説明

漏れ試験装置及び検査結果管理具

【課題】 効率よく且つ正確に設備配管の漏れ検査を実施できるようにする。
【解決手段】 設備配管の漏れ検出を行う漏れ検査装置において、設備配管Pの対象箇所での漏れを検出自在な検出手段M1が設けられ、対象箇所の個別情報を入力自在な入力部10が設けられ、入力部10からの個別情報と、検出手段M1からの測定値とを対応させて記録する記録部14が設けられ、記録部14のデータを出力自在な出力手段15が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、集合住宅や病院やホテル等の建物建設において、施工された設備配管(例えば、排水管や給水管やガス管等)の竣工前漏れ検査を行う際に使用できる漏れ検査技術に関し、詳しくは、設備配管の漏れ検出を行う漏れ検査装置に関すると共に、その漏れ検査装置の特定の性質を専ら使用する検査結果管理具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の漏れ検査は、排水管を例に挙げて説明すると、図6に示すように、排水管Pの合流点30を一時的に閉塞して、その合流点30から排水トラップ1までの間に水を張り、排水トラップ1における上部開口部1aでの水位の経時変化を目視確認する方法で実施されていた。具体的には、トラップの内周壁に基準となる水位線をひいておき、その水位線まで水をはった後、数分(一例)毎に前記水位線と実際の水面との差をゲージを当てて測定する方法を採っている。そして、所定時間(例えば、1時間)水位変化が無ければ、『漏れ無し』と判断されていた。
従って、従来は特別な漏れ検査装置や、検査結果管理具はなく、特許文献などは見あたらないので、先行技術文献は示していない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上述した従来の漏れ検査技術によれば、対象箇所毎に人が常駐して水位の変化を見守る必要があり、極めて非効率的であると共に、水位変化の記録は、野帳等に数値を記載することで行われるから、記載ミス等が生じる危険性がある等の問題点があった。また、記録した水位変化の測定値は、別途、測定日報等に書き写さなければならず、事務的な手間も掛かっている。
【0004】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、効率よく且つ正確に設備配管の漏れ検査を実施できる漏れ検査装置 及び 検査結果管理具を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の特徴構成は、設備配管の漏れ検出を行う漏れ検査装置において、前記設備配管の対象箇所での漏れを検出自在な検出手段が設けられ、前記対象箇所の個別情報を入力自在な入力部が設けられ、前記入力部からの前記個別情報と、前記検出手段からの測定値とを対応させて記録する記録部が設けられ、前記記録部のデータを出力自在な出力手段が設けられているところにある。
【0006】
本発明の第1の特徴構成によれば、検出手段によって設備配管の対象箇所での漏れを検出することができると共に、その検出手段による測定値を記録部に記録することができる。そして、記録部に記録されるデータは、前記測定値の他に、前記入力部によって入力される前記対象箇所の個別情報(例えば、測点番号や測定箇所名等)も合わせて記録され、それぞれが対応させてあるから、記録されたデータが何処の測定結果であるかを一目瞭然に認識することが可能となり、多数の測定箇所を対象とした漏れ検査を実施する場合でも誤認識を防止することが可能となる。
更には、前記記録部のデータを出力手段で出力することができるから、例えば、プリンター等に印字データとして出力すれば、日報や報告書の作成を手間を掛けずに迅速に行うことができる。また、ハードディスク等の記憶手段に出力すれば、データを電子データとして蓄積でき、画面表示やプリントアウトや作図処理や各種演算に利用することが可能となり、データの有効利用が可能となる。
従って、従来のように、人が現場につきっきりにならなくても漏れ検査を簡単に実施でき、且つ、誤認識の起こり難い状態で検査を行うことが可能となり、漏れ検査の効率と精度を共に向上させることが可能となる。
【0007】
本発明の第2の特徴構成は、前記検出手段は、設備配管の水漏れを検出するために前記対象箇所での設備配管の開口部での水面に浮かぶ反射浮き板と、水面に浮かせた前記反射浮き板をターゲットに距離測定を行う光センサーとを備えて構成してあるところにある。
【0008】
本発明の第2の特徴構成によれば、本発明の第1の特徴構成による上述の作用効果を叶えることができるのに加えて、簡単な構造を採用することができ、検出手段のコストダウンを図ることが可能となると共に、取扱性が良いことから、現場での漏れ検査装置の設置・撤去作業を簡単に実施することが可能となる。また、反射浮き板を水面に浮かせて測定するから、例えば、風や現場での振動等によって測定水面が波立つような場合でも、水面を直に測定するのに比べて比較的動きの少ない平均化した測定値が得られ易く、誤差の少ない測定が可能となる。
