説明

水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置

【課題】
金型冷却液、液体離型剤、圧縮空気と3流体を使用し油性離型剤使用の状況が不確である内部混合霧化式のスプレーノズルは構造的に複雑性を有している
【解決手段】
水溶性離型剤では圧縮空気は使わずに 離型剤一流体のみでスプールを通過させ離型剤に増渦流とノズルにより増加速させスプール通過の10倍以上のスピードで大気中に細粒化霧化し噴出される
ノズルの構造はコネクター、スプール、ノズル、エアージャケットとシンプル化された。粘性の高い油性離型剤では補助に圧縮空気を使いエアージャケットとノズルに嵌合部と圧縮空気を有し内部混合する事なく細粒化霧化噴霧塗布を可能とした水溶性と油性兼用スプレーノズル装置とした

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置に関し、特に金型のキャビティ表面に冷却媒体や離型剤を噴霧する装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1 に示されるように、ダイカストマシンその他の成形機においては型開状態になる都度、金型への離型剤付着性を良くするために金型キャビティ表面に冷却液媒体を噴霧して金型キャビティの温度を所定値に降下させる。しかる後、金型から鋳込み製品の型離れを良くするために、金型キャビティ表面に水溶性の離型剤が噴霧されるようになっている。この冷却液媒体や液状離型剤は離型剤噴霧装置内で圧縮空気の作用によって霧化される。(例えば、特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−175489(段落006から0024,第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
金型温度を下げる為の冷却水を塗布し、後に水溶性離型剤を離型剤噴霧装置内で圧縮空気を混合させる二流体方式にて霧化している。水溶性離型剤では離型剤噴霧装置もなく、又圧縮空気とも混合せず、一流体での噴霧を実現する事を技術的課題とする。
【0005】
冷却水と水溶性離型剤の切り替えの為に、内部構造としてピストンの摺動にて実現しているが構造的な複雑性を有し、不具合や故障の要因となるために簡単な構造で構成する事を技術的課題とする。
【0006】
水溶性離型剤を離型剤噴霧装置内で圧縮空気と混合させる二流体方式は、多量の圧縮空気を使用する事となり、省エネルギー性の観点から圧縮空気は極力使用しないようにする事を技術的課題とする。
【0007】
圧縮空気の混合吐出時の膨張音は、工場内での騒音を発生させる要因となり、よって圧縮空気を使用しない一流体方式での水溶性離型剤の塗布が出来る事を技術的課題とする。
【0008】
冷却水及び水溶性離型剤としてノズル内に圧縮空気の作用によって霧化させる事を示しているが、粘性の高い油性離型剤使用時の噴霧状況は明確でない。ノズルの交換をせずに油性離型剤塗布時においても、霧化噴出が出来る事を技術的課題とする。
【0009】
鋳込製品の機能や用途によっては離型剤噴霧液を換える事が必要となる。粘性の高い油性離型剤を噴霧する時には、それに適合したノズル装置に交換する必要があった。その交換をする事なく同一の水溶性離型剤と油性離型剤用のスプレーノズル装置にて作業の継続が可能とする事を技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記技術的課題を解決する為に、本発明は請求項1において講じた手段(以下、第1の技術的手段と称する)は嵌合部でノズルとエアージャケットが嵌合、ネジ部で組付けされ圧縮空気取入れ口を有する前記エアージャケットと前記ノズルの間に圧縮空気室を作る。渦流の流速を上げ噴出させるノズル噴出口を有する前記ノズル。水溶性離型剤と油性離型剤に渦流と増渦流を発生させる為のスプール。水溶性離型剤と油性離型剤を導入するPSネジ部を持ちスプールをセットした前記ノズルに、ノズル内ネジとコネクター外ネジにて組付けたコネクターの4部品を中心軸線上にて組付けられ、圧縮空気を使用しなくてもスプール部通過スピードの10倍以上のスピードでノズル噴出口より大気中に噴出される。この時水溶性離型剤は圧縮空気を使う事なく細粒化、霧化し噴出する。粘性の高い油性離型剤は補助の圧縮空気を用い細粒化、霧化をさせる。少ない部品の組合せにより故障のない水溶性離型剤と油性離型剤兼用の機能を有するスプレーノズル装置を構成した。
【0011】
上記技術的課題を解決する為に、本発明は請求項2において講じた技術的手段(以下、第2の技術的手段と称する)は第1の技術手段で水溶性離型剤と油性離型剤のスプレーノズル装置においてノズルと嵌合部位で精度よく組付け、前記ノズル外側テーパーと前記エアージャケット内側の間に均一に構成される隙間を持つエアージャケットである。
【0012】
