説明

検出すべきガスの漏れレートを測定する方法及び漏れレート測定装置

漏れレート測定装置は、各々のガスのイオン経路(21)が少なくとも1つの可変の作用量によって影響を及ぼされるイオントレース(飛跡)型スペクトロメータ(Bahn−Spektrometer)(8)を有している。質量M4のガスが検出される必要があるが、スペクトロメータの選択度が十分にないために、質量M2又はM3のガスの特性の末端部が、質量M4のガスの検出期間に重畳している場合、作用量を正弦波状に変調し、それに続いて、有効信号をロックイン増幅器で選択することが提案されている。従って、「ウォータベース」(”Wasseruntergrund”)、つまり、測定結果に及ぼす水分の影響の妨害となる作用を、テストガスとしてヘリウムを用いて漏れレートを測定する際に除去することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、漏れレート測定方法及び容器からガスをポンピングにより排気するための真空ポンプ装置、イオントレース(飛跡)型スペクトロメータ(Bahn−Spektrometer)、例えば、扇形電場/磁場、つまり、セクタフィールド(Sektorfeld)型質量分析計を、所定の作用量(例えば、アノード電圧)の偏向を変えることによって、ガスイオンを質量に依存して偏向するため、及び、イオントラップに当たったイオン量を測定するために有している漏れレート測定方法及び漏れレート測定装置に関する。
【0002】
容器の最小漏れレートは、真空方法によって高い信頼度で決定することができる。漏れレートが小さくなればなる程、清浄度及び最終的な真空状態について要求が大きくなる。局所的な漏れサーチでは、真空ポンプを用いて、容器が、漏れ検出器に必要な検査圧力に達する迄真空化される。それから、容器の、漏れの疑わしい個所に、更に微細なテストガスビームが吹き付けられる。容器内に入れられたテストガスは、真空ポンプ装置によってポンピングにより排気され、質量分析計によって検出される。そのような漏れ個所測定装置は、パンフレット”Industrielle Dichtheits−Pruefung”, Leybold−Heraeus GmbH,1987に記載されている。
【0003】
漏れレート測定で使用される質量分析計は、イオントレース(飛跡)型スペクトロメータ、例えば、扇形電場/磁場型質量分析計であり、その際、ガスイオンは、円弧状の経路を通過し、それから、絞り内の開口を通過して、イオントラップ電極に当たる。このイオントラップ電極は、高感度エレクトロメータ増幅器と接続されており、高感度エレクトロメータ増幅器は、非常に小さなイオン電流を増幅して、増幅器列に供給することができるようになる。アノードには、質量に特有のアノード電圧が印加されている。こうすることによって、イオンは、所定の速度に達する。このようにして、アノード電圧のその都度の値に依存して、異なった特定の質量のイオン化粒子がイオン経路を通過して、イオントラップに当たる。アノード電圧を選択することによって、検査すべき、当該イオン化粒子の特定質量を決めることができる。
【0004】
変調を用いてオフセット及び妨害量を抑制する、変調型質量分析計が既に公知である。この質量分析計では、変調量が、できる限り大きな感度とできる限り小さな感度との間で測定信号が変動するように変えられる。つまり、高い変調深さを有していて、オフセット量を最適に除去することができるようにされている。
【0005】
以下の種々異なる変調手段が可能である:
a. 加速電圧(ここではアノード電圧)
b. 磁場
c. 変調された偏向電圧を介してのイオンの入射方向/場所
漏れサーチ装置用のテストガスとして、ヘリウムがよく使われる。ヘリウムは、特定質量M4を有している。質量分析計の選択度が制限されている点に難点がある。それにより、偶数の特定質量の本来相互に別個の信号ピーク値が相互に不鮮明になってしまう。例えば、M3信号の成分がM4信号の領域内に入り込んで放射され、その結果、M3ガスが大量にある場合、特定質量M4のガス(例えば、ヘリウム)を、十分な選択度で測定することができない。このような事態がまったくよく生起する。漏れ測定用の容器には、外部にも内部にも水分が付く。水のH成分は、M3成分も含んでおり、M3成分があるので、M4ガスの測定が敏感に妨害される。真空条件下で、水の構成成分が十分にポンピングにより排気される迄測定を実行することができるが、このために、非常に長いポンピング時間が必要であり、その結果、漏れレートが安定して表示される迄非常に長い時間が経過してしまう。測定結果に及ぼす水分の影響は、「ウォータベース」(”Wasseruntergrund”)乃至「水効果」(”Wassereffekt”)と呼ばれる。
【0006】
本発明の課題は、テストガスの特定質量の領域内で選択的に測定する際、隣接質量の影響を除去し、その際、測定時間を長くしなくて済む、漏れレート測定方法及び漏れレート測定装置を提供することにある。
【0007】
この課題は、請求項1の各要件を有する方法、及び、請求項4の各要件を有する装置によって解決することができる。