【0009】
本発明の第3の特徴構成は、前記検出手段と前記記録部との間のデータ送信を無線送信自在な送信機構を備えて構成してあるところにある。
【0010】
本発明の第3の特徴構成によれば、本発明の第1又は2の特徴構成による上述の作用効果を叶えることができるのに加えて、検出手段と記録部との間にデータ送信用の配線を行わなくてもデータ送信を行うことが可能となり、検査対象箇所が多い場合には配線によって検査現場が雑然となるのを防止できる。そして、検査現場と離れた場所ででもデータ収集を行うことが可能となり、例えば、現場事務所で、多数箇所の検査結果を総括して記録し、管理することが可能となる。
【0011】
本発明の第4の特徴構成は、請求項1〜3の何れか一項に記載の漏れ検査装置が設けられると共に、前記漏れ検査装置の検出手段からの測定値を記録自在なICタグが、設備配管の対象箇所に設置自在に設けられ、前記漏れ検査装置に、前記ICタグに前記測定値を記録するタグライターが設けられているところにある。
【0012】
本発明の第4の特徴構成によれば、本発明の第1〜3の何れかの特徴構成を備えた漏れ検査装置の上述の特定の性質を専ら使用できるのに加えて、設備配管の対象箇所に設置自在に設けられたICタグに、漏れ検査装置による測定値をタグライターで記録することができるようになる。従って、各漏れ検査の測定値を、前記記録部に記録する一方、各検査対象箇所にも記録することが可能となり、建物の品質表示の一つとして利用することができる。また、建物が完成した後でも前記ICタグからデータを読み取って確認することができるから、例えば、現場写真等のデータも合わせて記録しておけば、設備配管工事の記録盤として機能させることも可能となる。
更には、測定値は、前記記録部とICタグとの両方に記録されているから、双方の整合性を確認できることにより、例えば、記録部でのデータの取り違え等を未然に防止することができ、より精度の高いデータ管理が行える。
【0013】
本発明の第5の特徴構成は、請求項1〜3の何れか一項に記載の漏れ検査装置が設けられると共に、設備配管の対象箇所に、その対象箇所の個別情報を記録したICタグが設けられ、前記漏れ検査装置の入力部が、前記ICタグから前記個別情報を読取自在なタグリーダーで構成されているところにある。
【0014】
本発明の第5の特徴構成によれば、本発明の第1〜3の何れかの特徴構成を備えた漏れ検査装置の上述の特定の性質を専ら使用できるのに加えて、ICタグに予め記録された情報(例えば、部材IDや測点番号や測定箇所名等)をタグリーダーでそのまま読み取って対象箇所の個別情報とすることができるから、手入力する手間が省けると共に、入力ミスをも未然防止することが可能となる。従って、検査効率、検査精度の向上を図ることが可能となる。
また、読取専用のICタグを使用できるから、書込自在なものに比べて安価に提供することができ、経済性の向上を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において前記背景技術の項と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
【0016】
図1は、本発明の漏れ検査装置の一実施形態品(以後、単に検査装置と言う)Mを用いて、建物の所定階における排水管(設備配管の一例)Pの水漏れ検査を実施している状況を示すものである。本実施形態においては、排水管Pの端部に取り付けられたトラップ1の開口部1aにおいて水位の変化を測定し、その結果によって漏れの有無を検査する方法を例に挙げて説明する。即ち、トラップ1が漏れ検査の対象箇所となっている。
【0017】
前記トラップ1を端部に備えた排水枝管P2は、各階層を貫通する状態に設けられた排水立管P1に合流する状態に設けられている。そして、漏れ検査に先立って、排水立管P1の内部には、仮閉塞用のパッカー2が投入されて、排水枝管P2の合流部より下方で管内周に密接する状態に膨らましてある。従って、トラップ1から水を管内に入れると、パッカー2で堰き止められて所定の水位に水を溜めることができる。
【0018】
前記トラップ1は、図2に示すように、排水枝管P2の立ち上がり端部に接続してあり、底面には、封水部を形成するための仕切り筒部1bが一体に形成されている。また、トラップ内周面の上縁部付近には、トラップ目皿を支持させるための支持突起1cが突設状態に設けてある。
本実施形態においては、トラップ1部分に検査装置Mを設置するのに、検査装置Mの外形をトラップ目皿の寸法と同様の値に設定してあり、前記支持突起1c上に検査装置Mを載置できるように構成されている。
また、トラップ1には、ICタグ1dが埋め込まれてある。このICタグ1dには、トラップ1毎に設定された固有のID番号や、メーカー名、製造年月日等の個別情報が予め書き込まれている。また、後述する検査装置Mによる測定値を記録するのにも使用される。
