説明

油中水型乳化化粧料

【課題】素肌感や透明感を保ったまま、キメの乱れ、毛穴、小じわ、シミ、色ムラ等の肌の欠点を目立たせなくする補正効果と、洗顔の際にはクレンジングを用いる必要が無く、石鹸だけで落とせる洗浄性に特に優れる油中水型乳化化粧料を提供する。
【解決手段】下記成分(A)〜(C)を含有する油中水型乳化化粧料。
(A)平均粒子径0.1〜0.3μmの二酸化チタン 1〜4質量%
(B)平均粒子径2〜15μmの球状シリコーン粉末 0.5〜2質量%
(C)不揮発性油相成分 2〜15質量%

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、油中水型乳化化粧料に関し、詳細には、素肌感や透明感を保ったまま、キメの乱れ、毛穴、小じわ、シミ、色ムラ等の肌の欠点を目立たせなくする補正効果と、洗顔の際にはクレンジングを用いる必要が無く、石鹸だけで落とせる洗浄性に特に優れる油中水型乳化化粧料に関する。
【背景技術】
【0002】
平均粒子径0.1〜0.3μmの二酸化チタンは顔料級酸化チタンと呼ばれ、屈折率が2.5〜2.7と高いことと、粒子径が可視光線の波長の半分程度であるために隠蔽効果が高い。そのためファンデーションやコンシーラーで従来用いられてきた。また平均粒子径2〜15μmの球状シリコーン粉末は、塗布時の「のび」の良さと、ソフトフォーカス効果により、近年毛穴隠し等で多用されている。そして二酸化チタンと球状粉末を組み合わせて用いることにより、素肌感や透明感を失うことなく、毛穴を隠し、肌のくすみを防ぐファンデーションも示されている(例えば、特許文献1又は2参照。)。しかし、これらにおいても、洗顔の際にクレンジング不要で、石鹸だけで落とせるということには言及されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−7525号公報
【特許文献2】特開平10−87436号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の状況に鑑み、本発明は、素肌感や透明感を保ったまま、キメの乱れ、毛穴、小じわ、シミ、色ムラ等の肌の欠点を目立たせなくする補正効果と、洗顔の際にはクレンジングを用いる必要が無く、石鹸だけで落とせる洗浄性に特に優れる油中水型乳化化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は鋭意研究を重ねた結果、平均粒子径0.1〜0.3μmの二酸化チタン、平均粒子径2〜15μmの球状シリコーン粉末及び不揮発性油相成分を必須成分とし、それぞれの成分を特定量含有した油中水型乳化化粧料によって上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明の油中水型乳化化粧料は、下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とするものである。
(A)平均粒子径0.1〜0.3μmの二酸化チタン 1〜4質量%
(B)平均粒子径2〜15μmの球状シリコーン粉末 0.5〜2質量%
(C)不揮発性油相成分 2〜15質量%
【発明の効果】
【0007】
本発明の油中水型乳化化粧料は、素肌感や透明感を保ったまま、キメの乱れ、毛穴、小じわ、シミ、色ムラ等の肌の欠点を目立たせなくする補正効果と、洗顔の際にはクレンジングを用いる必要が無く、石鹸だけで落とせるという洗浄性に特に優れている。さらに、化粧効果持続性、べたつきのなさ、塗布時ののびの滑らかさ、保存安定性、刺激の少なさという利点も備えている。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明に用いられる(A)平均粒子径0.1〜0.3μmの二酸化チタンは、顔料級酸化チタンと呼ばれるものであり、一般に化粧料、塗料、印刷インキ、合成樹脂、製紙などで用いられているものを利用できる。本発明の目的である肌の欠点を目立たせなくするためには、ある程度可視光線を散乱する必要がある。可視光線を散乱させるためには、顔料の屈折率が大きいことと、粒子径が可視光線の波長の半分程度であることが重要である。二酸化チタンの屈折率は、アナターゼ型で2.5、ルチル型で2.7であり、化粧品で汎用される原料の中でも高く、可視光線の散乱に適している。また可視光線の波長は約0.4〜0.7μmであり、顔料の粒子径が0.1〜0.3μm程度の場合に散乱が効率的となることが知られている。粒子径が0.1μmより小さい、あるいは0.3μmより大きいと効率的な散乱とはならない。二酸化チタンの表面処理については、未処理品あるいは疎水化処理品を使うことができる。
【0009】
