溶血性貧血(免疫性汎血球減少症、発作性夜間血色素尿症);自己免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病、免疫媒介性血小板減少症);甲状腺炎(グレーブス病、橋本甲状腺炎、若年性リンパ球性甲状腺炎、萎縮性甲状腺炎);真性糖尿病;免疫媒介性腎疾患(糸球体腎炎、尿細管間質性腎炎);中枢および末梢神経系の脱髄疾患(例えば、多発性硬化症、特発性脱髄性多発ニューロパシーまたはギラン・バレー症候群および慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー);肝胆疾患(例えば、感染性肝炎(A型、B型、C型、D型、E型肝炎および他の非肝向性のウイルスによる肝炎)、自己免疫性慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎および硬化性胆管炎);炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎:クローン病);グルテン過敏性腸症およびホイップル病;水疱性疾患、多形性紅斑および接触性皮膚炎を含む自己免疫性または免疫媒介性の皮膚疾患、乾癬;アレルギー性疾患(例えば、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物過敏症および蕁麻疹);肺の免疫学的疾患(例えば、好酸球性肺炎、特発性肺線維症および過敏性肺炎);または移植片拒絶および移植片対宿主病を含む移植関連疾患である、請求項3に記載の方法。
【請求項20】
骨代謝の異常または障害が、関節炎、骨粗鬆症または大理石骨病である、請求項3に記載の方法。
【請求項21】
非ヒトトランスジェニック動物が、性別一致野生型同腹仔と比較して、以下の生理学的特徴:オープンフィールド試験中の不安様応答の増大;オープンフィールド試験中の多動性;オープンフィールド試験中の不安の低減;オープンフィールド試験中の自発運動活性の低下;ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム(明期における活動の低下;変化した睡眠/起床サイクル);歩行回数の減少を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;概日リズムを有しない機能低下;歩行回数の増加を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;成育の低下;ストレス誘導性高体温に対する感受性の増加(不安の増加);反転スクリーン試験中の運動協調性の低下;頭位傾斜および後方突進;感覚運動ゲーティング/注意の向上を示すプレパルス抑制応答の増加;プレパルス抑制試験中の驚愕応答の低下;難聴を示唆する無驚愕応答もしくは難聴;感覚運動ゲーティング/注意の低下を伴うプレパルス抑制の低下;ホットプレート試験における反応までの時間の増加;ホットプレート試験における反応までの時間の減少;眼科学的異常;視力障害;視神経円板領域の白色沈着物;眼部感染および好中球増加症;両視神経円板損傷;涙の産生の減少;心拍数の減少;平均収縮期血圧の上昇;平均収縮期血圧の低下;平均絶食時血清中グルコースレベルの上昇;平均血清中グルコースレベルの低下;平均血清中コレステロールレベルの上昇;平均血清中コレステロールレベルの低下;平均血清中トリグリセリドレベルの上昇;平均血清中トリグリセリドレベルの低下;耐糖能障害;平均血清中アルブミン、アラニンアミノトランスフェラーゼ、およびリンレベルの上昇;平均血清中アルカリホスファターゼレベルの上昇;尿中亜硝酸の存在;全白血球(WBC)数の増加;全白血球(WBC)数およびの絶対好中球数の減少;平均絶対好中球数の増加;平均絶対リンパ球数の増加;平均血小板数の増加;平均の赤血球分布幅の増大;平均血小板数の減少;CD4脾臓胸腺細胞の割合の減少;周辺におけるCD4細胞の割合の減少がもたらすリンパ器官におけるB細胞の割合の増加;CD4細胞はより活発な/メモリー表現型(CD62Llow、CD44hi)を示す;CD4+細胞の発達障害;血中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;組織中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;パイアー斑におけるB細胞の割合の増加;胚中心の減少;パイアー斑におけるアイソタイプスイッチB細胞(CD38low;IgM陰性);脾臓中のCD23強度の減少;腹腔洗浄におけるB220Med/CD23細胞およびB220+/CD11b−Low/CD23細胞の平均割合の増加;末梢血におけるB細胞の平均割合の増加;CD4およびCD8T細胞の減少ならびにB細胞の増加;腹腔B細胞の増加;腹腔におけるCD11b−Hi細胞の減少;脾臓における平均CD4対CD8比の減少;CD8細胞の減少;腹腔洗浄におけるB220+/CD23+細胞の平均割合およびB220+/CD11b Low/CD23細胞の平均割合の減少;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清IL−6応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清TNFα応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清MCP−1応答の増大;平均血清IgMレベルの増大;平均血清IgAの増加;平均血清IgG1の増大;平均血清IgG2aの増大;平均血清IgG2bの増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の低下;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の低下;卵白アルブミン応答の障害;平均血清IgAレベルの低下;平均血清IgG2aレベルの低下;皮膚線維芽細胞増殖速度の低下;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の増加;平均体重の増加;平均体長の増大;全組織量(TTM)の増加;骨塩密度(BMD)の増加;骨塩量(BMC)の増加;大腿骨中軸の平均皮質厚の増加;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の減少;平均体重の減少;平均体長の低減;ヘテロ接合体における平均体重および平均体長の低減;全組織量(TTM)の減少;除脂肪体重(LBM)の減少;大腿骨の骨塩密度(BMD)の減少;椎骨の骨塩密度(BMD)の減少;全身の骨塩密度(BMD)の減少;骨塩量(BMC)の減少;骨塩密度指標の減少;体積測定による骨塩密度(vBMD)の減少;大腿骨中軸の平均皮質厚の減少;大腿骨中軸の平均断面積の減少;椎骨骨梁の平均体積、平均数および平均結合密度の減少;大理石骨病;骨粗鬆症;中等度の水腎;水頭症;肥大肝;活性T細胞の誘導;活性NK細胞および樹状細胞の誘導;ミエロイドB細胞の発現;皮脂腺の過形成および表皮の多発性過形成(アカントーシスおよび過角症);中等度の皮膚炎;肝臓および脾臓における髄外造血の増加;骨髄のミエロイド過形成;B群連鎖球菌による脳炎;大腸菌感染による髄膜炎;唾液腺、膵臓および肺におけるリンパ球浸潤;育ての母を必要とする不適切なブリーダー;リットルサイズの減少;ホモ接合体マウスは小さく脱水症状であった;精巣の空胞変性による精子増殖の減少および不妊症;精巣の精子形成障害;精巣上体の精液過少症および精子欠損;男性不妊症;精巣重量の減少;成長遅延;小さなマウスおよび成長不良;生存能力の低下;逆位を伴う生存能力の低下;およびホモ接合性胚性致死のうちの少なくとも1つを示す、請求項1に記載の方法。
【請求項22】
ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む、非ヒトトランスジェニック動物由来の単離細胞。
【請求項23】
マウス細胞である、請求項22に記載の単離細胞。
【請求項24】
マウス細胞が、胚性幹細胞である、請求項23に記載の単離細胞。
【請求項25】
性別一致野生型同腹仔と比較して、非ヒトトランスジェニック動物が以下の表現型:神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常もしくは障害;脂質代謝障害;または発達異常のうちの少なくとも1つを示す、請求項22に記載の単離細胞。
【請求項26】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する表現型を調節する薬剤を同定する方法であって、該方法は:
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む、非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を測定する工程;
(c)(b)の測定された生理学的特徴を性別一致野生型動物の生理学的特徴と比較する工程であって、ここで、野生型動物の生理学的特徴と異なる非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を、非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子の破壊から生じる表現型と同定する工程;
(d)(a)の非ヒトトランスジェニック動物に試験薬剤を投与する工程;および
(e)試験薬剤が、非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子破壊と関連する同定された表現型を調節するか否かを判定する工程
を含む、方法。
【請求項27】
遺伝子破壊と関連する表現型が、神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常または障害;脂質代謝障害;または発達異常を含む、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の増大である、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の低減である、請求項27に記載の方法。
【請求項30】
神経障害が、ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズムである、請求項27に記載の方法。
【請求項31】
神経障害が、反転スクリーン試験中の運動協調性の増大である、請求項27に記載の方法。
【請求項32】
神経障害が、反転スクリーン試験中の障害性の運動協調性である、請求項27に記載の方法。
【請求項33】
神経障害が、抑鬱症、全般性不安障害、注意欠陥障害、睡眠障害、多動性障害、強迫性障害、精神分裂病、認知障害、痛覚過敏または感覚障害である、請求項27に記載の方法。
【請求項34】
眼の異常が、網膜の異常である、請求項27に記載の方法。
【請求項35】
眼の異常が、視覚問題または失明と一致する、請求項27に記載の方法。
【請求項36】
網膜の異常が、色素性網膜炎と一致する、請求項34に記載の方法。
【請求項37】
網膜の異常が、網膜変性症または網膜の形成異常を特徴とする、請求項34に記載の方法。
【請求項38】
網膜の異常が、網膜の形成異常、未熟児網膜症を含む様々な網膜症、水晶体後線維増殖症、血管新生緑内障、加齢性黄斑変性、糖尿病性黄斑浮腫、角膜血管新生、角膜移植片血管新生、角膜移植片拒絶、網膜/脈絡膜血管新生、隅角血管新生(ルベオーシス)、眼球の血管新生性疾患、血管再狭窄、動静脈奇形(AVM)、髄膜腫、血管腫、血管線維腫、甲状腺肥大(グレーブス病を含む)、角膜および他の組織の移植、網膜動脈閉塞もしくは閉鎖;網膜血管系の二次的萎縮を引き起こす網膜変性症、色素性網膜炎、黄斑ジストロフィー、シュタルガルト病、先天性停在性夜盲症、コロイデレミア、脳回転状萎縮、レーバー先天性黒内障、網膜分離障害、ヴァーグナー症候群、アッシャー症候群、ツェルヴェーガー症候群、サルディーノ−マインザー症候群、シニアローケン症候群、バルデー−ビードル症候群、アルポート症候群、アルストレーム症候群、コケーン症候群、先天性脊椎・骨端異形成症、フリン−エアード症候群、フリートライヒ運動失調、ハルグレン症候群、マーシャル症候群、アルベルス−シェーンベルク病、レフサム病、キーンズ・セイアー症候群、ワールデンブルグ症候群、アラジール症候群、筋緊張性ジストロフィー、オリーブ橋小脳萎縮症、ピエール・マリー症候群、スティックラー症候群、カロチン血症、シスチン蓄積症、ウォルフラム症候群、バッセン−コルンツヴァイク症候群、無βリポタンパク質血症、色素失調症、バッテン病、ムコ多糖体沈着症、ホモシスチン尿症またはマンノシドーシスと一致する、請求項34に記載の方法。
【請求項39】
眼の異常が、白内障である、請求項27に記載の方法。
【請求項40】
白内障が、全身性疾患(例えば、ヒトダウン症候群、ハレルマン−ストレフ症候群、ロウ症候群、ガラクトース血症、マルファン症候群、トリソミー13−15、アルポート症候群、筋緊張性ジストロフィー、ファブリー病、上皮小体機能低下症またはコンラーディ症候群)と一致する、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
発達異常が、胚性致死または生存能低下を含む、請求項27に記載の方法。
【請求項42】
心臓血管、内皮または血管形成の障害が、動脈疾患(例えば、真性糖尿病;乳頭浮腫;視神経萎縮;アテローム性動脈硬化症;アンギナ;急性心筋梗塞などの心筋梗塞、心臓肥大および鬱血性心不全などの心不全;高血圧症;炎症性血管炎;レイノー病およびレイノー現象;動脈瘤ならびに動脈再狭窄);静脈およびリンパの障害(例えば、血栓静脈炎、リンパ管炎およびリンパ浮腫);末梢血管疾患;癌(例えば、血管腫瘍、例えば、血管腫(毛細管および海綿状)、グロムス腫瘍、毛細管拡張症、細菌性血管腫症、血管内皮腫、血管肉腫、血管外皮腫、カポジ肉腫、リンパ管腫およびリンパ管肉腫);腫瘍血管新生;外傷(例えば、創傷、熱傷および他の組織の傷害)、移植片固定、瘢痕;虚血再灌流傷害;関節リウマチ;脳血管疾患;急性腎不全などの腎疾患または骨粗鬆症である、請求項27に記載の方法。
【請求項43】
免疫障害が、全身性エリテマトーデス;関節リウマチ;若年性慢性関節炎;脊椎関節症;全身硬化症(強皮症);特発性炎症性筋障害(皮膚筋炎、多発性筋炎);シェーグレン症候群;全身性血管炎;サルコイドーシス;自己免疫性溶血性貧血(免疫性汎血球減少症、発作性夜間血色素尿症);自己免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病、免疫媒介性血小板減少症);甲状腺炎(グレーブス病、橋本甲状腺炎、若年性リンパ球性甲状腺炎、萎縮性甲状腺炎);真性糖尿病;免疫媒介性腎疾患(糸球体腎炎、尿細管間質性腎炎);中枢および末梢神経系の脱髄疾患(例えば、多発性硬化症、特発性脱髄性多発ニューロパシーまたはギラン・バレー症候群および慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー);肝胆疾患(例えば、感染性肝炎(A型、B型、C型、D型、E型肝炎および他の非肝向性のウイルスによる肝炎)、自己免疫性慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎および硬化性胆管炎);炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎:クローン病);グルテン過敏性腸症およびホイップル病;水疱性疾患、多形性紅斑および接触性皮膚炎を含む自己免疫性または免疫媒介性の皮膚疾患、乾癬;アレルギー性疾患(例えば、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物過敏症および蕁麻疹);肺の免疫学的疾患(例えば、好酸球性肺炎、特発性肺線維症および過敏性肺炎);または移植片拒絶および移植片対宿主病を含む移植関連疾患である、請求項27に記載の方法。
【請求項44】
前記骨代謝の異常または障害が、関節炎、骨粗鬆症または大理石骨病である、請求項27に記載の方法。
【請求項45】
