説明

液体電気機械原動機

規定された寸法「d」を有する連続的な液状実体(たとえば水滴)を保持するための支持部材を含む液体原動機が提供される。イオン透過性交換膜が支持部材上に搭載される。また、正電極および負電極がその間に距離を置いて支持部材上に搭載される。重要なのは、イオン透過性交換膜が各電極および液状実体間に配置されることである。電圧源が電極間に接続され、「d」が電極間距離を覆う時に交換膜中、および液体実体中を通過するイオン流を確立し、それによって液状実体を支持部材上で移動させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(発明の分野)
本発明は、一般的に、水滴等の連続する液体の小さな実体を定められた経路に沿って移動させるためのシステムおよび方法に関する。より詳細には、本発明は液状実体(liquid entity)をオーム抵抗により移動させるシステムおよび方法に関する。本発明は、排他的にではないが、他のタイプのイオン(たとえば正イオン)の流れが液状実体に対する原動力を作り出す間、1つのタイプのイオン(たとえば負イオン)を不動化するためのシステムまたは方法に関する。
【背景技術】
【0002】
(発明の背景)
電解質溶液中に電流が通されると、その効果として溶液内で化学分解が生じる。この分解の結果、正および負イオンは電極において中和され、これが電気分解として知られる現象である。
【0003】
電気分解中に、正イオンおよび負イオンの各密度はほぼ等しく、正および負イオンが共に存在するため、溶液に作用するイオンの正味の力は実質的にゼロである。一方、1つのタイプのイオン(たとえば負イオン)が電気的手段以外により不動化されると、他のタイプのイオン(たとえば正イオン)が溶液に力を加える。詳しく言えば、この力は可動イオンが溶液中を移動する時のオーム抵抗による。実証されてきたように、この合力は液体を移動させることができる。
【0004】
たとえば、2つのイオン透過性膜が液体(たとえば水)内に位置した配置を考える。この配置において、各膜はそれぞれ面積「S」を有し、各膜は同じタイプのイオン(たとえば正イオン)に対して透過性である。さらに、膜は互いに「L」の距離に置かれ、電極は互いに、その一対の膜の反対側に位置しているものとする。2つの膜間の領域内の体積流束(volume flux)「I」、およびこの領域内のポンプ圧力「Δp」を数学的に表現することができる。重要なのは、これらの式は、その配置に対する流体の流れ効率を示す演算パラメータを含むことである。この関係において、正イオンに対して数学的に次式で示すことができる。
【数1】


ここで、jは電流密度、Kは膜の透水係数、μは水中の正イオン移動度である。しかしながら、前記数式には制約があることを理解する必要がある。これらの制約は正イオンの密度、および電流密度に関わるものである。それにもかかわらず、これらの制約を考慮しつつ、さらなる数学的操作により、最大ポンプ能力「Ppump」は
【数2】


である時に生じることが示される。
【0005】
機能的に、前記した数式の重要性は、膜のイオン透過性と、液状実体上に原動力を発生するのに必要な電流密度との間に演算関係を確立できることである。より詳細には、前記したように、液体中をあるタイプ(正または負)のイオンしか流れない場合、オーム抵抗により液体上に合力が加えられる。適切な条件下で、この力により流体はイオン流の方向に移動される。前記したように、これが起こるための条件は使用する膜の特性に影響を受ける。
【0006】
膜の特性を考慮する時、流体を流動させる力の発生は、主としてイオン・モーメントが膜内でどれだけ失われるかによって決まる。これは、今度は膜内でのイオンおよび液体(水)の両方の透過率によって決まるであろう。典型的には、膜内でのイオンおよび水の両方に対する透過率の値は小さい。これはイオン・モーメントの損失が主として膜の格子との相互作用によるものであり、水との相互作用によるものではないことを示す。制限されたイオン透過率による力は主として水にではなく膜に対してである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記の観点から、同種のイオンに対して透過性の膜により両端で境界が定められた電解質溶液の領域を有し、この領域中を電流が通過する時に透過性イオンのオーム抵抗により、この領域を通って液体を移動させるための液体原動機を提供することが本発明の目的である。本発明のもう1つの目的は、使い易く、比較的簡単に製作でき、比較的費用効果的な液体原動機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(発明の概要)