【0019】
前記検査装置Mは、図2、図3に示すように、トラップ1部分に設置するセンサー部(検出手段に相当)M1と、そのセンサー部M1と電気的に接続された装置本体部M2とを備えて構成してある。
【0020】
前記センサー部M1は、図2に示すように、前記トラップ1の水面に浮かぶ反射浮き板3と、水面に浮かせた前記反射浮き板3をターゲットに距離測定を行う光センサー4と、光センサー4を支持してトラップ1に対してセット自在な支持フレーム5とを備えて構成してある。
【0021】
前記反射浮き板3は、前記トラップ1の内径よりやや小径に形成した円板部材で構成してあり、多孔質の合成樹脂板の上面に、反射層となる金属フィルムをラミネートして形成してある。従って、トラップ1内で水に浮かせることができる。
【0022】
前記支持フレーム5は、図に示すように、前記トラップ1の支持突起1c上に外周縁部を載置自在な円板形状の本体板5Aと、その本体板5A上に高さ調整機構6を介して高さ変更自在に取り付けられたセンサー支持片5Bと、センサー支持片5Bの中央部に貫通する状態に一体化された不透明材料からなるサヤ管5Cと、サヤ管5Cに挿通されたセンサーケーブル4aをサヤ管5Cに固定自在な固定部5Dとを備えて構成してある。
前記本体板5Aの中央部には、前記サヤ管5Cが遊嵌自在なルーズ穴が形成されている。従って、前記高さ調整機構6によってセンサー支持片5Bを上下移動調整する際に、センサー支持片5Bと一体化された前記サヤ管5Cの上下動に障害となることがない。
因みに、前記高さ調整機構6は、図に示す高さ調整ボルト6aと、コイルスプリング6bと、高さ調整ボルト6aに螺合自在なナット6cとから構成されている。
また、前記固定部5Dは、図に示すように、サヤ管5Cの上端に螺合自在な上キャップ7と、その上キャップ7とサヤ管5Cとの間に位置して、両者の螺合が深まるにつれて縮径方向に弾性変形するシールゴム8とで構成してあり、このシールゴム8の縮径方向の弾性変形によって、中央の貫通孔に挿通されたセンサーケーブル4aを周りから締め付けて固定することが可能となっている。
【0023】
一方、前記光センサー4は、図3に示すように、センサーケーブル4aによって前記装置本体部M2と接続してあり、発光素子4Aと受光素子4Bとを備えて構成されている(図4参照)。
発光素子4Aから発せられて前記反射浮き板3で反射した光を、受光素子4Bで受光し、その光量を、前記装置本体部M2に備えたADコンバータ9でデジタル値に変換し、制御部16で読み取る。原理的には、光の反射が少なくなれば、光センサー4と反射浮き板3との距離が増加した(言い換えれば、トラップ1での水位が低下した)と判断する所謂「光測距方式」を使用している。尚、発光素子4Aの一例としては、赤外線LEDを挙げることができ、受光素子4Bの一例としては、フォトトランジスタやフォトダイオード、CdS等を挙げることができる。
尚、前記サヤ管4Cには、受光素子4Bで光を受光する時に、周りの外乱光が入射し難いようにするための覆いの役目があり、この意味からして、光センサー4は、サヤ管4Cの下端部より上方に入り込んだ位置にセットしてある。また、サヤ管4Cと反射浮き板3との距離調整は、前記高さ調整機構6によって実施することができ、外乱光の悪影響を抑制するためには、双方を近づけるように高さ調整機構6を調整することが好ましい。
【0024】
前記装置本体部M2は、携帯自在なケーシング内に納められており、図3、図4に示すように、前記光センサー4からの信号をデジタル値に変換するADコンバータ9、データ入力用のキーボード部(入力部10の一例)11、データ表示用のディスプレー部12、前記ICタグ1dとの間でデータの読取・書込を行うタグ交信部(タグライターやタグリーダ(入力部10の一例)に相当)13、ADコンバータ9を経由した光センサーの測定データや、タグ交信部13から読み取ったタグ情報データや、キーボード部11から入力した入力データ等を記録する記録部14、その記録部14に記録されたデータをパソコン等に出力自在なUSB端子(出力手段に相当)15、上述の各構成を対象にそれぞれの制御を行う制御部16を備えて構成してある。
【0025】
漏れ検査の手順を説明すると、図3に示すように、まず、トラップ1に前記センサー部M1をセットすると共に、キーボード部11を操作して、前記タグ交信部13からトラップ1のICタグ1dに書き込んである個別情報を読み込んで記録する。そして、所定時間(例えば、1時間)にわたって、所定時間間隔(例えば、5分)毎に光センサー4を用いた水位変化の測定を行い、前記記録部14に、前記個別情報と共に測定時と測定値とを記録する。この測定によって、水位低下が観測されれば、水漏れが有ることとなる。そして、測定が完了すれば、タグ交信部13から、前記ICタグ1dへそれらの計測結果を書き込む。尚、当該検査装置Mと、トラップ1に設けられたICタグ1dを含めて検査結果管理具Kと言う。