非ヒトトランスジェニック動物が、性別一致野生型同腹仔と比較して、以下の生理学的特徴:オープンフィールド試験中の不安様応答の増大;オープンフィールド試験中の多動性;オープンフィールド試験中の不安の低減;オープンフィールド試験中の自発運動活性の低下;ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム(明期における活動の低下;変化した睡眠/起床サイクル);歩行回数の減少を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;概日リズムを有しない機能低下;歩行回数の増加を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;成育の低下;ストレス誘導性高体温に対する感受性の増加(不安の増加);反転スクリーン試験中の運動協調性の低下;頭位傾斜および後方突進;感覚運動ゲーティング/注意の向上を示すプレパルス抑制応答の増加;プレパルス抑制試験中の驚愕応答の低下;難聴を示唆する無驚愕応答もしくは難聴;感覚運動ゲーティング/注意の低下を伴うプレパルス抑制の低下;ホットプレート試験における反応までの時間の増加;ホットプレート試験における反応までの時間の減少;眼科学的異常;視力障害;視神経円板領域の白色沈着物;眼部感染および好中球増加症;両視神経円板損傷;涙の産生の減少;心拍数の減少;平均収縮期血圧の上昇;平均収縮期血圧の低下;平均絶食時血清中グルコースレベルの上昇;平均血清中グルコースレベルの低下;平均血清中コレステロールレベルの上昇;平均血清中コレステロールレベルの低下;平均血清中トリグリセリドレベルの上昇;平均血清中トリグリセリドレベルの低下;耐糖能障害;平均血清中アルブミン、アラニンアミノトランスフェラーゼ、およびリンレベルの上昇;平均血清中アルカリホスファターゼレベルの上昇;尿中亜硝酸の存在;全白血球(WBC)数の増加;全白血球(WBC)数およびの絶対好中球数の減少;平均絶対好中球数の増加;平均絶対リンパ球数の増加;平均血小板数の増加;平均の赤血球分布幅の増大;平均血小板数の減少;CD4脾臓胸腺細胞の割合の減少;周辺におけるCD4細胞の割合の減少がもたらすリンパ器官におけるB細胞の割合の増加;CD4細胞はより活発な/メモリー表現型(CD62Llow、CD44hi)を示す;CD4+細胞の発達障害;血中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;組織中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;パイアー斑におけるB細胞の割合の増加;胚中心の減少;パイアー斑におけるアイソタイプスイッチB細胞(CD38low;IgM陰性);脾臓中のCD23強度の減少;腹腔洗浄におけるB220Med/CD23細胞およびB220+/CD11b−Low/CD23細胞の平均割合の増加;末梢血におけるB細胞の平均割合の増加;CD4およびCD8T細胞の減少ならびにB細胞の増加;腹腔B細胞の増加;腹腔におけるCD11b−Hi細胞の減少;脾臓における平均CD4対CD8比の減少;CD8細胞の減少;腹腔洗浄におけるB220+/CD23+細胞の平均割合およびB220+/CD11b Low/CD23細胞の平均割合の減少;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清IL−6応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清TNFα応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清MCP−1応答の増大;平均血清IgMレベルの増大;平均血清IgAの増加;平均血清IgG1の増大;平均血清IgG2aの増大;平均血清IgG2bの増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の低下;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の低下;卵白アルブミン応答の障害;平均血清IgAレベルの低下;平均血清IgG2aレベルの低下;皮膚線維芽細胞増殖速度の低下;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の増加;平均体重の増加;平均体長の増大;全組織量(TTM)の増加;骨塩密度(BMD)の増加;骨塩量(BMC)の増加;大腿骨中軸の平均皮質厚の増加;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の減少;平均体重の減少;平均体長の低減;ヘテロ接合体における平均体重および平均体長の低減;全組織量(TTM)の減少;除脂肪体重(LBM)の減少;大腿骨の骨塩密度(BMD)の減少;椎骨の骨塩密度(BMD)の減少;全身の骨塩密度(BMD)の減少;骨塩量(BMC)の減少;骨塩密度指標の減少;体積測定による骨塩密度(vBMD)の減少;大腿骨中軸の平均皮質厚の減少;大腿骨中軸の平均断面積の減少;椎骨骨梁の平均体積、平均数および平均結合密度の減少;大理石骨病;骨粗鬆症;中等度の水腎;水頭症;肥大肝;活性T細胞の誘導;活性NK細胞および樹状細胞の誘導;ミエロイドB細胞の発現;皮脂腺の過形成および表皮の多発性過形成(アカントーシスおよび過角症);中等度の皮膚炎;肝臓および脾臓における髄外造血の増加;骨髄のミエロイド過形成;B群連鎖球菌による脳炎;大腸菌感染による髄膜炎;唾液腺、膵臓および肺におけるリンパ球浸潤;育ての母を必要とする不適切なブリーダー;リットルサイズの減少;ホモ接合体マウスは小さく脱水症状であった;精巣の空胞変性による精子増殖の減少および不妊症;精巣の精子形成障害;精巣上体の精液過少症および精子欠損;男性不妊症;精巣重量の減少;成長遅延;小さなマウスおよび成長不良;生存能力の低下;逆位を伴う生存能力の低下;およびホモ接合性胚性致死のうちの少なくとも1つを示す、請求項26に記載の方法。
【請求項46】
請求項26に記載の方法によって同定される薬剤。
【請求項47】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアゴニストまたはアンタゴニストである、請求項46に記載の薬剤。
【請求項48】
アゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項47に記載の薬剤。
【請求項49】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項47に記載の薬剤。
【請求項50】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する生理学的特徴を調節する薬剤を同定する方法であって、該方法は:
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物によって示される生理学的特徴を測定する工程;
(c)(b)の測定された生理学的特徴を性別一致野生型動物の生理学的特徴と比較する工程であって、ここで、野生型動物によって示される生理学的特徴と異なる、非ヒトトランスジェニック動物によって示される生理学的特徴を、遺伝子の破壊に関連する生理学的特徴と同定する工程;
(d)(a)の非ヒトトランスジェニック動物に試験薬剤を投与する工程;および
(e)遺伝子破壊と関連する生理学的特徴が調節されているか否かを判定する工程
を含む、方法。
【請求項51】
非ヒトトランスジェニック動物が、性別一致野生型同腹仔と比較して、以下の生理学的特徴:オープンフィールド試験中の不安様応答の増大;オープンフィールド試験中の多動性;オープンフィールド試験中の不安の低減;オープンフィールド試験中の自発運動活性の低下;ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム(明期における活動の低下;変化した睡眠/起床サイクル);歩行回数の減少を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;概日リズムを有しない機能低下;歩行回数の増加を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;成育の低下;ストレス誘導性高体温に対する感受性の増加(不安の増加);反転スクリーン試験中の運動協調性の低下;頭位傾斜および後方突進;感覚運動ゲーティング/注意の向上を示すプレパルス抑制応答の増加;プレパルス抑制試験中の驚愕応答の低下;難聴を示唆する無驚愕応答もしくは難聴;感覚運動ゲーティング/注意の低下を伴うプレパルス抑制の低下;ホットプレート試験における反応までの時間の増加;ホットプレート試験における反応までの時間の減少;眼科学的異常;視力障害;視神経円板領域の白色沈着物;眼部感染および好中球増加症;両視神経円板損傷;涙の産生の減少;心拍数の減少;平均収縮期血圧の上昇;平均収縮期血圧の低下;平均絶食時血清中グルコースレベルの上昇;平均血清中グルコースレベルの低下;平均血清中コレステロールレベルの上昇;平均血清中コレステロールレベルの低下;平均血清中トリグリセリドレベルの上昇;平均血清中トリグリセリドレベルの低下;耐糖能障害;平均血清中アルブミン、アラニンアミノトランスフェラーゼ、およびリンレベルの上昇;平均血清中アルカリホスファターゼレベルの上昇;尿中亜硝酸の存在;全白血球(WBC)数の増加;全白血球(WBC)数およびの絶対好中球数の減少;平均絶対好中球数の増加;平均絶対リンパ球数の増加;平均血小板数の増加;平均の赤血球分布幅の増大;平均血小板数の減少;CD4脾臓胸腺細胞の割合の減少;周辺におけるCD4細胞の割合の減少がもたらすリンパ器官におけるB細胞の割合の増加;CD4細胞はより活発な/メモリー表現型(CD62Llow、CD44hi)を示す;CD4+細胞の発達障害;血中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;組織中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;パイアー斑におけるB細胞の割合の増加;胚中心の減少;パイアー斑におけるアイソタイプスイッチB細胞(CD38low;IgM陰性);脾臓中のCD23強度の減少;腹腔洗浄におけるB220Med/CD23細胞およびB220+/CD11b−Low/CD23細胞の平均割合の増加;末梢血におけるB細胞の平均割合の増加;CD4およびCD8T細胞の減少ならびにB細胞の増加;腹腔B細胞の増加;腹腔におけるCD11b−Hi細胞の減少;脾臓における平均CD4対CD8比の減少;CD8細胞の減少;腹腔洗浄におけるB220+/CD23+細胞の平均割合およびB220+/CD11b Low/CD23細胞の平均割合の減少;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清IL−6応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清TNFα応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清MCP−1応答の増大;平均血清IgMレベルの増大;平均血清IgAの増加;平均血清IgG1の増大;平均血清IgG2aの増大;平均血清IgG2bの増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の低下;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の低下;卵白アルブミン応答の障害;平均血清IgAレベルの低下;平均血清IgG2aレベルの低下;皮膚線維芽細胞増殖速度の低下;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の増加;平均体重の増加;平均体長の増大;全組織量(TTM)の増加;骨塩密度(BMD)の増加;骨塩量(BMC)の増加;大腿骨中軸の平均皮質厚の増加;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の減少;平均体重の減少;平均体長の低減;ヘテロ接合体における平均体重および平均体長の低減;全組織量(TTM)の減少;除脂肪体重(LBM)の減少;大腿骨の骨塩密度(BMD)の減少;椎骨の骨塩密度(BMD)の減少;全身の骨塩密度(BMD)の減少;骨塩量(BMC)の減少;骨塩密度指標の減少;体積測定による骨塩密度(vBMD)の減少;大腿骨中軸の平均皮質厚の減少;大腿骨中軸の平均断面積の減少;椎骨骨梁の平均体積、平均数および平均結合密度の減少;大理石骨病;骨粗鬆症;中等度の水腎;水頭症;肥大肝;活性T細胞の誘導;活性NK細胞および樹状細胞の誘導;ミエロイドB細胞の発現;皮脂腺の過形成および表皮の多発性過形成(アカントーシスおよび過角症);中等度の皮膚炎;肝臓および脾臓における髄外造血の増加;骨髄のミエロイド過形成;B群連鎖球菌による脳炎;大腸菌感染による髄膜炎;唾液腺、膵臓および肺におけるリンパ球浸潤;育ての母を必要とする不適切なブリーダー;リットルサイズの減少;ホモ接合体マウスは小さく脱水症状であった;精巣の空胞変性による精子増殖の減少および不妊症;精巣の精子形成障害;精巣上体の精液過少症および精子欠損;男性不妊症;精巣重量の減少;成長遅延;小さなマウスおよび成長不良;生存能力の低下;逆位を伴う生存能力の低下;およびホモ接合性胚性致死のうちの少なくとも1つを示す、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
請求項50に記載の方法によって同定される薬剤。
【請求項53】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアゴニストまたはアンタゴニストである、請求項52に記載の薬剤。
【請求項54】
アゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項53に記載の薬剤。
【請求項55】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項53に記載の薬剤。
【請求項56】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する行動を調節する薬剤を同定する方法であって、該方法は:
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物によって示される行動を観察する工程;
(c)(b)の観察された行動を性別一致野生型動物の行動と比較する工程であって、ここで、野生型動物によって示される観察された行動と異なる、非ヒトトランスジェニック動物によって示される観察された行動を、遺伝子の破壊に関連する行動と同定する工程;
(d)(a)の非ヒトトランスジェニック動物に試験薬剤を投与する工程;および
(e)薬剤が、遺伝子破壊と関連する行動を調節するか否かを判定する工程
を含む、方法。
【請求項57】
行動が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の増大である、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
行動が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の低減である、請求項56に記載の方法。
【請求項59】
行動が、ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズムである、請求項56に記載の方法。
【請求項60】
行動が、反転スクリーン試験中の運動協調性の増大である、請求項56に記載の方法。
【請求項61】
行動が、反転スクリーン試験中の障害性の運動協調性である、請求項56に記載の方法。
【請求項62】
行動が、抑鬱症、全般性不安障害、注意欠陥障害、睡眠障害、多動性障害、強迫性障害、精神分裂病、認知障害、痛覚過敏または感覚障害である、請求項56に記載の方法。
【請求項63】
請求項56に記載の方法によって同定される薬剤。
【請求項64】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアゴニストまたはアンタゴニストである、請求項63に記載の薬剤。
【請求項65】
アゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項64に記載の薬剤。
【請求項66】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項64に記載の薬剤。
【請求項67】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する、神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常もしくは障害;脂質代謝障害;または発達異常を寛解または調節する薬剤を同定する方法であって、該方法は:
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)前記非ヒトトランスジェニック動物に試験薬剤を投与する工程;および
(c)前記試験薬剤が、非ヒトトランスジェニック動物において、神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常もしくは障害;脂質代謝障害;または発達異常を寛解または調節するか否かを判定する工程
を含む、方法。
【請求項68】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の増大である、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の低減である、請求項67に記載の方法。
【請求項70】
神経障害が、ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズムである、請求項67に記載の方法。
【請求項71】
神経障害が、反転スクリーン試験中の運動協調性の増大である、請求項67に記載の方法。
【請求項72】
神経障害が、反転スクリーン試験中の障害性の運動協調性である、請求項67に記載の方法。
【請求項73】
神経障害が、抑鬱症、全般性不安障害、注意欠陥障害、睡眠障害、多動性障害、強迫性障害、精神分裂病、認知障害、痛覚過敏または感覚障害である、請求項67に記載の方法。
【請求項74】
眼の異常が、網膜の異常である、請求項67に記載の方法。
【請求項75】
眼の異常が、視覚問題または失明と一致する、請求項67に記載の方法。
【請求項76】
網膜の異常が、色素性網膜炎と一致する、請求項74に記載の方法。
【請求項77】
網膜の異常が、網膜変性症または網膜の形成異常を特徴とする、請求項74に記載の方法。
【請求項78】
