説明

火炎加水分解により製造され、広い表面積を有する酸化アルミニウム粉末

火炎加水分解により製造され、かつ100〜250m/gのBET表面積を有する一次粒子の凝集体からなり、50〜450g/酸化アルミニウム粉末100gのフタル酸ジブチル吸収を有する酸化アルミニウム粉末であって、その粉末は結晶性一次粒子のみが高解像度TEM写真で示される。これは、塩化アルミニウムを気化させ、その蒸気をキャリヤーガスにより混合室に移動させかつ、それとは別個に、水素、場合により酸素を用いて富化され、かつ/または場合により予熱されてよい空気(一次空気)を混合室に供給し、次いで塩化アルミニウム蒸気、水素、空気の混合物を燃焼装置中で点火し、かつ火炎を周囲空気から分離された反応室中へと燃焼させ、その後、固体物質をガス状物質から分離し、次いで、固体物質を蒸気、および場合により空気を用いて処理することにより製造し、その際、混合室から反応室中への反応混合物の吐出し量が少なくとも10m/sであり、かつラムダ値は1〜10でありかつ、ガンマ値は1〜15である。該粉末はインクジェットメディアにおけるインク吸収物質として使用することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、火炎加水分解により製造され、広い表面積を有する酸化アルミニウム粉末、その製造および使用に関する。
【0002】
酸化アルミニウム粉末を熱分解法により製造することは公知である。熱分解法には火炎加水分解が含まれ、該火炎加水分解においてハロゲン化アルミニウム、一般に塩化アルミニウムが高温で加水分解され、酸化アルミニウムおよび塩酸が反応式1
2AlCl+3HO → Al+6HCl(反応式1)
4AlCl+3O → 2Al+6Cl(反応式2)
により形成される。
【0003】
例えば、酸化アルミニウムC、DegussaAGは、この方法で製造される。酸化アルミニウムCは、ほぼ90m/gの表面積を有する。
【0004】
火炎加水分解により製造されるさらに別の酸化アルミニウム粉末は、カボット社からの粉末である。前記粉末は、55m/gのBET表面積を有し、約56%のθ結晶および20%のδ結晶の変態、ならびに24%の非晶質成分を含んでいる。
【0005】
EP−A−1083151には、115m/gを上回るBET表面積を有する酸化アルミニウム粉末が記載されており、その粉末は同時に8ml/2gを上回るシアーズインデックス(Sears index)を有し、該粉末のフタル酸ジブチル吸収は測定不可能である。実施例には、121m/gのBET表面積および9.38ml/2gのシアーズインデックスを有する粉末が記載されている。
【0006】
US3663283には、火炎加水分解による金属酸化物粉末の製造法が記載されている。酸化アルミニウムに関する実施例が与えられているけれども、その酸化アルミニウムは、微細に分散され狭い粒度分布をもっていることのみが記載されている。より詳細な説明は与えられていない。
【0007】
US5527423では、40〜430m/gのBET表面積を有する沈降酸化アルミニウムまたは火炎加水分解により製造された酸化アルミニウムを含有する分散液が請求されている。しかしながら、そのような酸化アルミニウム粉末が得られる方法は開示されていない。この実施例において、55〜100m/gの狭い範囲内にとどまるにすぎないBET表面積を有する酸化アルミニウム粉末が開示されている。
【0008】
EP−A−1256548では、5〜100nmの平均一次粒径および50〜80nmの平均凝集体直径を有する酸化アルミニウム粒子が開示されている。粒子は非晶質または結晶性であってよい。45μmより大きい粒子の割合は、有利には0.05質量%以下である。これらの酸化アルミニウム粒子は、塩化アルミニウムと酸素および/または水蒸気とを約800℃の温度で気相反応させ、その際、反応物質は予熱され、その後、ガス状物質から形成される酸化アルミニウムを分離することにより得られるといわれている。酸素、水および酸素/水混合物は、反応における酸化剤として使用される。
【0009】
しかしながら、この反応は気相反応であり、火炎加水分解または火炎酸化ではない。EP−A−1256548に従って得られる粉末は、火炎加水分解または火炎酸化により得られる粉末とは異なった構造および異なった特性を有する。例えば、塩化物の割合は数質量%以下でありうる。粉末は不所望のグレー色を有しうるが、このことは塩化アルミニウムの不完全反応により生じるオキシ塩化アルミニウム成分が原因でありうる。
【0010】
酸化アルミニウム粉末の多数の考えられうる用途は公知である。前記酸化アルミニウム粉末は、製紙工業において、とりわけインクジェット紙において使用される。酸化アルミニウム粉末は、なかでも光沢度、色の輝度、接着性およびインク吸収に影響を及ぼす。増大しつつあるインクジェット紙の需要により、これらのパラメータの数値を改善することが必要となる。
【0011】
酸化アルミニウム粉末はまた、電子工業における酸化物および金属の被覆を研磨するため分散液中で研磨材として使用される(化学的機械的研磨、CMP)。ここでも、部材の連続した小形化は、引掻きせずに研磨されうるナノメートル範囲の表面を可能にするカスタマイズされた研磨材を必要とする。
