説明

毛髪用組成物

【課題】毛髪保護成分の浸透を高める効果の高い毛髪用組成物を提供する。
【解決手段】(a)、(b)及び(c)を含有することを特徴とする。ここで(a)は2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性メタクリル酸エステルとを重合してなる共重合体、(b)はセラミド、(c)は炭素数が12〜24の分技脂肪酸である毛髪用組成物。毛髪保護成分の浸透を高め、毛髪の損傷を防ぐ効果が高く、化粧料、医薬部外品、医薬品などに利用できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、毛髪保護成分の浸透を高め、毛髪の損傷を防ぐ効果の高い毛髪用組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、多くの女性がヘヤカラーやパーマなどを利用している。さらに、毛髪はこれらの化学処理に加え、過度のブラッシングにより損傷が進行しており、枝毛や切れ毛が多いなど毛先にかけて傷みが激しく、輝きを失っている。損傷した毛髪に対しては、シリコーン系やカチオン系界面活性剤を配合したトリートメント剤(ヘヤーリンス剤、ヘヤーコンディショナーなど)が用いられているが、対症療法的であり、充分な効果が得られていないのが現状である。傷んだ髪を修復するだけではなく、傷みにくい髪へと強化することが大切である。ヘヤカラー、パーマ、ブラッシングのような化学的や物理的影響を受けにくい、損傷しにくい毛髪を維持できるような毛髪トリートメント剤が望まれている。
【0003】
一方、式〔1〕で示される2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン(以下、MPCと略す)のホモ重合体あるいはMPCと親水性単量体又は疎水性単量体との共重合体が皮膚に対して保湿効果及び肌荒れ改善効果を示し、化粧料として使用できることが
知られている(特許文献1、2)。
【0004】
【化2】

【0005】
【特許文献1】特開平5−70321号公報
【特許文献2】特開平6−157269号公報
【0006】
しかしながら、これを単に用いるだけでは、毛髪保護成分が毛髪に浸透しにくく、毛髪の保護(傷みにくくする効果)という面で改良の余地があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
すなわち、本発明の目的は毛髪保護成分の浸透を高め、毛髪の損傷を防ぐ効果の高い毛髪用組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は上記事項に鑑みて鋭意検討した結果、(a)MPCと疎水性メタクリル酸エステルとを重合してなる共重合体を用い、さらに(b)セラミドと(c)炭素数が12〜24の分技脂肪酸を組み合わせることにより、毛髪保護成分の浸透を高め、毛髪の損傷を防ぐ効果が得られるとの知見を得て、本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち、本発明は、以下の毛髪用組成物を提供する発明である。
(a)、(b)及び(c)を含有することを特徴とする毛髪用組成物。ここで(a)は2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン(式〔1〕で示される)と疎水性メタクリル酸エステルとを重合してなる共重合体、(b)はセラミド、(c)は炭素数が12〜24の分技脂肪酸である。
【0010】
【化3】