【0008】
本発明によると、検出すべき質量に対して極めて高い感度の点を中心にして変調が行われる。この際、個別周波数成分を観察することによって、検出すべき質量の電流信号を、隣接質量の電流信号から最適に分離することができる。この際、測定すべき質量のピーク(質量軸に亘って局所最大)が、隣接質量によって形成された側縁から分離され、直流電流成分のある(gleichstrombehafteten)他の障害量から分離される。
【0009】
そうすることによって、本発明によると、テストガスによって形成された有効信号から障害量がなくなり、特に、ポンピングによる水成分の排出時又は排出後に、「ウォータベース」(”Wasseruntergrund”)、つまり、測定結果に及ぼす水分の影響の緩慢なドリフトがなくなる。M3成分がM4成分の測定結果に及ぼす影響は、除去される。「ウォータベース」(”Wasseruntergrund”)、つまり、測定結果に及ぼす水分の影響は取り除かれる。従って、極めて僅かな量のヘリウムでさえ、水分があるにも拘わらず検出することができる。
【0010】
本発明の漏レート測定装置は、所定の質量数で生じる質量スペクトルのピークに相応する選択された測定領域内で、周期的に変化する変調量が加えられ、フィルタ装置は、形成された信号から、変調量の倍の周波数の測定信号を取り出して評価に用いる。
【0011】
この際、M4曲線のピーク領域が非直線性を示す状況が利用される。この領域内では、偏向に及ぼす影響が、有利には、正弦波状に変調される。その際、非直線性のために倍の変調周波数を有する第1の変調積が形成され、この第1の変調積は、隣接M3曲線のリニアな特性末端部によって、変調電圧と同じ周波数を有している。両電圧は、その周波数及び/又は位相が変調周波数と比較されて、相互に分離することができるようになる。このようにして、M4信号は、隣接M3信号の影響がないようにされる。
【0012】
本発明の漏れレート測定装置は、種々のやり方で利用することができる:
1. (容器の)測定対象は、真空化される。外部からヘリウムが吹き付けられる。容器から吸出されたガスは、ヘリウムの飛跡(Spuren)について検査される。ここでは、本発明の測定によって時間が節約される。
2. 測定対象は、ポンピングにより排気された大きな鐘形ガラス容器(Rezipienten)内に入れられている。その際、測定対象は、ヘリウムで充填されている。ここでは、通常10分かかるのに、例えば、約3分後には、定量的に有効に漏れについての情報を得ることができるから、時間の節約となる。(実際の時間は、容積に依存している。)
3. 測定対象は、大きな鐘形ガラス容器内に入れられており、ヘリウムを有している。鐘形ガラス容器は、真空化されている。ここでも、早機に(約3分後)定量的に有効に漏れについての情報を得ることができるので、時間の節約となるが、しかし、この場合には、一層精確に測定することもできる。と言うのは、本発明による測定装置を用いないと、ゼロ点を特定することはできない(ヘリウムは「遮断」できない)からである。つまり、本発明による測定装置を用いないと、ヘリウムを残留水分から区別するはできないのである。
【0013】
本発明によると、非常に感度の高い漏れレート測定を行うことができ、その際、漏れの指示を、約1E−10mbar l/secに至る迄延ばすことができるようになる。
【0014】
図面
図1は、漏れレート測定装置の一般的な構成を示す図、
図2は、扇形電場/磁場型質量分析計の機能を略示する図、
図3は、質量分析計によって供給された信号曲線でのアノード電圧のスキャン特性経過を示す図、
図4は、質量M3及び質量M4の関数成分を切り離した、図3の関数経過特性の主要部分を示す図、
図5は、質量分析計の変調電圧、及び、当該変調電圧から形成された、質量M4及び質量M3用の信号電圧を示す図、
図6は、水及びヘリウムが測定結果に及ぼす影響の時間経過特性を示す図
である。
【0015】
向流方式(Gegenstromprinzip)による漏れレート測定装置の一般的な構成が、図1に示されている。密閉性について検査される被検体1は、弁2を介して、ヘリウムを供給する検査ガス源3と結合される。被検体1は、ガス密の検査室内に収容されている。検査室4から、弁5を有する管路を介して検査装置6に供給される。この管路は、ターボ分子ポンプ7に接続されており、このターボ分子ポンプ7の入り口側は、質量分析計8と接続されており、ターボ分子ポンプ7の出口側は、補助真空ポンプ9と接続されている。分子ポンプ7は、高真空を形成し、そうすることによって、被検体1の漏れによって検査室4内に達したヘリウムが吸入される。分子ポンプ7で、識別するために、ヘリウムが送給方向に対して逆流して質量分析計8に達する。
【0016】
