説明

洗浄選別装置

【課題】 野菜の出荷前の洗浄処理や選別処理において比較的簡便に処理効率を向上させることのできる、洗浄選別装置を提供する。
【解決手段】 中心軸9が平行にかつ正面視U字状に配列された複数のブラシロール9により、洗浄用搬送路2が形成されている。ブラシロール9のブラシ毛先端におけるロール径よりも小さい径を有する選別用ロール24が中心軸9と同軸に設けられている。
ブラシロール9と選別用ロール24との間に、ブラシロール側に付勢された状態で、選別用ロール側に開閉する扉部19が設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、野菜を洗浄しながら選別する洗浄選別装置に関する。
【背景技術】
【0002】
収穫された人参、大根など野菜は、洗浄、選別、分別、包装等の工程を経て出荷されている。このうち野菜に付着した泥を洗浄する工程で使用される洗浄装置として例えば特許文献1〜4に示されるように、回転中心がU字状に配置された多数の回転ブラシを用いた洗浄装置が知られている。これらの洗浄装置においては、根菜等の該被処理物は、給水を受けた回転ブラシの軸方向に沿って移動しながらで洗浄されている。
【0003】
このような洗浄装置の下流側には例えば重量ごとに選別する作物選別機G(特許文献1参照)のような後処理装置が設置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−239488号公報
【特許文献2】特開2007−289475号公報
【特許文献3】特開2008−296099号公報
【特許文献4】特開平8−252084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の処理においては、洗浄装置で洗浄された後の野菜の全てが作物選別機などの後処理装置に送られているため、後処理装置には規格外の野菜までが供給されてしまう。規格外とは、そのままでは店頭に並べられない小さな野菜である。このような規格外の野菜が含まれていると後処理装置の処理負荷が増大される結果となる。後処理を手作業で行っている農家においては、なおさらである。
【0006】
これに対処するため、洗浄装置と作物選別機の間に規格外の野菜を除去する装置を設置すれば良いが、全体のコストが増大化すると同時に、装置の設置に必要となるスペースが増大化するため、このような対処は実際上、殆ど行われていない。
【0007】
本発明は、このような問題点に鑑みて創案されたものであり、上記のような野菜の処理において比較的簡便に処理効率を増大させることのできる洗浄選別装置を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明に係る洗浄選別装置は、中心軸が平行にかつ正面視U字状に配列された複数のブラシロールと、前記中心軸と同軸に設けられ、ブラシ毛先端におけるブラシロール径よりも小さい径を有する選別用ロールと、前記ブラシロールと選別用ロールとの間に、前記ブラシロール側に付勢された状態で、選別用ロール側に開閉する扉部と、前記中心軸を回転させる駆動部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ブラシロールの中心軸の延長上で選別用ロールを支持してブラシロールの回転動力を利用して回転させる構成であるため、別途規格外品選定の為に専用の選別装置を用意する必要が無い。また、扉部によりU字状に配置されたブラシロール内で攪拌された被洗浄物が整理されて選別用ロール側に出てくるため、規格外の被洗浄物を選別用ロール間に落下させることが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本実施例に係る洗浄選別装置の側面視説明図である。
【図2】前記洗浄選別装置を一部が省略して斜め前上方から見た図である。
【図3】前記洗浄選別装置を一部が省略して斜め横上方から見た図である。
【図4】前記洗浄選別装置の後部を前側から見た図である。
【図5】前記洗浄選別装置の前部を斜め前上方から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して本実施例に係る洗浄選別装置を説明する。本実施例においては、被洗浄物は、人参として説明する。
【0012】