【0011】
以下、本発明の構成について詳述する。
【0012】
本発明に用いられる(a)MPCと疎水性メタクリル酸エステルとを重合してなる共重合体の重量平均分子量は5,000〜5,000,000の範囲であることが好ましく、10,000〜1,000,000の範囲であることがより好ましい。共重合体の重量平均分子量が5,000未満の場合は十分な乳化能を発揮できないために好ましくなく、共重合体の重量平均分子量が5,000,000より大きい場合は共重合体の分散性が著しく低下するので好ましくない。また、共重合体中におけるMPCと疎水性メタクリル酸エステルの構成モル比については1:1〜1:9の範囲であることが好ましい。また、共重合体中における疎水性メタクリル酸エステルが有するアルキル鎖の炭素数については12〜24の範囲であることが好ましい。疎水性メタクリル酸エステルについて具体例を挙げるならば、ラウリルメタクリレート、トリデシルメタクリレート、ミリスチルメタクリレート、パルミチルメタクリレート、ステアリルメタクリレート、ベヘニルメタクリレート、イソステアリルメタクリレート、オレイルメタクリレートなどがあるが、これに限定されるものではない。
【0013】
本発明に用いられる(a)MPCと疎水性メタクリル酸エステルの共重合体を更に具体的に例示するならば、特開平12−119130号公報を参考に合成することができるし、市販品を使用することもできる。
【0014】
本発明に用いられる(a)MPCと疎水性メタクリル酸エステルの共重合体の含有量は固形分として、0.0001〜10重量%の範囲で含まれることが好ましく、0.001〜5重量%の範囲で含まれることがより好ましい。0.0001%より少ない場合には十分な効果が得られないことがあり、10%より多い場合にはその量に見合うだけの著しい効果が得られず、毛髪に塗布したときにべたつくなど使用感が損なわれるために好ましくない。
【0015】
本発明に用いられる(b)セラミドは、公知のセラミドを使用することができ、天然セラミド、合成セラミド、合成擬似セラミドの何れも使用することができる。好ましくは入手の面からセラミド2、5、6又はこれらの混合物であり、更に好ましくはセラミド2又は5である。これらを一種又は二種以上を用いることができる。
【0016】
(b)セラミドの含有量は、毛髪組成物全量に対して0.0001〜10重量%が好ましく、より好ましくは0.001〜5重量%、さらに好ましくは0.01〜2重量%である。0.0001%より少ない場合には十分な浸透効果が得られにくいために好ましくなく、10%より多い場合には毛髪に塗布したときにべたつくなど使用感が損なわれるために好ましくない。
【0017】
本発明に用いられる(c)炭素数が12〜24の分技脂肪酸としては、イソステアリン酸、18−メチルエイコサン酸、14−メチルペンタデカン酸、14−メチルヘキサデカン酸、16−メチルヘプタデカン酸、16−メチルオクタデカン酸、2−ヘキシルデカン酸などが挙げられる。好ましくは18−メチルエイコサン酸である。
【0018】
(c)炭素数が12〜24の分技脂肪酸の含有量は、毛髪組成物全量に対して0.0001〜20重量%が好ましく、より好ましくは0.001〜10重量%、さらに好ましくは0.01〜5重量%である。0.0001%より少ない場合には十分な浸透効果が得られにくいために好ましくなく、20%より多い場合には皮膚などに塗布したときにべたつくなど使用感が損なわれるために好ましくない。
【0019】
本発明における(a)MPCの含有量は、(b)セラミドと(c)炭素数が12〜24の分技脂肪酸の合計重量に対して同量以上含有することが好ましく、より好ましくは5倍以上である。また、(c)炭素数が12〜24の分技脂肪酸の含有量は(b)セラミドに対して5倍以上含有することが好ましく、より好ましくは10倍以上である。この含有量以外では、毛髪保護成分の浸透性が低下することがある。
【0020】
本発明の毛髪用組成物は毛髪保護成分の浸透を促進させることができるが、その成分としては、アミノ酸、ペプチド、タンパク加水分解物及びタンパク質などが挙げられるが、特に限定されない。これらは一種又は二種以上を適宜組み合わせて用いることができる。アミノ酸としては、グリシン、オルニチン、メチオニン、アラニン、アルギニン、グルタミン、システイン、システイン酸、シスチン、ロイシン、イソロイシン、アスパラギン酸、リシン、フェニルアラニンなどが挙げられる。ペプチドとしては、上記のアミノ酸が数個〜数百個結合したものなどが挙げられる。タンパク質としては、羊毛ケラチン、コラーゲン、ゼラチン、絹タンパク、大豆タンパク、納豆タンパク、小麦タンパク、真珠タンパク、黒真珠タンパクなどが挙げられ、タンパク加水分解物としては、上記のタンパクなどを、酸、アルカリ、又はタンパク質分解酵素などを用いて加水分解することによって得ることができる。さらに、上記のものを誘導体化して用いても良い。
【0021】
毛髪保護成分の含有量は、毛髪組成物全量に対して0.0001〜10重量%が好ましく、より好ましくは0.001〜5重量%、さらに好ましくは0.01〜2重量%である。0.0001%より少ない場合には十分な浸透効果が得られにくいために好ましくなく、10%より多い場合には皮膚などに塗布したときにべたつくなど使用感が損なわれるために好ましくない。
【0022】
本発明の毛髪用組成物は上記必須成分の他に、通常の化粧料、医薬部外品、医薬品などに用いられる各種成分、例えば他の界面活性剤、油性成分、保湿剤、増粘剤、キレート剤、薬効成分、防腐剤、色素、顔料、粉体、pH調整剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、香料などを適宜配合することができる。
【0023】
本発明の毛髪用組成物は化粧料、医薬部外品、医薬品などの用途に使用できる。ヘヤーリンス、ヘヤーコンディショナー、ヘヤートリートメント、ヘヤーパック、ヘヤースプレー、ヘヤーエッセンスなどに用いることができる。
【発明の効果】
【0024】
本発明は、毛髪保護成分の浸透を高め、毛髪の損傷を防ぐ効果の高い毛髪用組成物である。
【0025】
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明は下記実施例において制限されるものではない。なお、処方中の各成分の含有量は、重量%とする。
【実施例1】
【0026】
毛髪浸透性試験
加水分解真珠タンパクを用い、毛髪浸透性試験を行った。
ダンシルクロライド(SIGMA製)のアセトン溶液に加水分解真珠タンパクの凍結乾燥物(丸善製薬製 真珠たん白抽出液LA−Jを凍結乾燥したもの)の炭酸ナトリウム−炭酸水素ナトリウム緩衝溶液(pH9)を加え、50℃で30分間反応させた。アセトンを除去後、オクタデシル化したシリカゲル(ODS)で未反応のダンシルクロライドを除去した後、凍結乾燥し、蛍光誘導体を得た。
加水分解真珠タンパク蛍光体を1%になるように添加したトリートメント剤を調製した(表1)。これにヒト毛髪を1時間浸漬し、水で軽くすすいだ後に、タオルドライをしてドライヤーで乾燥した。これを5μmの厚さで切断後、毛髪断面を蛍光顕微鏡で観察した。比較実験として、加水分解真珠タンパク蛍光体を同量含む水溶液で同様に試験を行った。
【0027】
【表1】

