説明

海洋深層水を利用した膨化されたとうもろこしスナックの製造方法

【課題】従来の方法に比べて栄養バランスがはるかに向上し、風味、色、組織感が優れたとうもろこしスナックを製造する方法を提供する。
【解決手段】天然状態の海洋深層水を濾過及び脱塩する段階と、前記得られた海洋深層水にとうもろこし又はとうもろこし混合物を浸漬する段階と、前記得られたとうもろこし又はとうもろこし混合物を乾燥させた後、粉砕して粗挽き又は粉末を作る段階と、前記得られた粗挽き又は粉末を前記得られた海洋深層水と混ぜて蒸煮する段階と、前記蒸煮された粗挽き又は粉末を成形する段階と、前記得られた成形品をフライして膨化する段階と、を含むとうもろこしスナックの製造方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、海洋深層水を利用した膨化されたとうもろこしスナックの製造方法に関し、更に詳しくは、とうもろこしを海洋深層水に浸漬させ、海洋深層水と混ぜて蒸煮させた後、成形及び膨化させることを特徴とする膨化されたとうもろこしスナックの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
海洋深層水は日光が達しない水深200m以下の深海水であり、年中2℃以下の冷温を維持するため清浄性が優れており、高い水圧により海水物質がほぼ完全に分解されるため人体に必要な豊富なミネラルを含有しており、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、カリウムなどの成分が地表水に比べて300倍以上多いことで知られている。これにより海洋深層水は人体と最も類似するミネラルバランスを維持し、吸収が早い最上の天然ミネラル供給源としても知られている。更に、深海では日光が達せず光合成が起きないため、栄養物質が消費されず、表層で分解されて栄養物質が豊富な状態で存在するが、硝酸塩、リン酸塩、ケイ酸塩などの無機栄養素が表層水に比べて10倍以上多く含まれていることで知られている。更に、海洋深層水の抗アトピー効果、癌予防及び癌転移抑制効果、動脈硬化及び高血圧への効果、肝解毒及び褥瘡への効果などの医学的効能についても研究が行われている。
【0003】
スナック類は、軽食として老若男女すべてが好んで食べる菓子であるが、その成分は大部分が炭水化物と脂肪、塩類で構成されており、栄養の不均衡と生活習慣病、肥満などを招来するという問題点に対して指摘が行われてきた。
【0004】
とうもろこしスナックは膨化により製造される代表的なスナックとして、前記問題点と同一の問題点を持っており、色を更に潤沢にして風味を良くするために、従来はとうもろこしを原料化させる前処理過程で重曹や水酸化カルシウムなどを入れたアルカリ水に一定時間浸漬したり、蒸煮過程で共に使用する方法を使用したが、前記アルカリ水を利用した方法はミネラル含量を増加させるのに限界があり、更に、風味や組織感などを改善するにもやはり限界があった。
【0005】
従って、ミネラル成分が更に豊富であり、栄養バランスが良く味も優れたとうもろこしスナックを製造する技術に対する研究の必要性があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の発明者は前記問題を解決すべく研究、努力した結果、海洋深層水を使用してとうもろこしを浸漬し、蒸煮した後に膨化させる場合、従来の方法に比べて栄養バランスがはるかに向上され、風味、色、組織感が優れたとうもろこしスナックを製造することができることを発見して本発明を完成した。
【0007】
従って、本発明の課題は、膨化されたとうもろこしスナックを製造する際、従来の方法に比べて栄養バランスがはるかに向上し、風味、色、組織感が優れたとうもろこしスナックを製造する方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を達成するための本発明は、天然状態の海洋深層水を濾過及び脱塩する段階と、前記得られた海洋深層水にとうもろこし又はとうもろこし混合物を浸漬する段階と、前記得られたとうもろこし又はとうもろこし混合物を乾燥させた後、粉砕して粗挽き又は粉末を作る段階と、前記得られた粗挽き又は粉末を前記得られた海洋深層水と混ぜて蒸煮する段階と、前記蒸煮された粗挽き又は粉末を成形する段階と、前記得られた成形品をフライして膨化する段階と、を含むとうもろこしスナックの製造方法を提供する。