本発明に用いられる(A)平均粒子径0.1〜0.3μmの二酸化チタンの配合量は、これを含有する油中水型乳化化粧料全体を100質量%として、1〜4質量%である。1質量%未満では可視光線の散乱が少なく、肌の欠点を目立たせなくする補正効果で満足の得られる結果とはならない。4質量%を越えると隠蔽効果が高くなり過ぎ、いわゆる厚化粧となってしまい素肌感や透明感を保つことができなくなってしまう。また塗布時に「きしみ」を感じるようになってしまい好ましくない。
【0010】
本発明に用いられる(B)平均粒子径2〜15μmの球状シリコーン粉末は、メチルシロキサン網状重合体、架橋型シリコーン末、架橋型シリコーン・網状型シリコーンブロック共重合体などである。球状シリコーン粉末は屈折率が1.4程度と低いため、二酸化チタンのように粒子表面での可視光線の反射は大きくない。しかし可視光線はシリコーン粉末内部に入るときと、粉末内部から出るときに屈折し、進行方向を変える。シリコーン粉末が球状であるために、可視光線が粉末に入る位置が少し異なるとその進行方向は大きく変わる。肌から出て来る可視光線が球状シリコーン粉末内部を透過することで、その進行方向が様々に変えられる。これがソフトフォーカス効果であり、素肌感や透明感を保ったまま、肌の欠点を目立たせなくする補正効果に繋がる。
【0011】
球状シリコーン粉末の平均粒子径が2μm未満の場合、化粧料を塗布する際の「のび」の良さが低減されてしまう。またソフトフォーカス効果も弱くなり、やや白っぽい仕上がりとなり素肌感が失われてくる。これは、粒子径が可視光線の波長に近づき始めることで散乱の影響が出始めるためと考えられる。球状シリコーン粉末の平均粒子径が15μmより大きい場合、塗布時にざらつきを感じてしまい好ましくない。
【0012】
本発明に用いられる(B)平均粒子径2〜15μmの球状シリコーン粉末の配合量は、これを含有する油中水型乳化化粧料全体を100質量%として、0.5〜2質量%である。0.5質量%未満ではソフトフォーカス効果が弱く、肌の欠点を目立たせなくする補正効果で満足の得られる結果とはならない。2質量%を越えるとツヤのない仕上がりとなってしまう。また塗布時に「おさまり」が悪くなり好ましくない。
【0013】
本発明に用いられる(B)平均粒子径2〜15μmの球状シリコーン粉末としては下記の市販品を用いることもできる。メチルシロキサン網状重合体としては、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製のトスパール120A、トスパール145A、トスパール2000B、トスパール1110A、信越化学工業株式会社製のKMP−590などが挙げられる。架橋型シリコーン末としては、東レ・ダウコーニング株式会社製のトレフィルE−506S、トレフィルE−508、EP−9215CosmeticPowderなどが挙げられる。架橋型シリコーン・網状型シリコーンブロック共重
合体としては、信越化学工業株式会社製のKSP−100、KSP−101、KSP−105、KSP−300などが挙げられる。これらは単独または組合せて使用することができる。
【0014】
本発明に用いられる(A)平均粒子径0.1〜0.3μmの二酸化チタンと、(B)平均粒子径2〜15μmの球状シリコーン粉末のどちらか単独では、素肌感や透明感を保ったまま、肌の欠点を目立たせなくする補正効果は得られない。前者による可視光線の散乱と、後者によるソフトフォーカス効果の相乗的な効果によって、素肌感と肌の欠点補正が両立していると考えられる。
【0015】
また、(A)平均粒子径0.1〜0.3μmの二酸化チタンと(B)平均粒子径2〜15μmの球状シリコーン粉末の組合せは、石鹸だけで落とせる洗浄性にも関連している。塗布時に滑りやすい球状シリコーン粉末が先にキメ、毛穴などに入り、小さな二酸化チタンが凹部分に入るのを抑える。それにより洗顔の際に落としやすくなるのである。
【0016】
本発明に用いられる(C)不揮発性油相成分は、通常化粧料で用いられるものでよく、例えば、油脂、ロウ類、炭化水素、脂肪酸、高級アルコール、エステル、シリコーン油、フッ素油などである。その配合量は、これを含有する油中水型乳化化粧料全体を100質量%として、2〜15質量%である。この不揮発性油相成分には乳化剤、分散剤として作用するものも含まれており、2質量%未満では乳化しない、あるいは保存安定性の点で満足の得られる結果とはならない。15質量%を越えると、洗顔の際に石鹸だけでは落とせなくなってしまう。
【0017】
本発明の化粧料は油中水型乳化化粧料である。肌の欠点を補正する効果を持続させるためには、汗程度で落ちてしまう水中油型乳化化粧料は適していない。水を含まない油性タイプは化粧持続効果には優れるが、石鹸だけで落とすことは難しく、またべたつきなどの感触が好まれない。揮発せず肌に残る油相成分が2〜15質量%の油中水型乳化化粧料によって、汗では落ちにくいが、石鹸だけで洗顔できる化粧料が可能となる。
