説明

植物栽培装置

【課題】この発明は、安全な野菜を求める人びとに、野菜などの自産自消あるいはレストランなどでの店産店消の機会を与え、特に省スペースで室内装飾性を考えた簡便な植物栽培装置を提供する。
【解決手段】図1のように基台と、光照射装置と、発芽育苗装置と、育成装置との組み合わせからなる植物栽培装置で、光照射装置は、赤色光源と青・白色とを組み合わせた光源1とを備え、それぞれの光源は制御装置によって照射が制御されている。発芽育苗装置は、育成装置の植物に光が妨げない位置に支柱21に対して着脱自在に置かれ、培地7と育苗容器12と培地トレイ11と発芽カバー16で構成されている。育成装置は育成ボックス5と育成パネル6と育成ポット4と泡発生器9で構成されており、光源を最適に駆使し発芽、育苗と育成が同時におこなえる植物栽培装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、季節を選ばず室内において野菜、花、観葉植物、小型果樹を一般家庭や、店舖、オフィス等で育成することができる植物栽培装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、植物工場では水耕栽培方式などで大量の植物を育てる大型装置が存在する。しかしながら、大型装置は価格が高く、大規模な事業をする場合を除いて一般的ではない。 また最近、レストランなどの店舗で使用する植物栽培装置が開発されているが、大型で一般家庭の室内には不向きである。
【0003】
また、室内で使うことのできる小型植物栽培装置も存在する。しかし、特許文献1に記載されているように照明器と育苗装置とを備えた装置は提案されているが、発芽、育苗するための装置とその苗を野菜などに育成するための装置が一体で考えられていないなど、利便性に欠ける。
【0004】
更に特許文献2には照明器と苗を育成する装置とを備えた装置は提案されているが、やはり発芽から育苗するための装置とその苗を野菜などに育成するための装置が一体で考えられているものではない。
【0005】
また、特許文献3に示されているように、LEDの光波長の組み合わせにより植物を効率良く育成する記載はされているが、最適な植物育成とその観賞用を兼ねた目的でLEDの光波長で制御している例はない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2008−167704公報
【特許文献2】特開2002−159220号公報
【特許文献3】特開平10−178899号公報
【非特許文献】
【0007】
【非特許文献1】「図解よくわかる植物工場」高▲辻▼正基著 発行所日刊工業新聞社
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
環境保全、食品の産地偽装問題などを背景とする消費者の健康志向など社会的動向を受けて、農産物、特に、野菜など植物に関する自産自消の動きが拡大している。しかしながら日曜農業などに見られる農地耕作を行うためには耕作地が必要であるが、都会に住む人びとにとって時間的制約、距離的制約から満足できる農地を探すことすら難しく、農地を借りることも簡単ではない。さらに日曜農業とはいえ土壌の維持管理やその後の病害虫対策などに基礎的な農業知識が必要であり、誰でも安易に効果的な栽培を行えるわけではない。一方、植物工場用の大型植物栽培装置は一般消費者やレストラン経営者など身近に植物などを育てるには向かない。この発明は、耕地を手に入れることの困難な人びとや安全な野菜や植物を求める人びとに、野菜や花、観賞用植物、小型果樹などを簡単に育てることができる装置を提供し、野菜などの自産自消、あるいは、レストランなどで店産店消の機会を与え、特に、省スペースで効率的、簡便な植物栽培装置を提供しようとすることが課題である。
【0009】
従来の屋内植物栽培装置の光源はLEDや蛍光灯とかが主に使用されており、葉菜類などの植物育成に一番適する光の波長は赤(600nm〜700nm周辺)と言われている。これを室内において観賞用としようとすると緑の葉が赤く反射して違和感があった。この装置は最適な植物育成環境を提供すると同時に、光源を制御することにより植物育成用と観賞用としても使える植物育成装置を提供することを課題の一つとする。