網膜の異常が、網膜の形成異常、未熟児網膜症を含む様々な網膜症、水晶体後線維増殖症、血管新生緑内障、加齢性黄斑変性、糖尿病性黄斑浮腫、角膜血管新生、角膜移植片血管新生、角膜移植片拒絶、網膜/脈絡膜血管新生、隅角血管新生(ルベオーシス)、眼球の血管新生性疾患、血管再狭窄、動静脈奇形(AVM)、髄膜腫、血管腫、血管線維腫、甲状腺肥大(グレーブス病を含む)、角膜および他の組織の移植、網膜動脈閉塞もしくは閉鎖;網膜血管系の二次的萎縮を引き起こす網膜変性症、色素性網膜炎、黄斑ジストロフィー、シュタルガルト病、先天性停在性夜盲症、コロイデレミア、脳回転状萎縮、レーバー先天性黒内障、網膜分離障害、ヴァーグナー症候群、アッシャー症候群、ツェルヴェーガー症候群、サルディーノ−マインザー症候群、シニアローケン症候群、バルデー−ビードル症候群、アルポート症候群、アルストレーム症候群、コケーン症候群、先天性脊椎・骨端異形成症、フリン−エアード症候群、フリートライヒ運動失調、ハルグレン症候群、マーシャル症候群、アルベルス−シェーンベルク病、レフサム病、キーンズ・セイアー症候群、ワールデンブルグ症候群、アラジール症候群、筋緊張性ジストロフィー、オリーブ橋小脳萎縮症、ピエール・マリー症候群、スティックラー症候群、カロチン血症、シスチン蓄積症、ウォルフラム症候群、バッセン−コルンツヴァイク症候群、無βリポタンパク質血症、色素失調症、バッテン病、ムコ多糖体沈着症、ホモシスチン尿症またはマンノシドーシスと一致する、請求項74に記載の方法。
【請求項79】
眼の異常が、白内障である、請求項67に記載の方法。
【請求項80】
白内障が、全身性疾患(例えば、ヒトダウン症候群、ハレルマン−ストレフ症候群、ロウ症候群、ガラクトース血症、マルファン症候群、トリソミー13−15、アルポート症候群、筋緊張性ジストロフィー、ファブリー病、上皮小体機能低下症またはコンラーディ症候群)である、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
発達異常が、胚性致死または生存能低下を含む、請求項67に記載の方法。
【請求項82】
心臓血管、内皮または血管形成の障害が、動脈疾患(例えば、真性糖尿病;乳頭浮腫;視神経萎縮;アテローム性動脈硬化症;アンギナ;急性心筋梗塞などの心筋梗塞、心臓肥大および鬱血性心不全などの心不全;高血圧症;炎症性血管炎;レイノー病およびレイノー現象;動脈瘤ならびに動脈再狭窄);静脈およびリンパの障害(例えば、血栓静脈炎、リンパ管炎およびリンパ浮腫);末梢血管疾患;癌(例えば、血管腫瘍、例えば、血管腫(毛細管および海綿状)、グロムス腫瘍、毛細管拡張症、細菌性血管腫症、血管内皮腫、血管肉腫、血管外皮腫、カポジ肉腫、リンパ管腫およびリンパ管肉腫);腫瘍血管新生;外傷(例えば、創傷、熱傷および他の組織の傷害)、移植片固定、瘢痕;虚血再灌流傷害;関節リウマチ;脳血管疾患;急性腎不全などの腎疾患または骨粗鬆症である、請求項67に記載の方法。
【請求項83】
免疫障害が、全身性エリテマトーデス;関節リウマチ;若年性慢性関節炎;脊椎関節症;全身硬化症(強皮症);特発性炎症性筋障害(皮膚筋炎、多発性筋炎);シェーグレン症候群;全身性血管炎;サルコイドーシス;自己免疫性溶血性貧血(免疫性汎血球減少症、発作性夜間血色素尿症);自己免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病、免疫媒介性血小板減少症);甲状腺炎(グレーブス病、橋本甲状腺炎、若年性リンパ球性甲状腺炎、萎縮性甲状腺炎);真性糖尿病;免疫媒介性腎疾患(糸球体腎炎、尿細管間質性腎炎);中枢および末梢神経系の脱髄疾患(例えば、多発性硬化症、特発性脱髄性多発ニューロパシーまたはギラン・バレー症候群および慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー);肝胆疾患(例えば、感染性肝炎(A型、B型、C型、D型、E型肝炎および他の非肝向性のウイルスによる肝炎)、自己免疫性慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎および硬化性胆管炎);炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎:クローン病);グルテン過敏性腸症およびホイップル病;水疱性疾患、多形性紅斑および接触性皮膚炎を含む自己免疫性または免疫媒介性の皮膚疾患、乾癬;アレルギー性疾患(例えば、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物過敏症および蕁麻疹);肺の免疫学的疾患(例えば、好酸球性肺炎、特発性肺線維症および過敏性肺炎);または移植片拒絶および移植片対宿主病を含む移植関連疾患である、請求項67に記載の方法。
【請求項84】
前記骨代謝の異常または障害が、関節炎、骨粗鬆症または大理石骨病である、請求項67に記載の方法。
【請求項85】
非ヒトトランスジェニック動物が、性別一致野生型同腹仔と比較して、以下の生理学的特徴:オープンフィールド試験中の不安様応答の増大;オープンフィールド試験中の多動性;オープンフィールド試験中の不安の低減;オープンフィールド試験中の自発運動活性の低下;ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム(明期における活動の低下;変化した睡眠/起床サイクル);歩行回数の減少を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;概日リズムを有しない機能低下;歩行回数の増加を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;成育の低下;ストレス誘導性高体温に対する感受性の増加(不安の増加);反転スクリーン試験中の運動協調性の低下;頭位傾斜および後方突進;感覚運動ゲーティング/注意の向上を示すプレパルス抑制応答の増加;プレパルス抑制試験中の驚愕応答の低下;難聴を示唆する無驚愕応答もしくは難聴;感覚運動ゲーティング/注意の低下を伴うプレパルス抑制の低下;ホットプレート試験における反応までの時間の増加;ホットプレート試験における反応までの時間の減少;眼科学的異常;視力障害;視神経円板領域の白色沈着物;眼部感染および好中球増加症;両視神経円板損傷;涙の産生の減少;心拍数の減少;平均収縮期血圧の上昇;平均収縮期血圧の低下;平均絶食時血清中グルコースレベルの上昇;平均血清中グルコースレベルの低下;平均血清中コレステロールレベルの上昇;平均血清中コレステロールレベルの低下;平均血清中トリグリセリドレベルの上昇;平均血清中トリグリセリドレベルの低下;耐糖能障害;平均血清中アルブミン、アラニンアミノトランスフェラーゼ、およびリンレベルの上昇;平均血清中アルカリホスファターゼレベルの上昇;尿中亜硝酸の存在;全白血球(WBC)数の増加;全白血球(WBC)数およびの絶対好中球数の減少;平均絶対好中球数の増加;平均絶対リンパ球数の増加;平均血小板数の増加;平均の赤血球分布幅の増大;平均血小板数の減少;CD4脾臓胸腺細胞の割合の減少;周辺におけるCD4細胞の割合の減少がもたらすリンパ器官におけるB細胞の割合の増加;CD4細胞はより活発な/メモリー表現型(CD62Llow、CD44hi)を示す;CD4+細胞の発達障害;血中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;組織中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;パイアー斑におけるB細胞の割合の増加;胚中心の減少;パイアー斑におけるアイソタイプスイッチB細胞(CD38low;IgM陰性);脾臓中のCD23強度の減少;腹腔洗浄におけるB220Med/CD23細胞およびB220+/CD11b−Low/CD23細胞の平均割合の増加;末梢血におけるB細胞の平均割合の増加;CD4およびCD8T細胞の減少ならびにB細胞の増加;腹腔B細胞の増加;腹腔におけるCD11b−Hi細胞の減少;脾臓における平均CD4対CD8比の減少;CD8細胞の減少;腹腔洗浄におけるB220+/CD23+細胞の平均割合およびB220+/CD11b Low/CD23細胞の平均割合の減少;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清IL−6応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清TNFα応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清MCP−1応答の増大;平均血清IgMレベルの増大;平均血清IgAの増加;平均血清IgG1の増大;平均血清IgG2aの増大;平均血清IgG2bの増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の低下;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の低下;卵白アルブミン応答の障害;平均血清IgAレベルの低下;平均血清IgG2aレベルの低下;皮膚線維芽細胞増殖速度の低下;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の増加;平均体重の増加;平均体長の増大;全組織量(TTM)の増加;骨塩密度(BMD)の増加;骨塩量(BMC)の増加;大腿骨中軸の平均皮質厚の増加;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の減少;平均体重の減少;平均体長の低減;ヘテロ接合体における平均体重および平均体長の低減;全組織量(TTM)の減少;除脂肪体重(LBM)の減少;大腿骨の骨塩密度(BMD)の減少;椎骨の骨塩密度(BMD)の減少;全身の骨塩密度(BMD)の減少;骨塩量(BMC)の減少;骨塩密度指標の減少;体積測定による骨塩密度(vBMD)の減少;大腿骨中軸の平均皮質厚の減少;大腿骨中軸の平均断面積の減少;椎骨骨梁の平均体積、平均数および平均結合密度の減少;大理石骨病;骨粗鬆症;中等度の水腎;水頭症;肥大肝;活性T細胞の誘導;活性NK細胞および樹状細胞の誘導;ミエロイドB細胞の発現;皮脂腺の過形成および表皮の多発性過形成(アカントーシスおよび過角症);中等度の皮膚炎;肝臓および脾臓における髄外造血の増加;骨髄のミエロイド過形成;B群連鎖球菌による脳炎;大腸菌感染による髄膜炎;唾液腺、膵臓および肺におけるリンパ球浸潤;育ての母を必要とする不適切なブリーダー;リットルサイズの減少;ホモ接合体マウスは小さく脱水症状であった;精巣の空胞変性による精子増殖の減少および不妊症;精巣の精子形成障害;精巣上体の精液過少症および精子欠損;男性不妊症;精巣重量の減少;成長遅延;小さなマウスおよび成長不良;生存能力の低下;逆位を伴う生存能力の低下;およびホモ接合性胚性致死のうちの少なくとも1つを示す、請求項67に記載の方法。
【請求項86】
請求項67に記載の方法によって同定される薬剤。
【請求項87】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアゴニストまたはアンタゴニストである、請求項86に記載の薬剤。
【請求項88】
アゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項87に記載の薬剤。
【請求項89】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項87に記載の薬剤。
【請求項90】
請求項67に記載の方法によって同定される治療薬。
【請求項91】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドの発現を調節する薬剤を同定する方法であって、該方法は:
(a)PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドを発現している宿主細胞を試験薬剤と接触させる工程;および
(b)試験薬剤が、宿主細胞によるPRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドの発現を調節するか否かを判定する工程、
を含む、方法。
【請求項92】
請求項91に記載の方法によって同定される薬剤。
【請求項93】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアゴニストまたはアンタゴニストである、請求項92に記載の薬剤。
【請求項94】
アゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項93に記載の薬剤。
【請求項95】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項93に記載の薬剤。
【請求項96】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する状態に影響を及ぼすことができる治療薬を評価する方法であって、該方法は:
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を測定する工程;
(c)(b)の測定された生理学的特徴を性別一致野生型動物の生理学的特徴と比較する工程であって、ここで、野生型動物の生理学的特徴と異なる非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を、非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子の破壊から生じる状態と同定する工程;
(d)(a)の非ヒトトランスジェニック動物に試験薬剤を投与する工程;および
(e)非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子破壊に関連する同定された状態に対する試験薬剤の作用を評価する工程
を含む、方法。
【請求項97】
状態が、神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常または障害;脂質代謝障害;または発達異常である、請求項96に記載の方法。
【請求項98】
請求項96に記載の方法によって同定される治療薬。
【請求項99】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアゴニストまたはアンタゴニストである、請求項98に記載の治療薬。
【請求項100】
アゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項99に記載の治療薬。
【請求項101】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項99に記載の治療薬。
【請求項102】
請求項98に記載の治療薬を含む医薬組成物。
【請求項103】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する、神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常もしくは障害または胚性致死を処置または予防または寛解する方法であって、該方法は、該障害をすでに有し得るか、または該障害を有する傾向にあり得るか、もしくは該障害を予防すべき状態であり得る、そのような処置を必要とする被験体に、治療有効量の請求項90に記載の治療薬またはそのアゴニストもしくはアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより、前記障害を効果的に処置または予防または寛解する、方法。
【請求項104】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の増大である、請求項103に記載の方法。
【請求項105】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の低減である、請求項103に記載の方法。
【請求項106】
神経障害が、ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズムである、請求項103に記載の方法。
【請求項107】
神経障害が、反転スクリーン試験中の運動協調性の増大である、請求項103に記載の方法。
【請求項108】
神経障害が、反転スクリーン試験中の障害性の運動協調性である、請求項103に記載の方法。
【請求項109】
神経障害が、抑鬱症、全般性不安障害、注意欠陥障害、睡眠障害、多動性障害、強迫性障害、精神分裂病、認知障害、痛覚過敏または感覚障害である、請求項103に記載の方法。
【請求項110】
眼の異常が、網膜の異常である、請求項103に記載の方法。
【請求項111】
眼の異常が、視覚問題または失明と一致する、請求項103に記載の方法。
【請求項112】
網膜の異常が、色素性網膜炎と一致する、請求項110に記載の方法。
【請求項113】
網膜の異常が、網膜変性症または網膜の形成異常を特徴とする、請求項110に記載の方法。
【請求項114】
網膜の異常が、網膜の形成異常、未熟児網膜症を含む様々な網膜症、水晶体後線維増殖症、血管新生緑内障、加齢性黄斑変性、糖尿病性黄斑浮腫、角膜血管新生、角膜移植片血管新生、角膜移植片拒絶、網膜/脈絡膜血管新生、隅角血管新生(ルベオーシス)、眼球の血管新生性疾患、血管再狭窄、動静脈奇形(AVM)、髄膜腫、血管腫、血管線維腫、甲状腺肥大(グレーブス病を含む)、角膜および他の組織の移植、網膜動脈閉塞もしくは閉鎖;網膜血管系の二次的萎縮を引き起こす網膜変性症、色素性網膜炎、黄斑ジストロフィー、シュタルガルト病、先天性停在性夜盲症、コロイデレミア、脳回転状萎縮、レーバー先天性黒内障、網膜分離障害、ヴァーグナー症候群、アッシャー症候群、ツェルヴェーガー症候群、サルディーノ−マインザー症候群、シニアローケン症候群、バルデー−ビードル症候群、アルポート症候群、アルストレーム症候群、コケーン症候群、先天性脊椎・骨端異形成症、フリン−エアード症候群、フリートライヒ運動失調、ハルグレン症候群、マーシャル症候群、アルベルス−シェーンベルク病、レフサム病、キーンズ・セイアー症候群、ワールデンブルグ症候群、アラジール症候群、筋緊張性ジストロフィー、オリーブ橋小脳萎縮症、ピエール・マリー症候群、スティックラー症候群、カロチン血症、シスチン蓄積症、ウォルフラム症候群、バッセン−コルンツヴァイク症候群、無βリポタンパク質血症、色素失調症、バッテン病、ムコ多糖体沈着症、ホモシスチン尿症またはマンノシドーシスと一致する、請求項110に記載の方法。