【0009】
更に、本発明は、天然状態の海洋深層水を濾過及び脱塩する段階と、前記得られた海洋深層水にとうもろこし又はとうもろこし混合物を浸漬する段階と、前記得られたとうもろこし又はとうもろこし混合物を乾燥させた後、粉砕して粗挽き又は粉末を作る段階と、前記得られた粗挽き又は粉末を海洋深層水と混合する段階と、前記混合物を圧出して膨化する段階と、を含むとうもろこしスナックの製造方法を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明による方法によると、膨化されたとうもろこしスナックを製造する場合、一般の精製水やアルカリ水を利用して製造する時より栄養、味、色、組織感などが優れたとうもろこしスナックを製造することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明に関して更に詳しく説明する。
【0012】
本発明の一実施例による膨化されたとうもろこしスナックの製造方法は、天然状態の海洋深層水を濾過及び脱塩する段階と、前記得られた海洋深層水にとうもろこし又はとうもろこし混合物を浸漬する段階と、前記得られたとうもろこし又はとうもろこし混合物を乾燥させた後、粉砕して粗挽き又は粉末を作る段階と、前記得られた粗挽き又は粉末を前記得られた海洋深層水と混ぜて蒸煮する段階と、前記蒸煮された粗挽き又は粉末を成形する段階と、前記得られた成形品をフライして膨化する段階と、を含む。
【0013】
更に、本発明の別の実施例による膨化されたとうもろこしスナックの製造方法は、天然状態の海洋深層水を濾過及び脱塩する段階と、前記得られた海洋深層水にとうもろこし又はとうもろこし混合物を浸漬する段階と、前記得られたとうもろこし又はとうもろこし混合物を乾燥させた後、粉砕して粗挽き又は粉末を作る段階と、前記得られた粗挽き又は粉末を海洋深層水と混合する段階と、前記混合物を圧出して膨化する段階と、を含む。
【0014】
以下、前記実施例によるとうもろこしスナックの製造方法について更に具体的に説明する。
【0015】
本発明による方法において、海洋深層水は天然状態の海洋深層水を濾過及び脱塩して塩度が0.5〜5%となるように製造される。濾過過程について特別に制限はないが、0.3〜0.8μの珪藻土濾過装置を利用して不純物を除去することができる。更に、脱塩過程についても特別に限定はないが、40〜60℃の温度で3〜5日間低温加熱して塩と水を分離させる方法により行うことができる。本発明において前記脱塩過程により得られた海洋深層水の塩度は0.5〜5%であることが好ましく、更に好ましくは1〜3%である。前記塩度が0.5%未満の場合、ミネラル成分が過度に低くなるという問題があり、5%を超過すると高ミネラル水となり、塩味が高いという問題があるため好ましくない。
【0016】
更に、前記とうもろこしの浸漬段階と前記とうもろこしの粉砕段階は、互いに順序に関係なく行うことができる。即ち、前記塩度を有する海洋深層水を得た後、とうもろこし又はとうもろこし混合物を浸漬させた後、粉砕して粗挽き又は粉末を作ることもでき、まずとうもろこし又はとうもろこし混合物を粉砕して粗挽き又は粉末を作った後、前記粗挽き又は粉末を海洋深層水に浸漬することもできる。
【0017】
前記粗挽きや粉末のサイズは特別に限定しないが、通常10〜50メッシュであることが好ましい。
【0018】