【0010】
また、従来の装置は発芽育苗装置と育成装置が別体であったため、それぞれに複数の光源が必要であったが、本発明では1つの光源で効率よく発芽、育苗、育成を行うようにすることを課題の一つとする。
【0011】
さらに、従来の発芽装置は発芽トレイに培地となる軟質発泡樹脂を直接置いていたため、発根するとトレイの底面と干渉を起こし細根発育の障害となっていたが、本発明はこの欠点を除き育成効率を向上させることを課題の一つとする。また、育成ボックスに入った溶液を交換時と植物の手入れをする時に、育成ポットに入った植物の根や葉を傷つけずに、誰でも簡便に手入れができ、少しの労力で種子から収穫までできることを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の課題を解決するために、当植物栽培装置は、光照射装置と、発芽育苗装置と、育成装置との組み合わせからなる装置であって、この発明の植物栽培装置に使う光照射装置の光源は波長600nm〜700nm程度の光を発する赤色光源と波長400nm〜500nm程度の光を発光する青・白光源との組合せで構成されており、それぞれの光源の発光時間、発光強度などは種々の方法で制御されている。このため、昼間は青色・白色光源を点灯し植物育成用と観賞用としても使い、夜間赤色光源を点灯し植物の育成を促すことができる。この発明の光源に用いる波長の異なる光源の切り替えは自動で行うことも可能である。
【0013】
また、発芽育苗装置では、種子を挿入した培地を適量な水で満たした育苗容器中の培地トレイの上に置くが、さらにこの育苗容器を発芽カバーで覆うことにより、培地内の種子の乾燥を防ぐことができる。子葉発生後は育苗容器から発芽カバーを外し、光照射装置と育成装置の中間に置くことにより、光照射装置からの光を受け本葉の発芽と根の伸長を促す。なおこの育苗容器は下部にある育成装置の植物への光が遮断されない位置に置かれており、育成装置の植物にも光が遮断なく注がれる。また育苗容器内の培地より伸びた細根は培地トレイの穴を通じて育苗容器の底部との間に設けられた空間に伸びる。
【0014】
また育成装置は、育成ポットに入れられた植物が収穫されるまで育成される装置で、育成ボックスの中には、育成ポットを置く脚の付いた育成パネルと泡発生器が具備されている。育成ポットに移植された植物の手入れをする時、あるいは育成ボックスの水を交換する時に、植物を育成ボックスから育成パネルごとまとめて取り出すことができ、育成ポットから出ている根を傷めずに机上で処理できる。また育成ボックスの溶液の水位を監視するため、透明な樹脂製か透視できる構造にして側面に水位目印線を設ける。
【発明の効果】
【0015】
本植物栽培装置に植えられた植物は、屋外から光が射さない場所でも簡易にまた効率的に育成することができ、葉菜などであれば播種から30日〜40日で収穫が可能である。屋内育成させた場合、病害虫などの心配がなく農薬等を使用しないので洗わずに食卓に供給することも可能であり、新鮮で美味しく、栄養価の高い葉菜を収穫することができる。また、葉菜だけでなく花や果実を栽培することができ、その姿を楽しむこともできる。この発明の植物栽培装置に使う光照射装置の光源は、波長600nm〜700nm程度の光を発する赤色光源と波長400nm〜500nm程度の光を発する青色・白色光源との組合せより構成されており、それぞれの光源の発光時間、発光強度などは制御されている。このため、昼間は青色・白色光源を点灯し植物育成用と観賞用として使い、夜間は赤色光源を点灯し植物の育成を促す。これによって、家庭の中ではインテリアを飾る道具として、またレストランなどの店頭でも店産店消として植物を栽培することが可能となり、栽培と同時に、新鮮で健康的な野菜に関心を持つ店としてのアピール用デコレーションとして使うことができる。花を栽培した場合も同様に成育中の植物をデコレーションとして使うことができる。またこの植物栽培装置は植物の発芽、育苗、育成状態を同時に観察しながら手入れすることができるため、播種の時期、育成装置への移植などを的確に判断することにより連続的に収穫することができる。また多くの専門的な知識、経験無くして、主に葉菜類(各種リーフレタス類、エンダイブ、ルッコラ、チマサンチュ、アイスプラント等)を季節に関係なく、衛生的に、効率良く収穫することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は本発明の実施装置を示した縦断面図である。