【請求項115】
眼の異常が、白内障である、請求項103に記載の方法。
【請求項116】
白内障が、全身性疾患(例えば、ヒトダウン症候群、ハレルマン−ストレフ症候群、ロウ症候群、ガラクトース血症、マルファン症候群、トリソミー13−15、アルポート症候群、筋緊張性ジストロフィー、ファブリー病、上皮小体機能低下症またはコンラーディ症候群)である、請求項115に記載の方法。
【請求項117】
発達異常が、胚性致死または生存能低下を含む、請求項103に記載の方法。
【請求項118】
心臓血管、内皮または血管形成の障害が、動脈疾患(例えば、真性糖尿病;乳頭浮腫;視神経萎縮;アテローム性動脈硬化症;アンギナ;急性心筋梗塞などの心筋梗塞、心臓肥大および鬱血性心不全などの心不全;高血圧症;炎症性血管炎;レイノー病およびレイノー現象;動脈瘤ならびに動脈再狭窄);静脈およびリンパの障害(例えば、血栓静脈炎、リンパ管炎およびリンパ浮腫);末梢血管疾患;癌(例えば、血管腫瘍、例えば、血管腫(毛細管および海綿状)、グロムス腫瘍、毛細管拡張症、細菌性血管腫症、血管内皮腫、血管肉腫、血管外皮腫、カポジ肉腫、リンパ管腫およびリンパ管肉腫);腫瘍血管新生;外傷(例えば、創傷、熱傷および他の組織の傷害)、移植片固定、瘢痕;虚血再灌流傷害;関節リウマチ;脳血管疾患;急性腎不全などの腎疾患または骨粗鬆症である、請求項103に記載の方法。
【請求項119】
免疫障害が、全身性エリテマトーデス;関節リウマチ;若年性慢性関節炎;脊椎関節症;全身硬化症(強皮症);特発性炎症性筋障害(皮膚筋炎、多発性筋炎);シェーグレン症候群;全身性血管炎;サルコイドーシス;自己免疫性溶血性貧血(免疫性汎血球減少症、発作性夜間血色素尿症);自己免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病、免疫媒介性血小板減少症);甲状腺炎(グレーブス病、橋本甲状腺炎、若年性リンパ球性甲状腺炎、萎縮性甲状腺炎);真性糖尿病;免疫媒介性腎疾患(糸球体腎炎、尿細管間質性腎炎);中枢および末梢神経系の脱髄疾患(例えば、多発性硬化症、特発性脱髄性多発ニューロパシーまたはギラン・バレー症候群および慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー);肝胆疾患(例えば、感染性肝炎(A型、B型、C型、D型、E型肝炎および他の非肝向性のウイルスによる肝炎)、自己免疫性慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎および硬化性胆管炎);炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎:クローン病);グルテン過敏性腸症およびホイップル病;水疱性疾患、多形性紅斑および接触性皮膚炎を含む自己免疫性または免疫媒介性の皮膚疾患、乾癬;アレルギー性疾患(例えば、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物過敏症および蕁麻疹);肺の免疫学的疾患(例えば、好酸球性肺炎、特発性肺線維症および過敏性肺炎);または移植片拒絶および移植片対宿主病を含む移植関連疾患である、請求項103に記載の方法。
【請求項120】
前記骨代謝の異常または障害が、関節炎、骨粗鬆症または大理石骨病である、請求項103に記載の方法。
【請求項121】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する表現型を調節する方法であって、該方法は、該表現型をすでに有し得るか、または該表現型を有する傾向にあり得るか、もしくは該表現型を予防すべき状態であり得る被験体に、有効量の請求項46に記載の薬剤またはそのアゴニストもしくはアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより、表現型を効果的に調節する、方法。
【請求項122】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する生理学的特徴を調節する方法であって、該方法は、該生理学的特徴をすでに示し得るか、または該生理学的特徴を示す傾向にあり得るか、もしくは該生理学的特徴を予防すべき状態であり得る被験体に、有効量の請求項52に記載の薬剤またはそのアゴニストもしくはアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより、生理学的特徴を効果的に調節する、方法。
【請求項123】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する行動を調節する方法であって、該方法は、該行動をすでに示し得るか、または該行動を示す傾向にあり得るか、もしくは該示される行動を予防すべき状態であり得る被験体に、有効量の請求項63に記載の薬剤またはそのアゴニストもしくはアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより、行動を効果的に調節する、方法。
【請求項124】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドの発現を調節する方法であって、該方法は、前記PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドを発現している宿主細胞に、有効量の請求項92に記載の薬剤またはそのアゴニストもしくはアンタゴニストを投与する工程を含み、それによって、前記ポリペプチドの発現を効果的に調節する、方法。
【請求項125】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する状態を調節する方法であって、該方法は、該状態を有し得るか、または該状態を有する傾向にあり得るか、もしくは該状態を予防すべき状態であり得る被験体に、治療有効量の請求項98に記載の治療薬またはそのアゴニストもしくはアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより、状態を効果的に調節する、方法。
【請求項126】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する状態または表現型を模倣する薬剤の同定方法であって、該方法は;
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を測定する工程;
(c)(b)の測定された生理学的特徴を性別一致野生型動物の生理学的特徴と比較する工程であって、ここで、性別一致野生型動物の生理学的特徴と異なる非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を、非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子の破壊から生じる状態または表現型と同定する工程;
(d)前記性別一致野生型動物に試験薬剤を投与する工程;および
(e)前記試験薬剤が非ヒトトランスジェニック動物において初期に観察される状態または表現型を模倣するか否かを判定する工程
を含む、方法。
【請求項127】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊と関連する状態または表現型が、耐糖能の向上である、請求項126に記載の方法。
【請求項128】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊と関連する状態または表現型が、インスリン感受性の増大である、請求項126に記載の方法。
【請求項129】
請求項126に記載の方法によって同定される薬剤。
【請求項130】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアンタゴニストである、請求項129に記載の薬剤。
【請求項131】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項130に記載の薬剤。
【請求項132】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊と関連する状態、または表現型を模倣する方法であって、該方法は、状態または表現型が模倣される被験体に、有効量の請求項129に記載の薬剤、またはPRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより効果的に状態または表現型を模倣する、方法。
【請求項133】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊と関連する状態または表現型が、耐糖能の向上である、請求項132に記載の方法。
【請求項134】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊と関連する状態または表現型が、インスリン感受性の増大である、請求項132に記載の方法。
【請求項135】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する状態または表現型を模倣し得る治療薬の評価方法であって、該方法は;
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を測定する工程;
(c)(b)の測定された生理学的特徴を性別一致野生型動物の生理学的特徴と比較する工程であって、ここで、性別一致野生型動物の生理学的特徴と異なる非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を、非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子の破壊から生じる状態または表現型と同定する工程;
(d)(c)の前記性別一致野生型動物に試験薬剤を投与する工程;および
(e)試験薬剤が非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子破壊に関連する状態または表現型を模倣する能力を評価する工程
を含む、方法。
【請求項136】
請求項135に記載の方法によって同定される治療薬。
【請求項137】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアンタゴニストである、請求項136に記載の治療薬。
【請求項138】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項137に記載の治療薬。
【請求項139】
請求項136に記載の治療剤を含む医薬組成物。
【請求項140】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊と関連する状態、または表現型を模倣する方法であって、該方法は、状態または表現型障害が模倣される被験体に、治療有効量の請求項136に記載の治療薬、またはPRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより効果的に状態または表現型を模倣する、方法。
【請求項141】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する、神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常もしくは障害;脂質代謝障害または発達異常を寛解または調節する薬剤を同定する方法であって、該方法は、神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常もしくは障害;脂質代謝障害または発達異常を有する被験体に、請求項90に記載の治療薬またはそのアゴニストもしくはアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより、障害を寛解または調節する、方法。
【請求項1】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する表現型を同定する方法であって、本方法は、
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を測定する工程;および
(c)測定された生理学的特徴を性別一致野生型動物の生理学的特徴と比較する工程を含み、ここで、野生型動物の生理学的特徴と異なる非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を、非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子の破壊から生じる表現型と同定する、方法。
【請求項2】
非ヒトトランスジェニック動物が、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊についてヘテロ接合性である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
性別一致野生型同腹仔と比較した場合の非ヒトトランスジェニック動物によって示される表現型が、以下:神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常もしくは障害;脂質代謝障害;または発達異常のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の増大である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の低減である、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
神経障害が、ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズムである、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
神経障害が、反転スクリーン試験中の運動協調性の増大である、請求項3に記載の方法。
【請求項8】
神経障害が、反転スクリーン試験中の障害性の運動協調性である、請求項3に記載の方法。
【請求項9】
神経障害が、抑鬱症、全般性不安障害、注意欠陥障害、睡眠障害、多動性障害、強迫性障害、精神分裂病、認知障害、痛覚過敏または感覚障害である、請求項3に記載の方法。
【請求項10】
眼の異常が、網膜の異常である、請求項3に記載の方法。
【請求項11】
眼の異常が、視覚問題または失明と一致する、請求項3に記載の方法。
【請求項12】
網膜の異常が、色素性網膜炎と一致する、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
網膜の異常が、網膜変性症または網膜の形成異常を特徴とする、請求項10に記載の方法。
【請求項14】
網膜の異常が、網膜の形成異常、未熟児網膜症を含む様々な網膜症、水晶体後線維増殖症、血管新生緑内障、加齢性黄斑変性、糖尿病性黄斑浮腫、角膜血管新生、角膜移植片血管新生、角膜移植片拒絶、網膜/脈絡膜血管新生、隅角血管新生(ルベオーシス)、眼球の血管新生性疾患、血管再狭窄、動静脈奇形(AVM)、髄膜腫、血管腫、血管線維腫、甲状腺肥大(グレーブス病を含む)、角膜および他の組織の移植、網膜動脈閉塞もしくは閉鎖;網膜血管系の二次的萎縮を引き起こす網膜変性症、色素性網膜炎、黄斑ジストロフィー、シュタルガルト病、先天性停在性夜盲症、コロイデレミア、脳回転状萎縮、レーバー先天性黒内障、網膜分離障害、ヴァーグナー症候群、アッシャー症候群、ツェルヴェーガー症候群、サルディーノ−マインザー症候群、シニアローケン症候群、バルデー−ビードル症候群、アルポート症候群、アルストレーム症候群、コケーン症候群、先天性脊椎・骨端異形成症、フリン−エアード症候群、フリートライヒ運動失調、ハルグレン症候群、マーシャル症候群、アルベルス−シェーンベルク病、レフサム病、キーンズ・セイアー症候群、ワールデンブルグ症候群、アラジール症候群、筋緊張性ジストロフィー、オリーブ橋小脳萎縮症、ピエール・マリー症候群、スティックラー症候群、カロチン血症、シスチン蓄積症、ウォルフラム症候群、バッセン−コルンツヴァイク症候群、無βリポタンパク質血症、色素失調症、バッテン病、ムコ多糖体沈着症、ホモシスチン尿症またはマンノシドーシスと一致する、請求項10に記載の方法。
【請求項15】
眼の異常が、白内障である、請求項3に記載の方法。
【請求項16】
白内障が、全身性疾患(例えば、ヒトダウン症候群、ハレルマン−ストレフ症候群、ロウ症候群、ガラクトース血症、マルファン症候群、トリソミー13−15、アルポート症候群、筋緊張性ジストロフィー、ファブリー病、上皮小体機能低下症またはコンラーディ症候群)と一致する、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
発達異常が、胚性致死または生存能低下を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項18】