本発明によれば、支持部材上の液状実体を移動させるための装置は、液状実体中をイオン流が流れる時に実体内に発生するオーム抵抗に依存している。本発明に対して想定されるように、正イオンまたは負イオンを使用して液状実体に対する原動力を与えることができる。いずれの場合も、液状実体の規定された部分を1つのタイプのイオン(正または負)しか流れないようにするのにイオン透過性交換膜が使用される。溶液が酸性であれば、この目的のためにプロトン交換膜を使用することができる。一方、食塩水に対しては、ナトリウムまたは塩素イオンに対して透過性の膜を使用することができる。本発明の目的に対して、液状実体は規定された部分内で連続的であり、液状実体の規定された部分は寸法「d」を有する。典型的には、液滴の場合寸法「d」は液滴の直径である。一方、液状実体がトラフ上にある時は、寸法「d」は液体で充填されたトラフの長さに沿って指定された距離とすることができる。
【0009】
構造的に、本発明の装置は、液状実体が動かされる時に保持する支持部材を含む。異なる実施例では、支持部材は開放導管(すなわち「トレンチ」)、閉鎖導管(すなわちチューブ)または平板とすることができる。その構成には無関係に、支持部材は液状実体の経路を実質的に確立する。重要なのは、いずれの場合もイオン透過性交換膜は支持部材上の経路と関連付けられることである。しかしながら、全ての構成において、液体実体の規定された部分(すなわち、原動力が加えられる液体の体積)は何らかの形でイオン透過性交換膜により境界を定められなければならないことが重要である。
【0010】
本発明の電流経路を確立するために、正電極は支持部材上の膜に隣接する第1の場所に配置される。そして負電極は支持部材上の膜に隣接する第2の場所に配置される。重要なのは、正電極および負電極は共に液状実体の規定された部分から膜とは反対側に配置されることである。こうして、陽極から延びて、膜中を通り液状実体の規定された部分へ入る電流経路が確立される。次に、電流経路は規定された部分から、再度膜中を通り陰極へと延びる。全ての実施例に対して、距離「L」(すなわち、膜から膜までの電流経路に沿った距離)は液状実体の寸法「d」よりも小さくなければならない。言い換えれば、液体は膜から膜へ連続していなければならない。そして、規定された部分(すなわち膜間の溶液領域)内で水へのポンピング作用が生じる。単位体積当たりのこのポンピング力の大きさ「f」は、
【数3】


で示すことができる。ここで、jは電流密度であり、μは正イオンの移動度である。
【0011】
当業者には理解されるように、本発明は2つの電極しか必要としない。それにもかかわらず、開示の目的で、複数の電極を採用して支持部材上に配置できることが理解されるであろう。さらに、複数の電極が採用される時は、特定の電極を正電極または負電極として選択的に定めるコントローラを提供することができる。
【0012】
本発明の原動機の動作において、正電極および負電極は同時に活性化される。この活性化は選択的に行うことができるが、連続する液状実体の寸法「d」が膜表面間の距離「L」を覆うかまたはそれを通って延びる時に行われなければならない。活性化された電極と液状実体はイオン透過性交換膜の両側にあることを思い出していただきたい。これらの条件下で、使用されるイオン透過性膜のタイプに応じて、透過型のイオンだけが距離「L」を通って液状実体に流入する。そして、合成オーム抵抗により液状実体は支持部材上で移動される。
【0013】
本発明の好ましい実施例としては、支持部材は第1面および第2面を有する実質的に平らな板である。この実施例では、イオン交換部材は平板の第1面に対して配置される。さらに、複数の電極を平板の第2面にマトリクス・アレイとして搭載することができる。このマトリクス・アレイ内に複数の行および複数の列がある。この実施例の構造的構成により、行内の各電極は行内の各隣接電極から実質的に「L」の距離となる。また、列内の各電極は列内の各隣接電極から実質的に「L」の距離となる。次に、コントローラを使用して電圧源を活性化させ、各電極を正電極または負電極として選択的に定めることができる。
【0014】
本発明のそれに代わる好ましい実施例では、支持部材の第2面は、分岐の有るまたは無い細長い開放導管(すなわちトレンチ)により形成することができる。この実施例では、細長い導管は第1の端部および第2の端部を有し、少なくとも1つの正電極は導管の第1の端部および第2の端部間に配置されるものと規定することができる。次に、少なくとも1つの負電極を正電極と導管の第2の端部間に配置することができる。ここでも、コントローラを使用して液状実体を導管に沿って移動させるための電圧源を活性化させることができる。
【0015】
本発明のそれに代わる好ましい実施例では、導管は縦軸を規定する管腔(lumen)により形成された壁を有する管状構造として形成することができる。この実施例では、イオン透過性膜は導管の管腔を囲むように導管の壁に対して配置される。あるいは、イオン透過性膜は導管の管腔を横切って配置される第1の膜と、第1の膜から導管の管腔を横切って配置される第2の膜とを含むことができる。この場合、第1および第2の膜は共に正電極と負電極間に配置される。この実施例のバリエーションとしては、導管の断面は矩形状とされ、上部パネル、下部パネルおよび両側壁を規定する。また、第1および第2の膜も矩形状とされ、各側縁は導管の両側壁上にジグザグ・パターンで搭載され、各第1の端部は下部パネルに固定され各第2の端部は上部パネルに固定される。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明に従った閉鎖導管、液体原動機の斜視図である。