上記技術的課題を解決する為に、本発明は請求項3において講じた技術的手段(以下、第3の技術的手段と称する)は、中心軸線上にテーパー隙間から圧縮空気を噴出させる為のエアージャケットとノズルの組付けによって構成される空間の圧縮空気室である。
【0013】
上記技術的課題を解決する為に、本発明は請求項4において講じた技術的手段(以下、第4の技術的手段と称する)は、圧縮空気室内の空気圧を均一にする為に前記圧縮空気室内に設置した圧縮空気室内バンクである。
【0014】
上記技術的課題を解決する為に、本発明は請求項5において講じた技術的手段(以下、第5の技術的手段と称する)は、圧縮空気室に導入された圧縮空気を圧縮空気噴出口に導き、ノズル噴出口との間に圧力差を作り出し、圧縮空気をノズル中心線上に一点で交わる様に噴出方向を持たせる為に設けたエアージャケットテーパー部である。
【0015】
上記技術的課題を解決する為に、本発明は請求項6において講じた技術的手段(以下、第6の技術的手段と称する)は、スプールを通過してきた増渦流の流速を加速させノズル噴出口に導く為のノズル内壁テーパー部である。
【0016】
上記技術的課題を解決する為に、本発明は請求項7において講じた技術的手段(以下、第7の技術的手段と称する)は、コネクター離型剤導入口より導入された離型剤に、最初に渦流を起こさせる4ケ所の切欠きC面部を有したスプールの裏片面と、渦流を増す為に設けられた2ケ所の溝状の切欠きを有したスプールの表片面である。
【0017】
上記技術的課題を解決する為に、本発明は請求項8において講じた技術的手段(以下、第8の技術的手段と称する)は、ノズルに組込まれたスプールに接し、前記ノズルにネジで組込まれ水溶性離型剤と油性離型剤を導入してスプールに送るコネクターである。
【0018】
上記技術的課題を解決する為に、本発明は請求項9において講じた技術的手段(以下、第9の技術的手段と称する)は、油性離型剤噴霧用にノズル中心軸線上端面とエアージャケット端面を合せ組付ける位置決めの端面である。
【0019】
上記技術的手段による作用は以下のようである。
【0020】
水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置を構成する部品はコネクター、スプール、ノズル、エアージャケットの4部品であり、全ての部品がネジで相手物に締付け、固定されており摺動部を持たない。渦流の発生と増渦流を簡単な構造にて発生させることが可能となり、ノズル部に圧送することを実現した。
【0021】
スプール表側にて増渦流された水溶性離型剤に流速を増す為に、ノズルの角度50°±5°のノズル内壁テーパー部をつけ、ノズル中心軸線に沿ったストレート部の断面積をスプール部通過面積の十分の一以下に設定することにより、流速を加速させることを実現した。
【0022】
ノズル内壁テーパーを通過する過程で加速された一流体の水溶性離型材はノズルの先端のφ0.4からφ1.3の離型剤噴出口に圧送される。この時スプール通過面積に対して離型剤噴出口の面積は十分の一以下に設定する。ノズルに圧送さてくる圧力が一定とすれば流速は10倍以上となり、離型剤噴出口より大気噴出開放された時に微粒化霧化され水溶性離型剤が圧縮空気を使用する事なく金型キャビティ面への噴霧塗布を実現した。
【0023】
ノズル中心軸線と平行なノズル穴の長さで離型剤の噴霧噴出方向は決まってくる。ノズル穴ストレート部の長さが1.3mmから1.8mm程度で離型剤の噴霧噴出方向は中心軸線前方に維持することが出来き、このノズル穴ストレート部が噴霧方向の方向性を高める事を実現した。
【0024】
鋳造工場内及び製造工場内ではエアーブロー音が騒音の元となっている。本発明の水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置においては、水溶性離型剤塗布時は圧縮空気を使用をしないことにより圧縮空気による膨張音や剥離騒音の発生が無く、圧縮空気の使用量を削減し省エネルギー化を実現した。
【0025】
現状は離型剤を水溶性から油性又は油性から水溶性へと切替る必要が生じた時は噴霧スプレーノズルの交換が必要であり、鋳造作業を継続しながらの交換は無理であった。しかし、本発明はノズルの交換すること無しに、水溶性離型剤と油性離型剤の使用が出来るようにしたことである。コネクターに圧送されてくる圧力も水溶性離型剤及び油性離型剤とも低圧の同じ圧力で使用する事が出来るようにし、生産性の向上を実現した。
【0026】
水溶性離型剤の使用は前述の通りであるが、粘性の高い油性離型剤に於いての微粒化噴霧の方向及び噴出圧力を一定にする目的にて圧縮空気を併用する事とした。この前記圧縮空気を圧縮空気噴出口よりノズル中心軸線上に向かって均一に噴出させるためにエアージャケット内にバンクを設置し、前記圧縮空気と油性離型剤を同時に離型剤噴出口より噴出させる事にて微粒化、霧化噴霧することを可能とした、水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置を実現した。
【発明の効果】