本発明の目的は、インクジェットおよびCMPの分野において増大した需要を満たす酸化アルミニウム粉末を提供することである。とりわけ、容易に、かつ高い充填度で粉末を分散液に混合することが可能であるべきである。本発明のさらなる目的は、そのような粉末の製造法である。
【0012】
本発明は、火炎加水分解により製造され、一次粒子の凝集体からなる酸化アルミニウム粉末を提供し、該粉末は
−100〜250m/gのBET表面積を有し、
−フタル酸ジブチル吸収が酸化アルミニウム粉末100gあたり50〜450gであり、かつ
−結晶性一次粒子のみが高解像度TEM写真で示される
ことを特徴とする。
【0013】
本発明による酸化アルミニウム粉末は、有利には8〜12OH/nmのOH密度を有する。
【0014】
本発明による酸化アルミニウム粉末の塩化物含有率は、有利には1.5質量%を下回る。
【0015】
45μmより大きい直径を有する粒子の割合が、0.0001〜0.05質量%の範囲にあることもまた有利である。
【0016】
X線回折図において、67゜の角度2θで50を上回る計数率で表される強度を示す本発明による酸化アルミニウム粉末も有利である。
【0017】
そのような酸化アルミニウム粉末は、X線回折図においてγ−、θ−および/またはδ−酸化アルミニウムのシグナルを示すことができ、一般にγ−酸化アルミニウムのシグナルが最も強い。
【0018】
X線回折図において、67゜の角度2θで50を下回る計数率で表される強度を示す本発明による酸化アルミニウム粉末も可能である。そのような粉末は、最大限の範囲でX線アモルファスである。
【0019】
有利であるのは、
−BET表面積が120〜200m/gであり、フタル酸ジブチル吸収が酸化アルミニウム粉末100gあたり150〜350gであり、OH密度が8〜12OH/nmであり、かつ
−結晶性一次粒子のみが高解像度TEM写真で示され、かつ
−X線回折図において、67゜の角度2θで50を上回る計数率で表される強度を伴うシグナルを有し、かつγ−、θ−および/またはδ−酸化アルミニウムのシグナルを示す
酸化アルミニウム粉末である。
【0020】
そのような粉末では、125〜150m/gのBET表面積がとりわけ有利である。
【0021】
有利であるのはさらに、
−BET表面積が120〜200m/gであり、フタル酸ジブチル吸収が酸化アルミニウム粉末100gあたり150〜350gであり、OH密度が8〜12OH/nmであり、その粉末は
−結晶性一次粒子のみが高解像度TEM写真で示され、かつ
−X線回折図において、67゜の角度2θで50を下回る計数率で表される強度を示す
酸化アルミニウム粉末である。
【0022】
そのような粉末の場合、とりわけ135〜190m/gのBET表面積が有利である。
【0023】
本発明はさらに、本発明による酸化アルミニウム粉末の製造法を提供し、該製造法において、
−塩化アルミニウムを気化させ、その蒸気をキャリヤーガスにより混合室に移動させかつ、
−それとは別個に、水素、場合により酸素を用いて富化され、かつ/または場合により予熱されてよい空気(一次空気)を混合室に供給し、次いで
−塩化アルミニウム蒸気、水素および空気の混合物を燃焼装置中で点火し、かつ火炎は周囲空気から分離された反応室中へと燃焼し、
−その後、固体物質をガス状物質から分離し、
−次いで、固体物質を蒸気、および場合により空気を用いて処理し、
−混合室から反応室内への反応混合物の吐出し量は少なくとも10m/sであり、かつ
−ラムダ値は1〜10でありかつ、
−ガンマ値は1〜15である。
【0024】
X線結晶状態またはX線非晶質状態に関する本発明による酸化アルミニウム粉末の構造は、ガス流中での塩化アルミニウム濃度を変化させることにより制御することができる。ガス流中の高い酸化アルミニウム濃度により、X線結晶性粉末が産出される。
高い塩化アルミニウム濃度の定義は、反応器の構造に依存する;気体1mあたり0.2〜0.6kgのAlClを、製造装置における基準点として使用することができる。
【0025】
同一の製造装置中の塩化アルミニウム濃度を0.4〜0.6倍する場合、最大限の範囲でX線アモルファスである粉末が得られる。
【0026】
X線結晶性粉末または最大限の範囲でX線アモルファスである粉末を産出する調整に加えて、ガス流中のアルミニウム濃度を変化させることにより、例えばX線アモルファス酸化アルミニウムの定義された割合を含む粉末を得ることも可能である。
【0027】
本発明による方法の特別の実施態様において、空気および/または窒素からなる二次ガスを反応室中に導入してよい。一次空気/二次ガスの比は、有利には10〜0.5の値を有する。二次ガスの導入は、反応室中でのケーキングの回避に役立つことができる。
【0028】
本発明は、インクジェットメディアにおけるインク吸収物質としての本発明による酸化アルミニウム粉末の使用にも関する。
【0029】
本発明は、研磨材としての本発明による酸化アルミニウム粉末の使用にも関する。
【0030】
本発明は、分散液中での本発明による酸化アルミニウム粉末の使用にも関する。
【0031】
