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Fターム[5C038HH30]の内容

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Fターム[5C038HH30]に分類される特許

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【課題】排熱効果と重量バランスが良好な小型質量分析装置を提供する。
【解決手段】横幅寸法Wより高さ寸法Hが小さく、この高さ寸法Hより奥行き寸法Dが小さい筺体100の中央に、真空チャンバ10と、この真空チャンバ10を真空にする真空ポンプ15と、測定する試料を入れて気化する試料挿入部30と、気化した試料をイオン化して真空チャンバ10に提供するイオン化部と、真空チャンバ10に接続されるイオン検出器とを含む重量物を配置し、横幅方向の両側に、複数の回路基板50を分散して収納する回路基板収納部60が設けられている。 (もっと読む)


【課題】質量分析データをランレングス符号化により圧縮して得られた圧縮データについて、元の圧縮データの配列を維持したまま、目的のm/zにおける強度値を迅速に取得できるようにする。
【解決手段】原スペクトルデータ配列上で強度値ゼロが2以上連続する部分の開始位置、又は原スペクトルデータ配列上で有意な強度値を示す連続的なデータの並びの開始位置と、それに対応する圧縮データ配列上の位置とを1組としてインデクスを作成し、これを圧縮データとは別の記憶領域に格納する。圧縮データ配列はインデクス作成に拘わらず維持されるので、インデクスを利用しないデータ処理装置でも復元が可能であるとともに、インデクスを利用すれば目的のm/zに対応した圧縮データを迅速に見つけ、強度値を求めることができる。 (もっと読む)


【課題】MRM測定等において予めプロダクトイオンを選択するに際し、不適切なプロダクトイオンの選択を防止し、より高い確率で最適なプロダクトイオンを選択することのできるMS/MS型質量分析装置を提供する。
【解決手段】或る成分のプリカーサイオンについて、条件を変化させた又は変化させないプロダクトイオンスキャンイベントを複数個を準備し、それら複数個のプロダクトイオンスキャンイベントを実行した結果得られた全マススペクトルの中から最も出現頻度の高いマスピークを検出し、それをプロダクトイオンとして選択する。また、全マススペクトルの各m/zの強度の積算値/平均値や重み付け積算値/平均値でもよい。 (もっと読む)


【課題】前段線形多重極電極Q0と後段線形多重極電極Q1の中心軸の延長線P0、P1が互いにずれていても、イオンが後段線形多重極電極Q1を確実に透過できる質量分析装置を提供する。
【解決手段】前段線形多重極電極Q0と、前段線形多重極電極Q0から出射したイオンが入射する後段線形多重極電極Q1とを有する質量分析装置において、イオンが、後段線形多重極電極Q1に入射するまでに、前段線形多重極電極Q0と後段線形多重極電極Q1の中心軸P0、P1の延長線の互いの軸ずれ量ΔX、ΔY分を偏向するように、前段線形多重極電極Q0を構成する複数のロッド電極に直流オフセット電圧Vofs1、Vofs2、Vofs3、Vofs4を印加するように制御する制御部を有する。制御部は、直流オフセット電圧Vofs1、Vofs2、Vofs3、Vofs4を、後段線形多重極電極Q1に入射させるイオンの質量数に応じて変更する。 (もっと読む)


【課題】小型軽量で、高精度な質量分析が可能な質量分析装置を提供する。
【解決手段】測定試料4をイオン化するために外部から流入するガス23をイオン化するイオン源と、イオン化した測定試料4を分離する質量分析部102とを有し、イオン源は、質量分析部102からの差動排気によって内部が減圧され、ガス23を取り込み内圧が上昇して略100Pa〜略10000Paのときにガス23をイオン化し、質量分析部102は、ガス23の取り込みに連動して上昇した内圧がガス23の取り込み後に略0.1Pa以下に低下したときに、イオン化した測定試料4を分離する。イオン源が取り込むガス23の流量を抑制する抑制手段9と、イオン源が取り込むガス23の流れを開閉する開閉手段8とを有する。 (もっと読む)