図1〜図4において、1は支持枠体、2は洗浄用搬送路、3は洗浄用散水部、そして4は選別用搬送路である。上記支持枠体1は、床面上で例えば作業者の腰高さ程度の位置に略水平状に保持されている。箱枠部5は、前面板5A、後面板5B及び左右一対の側面板5C、5Dを備えている。箱枠部5の上面の左右端部にはその対応する側の側面板5C、5Dの上縁を幅方向a1の中央側に延長された状態の水平板部5C1、5D1が形成されている。後面板5Bは、これの下部を後側b1へ90度折り曲げられて、起立面部5B1と水平定置面部5B2とが形成されている。前面板5Aは、上下端縁を前側b2へ折り曲げられて略水平状の細幅面部5A1、5A2を形成されている。左右の側面板5C、5Dは下部を箱枠部5の幅方向a1の中央側へ折り曲げられ中央側へ向かうほど降下する傾斜面部5C2、5D2を形成されている。そして、左右の水平板部5C1、5D1の間範囲、及び左右の傾斜面部5C2、5D2の間範囲が空所領域されている。これにより箱枠部5は上面及び下面の比較的広い部分が開放された状態となる。このさい、前面板5Aの高さは後面板5Bのそれよりも低く形成されており、また箱枠部5の内方で前面板5Aの中央寄り位置と後面板5Bの中央寄り位置との間には丸棒部材5Eが固着されて箱枠部5を補強している。また前面板5Aと後面板5Bとの間で左右の水平板部5C1、5D1の内方端縁上には板部材を屈曲して形成された補強棒部材6a、6bが前後向きに固着されている。
【0013】
そして、後面板5Bの上部には被洗浄物としての人参wの供給樋7が設けられている。この供給樋7は前下がり状に傾斜された底面部7aを具備し、後面板5Bの上縁に形成された正面視逆三角形の切込箇所に底面部7aを当接され一体状に固着されている。
【0014】
補強棒部材6a、6bの後端箇所間で供給樋7の上方位置には水平な受け棒部材8が支持片を介して固定されている。この受け棒部材8はバケットなどの容器内に収容された人参wを箱枠部5の内方へ投入するさいに該容器を一時的に受け止めさせるためのものである。
【0015】
上記洗浄用搬送路2は、支持枠体1上に形成されて被洗浄物を搬送しつつその表面をブラシ毛で摺擦するものであり、具体的には次のように形成されている。
【0016】
図2及び図4に示すように、箱枠部5の内方の左右各側に、単列の洗浄用搬送路2が形成されている。それぞれの洗浄用搬送路2は、前後向きの6本のブラシロール9の中心軸を正面視(前後方向b)でU字状に配列して形成している。U字状に配列された6本のブラシロール9で囲まれた領域が人参wの搬送される経路である。各ブラシロール9は図1に示すように、円筒外周面を有する回転棒体9Aと、回転棒体9Aの中心に固定された中心軸9Bと、回転棒体9Aの円筒外周面の略全面に植設された多数のブラシ毛束群9Cとで形成されている。
【0017】
各洗浄用搬送路2の6本の各ブラシロール9は人参wが隣接したブラシロール9間を通じて落下しないように配列されている。これら6本のブラシロール9を箱枠部5内の左右各側に装設するため、前面板5A及び後面板5Bのそれぞれには各洗浄用搬送路2に対応して6個の円形透孔c1、c2が形成されている。本実施例においては、前面板5Aの6個の円形透孔c1と後面板5Bの円形透孔c2とは同じ高さ位置であるが、人参wが洗浄用搬送路2を早く流動するように前者を後者よりも低くなるように設定しても良い。各ブラシロール9は中心軸9Bの前端部をその対応する円形透孔c1に挿通されて前面板5Aの前面箇所に支持片を介し固定された軸受部10で回転自在に支持され、一方、中心軸9Bの後端部をその対応する円形透孔c2に挿通されて後面板5Bの後面箇所に支持片を介し固定された軸受部11で回転自在に支持されている。
【0018】
左側の洗浄用搬送路2の6本の各ブラシロール9と右側の洗浄用搬送路2の6本の各ブラシロール9は、後面板5Bの後側に形成された駆動部12により回転するようになっている。駆動部12は、図1に示すように、各ブラシロール9の後端に固定された従動スプロケット13、箱枠部5と同体状に固定された電動モータ14、減速機15、減速機15の出力軸に固定された原動スプロケット16、原動スプロケット16と従動スプロケット13とを連動させる無端状チェーン17aやカウンタスプロケット17bなどの連動部材からなっている。左側の洗浄用搬送路2の6本の各ブラシロール9は前方視左回転d1され、右側の洗浄用搬送路2の6本の各ブラシロール9は何れも前方視右回転d2される(図4参照)。
【0019】
このように形成された各洗浄用搬送路2の下流側には、出口e1が正対している。出口e1は、前面板5Aに形成された欠円形透孔である。出口e1には洗浄用搬送路2上を搬送される人参wの流動に抵抗を付与する抵抗付与手段18(図1)が形成されている。この抵抗付与手段18は、出口e1を覆い上部箇所を横向き軸f1により前面板5Aに枢着され前側(b2方向)へ揺動して欠円形透孔e1を開放する蓋体19と、蓋体19を後側へ揺動させる回転力を付与する開閉調整部20とからなっている。開閉調整部20は蓋体19の前面に固着された支持棒21と、これにネジ部材を介し位置調整可能に装着された錘22とからなる。この開閉調整部20により開閉度を大きくするときは、蓋体19側へ錘22を変位させ、逆に開閉度を小さくするときは、蓋体19から錘22が離れるように変位させる。この開閉度が大小に調整されることで、抵抗付与部20から人参wの前方への流れに対し付与される抵抗が大小に変化される。開閉調整部20は、蓋体19を前面板5A側へ付勢するものであれば良い。