質量分析計8は、イオントレース(飛跡)型スペクトロメータ(Bahn−Spektrometer)、殊に、図2に略示された扇形電場/磁場、つまり、セクタフィールド(Sektorfeld)型質量分析計である。このスペクトロメータは、カソード18及び加熱されたアノード19を有するイオン源17を有する。イオン源17は、遮蔽部16で囲まれており、この遮蔽部は、絞り開口部20を有しており、この絞り開口部20を通ってイオンビーム21は放射される。磁場22内で、イオンビーム21は偏向される。偏向されたイオンビームは、イオントラップ25に当たり、イオントラップは、高感度の電位計増幅器26と接続されている。この増幅器は、小さなイオン電流を増幅する。通常のように、増幅器26は、フェムトアンペア領域(10−15A)に至る迄作動する直流電流増幅器である。
【0017】
質量分析計8の上述の構成は、公知である。そのような質量分析計を用いると、図1に示された測定装置で、アノード電圧を介してスキャンが実行される場合に、例えば、図3に示された曲線が得られる。図3には、横軸に沿ってアノード電圧が示されており、縦軸に沿って、増幅器26によって測定された電流Iが示されている。その際、E−2は、10−2の意味であり、E−8は、10−8の意味である、等である。
【0018】
アノード19のアノード電圧UAが連続して高くされると、各々のイオンが、別の特定の質量で、設定されたイオン経路21でイオントラップ25に達する。ヘリウムは、質量M4を有している。従って、質量M4に相応する個所で、ピーク30が形成され、このピークの高さは、検出されたヘリウムの量に依存している。
【0019】
特定の質量M3に相応するアノード電圧では、ピーク30よりもずっと高いピーク32が形成される。ピーク32は、水分(HO)の存在に起因する。これから、特定の質量Mの成分を有するHイオンが形成される。検査室4内に水分がある限り、質量3(32)及び2の各ピークが、図面全体に現れる。
【0020】
セクタフィールド質量分析計8は、限定された選択度を有している。つまり、ピーク30及び32は、非常に狭幅ではなく、所定の幅を有している。ピーク32は、図3では破線で示された末端部33を有しており、この末端部は、質量M4の領域内に至る迄延びており、ヘリウム成分と重畳している。この結果、既述の「ウォータベース」(”Wasseruntergrund”)、つまり、測定結果に及ぼす水分の影響が生じる。非常に強いM2及びM3の影響が、成分M4に作用し、成分M4の高さを誤らせる。
【0021】
図6には、増幅器26によって測定される電流Iから算出される漏れレートが、対数尺度の縦軸に沿って示されており、横軸に沿って秒表示したポンプ時間tが、同様に対数尺度で示されている。特定の質量M4で測定された。曲線経過特性35は、アノード電圧Uaが通常のように一定に保持されていて、漏れレートが直流電流から算出された場合を示している。曲線36は、アノード電圧が変調されて、漏れレートが電流の(2倍の変調周波数の)周波数成分から算出される。曲線35は、約1x10−8mbar l/secの漏れレートの場合に開始する水効果(Wassereffekt)、つまり、測定結果に及ぼす水分の影響を示し、この水効果は、続いて水分がなくなるために低減する。水効果のベースには、数10−10mbar l/secの曲線36の平坦な信号経過特性が形成されている。
【0022】
周波数成分を1つだけ評価する場合には、M3及びM2の末端部が除かれ、従って、曲線35が緩慢にドリフトを生じる。所望の有効信号は、通常約5,000秒後に初めて利用可能となると思われるので、約200秒後に生じる。従って、測定時間を著しく短縮することができる。M3成分が緩慢に弱まる影響、つまり、水分成分が緩慢に弱まる影響は、除去される。
【0023】
M4成分をフィルタリングにより除去するために、偏向に影響を及ぼす作用量、つまり、質量分析計のアノード電圧が、周期的な変調電圧Uで変調される。変調電圧Uは、例えば、約1Hzの範囲内の比較的低い変調周波数の正弦波電圧である。変調電圧Uで、アノード電圧は、ピーク30(図4)で変調され、その結果、変調電圧Uは、周期的に、図4に太線で強調して図示した円弧状の経過特性37を形成する。質量M3の影響の特性末端部33は、変調電圧の領域内でほぼ直線状の経過特性38を有する。
【0024】
円弧状の経過特性37は、非直線特性を形成し、この非直線特性により、変調信号Uから、周波数2fの信号40、つまり、変調信号の2倍の周波数の信号40が形成される。それに対して、経過特性38により、周波数及び位相位置が変調信号に相応する信号41が形成される。
【0025】
増幅器26で生起する重畳信号40及び41は、分離のために、例えば、ロックイン増幅器に供給され、ロックイン増幅器は、変調信号Uを基準信号として得る。ロックイン増幅器は、信号40及び41を相互に分離する位相選択性の増幅器である。このようにして、専ら質量M4の影響に起因する信号40を選択することができる。それにより、「ウォータベース」(”Wasseruntergrund”)(つまり、測定結果に及ぼす水分の影響)の影響が除去される。
【0026】
図4及び5を用いて説明する方法は、増幅器26が交流増幅器である場合にも、この増幅器が直流増幅器である場合にも適している。信号40の位相選択により、直流電流成分及び他のオフセット効果も弱められる。