心臓血管、内皮または血管形成の障害が、動脈疾患(例えば、真性糖尿病;乳頭浮腫;視神経萎縮;アテローム性動脈硬化症;アンギナ;急性心筋梗塞などの心筋梗塞、心臓肥大および鬱血性心不全などの心不全;高血圧症;炎症性血管炎;レイノー病およびレイノー現象;動脈瘤ならびに動脈再狭窄);静脈およびリンパの障害(例えば、血栓静脈炎、リンパ管炎およびリンパ浮腫);末梢血管疾患;癌(例えば、血管腫瘍、例えば、血管腫(毛細管および海綿状)、グロムス腫瘍、毛細管拡張症、細菌性血管腫症、血管内皮腫、血管肉腫、血管外皮腫、カポジ肉腫、リンパ管腫およびリンパ管肉腫);腫瘍血管新生;外傷(例えば、創傷、熱傷および他の組織の傷害)、移植片固定、瘢痕;虚血再灌流傷害;関節リウマチ;脳血管疾患;急性腎不全などの腎疾患または骨粗鬆症である、請求項3に記載の方法。
【請求項19】
免疫障害が、全身性エリテマトーデス;関節リウマチ;若年性慢性関節炎;脊椎関節症;全身硬化症(強皮症);特発性炎症性筋障害(皮膚筋炎、多発性筋炎);シェーグレン症候群;全身性血管炎;サルコイドーシス;自己免疫性溶血性貧血(免疫性汎血球減少症、発作性夜間血色素尿症);自己免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病、免疫媒介性血小板減少症);甲状腺炎(グレーブス病、橋本甲状腺炎、若年性リンパ球性甲状腺炎、萎縮性甲状腺炎);真性糖尿病;免疫媒介性腎疾患(糸球体腎炎、尿細管間質性腎炎);中枢および末梢神経系の脱髄疾患(例えば、多発性硬化症、特発性脱髄性多発ニューロパシーまたはギラン・バレー症候群および慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー);肝胆疾患(例えば、感染性肝炎(A型、B型、C型、D型、E型肝炎および他の非肝向性のウイルスによる肝炎)、自己免疫性慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎および硬化性胆管炎);炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎:クローン病);グルテン過敏性腸症およびホイップル病;水疱性疾患、多形性紅斑および接触性皮膚炎を含む自己免疫性または免疫媒介性の皮膚疾患、乾癬;アレルギー性疾患(例えば、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物過敏症および蕁麻疹);肺の免疫学的疾患(例えば、好酸球性肺炎、特発性肺線維症および過敏性肺炎);または移植片拒絶および移植片対宿主病を含む移植関連疾患である、請求項3に記載の方法。
【請求項20】
骨代謝の異常または障害が、関節炎、骨粗鬆症または大理石骨病である、請求項3に記載の方法。
【請求項21】
非ヒトトランスジェニック動物が、性別一致野生型同腹仔と比較して、以下の生理学的特徴:オープンフィールド試験中の不安様応答の増大;オープンフィールド試験中の多動性;オープンフィールド試験中の不安の低減;オープンフィールド試験中の自発運動活性の低下;ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム(明期における活動の低下;変化した睡眠/起床サイクル);歩行回数の減少を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;概日リズムを有しない機能低下;歩行回数の増加を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;成育の低下;ストレス誘導性高体温に対する感受性の増加(不安の増加);反転スクリーン試験中の運動協調性の低下;頭位傾斜および後方突進;感覚運動ゲーティング/注意の向上を示すプレパルス抑制応答の増加;プレパルス抑制試験中の驚愕応答の低下;難聴を示唆する無驚愕応答もしくは難聴;感覚運動ゲーティング/注意の低下を伴うプレパルス抑制の低下;ホットプレート試験における反応までの時間の増加;ホットプレート試験における反応までの時間の減少;眼科学的異常;視力障害;視神経円板領域の白色沈着物;眼部感染および好中球増加症;両視神経円板損傷;涙の産生の減少;心拍数の減少;平均収縮期血圧の上昇;平均収縮期血圧の低下;平均絶食時血清中グルコースレベルの上昇;平均血清中グルコースレベルの低下;平均血清中コレステロールレベルの上昇;平均血清中コレステロールレベルの低下;平均血清中トリグリセリドレベルの上昇;平均血清中トリグリセリドレベルの低下;耐糖能障害;平均血清中アルブミン、アラニンアミノトランスフェラーゼ、およびリンレベルの上昇;平均血清中アルカリホスファターゼレベルの上昇;尿中亜硝酸の存在;全白血球(WBC)数の増加;全白血球(WBC)数およびの絶対好中球数の減少;平均絶対好中球数の増加;平均絶対リンパ球数の増加;平均血小板数の増加;平均の赤血球分布幅の増大;平均血小板数の減少;CD4脾臓胸腺細胞の割合の減少;周辺におけるCD4細胞の割合の減少がもたらすリンパ器官におけるB細胞の割合の増加;CD4細胞はより活発な/メモリー表現型(CD62Llow、CD44hi)を示す;CD4+細胞の発達障害;血中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;組織中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;パイアー斑におけるB細胞の割合の増加;胚中心の減少;パイアー斑におけるアイソタイプスイッチB細胞(CD38low;IgM陰性);脾臓中のCD23強度の減少;腹腔洗浄におけるB220Med/CD23細胞およびB220+/CD11b−Low/CD23細胞の平均割合の増加;末梢血におけるB細胞の平均割合の増加;CD4およびCD8T細胞の減少ならびにB細胞の増加;腹腔B細胞の増加;腹腔におけるCD11b−Hi細胞の減少;脾臓における平均CD4対CD8比の減少;CD8細胞の減少;腹腔洗浄におけるB220+/CD23+細胞の平均割合およびB220+/CD11b Low/CD23細胞の平均割合の減少;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清IL−6応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清TNFα応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清MCP−1応答の増大;平均血清IgMレベルの増大;平均血清IgAの増加;平均血清IgG1の増大;平均血清IgG2aの増大;平均血清IgG2bの増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の低下;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の低下;卵白アルブミン応答の障害;平均血清IgAレベルの低下;平均血清IgG2aレベルの低下;皮膚線維芽細胞増殖速度の低下;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の増加;平均体重の増加;平均体長の増大;全組織量(TTM)の増加;骨塩密度(BMD)の増加;骨塩量(BMC)の増加;大腿骨中軸の平均皮質厚の増加;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の減少;平均体重の減少;平均体長の低減;ヘテロ接合体における平均体重および平均体長の低減;全組織量(TTM)の減少;除脂肪体重(LBM)の減少;大腿骨の骨塩密度(BMD)の減少;椎骨の骨塩密度(BMD)の減少;全身の骨塩密度(BMD)の減少;骨塩量(BMC)の減少;骨塩密度指標の減少;体積測定による骨塩密度(vBMD)の減少;大腿骨中軸の平均皮質厚の減少;大腿骨中軸の平均断面積の減少;椎骨骨梁の平均体積、平均数および平均結合密度の減少;大理石骨病;骨粗鬆症;中等度の水腎;水頭症;肥大肝;活性T細胞の誘導;活性NK細胞および樹状細胞の誘導;ミエロイドB細胞の発現;皮脂腺の過形成および表皮の多発性過形成(アカントーシスおよび過角症);中等度の皮膚炎;肝臓および脾臓における髄外造血の増加;骨髄のミエロイド過形成;B群連鎖球菌による脳炎;大腸菌感染による髄膜炎;唾液腺、膵臓および肺におけるリンパ球浸潤;育ての母を必要とする不適切なブリーダー;リットルサイズの減少;ホモ接合体マウスは小さく脱水症状であった;精巣の空胞変性による精子増殖の減少および不妊症;精巣の精子形成障害;精巣上体の精液過少症および精子欠損;男性不妊症;精巣重量の減少;成長遅延;小さなマウスおよび成長不良;生存能力の低下;逆位を伴う生存能力の低下;およびホモ接合性胚性致死のうちの少なくとも1つを示す、請求項1に記載の方法。
【請求項22】
ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む、非ヒトトランスジェニック動物由来の単離細胞。
【請求項23】
マウス細胞である、請求項22に記載の単離細胞。
【請求項24】
マウス細胞が、胚性幹細胞である、請求項23に記載の単離細胞。
【請求項25】
性別一致野生型同腹仔と比較して、非ヒトトランスジェニック動物が以下の表現型:神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常もしくは障害;脂質代謝障害;または発達異常のうちの少なくとも1つを示す、請求項22に記載の単離細胞。
【請求項26】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する表現型を調節する薬剤を同定する方法であって、該方法は:
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む、非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を測定する工程;
(c)(b)の測定された生理学的特徴を性別一致野生型動物の生理学的特徴と比較する工程であって、ここで、野生型動物の生理学的特徴と異なる非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を、非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子の破壊から生じる表現型と同定する工程;
(d)(a)の非ヒトトランスジェニック動物に試験薬剤を投与する工程;および
(e)試験薬剤が、非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子破壊と関連する同定された表現型を調節するか否かを判定する工程
を含む、方法。
【請求項27】
遺伝子破壊と関連する表現型が、神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常または障害;脂質代謝障害;または発達異常を含む、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の増大である、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の低減である、請求項27に記載の方法。
【請求項30】
神経障害が、ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズムである、請求項27に記載の方法。
【請求項31】
神経障害が、反転スクリーン試験中の運動協調性の増大である、請求項27に記載の方法。
【請求項32】
神経障害が、反転スクリーン試験中の障害性の運動協調性である、請求項27に記載の方法。
【請求項33】
神経障害が、抑鬱症、全般性不安障害、注意欠陥障害、睡眠障害、多動性障害、強迫性障害、精神分裂病、認知障害、痛覚過敏または感覚障害である、請求項27に記載の方法。
【請求項34】
眼の異常が、網膜の異常である、請求項27に記載の方法。
【請求項35】
眼の異常が、視覚問題または失明と一致する、請求項27に記載の方法。
【請求項36】
網膜の異常が、色素性網膜炎と一致する、請求項34に記載の方法。
【請求項37】
網膜の異常が、網膜変性症または網膜の形成異常を特徴とする、請求項34に記載の方法。
【請求項38】
網膜の異常が、網膜の形成異常、未熟児網膜症を含む様々な網膜症、水晶体後線維増殖症、血管新生緑内障、加齢性黄斑変性、糖尿病性黄斑浮腫、角膜血管新生、角膜移植片血管新生、角膜移植片拒絶、網膜/脈絡膜血管新生、隅角血管新生(ルベオーシス)、眼球の血管新生性疾患、血管再狭窄、動静脈奇形(AVM)、髄膜腫、血管腫、血管線維腫、甲状腺肥大(グレーブス病を含む)、角膜および他の組織の移植、網膜動脈閉塞もしくは閉鎖;網膜血管系の二次的萎縮を引き起こす網膜変性症、色素性網膜炎、黄斑ジストロフィー、シュタルガルト病、先天性停在性夜盲症、コロイデレミア、脳回転状萎縮、レーバー先天性黒内障、網膜分離障害、ヴァーグナー症候群、アッシャー症候群、ツェルヴェーガー症候群、サルディーノ−マインザー症候群、シニアローケン症候群、バルデー−ビードル症候群、アルポート症候群、アルストレーム症候群、コケーン症候群、先天性脊椎・骨端異形成症、フリン−エアード症候群、フリートライヒ運動失調、ハルグレン症候群、マーシャル症候群、アルベルス−シェーンベルク病、レフサム病、キーンズ・セイアー症候群、ワールデンブルグ症候群、アラジール症候群、筋緊張性ジストロフィー、オリーブ橋小脳萎縮症、ピエール・マリー症候群、スティックラー症候群、カロチン血症、シスチン蓄積症、ウォルフラム症候群、バッセン−コルンツヴァイク症候群、無βリポタンパク質血症、色素失調症、バッテン病、ムコ多糖体沈着症、ホモシスチン尿症またはマンノシドーシスと一致する、請求項34に記載の方法。
【請求項39】
眼の異常が、白内障である、請求項27に記載の方法。
【請求項40】
白内障が、全身性疾患(例えば、ヒトダウン症候群、ハレルマン−ストレフ症候群、ロウ症候群、ガラクトース血症、マルファン症候群、トリソミー13−15、アルポート症候群、筋緊張性ジストロフィー、ファブリー病、上皮小体機能低下症またはコンラーディ症候群)と一致する、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
発達異常が、胚性致死または生存能低下を含む、請求項27に記載の方法。
【請求項42】
心臓血管、内皮または血管形成の障害が、動脈疾患(例えば、真性糖尿病;乳頭浮腫;視神経萎縮;アテローム性動脈硬化症;アンギナ;急性心筋梗塞などの心筋梗塞、心臓肥大および鬱血性心不全などの心不全;高血圧症;炎症性血管炎;レイノー病およびレイノー現象;動脈瘤ならびに動脈再狭窄);静脈およびリンパの障害(例えば、血栓静脈炎、リンパ管炎およびリンパ浮腫);末梢血管疾患;癌(例えば、血管腫瘍、例えば、血管腫(毛細管および海綿状)、グロムス腫瘍、毛細管拡張症、細菌性血管腫症、血管内皮腫、血管肉腫、血管外皮腫、カポジ肉腫、リンパ管腫およびリンパ管肉腫);腫瘍血管新生;外傷(例えば、創傷、熱傷および他の組織の傷害)、移植片固定、瘢痕;虚血再灌流傷害;関節リウマチ;脳血管疾患;急性腎不全などの腎疾患または骨粗鬆症である、請求項27に記載の方法。
【請求項43】
免疫障害が、全身性エリテマトーデス;関節リウマチ;若年性慢性関節炎;脊椎関節症;全身硬化症(強皮症);特発性炎症性筋障害(皮膚筋炎、多発性筋炎);シェーグレン症候群;全身性血管炎;サルコイドーシス;自己免疫性溶血性貧血(免疫性汎血球減少症、発作性夜間血色素尿症);自己免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病、免疫媒介性血小板減少症);甲状腺炎(グレーブス病、橋本甲状腺炎、若年性リンパ球性甲状腺炎、萎縮性甲状腺炎);真性糖尿病;免疫媒介性腎疾患(糸球体腎炎、尿細管間質性腎炎);中枢および末梢神経系の脱髄疾患(例えば、多発性硬化症、特発性脱髄性多発ニューロパシーまたはギラン・バレー症候群および慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー);肝胆疾患(例えば、感染性肝炎(A型、B型、C型、D型、E型肝炎および他の非肝向性のウイルスによる肝炎)、自己免疫性慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎および硬化性胆管炎);炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎:クローン病);グルテン過敏性腸症およびホイップル病;水疱性疾患、多形性紅斑および接触性皮膚炎を含む自己免疫性または免疫媒介性の皮膚疾患、乾癬;アレルギー性疾患(例えば、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物過敏症および蕁麻疹);肺の免疫学的疾患(例えば、好酸球性肺炎、特発性肺線維症および過敏性肺炎);または移植片拒絶および移植片対宿主病を含む移植関連疾患である、請求項27に記載の方法。
【請求項44】
前記骨代謝の異常または障害が、関節炎、骨粗鬆症または大理石骨病である、請求項27に記載の方法。
【請求項45】