前記海洋深層水にとうもろこし又はとうもろこし混合物を浸漬するときは、適切な温度で適切な時間実施することが必要であり、本発明では0〜50℃の温度で2〜12時間実施することが好ましく、更に好ましくは20〜30℃の温度で5〜10時間実施するのが良い。前記範囲を外れて温度が非常に低かったり時間が短いと、海洋深層水の処理効果が全く表れず、一方、前記範囲を外れて温度が非常に高かったり時間が非常に長いと、とうもろこしがかなり軟化されて粉砕工程上問題が生じるため好ましくない。
【0019】
本発明による方法において、前記とうもろこしはとうもろこし単独で使用しても良く、他の穀類、例えば米、オオムギ、ライムギ、カラスムギ、アワ、モロコシ、ソバ、ハトムギ、キビ及びヒエからなる群から選択された1つ以上の穀類を混合して使用することもできる。前記混合穀類の場合において、前記とうもろこしの含量は50〜90質量%となるように混合することが好ましく、更に好ましくは60〜80質量%である。前記範囲を外れて非常に少ないと、膨化が行われないという問題があり、前記範囲を外れて非常に多いと、とうもろこしのみを使用したものと差がなくなる。
【0020】
更に、前記とうもろこし又はとうもろこし混合物を蒸煮するときは、海洋深層水ととうもろこし又はとうもろこし混合物を混ぜた後、適正温度で適正時間実施することが好ましい。本発明で前記蒸煮は80〜120℃の温度で10〜60分間行うことが好ましく、更に好ましくは90〜110℃の温度で20〜40分間行う。前記範囲を外れて温度が非常に低かったり時間が非常に短いと、十分な糊化が行われないという問題があり、前記範囲を外れて温度が非常に高かったり時間が非常に長いと、糊化度が高くなり工程上問題が生じる。
【0021】
また、前記とうもろこし又はとうもろこし混合物を成形するときは、本発明が属する分野で通常使用する方法を利用して実施することができるが、好ましくは前記粗挽き又は粉末を成形器に入れて成形した後、冷却したり、シート状にした後、所定サイズにカットすることにより成形する方法を使用することができる。この場合、海洋深層水の塩を0.5〜1質量%の範囲で混合して練って塩度を調節することができる。
【0022】
更に、前記フライ過程は、前記成形過程で得られたとうもろこしスナック仮成形品を一定水分以下となるように乾燥させた後、150〜220℃の温度で5〜40秒間加熱することで実施することが好ましく、更に好ましくは160〜200℃の温度で10〜30秒間加熱することで実施する。前記範囲を外れて温度が非常に低かったり時間が非常に短いと、膨化が不十分となり、前記範囲を外れて温度が非常に高かったり時間が非常に長いと、過剰にフライしてしまうという問題がある。
【0023】
更に、前記粗挽きとうもろこし又は粉末とうもろこしと海洋深層水を混合して圧出するときは、前記混合される海洋深層水の量は得られる混合物の水分含量が5〜30%となるようにすることが好ましく、更に好ましくは10〜20%となるようにするのが良い。水分含量が前記範囲を外れて非常に低いと膨化が十分に行われないという問題があり、前記範囲を外れて非常に高いと膨化が不均一になり、組織感が悪くなるという問題があるため好ましくない。
【0024】
また、前記粗挽きとうもろこし又は粉末とうもろこしと海洋深層水を混合して圧出するときは、前記圧出器の温度及び圧出速度は適切な膨化が行われるように設定することが好ましく、130〜180℃の温度で200〜250rpmの速度で圧出を行うことが好ましく、更に好ましくは145〜165℃の温度で220〜240rpmの速度で圧出を実施する。前記範囲を外れて温度が非常に低かったり速度が非常に遅いと、膨化が十分に行われないという問題があり、前記範囲を外れて温度が非常に高かったり速度が非常に速いと、膨化が不均一となり、組織感が悪くなるという問題があるため好ましくない。
【0025】
本発明による方法によって製造された膨化されたとうもろこしスナックは、ミネラルが豊富な海洋深層水をとうもろこし浸漬過程と蒸煮過程で使用することで、製造される最終スナック製品で従来方法を使用した場合よりミネラル成分がはるかに豊富であり、更に、風味や味、色、組織感などの官能的な面においても従来の精製水を利用する方法やアルカリ水を利用する方法によって製造されたとうもろこしスナックより優れている。