【課題】イオンの利用効率を高めたタンデム型飛行時間型質量分析計を提供する。
【解決手段】イオン蓄積手段2より吐き出されたイオン群をパルス的に加速する垂直加速部および加速されたイオンを分離する第1飛行時間型イオン光学系3と、所定のプリカーサイオンのみを選択的に通過させるイオンゲート4とイオンゲートを開閉する制御手段、プリカーサイオンの開裂手段および生成したプロダクトイオンを質量分析する第2飛行時間型イオン光学系6を備え、イオン蓄積手段より吐き出されたプリカーサイオンが第1飛行時間イオン光学系への通過率が最良となる位置に到達する到達時間に合わせて、プリカーサイオンをパルス的に加速する様にした。 (もっと読む)


【課題】固体試料がアブレーションされてできた試料エアロゾルをアブレーションチャンバーからICP-MS装置にスムースに提供することができ、しかもアブレーションチャンバー内の洗浄性能に優れたレーザーアブレーション質量分析装置を提供する。
【解決手段】LA装置10とICP−MS装置20からなるレーザーアブレーション質量分析装置100において、アブレーションチャンバー3は外管32と内管31の二重管構造の管路からなり、内管31の内部が第1の流路31a、その外側が第2の流路32aであり、流路31aとICP−MS装置20が導入路4で流体連通され、チャンバー3は固体試料Sとの間に隙間Gを設けた姿勢で固定され、流路31aおよび流路32aにキャリアガスを固体試料Sに向かう方向に導入し、流路32aを流れるキャリアガスが固体試料S表面で反射して流路31aに導かれ、試料エアロゾルAEを導入路4に導くようになっている。 (もっと読む)


【課題】高解像、高質量分解能の質量分析イメージング画像を、その情報を極力損なうことなく圧縮して保存することを可能とする。
【解決手段】試料の光学顕微画像上では同一生体組織が類似した色を持つ。そこで、領域分割判別処理部23はカラー光学顕微画像の色を対象としたクラスター分析を実行し、測定範囲を生体組織に対応した複数の小領域に分割する。画像圧縮/伸張部25は分割された小領域内で完結するようなブロックを設定し、質量分析イメージング画像に対するブロック単位でDCTを用いた画像圧縮を実行する。同一生体組織においてはイオン強度の変化は小さいので、DCTによる変換後の高周波成分は少なく、データ量を削減しても情報の損失を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】大気開放路106末端から反応室3に大気ガスを混入させない真空分析装置を提供する。
【解決手段】真空反応室3と、ガス源4と、反応室3に出口端が接続された流量制御用抵抗管11と、流量制御用抵抗管11の上流に配置された圧力検出手段14と、圧力検出手段14の検出値が所定値になるよう流量制御用抵抗管11から出るガス量を調節する流量調節手段7と、流量調節手段7と圧力検出手段14の間でガスを分岐し、スプリット用抵抗管103を備えるスプリット流路101と、流量調節手段7と圧力検出手段14の間で上流から流れるガスを分岐して大気中に放出する大気開放路106と、大気開放路106に設けられたバルブ104とを有する真空分析装置で、バルブ104の直下にスプリット流路101を接続する。ガスがバルブ104下流に流入するため大気開放バルブ104開放時に大気ガスが拡散によって混入するのを防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】標準物質の種類や使用量を減らしても適切にキャリブレーションを行うことができる飛行時間型質量分析装置及び飛行時間型質量分析装置のキャリブレーション方法を提供すること。
【解決手段】スペクトル情報変換部42は、変換多項式のすべての係数値を変更可能な所定のアサイン情報を含む少なくとも3つのアサイン情報と変換多項式の係数値の情報とを有するキャリブレーション情報に基づいて、スペクトル情報の飛行時間を質量電荷比に変換する。キャリブレーション情報生成部44は、所定のアサイン情報とアサイン情報生成部43がスペクトル情報に基づいて新たに生成したアサイン情報とを含む少なくとも3つのアサイン情報を有するキャリブレーション情報を新たに生成する。キャリブレーション係数変更部45は、キャリブレーション情報生成部44が新たに生成したキャリブレーション情報に基づいて変換多項式の係数値を変更する。 (もっと読む)