非ヒトトランスジェニック動物が、性別一致野生型同腹仔と比較して、以下の生理学的特徴:オープンフィールド試験中の不安様応答の増大;オープンフィールド試験中の多動性;オープンフィールド試験中の不安の低減;オープンフィールド試験中の自発運動活性の低下;ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム(明期における活動の低下;変化した睡眠/起床サイクル);歩行回数の減少を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;概日リズムを有しない機能低下;歩行回数の増加を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;成育の低下;ストレス誘導性高体温に対する感受性の増加(不安の増加);反転スクリーン試験中の運動協調性の低下;頭位傾斜および後方突進;感覚運動ゲーティング/注意の向上を示すプレパルス抑制応答の増加;プレパルス抑制試験中の驚愕応答の低下;難聴を示唆する無驚愕応答もしくは難聴;感覚運動ゲーティング/注意の低下を伴うプレパルス抑制の低下;ホットプレート試験における反応までの時間の増加;ホットプレート試験における反応までの時間の減少;眼科学的異常;視力障害;視神経円板領域の白色沈着物;眼部感染および好中球増加症;両視神経円板損傷;涙の産生の減少;心拍数の減少;平均収縮期血圧の上昇;平均収縮期血圧の低下;平均絶食時血清中グルコースレベルの上昇;平均血清中グルコースレベルの低下;平均血清中コレステロールレベルの上昇;平均血清中コレステロールレベルの低下;平均血清中トリグリセリドレベルの上昇;平均血清中トリグリセリドレベルの低下;耐糖能障害;平均血清中アルブミン、アラニンアミノトランスフェラーゼ、およびリンレベルの上昇;平均血清中アルカリホスファターゼレベルの上昇;尿中亜硝酸の存在;全白血球(WBC)数の増加;全白血球(WBC)数およびの絶対好中球数の減少;平均絶対好中球数の増加;平均絶対リンパ球数の増加;平均血小板数の増加;平均の赤血球分布幅の増大;平均血小板数の減少;CD4脾臓胸腺細胞の割合の減少;周辺におけるCD4細胞の割合の減少がもたらすリンパ器官におけるB細胞の割合の増加;CD4細胞はより活発な/メモリー表現型(CD62Llow、CD44hi)を示す;CD4+細胞の発達障害;血中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;組織中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;パイアー斑におけるB細胞の割合の増加;胚中心の減少;パイアー斑におけるアイソタイプスイッチB細胞(CD38low;IgM陰性);脾臓中のCD23強度の減少;腹腔洗浄におけるB220Med/CD23細胞およびB220+/CD11b−Low/CD23細胞の平均割合の増加;末梢血におけるB細胞の平均割合の増加;CD4およびCD8T細胞の減少ならびにB細胞の増加;腹腔B細胞の増加;腹腔におけるCD11b−Hi細胞の減少;脾臓における平均CD4対CD8比の減少;CD8細胞の減少;腹腔洗浄におけるB220+/CD23+細胞の平均割合およびB220+/CD11b Low/CD23細胞の平均割合の減少;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清IL−6応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清TNFα応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清MCP−1応答の増大;平均血清IgMレベルの増大;平均血清IgAの増加;平均血清IgG1の増大;平均血清IgG2aの増大;平均血清IgG2bの増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の低下;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の低下;卵白アルブミン応答の障害;平均血清IgAレベルの低下;平均血清IgG2aレベルの低下;皮膚線維芽細胞増殖速度の低下;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の増加;平均体重の増加;平均体長の増大;全組織量(TTM)の増加;骨塩密度(BMD)の増加;骨塩量(BMC)の増加;大腿骨中軸の平均皮質厚の増加;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の減少;平均体重の減少;平均体長の低減;ヘテロ接合体における平均体重および平均体長の低減;全組織量(TTM)の減少;除脂肪体重(LBM)の減少;大腿骨の骨塩密度(BMD)の減少;椎骨の骨塩密度(BMD)の減少;全身の骨塩密度(BMD)の減少;骨塩量(BMC)の減少;骨塩密度指標の減少;体積測定による骨塩密度(vBMD)の減少;大腿骨中軸の平均皮質厚の減少;大腿骨中軸の平均断面積の減少;椎骨骨梁の平均体積、平均数および平均結合密度の減少;大理石骨病;骨粗鬆症;中等度の水腎;水頭症;肥大肝;活性T細胞の誘導;活性NK細胞および樹状細胞の誘導;ミエロイドB細胞の発現;皮脂腺の過形成および表皮の多発性過形成(アカントーシスおよび過角症);中等度の皮膚炎;肝臓および脾臓における髄外造血の増加;骨髄のミエロイド過形成;B群連鎖球菌による脳炎;大腸菌感染による髄膜炎;唾液腺、膵臓および肺におけるリンパ球浸潤;育ての母を必要とする不適切なブリーダー;リットルサイズの減少;ホモ接合体マウスは小さく脱水症状であった;精巣の空胞変性による精子増殖の減少および不妊症;精巣の精子形成障害;精巣上体の精液過少症および精子欠損;男性不妊症;精巣重量の減少;成長遅延;小さなマウスおよび成長不良;生存能力の低下;逆位を伴う生存能力の低下;およびホモ接合性胚性致死のうちの少なくとも1つを示す、請求項26に記載の方法。
【請求項46】
請求項26に記載の方法によって同定される薬剤。
【請求項47】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアゴニストまたはアンタゴニストである、請求項46に記載の薬剤。
【請求項48】
アゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項47に記載の薬剤。
【請求項49】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項47に記載の薬剤。
【請求項50】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する生理学的特徴を調節する薬剤を同定する方法であって、該方法は:
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物によって示される生理学的特徴を測定する工程;
(c)(b)の測定された生理学的特徴を性別一致野生型動物の生理学的特徴と比較する工程であって、ここで、野生型動物によって示される生理学的特徴と異なる、非ヒトトランスジェニック動物によって示される生理学的特徴を、遺伝子の破壊に関連する生理学的特徴と同定する工程;
(d)(a)の非ヒトトランスジェニック動物に試験薬剤を投与する工程;および
(e)遺伝子破壊と関連する生理学的特徴が調節されているか否かを判定する工程
を含む、方法。
【請求項51】
非ヒトトランスジェニック動物が、性別一致野生型同腹仔と比較して、以下の生理学的特徴:オープンフィールド試験中の不安様応答の増大;オープンフィールド試験中の多動性;オープンフィールド試験中の不安の低減;オープンフィールド試験中の自発運動活性の低下;ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム(明期における活動の低下;変化した睡眠/起床サイクル);歩行回数の減少を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;概日リズムを有しない機能低下;歩行回数の増加を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;成育の低下;ストレス誘導性高体温に対する感受性の増加(不安の増加);反転スクリーン試験中の運動協調性の低下;頭位傾斜および後方突進;感覚運動ゲーティング/注意の向上を示すプレパルス抑制応答の増加;プレパルス抑制試験中の驚愕応答の低下;難聴を示唆する無驚愕応答もしくは難聴;感覚運動ゲーティング/注意の低下を伴うプレパルス抑制の低下;ホットプレート試験における反応までの時間の増加;ホットプレート試験における反応までの時間の減少;眼科学的異常;視力障害;視神経円板領域の白色沈着物;眼部感染および好中球増加症;両視神経円板損傷;涙の産生の減少;心拍数の減少;平均収縮期血圧の上昇;平均収縮期血圧の低下;平均絶食時血清中グルコースレベルの上昇;平均血清中グルコースレベルの低下;平均血清中コレステロールレベルの上昇;平均血清中コレステロールレベルの低下;平均血清中トリグリセリドレベルの上昇;平均血清中トリグリセリドレベルの低下;耐糖能障害;平均血清中アルブミン、アラニンアミノトランスフェラーゼ、およびリンレベルの上昇;平均血清中アルカリホスファターゼレベルの上昇;尿中亜硝酸の存在;全白血球(WBC)数の増加;全白血球(WBC)数およびの絶対好中球数の減少;平均絶対好中球数の増加;平均絶対リンパ球数の増加;平均血小板数の増加;平均の赤血球分布幅の増大;平均血小板数の減少;CD4脾臓胸腺細胞の割合の減少;周辺におけるCD4細胞の割合の減少がもたらすリンパ器官におけるB細胞の割合の増加;CD4細胞はより活発な/メモリー表現型(CD62Llow、CD44hi)を示す;CD4+細胞の発達障害;血中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;組織中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;パイアー斑におけるB細胞の割合の増加;胚中心の減少;パイアー斑におけるアイソタイプスイッチB細胞(CD38low;IgM陰性);脾臓中のCD23強度の減少;腹腔洗浄におけるB220Med/CD23細胞およびB220+/CD11b−Low/CD23細胞の平均割合の増加;末梢血におけるB細胞の平均割合の増加;CD4およびCD8T細胞の減少ならびにB細胞の増加;腹腔B細胞の増加;腹腔におけるCD11b−Hi細胞の減少;脾臓における平均CD4対CD8比の減少;CD8細胞の減少;腹腔洗浄におけるB220+/CD23+細胞の平均割合およびB220+/CD11b Low/CD23細胞の平均割合の減少;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清IL−6応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清TNFα応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清MCP−1応答の増大;平均血清IgMレベルの増大;平均血清IgAの増加;平均血清IgG1の増大;平均血清IgG2aの増大;平均血清IgG2bの増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の低下;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の低下;卵白アルブミン応答の障害;平均血清IgAレベルの低下;平均血清IgG2aレベルの低下;皮膚線維芽細胞増殖速度の低下;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の増加;平均体重の増加;平均体長の増大;全組織量(TTM)の増加;骨塩密度(BMD)の増加;骨塩量(BMC)の増加;大腿骨中軸の平均皮質厚の増加;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の減少;平均体重の減少;平均体長の低減;ヘテロ接合体における平均体重および平均体長の低減;全組織量(TTM)の減少;除脂肪体重(LBM)の減少;大腿骨の骨塩密度(BMD)の減少;椎骨の骨塩密度(BMD)の減少;全身の骨塩密度(BMD)の減少;骨塩量(BMC)の減少;骨塩密度指標の減少;体積測定による骨塩密度(vBMD)の減少;大腿骨中軸の平均皮質厚の減少;大腿骨中軸の平均断面積の減少;椎骨骨梁の平均体積、平均数および平均結合密度の減少;大理石骨病;骨粗鬆症;中等度の水腎;水頭症;肥大肝;活性T細胞の誘導;活性NK細胞および樹状細胞の誘導;ミエロイドB細胞の発現;皮脂腺の過形成および表皮の多発性過形成(アカントーシスおよび過角症);中等度の皮膚炎;肝臓および脾臓における髄外造血の増加;骨髄のミエロイド過形成;B群連鎖球菌による脳炎;大腸菌感染による髄膜炎;唾液腺、膵臓および肺におけるリンパ球浸潤;育ての母を必要とする不適切なブリーダー;リットルサイズの減少;ホモ接合体マウスは小さく脱水症状であった;精巣の空胞変性による精子増殖の減少および不妊症;精巣の精子形成障害;精巣上体の精液過少症および精子欠損;男性不妊症;精巣重量の減少;成長遅延;小さなマウスおよび成長不良;生存能力の低下;逆位を伴う生存能力の低下;およびホモ接合性胚性致死のうちの少なくとも1つを示す、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
請求項50に記載の方法によって同定される薬剤。
【請求項53】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアゴニストまたはアンタゴニストである、請求項52に記載の薬剤。
【請求項54】
アゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項53に記載の薬剤。
【請求項55】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項53に記載の薬剤。
【請求項56】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する行動を調節する薬剤を同定する方法であって、該方法は:
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物によって示される行動を観察する工程;
(c)(b)の観察された行動を性別一致野生型動物の行動と比較する工程であって、ここで、野生型動物によって示される観察された行動と異なる、非ヒトトランスジェニック動物によって示される観察された行動を、遺伝子の破壊に関連する行動と同定する工程;
(d)(a)の非ヒトトランスジェニック動物に試験薬剤を投与する工程;および
(e)薬剤が、遺伝子破壊と関連する行動を調節するか否かを判定する工程
を含む、方法。
【請求項57】
行動が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の増大である、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
行動が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の低減である、請求項56に記載の方法。
【請求項59】
行動が、ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズムである、請求項56に記載の方法。
【請求項60】
行動が、反転スクリーン試験中の運動協調性の増大である、請求項56に記載の方法。
【請求項61】
行動が、反転スクリーン試験中の障害性の運動協調性である、請求項56に記載の方法。
【請求項62】
行動が、抑鬱症、全般性不安障害、注意欠陥障害、睡眠障害、多動性障害、強迫性障害、精神分裂病、認知障害、痛覚過敏または感覚障害である、請求項56に記載の方法。
【請求項63】
請求項56に記載の方法によって同定される薬剤。
【請求項64】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアゴニストまたはアンタゴニストである、請求項63に記載の薬剤。
【請求項65】
アゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項64に記載の薬剤。
【請求項66】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項64に記載の薬剤。
【請求項67】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する、神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常もしくは障害;脂質代謝障害;または発達異常を寛解または調節する薬剤を同定する方法であって、該方法は:
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)前記非ヒトトランスジェニック動物に試験薬剤を投与する工程;および
(c)前記試験薬剤が、非ヒトトランスジェニック動物において、神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常もしくは障害;脂質代謝障害;または発達異常を寛解または調節するか否かを判定する工程
を含む、方法。
【請求項68】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の増大である、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の低減である、請求項67に記載の方法。
【請求項70】
神経障害が、ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズムである、請求項67に記載の方法。