【0026】
以下、実施例を通して本発明を更に詳しく説明するが、本発明の範囲が下記実施例に限定されるわけではない。
【0027】
<実施例1>
水深200m以下の深海底で集めた海洋深層水を0.3〜0.8μmの珪藻土濾過装置で濾過をして不純物を除去した後、50℃の温度で4日間低温加熱して塩と水を分離することで2%の塩度を有する海洋深層水を得た。前記得られた海洋深層水にとうもろこしを十分浸かるように入れ、25℃の温度で7時間浸漬させてふやかした。浸漬が終了した後、とうもろこしから水気を除去し、粉砕機で粉砕して約15〜50メッシュのサイズの粗挽きとうもろこしを作った。次に、前記2%の塩度を有する海洋深層水と前記粗挽きとうもろこしを混ぜて100℃の温度で30分間加熱して蒸煮した。その後、蒸煮したとうもろこしを前記海洋深層水の塩0.7質量%を混ぜて練った後、成形器に入れて所定の形態に成形した後、水分が2%以下となるように熱風乾燥機で乾燥させた後、180℃の温度で20秒間フライして膨化させることで、膨化されたとうもろこしスナックを製造した。
【0028】
<実施例2>
海洋深層水を得る過程から海洋深層水にとうもろこしを浸漬した後、粉砕して粗挽きとうもろこしを得る過程は実施例1と同様に実施した。前記得られた粗挽きとうもろこしを水分含量が15%となるように前記海洋深層水と混ぜた後、圧出器で圧出して膨化されたとうもろこしスナックを製造した。このとき圧出器の温度を約155℃に設定し、圧出速度は約230rpmに維持した。
【0029】
<比較例1>
海洋深層水及び海洋深層水の塩を使用する代りに、一般精製水および一般の塩を使用することを除いて、実施例1と同様の方法で実施して膨化されたとうもろこしスナックを製造した。
【0030】
<比較例2>
海洋深層水及び海洋深層水の塩を使用する代りに、2質量%の重曹(炭酸水素ナトリウム)を添加したアルカリ水および一般の塩を使用することを除いて、実施例1と同様の方法で実施して膨化されたとうもろこしスナックを製造した。
【0031】
<比較例3>
海洋深層水及び海洋深層水の塩を使用する代りに、一般精製水および一般の塩を使用することを除いて、実施例2と同様の方法で実施して膨化されたとうもろこしスナックを製造した。
【0032】
前記実施例1及び2、及び比較例1〜3で製造されたとうもろこしスナックを利用して下記方法により下記性能を評価した。
【0033】
<評価方法>
膨化度
各実施例及び比較例で製造されたとうもろこしスナックの試料を10個ずつ準備した後、各々を100mLのメスシリンダーに入れて一定量の海砂を入れ、シリンダーの下部分を軽くたたきながら試料に海砂が完全にかぶさるようにした後、膨化された容積(mL)を測定した。同様の方法で膨化前の試料の容積を測定して膨化前後の容積差に対する百分率(%)にて膨化度を計算して表1に示した。
【0034】
官能評価
各実施例及び比較例で製造されたとうもろこしスナックの試料を20〜30代の男女50人で構成された官能評価要員に試食させ、製品の外観、風味、味、組織感、全体嗜好度に対する満足度を評価した。評価方法は、非常に良い:5点、良い:4点、普通:3点、良くない:2点、非常に良くない:1点で表記するようにし、その平均点数を計算した。その結果を表2(フライにより製造されたスナックの試食結果)及び表3(圧出により製造されたスナックの試食結果)に示した。
【0035】
<評価結果>
【表1】

【0036】
前記表1の結果から本発明により海洋深層水と海洋深層水の塩を利用して製造されたとうもろこしスナックは、膨化度が従来の方法により精製水やアルカリ水を使用したものに比べてはるかに向上することが分かり、これによって本発明による方法によって製造されたとうもろこしスナックがなめらかで均一な表面状態を有することで、組織感がはるかに優れていることを確認した。
【0037】
【表2】

【0038】
【表3】

【0039】