【図2】図2は本発明の実施装置を示した斜視図である。
【図3】図3は本発明の発芽装置を示した外観図と縦断面図である。
【図4】図4は本発明の育苗装置を示した外観図と縦断面図である。
【図5】図5は本発明の育成装置を示した外観図である。
【図6】図6は本発明の光照射装置におけるマニュアル方式の電気回路の概念図である。
【図7】図7は本発明の光照射装置におけるタイマー方式の電気回路の概念図である。
【図8】図8は本発明の光照射装置におけるセンサー方式の電気回路の概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1と図2のように、上部の光源1と育成ボックス5との中間に置かれ、発芽カバー16で覆われた育苗容器12の中では、培地7の種子から子葉23が発芽した後、数日間光が照射されると本葉が発芽し同時に多くの根が出てくる。育苗容器の中である程度の大きさに育った植物はそれぞれ育成ポット4に移植され、下部にある育成ボックス5の中の育成パネル6に定着後、光源1からの光と肥料と酸素が供給され植物3は急速に成長していく。そして成長した植物3が例えば野菜の場合、野菜を食事用として収穫するが、さらに新しく種子を培地7に播種して育苗容器12で発芽、育苗して、さらに育成ボックス5を使って育成することにより、連続的に野菜を収穫することができる装置である。この装置で葉菜なら播種から30日〜40日で収穫可能であり、家の中で育成させるので病害虫などの心配がないため農薬を使用する必要がなく、洗わずに食卓に供給でき、新鮮で美味しく、栄養価の高い野菜を食べることができる。
【0018】
まず種子14を発芽、発根させる段階において、図3のように種子14を挿入した軟質発泡樹脂の培地7を培地トレイ11に置き、適当な水位の水を満たした育苗容器12に入れる。培地が乾燥しないように透明または黒色の発芽カバー16で覆うと種子や気温などにより差はあるが2〜10日ぐらいで発根、発芽する。発芽カバーの色、材質は種子の発芽特性により異なるが、光を照射すると発芽しやすい種子には無色透明の樹脂カバーを使用し、暗所で発芽しやすい種子には黒色の不透明樹脂カバーを覆うことにより確率良く発芽、発根が行われる。
【0019】
図4のように育苗容器12中の培地7から子葉23が発芽して、細根15が発根してくる。この段階では細根の発達が重要である。培地トレイ11に置かれた培地より出た細根は培地トレイの穴25を通り抜けるので傷付かずに成長する、さらに培地トレイの下部には脚部28を設けることにより育苗容器12の底との間に空間ができ、細根が順調に伸びることができる。さらに培地トレイの上部には培地が浮いたり、ずれないように培地を固定する突起29を設けてある。また掛け具13を備えている育苗容器12を図2のように本装置の光源カバー2と育成ボックス5との中間で、光源からの育成ボックスの植物への光が遮断されない位置で支柱21に掛ける。このように育苗容器12を支柱21に対して着脱自在とすることで発芽した子葉23を育成ポット4に移植する作業を容易にする。光源からの光は育苗容器と育成容器とに同時に照射され、さらに茎、葉、細根が発育する。
【0020】
植物栽培用の光源としては、LEDや蛍光灯などが適当である。光合成による植物の成長が順調に行われるためには光源の波長が重要であるが、特に葉の育成において赤色光源600nm〜700nm周辺の波長が有効であるとされ、茎の成長には青色光源400nm〜500nm周辺が有効とされている。白色光源は全般的に有効であるので、それぞれ波長の異なる複数の光源を一定の比率で組み合わせた光源を使用すると植物育成に効率的である。また、赤色光源で照射すると植物の色が綺麗に見えないため観賞用に不向きであるところ、人目に触れる機会が多い日中は青色や白色の光源を発光させると植物の育成と観賞用としても有効である。そのため赤色光源と青色・白色光源との照射する時間を、主として夜間は赤色光源で、日中は青色・白色光源を点灯するよう制御する。