【請求項71】
神経障害が、反転スクリーン試験中の運動協調性の増大である、請求項67に記載の方法。
【請求項72】
神経障害が、反転スクリーン試験中の障害性の運動協調性である、請求項67に記載の方法。
【請求項73】
神経障害が、抑鬱症、全般性不安障害、注意欠陥障害、睡眠障害、多動性障害、強迫性障害、精神分裂病、認知障害、痛覚過敏または感覚障害である、請求項67に記載の方法。
【請求項74】
眼の異常が、網膜の異常である、請求項67に記載の方法。
【請求項75】
眼の異常が、視覚問題または失明と一致する、請求項67に記載の方法。
【請求項76】
網膜の異常が、色素性網膜炎と一致する、請求項74に記載の方法。
【請求項77】
網膜の異常が、網膜変性症または網膜の形成異常を特徴とする、請求項74に記載の方法。
【請求項78】
網膜の異常が、網膜の形成異常、未熟児網膜症を含む様々な網膜症、水晶体後線維増殖症、血管新生緑内障、加齢性黄斑変性、糖尿病性黄斑浮腫、角膜血管新生、角膜移植片血管新生、角膜移植片拒絶、網膜/脈絡膜血管新生、隅角血管新生(ルベオーシス)、眼球の血管新生性疾患、血管再狭窄、動静脈奇形(AVM)、髄膜腫、血管腫、血管線維腫、甲状腺肥大(グレーブス病を含む)、角膜および他の組織の移植、網膜動脈閉塞もしくは閉鎖;網膜血管系の二次的萎縮を引き起こす網膜変性症、色素性網膜炎、黄斑ジストロフィー、シュタルガルト病、先天性停在性夜盲症、コロイデレミア、脳回転状萎縮、レーバー先天性黒内障、網膜分離障害、ヴァーグナー症候群、アッシャー症候群、ツェルヴェーガー症候群、サルディーノ−マインザー症候群、シニアローケン症候群、バルデー−ビードル症候群、アルポート症候群、アルストレーム症候群、コケーン症候群、先天性脊椎・骨端異形成症、フリン−エアード症候群、フリートライヒ運動失調、ハルグレン症候群、マーシャル症候群、アルベルス−シェーンベルク病、レフサム病、キーンズ・セイアー症候群、ワールデンブルグ症候群、アラジール症候群、筋緊張性ジストロフィー、オリーブ橋小脳萎縮症、ピエール・マリー症候群、スティックラー症候群、カロチン血症、シスチン蓄積症、ウォルフラム症候群、バッセン−コルンツヴァイク症候群、無βリポタンパク質血症、色素失調症、バッテン病、ムコ多糖体沈着症、ホモシスチン尿症またはマンノシドーシスと一致する、請求項74に記載の方法。
【請求項79】
眼の異常が、白内障である、請求項67に記載の方法。
【請求項80】
白内障が、全身性疾患(例えば、ヒトダウン症候群、ハレルマン−ストレフ症候群、ロウ症候群、ガラクトース血症、マルファン症候群、トリソミー13−15、アルポート症候群、筋緊張性ジストロフィー、ファブリー病、上皮小体機能低下症またはコンラーディ症候群)である、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
発達異常が、胚性致死または生存能低下を含む、請求項67に記載の方法。
【請求項82】
心臓血管、内皮または血管形成の障害が、動脈疾患(例えば、真性糖尿病;乳頭浮腫;視神経萎縮;アテローム性動脈硬化症;アンギナ;急性心筋梗塞などの心筋梗塞、心臓肥大および鬱血性心不全などの心不全;高血圧症;炎症性血管炎;レイノー病およびレイノー現象;動脈瘤ならびに動脈再狭窄);静脈およびリンパの障害(例えば、血栓静脈炎、リンパ管炎およびリンパ浮腫);末梢血管疾患;癌(例えば、血管腫瘍、例えば、血管腫(毛細管および海綿状)、グロムス腫瘍、毛細管拡張症、細菌性血管腫症、血管内皮腫、血管肉腫、血管外皮腫、カポジ肉腫、リンパ管腫およびリンパ管肉腫);腫瘍血管新生;外傷(例えば、創傷、熱傷および他の組織の傷害)、移植片固定、瘢痕;虚血再灌流傷害;関節リウマチ;脳血管疾患;急性腎不全などの腎疾患または骨粗鬆症である、請求項67に記載の方法。
【請求項83】
免疫障害が、全身性エリテマトーデス;関節リウマチ;若年性慢性関節炎;脊椎関節症;全身硬化症(強皮症);特発性炎症性筋障害(皮膚筋炎、多発性筋炎);シェーグレン症候群;全身性血管炎;サルコイドーシス;自己免疫性溶血性貧血(免疫性汎血球減少症、発作性夜間血色素尿症);自己免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病、免疫媒介性血小板減少症);甲状腺炎(グレーブス病、橋本甲状腺炎、若年性リンパ球性甲状腺炎、萎縮性甲状腺炎);真性糖尿病;免疫媒介性腎疾患(糸球体腎炎、尿細管間質性腎炎);中枢および末梢神経系の脱髄疾患(例えば、多発性硬化症、特発性脱髄性多発ニューロパシーまたはギラン・バレー症候群および慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー);肝胆疾患(例えば、感染性肝炎(A型、B型、C型、D型、E型肝炎および他の非肝向性のウイルスによる肝炎)、自己免疫性慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎および硬化性胆管炎);炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎:クローン病);グルテン過敏性腸症およびホイップル病;水疱性疾患、多形性紅斑および接触性皮膚炎を含む自己免疫性または免疫媒介性の皮膚疾患、乾癬;アレルギー性疾患(例えば、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物過敏症および蕁麻疹);肺の免疫学的疾患(例えば、好酸球性肺炎、特発性肺線維症および過敏性肺炎);または移植片拒絶および移植片対宿主病を含む移植関連疾患である、請求項67に記載の方法。
【請求項84】
前記骨代謝の異常または障害が、関節炎、骨粗鬆症または大理石骨病である、請求項67に記載の方法。
【請求項85】
非ヒトトランスジェニック動物が、性別一致野生型同腹仔と比較して、以下の生理学的特徴:オープンフィールド試験中の不安様応答の増大;オープンフィールド試験中の多動性;オープンフィールド試験中の不安の低減;オープンフィールド試験中の自発運動活性の低下;ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム(明期における活動の低下;変化した睡眠/起床サイクル);歩行回数の減少を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;概日リズムを有しない機能低下;歩行回数の増加を含むホームケージ活動性試験中の異常な概日リズム;成育の低下;ストレス誘導性高体温に対する感受性の増加(不安の増加);反転スクリーン試験中の運動協調性の低下;頭位傾斜および後方突進;感覚運動ゲーティング/注意の向上を示すプレパルス抑制応答の増加;プレパルス抑制試験中の驚愕応答の低下;難聴を示唆する無驚愕応答もしくは難聴;感覚運動ゲーティング/注意の低下を伴うプレパルス抑制の低下;ホットプレート試験における反応までの時間の増加;ホットプレート試験における反応までの時間の減少;眼科学的異常;視力障害;視神経円板領域の白色沈着物;眼部感染および好中球増加症;両視神経円板損傷;涙の産生の減少;心拍数の減少;平均収縮期血圧の上昇;平均収縮期血圧の低下;平均絶食時血清中グルコースレベルの上昇;平均血清中グルコースレベルの低下;平均血清中コレステロールレベルの上昇;平均血清中コレステロールレベルの低下;平均血清中トリグリセリドレベルの上昇;平均血清中トリグリセリドレベルの低下;耐糖能障害;平均血清中アルブミン、アラニンアミノトランスフェラーゼ、およびリンレベルの上昇;平均血清中アルカリホスファターゼレベルの上昇;尿中亜硝酸の存在;全白血球(WBC)数の増加;全白血球(WBC)数およびの絶対好中球数の減少;平均絶対好中球数の増加;平均絶対リンパ球数の増加;平均血小板数の増加;平均の赤血球分布幅の増大;平均血小板数の減少;CD4脾臓胸腺細胞の割合の減少;周辺におけるCD4細胞の割合の減少がもたらすリンパ器官におけるB細胞の割合の増加;CD4細胞はより活発な/メモリー表現型(CD62Llow、CD44hi)を示す;CD4+細胞の発達障害;血中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;組織中のCD4細胞の割合の減少およびB細胞の割合の増加;パイアー斑におけるB細胞の割合の増加;胚中心の減少;パイアー斑におけるアイソタイプスイッチB細胞(CD38low;IgM陰性);脾臓中のCD23強度の減少;腹腔洗浄におけるB220Med/CD23細胞およびB220+/CD11b−Low/CD23細胞の平均割合の増加;末梢血におけるB細胞の平均割合の増加;CD4およびCD8T細胞の減少ならびにB細胞の増加;腹腔B細胞の増加;腹腔におけるCD11b−Hi細胞の減少;脾臓における平均CD4対CD8比の減少;CD8細胞の減少;腹腔洗浄におけるB220+/CD23+細胞の平均割合およびB220+/CD11b Low/CD23細胞の平均割合の減少;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清IL−6応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清TNFα応答の増大;LPSチャレンジに対する平均血清MCP−1応答の増大;平均血清IgMレベルの増大;平均血清IgAの増加;平均血清IgG1の増大;平均血清IgG2aの増大;平均血清IgG2bの増大;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG1応答の低下;卵白アルブミンチャレンジに対する平均血清IgG2a応答の低下;卵白アルブミン応答の障害;平均血清IgAレベルの低下;平均血清IgG2aレベルの低下;皮膚線維芽細胞増殖速度の低下;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の増加;平均体重の増加;平均体長の増大;全組織量(TTM)の増加;骨塩密度(BMD)の増加;骨塩量(BMC)の増加;大腿骨中軸の平均皮質厚の増加;全体脂肪および全脂肪質量の平均割合の減少;平均体重の減少;平均体長の低減;ヘテロ接合体における平均体重および平均体長の低減;全組織量(TTM)の減少;除脂肪体重(LBM)の減少;大腿骨の骨塩密度(BMD)の減少;椎骨の骨塩密度(BMD)の減少;全身の骨塩密度(BMD)の減少;骨塩量(BMC)の減少;骨塩密度指標の減少;体積測定による骨塩密度(vBMD)の減少;大腿骨中軸の平均皮質厚の減少;大腿骨中軸の平均断面積の減少;椎骨骨梁の平均体積、平均数および平均結合密度の減少;大理石骨病;骨粗鬆症;中等度の水腎;水頭症;肥大肝;活性T細胞の誘導;活性NK細胞および樹状細胞の誘導;ミエロイドB細胞の発現;皮脂腺の過形成および表皮の多発性過形成(アカントーシスおよび過角症);中等度の皮膚炎;肝臓および脾臓における髄外造血の増加;骨髄のミエロイド過形成;B群連鎖球菌による脳炎;大腸菌感染による髄膜炎;唾液腺、膵臓および肺におけるリンパ球浸潤;育ての母を必要とする不適切なブリーダー;リットルサイズの減少;ホモ接合体マウスは小さく脱水症状であった;精巣の空胞変性による精子増殖の減少および不妊症;精巣の精子形成障害;精巣上体の精液過少症および精子欠損;男性不妊症;精巣重量の減少;成長遅延;小さなマウスおよび成長不良;生存能力の低下;逆位を伴う生存能力の低下;およびホモ接合性胚性致死のうちの少なくとも1つを示す、請求項67に記載の方法。
【請求項86】
請求項67に記載の方法によって同定される薬剤。
【請求項87】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアゴニストまたはアンタゴニストである、請求項86に記載の薬剤。
【請求項88】
アゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項87に記載の薬剤。
【請求項89】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項87に記載の薬剤。
【請求項90】
請求項67に記載の方法によって同定される治療薬。
【請求項91】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドの発現を調節する薬剤を同定する方法であって、該方法は:
(a)PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドを発現している宿主細胞を試験薬剤と接触させる工程;および
(b)試験薬剤が、宿主細胞によるPRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドの発現を調節するか否かを判定する工程、
を含む、方法。
【請求項92】
請求項91に記載の方法によって同定される薬剤。
【請求項93】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアゴニストまたはアンタゴニストである、請求項92に記載の薬剤。
【請求項94】
アゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項93に記載の薬剤。
【請求項95】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項93に記載の薬剤。
【請求項96】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する状態に影響を及ぼすことができる治療薬を評価する方法であって、該方法は:
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を測定する工程;
(c)(b)の測定された生理学的特徴を性別一致野生型動物の生理学的特徴と比較する工程であって、ここで、野生型動物の生理学的特徴と異なる非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を、非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子の破壊から生じる状態と同定する工程;
(d)(a)の非ヒトトランスジェニック動物に試験薬剤を投与する工程;および
(e)非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子破壊に関連する同定された状態に対する試験薬剤の作用を評価する工程
を含む、方法。
【請求項97】
状態が、神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常または障害;脂質代謝障害;または発達異常である、請求項96に記載の方法。
【請求項98】
請求項96に記載の方法によって同定される治療薬。
【請求項99】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアゴニストまたはアンタゴニストである、請求項98に記載の治療薬。
【請求項100】
アゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項99に記載の治療薬。
【請求項101】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項99に記載の治療薬。
【請求項102】
請求項98に記載の治療薬を含む医薬組成物。
【請求項103】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する、神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常もしくは障害または胚性致死を処置または予防または寛解する方法であって、該方法は、該障害をすでに有し得るか、または該障害を有する傾向にあり得るか、もしくは該障害を予防すべき状態であり得る、そのような処置を必要とする被験体に、治療有効量の請求項90に記載の治療薬またはそのアゴニストもしくはアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより、前記障害を効果的に処置または予防または寛解する、方法。
【請求項104】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の増大である、請求項103に記載の方法。
【請求項105】
神経障害が、オープンフィールド活動性試験中の不安様応答の低減である、請求項103に記載の方法。
【請求項106】
神経障害が、ホームケージ活動性試験中の異常な概日リズムである、請求項103に記載の方法。
【請求項107】
神経障害が、反転スクリーン試験中の運動協調性の増大である、請求項103に記載の方法。
【請求項108】
神経障害が、反転スクリーン試験中の障害性の運動協調性である、請求項103に記載の方法。
【請求項109】
神経障害が、抑鬱症、全般性不安障害、注意欠陥障害、睡眠障害、多動性障害、強迫性障害、精神分裂病、認知障害、痛覚過敏または感覚障害である、請求項103に記載の方法。
【請求項110】
眼の異常が、網膜の異常である、請求項103に記載の方法。
【請求項111】
眼の異常が、視覚問題または失明と一致する、請求項103に記載の方法。
【請求項112】
網膜の異常が、色素性網膜炎と一致する、請求項110に記載の方法。
【請求項113】
網膜の異常が、網膜変性症または網膜の形成異常を特徴とする、請求項110に記載の方法。
【請求項114】