【0018】
本発明の油中水型乳化化粧料には、上記必須成分の他、一般に化粧料に適用される各種の原料や成分を、本発明の効果を損ねない範囲で適宜配合することができる。このような原料・成分としては、油性成分、保湿剤、乳化剤、顔料、紫外線吸収剤、香料、防腐剤、殺菌剤、酸化防止剤、キレート剤、薬剤、植物エキス等が挙げられる。
【0019】
本発明の油中水型乳化化粧料としては、毛穴隠し、小じわ隠し、美容液、乳液、スキンケアクリーム、化粧下地、しみ隠し、日焼け止め、ハンドクリーム、リップエッセンス等が挙げられる。
【実施例】
【0020】
以下、実施例と比較例をもって本発明をさらに詳しく説明する。本発明は、以下の実施例や比較例によって何ら限定されるものではない。
【0021】
実施例1(毛穴隠し)
(質量%)
[顔料]
1.平均粒子径0.1〜0.3μmの二酸化チタン *1 1.0
2.平均粒子径2〜15μmの球状シリコーン粉末 *2 2.0
3.タルク 2.0
[不揮発性油相成分]
4.モノイソステアリン酸ソルビタン 1.5
5.トリベヘン酸グリセリル 0.4
6.α−オレフィンオリゴマー 0.1
[揮発性油相成分]
7.デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0
8.トリス(トリメチルシロキシ)メチルシラン *3 10.0
[水相成分]
9.1,3−ブチレングリコール 5.0
10.ジプロピレングリコール 5.0
11.ソルビトール 2.0
12.水 54.55
13.フェノキシエタノール 0.3
14.鱈浮袋由来水溶性コラーゲン 0.05
15.N−アセチルグルコサミン 0.05
16.ヨクイニンエキス 0.05
17.水 1.0
*1;JR−701(テイカ株式会社製)
*2;トスパール145A(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製)
*3;TMF−1.5(信越化学工業株式会社製)
【0022】
(製造方法)
成分4〜8を70℃で加温溶解し、それに成分1〜3を加え分散させた。これに成分9〜12を70℃で加温溶解したものを加え分散、50℃まで冷却、成分13〜17を室温で溶解しておいたものを加え分散、室温まで冷却した。
【0023】
比較例1
実施例1の成分1を0.5質量%、成分3を2.5質量%に代えた他は実施例1と同様にして毛穴隠しを調製した。
【0024】
比較例2
実施例1の成分4を0.5質量%、成分7を16.0質量%に代えた他は実施例1と同様にして毛穴隠しを調製しようとしたが、乳化しなかった。
【0025】
実施例2(スキンケアクリーム)
(質量%)
[顔料]
1.平均粒子径0.1〜0.3μmの二酸化チタン *4 4.0
2.平均粒子径2〜15μmの球状シリコーン粉末 *5 1.5
3.ベンガラ 0.05
4.黄酸化鉄 0.3
[不揮発性油相成分]
5.植物性スクワラン 5.0
6.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0
7.流動パラフィン 2.0
8.トリベヘン酸グリセリル 1.5
9.(POE・POP)メチルポリシロキサン共重合体 *6 0.7
10.モノイソステアリン酸ソルビタン 0.7
11.水素添加大豆リン脂質 0.1
[揮発性油相成分]
12.デカメチルシクロペンタシロキサン 8.0
13.ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 5.0
[水相成分]
14.ジプロピレングリコール 5.0
15.グリセリン 3.0
16.マルチトール 1.0
17.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
18.水 55.65
19.フェノキシエタノール 0.2
20.鮫由来加水分解コラーゲン 0.05
21.シルク抽出液 0.05
22.水 1.0
*4;SA/NAI−TR−10(酸化チタン91質量%、疎水化表面処理剤9質量%含有、三好化成株式会社製)
*5;KSP−100(信越化学工業株式会社製)
*6;東レ・ダウコーニング株式会社製のBY22−008に10質量%含まれる(POE・POP)メチルポリシロキサン共重合体を使用
【0026】
(製造方法)
成分5〜13を80℃で加温溶解し、それに成分1〜4を加え分散させた。これに成分14〜18を80℃で加温溶解したものを加え分散、50℃まで冷却、成分19〜22を室温で溶解しておいたものを加え分散、室温まで冷却した。
【0027】
比較例3
実施例2の成分1を3.0質量%、成分2を2.5質量%に代えた他は実施例2と同様にしてスキンケアクリームを調製した。
【0028】
比較例4