【0021】
図6と図7と図8に示す回路は、電源部30と直列ないし並列で接続された赤色光源31、直列ないし並列に接続された青色・白色光源32とその他の制御回路で構成されている。実際例としてLEDを使っているが、図6のように赤色光源31と青色・白色光源32を人為的に回路上のスイッチで切り替えたり、図7のように回路上にタイマー回路33を設け、赤色光源と青色・白色光源の切り替えを時間で制御したり、あるいは図8のように光センサー34を使って昼夜を切り替え制御するセンサー回路で実装することができる。図6、図7と図8では赤色光源と青色・白色光源とは直列接続されているが、並列接続も考えられる。そして図1のように、そのLEDを固定している電子基板24は反射板2を通じて支柱21で基台22に支持されている。このLED光源1の光は育苗容器12内の植物23と育成ボックス5内の植物3とに向けられており、同時に育苗と育成が可能となっている。
【0022】
一方、光源として蛍光灯を使用することもできる。蛍光灯の光は、植物の光合成反応曲線に対応する光も発生するが、同時に植物の生育にとって不必要な波長、害のある紫外線、赤外線なども発生するので、フィルターを使って制御することもできる。このことにより蛍光灯も本発明の光源と利用することができる。また蛍光灯の場合には照射させる面積に応じて必要な明るさと本数を定め、光量を制御するが、また外付けのタイマー26で点灯時間の制御もする。
【0023】
育苗容器12にて発育した培地内の種子は子葉23が大きくなり,根も一定の長さに成長したころに、図5のように育成ポット4に移植する。育成ポット4内に3〜12mmぐらいの球形の吸湿性に優れているハイドロボール8を均一に並べ、その上に発芽、発根した培地を置く。育成ポットに入れるハイドロボールは植物の根や子葉の発育状況応じて量を判断し、培地の位置を決める。育成ポットの底部の周囲にはハイドロボールが抜けない適当な大きさの隙間を設けており、その隙間より成長した根が伸びる。
【0024】
図5のように、植物を移植した育成ポット4を育成パネル6に設けられた穴17に定着する。育成パネル6には数本の脚18があり、その脚の高さは置かれた育成ポットからの根が順調に伸びるように育成ボックスの底部とに適当な空間を設けるよう設定されている。また育成ボックスの溶液の交換時などに、育成ポットを入れた育成パネルごと育成ボックスから取り出し、根を傷めずに机上に置き、植物の葉や根の手入れすることができる。
【0025】
図5のように育成ポット4が挿入された育成パネル6を溶液肥料27で満たした半透明または内部が透視できる構造を持った育成ボックス5に収納する。溶液肥料の量は育成ボックスの外壁に入れた水位目印線19の指示に従って注入する。一番上部線は育成ポットの底が数ミリ浸る程度で根の発育が少ない初期の水位であり、その後溶液の発散具合に応じて溶液を追加していくが、一番下の線は溶液不足警戒線でこれ以下になって植物が枯渇しないように監視する水位目印線である。
【0026】
植物が順調に発育するためには根から水と養分さらに酸素が必要である。このため図1と図5のように育成ボックスの底部には、空気ポンプ10と柔軟な中空パイプ20で直結した泡発生器9を設置して酸素を常に供給する。
【0027】
植物育成には光合成を順調に行うために光エネルギーが必要であるが、長時間照射すると植物によっては光合成に疲れを生じたり、また葉菜類には夜間でも照射を必要とするものもあるので、照射時間は適切に制御する必要がある。また酸素も常時供給する必要がないので、図2のように光源と空気ポンプはタイマー26に接続することにより、植物の種類ごとに育成状況に応じて通電時間を制御する。
【他の実施の形態】
なお、本発明は上記実施例の形態に限定されず、その要旨を変更しない範囲内で種々な変更が可能である。例えば、光源が蛍光灯単独である時は、光源の切り替えを行う必要がなく、制御はタイマーを使った点灯時間の制御だけで良い。