【0028】
結果を図1に示した。キューティクル(毛髪の外周)は化学的、物理的刺激から毛髪を守る組織であるが、本発明の組成物によれば、コルテックス(毛髪の内部)のみならず、キューティクルにもしっかりと浸透しており、毛髪保護成分が毛髪全体に顕著に浸透していた。これに対し、単に毛髪保護成分の水溶液を用いるだけでは毛髪への浸透力は弱かった。また、同様にB及びCを精製水に変えた比較品においても浸透力は弱かった。
【実施例2】
【0029】
毛髪の損傷を防ぐ効果
ヒト毛髪を市販のシャンプーで洗浄し、表2に示したトリートメント剤に1時間浸漬し、水で軽くすすいだ後、タオルドライをしてドライヤーで乾燥した。この毛髪に対してブラッシングを300回行い、毛髪の滑らかさ(くし通り)、毛先の乱れを評価して点数をつけた。5人で判定し、その平均点を求めた。評価基準は、以下の通りである。
【0030】
評価基準
「毛髪の滑らかさ」 「毛先の乱れ」
4点:良い 少ない
3点:やや良い やや少ない
2点:やや悪い やや多い
1点:悪い 多い
判定基準
◎:平均が3〜4点、○:平均が2〜3点、△:平均が1〜2点、×:平均が0〜1点、
【0031】
【表2】

【0032】
実験結果を表3に示した。その結果、A〜Cを併用すると毛髪の滑らかさが特に良く、毛先の乱れが少なくなり、コーミングによる毛髪の損傷を顕著に抑えられた。それに対し、A、B、C成分を併用しない比較処方の場合、毛髪の損傷を抑えられなかった。
【0033】
【表3】