【0027】
金型温度を下げる為の冷却水を塗布し、その後に水溶性離型剤を離型剤噴霧装置内で圧縮空気を混合させる二流体方式にて霧化している。水溶性離型剤では離型剤噴霧装置もなく、又圧縮空気とも混合せず、一流体での噴霧が可能となった。
【0028】
冷却水と水溶性離型剤の切り替えの為の、内部構造としてピストンの摺動による構造的な複雑性を無くし、不具合や故障の要因となるために簡単な構造で構成する事が可能となった。
【0029】
水溶性離型剤を離型剤噴霧装置内で圧縮空気と混合させる二流体方式を排し、多量の圧縮空気を使用する事と無く、省エネルギー性の観点から圧縮空気は極力使用しないようにする事が可能となった。
【0030】
圧縮空気の混合吐出時の膨張音による、工場内での騒音発生を排し、圧縮空気を使用しない一流体方式での液状離型剤の塗布が出来る事が可能となった。
【0031】
冷却水及び水溶性離型剤としてノズル内に圧縮空気の作用によって霧化させる事を示していたが、粘性の高い油性離型剤使用時においてもノズルの交換をせず霧化噴出が出来が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】スプレーノズル装置 構成部品図
【図2】スプレーノズル装置 組立断面図
【図3】エアージャケットとノズル組立断面拡大図
【図4】スプールの4ケ所C面拡大図と立体図
【図5】スプールの2ケ所溝拡大図と立体図
【図6】スプール断面
【図7】スプールC面の断面位置と離型剤の流入方向図
【図8】離型剤に渦流を起こすC面図
【図9】水溶性離型剤噴霧状態図
【図10】油性離型剤噴出状態
【図11】油性離型剤ニ流体噴霧状態
【図12】油性離型剤使用時ノズル先端部拡大図
【図13】油性離型剤噴霧状態拡大図
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下、本発明にかかる水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置の実施形態例を具体的に説明する。
【0034】
図1は水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置を構成する部品、コネクター1、スプール2、ノズル3、エアージャケット4を表わしたものである。
【0035】
図2は水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置の組立断面を示したものである。図2の1は、水溶性離型剤と油性離型剤を導入するPSネジ部37を持ち、スプール2をノズル3にセットする為の外ネジ38を有するコネクター1を示す。図2の2は前記コネクター1から導入された水溶性離型剤と油性離型剤に渦流を起こさせるスプール2を示す。図2の3は、スプール2を通過してきた渦流の流速を増す為の内壁テーパー10と離型材噴出口7につながるノズル穴ストレート部13と離型剤を噴出させる離型剤噴出口7とエアージャケット4と嵌合する部位6をゆうし、ネジにて組立てられるノズル外ネジ35を有するノズル3を示し、図2の4は圧縮空気取入口14と圧縮空気を均一に噴出させる為の圧縮空気室内バンク24とノズル3の嵌合部6でノズル3と嵌合しエアージャケット内ネジ36でノズル3と組付けられる。このときノズル3との間に圧縮空気室18と圧縮空気噴出口15が作り出される。
【0036】
図3はエアージャケット4とノズル3の組付けられた状態を拡大したものである。組付けの位置決めに用いるノズル端面17とエアージャケット端面16、ノズルテーパー部9とエアージャケットテーパー部8が作る隙間先端圧縮空気噴出口15とノズル穴ストレート部13と離型剤噴出口7を示し、圧縮空気室内バンク24を示す
【0037】
図4は渦流を起こさせるスプール2のコネクター1に接する側4ケ所C面の拡大図を示し、立体図11を示したものである。渦流を起こさせるC面21の4ケ所を示したものであり立体図11のC面21のC面21に示した様にC面21の外側コーナーR45もしくは最小の面取り、内側コーナーR46もしくは最小の面取りを行ってもよい。
【0038】
図5はスプール2の4ケ所C面21でおこされた渦流が通る4ケ所の通路20と増渦流をおこさせる2ケ所溝22の拡大図と立体図12を示したものである。
【0039】
図7は巣要請離型剤、油性離型剤39がC面21に向って流れる方向を拡大し示したものであり、2点鎖線A−−AはC面21の断面位置を示すためのものである。
【0040】
図8はスプール2のC面21の断面と離型材がC面21に当り進入してきた方
向を変えられる様子を拡大したものであり、4ケ所のC面21で同様の状況が起
こり渦流となる。
【0041】
図9は水溶性離型剤一流体で細粒噴霧が実現している水溶性離型剤噴霧状態3
1を示したものである。
【0042】
図10は油性離型剤一流体だけで水溶性離型剤と同じ低圧での油性離型剤噴出状態32を示したものである。
【0043】
図11は油性離型剤噴出32の状態に圧縮空気44を油性離型剤47と同時に