【0027】
要するに、漏れレート測定装置は、各々のガスのイオン経路(21)が少なくとも1つの可変の作用量によって影響を及ぼされるイオントレース(飛跡)型スペクトロメータ(Bahn−Spektrometer)(8)を有している。質量M4のガスが検出される必要があるが、スペクトロメータの選択度が十分にないために、質量M2又はM3のガスの特性の末端部が、質量M4のガスの検出期間に重畳している場合、作用量を正弦波状に変調し、それに続いて、有効信号をロックイン増幅器で選択することが提案されている。従って、「ウォータベース」(”Wasseruntergrund”)、つまり、測定結果に及ぼす水分の影響の妨害となる作用を、テストガスとしてヘリウムを用いて漏れレートを測定する際に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】漏れレート測定装置の一般的な構成を示す図
【図2】扇形電場/磁場型質量分析計の機能を略示する図
【図3】質量分析計によって供給された信号曲線でのアノード電圧のスキャン特性経過を示す図
【図4】質量M3及び質量M4の関数成分を切り離した、図3の関数経過特性の主要部分を示す図
【図5】質量分析計の変調電圧、及び、当該変調電圧から形成された、質量M4及び質量M3用の信号電圧を示す図
【図6】水及びヘリウムが測定結果に及ぼす影響の時間経過特性を示す図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
イオントレース(飛跡)型スペクトロメータ(8)を用いて、所定の分子質量(M4)の、検出すべきガスの漏れレートを測定する方法であって、該方法で、前記イオントレース(飛跡)型スペクトロメータ(Bahn−Spektrometer)(8)は、ガスイオンが質量に依存して偏向されて、前記イオントレース(飛跡)型スペクトロメータのイオントラップ(25)に当たったイオンによって形成される電流を測定して、漏れレートを測定するように構成されており、各々の電流強度に相応する電流信号が評価され、所定の質量に相応する電流信号が、隣接質量の各電流信号によって重畳されている方法において、
イオントレース(飛跡)型スペクトロメータ(8)の、偏向に作用を及ぼす、少なくとも1つの作用量を、検出すべき質量(M4)に対して最も高い感度の1つの点を中心にして変調し、該変調により、前記検出すべき質量(M4)の電流信号を、隣接質量の各電流信号から、少なくとも1つの周波数成分を評価することによって分離するようにすることを特徴とする方法。
【請求項2】
少なくとも1つの作用量を周期的に変調し、フィルタ装置により、形成された電流信号から、変調量の2倍の周波数の測定信号(40)を評価のために取り出す請求項1記載の方法。
【請求項3】
偏移した質量数に起因するスペクトル成分(33)が所定値に低下した場合、変調を終了する請求項1又は2記載の方法。
【請求項4】
ガスのポンピング排気用の真空ポンプ装置(7)、及び、イオントレース(飛跡)型スペクトロメータ(8)を有する漏れレート測定装置であって、前記イオントレース(飛跡)型スペクトロメータ(8)は、前記ガスのイオンを質量に依存して偏向し、前記イオントラップ(25)に当たったイオン量を測定するように構成されていて、前記イオントラップ(25)に接続された増幅器を有している、漏れレート測定装置において、
質量スペクトルの、所定の質量数で生じるピーク(30)に相応するように選択された測定領域内で、周期的に変化する変調量(U)が印加され、フィルタ装置を用いて、形成された信号から、前記変調量(U)の2倍の周波数の測定信号(40)を評価のために取り出す
ことを特徴とする漏れレート測定装置。
【請求項5】
偏移した質量数に起因するスペクトル成分(33)が所定値に低下した場合、変調が終了される
請求項4記載の漏れレート測定装置。
【請求項6】
フィルタ装置は、基準信号として変調信号(U)が入力されるロックイン増幅器である請求項4又は5記載の漏れレート測定装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2007−524072(P2007−524072A)
【公表日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−508169(P2006−508169)
【出願日】平成16年5月10日(2004.5.10)
【国際出願番号】PCT/EP2004/004949
【国際公開番号】WO2004/106881
【国際公開日】平成16年12月9日(2004.12.9)
【出願人】(500469855)インフィコン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (43)
【氏名又は名称原語表記】Inficon GmbH
【住所又は居所原語表記】Bonner Strasse 498, D−50968 Koeln, Germany
【Fターム(参考)】