【図2A】図1の線2−2に沿って見た図1に示す原動機の閉鎖導管、2膜の実施例の断面図である。
【図2B】図1の線2−2に沿って見た図1に示す原動機の閉鎖導管、1膜の実施例の断面図である。
【図3】本発明に従った液体原動機の開放導管(すなわちトレンチ)バージョンの斜視図である。
【図4】図3の線4−4に沿って見た図3に示す原動機の断面図である。
【図5】本発明に従った閉鎖導管原動機の代替実施例の斜視図である。
【図6】図5の線6−6に沿って見た図5に示す閉鎖導管原動機の断面図である。
【図7】本発明に従った液体原動機の平板バージョンを示す図である。
【図8】図7の線8−8に沿って見た平板原動機に対する電極アレイの底面図である。
【図9】図7の線9−9に沿って見た平板原動機の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
(好ましい実施例の説明)
本発明自体だけでなく、その構造およびその動作に関する本発明の新規の特徴は、添付説明と共に添付図を見れば最も良く理解される。同じ参照文字は同じ部品を示す。最初に図1を見ると、本発明に従った原動機が一般的に10で示されている。図1において、原動機10は密閉流体チャネル14が形成されている中空チューブ12を含むことが分かる。原動機10は、2つの電極、正電極18および負電極20によりチューブ12に接続される電圧源16も含んでいる。本発明に対して、明らかに電極18および20よりも多くの電極が有っても良い。さらに、本発明に対して想定されるように、電圧源16は電極18または20の極性を選択的に規定または変更することができるプロセッサ/コントローラ(図示せず)を含むことができる。
【0018】
原動機10に対して可能な内部構造は、図2Aおよび2Bを参照して最も良く理解することができる。図2Aにおいて、原動機10の1つの実施例はイオン透過性膜22およびイオン透過性膜24を内蔵している。本発明の目的に対して、膜22および24は正または負イオンに対して透過性とすることができる。しかしながら、両方の膜22および24は同じタイプの膜である必要があり、したがって同じタイプのイオンに対して透過性とする必要がある。好ましくは、膜22および24は各々が、デュポン社製「Nafion」等のいわゆるプロトン交換膜(PEM)である。このような構造により、原動機10は負イオンを不動化してそれらが膜22および24間の領域26(すなわち、液状実体28の規定された部分)へ入るのを防止する。一方、正イオン(たとえばプロトン)は膜22および24に対して透過性であるため、それらは領域26を通過することができる。また、膜22および24は領域26内の液体に対しても透過性であるため、正イオンと液体間のオーム抵抗により液体は領域26を通過させられる。前記したように、PEMは好ましくは酸性溶液で使用され、ナトリウムおよび塩素イオンに対して透過性の膜が食塩水で使用される。寸法的に、図2Aの原動機10の実施例は液体が寸法「d」の端から端までチューブ12内に広がることを示している。さらに、図2Aは両方の膜22および24が電極18および20間に配置され、互いに距離「L」だけ離されることを示している。
【0019】
原動機10のもう1つの実施例が図2Bに示されている。この場合、チューブ12の流体経路(チャネル)14内の液体は、互いに寸法「d」だけ離れた端部30および32を有する連続的な液状実体28として示されている。しかしながら、ここで、イオン透過性膜34は1つしかない。図から分かるように、膜34はチューブ12の壁36上に配置されている。重要なのは、膜34が液状実体28と両方の電極18および20との間にあることである。言い換えれば、液状実体28は両方の電極18および20に亘って広がる(すなわち覆う)。確かに、この寸法関係は図2Bに示す実施例に対してだけでなく、図2Aに示す原動機の実施例に対しても必要である。いかなる場合でも、電極18から電極20への電流経路は異なる場所で膜34を通過し、これらの場所間で液状実体28中を通過する(すなわち、d>L)。
【0020】
図3は開放流体経路(チャネル)38(すなわちトレンチまたは溝)により形成される原動機10’の構成を示す。より詳細には、開放流体経路38は平板40の表面上に形成される。原動機10’に対して、イオン透過性膜42は開放流体経路38に対してライナを提供する。図4に示すように、電極18および20は開放流体経路38の下に配置されて、電極18および20と、開放流体経路38に沿って移動する連続的な液状実体28との間に膜42を配置する。全ての本質的な動作の点で、原動機10’は図2Bに示す原動機10の実施例と実質的に同様に機能する。前と同様に、膜42上の電極位置間の距離「L」は液状実体28の寸法「d」よりも小さくする必要がある。
【0021】