前記表2及び表3の結果から本発明により海洋深層水と海洋深層水の塩を利用して製造されたとうもろこしスナックは、外観において従来のアルカリ液を処理したものと同じ効果を示して類似した白色度を示し、精製水を使用したものよりはるかに白色度が優れていることが分かった。更に、最終膨化させて製造されたスナックにおいて、全体的な香味、味、組織感、全体的な嗜好度などで従来の方法を使用した場合よりはるかに優れた特性を示すことが官能評価を通して分かった。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
天然状態の海洋深層水を濾過及び脱塩する段階、
前記得られた海洋深層水にとうもろこし又はとうもろこし混合物を浸漬する段階、
前記得られたとうもろこし又はとうもろこし混合物を乾燥させた後、粉砕して粗挽き又は粉末を作る段階、
前記得られた粗挽き又は粉末を前記得られた海洋深層水と混ぜて蒸煮する段階、
前記蒸煮された粗挽き又は粉末を成形する段階、及び
前記得られた成形品をフライして膨化する段階と、を含むとうもろこしスナックの製造方法。
【請求項2】
天然状態の海洋深層水を濾過及び脱塩する段階、
前記得られた海洋深層水にとうもろこし又はとうもろこし混合物を浸漬する段階、
前記得られたとうもろこし又はとうもろこし混合物を乾燥させた後、粉砕して粗挽き又は粉末を作る段階、
前記得られた粗挽き又は粉末を海洋深層水と混合する段階、及び
前記混合物を圧出して膨化する段階と、を含むとうもろこしスナックの製造方法。
【請求項3】
前記脱塩が、海洋深層水の塩度が0.5〜5%となるように行われることを特徴とする、請求項1又は2に記載のとうもろこしスナックの製造方法。
【請求項4】
前記とうもろこし又はとうもろこし混合物の浸漬段階と、前記とうもろこし又はとうもろこし混合物の粉砕段階が、互いに順序に関係なく行われることを特徴とする、請求項1又は2に記載のとうもろこしスナックの製造方法。
【請求項5】
前記とうもろこし又はとうもろこし混合物の浸漬が、0〜50℃の温度で2〜12時間行われることを特徴とする、請求項1又は2に記載のとうもろこしスナックの製造方法。
【請求項6】
前記とうもろこし混合物は、とうもろこしの外に、米、オオムギ、ライムギ、カラスムギ、アワ、モロコシ、ソバ、ハトムギ、キビ及びヒエからなる群から選択された少なくとも1種であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のとうもろこしスナックの製造方法。
【請求項7】
前記混合物にとうもろこしが50〜90質量%含まれていることを特徴とする、請求項6に記載のとうもろこしスナックの製造方法。
【請求項8】
前記蒸煮段階が、80〜120℃の温度で10〜60分間行われることを特徴とする、請求項1に記載のとうもろこしスナックの製造方法。
【請求項9】
前記成形段階が、前記粗挽き又は粉末を成形器に入れて成形した後、冷却するか、又はシート状にした後、カットすることにより行われることを特徴とする、請求項1に記載のとうもろこしスナックの製造方法。
【請求項10】
前記フライ段階が、150〜220℃の温度で5〜40秒間行われることを特徴とする、請求項1に記載のとうもろこしスナックの製造方法。
【請求項11】
前記粗挽き又は粉末と海洋深層水を混合する際、水分含量が5〜30%となるようにすることを特徴とする、請求項2に記載のとうもろこしスナックの製造方法。
【請求項12】
前記圧出時の圧出器の温度が130〜180℃であり、圧出速度が200〜250rpmであることを特徴とする、請求項2に記載のとうもろこしスナックの製造方法。

【公開番号】特開2009−159960(P2009−159960A)
【公開日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−434(P2009−434)
【出願日】平成21年1月5日(2009.1.5)
【出願人】(507015181)ロッテ コンフェクショナリー カンパニー リミテッド (8)
【出願人】(307013857)株式会社ロッテ (101)
【Fターム(参考)】