【0034】
加水分解真珠タンパクを加水分解小麦タンパクに変えても同様な結果を示した。また、加水分解真珠タンパクを精製水に変えて試験を行うとコンディショニング効果の低下が顕著であった。
【実施例3】
【0035】
次に、本発明の毛髪用組成物の処方例を示す。本処方例に用いたMPC重合体であるリピジュアNR(MPC重合体として5%)、リピジュアS(MPC重合体として100%)の構造はMPC(30%)/ステアリルメタクリレート(70%)である。本発明に用いた毛髪保護成分は、加水分解コムギタンパク(クローダジャパン製)、加水分解コラーゲン(焼津水産化学工業製)、加水分解羊毛ケラチンタンパク(一丸ファルコス製)から入手した溶液を凍結乾燥したものを用いた。
【0036】
処方例1 シャンプー
配合成分 配合量(重量%)
(1)MPC重合体溶液(日本油脂製 リピジュアNR) 10
(2)ラウレス硫酸ナトリウム液 35
(3)オレフィン(C14−16)スルホン酸ナトリウム 15
(4)ラウリルベタイン液 7
(5)コカミドジエタノールアミド 5
(6)ジステアリン酸グリコール 2.5
(7)セラミド5 0.005
(8)イソステアリン酸 0.2
(9)精製水 残余
(10)EDTA−2ナトリウム 0.1
(11)安息香酸ナトリウム 0.1
(12)1,3−ブチレングリコール 5
(13)ポリクオタニウム−10 0.3
(14)クエン酸 0.3
(15)加水分解コムギタンパク 0.1
〔製法〕(2)〜(8)を80℃に加熱する。これに80℃に加熱した(1)、(9)〜(15)を撹拌しながら添加し、乳化させ、撹拌しながら35℃まで冷却する。
【0037】
処方例2 コンディショナー
配合成分 配合量(重量%)
(1)MPC重合体溶液(日本油脂製 リピジュアNR) 10
(2)ステアリルトリモニウムクロリド液 3
(3)ジステアリルジモニウムクロリド液 1
(4)セタノール 3
(5)ステアリルアルコール 1
(6)ジメチコン 2
(7)セラミド2 0.01
(8)18−メチルエイコサン酸 0.5
(9)精製水 残余
(10)プロピレングリコール 5
(11)グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.3
(12)加水分解羊毛ケラチンタンパク 0.3
〔製法〕(2)〜(8)を80℃に加熱する。これに80℃に加熱した(1)、(9)〜(12)を撹拌しながら添加し、乳化させ、撹拌しながら35℃まで冷却する。
【0038】
処方例3 ヘアワックス
配合成分 配合量(重量%)
(1)MPC重合体(日本油脂製 リピジュアS) 1
(2)PEG−60水添ヒマシ油 3
(3)ステアリン酸グリセリル 4
(4)キャンデリラロウ 2
(5)マイクロクリスタリンワックス 3
(6)ステアリン酸 2
(7)ジメチコン 2
(8)セラミド5 0.005
(9)イソステアリン酸 0.2
(10)精製水 残余
(11)1,3−ブチレングリコール 3
(12)メチルパラベン 0.2
(13)トリエタノールアミン 0.3
(14)加水分解コラーゲン 0.2
〔製法〕(1)〜(9)を80℃に加熱する。これに80℃に加熱した(10)〜(14)を撹拌しながら添加し、乳化させ、撹拌しながら35℃まで冷却する。
【0039】
処方例4 スタイリングフォーム
配合成分 配合量(重量%)
(1)MPC重合体(日本油脂製 リピジュアS) 0.2
(2)ポリビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体 4.5
(3)ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチル
メタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩 0.5
(4)メチルフェニルポリシロキサン 2
(5)エタノール 12
(6)メチルパラベン 0.1
(7)セラミド2 0.001
(8)2−ヘキシルデカン酸 0.2
(9)精製水 残余
(10)加水分解真珠タンパク 0.05
(11)LPG 5
〔製法〕(1)〜(8)を混合し、これに(9)、(10)の混合物を撹拌しながら添加し、エアゾール缶に充填し、バルブを装着し、密閉した後(11)を注入する。
【0040】
処方例1〜4に示した本発明の毛髪用組成物は、実施例2の試験で毛髪の損傷を防ぐ効果が高かった。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明の毛髪用組成物は、毛髪保護成分の浸透を高め、毛髪の損傷を防ぐ効果が高く、化粧料、医薬部外品、医薬品などに利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】毛髪断面の蛍光顕微鏡写真(加水分解真珠タンパクの浸透性を示す写真) 左写真:本発明の組成物でトリートメントした毛髪の断面 右写真:本発明の組成物を用いずにトリートメントした毛髪の断面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)、(b)及び(c)を含有することを特徴とする毛髪用組成物。ここで(a)は2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン(式〔1〕で示される)と疎水性メタクリル酸エステルとを重合してなる共重合体、(b)はセラミド、(c)は炭素数が12〜24の分技脂肪酸である。
【化1】

【請求項2】
(a)2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性メタクリル酸エステルとを重合してなる共重合体が、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン:疎水性メタクリル酸エステルの構成モル比で1:1〜1:9であることを特徴とする請求項1記載の毛髪用組成物。
【請求項3】
(a)2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性メタクリル酸エステルとを重合してなる共重合体において、疎水性メタクリル酸エステルが有するアルキル鎖の炭素数が12〜24であることを特徴とする請求項1又は2記載の毛髪用組成物。
【請求項4】
(a)2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性メタクリル酸エステルとを重合してなる共重合体の含有量は、(b)セラミドと(c)炭素数が12〜24の分技脂肪酸の合計重量に対して同量以上含有し、かつ、(c)炭素数が12〜24の分技脂肪酸の含有量は(b)セラミドに対して5倍以上含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の毛髪用組成物。
【請求項5】
(a)〜(c)に加えて、(d)毛髪保護成分を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の毛髪用組成物。ここで(d)はアミノ酸、ペプチド、タンパク加水分解物、タンパク質から一種又は二種以上選ばれる成分である。

【図1】
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【公開番号】特開2009−67764(P2009−67764A)
【公開日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−241047(P2007−241047)
【出願日】平成19年9月18日(2007.9.18)
【出願人】(592262543)日本メナード化粧品株式会社 (223)
【Fターム(参考)】