網膜の異常が、網膜の形成異常、未熟児網膜症を含む様々な網膜症、水晶体後線維増殖症、血管新生緑内障、加齢性黄斑変性、糖尿病性黄斑浮腫、角膜血管新生、角膜移植片血管新生、角膜移植片拒絶、網膜/脈絡膜血管新生、隅角血管新生(ルベオーシス)、眼球の血管新生性疾患、血管再狭窄、動静脈奇形(AVM)、髄膜腫、血管腫、血管線維腫、甲状腺肥大(グレーブス病を含む)、角膜および他の組織の移植、網膜動脈閉塞もしくは閉鎖;網膜血管系の二次的萎縮を引き起こす網膜変性症、色素性網膜炎、黄斑ジストロフィー、シュタルガルト病、先天性停在性夜盲症、コロイデレミア、脳回転状萎縮、レーバー先天性黒内障、網膜分離障害、ヴァーグナー症候群、アッシャー症候群、ツェルヴェーガー症候群、サルディーノ−マインザー症候群、シニアローケン症候群、バルデー−ビードル症候群、アルポート症候群、アルストレーム症候群、コケーン症候群、先天性脊椎・骨端異形成症、フリン−エアード症候群、フリートライヒ運動失調、ハルグレン症候群、マーシャル症候群、アルベルス−シェーンベルク病、レフサム病、キーンズ・セイアー症候群、ワールデンブルグ症候群、アラジール症候群、筋緊張性ジストロフィー、オリーブ橋小脳萎縮症、ピエール・マリー症候群、スティックラー症候群、カロチン血症、シスチン蓄積症、ウォルフラム症候群、バッセン−コルンツヴァイク症候群、無βリポタンパク質血症、色素失調症、バッテン病、ムコ多糖体沈着症、ホモシスチン尿症またはマンノシドーシスと一致する、請求項110に記載の方法。
【請求項115】
眼の異常が、白内障である、請求項103に記載の方法。
【請求項116】
白内障が、全身性疾患(例えば、ヒトダウン症候群、ハレルマン−ストレフ症候群、ロウ症候群、ガラクトース血症、マルファン症候群、トリソミー13−15、アルポート症候群、筋緊張性ジストロフィー、ファブリー病、上皮小体機能低下症またはコンラーディ症候群)である、請求項115に記載の方法。
【請求項117】
発達異常が、胚性致死または生存能低下を含む、請求項103に記載の方法。
【請求項118】
心臓血管、内皮または血管形成の障害が、動脈疾患(例えば、真性糖尿病;乳頭浮腫;視神経萎縮;アテローム性動脈硬化症;アンギナ;急性心筋梗塞などの心筋梗塞、心臓肥大および鬱血性心不全などの心不全;高血圧症;炎症性血管炎;レイノー病およびレイノー現象;動脈瘤ならびに動脈再狭窄);静脈およびリンパの障害(例えば、血栓静脈炎、リンパ管炎およびリンパ浮腫);末梢血管疾患;癌(例えば、血管腫瘍、例えば、血管腫(毛細管および海綿状)、グロムス腫瘍、毛細管拡張症、細菌性血管腫症、血管内皮腫、血管肉腫、血管外皮腫、カポジ肉腫、リンパ管腫およびリンパ管肉腫);腫瘍血管新生;外傷(例えば、創傷、熱傷および他の組織の傷害)、移植片固定、瘢痕;虚血再灌流傷害;関節リウマチ;脳血管疾患;急性腎不全などの腎疾患または骨粗鬆症である、請求項103に記載の方法。
【請求項119】
免疫障害が、全身性エリテマトーデス;関節リウマチ;若年性慢性関節炎;脊椎関節症;全身硬化症(強皮症);特発性炎症性筋障害(皮膚筋炎、多発性筋炎);シェーグレン症候群;全身性血管炎;サルコイドーシス;自己免疫性溶血性貧血(免疫性汎血球減少症、発作性夜間血色素尿症);自己免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病、免疫媒介性血小板減少症);甲状腺炎(グレーブス病、橋本甲状腺炎、若年性リンパ球性甲状腺炎、萎縮性甲状腺炎);真性糖尿病;免疫媒介性腎疾患(糸球体腎炎、尿細管間質性腎炎);中枢および末梢神経系の脱髄疾患(例えば、多発性硬化症、特発性脱髄性多発ニューロパシーまたはギラン・バレー症候群および慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー);肝胆疾患(例えば、感染性肝炎(A型、B型、C型、D型、E型肝炎および他の非肝向性のウイルスによる肝炎)、自己免疫性慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎および硬化性胆管炎);炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎:クローン病);グルテン過敏性腸症およびホイップル病;水疱性疾患、多形性紅斑および接触性皮膚炎を含む自己免疫性または免疫媒介性の皮膚疾患、乾癬;アレルギー性疾患(例えば、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物過敏症および蕁麻疹);肺の免疫学的疾患(例えば、好酸球性肺炎、特発性肺線維症および過敏性肺炎);または移植片拒絶および移植片対宿主病を含む移植関連疾患である、請求項103に記載の方法。
【請求項120】
前記骨代謝の異常または障害が、関節炎、骨粗鬆症または大理石骨病である、請求項103に記載の方法。
【請求項121】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する表現型を調節する方法であって、該方法は、該表現型をすでに有し得るか、または該表現型を有する傾向にあり得るか、もしくは該表現型を予防すべき状態であり得る被験体に、有効量の請求項46に記載の薬剤またはそのアゴニストもしくはアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより、表現型を効果的に調節する、方法。
【請求項122】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する生理学的特徴を調節する方法であって、該方法は、該生理学的特徴をすでに示し得るか、または該生理学的特徴を示す傾向にあり得るか、もしくは該生理学的特徴を予防すべき状態であり得る被験体に、有効量の請求項52に記載の薬剤またはそのアゴニストもしくはアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより、生理学的特徴を効果的に調節する、方法。
【請求項123】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する行動を調節する方法であって、該方法は、該行動をすでに示し得るか、または該行動を示す傾向にあり得るか、もしくは該示される行動を予防すべき状態であり得る被験体に、有効量の請求項63に記載の薬剤またはそのアゴニストもしくはアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより、行動を効果的に調節する、方法。
【請求項124】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドの発現を調節する方法であって、該方法は、前記PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドを発現している宿主細胞に、有効量の請求項92に記載の薬剤またはそのアゴニストもしくはアンタゴニストを投与する工程を含み、それによって、前記ポリペプチドの発現を効果的に調節する、方法。
【請求項125】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する状態を調節する方法であって、該方法は、該状態を有し得るか、または該状態を有する傾向にあり得るか、もしくは該状態を予防すべき状態であり得る被験体に、治療有効量の請求項98に記載の治療薬またはそのアゴニストもしくはアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより、状態を効果的に調節する、方法。
【請求項126】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する状態または表現型を模倣する薬剤の同定方法であって、該方法は;
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を測定する工程;
(c)(b)の測定された生理学的特徴を性別一致野生型動物の生理学的特徴と比較する工程であって、ここで、性別一致野生型動物の生理学的特徴と異なる非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を、非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子の破壊から生じる状態または表現型と同定する工程;
(d)前記性別一致野生型動物に試験薬剤を投与する工程;および
(e)前記試験薬剤が非ヒトトランスジェニック動物において初期に観察される状態または表現型を模倣するか否かを判定する工程
を含む、方法。
【請求項127】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊と関連する状態または表現型が、耐糖能の向上である、請求項126に記載の方法。
【請求項128】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊と関連する状態または表現型が、インスリン感受性の増大である、請求項126に記載の方法。
【請求項129】
請求項126に記載の方法によって同定される薬剤。
【請求項130】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアンタゴニストである、請求項129に記載の薬剤。
【請求項131】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項130に記載の薬剤。
【請求項132】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊と関連する状態、または表現型を模倣する方法であって、該方法は、状態または表現型が模倣される被験体に、有効量の請求項129に記載の薬剤、またはPRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより効果的に状態または表現型を模倣する、方法。
【請求項133】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊と関連する状態または表現型が、耐糖能の向上である、請求項132に記載の方法。
【請求項134】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊と関連する状態または表現型が、インスリン感受性の増大である、請求項132に記載の方法。
【請求項135】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する状態または表現型を模倣し得る治療薬の評価方法であって、該方法は;
(a)ゲノムが、PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードするヒト遺伝子のオルソログである遺伝子の破壊を含む非ヒトトランスジェニック動物を提供する工程;
(b)(a)の非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を測定する工程;
(c)(b)の測定された生理学的特徴を性別一致野生型動物の生理学的特徴と比較する工程であって、ここで、性別一致野生型動物の生理学的特徴と異なる非ヒトトランスジェニック動物の生理学的特徴を、非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子の破壊から生じる状態または表現型と同定する工程;
(d)(c)の前記性別一致野生型動物に試験薬剤を投与する工程;および
(e)試験薬剤が非ヒトトランスジェニック動物における遺伝子破壊に関連する状態または表現型を模倣する能力を評価する工程
を含む、方法。
【請求項136】
請求項135に記載の方法によって同定される治療薬。
【請求項137】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアンタゴニストである、請求項136に記載の治療薬。
【請求項138】
アンタゴニストが、抗PRO218、抗PRO228、抗PRO271、抗PRO273、抗PRO295、抗PRO302、抗PRO305、抗PRO326、抗PRO386、抗PRO655、抗PRO162、抗PRO788、抗PRO792、抗PRO940、抗PRO941、抗PRO1004、抗PRO1012、抗PRO1016、抗PRO474、抗PRO5238、抗PRO1069、抗PRO1111、抗PRO1113、抗PRO1130、抗PRO1195、抗PRO1271、抗PRO1865、抗PRO1879、抗PRO3446、抗PRO3543、抗PRO4329、抗PRO4352、抗PRO5733、抗PRO9859、抗PRO9864、抗PRO9904、抗PRO9907、抗PRO10013、抗PRO90948、抗PRO28694、抗PRO16089、抗PRO19563、抗PRO19675、抗PRO20084、抗PRO21434、抗PRO50332、抗PRO38465もしくは、抗PRO346抗体である、請求項137に記載の治療薬。
【請求項139】
請求項136に記載の治療剤を含む医薬組成物。
【請求項140】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊と関連する状態、または表現型を模倣する方法であって、該方法は、状態または表現型障害が模倣される被験体に、治療有効量の請求項136に記載の治療薬、またはPRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドのアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより効果的に状態または表現型を模倣する、方法。
【請求項141】
PRO218、PRO228、PRO271、PRO273,PRO295、PRO302、PRO305、PRO326、PRO386、PRO655、PRO162、PRO788、PRO792、PRO940、PRO941、PRO1004、PRO1012、PRO1016、PRO474、PRO5238、PRO1069、PRO1111、PRO1113、PRO1130、PRO1195、PRO1271、PRO1865、PRO1879、PRO3446、PRO3543、PRO4329、PRO4352、PRO5733、PRO9859、PRO9864、PRO9904、PRO9907、PRO10013、PRO90948、PRO28694、PRO16089、PRO19563、PRO19675、PRO20084、PRO21434、PRO50332、PRO38465もしくはPRO346ポリペプチドをコードする遺伝子の破壊に関連する、神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常もしくは障害;脂質代謝障害または発達異常を寛解または調節する薬剤を同定する方法であって、該方法は、神経障害;心臓血管、内皮もしくは血管形成の障害;眼の異常;免疫障害;腫瘍学的障害;骨代謝の異常もしくは障害;脂質代謝障害または発達異常を有する被験体に、請求項90に記載の治療薬またはそのアゴニストもしくはアンタゴニストを投与する工程を含み、それにより、障害を寛解または調節する、方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
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【図77−1】
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【図81】
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【図84】
【図85】
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【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【公表番号】特表2009−516514(P2009−516514A)
【公表日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−541480(P2008−541480)
【出願日】平成18年11月16日(2006.11.16)
【国際出願番号】PCT/US2006/060990
【国際公開番号】WO2007/081608
【国際公開日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.サランラップ
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【出願人】(506374476)レキシコン ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (15)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年11月16日(2006.11.16)
【国際出願番号】PCT/US2006/060990
【国際公開番号】WO2007/081608
【国際公開日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.サランラップ
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【出願人】(506374476)レキシコン ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (15)
【Fターム(参考)】
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