本発明は、充填材としての、キャリヤーとしての、触媒活性物質としての、セラミックベースとしての、電子工業においての、化粧品工業においての、シリコーンおよびゴム工業における添加剤としての、液体系のレオロジーを調整するための、熱安定化のための、表面被覆工業においての、本発明による酸化アルミニウム粉末の使用にも関する。
【0032】
実施例
分析
粒子のBET表面積をDIN66131に従って測定する。
【0033】
X線回折図をStoe&Cie社(ドイツ国ダルムシュタット在)からの透過型回折計により測定する。パラメータはCukα線、励起30mA、45kV、OEDである。
【0034】
フタル酸ジブチル吸収を、Haake社(カールスルーエ在)からの装置RHEOCORD90を用いて測定する。この目的のために、酸化アルミニウム粉末16gを、0.001gの精度で混練室中に導入し、室を蓋で閉じ、フタル酸ジブチルを0.0667ml/sの前決定された計量割合でその蓋の孔を通して計量供給する。混練機を1分間に125回転のモーター速度で作動させる。最大トルクに達した時、混練機およびDBP計量を自動的に切る。消費されたDBPの量および秤量された粒子の量から、DBP吸収を以下のように算出する:
DBP数(g/100g)=(DBP消費量g記載/粒子の秤量部g記載)×100。
【0035】
ヒドロキシル基密度は、Journal of Colloid and Interface Science125(1988)でJ.Mathias and G.Wannemacherにより公表された方法に従って、水素化アルミニウムリチウムとの反応により測定する。シアーズインデックスの測定はEP−A−717008に記載されている。
γ=供給されたH/化学量論的に必要なH
λ=供給されたO/化学量論的に必要なO
【0036】
実施例1:
AlCl2.76kg/hを蒸発器中で気化させる。蒸気を不活性ガス(2.00Nm/h)により混合室に移動させる。それとは別個に、水素3.04Nm/hおよび空気10.00Nm/hを混合室中に導入する。中央のパイプで、反応混合物を燃焼装置中に送り、点火する。燃焼装置からの反応混合物の吐出し量は31.4m/sである。火炎は水冷式火炎管(water cooled flame tube)中へと燃焼する。加えて、二次空気20Nm/hを反応室中に導入する。形成される粉末を分離し、下流のフィルターで分散し、次いで約600℃で水および蒸気により向流で処理する。粉末の物理化学的データは第2表に記載されている。
【0037】
実施例2から8を、実施例1と同様に行う。粉末のプロセスパラメータおよび物理化学的データは第1表に見出すことができる。
【0038】
図1Aは実施例1からの粉末のX線回折図を示し、図1Bは実施例4からの粉末のX線回折図を示す。実施例1からの粉末のX線回折図は、酸化アルミニウム変態のシグナルを明示している。他方で、実施例4からの粉末は、2θ=67゜で非常に弱いシグナルのみを示し、最大限の範囲でX線アモルファスとして特徴づけられている。両方の粉末の一次粒子は結晶性一次粒子からなる。図2は、実施例4からの粉末の高解像度TEM写真を示し、この状況を示している。
【0039】
【表1】

【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1A】本発明による実施例1からの粉末のX線回折図を示す図
【図1B】本発明による実施例4からの粉末のX線回折図を示す図
【図2】本発明による実施例4からの粉末の高解像度TEM写真を示す図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
火炎加水分解により製造され、一次粒子の凝集体からなる酸化アルミニウム粉末において、
−100〜250m/gのBET表面積を有し、
−フタル酸ジブチル吸収が50〜450g/酸化アルミニウム粉末100gであり、かつ
−結晶性一次粒子のみを高解像度TEM写真で示す
ことを特徴とする酸化アルミニウム粉末。
【請求項2】
8〜12OH/nmのOH密度を有することを特徴とする、請求項1記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末。
【請求項3】
塩化物含有率が1.5質量%を下回ることを特徴とする、請求項1または2記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末。
【請求項4】
45μmを上回る直径を有する粒子の割合が0.0001〜0.05質量%の範囲にあることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末。
【請求項5】
X線回折図において、67゜の角度2θで50を上回る計数率で表される強度を示すことを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末。
【請求項6】
X線回折図がγ−、θ−および/またはδ−酸化アルミニウムのシグナルを示すことを特徴とする、請求項5記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末。
【請求項7】
X線回折図において、67゜の角度2θで50を下回る計数率で表される強度を示すことを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末。