【0028】
実施例では電子回路上でLED光源の制御を、毎日一定の時間で光源の切り替えをしているものを記載したが、植物種によって最適になるよう制御時間、光源の照射強度などを、マイコンを使って高度にコントロールすることも可能である。その制御には、光源に波長の異なる複数LEDを使った場合点滅を切り替えたり、同時に点灯したり、あるいは一定時間消灯するなどを植物に応じて制御することもできる。
【0029】
実施例では比較的小型の植物栽培装置を実施例として記載したが、装置の大小は必要に応じて変更が可能であり、また、多くの装置を同時に使い同時併行して多種大量に栽培することも可能である。
【0030】
また、この発明の植物栽培装置を、植物の特徴や性質と併せて種子毎に異なる栽培方法を記載した教材とともに、児童や学童向けに情緒教育、あるいは、理科教育プログラムに組み込むことも可能である。
【符号の説明】
【0031】
1、光源
2、光源カバー
3、植物
4、育成ポット
5、育成ボックス
6、育成パネル
7、培地
8、ハイドロボール
9、泡発生器
10、空気ポンプ
11、培地トレイ
12、育苗容器
13、掛け部
14、種子
15、根
16、発芽カバー
17、穴
18、脚
19、水位目印線
20、中空パイプ
21、支柱
22、基台
23、子葉
24,LED基板
25、培地トレイ穴
26、タイマー
27、溶液肥料
28、脚部
29、突起
30、電源部
31、赤色LED(波長600nm〜700nm)
32、青色・白色LED(波長400nm〜500nm)
33、タイマー回路
34、照度センサー
35、センサー回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基台と、光照射装置と、発芽育苗装置と、育成装置との組み合わせからなる植物栽培装置であって、発芽育苗装置は光照射装置と育成装置の間で、育成装置の植物に光が妨げない位置に置かれ、発芽、育苗と育成が同時に行えることを特徴とした植物栽培装置。
【請求項2】
上記基台は上記光照射装置を支持する部材を有し、この支持する部材に上記発芽育苗装置は着脱自在に保持されていることを特徴とした請求項1に記載の植物栽培装置。
【請求項3】
光照射装置は、光を反射・保護する光源カバーと、波長600nm〜700nm程度の光を発する光源と波長400nm〜500nm程度の光を発する光源とを備え、その光源は制御装置によってそれぞれの波長の光が必要な時に照射が制御されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の植物栽培装置。
【請求項4】
発芽育苗装置は、培地と育苗容器と培地トレイと発芽カバーを備え、培地トレイの天板部に複数の穴を有し、天板部上部に突起を有し、下部に脚を有する事を特徴とし、さらに種子の発芽時に育苗容器を発芽カバーで覆うことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の植物栽培装置。
【請求項5】
育成装置は、育成ボックスと育成パネルと育成ポットとを備え、育成ボックスの底辺には泡発生器を備え、育成ボックスは透視可能な材料または構造で作られ、育成ボックスの側面には水量を目測するための目印を備えており、さらに育成パネルには自立できるように下部に脚を設けることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3にまたは請求項4に記載の植物栽培装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−147765(P2012−147765A)
【公開日】平成24年8月9日(2012.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−23295(P2011−23295)
【出願日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【出願人】(510209029)有限会社長尾デザイン事務所 (1)
【Fターム(参考)】