【0020】
上記洗浄用散水部3は、各洗浄用搬送路2の真上で前面板5Aの上縁と後面板5Bの上縁との間範囲に支持片を介し前後向きに架設された散水管23を備えおり、この散水管23により給水を行う。各散水管23は内方の圧力水を下方へシャワー状に流出させる多数の小孔を具備している。
【0021】
上記選別用搬送路4は、洗浄用搬送路2の出口e1から送り出された人参wをさらに前側b2へ搬送する過程で規格外のサイズの被処理物wを選別し除去するものであり、具体的には次のように形成されている。
【0022】
図5に示すように、人参wの搬送方向である前後方向bに沿った複数(2本以上)の選別用ロール24を備えている。この実施例では選別用ロール24の数は左右各側の選別用搬送路2について3本である。これら3本の選別用ロール24は、洗浄用搬送路2の出口e1の下流側に、ブラシロール9の中心軸9Bを箱枠部5外側に延長して支持されており、かつ隣接した外周面同士の間に隙間g1を置いて左右方向a1へ配列されている。各洗浄用搬送路2の3本の選別用ロール24は、その対応する側の洗浄用搬送路2を形成した6本のブラシロール9のうち、下部の3本のブラシロール9をこれと同心にさらに前方へ数十cm(例えば50cm)程度延長させた状態に位置している。各選別用ロール24は硬質の合成樹脂(例えば、ポリプロピレンなど)などで形成され且つ滑り易い平滑な表面の外周面を有する回転体である。この円筒外周面が前細り状の円錐台であっても、或いは前後方向bの任意位置の径が一定の円筒であってもよく、円筒とした方が簡単に製作でき経済的に優位である。なお、本実施例の図面では、円錐台の選別用ロール24を示している。各選別用ロール24は前側b2へ延長された中心軸9Bを介してその対応するブラシロール9に同心状且つ一体状に固定されて駆動可能になっている。
【0023】
左右の選別用搬送路2に対応した3本の選別用ロール24の径は、ブラシロール9の外周(ブラシ毛の先端)の径よりも小さく、この実施例では、左右方向a1で隣接した選別用ロールの最大隙間は概略25mmであって、直径が25mm以下の人参wが、隙間g1から落下するようになっている。
【0024】
各選別用ロール24として円錐台を利用した場合、これら選別用ロール24の下側の前後方向b途中に図1に示す左右向きの縦向き仕切板24Aを前後位置調整可能に設けることもできる。このようにすれば、選別用ロール24の隙間g1から落下した25mm以下の人参wを例えば直径が20mm以下のものとそれ以外のものとに分別するなどの処理が可能となる。この場合、20mm以下のものが縦向き仕切板24Aの後側領域に、そして20mmから25mmまでのものが縦向き仕切板24Aの前側領域に落下する。
【0025】
前面板5Aと各選別用ロール24との隙間h1の上方には、この隙間h1を覆うための帯部材25が前面板5Aと同体状に固定されている。また図5に示すように、各洗浄用搬送路2に対応した左右各側の3本の選別用ロール24同士の間にはこれらの隙間h2を覆って選別用搬送路4上の人参wがこの隙間h2から落下するのを防止するための台状山形の中央脱落規制部材26aが前面板5Aと同体状に固設されており、左右各側の3本の選別用ロール24の横外側には選別用搬送路4上の人参wが横外方から落下するのを防止するための横脱落規制部材26b、26cが前面板5Aと同体状に固設されている。
【0026】
次に上記洗浄選別装置の使用例及び各部の作用について説明する。
洗浄選別装置を適当高さの設置台上に載置し、選別用搬送路4の前端を後処理装置の一種である既存の重量選別機の供給ホッパ内に望ませた状態にする。
【0027】
この後、電動モータ14を回転作動させて各ブラシロール9を動力で自転させ、洗浄用散水部3に水道水を供給して各散水管23から水をシャワー状に落下させる。この状態の下で、供給樋7を経て人参wを箱枠部5内の後端部(洗浄用搬送路2の入口)へ上方から供給する。
【0028】
洗浄用搬送路2上に供給された人参wは、左右各側の洗浄用搬送路2上に重力作用により振り分けられ、各洗浄用搬送路2を形成したブラシローラ9に当接した人参wがブラシローラ9から回転力を付与され自転される。この自転は他の人参wに次々と伝達され、人参w群は掻き混ぜられる。各散水管23から水がシャワー状に給水される。人参wに付着した泥土や砂は、ブラシロール9間を経て下方へ流される。
【0029】