【課題】ガスクラスターをイオン化価数ごと選別する荷電粒子選別装置を提供する。
【解決手段】イオン化したガスクラスターを選別するための荷電粒子選別装置において、前記ガスクラスターの進行方向に配列された電界を印加するための3つ以上の電界印加部と、前記ガスクラスターを選別するためのスリットと、を有し、前記電界印加部は2枚の電極から構成されており、前記電極に交流電圧を印加することにより、イオン化したガスクラスターを偏向させるものであって、隣接する前記電界印加部においては、異なる位相の交流電圧が印加されており、前記スリットは、前記電界印加部により偏向した前記ガスクラスターを通過する開口部を有するものであって、前記交流電圧は、前記ガスクラスターを構成する原子数が同じガスクラスターにおいて、所定の価数の前記ガスクラスターのみが、前記スリットの開口部を通過する周波数であることを特徴とする荷電粒子選別装置を提供することにより上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】イオン移動度測定と質量分析を単一装置で行う事により、輸送工程の排除や解析の自由度を増すシステムを提供する。
【解決手段】単一組の複数の電極に異なる電位を異なる時間に印加する事により、イオン移動度に基づく分析(FAIMS)と質量分析(MS)とを単一装置で実行可能とする。前記複数の電極は、分離装置内の単一の室10に外部円筒電極14と同軸配置された環状棒電極12とを備える。FAIMSを実行する際には、環状棒電極12は定電位又はグラウンドに維持され、非対称FAIMS波形が外部円筒電極14に印加される。 (もっと読む)


【課題】従来のFAIM装置に比べて、選択イオンの流れをより高速、かつ高精度で制御して、サンプルのスペクトルを作成するFAIMフィルタおよび検出システムを提供する。
【解決手段】検出システム用の超小型非対称電界イオン移動度フィルタ(24)であって、サンプル入口(16)および出口の間において基板間で流路を画定する、間隔を空けた1対の基板と、流路内に配置され、各電極が各基板にそれぞれ結合された間隔を空けた1対のフィルタ電極(20,22)を有するイオン・フィルタと、イオン・フィルタ電極の両端にバイアス電圧および非対称の周期的電圧を印加して、フィルタを通過するイオン流路を制御する電子コントローラ(30)とを備える。 (もっと読む)


【課題】イオン透過率を改善することなく、サンプリング周期に関係のない、ガイド法及びピーク値記録法よりも高い感度を実現する質量分析装置及び質量分析法を提供する。
【解決手段】連続イオン源12とイオン蓄積器13を備える質量分析装置において、第1データ処理部17は、イオン蓄積器13から周期的に排出されたイオンパルスを含む時間的出現プロファイルを取得する。第2データ処理部18はこれらの時間的出現プロファイルの中で、当該選択イオンのイオンパルスが出現する時間の強度のみを抽出して積分し、イオン強度を算出する。 (もっと読む)