原動機10のもう1つの実施例が図5に示されており、密閉流体チャネル14は矩形状である。図から分かるように、矩形状の流体チャネル14は上部パネル44、下部パネル46および対向する側壁48および50により境界を定められている。このような構成の有用性は図6を参照すれば最も良く理解できる。そこには対向する側壁48および50を使用してイオン透過性膜52およびイオン透過性膜54を支持できることが示されている。この場合、膜52および54は距離「L」だけ互いに直接離されており、両方の膜52および54がジグザグ・パターンで構成される。本発明のこの実施例に対して、液体(すなわち水)が密閉流体チャネル14を充填することが理解される。また、この場合、距離「L」は膜52および54間の離間距離として示される。重要なのは、液状実体28が平板上の水滴であるか、あるいはチューブ12中に広がるかにかかわらず、常に電極18および20は互いに少なくとも「L」よりも大きい距離でなければならないことである。
【0022】
本発明のさらにもう1つの実施例において、原動機10”が図7に示されている。この場合、平板56が複数の液状実体28(実体28a,bおよびcは例にすぎない)に対する支持部材として使用される。図8を相互参照すれば最も良く理解できることであるが、電極アレイ58は平板56の下側に配置され、イオン透過性膜60が平板56と電極アレイ58との間に配置される。原動機10”に対して、アレイ58内の個別の電極62を正電極18または負電極20として規定することができる。たとえば、電極62aを正とし電極62bを負とすることができ、その逆とすることもできる。要するに、平板56上の液状実体28の所望の動きに応じて選択された電位となるように、電極62をプログラムできることである。
【0023】
原動機10の動作において(注意、原動機10’および10”は同じように作動する)液状実体28(または液体)はその寸法「d」が2つの電極(たとえば電極18および20[図2A参照])を同時に覆うように配置される。図2Aに示すこの例では、電極18および20に電位が印加されると、負イオン「−」は透過性膜22および24により領域26へ入らないように不動化される。しかしながら、プロトン(すなわち正イオン「+」)は膜22および24に対して透過性であるため、領域26を通って移動する。合成オーム抵抗が原動機10内の液体を矢符64方向へ移動させる力を発生する。
【0024】
ここに示され詳細に開示された特定の液体電気機械原動機は、前記した目的を完全に達成して利点を提供することができるが、それは本発明の好ましい実施例を単に例示するにすぎず、特許請求の範囲に記述されているものを除いて、ここに示された構造や設計の詳細を制約する意図はないことは理解されるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体媒体用原動機であって、
液体媒体の一部を寸法「d」を有する連続的な実体として保持するための支持部材と、
前記支持部材上に搭載された正電極と、
前記支持部材上に搭載された負電極と、
液状実体と前記正電極間、および前記液状実体と前記負電極間で前記支持部材上に配置されて第1タイプのイオンを不動化する少なくとも1つのイオン透過性交換膜と、
前記正電極および前記負電極に接続されてその間に第2タイプのイオンの流れを確立する電圧源であって、前記イオン流は前記液状実体中を通過して前記液状実体を前記支持部材上で移動させる電圧源と、
を含む原動機。
【請求項2】
請求項1記載の原動機であって、前記支持部材は第1の端部および第2の端部を有する細長い導管であり、前記導管はそれらの端部間に流体経路を画定し、前記正電極は前記導管の前記第1の端部および前記第2の端部間に配置され、前記負電極は前記正電極および前記導管の前記第2の端部間に配置される原動機。
【請求項3】
請求項1記載の原動機であって、前記支持部材は第1面および第2面を有する実質的な平板であり、前記イオン交換膜は前記平板の前記第1面に対して配置され、前記原動機は、さらに、
マトリクス・アレイとして搭載される複数の電極であって、前記マトリクス・アレイは複数の行および複数の列を有し、前記行内の各電極は前記行内の隣接する各電極から「L」の距離にあり、前記列内の各電極は前記列内の隣接する各電極から「L」の距離にある複数の電極と、
各電極を正電極として、あるいは負電極として選択的に規定するためのコントローラと、
を含む原動機。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2011−523991(P2011−523991A)
【公表日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−510589(P2011−510589)
【出願日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【国際出願番号】PCT/US2009/043981
【国際公開番号】WO2009/142990
【国際公開日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【出願人】(597108442)トーヨー テクノロジーズ インコーポレイテッド (2)
【Fターム(参考)】