【請求項8】
−BET表面積が120〜200m/gであり、フタル酸ジブチル吸収が150〜350g/酸化アルミニウム粉末100gであり、OH密度が8〜12OH/nmであり、かつ
−高解像度TEM写真が結晶性一次粒子のみを示し、かつ
−X線回折図において酸化アルミニウム粉末が、67゜の角度2θで50を上回る計数率で表される強度を示し、かつγ−、θ−および/またはδ−酸化アルミニウムのシグナルを示すことを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末。
【請求項9】
BET表面積が125〜150m/gであることを特徴とする、請求項8記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末。
【請求項10】
−BET表面積が120〜200m/gであり、フタル酸ジブチル吸収が150〜350g/酸化アルミニウム粉末100gであり、OH密度が8〜12OH/nmであり、かつ
−高解像度TEM写真が結晶性一次粒子のみを示し、かつ
−X線回折図において酸化アルミニウム粉末が、67゜の角度2θで50を下回る計数率で表される強度を示すことを特徴とする、請求項1から4および7のいずれか1項記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末。
【請求項11】
BET表面積が135〜190m/gであることを特徴とする、請求項10記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末。
【請求項12】
請求項1から11までのいずれか1項記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末の製造法において、
−塩化アルミニウムを気化させ、その蒸気をキャリヤーガスにより混合室に移動させかつ、
−それとは別個に、水素、場合により酸素を用いて富化され、かつ/または場合により予熱されてよい空気(一次空気)を混合室に供給し、次いで
−塩化アルミニウム蒸気、水素および空気の混合物を燃焼装置中で点火し、かつ火炎は周囲空気から分離された反応室中へと燃焼し、
−その後、固体物質をガス状物質から分離し、
−次いで、固体物質を蒸気、および場合により空気を用いて処理し、
−混合室から反応室中への反応混合物の吐出し量は少なくとも10m/sであり、かつ
−ラムダ値は1〜10でありかつ、
−ガンマ値は1〜15である。
ことを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末の製造法。
【請求項13】
空気および/または窒素からなる二次ガスを反応室中に導入することを特徴とする、請求項12記載の方法。
【請求項14】
一次空気/二次ガスの比が10〜0.5であることを特徴とする、請求項12または13記載の方法。
【請求項15】
インクジェットメディアにおけるインク吸収物質としての、請求項1から11までのいずれか1項記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末の使用。
【請求項16】
研磨材としての、請求項1から11までのいずれか1項記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末の使用。
【請求項17】
分散液中での、請求項1から11までのいずれか1項記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末の使用。
【請求項18】
充填材としての、キャリヤーとしての、触媒活性物質としての、セラミックベースとしての、電子工業においての、化粧品工業においての、シリコーンおよびゴム工業における添加剤としての、液体系のレオロジーを調整するための、熱安定化のための、表面被覆工業においての、請求項1から11までのいずれか1項記載の火炎加水分解により製造される酸化アルミニウム粉末の使用。

【図1A】
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【図1B】
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【図2】
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【公表番号】特表2007−522062(P2007−522062A)
【公表日】平成19年8月9日(2007.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−544257(P2006−544257)
【出願日】平成16年11月30日(2004.11.30)
【国際出願番号】PCT/EP2004/013564
【国際公開番号】WO2005/061385
【国際公開日】平成17年7月7日(2005.7.7)
【出願人】(501073862)デグサ ゲーエムベーハー (837)
【氏名又は名称原語表記】Degussa GmbH
【住所又は居所原語表記】Bennigsenplatz 1, D−40474 Duesseldorf, Germany
【Fターム(参考)】