本実施形態の検査装置M、及び、検査結果管理具Kによれば、人の手を煩わせることなく、簡単に且つ正確に設備配管の漏れ検査を行って、そのデータ管理まで実施することが可能となる。
【0026】
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
【0027】
〈1〉 前記検出手段M1は、先の実施形態で説明した光センサーに替えて、超音波を使用した検出手段や、フロート等の物理的計測による検出手段や、公知の他の検出手段を採用することも可能である。また、対象となる設備配管Pは、先の実施形態で説明したようなトラップの開口部を備えた排水管に限るものではなく、例えば、密閉された配管部分を対象とするものであってもよく、その場合は、前記検出手段M1としては、配管内の流体圧力を検知自在な流体圧センサーを使用することも可能である。更には、これら以外の検出手段を採用することも可能である。また、対象となる配管は、排水管以外にも、給水管やガス管等であってもよい。
〈2〉 前記タグ交信部13は、先の実施形態では装置本体部M2に一体に組み込まれたものを説明したが、この構成に限るものではなく、例えば、装置本体部M2に対してデータ送受信自在に構成された別体のタグ交信部であってもよい。また、タグ交信部は、対象とするICタグ1dの種類(読取専用であったり、読み書き自在なもの)によって、例えば、読取機能のみを備えたものや、読み書き機能を共に備えたもの等、適宜、選択することが可能である。
また、検査装置としての最低限の構成としては、必ずしも、タグ交信部13を備えてなくてもよい。
〈3〉 前記検査装置Mは、センサーケーブル4aを介して接続された検出手段(センサー部)M1と装置本体部M2とからなる構成を説明したが、例えば、図5に示すように、検出手段M1と装置本体部M2とのデータ送信を無線化することも可能である。この場合は、検出手段M1側に、送信手段20aを設ける一方、装置本体部M2側に受信手段20bを設ける必要があり、これら送信手段20aと受信手段20bとを送信機構20と言う。
【0028】
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】漏れ検査装置の設置状況を示す側面視概念図
【図2】検出手段の設置状況を示す側面視断面図
【図3】検査結果管理具の設置状況を示す側面視断面図
【図4】検査結果管理具のブロック図
【図5】別実施形態の漏れ検査装置を示す概念図
【図6】従来の漏れ検査状況を示す側面視概念図
【符号の説明】
【0030】
1a 開口部
1d ICタグ
3 反射浮き板
4 光センサー
10 入力部
13 タグ交信部(タグライターやタグリーダ(入力部の一例)に相当)
14 記録部
15 USB端子(出力手段に相当)
20 送信機構
M1 センサー部(検出手段に相当)
M2 装置本体部
P 排水管(設備配管の一例)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
設備配管の漏れ検出を行う漏れ検査装置であって、
前記設備配管の対象箇所での漏れを検出自在な検出手段が設けられ、前記対象箇所の個別情報を入力自在な入力部が設けられ、前記入力部からの前記個別情報と、前記検出手段からの測定値とを対応させて記録する記録部が設けられ、前記記録部のデータを出力自在な出力手段が設けられている漏れ検査装置。
【請求項2】
前記検出手段は、設備配管の水漏れを検出するために前記対象箇所での設備配管の開口部での水面に浮かぶ反射浮き板と、水面に浮かせた前記反射浮き板をターゲットに距離測定を行う光センサーとを備えて構成してある請求項1に記載の漏れ検査装置。
【請求項3】
前記検出手段と前記記録部との間のデータ送信を無線送信自在な送信機構を備えて構成してある請求項1又は2に記載の漏れ検査装置。
【請求項4】
請求項1〜3の何れか一項に記載の漏れ検査装置が設けられると共に、前記漏れ検査装置の検出手段からの測定値を記録自在なICタグが、設備配管の対象箇所に設置自在に設けられ、前記漏れ検査装置に、前記ICタグに前記測定値を記録するタグライターが設けられている検査結果管理具。
【請求項5】
請求項1〜3の何れか一項に記載の漏れ検査装置が設けられると共に、設備配管の対象箇所に、その対象箇所の個別情報を記録したICタグが設けられ、前記漏れ検査装置の入力部が、前記ICタグから前記個別情報を読取自在なタグリーダーで構成されている検査結果管理具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−17522(P2006−17522A)
【公開日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−193740(P2004−193740)
【出願日】平成16年6月30日(2004.6.30)
【出願人】(504253337)
【出願人】(504253359)
【Fターム(参考)】