ブラシローラ9の自転作動中、洗浄用搬送路2上の人参w群は掻き混ぜられつつ、後から投入された人参wの重さに押されて漸次に前側b2へ移動される。こうして移動した人参wはやがて出口e1に到達し、蓋体19に当接するが、箱枠部5内の人参wの量が少ない状態では抵抗付与手段18から付与される抵抗で前側b2へのさらなる移動を規制される。このような人参wの洗浄処理中にも洗浄用搬送路2の入口には次々と新たな人参wが供給され、これらの人参wも先の人参wと同様に漸次に洗浄されつつ前方へ移動される。この処理が一定時間、継続されると、洗浄用搬送路2上には人参wが滞留していき、箱枠部5内の人参wの滞留量は漸次に増大する。この滞留した人参w群のうち、洗浄用搬送路2の前部に到達したものは各洗浄用搬送路2上の移動過程で綺麗に洗浄された状態となる。箱枠部5内の人参wの滞留量が一定値を超えたとき、蓋体19に対する人参w群の圧力が抵抗付与手段19から付与される抵抗よりも大きくなって、蓋体19に接した人参wは蓋体19を抵抗付与手段18から付与される抵抗に打ち勝って押し開くようになる。
【0030】
この後は、洗浄用搬送路2上に供給される人参wの量に対応して、各洗浄用搬送路2の出口e1に達した人参wが蓋体19に当接してこれの前側b2へ押し出されるようになる。
【0031】
こうして押し出された人参wは、ブラシローラ9に連動して自転作動される選別用ロール24からなる左右各側の選別用搬送路4上に重なり合わない状態で位置される。各選別用搬送路4上に位置した人参wは、その向きを前後向きとした状態で選別用ロール24から回転を伝達されて自転し、隣接した選別用ロール24間に位置された後、後続の人参wに押される形で漸次に前側b2へ移動される。この移動の過程で、直径が25mm以下の規格外のサイズの人参wは隣接した選別用ローラ24間を通じて落下する。それよりも大きい直径の人参wは落下することなく、選別用ロール24からなる選別用搬送路4上を前側b2へ移動されその前端に達した後、ホッパ(図示せず)内に落下する。このようにして選別用搬送路4から落下した人参wは規格外の人参として、バケットなどの容器に収容されて回収されるのであり、主にジュース等の加工材料として販売される。
【0032】
一方、ホッパ内に落下した人参wは、下流に設置された作物選別機等によりさらに重量別に分級されて出荷される。人参wの収穫時期などによっては、規格外のサイズの人参wの混入割合が大きいものとなるが、このような場合にも、本実施例の洗浄選別装置によれば、作物選別機に規格外のサイズの人参wが大きな割合で供給されることが回避され、作物選別機による選別処理が防止される。
【0033】
本実施例に係る洗浄選別装置は、ブラシロール9の中心軸9Bの延長上で各選別用ロール24を支持してブラシロール9の回転動力を利用して回転させる構成であるため、規格外品選定の為に別途規格外品選定の為に専用の選別装置を用意する必要が無い。また、洗浄用搬送路2と選別用搬送路4との仕切りとなる扉部19により、U字状に配置されたブラシロール9内に滞留した人参wが積み重ならずに選別用搬送路4上に出てくるため、選別用ロール24による選別が容易になるという効果がある。
【0034】
尚、上記実施例においては、前側に扉部19を設けたが、後側にも扉部19を設けて選別用ロールを配置すれば、前後において人参wを選別できるようになる。
【符号の説明】
【0035】
1 支持枠体
2 洗浄用搬送路
4 選別用搬送路
9 ブラシロール
9B 中心軸
24 選別用ロール
24A 仕切面部材
26a、26b、26c 脱落規制部材
a1 左右方向
b 搬送方向(前後方向)
e1 出口
g1 隙間
w 人参


【特許請求の範囲】
【請求項1】
中心軸が平行にかつ正面視U字状に配列された複数のブラシロールと、
前記中心軸と同軸に設けられ、ブラシ毛先端におけるブラシロール径よりも小さい径を有する選別用ロールと、
前記ブラシロールと選別用ロールとの間に、前記ブラシロール側に付勢された状態で、選別用ロール側に開閉する扉部と、
前記中心軸を回転させる駆動部とを有することを特徴とする洗浄選別装置。
【請求項2】
前記複数の選別用ロールは外周表面が平滑な円筒であることを特徴とする請求項1記載の洗浄選別装置。
【請求項3】
前記複数の選別用ロールは外周表面が平滑な円錐台であり、選別用ロールの長さの途中位置に仕切面部材が選別用ロール下方に設けられていることを特徴とする請求項1記載の洗浄選別装置。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2011−139984(P2011−139984A)
【公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−1418(P2010−1418)
【出願日】平成22年1月6日(2010.1.6)
【出願人】(505291745)佐藤農機鋳造 株式会社 (7)
【Fターム(参考)】