本発明は、特定の質量対電荷比を有するイオンの焦点合わせを、その特定の質量対電荷比を有するイオンの焦点合わせのための電場を最適化することにより改善することに関する。具体的には、イオンの無非点収差焦点合わせが、異なる質量対電荷比のイオンに対してイオン光学レンズ(50)に印加される電圧を、それらのイオンがレンズを通過するときに調節することにより改善されることができる。一実施形態では、D/A変換器(32)および増幅器(34)が、高電圧コンデンサ(36)により高電圧直流電源装置(38)に交流結合される。D/A(変換器32)は低電圧波形を生成し、低電圧波形は増幅器(34)により増幅され、次に、高電圧電源(38)の出力に付加され、その結果、所望の電圧波形が生成され、イオンがレンズを通過するときにイオン光学レンズ(50)に印加される。
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微分型移動度分析計と、少なくとも部分的に微分型移動度分析計にシールされ、かつ微分型移動度分析計と流体連絡している質量分析計とを含む、質量分析計システムを、関連方法とともに提供する。質量分析計システムは、a)内部動作圧力で微分型移動度分析計を維持するステップと、b)イオンを微分型移動度分析計に提供するステップと、c)微分型移動度分析計を通って真空チャンバの中へイオンを含むガス流を引き込むために、内部動作圧力よりも低い真空圧で質量分析計を維持するステップと、d)微分型移動度分析計を通るガス流速を変化させるために、微分型移動度分析計と質量分析計との間のガス流を修正するステップとを行うように動作可能となり得、方法はこれらのステップを含み得る。
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【課題】検出器の電気ノイズに時間的変動があった場合でも、このノイズを精度よく除去し質量スペクトルを作成する。
【解決手段】データ処理部では、イオントラップから各種イオンが出射されてTOF飛行空間を飛行して検出器に到達するまでの時間tと、検出器で検出された信号強度データをセットにして順次保存する。そして、測定質量範囲に対応した時間範囲T2に得られたデータをプロファイルデータとし、m/z最小のイオンが到達する前の期間T1又はm/z最大のイオンが到達した後の期間T3、に得られたデータをノイズ成分データとしてそれぞれ抽出する。ノイズ成分データからノイズレベルや標準偏差等のノイズ情報を算出し、このノイズ情報を用いてプロファイルデータからノイズを除去する。質量走査毎にノイズ成分データとプロファイルデータとがほぼ同時に得られるため、ノイズの時間的変動の影響を殆ど受けずに、的確なノイズ除去を実現できる。 (もっと読む)


本発明は、ガスサンプル中の特定の分子量を有する物質の総積算濃度を測定するためのイオンゲージ10に関し、イオンゲージ10は、イオン化源1の近傍のイオン化領域と、イオン化された分子の流れIを生成する加速器2,3,4と、流れを中断して前記範囲に入る分子量を有するイオンをイオン化された分子から分離する質量フィルタ8と、ガスサンプル中に存在するそのようなイオンの総積算濃度を表す信号を生成する検出器7とを備える。本発明はさらにリソグラフィ装置とガスサンプル中の所定範囲内に入る分子量を有する物質の総積算濃度を測定する方法に関する。 (もっと読む)


【課題】1つのフィラメントが切れても質量スペクトルの使用を継続できる電子ソースの性能を正規化するための方法および装置を提供する。
【解決手段】質量スペクトロメータを作動させるための方法は、第1電子放出器を用いて質量スペクトロメータを作動させながら、第1性能特性を決定するステップと、第1性能特性に関連する第1情報を記憶するステップと、第2電子放出器を用いて質量スペクトロメータを作動させながら、第2性能特性を決定するステップと、第2性能特性に関連する第2情報を記憶するステップと、その後、第1電子放出器を使用する作動から、第2電子放出器を使用する作動へ切り換えるステップとを備え、この切り換えるステップは、切り換え前の第1電子放出器の性能に対して切り換え後の第2電子放出器の性能を正規化するよう、第1情報および前記第2情報を使用することを含む。 (もっと読む)


イオントラップに保持されるイオンを冷却するための方法について開示する。種々の実施形態では、冷却ガスは、線形イオントラップ内に供給され、トラップの少なくとも一部分において、イオン保持時間未満の持続時間の間、約8x10−5トールを超える非定常状態圧力上昇が引き起こされる。種々の実施形態では、圧力上昇の持続時間は、イオンが所望の量のその運動エネルギーを損失するのに必要な時間に基づくことが可能である。一実施形態において、方法におけるイオン閉じ込め装置は、4重極線形イオントラップを備えている。
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