実施例2の成分5を7.0質量%、成分12を6.0質量%に代えた他は実施例2と同様にしてスキンケアクリームを調製した。
【0029】
実施例3(日焼け止め)
(質量%)
[顔料]
1.平均粒子径0.1〜0.3μmの二酸化チタン *7 1.0
2.平均粒子径2〜15μmの球状シリコーン粉末 *8 0.5
3.平均粒子径0.01〜0.05μmの二酸化チタン 2.0
4.平均粒子径0.01〜0.05μmの酸化亜鉛 1.0
[不揮発性油相成分]
5.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 3.0
6.ラウロイルサルコシンイソプロピル 2.0
7.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 1.0
8.トリベヘン酸グリセリル 1.0
9.(POE・POP)メチルポリシロキサン共重合体 *6 0.5
10.モノイソステアリン酸ソルビタン 0.5
11.水素添加大豆リン脂質 0.1
[揮発性油相成分]
12.デカメチルシクロペンタシロキサン 25.0
[水相成分]
13.ジプロピレングリコール 3.0
14.1,3−ブチレングリコール 2.0
15.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
16.水 55.85
17.フェノキシエタノール 0.2
18.乳酸球菌発酵ヒアルロン酸ナトリウム 0.05
19.シルク抽出液 0.05
20.ヨクインインエキス 0.05
21.水 1.0
*7;タイペークCR−50(石原産業株式会社製)
*8;トレフィルE−508(東レ・ダウコーニング株式会社製)
【0030】
(製造方法)
成分5〜12を80℃で加温溶解し、それに成分1〜4を加え分散させた。これに成分13〜16を80℃で加温溶解したものを加え分散、50℃まで冷却、成分17〜21を室温で溶解しておいたものを加え分散、室温まで冷却した。
【0031】
比較例5
実施例3の成分1を0.0質量%、成分3を3.0質量%に代えた他は実施例3と同様にして日焼け止めを調製した。
【0032】
比較例6
実施例3の成分2を0.0質量%、成分12を25.5質量%に代えた他は実施例3と同様にして日焼け止めを調製した。
【0033】
熟練した女性パネルメンバー20名が、実施例1〜3、比較例1、3〜6の化粧料を使用し、下記の官能評価を実施した。なお比較例2については、製造直後から乳化不良が明らかであったため評価を行わなかった。
【0034】
(1)補正効果(素肌感や透明感を保ったまま、肌の欠点を目立たせなくする)
(2)洗浄性(クレンジングを使わず、石鹸だけで落とせる)
【0035】
評価基準を下記に示す。
20名中「良い」と答えた人数 評 価
15人以上 ◎
10〜14人 ○
5〜9人 △
0〜4人 ×
【0036】
評価結果を下記に示す。
実施例 比較例
1 2 3 1 3 4 5 6
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(1)補正効果 ○ ◎ ○ △ △ ◎ × ×
(2)洗浄性 ◎ ○ ◎ ◎ ○ × ◎ ◎
【0037】
本発明の実施例1〜3の化粧料は全ての項目において○以上であり、比較例1、3〜6の化粧料はいずれかの項目で△あるいは×があり、実施例が比較例より優れていた。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明の油中水型乳化化粧料は、素肌感や透明感を保ったまま、キメの乱れ、毛穴、小じわ、シミ、色ムラ等の肌の欠点を目立たせなくする補正効果と、洗顔の際にはクレンジン
グを用いる必要が無く、石鹸だけで落とせるという洗浄性に特に優れているが、化粧効果持続性、べたつきのなさ、塗布時ののびの滑らかさ、保存安定性、刺激の少なさという利点も備えている。そのため整肌および美容の為に用いる医薬品、医薬部外品または化粧品分野での応用が可能であり、産業上極めて有用なものである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする油中水型乳化化粧料。
(A)平均粒子径0.1〜0.3μmの二酸化チタン 1〜4質量%
(B)平均粒子径2〜15μmの球状シリコーン粉末 0.5〜2質量%
(C)不揮発性油相成分 2〜15質量%

【公開番号】特開2012−46434(P2012−46434A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−187973(P2010−187973)
【出願日】平成22年8月25日(2010.8.25)
【出願人】(306018365)クラシエホームプロダクツ株式会社 (188)
【Fターム(参考)】