噴出させると現れる細粒噴霧の状態を示したものである。
【0044】
図12は油性離型剤47の噴出する方向と圧縮空気がノズル中心軸線上に向け
て噴出される方向を圧縮空気想定線42にして示したものである。
【0045】
図13は油性離型剤47と同時に圧縮空気噴出43を行った状態とこの時油性
離型剤が細粒化噴霧化される油性離型剤ニ流体噴霧状態33を示す。
【符号の説明】
【0046】
1…コネクター
2…スプール
3…ノズル
4…エアージャケット
5…エアージャケット嵌合部
6…ノズル嵌合部
7…離型剤噴出口
8…エアージャケットテーパー部
9…ノズルテーパー部
10…加流速テーパー部
11…4ケ所C面立体図
12…2ケ所溝立体図
13…ノズル穴ストレート部
14…圧縮空気取入口
15…圧縮空気噴出口
16…エアージャケット端面
17…ノズル端面
18…圧縮空気室
19…4ケ所C面
20…4ケ所の渦流通路
21…C面
22…2ケ所溝
23…離型材導入口
24…圧縮空気室内バンク
31…水溶性離型剤噴霧状態
32…油性離型剤噴出状態
33…油性離型剤ニ流体噴霧状態
34…テーパー部の隙間
35…ノズル外ネジ
36…エアージャケット内ネジ
37…PSネジ部
38…コネクター外ネジ
39…水溶性、油性離型剤
40…C面断面を示すA−A
41…C面通過後の流れる方向
42…圧縮空気噴出想定線
43…圧縮空気噴出
44…圧縮空気
45…外側コーナーR
46…内側コーナーR
47…油性離型剤

【特許請求の範囲】
【請求項1】
離型剤の導入口を持ちスプールを押えながらノズルと組付けられる機構を持つコネクター、前記ノズルを前記コネクターの間に組込まれ渦流を発生させるスプール、離型剤の吐出口であるノズル噴出口につながるノズル内壁テーパー部及びエアージャケットとの嵌合部を持ち前記エアージャケットと組みつけられる前記ノズルと前記ノズルの間に均一な隙間を持たせる為の嵌合部を有した前記エアージャケット、前記ノズルと前記エアージャケットの組付け後に圧縮空気室の機構を保有する5つの構成からなる水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置。
【請求項2】
圧縮空気吐出口の隙間を均一にする嵌合部位を持つ、エアージャケットとからなる請求項1に記載の水溶性離型剤と油性離型剤スプレーノズル装置。
【請求項3】
エアージャケットとノズルを組付ける事により、圧縮空気室を構成する請求項1に記載の水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置。
【請求項4】
圧縮空気室に導入された圧縮空気噴出口より、全周にわたり均一に噴出される為に設けた、圧縮空気室内バンクとからなる請求項2に記載の水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置。
【請求項5】
圧縮空気噴出口より噴出された圧縮空気が、ノズル噴出口の中心軸線上で交わるように前記圧縮空気を噴出する隙間を設けた、エアージャケットテーパー部からなる請求項2に記載の水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置。
【請求項6】
離型剤の流速を加速させるノズル内壁テーパー部と、加速された前記離型剤を大気中に噴出させる噴出口と、エアージャケットとの嵌合部を持つノズルからなる請求項1に記載の水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置。
【請求項7】
ノズルとコネクターの間に組込まれ前記コネクターとの組付け面に渦流を発生させる4ケ所のC面と、中心軸線上の前記ノズルとの組付け面に増渦流を発生させる2ケ所の溝を持つスプールからなる請求項1に記載の水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置。
【請求項8】
ノズルに組込まれスプールと接し、離型剤を前記スプールに送るコネクターからなる請求項1に記載の水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置。
【請求項9】
エアージャケットとノズルを組合せる位置決めとして前記エアージャケット端面とノズル端面からなる請求項2叉は6に記載の水溶性離型剤と油性離型剤兼用スプレーノズル装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2010−221238(P2010−221238A)
【公開日】平成22年10月7日(2010.10.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−69402(P2009−69402)
【出願日】平成21年3月23日(2009.3.23)
【出願人】(592196787)株式会社清水製作所 (1)
【出願人】(509081676)
【Fターム(参考)】